2020年05月17日

実は新富町、そばの名産地?

誠に残念ですが、この店は無くなりました。

我輩の住む新富町はソバを作っている畑が結構散見されるのですが、
(とは言っても我輩の住む上新田では見かけない、おもに富田辺り)
★本格的★蕎麦屋さんって感じの店はぜーんぜん無かったんですね。

まあソバ畑に白いそばの花が一面に咲いている風景を見はすれど、
人工16000人ぐらい居るという新富町(そんなに住んでんのか?)に
ソバを栽培している農家は40件ぐらいしかないらしいんで
実はそれ程新富町ソバ推しじゃない可能性微レ存。
新富町って言ったらピーマンだろ普通。

でも青森から戻ってきたある日、新富唯一のカラオケ屋さん「ティファニー」で、
娘と2人で2時間耐久ボカロ&アニソン祭りを繰り広げたあと、側に蕎麦屋さんを発見。

その後結構ブランクがあったものの、ある日ふとその店のことを思い出したので、
たまには新富町でジャパニーズでヘルシーなランチでも食うかと足を運んだ店が
今回紹介する「そば処 しんとみの郷」です。

後で調べたところ、この店は口蹄疫で盛り下がった商店街の活性化のために、
商工会が補助金を使ってオープンさせた店なんだそうな。
という事は我輩が青森に行ってから暫くして出来た店なのね。
(我が家が青森に転勤したのは口蹄疫のちょっと前ぐらい)



さっきも言ったけど場所はティファニーの隣。
もっと解りにくく言うと新富のほっともっとの裏。
なお、クルマはマルショクの駐車場に停めればおk。

定休日は木曜日で営業時間は昼間のランチタイムだけみたいなんですが、
夜は事前に予約すればそば懐石とかいうのが食えるらしいです。



石臼で引いた10割そばが食えるという店だけあって、
どのメニュウもそこそこいいお値段(かけ蕎麦1杯645円)がしますが
まあ蕎麦って基本安い食材じゃないからね、まあしょうがないね。
温泉で有名な観光地とかの蕎麦屋に比べると割と良心的です。



我輩的にこういう蕎麦屋は蕎麦以外のサイドメニュウで
どれだけ楽しませてくれるかを見せてもらうために

この手のセットを注文するのが好きなのであります。

こちらのメニュウには「そば飯」という焼きそばの入ったアレではなく、
蕎麦の実が入ったご飯が付いております。



ワシは蕎麦食いに来たんだから飯は必要ないっていうのであれば
こちらのメニュウでも充分楽しめそうです。



まずは息子の注文したざるそばセット。
ほほうなるほど、写真通りオプション多彩じゃねぇか。
これだけ色々あって1080円なら充分リーズナブルでしょう。



10割蕎麦を謳うだけあって、蕎麦から放たれるオーラは結構なもの。
細く色艶のいい蕎麦は「まずはそのまま食べてみてください」って雰囲気。
でも店員さん持ってきた時にそんな事言ってなかったから躊躇せずに汁にドボン。

汁はカツオ辺りのダシが効いた甘めの、九州人の求めるソレの味。
蕎麦は汁に浸かっても蕎麦本来の仕事を忘れていない、しっかりした蕎麦の香り。
そして10割ならではの硬さと喉越し、うむ、コレは確かに良い蕎麦だ。



手前の揚げ物はそばがきに衣付けて揚げた、所謂揚げ出し蕎麦的なやつ。
そのままでは素朴で実直な味わいだけど野暮ったいそばがきが
天つゆと油を纏ってなかなか優雅な逸品。

小鉢の緑色の草は何かなと思ったらまさかのパセリ。堂々と塊でドドン。
パセリ嫌いな人は受け付けないでしょうが、我輩はコレが気に入った。

奥に控えているサラダは蕎麦を揚げたパリパリしたものが添えられたサラダ。
このパリパリが野菜のパリパリとよく合って旨かった。



デザートは蕎麦のういろうとキンカンの甘露煮。
蕎麦のういろうはもち米が入っているのかな、
そばがきよりもしっかりしてモチッとして意外な旨さ。



嫁の注文した天ぷらそばセット(COLD)は小鉢類に変わって天ぷらが鎮座。
でも揚げ蕎麦載せたサラダは標準装備なのね。
天ぷらはそばつゆで頂くようですが、ごま塩も添えられております。



娘のは天ぷらそばセット(HOT)の蕎麦は汁の中に蕎麦だけ、
ネギとかは無しというとてもシンプルで素材の味わい族には嬉しい設定。
まあ我輩はネギぐらい入れてくれって思うんですがね。

でも蕎麦の香りをダシと共に感じたいのなら薬味は無粋か?
汁はやはり、九州では石投げれば当たる塩味薄めのサラッと甘いやつ。
そして天ぷらそばだから天ぷらを蕎麦の丼にブチ込めば2度美味しい(適当)。



新富産を強調している店なんだから野菜は当然新富産だよなぁ?
ピーマンは絶対新富産じゃねぇとウチの職人が激怒するぞ。



我輩の注文した鶏南蛮蕎麦は薬味が別で付いてきました。
ネギと柚子胡椒と天かすを好みで入れて楽しめるような手配。
そしてやっぱりサラダ推しなのね、この蕎麦屋。

鶏の出汁が加わった鶏南蛮は蕎麦の味わいにコクがプラスされ、
それでも蕎麦は己を見失わずに蕎麦であることをサラリと主張します。

柚子胡椒は汁に溶かさず、鶏に付けて蕎麦と楽しむとなお旨し。



どれを頼んでもそれぞれ旨い、しんとみの郷。
そして本格的なのにそこまでバカ高くない。
量も普通の胃袋なら充分でコストパフォーマンス高めです。

新富で旨いの食いたいけど何処がいいって言われたらまず、ココを勧めて間違いないでしょう。
食べログ評価が星3.3というのは納得いきませんが、
我輩が旨いって言っているんだから、しんとみの郷は間違いない!



店内のテレビはクッソつまんねえワイドショーではなく、
新富の四季の風景、イベントを流して居るのも高感度高し。



でもさぁ、そのひこーきの写真いつの時代のだよ?
T-2確かにカッコいいけどさぁ、もう少し映える新しい写真なかったのかね?
これか?コレが原因で食べログ評価低いんか?んなこたぁねぇな。  

Posted by 砥部良軍曹 at 00:56Comments(2)めしお店

2020年05月15日

川南のフォーリーフの食べログ評価を信じてはいけない

我輩は美味しかった食べ物屋さんとか、鉄砲とかのネタをブログに載せる際、
己の知識が間違っていないかとか、正確なデータはどうとか確認するために、
出来る限り公式ページや確実な情報筋を探して正しい記事を書くように心がけているんですが、
飯屋の件について調べると大抵我輩の前に邪魔してくるヤツが居ます。

それは・・・食べログ。
書かれているレビューは大体あっているんですがね、
時々おかしな事を書いているレビューも見かけるし、案外役に立たねぇし、
ソレよりも我輩がメチャクチャ気に入った店で評価が星3つぐらいってどういう事よ?
それとも何かね、我輩の舌は常人とは別の次元にあるということかね?



つー訳で唐突に本題に入らせていただきますとともに、
数ヶ月前の話で誠に申し訳ない(申し訳ないとは思っていない)のですが
正月3が日過ぎのある日、「門川温泉 心の杜」に行った帰りに、
何処でディナーを食おうか思案した結果このブログでも大分昔に掲載した
川南の「FOR LEAF」に行くことにしました。

ま、正月明けで店やってなければジョイフルでいいかなって思いながら、
期待せずに店に行ったらしっかり開いてましたんで
川南町役場の駐車場にリビドー号を停めて入店。



クソガキ共に「年明けだから好きなの頼みやがれ!遠慮すんな!」
剛毅に啖呵を切ってみたら余計困惑しやがったので、
「んじゃあこのディナーコースの中から選べ、!他の選択肢はなし!」

でもハンバーグのディナーコースで1880円、ステーキは2480円なら、
適正価格だなと思うのは我輩の金銭感覚がおかしいのでしょうか?

尚、前日に魚を食べたので我輩的に魚のムニエルはスルー。



チキン南蛮や豚ロースのフルコースも1880円ぐらいなら
アグリーナミヤチクのと同じぐらいのお値段なんで、悪くはない?
川南といえば旨い豚肉で有名ですからね。
いやでも、チキン南蛮1880円は少し高い気がするぞ?気のせいか?

ただ、デザートは別売り(+250円)なのが残念かなとは思いましたがね。



まだ嫁と付き合っている頃ならフォーリーフコース3000円を注文しちゃうんでしょうが、
流石に晩飯代でお一人様3000円を超えるとドン引きしてしまう今の我輩。

そしたら娘が「アタシこのパスタのコースでいい」と弱気な発言をしやがったので、
頭にきた我輩「馬鹿野郎、正月明けは贅沢してもいいんだよ!」と怒鳴り、
娘には強制的にステーキを注文することにしました。
その代わり我輩は少し安いのを注文する。それでプラマイゼロ。



尚、嫁は「おつまみを色々注文して飲みたい」と抜かしやがるので、
バッチェ冷えているビールと酒に合いそうな品を数品注文しました。
フォーリーフは宴会コースもあるみたいですが、
ココで宴会したら色々旨そうなメニュウに囲まれる宴会になってさぞかし楽しかろう。



フルコースを注文するとまず先に来るのは前菜ですね。
フォーリーフの場合は前菜っつーよりは突き出しみたいなのが出てきて
コレはこれで面白いというか、悪くない。

大根をトマトで煮込んだやつは和風のラタトゥイユみたいで優しい味。
(なお、最近歳のせいかラタトゥイユという言葉を思い出すのに20分かかった)
真ん中の貝のカルパッチョみたいなのは小鉢でもう少し沢山食いたい。
太いゴボウの揚げ物は事前に煮て味付けしているのでゴボウらしい歯ごたえはないけど味はよろし。



ああ・・・次はサラダだ。いやしかし草よりも海鮮の割合が多いな。
茹で加減が絶妙なプリプリのエビや貝類が入っているサラダは
ドレッシングの味が野菜と海鮮をうまく調和させて
これだけで酒のつまみになるレベルの一品です。

サラダが旨い店は期待していい。
我輩の過去の経験から導き出した持論であり結論です。



となるとスープも期待していいなと思っていると
上に随分膨らんだ物体を載せたものがやってきました。



キノコみたいな物体の下にはきのこのポタージュが隠れていました。
蓋をスープに浸して食べるのが面白美味しいのです。
こういう遊び心に溢れる料理を出す店はなかなかありません。



息子の注文した特製デミグラスハンバーグ
箸で切ると断面から汁があふれる川南産の豚の挽き肉の味もさることながら
デミグラスが効いたソースがまたトラディショナル&クラシックな懐かしい洋食の味わい。
コレは残ったソースもご飯と一緒に味わいたくなる!
ハンバーグはパンよりもご飯だよ、白い米(断言)!



娘の宮崎県産黒毛和牛サーロインステーキは箸で食えるように切られて登場。
でも宮崎県産牛の旨い肉だから箸で切れるんだよねこの肉
そしてその肉の味を倍増させるデミグラスソース!
ううむ、コレは他県民が遊びに来たときに自慢気に食わせてやりたい逸品!



骨付き肉が大好きな我輩が注文したのはあじ豚やわらかスペアリブ。
名前の通り柔らかくするために一度煮込んでいるので
焼きスペアリブのようなワイルドでガッツのある歯ごたえじゃないのが残念ですが、
煮込まれても肉々しさは感じられる食べごたえ。



箸で肉を切ると繊維質が整った肉&脂の断面がお目見え。
この辺がセクシー・・・エロいっ!そして柔らか旨い!
他のメニュウも旨さではかなりインパクトがあるんですが、
フォーリーフらしいメニュウはやはりコレですよね。



息子、肉が来ているというのにスープに夢中。
「親父もコレぐらい旨いスープを作ればいいのに」というコメントは余計なお世話です。



娘は久しぶりに食らう宮崎県産牛に言葉が出ません。
宮崎牛のステーキって家で食っても店で食っても高いから、
どーせなら店で食ったほうが絶対旨いよね。



洋食だからパンでいいやって思ってパンにしたんですが、
正直な話、このモッチリして美味いパンより白い飯がベストチョイス。



まあそれはパンが悪いんじゃなくておかずの味がご飯寄りだったという話で、
生ハムのカナッペはワインと一緒に頂きたい逸品でしたよ。
まあ我輩は白ワインしか飲めねぇけどな。



南九州と三沢ぐらいでしか食わねぇ豚軟骨の煮込みは焼酎に合うツマミ。
軟骨までトロトロのコイツも勿論、川南のあじ豚でございます。



ただね、クリーム水餃子はどっち方向に寄せてんのかこれもうわかんねぇな。
ま、餃子はモチモチ感のある水餃子用のやつで美味しかったし、
クリームと餃子の組み合わせはロシアのペリメニみたいで面白いんですがね。
ということは何かね、コイツはウオッカで頂けと?(でもウオッカは無かったハズ)



宮崎の隠れた名物メヒカリの唐揚げもここで食えるとなると、
フォーリーフに置いていないのは地鶏炭火焼きぐらいじゃねぇかって?
久しぶりに来店しましたが、前回以上に欲張りで美味しい店になっていました(上から目線)。
ううむ、フォーリーフ、こういう居酒屋が近くに欲しい。



雰囲気も良くてパスタやピザもあって楽しいフルコースも食えて、
尚且居酒屋メニュウも豊富で充実しているフォーリーフの食べログ評価が
星3.5ぐらいっつーのはどーも納得いかんので、
今後も我輩がこのブログで色々食い歩いて、色々紹介して、
真実を伝えなければいかんなと思った次第です。  

Posted by 砥部良軍曹 at 23:28Comments(0)めしお店

2020年05月13日

酒なんか要らねぇからフルーツ食おうぜ!

3度の飯を覗きに来られている皆様方、如何お過ごしでしょうか?
我輩はコロナウィルス騒ぎで外に出るのも止めろと騒がれる毎日なので、
1日中寝て過ごすか、気分が乗ってきたらエアガンの整備しているか、
携帯でネット見ている(大半はコレで時間を潰す)みたいな自堕落生活を繰り広げております。

まあこういうコロナみたいな未曾有のウィルスに関しては、
感染を出来るだけ避けることで被害を抑えることによって
医療は勿論、社会的な混乱の元を出来るだけ少なくすることが一番の対処法だと思うので、
対処法が確立して不要な死者とかが抑えられるようになるまでは
浮かれたことはせずに辛抱するしかないかなと思います。

暇ならブログの更新しとけよってツッコミも多々あるかと思われますが、
我輩もブログのネタはそこそこストックしてはいるものの、
最近語彙力が落ちた&キーボードを叩く速度が落ちた&記憶力が落ちたの
トリプルフォールコンボ状態ということでブログ放置プレイ状態でした。

でも本日、我輩がこの自粛と自堕落生活に飽きてきたというのと、
宮崎ではそろそろコロナ収束に向けて兆しが見えてきた風潮を感じたのと、
1ヶ月放置していたらランク外になってしまったブログの再生ということで
ボチボチ活動再開するかなという気分になってきたのでございます。


ところでもうそろそろ、東村アキコという宮崎県串間市出身の活力的な、
少し暑苦しウザったい漫画(半分褒め言葉w)を描かれている漫画家の

出世作である「ひまわりっ~健一レジェンド~」がドラマ化されるということで、
青森に居た頃にその漫画の存在を知って古本屋で全巻購入し、
所々に出没する宮崎ネタに歓喜していた我が家だけが勝手に盛り上がっております。

その「ひまわりっ~健一レジェンド~」でお父さんの健一がバフェを食っていた店、
そう、宮崎では知らないものは居ないらしい「フルーツ大野」に
宮崎に戻ったら絶対行きたいとウチの娘は言い続けてきたのです。

でもさ、甘い物好きの我輩もフルーツ大野はいつか行きたいと思ってはいたけどね、
小さい店構えだからいつ行っても満席で店に入れないんすよあの店。

しかし2月15日、バレンタインデェの次の日に同期のゴリラ一家が遊びに来た時、
宮崎市内の居酒屋で地鶏食って盛り上がるついでに(というかこっちがメイン)
我輩は意を決してフルーツ大野に攻め込むことを決意したのです。
今食わなければ、一生食えないぐらいの気分で。
そしてフルーツ大野に行く話は誰にも告げずに。

居酒屋で宮崎的お決まりのメニュウを注文して舌鼓をうつゴリラ、
久しぶりに市内で飲めるということで勝手に盛り上がるバカ嫁、
(嫁、焼酎のメニュウを日本酒と勘違いして店員に呆れられてた)
そして大人たちの盛り上がりをよそに適当につまみを食ったら
飽きてしまってゲームに興じるクソガキ共。

そんな状況下、我輩の神経は地鶏も殆ど食わずにフルーツ大野に一点集中。
(すみません嘘です、地鶏のタタキは我輩が半分以上食い尽くしました)
そして時計の針が20時ぐらいになり、クソガキ共も暴れそうになった頃に、
まだ飲みたいとほざきやがる嫁にビンタして店から強制退去、
フルーツ大野を目指して(ていうか居酒屋からフルーツ大野までの距離、20m程度)侵攻。

ところでさぁ、宮崎市内って居酒屋たくさんあるけどさぁ、
また期待、いや、来たいって思えるような店って案外少ないよね?
それとも何かね、我輩の要求が高望みすぎるということかね?

まあそれはいいとして、フルーツ大野に到着したらうん、予想通りでしたね。
小さい店内は人一杯で入れない、ていうか雨なのに外にも人待っているし。
ていうかそれ以前に2家族7人を受け入れるサイズじゃねぇよねこの店。
でもそこらへんは我輩の想定の範囲内、次の行動に移ります。

ということで「んじゃあ今からフルーツ大野の別店舗に行くぞ!」と指示を出し、
一人傘もささずにグーグルマップを開いて雨の中を突進する我輩、
そしてそんな我輩を困惑しながら追いかける嫁&クソガキ+ゴリラ一家。
でもなぜか道に迷って少し引き返す我輩、更に困惑するその他一同。

どうやら店の場所がマニアック過ぎるのか、雨で電波障害が起こっているのか、
それとも何処からか妨害電波を出している輩がいるのか、
グーグルの力を借りてももう一つのフルーツ大野にたどり着けない我輩。



もう一度マップを見直し、長年の勘で当たりをつけて再度アタック。
一度大通りに出て、南宮崎方面に少し進み、右向いて細い道に入るとありましたよ、
今回の目的地の「フルート大野 アネックス」
店の存在を示すものはビルの入口に置かれた立て看板だけという謙虚さ。
(一応上の方にもちっこい看板はあったみたいだけど)
そして超高速で店を探していた我輩の後ろには家族誰も居らず。

先陣きってビルの2階に上がって店内に侵入し、店員さん捕まえて、
「すみません7名で五月蝿いガキも居るんですが入れますかね?」と、
脂ぎったヲタ野郎のような早口で聞いたところ「大丈夫ですよ」と嬉しい返事。
暫くしたら我輩をしっかり追尾していた息子がやってきたので、
他の家族を電話で呼び出して無事全員集合。入って、どうぞ。



店内はカウンターと喫茶店のようなちっこいテーブルが数席、
そしてパリピ用の大きな席が空いていたのでそこを陣取ることになりました。

うーむ、コレは予想以上にアダルティな雰囲気じゃのう。
子供を連れての入店は些か場違いだったかもと思いはするものの、
念願のフルーツ大野に入店できた嬉しさが最優先。



カラフルなメニュウを見ると、いやマジでどれにするか悩むんですけど?
まだマンゴーの季節じゃないけど、冷凍マンゴーのパフェはあるんだ。
2月だからまあしょうがないね。ココは日向夏orたまたまでもイッとくかな?



そして事前の下調べ通り、どのメニュウも1000円オーバー。
でもフルーツ一杯盛っているからまあ多少はね。
それに昨年、我が家はゴリラ一家に入船のうなぎを奢ってもらったので、
ココは身銭をケチっている場合ではない!



注文したらお冷と一緒にお通しが出てきました。
本店で販売している甘いポップコーンとドライフルーツ。
コレが意外と旨くてツボに入った我輩。





ゴリラ家ご子息はパフェが好みじゃないということで、
フレッシュフルーツのジュースを注文したんですが、
コレが大分お好みだったようで速攻で完食、いや完飲?



バカ息子は「じゃあ俺は王道を征くイチゴパフェで」と王者の風格で注文。
うわ、ココのパフェカサ増しのシリアルが入ってねぇ(困惑)?!
イチゴの下はバニラアイスでその下はどう見てもフルーツです、本当にありがとうございました。

なお、ゴリラもイチゴパフェを注文しようとしたので、
「いやお前そこはゴリラらしくバナナパフェ頼めよ」と言ったのですが、
お前のモンキーバナナへし折るぞと脅された我輩でした。
余談ですがゴリラのイチゴパフェは子どもに大半食われた模様。



40秒悩んだ挙げ句に我輩が注文したのはトリプルパフェ。
イチゴと日向夏と完熟金柑たまたまが載っかった欲張りな逸品。
イチゴの甘みと軽い酸味、日向夏の酸味とほのかな苦味、
そして主張の激しいタマタマがパフェグラスで激しくぶつかり合う!

フルーツとともに普段は絶対に食わないバニラアイスを頬張ると、
アイスと果汁が口内で融合して幸せな瞬間を生み出すこの悦び!
ああ、コレは確かに宮崎人を魅了するパフェだな(確信)。



そして娘が注文したお値段1600円(税抜)のメロンパフェ!
「いや、こういう店って次何時来れるかこれもうわかんねぇし、
ずっと来たかった念願の店に来たんだからかなり悩んだよ」と語る娘、
そしてノーリアクション、ノーフェイスでしみじみとパフェを口に運び、
青森でずっと夢見ていたフルーツ大野に来た喜びを噛みしめる娘。



余談ですがまだ飲み足りないとかほざいていた嫁は
フルーツパフェガン無視でフルーツカクテルを注文しておりました。
ま、嫁は若い頃にパフェ食ったことがあるらしいからいいんでしょ。



念願のフルーツ大野、予想以上にフルーツで一家一同大満足。
我輩の独りよがりな行動が久しぶりに功を奏した模様。

帰り際に入口写真取ろうとしたら店員さんに笑われましたがそれもヨシ!
雰囲気もよし、パフェのクオリティもよし、全てがヨシです。
酒を飲まない我輩的には「宮崎市内の飲み会の締めはココでもいいんじゃね?」

コロナ収束後、宮崎市内に来たらまた行かねばならぬなと思案しております。
夏はマンゴーの季節だから、マンゴーパフェが食えるぞい。  

Posted by 砥部良軍曹 at 22:45Comments(0)お店

2020年02月23日

新富ダメ人間同盟は地鶏屋の夢を見る

気がついたら我輩が首を吊ろうとして失敗して、
西都病院に通うようになってから1年が経っちまったんですね。
あれから薬のお陰もあってか死にたいとは思わないと言いたいところですが、
死ぬ以外に今の状況から抜け出す方法はないものかと考察する毎日です。

ただね、仕事の事もまともに考えられないのに人生のことなんか考えられるはずがない。
当然ではありますがそういう脳内状況ではブログをアップする気力もないです。


さて、我輩自身が若い頃から今の仕事を永く続けるという行為に疑問を感じているため、
辞めた後輩から謎の共感を抱かれているのであろうか
時々「話がしたいんで会いに来ます」と誘われる機会が多い我輩。

一昨年のある日、吉六会同志でもあり良き後輩でもあった現在滋賀県在住の長介が、
我輩や同じく辞めてしまった延岡と熊本に住む同期に会いに来たいというのがきっかけで、
「んじゃあ年に1回はこのメンツで集まってお互いの古傷を舐め合おうぜ」という趣向の
新富ダメ人間同盟が結成されたのであります。

メンツは我輩と、我輩の5つぐらい下の同期入社の後輩3名。
思えばコイツラぐらいまでが我輩が一番可愛がった後輩。
それより下の後輩になると我輩の少し下の後輩が可愛がって(体育会系的な意味)いたんで、
我輩が手塩にかけて育ててきたのはコイツラぐらいまでなんですね。

んで、コイツラ一同は新人の頃によく色んな店に連れて行って飯を食わせたり、
酒を飲んだりした過去があるからコイツラも我輩を慕って集まってきたんですね。

新富ダメ人間同盟の記念すべき第一回目の会合は
我輩の職場での宴会の後、高鍋の飲み屋にて実施されたのですが、
そこではただ酒を飲んで盛り上がるだけに留まりました。



折角長介がフェリー使って来てくれるんだから
2回めのダメ人間同盟の集まりは宮崎市内で地鶏を食おうということになったのですが、
前日まで忙しい我輩、結局店を探す暇もないし、
それ以前に宮崎市内度の店が美味しいのか検討もつかない。
適当にブラブラして予てより気になっていた店に入店することになりました。

その店とは新規のキレイで小洒落た居酒屋が増える宮崎市内で
昔ながらの独特の雰囲気を醸している「串道場 でんでんでん」というお店。
場所は宮崎県宮崎市橘通西3-2-10、フルーツ大野の近所。

焼き鳥屋でも地鶏は食えるだろって思考もありましたが、
我輩基本福岡人だから焼き鳥屋さんって好きなんですよね。



メインのメニュウは焼き鳥or串焼き。期待通り地鶏とチキン南蛮もあります。
他には揚げ物類や漬物や塩辛的な小鉢類程度。
コレぐらいの種類なら迷う事がなくてよろしい。



とりあえず宮崎に来たならコレ、生の鶏肉を食うべきでしょう。
最近でこそ地鶏の刺身を出してくれる店は増えましたが、
昔は意外と少なかったんだよなぁ。
タタキを提供する店はそこそこあるんですがね。

長介も久しぶりに食う鳥刺しに「コレコレ!コレが宮崎だよ!」と感激。
我輩も好物のズリ刺しが出てきてくれて満足です。



地鶏屋のトッピング、何が好み?キャベツ?それともキュウリ?
付けるとしたらおろしニンニク?それとも柚子胡椒?

我輩は断然キュウリ&柚子胡椒派なんですが、
時々モヤシが付いてくるところがあるのは美味しい不意打ちですよね?



多分このメニュウを注文したのは延岡在住のトシちゃんだな?
コレなんなんだろうなと思いながらメニュウの写真を探してみたら、
「和風しそギョーザ」というのがあったんであーそういえばあったよね!
餃子の皮の代わりにシソで包んで揚げたやつがあったわ!

コレが意外と旨くて「今度から餃子作ろうとして皮がなかったら、
紫蘇の葉で作ればいいじゃん(断言)!」
と言ったものの、
「いや、餃子作ろうとして餃子の皮を買ってないのはありえない」と、
トシちゃんから冷静なツッコミを食らったんでした。



我輩がいつも思うのは「焼き鳥屋で串盛りを頼んだとき、
どのような編成で盛りを作ってくれるかがその店のセンスである」

ココでしょーもないのしか出なかったら速攻で店出ようぜって思っちゃう。
そしたら随分彩りのバラエティに飛んだのが出てきて歓喜ですよ我輩。

ところでさ、最近居酒屋に行くと焼き鳥を串から外そうとする人種がいるみたいですが、
焼き鳥って串にかぶり付くから旨いんじゃねぇのかって思うのは我輩だけでしょうかね?
シェアしたいんなら追加で注文すればいいんだよ全く!



ところでさぁ、普通ベーコンに巻かれて出てくるものと言ったらアスパラガスだよね?
この店ではソーセージが巻かれていてデブ歓喜!肉-in-肉の組み合わせって最高!



でも我輩的に一番気に入ったのはコレ、鳥モツの焼き鳥でしたね。
焼き鳥のレパートリーにこういう素人向けじゃないブツがある店って
我輩的にもっと注目されてもいいんじゃねって思いましたね。

結論「宮崎で焼き鳥食うならでんでんでん(確信)」。
店は狭かったけど薄暗目で結構落ち着けるし、雰囲気も味もよろしい。
宮崎は最近こういう居酒屋って少なくなってきた気がする。



次の年の新富ダメ人間同盟の会合は「粋仙(すいせん)」。
宮崎駅から「あみーろーど」というちっこいアーケード街に入って、
アーケードを抜けて左に曲がったところにある店。

まあココに関しては今更説明の必要がないんじゃねって言う有名な店。
有名なのは知っていたし、後輩からも「イイっすよ~」と聞いてはいましたが、
いざ店を探してみると意外と解りづらい雰囲気の店で草。

グーグルマップがアレば何でも探せるって皆は言うけれど、
意外と見つけにくい店もあるもんじゃぞ?



粋仙は地鶏の専門店。だからメニュウも90%ぐらい地鶏(言いスギィ)。
あまりにも人気がありすぎて予約は2週間以上前に予約しないと駄目っぽいし、
予約しても次のお客さんのために店内には2時間ぐらいしか滞在できないという。



メインの地鶏炭火焼きは柔らかいのと硬いのがあり、
柔らかいのは噛みしめると肉汁と脂がほとばしり、硬い方は噛むと旨味が溢れ出す。
我輩的には硬いのが好み(意味深)ですけどね。



ていうか地鶏炭火焼きの種類に赤鶏(一般的に食えるやつ)
宮崎地頭鶏(柔らかくて高級、最近有名なやつ)と
赤刀根鶏(写真のやつ)と色々あってどれ食えばいいか悩む。
ま、全部注文して食べ比べればいいんですがね。

尚、新富ダメ人間同盟は肉欲に任せて炭火焼き3種類ぐらい注文して、
色々食べ比べてみたところ満場一致で「食べ慣れた赤鶏が一番っすね!」



我輩がこの店に来たかった理由は「鳥の刺身が旨いと聞いたから」。
宮崎地頭鶏の刺し身は予想以上の旨さでした。
特に我輩が気に入ったのが炙りレバー、独特のコクととろける食感がたまらんのです。
砂ずりの刺し身も雑味がなくてスッキリした味わい。



宮崎のデブの大半が好きであろうチキン南蛮(モモ肉)も勿論絶品です。
我輩はもう少し甘みのあるタレが好きですが、でもやっぱり旨い。
たまらなくなってご飯を注文しだすダメ人間約1名発生しますが、
チキン南蛮は御飯のおかずであってツマミじゃないからまあ多少はね。

余談ですが宮崎には「チキン南蛮原理主義者」という宗教が存在しており、
そいつらはムネ肉で作ったチキン南蛮しか認めないそうです。




「さっきのササミの刺し身、旨かった~」と後輩共が唸りだすので、
ササミだけ追加注文しちゃいました。
まあササミは脂肪分少なくて健康的な肉だから、大量に食っても問題なし?



宮崎で根付こうとしたけど彼女に見捨てられて故郷へ帰ったダメ人間、
浮気がバレて離婚して故郷に戻ってまた結婚したけどまた浮気して修羅場を見たダメ人間、
幹部に昇任したけど仕事が多忙すぎて狂ってしまったダメ人間、
そして今の仕事が嫌で仕方がない我輩というダメ人間の集まりは
旨いものを喰らいながらダメという共通キーワードで固く結ばれた友情を深め合うのでした。

さて、今年のダメ人間の集いは何処の地鶏屋さんで実施しようかな?  

Posted by 砥部良軍曹 at 23:30Comments(2)めしお店

2019年11月04日

ピッツアは石窯焼きに限る!

ねぇねぇ、我輩いっつも思うんだけどさ、
話が通じないアレな人の事をアスペとか言ったり、
何かとヤバい人の事をサイコパスとか言う人が居るけどさ、
ガチの変態が思っている程大量に存在しないのと同様、
アスペやサイコパスってそう簡単に口に出す程存在しないと思うんだよね。
多分割合率的に1000人に1人ぐらい?

だからさ、3度の飯(以下略)をご閲覧の常連さんは今度から、
人としてありえねぇ生き物のことを日本古来より使われている
「アホ」という言葉でサラリと片付けて近寄らないようにしましょう。


さて、こないだの土曜日、クソガキ共がお泊りで熊本まで出かけやがったので、
久しぶりに夫婦水入らずでブラブラしていたんですね。

でもブラブラしすぎて気がついたらランチの時間はとっくに過ぎて14時前、
さてどこで昼飯を喰らおうかと軽く思案して何を血迷ったのか、
イオン近辺から以前から気になっていた
大塚町の肉料理専門店があるところまで移動したんです。
そしたら何ということでしょう、そのお店は13時半でオーダーストップ。

残念な気分で店を出たところで目に入ったのは
目的の肉料理屋の隣の店の入り口に高く積み上げられた薪。



場所は宮崎市大塚町城ノ下2770-3。
トリコロールでイタリアーノな店の看板を見ると
「ラ・フォルトゥーナ ピッツェリア トラットリア」と書かれています。
ぬぬぬ、イタリアンの店の前に薪があるということはコレはもやし、もとい、もしや!
我輩の腹の虫も「迷わず行けよ、行けば解るさ!」と言うので迷わず入店。



アタリでした。石窯で焼いたピッツアを食わせる店!
三沢で石窯で焼いたピッツアの虜になって以来、
探してみたけどなかなか見つからなかった石窯のある店!

我輩、食い物屋を見る目が鍛えられたのかニュータイプの感なのかは不明ですが、
店の入口を見たり料理の写真を見ただけで店の旨い不味いが直感で解るのです。



ランチのメニュウはピッツアとサラダ、ドリンクが付いて1200円(税抜)。
昼飯には少々お高めだとは思いつつ(イヤ、宮崎市内の気取った店よりは安いけどね)も、
石窯のピッツアを食える魅力が今、我輩の目の前にある!
メニュウが少なめなのも迷いを生ずることがなくてよろしい。

ドリンクのところは印刷フォントなのに他のメニュウは手書きなのは、
月替りぐらいでメニューが変わるからそうなっているのだろうと推測。

他には申し訳程度にパスタメニューが有るようですが、
嫁も我輩も迷うことなくピッツアのランチを注文します。



注文してから直ぐにサラダが運ばれてきました。
シャキシャキの野菜に濃い味丁度いい量のドレッシング、
脇に添えられている豆とツナ?は意外と我輩好み。
さり気なくさり気あるサラダからメインにも期待していいと(確信)。



そしてサラダを食い終えるとすぐにやってきたのは
嫁が注文したピッツアの定番マルゲリータ。
トマトソースとモッツァレラ、そしてバジルの組み合わせは、
まさにピッツアの王道を征くものであり、基本。
アーマライトで言うならM16A2、AKに喩えるとAKM。
(注釈:ニワカは「AKの基本はAK47だろ?}と言いたいかもしれぬが、
削り出しフレームのAK47は試作的意味合いが強いものであり、
AKの真の完成形はプレスフレームのAKMなのである、異論は認めん)

酸味だけでなく甘みも感じられるトマトソース、
ダイワファームのモッツァレラは旨味抜群、
そして石窯でカリッと焼けた生地は耳まで旨い!最高だ!



トマトソースで生地がベチョベチョになっているのが好ましくない我輩は、
フレッシュトマトとアンチョビのピッツアを注文しました。

嫁のピッツアを食い終えてから少し間があってやってきたソレは、
瑞々しすぎて生地が汁っぽくなってしまうようなトマトの甘み、
シレッと存在感を漂わせるアンチョビの塩気と風味、
そしてその2つを華麗に繋ぎ止めるモッツァレラが織りなす至福の逸品!

更にトマトソースがない分、生地の旨みをダイレクトに感じることも出来る。
コレは「ああ、生きていて本当に良かった」と思わされる味わい。



ピッツアが旨すぎてワインが飲みたくなったとか嫁が抜かすので、
「アンチョビとモッツァレラには香りが複雑な赤ワインが合う」と指南したところ、
そういうワインが来てくれてコレは酒が飲めない我輩も一杯飲みたい気分。



でもね、ピッツアもピザも一番合う飲み物は実はビールなんですよ。
ホップの苦味と泡がトマトソースやチーズに合うんでしょうね(適当)。
中々お目にかかれないイタリアのビール、我輩も飲んでみたい。

ただ、我輩的にはこういう旨味に満ちたピッツアは
シメイとかロシュフォールみたいなベルギーのトラピストビールが合うと思う。



我輩は美味しいピッツアを食えたことで大満足してしまったのですが、
嫁はデザートも欲しいということで〆に窯焼きバナナを注文。

こんがりと焼けたバナナは見るからに甘み抜群で、
冷えたバニラアイスと口に放り込むと確実に旨いやつです。
ま、我輩バニラアイスはあんまり食わないんだけどね。



シンプルでシャレオツな空間で食らう石窯で焼いたピッツア。
宮崎でこれだけ気の利いたピッツアの店は中々見つからんでしょう。
大塚町は我輩の縄張り外でしたが、今後はちょくちょく足を運ぶことになりそうです。
ていうかこの近所に住んでいる同志居ねぇかな?
この店テイクアウトもやっているから、夜戦の時に持ってきて欲しい。

自宅建立の暁には家の脇に全天候型バーベキュー小屋を建てて、
流し台の脇にピッツアの窯を作ろうと目論んでいる我輩、
店主に「このピッツア窯、どこで仕入れた?」と聞いたところ、
東京でこういうのを作る職人にオーダーして作ってもらったとの事。

ううむ、その熱いアツゥイ拘りが貴方の味なのですな、感服。

次に来たときはピッツアの女王(勝手に我輩がそう呼んでいる)、
クワトロ・バジーナじゃなくてクワトロフォルマッジを注文したいな。
(余談だが我輩的ピッツアの王様はビスマルク)


追記:娘の誕生日に色々ピッツア食べてきました。







想像通り、クワトロフォルマッジ旨かったです。  

Posted by 砥部良軍曹 at 02:33Comments(0)めしお店

2019年10月07日

我輩が西都で初めて飯を食った店

最近、網戸に大量に張り付いていたり、無断で室内に侵入してくる、
「やけど虫」(本名はアオバアリガタハネカクシ)を倒すのに
ブレーキパーツクリーナーが有効であることを知った砥部良軍曹です。

いやマジで試してみてご覧、アイツラ面白いように絶命するから。
しかも人体には殺虫剤よりも比較的無害、そして殺虫剤よりも安い!
そしてブレーキパーツクリーナーは電動ガンの整備にも使える、最強です。


さて、今回のブログのネタは10数年ぶりにまた足を運ぶようになった、
西都のパスタ屋でディナーを楽しんだ話でございます。


我輩が宮崎に赴任した当時はまだクルマが買えなかったので、
(金の問題ではなく、職場配置から半年経たないとクルマが買えないというルールがあった)
10万円のパナソニックのロードサイクルで彼方此方お出かけしておりました。

まずは高鍋町、その次は佐土原、そして市内と色々足を伸ばして出かけたものの、
何故か(ていうか、皆が「何もないよ」と言うから行かなかった)西都は後回し状態。

しかし、「宮崎味本」というグルメガイドブック(まだあんのか?)に
心惹かれる店を見つけたので、そこに飯を食いに行くだけのために出かけてみました。



それが今回紹介する店、「ジキルとハイド」
場所はざっくりいうとPAOの近所、噴水のある広場を囲むように並ぶ店の一角。
ていうかそれだけ説明すれば多分、店を見つけるのは可能でしょう。
クルマはPAOの駐車場に停めれば一件落着。

クルマを持っていなかった頃から結婚するまで、
我輩はこの階段の上にある小さなパスタ屋さんによく足を運んでいたり、
この店で合コンをしたこともあったりしたのでありますが
結婚したらクソガキがまだ小さいということでこの店から足が遠のいておりました。

でももうクソガキ共もいい歳になってきやがったんで、
ちったぁ大人の世界っぽいところに連れて行ってやろうと思って
久しぶりに「ジキルとハイド」に足を運んだという次第。



この「ジキルとハイド」という店の何処が気になったのかと聞かれると、
我輩も25年程前の話なので上手く説明できんのですが、
所謂ニュータイプの感ってやつかな?というのは冗談で、
パスタとピッツアが食えるってところに興味を持ったんでしょうかね(適当)?
当時児湯郡にはあんまり、イタリアンなお店ってなかった希ガス。

でも店内に入るとイタリアンっていうよりはどちらかと言うとアメリカン。
謎のDJブースがあって昔は夜になるとココで皿回しをしている人がいて、
そこでクラシックしか知らなかった糞坊主である我輩は、
何を血迷ったのかディスコミュージックの虜になったのです。
そしてアース・ウィンド・アンド・ファイアーのベスト買ってしまうという。



メインのメニュウはパスタとピッツア。コレはランチでもディナーでも同様です。
特にパスタは聞いたことがあるスタンダードなメニュウから、
和風の不思議な組み合わせのものとかあります。
イタリアンと言うよりは昭和の小洒落た喫茶店のメニュウ系なのが多いです。
コレはパスタじゃなくて、スパゲッティって言ったほうがいいかも?

それはいいんだけどさ、パスタにセットで付けることが出来るメニュウにね、
ライス、スープ、サラダ、バケット、ガーリックトーストってあんだけどさ、
スパゲティ食うのに米付ける奴って居るのか?
居るからメニューに有るのか?謎は深まるばかりです。



この店がどーして「ジキルとハイド」という名前なのかは、
昼はパスタの店、夜はBAR的な店という2面性から名付けたそうですが、

そのコンセプトを具現化するべく、酒に合いそうな一品も揃っています。
ハンバーグで酒飲むやつって居るのかっていう疑問もあるんでしょうが、
我輩的にはハンバーグとステーキ、酒のツマミですが文句ある?
(ただしココ半年、我輩は酒を全くと言っていいほど飲んでいない)

んでね、ハンバーグとかステーキにもライス、スープ、サラダ、以下略が付けられるんだけど、
ハンバーグに米は時として相性抜群だからコレは問題ないよね。



なお、この店で合コンとか忘年会する場合は、
このような宴会メニュウもございますのでお試しあれい、稗田阿礼。
ビールだけでなく、カクテルも飲み放題だったはずなので、
女の子を酔わせて持ち帰りたいときに使える・・・か?

余談ですがココで合コンした時、一緒に来た先輩が、
「なんか面白いカクテル無いんか」って言うんでニコラシカを注文したら、
男子も女子も本人もドン引きして我輩一人で笑いをこらえていたのはいい思い出。
(注:ニコラシカ⇒ショットグラスに注いだブランデーの上に蓋をするように
レモンの薄切りを乗せ、その上に山盛りの砂糖を乗せたカクテル)



以前連れてきた事があり、ココで飲めるってことはご存知な嫁、
生ハムでクリームチーズを巻いたツマミを注文してやがりました。
こういう前菜系って過去に注文したことなかったな、我輩。

どうでもいい話ですが嫁は迫真空手部の三浦みたいに風呂上がりに
「ビール!ビール!」と五月蝿いので我輩は冷凍庫にビールブチ込んで
「大丈夫っすよ、バッチェ冷えてますよ」というのが日課と化している。
本当は「何で飲む必要なんかあるんですか」と言いたいんですがね。



昔サイコロステーキは注文したことがあるけど、デカいのって昔もあったっけ?
というわけでジャンボステーキ(正式名称不明)¥2000いくらかを注文したら、
草履みたいなアツアツの物体が来やがりましたよ、いい風景だ。

レアに焼かれた分厚い肉塊の上には申し訳程度の野菜とカッテージチーズ。
肉は多分、脂身の少ないアメリカンかオージー。だがそれがいい。
我輩は脂を食いたいのではない、噛みしめる度に肉汁吹き出す肉が食いたいんだ。
最近は歳のせいで脂身が辛いという本音もありますが、
それ以上に「脂身に金を払うのに嫌気が差してきた」という思考が勝ります。



おかずにもなる、つまみにもなる強力な肉料理、それがハンバーーーーグ!
付け合せがポテト、ニンジン、インゲンというのも昭和チックでたまらん。
ザ・トラディッショナル・ハンバーグと呼んでやりたい。

濃い味のソースが絡まったひき肉の塊は想像通りのハンバーグ。
ファミレスのヤツよりも肉がしっかりしており、拘り系のヤツみたいに気取らない。
おかずらしいハンバーグはどこでも食えるけど、
肉らしいハンバーグを食わせる店は少なくなってきましたねぇ。



でもジキルとハイドは基本、パスタのお店。
オニオンとベーコンのスープに浸ったクレッションとかいうパスタは
何の変哲もないようで、どこか懐かしい。
ま、昔我輩こういうスパゲッティ家でよく作っていたんだけどさ。



でも我輩が一番好き、ていうかこよなく愛したのは「海の幸」パスタ。
こいつを食うために特に要件もない西都に足を運んでいたと言う。
たまには別のやつを注文したけど、やっぱりコレジャナイと感じ、
追加でコレを注文したこともある若かりし頃の我輩。

アサリやムール貝、ホタテやエビが入った具沢山のスープパスタ、
見た目よりも味はしっかり目で食べごたえがあり、
尚且つジキルとハイドらしい個性的な味わいは是非とも食うべし一品。

なお、似たよ-なやつで「山の幸」というナスとシメジが入った醤油味パスタがありますが、
ソッチの方は1回しか食った記憶がないので味は「旨かった」程度しか覚えていません。




カルボナーラは昭和のイタメシっぽい風味のやつ。
早く食べないとクリームがボソボソになるのが難点ですが、
こってりを求めるなら食べても損はない味です。
我輩的にはもう少しコショウ効いてるのが好みだけどね。



ピッツアは本場っぽい薄い生地の焼きがしっかりしたアレ。
生地よりチーズの量が多いのか、かなり食い難い!
でも味もボリュームも文句なし!そしてピッツアはビールに合う!
パスタだけでは物足りないと思うなら迷わず頼めよ、食えば解るさ。

なお、ピッツアだけでも10種類ぐらいメニュウが充実しており、
パスタ食わなくてもコレ違うの2枚ぐらい食うのもいいんじゃねって思ったり。



改めて来店した日、娘はカルボナーラを注文したのに、
おまけにチキンとキノコのグラタンまで注文してそれじゃあダブルクリームじゃん!
でもアツアツのグラタンは下を火傷する危険性を孕んでいるものの、
その旨さは間違いないものだからまあ多少はね。

なお、ついでにバゲットorガーリックトーストを注文し、
こいつを載せて食うと更に旨いからまた太る。



酒の種類もソコソコ充実しており、カクテル(650~800円)も多数。
そしてノンアルコールカクテルもいくつかあるので飯食うだけでも充分楽しめます。
多分写真の緑色のやつはエメラルドクーラとかいうノンアルコールカクテル(娘が注文)。
昔はメニュウにない妙ちくりんな酒置いてた気がしますが、アレはどこに逝ったのやら?

雰囲気が少しカオスで粋なジャズや洋楽が流れる空間で食らうパスタとピッツア。
その味は新しいとは言えませんが、懐かしかったり、楽しかったりする味。
久しぶりにジキルとハイドで飯を食いながら、
我輩は遠くなりつつある昭和を感じました。


創作居酒屋的な店は今どき珍しくありませんが、
ジキルとハイドは「いや普通、料理は創作だろどれも?」的な
ロックなノリを昔からブチかましているから我輩のツボなんでしょうね。

こういう店があるから西都、好きってわけでもないけど悪くはない。  

Posted by 砥部良軍曹 at 23:57Comments(3)めしお店

2019年06月17日

10号線沿いの謎の釣具屋さん

本日の仕事も終わり、ふと携帯をチェックしてみると、
吉六会のLINEに同志スカルガンナー氏が
「高鍋の10号線の釣具屋にサバゲーの装備品が置いている」
書き込んでいたので「これは・・・逝かねば!」と思い、
情報収集のため仕事帰りに寄ってみることにしました。



場所は高鍋の「辛麺屋 輪」の近所。
新富からだと手前、高鍋からだとその先にある「久米島堂」という店です。
でも店には「つり具 えさ」としか書いてない。
鯖釣り用の道具はありそうだけど、サバゲー道具は確実に無い雰囲気。

営業時間は土日祝日は朝7時からやっているみたい。
閉店時間は確認しなかったけど、ソコソコ遅くまでやっている模様。
定休日は見てなかった、申し訳ない。



結構広い駐車場にリビドー号を停め、店の入口に接近してみると、
真ん中の段にそれつり具じゃねぇだろ?(ネット的に)どういう釣りだよな文言が。
でもあまりにも奇天烈でデカすぎるルアーに我輩、
ホイホイ引っかかってみる事にしました。



店内に入ると間違いなく釣具屋さんです。
レジのカウンターの中にはバス釣り用のルアーと思しきものが置いています。



コレはリールですよね?釣り糸を巻く道具。
昔は釣りやっていたけど、才能がなかったんで止めた我輩、
リールぐらいは言われなくても解りますよ。



リールって機械ものだから、いいもの買おうとすると電動ガン以上のお値段。
ただ、電動ガンと違ってだいたいお値段=性能のアイテムなんで、
それなりに金を掛ける意味はあるのかなぁ?



久米島堂の主力商品はルアーらしく、至るところにルアーが大量に陳列しています。
でもルアーって結局、ルアーを操るテクニックが最終的にモノを言うんでしょ?
そこら辺が性能が良い電動ガン持っててもサバゲーで勝てる訳じゃないのと似てる。



上の写真の一部を拡大してみました。
うん、やっぱルアーだよなどう見てもコレは。

サバゲーらしい品といえば表に少しだけ、ポーチ類やシュマグが置いている程度でした。
そう、人目につきやすいところにはね・・・



でもね、店内の奥へ進むとあったんですよソッチ系の品が!
まずはバッグ類、DAIWAとかSHIMANOとか書かれているやつじゃなくて、
駐屯地祭とか航空祭で売っているよーなやつがね!
写真は撮らなかったけどそこら辺には置いていないよーなのもあった!

コレはヘルメットバッグ。自衛隊のパイロットがヘルメットをブチ込む袋。
ガチパイロットのソレと少し違うのはリュックにもなること。



米軍の迷彩Tシャツも一通りのカラーが揃っています。
しかもROTHCOのやつ、米軍が使っているのと同じです。
コレ以外にも米軍のデジタル迷彩ファティーグの上下も売っておりました。



そして更に奥へ進むと目を疑うようなブツが!
航空自衛隊の迷彩服やんけコレ!
なんだこれは・・・たまげたなぁ・・・

でも隣には釣り用のゴム長が置いていて少し安心。
しかしゴム長の横に吊るしているベルトはBLACKHAWK!



空自迷彩服のお値段を見ると上下で15000円と買えん値段ではないけど、
迷彩服のお値段としましては少々お高め・・・かな?
でも店長さん「自衛隊の人なら15%引きで売るよ」と。
何だと!それならそこら辺プラプラしている自衛官拉致って
一緒に買いに行けばいいやん!

空自迷彩アイテムは他にも帽子やポーチが入手可能だとか。
という事はココに来れば空自コスプレ装備は揃うという寸法か。



装備品は我輩も少々愛用しているCONDORが主流。
プレキャリは置いてなかったけど、ハーネスやキャメルバッグが置いていました。
最近エアガンショップには茶色系ばかりしか売っていないんで、
OD色の装備を見つけてニヤってしてしまった我輩。

チェストハーネスはハンドガン専用装備に欲しいとずっと検討していたアレ。
コレは給料出たら買いに行かんといかん。



つり具入れにも使えるし、500mlペットボトルも収納できるポーチ。
他にもアドミンポーチとか小物入れとか、釣りに使えるアピールした商品を揃え、
一応釣具屋としての体裁は保っている模様。



でも陸自の弾帯(ピストルベルト)はつり具と殆ど関係ないよなぁ?
ええ解ります、上記のポーチ類を吊るすためのアイテムですよね?
Mサイズしか無かったので我輩はスルー。Lサイズキボンヌ。



我輩が気になったのはこのシャツ。
パッケージにガルパンおじさん(黒いカリスマ蝶野さんね)が
載っているのが気になりましたが涼し気でサバゲーに使えるシャツです。
コレも1350円ぐらいだったんで、実にリーズナブル。



そして極めつけは店の目立たない場所にひっそりと佇むモデルガン!
ブローニングハイパワーにホルスター付きストックがあるのは知っていましたが、
現物を見るのはコレが初めてで思わず固唾をのんでしまいました。
コレはタナカがハイパワーをICで出したら衝動買してしまうかも??



他にもMGCのモーゼル・ミリタリーC96が置いていたりして、
我輩脳天がクラクラしそうな気分に陥りましたよ。

宮崎でも有料フィールドが何処其処にオープンし、
少しずつサバゲー環境が整いつつありますが、
それでもサバゲーのアイテムを販売する店はほぼ皆無。


そんな状況下に釣具屋さんがついでに販売しているとは思えない
ガチな品揃えで参戦してくれることはユーザーとしてもとても嬉しい。


店長さんと話をしてみると元自衛官だそうで、気さくに四方山話を聞かせてくれました。
カタログを取り出しながら「CONDORとROTHCOとサイトロンジャパン、
5.11は取り寄せ可能ですよ」
と天使のような悪魔のささやきをしてきましたがね。
家からもそう遠くないし、しばらくは暇を見つけてちょくちょく寄る羽目になりそうです。



でもどー見ても釣具屋なんだよなぁ、この店。
餌は置いているけど、BB弾は置いていないし。  

Posted by 砥部良軍曹 at 23:18Comments(2)お店

2019年05月10日

辛いものを食った後は、甘いものが食べたくなる

宮崎市内の和平飯店でトドメに辣子鶏を食った後、
口の中が痺れてどうしても甘いものが食べたくなったので、
飯食う前にすでに目をつけていた隣のお店に突入してみました。

そのお店の名前は「MEME(ミーム)」
宮崎市丸山1丁目50-4にあるチョコレート専門のお菓子屋さんです。

どうでもいいけど我輩のような昭和40年台生まれのオッサンが
「スイーツ」と口にしたり文章にしたためたりするのはなんか気恥ずかしいと言うか、
ケツの穴がこそばゆい感触に襲われて気分のいいもんではないですねぇ。

まぁあんまりケツの穴って言っていると「コイツ、ノンケ親父じゃねぇな?」と
疑惑をかけられてしまいそうなのでとっとと本題に移りましょう。



このMEMEというチョコレート屋さん、店構えがめちゃくちゃ小さいの。
はっきり言わせてもらうと、このショーケースが店の全て。
そしてこのケースの中には、チョコレートの小宇宙があります。

一番上の段には明らかにチョコレート過ぎるロールケーキ、
(1日限定5本らしいが、この時点でまだブツがあったかどうかは不明、
挙句の果てに写真左の美味しそうなやつは予約しないと食えない模様)
真ん中の段にはゴディバのより一回り大きめの、
ゴルフボールぐらいのチョコレートとケーキ的なやつ、
一番下の段にはコレまたチョコレート率際立つドーナツ類が並んでいます。



そしてどれもが、他所ではなかなかお目にかかれない異彩感を放っております。
その中でも単品売りのチョコレートはどれもが異質な雰囲気を漂わせ、
口の中が辛さと痺れ感に包まれていることを差し引いても
「ああ^~たまらねぇぜ」としか思えんのです。



でも結局、我輩が選んだのはドーナツショコラなんですねぇwww
ガトーショコラの生地を使いしっとりと焼き上げた贅沢なドーナツという文句通り、
みっしりと詰まった生地、生地に溶け込むチョコレート感、
そしてソレを引き締めるが如くドーナツに纏われるチョコレート、
間違いない、コレは・・・良いものだ!



嫁が購入したミームショコララズベリー
予想通りベリーの酸味とチョコレートの甘味がベストマリアージュなブツだった模様。
中にラズベリーが丸ごと入っているんで、好き嫌いは分かれそうですがね。



どちらかと言うと我輩はこちらの方がチョコレートの小宇宙を感じましたね。
娘が選んだミームショコラカカオニブは我輩も食いたかった一品。

我輩が指を加えながら見ていると娘が「お前さっき食ってる時チラチラ見てただろ」
「そんなに食いたきゃ食わせてやるよ(震え声)」と言うので少し頂いたら、
チョコレートの風味とカカオニブのコリッとした食感が口の中を刺激する!



チョコレート好きを唸らせる逸品が、こ↑こ↓にあります。
一部はお店のHPでも買えるみたいなので興味のある方はどーぞ。
ていうか、チョコレート好きなら是非ともココに行くべし!
「たまげたなぁ」と唸ること間違いなしです。  

Posted by 砥部良軍曹 at 19:18Comments(0)めしお店

2019年05月09日

癖になる食感、フイ麺

我輩はポケモンGOのイベント(コミュニティデーってやつね)の時、
大抵は県立美術館の脇の公園をブラブラしているんですが、
そのついでに以前電マ野郎様から「いいから行ってみろ!」と
言われて教えてもらった中華料理屋に行きました。



でもこの宮崎市丸山1-50にある中華料理屋さん、
主要道路に面しているのに看板が見えにくくてグーグルマップ使っても
辿り着くまでに近辺を3週ぐらい廻ってしまいましたよ。
もうね、我輩は生まれ変わっても宅配業者にはなっちゃいかんと思った次第。
まあ結局、場所は宮崎公立大学の斜め前だったんですがね。

その解り難い中華料理屋の名前は「和平飯店」。
以前電マ野郎様がココで買ってきたという辣子鶏(ラーズージー、鶏肉の唐辛子炒め)が
キン★マを蹴飛ばされるぐらいの旨さだったんで来てみたんですが、
入り口を見た限りでは辣子鶏じゃなくて他の料理が売りのお店の様子?



この「和平飯店」という中華料理屋さんはグーグル先生による事前調査によると、
「フイ麺」という手で伸ばして作る麺をウリにしているのだとか。
そしてこのフイ麺、日本ではここでしか食べられないらしいのです。

「マジかよ?」と思ってフイ麺でググって他の情報を探ってみましたが、
この店しか引っかからないので間違いなくこの店だけの唯一無二のメニュウなのでしょう。



テーブルのメニュウ表にはフイ麺とチャーハンとか、
餃子や小籠包みたいな点心類が載っていましたが、
ソレ以外にも色々なメニュウが壁に張り巡らされております。



店内は4人がけのテーブル席が2つ、
2人がけのテーブル席が2つぐらいしかないので、かなり狭いです。
解りづらい駐車場は店から少し離れた場所にありましたが、
ココも2台ぐらいしか停められない、そんな小さな店です。

小さな店におっちゃん一人で調理から何もかもをしているみたいなので、
注文しても料理がなかなか来なくて不安な気持ちになります。



そしてやっと目の前に姿を見せた河南フイ麺。
中華スープの中に麺と野菜が入った一品。
500円でこのボリュームは比較的良心的かと思われ。



野菜をかき分けて麺を引きずり出してみると、
大分名物だんご汁のような、不均等な形状の幅広い面が出てきやがります。
そしてこの麺がモッチモッチクニクニしていて癖になる食感!

スープは基本的に王道を往く中華料理屋さんのスープの味ですが、
スパイスが色々ぶち込まれているようで独特の風味がたまりません。
フイ麺、コレは間違いなく病み付きになる物体です。



中華料理屋さんで我輩的に外せないのがチャーハン。
自称食通が言う「チャーハンを食えばその店の質が解る」理論ではなく、
単純に「家庭では作れない食い物だから」。
そしてココのチャーハン、何の変哲もないけど、間違いない旨さ。
味がしっかりしていて、余計なものがなく、シンプルさが美味しい。



スープ入りのフイ麺が想像以上に旨かったので、
素の状態のフイ麺、釜揚げフイ麺も追加注文したら、
だんご汁のような麺の上に刻みネギとタレだけというシンプル極みない物体が来ました。

そしてこの釜揚げフイ麺がまた、たまらなく旨い!
麺の食感のみを純粋に味わえるから、フイ麺の美点が際立ちます。
口の中でいつまでもモグモグしていたい心地よい食感。



我輩は小籠包が食いたかったのに、強引且つ勝手に注文されていた餃子は、
高鍋の馬渡餃子or金沢の7番ぎょーざみたいな
焼いてんのか揚げてんのか解らないのが来ましたが、
コレはコレで皮がサクサクの中に熱い具のコンビネーションがたまらない。



そして最後にやってきた我輩のお目当ての一品、辣子鶏。
大量の唐辛子と花椒にまみれた鶏のから揚げは
鶏肉だけ食うと一寸スパイシーな鶏唐揚ですが、
唐辛子や花椒と共に齧ると口の中に稲妻がほとばしり、
顔面を殴られたような感触に襲われます。


唐辛子があまりにも辛かったので、花椒だけ添えて食いましたが、
花椒の破壊力は唐辛子とは違う、痺れるパンチがあって危険です。

我輩と娘は辛いの結構大丈夫なんで唐揚げだけでは辛さ感じないんですが、
辛さ態勢に乏しい嫁と息子は唐揚げだけでも結構効いているとのこと。

料理が出てくるのが遅いのと、店が狭いのが難点ですが、
フイ麺の神秘的な食感を味わうためなら少々の待ち時間はやむ無し?
久しぶりに我輩のツボにハマる、空前絶後なお店に巡り会えました。

追記:このお店、いつの間にか閉店して別の店になっていました。
また一つ面白いものが食える店がなくなり、寂しい限りです。
  

Posted by 砥部良軍曹 at 19:54Comments(2)めしお店

2019年05月02日

令和発の吉六会総会は黒木食堂にて開催

現在は神戸に在住の同志ウナギゐぬが平成から令和に変わる瀬戸際に
宮崎に遊びに来るというので吉六会同志に招集を呼びかけ、
新富町内で飯でも食いながら盛り上がることにしました。



同志ウナギゐぬと会うのは2年ぶり、我輩が宮崎帰還後直ぐの時以来。
彼のバカさ加減は相変わらずで他の集まった同志一同も謎の安堵感。
彼のち★ぽのようにデカいデザートカラーのバイクがソレを物語っています。

そういえば我輩が職場復帰したとき、手巻きタバコを愛飲している後輩が、
「アメリカの精神科医がこう言ったそうですよ、
『精神病院の患者用駐車場にバイクは停まってない、
何故なら、バイクに乗ると精神的に病むことはないからだ』
とね」

ああ、そういえば単車乗りって脳天気というか、気構えない考え方の人間が大半だよなぁ。
そういう思考だったら確かに、我輩みたく下手な考えで悩むこと無いんだろうな。
そして確かに、スズキハスラー50に乗っていた頃の我輩は楽観主義者だった。
ということは我輩に今必要なのは、チェーンソーよりバイクなんじゃね?
だけど、我輩には2輪車の免許がない・・・



当初は居酒屋で盛り上がろうかって話していたんですが、
同志の殆どは宮崎市内から来るので、酒飲めねぇじゃん。

我輩も新富町内在住とはいえ、クルマで下山しないと行けないから酒飲めねぇし
ゲストのウナギゐぬも酒は飲まねぇっていうから、
ウナギゐぬの宿泊地である元ニューリッチの脇にある「黒木食堂」
油っこい飯を食いながら盛り上がることにしました。



我輩はもう少し血の気を濃くしたいんで、レバーニラ定食。
鶏レバーとモヤシとニラがてんこ盛りで確か過ぎる満足!

レバーはご飯に合いませんが、タレに漬かったモヤシとニラは、
ご飯にかけて食うとモフモフシャリシャリして美味しかった。



同志コスッタ氏の唐揚げ定食はゲンコツが6個ぐらい転がっております。
唐揚げ定食の唐揚げがデカくて量が多いと
「あーやっぱ我輩もコレ頼めば良かったー!」と思っちゃうのは何ででしょうかね?
やっぱね、唐揚げってデブにとってはハイオク燃料ですからまあ多少はね。

尚、我輩は黒木食堂に来たのは10数年ぶりですが、
時々利用していると思われるピーマン職人は実態を把握しているのか、
唐揚げと肉野菜炒めのハーフ&ハーフのスタミナ定食を注文しておりました。



「宮崎に来たらチキン南蛮だよな!」
馬鹿の一つ覚えのように宮崎人が推すチキン南蛮、確かに旨いけどさぁ、
鉄板というか、当たり外れが少ないという点では面白みに欠ける名物じゃないっすか?

でもウナギゐぬは久しぶりのチキン南蛮を嬉しそうに食らっておりました。
チキン南蛮はタルタルソース効果で米がバクバクイケてしまうのがデブには良くない。

これらの定食類、どれも大体800円ぐらいで味も我輩好みなんで、
(ランチだと500円で食えるらしい)黒木食堂、今後もっと利用するべきだと思った。
クルマはサンリブの駐車場に停めればいいしね。



最近「サバゲーチームなのにサバゲーしない軍団」となりつつある吉六会ですが、
サバゲーしないんじゃない、サバゲーする暇がないんじゃ!
でもこうしてサバゲー以外でも仲良く盛り上がれるんだから
吉六会は元号が変わってもまだまだ楽しい集団でいられそうです。


ウナギゐぬも兵庫で以前より濃いサバゲーしているようですし、
我輩もそろそろ、戦場に復帰したくなってきました。
とりあえず連休最後辺りに、レッドリーブスにでも逝こうかな?  

Posted by 砥部良軍曹 at 21:51Comments(5)めしお店