2023年11月19日

旧車からしか摂取できない栄養がある

昔、我輩の実家の近所に「春日中古車センター」というクソ怪しい車屋がありました。
何がクソ怪しいってその車屋さん、常にアルファロメオのアルフェッタや
シトロエン2CV、BXやルノー4とか置いているんです。
国産車に至ってはマツダ・コスモ(注:ユーノス・コスモではない)や
いすゞ・ピアッツァ、117クーペ、ビークロス等といった、
ノンケは確実に手を出したがらないクセスゴなクルマが並んでいるんです。

一時期、日本人の88パーセントは知らないであろうイギリス車、
パンサー・リマというクラシックカーみたいなロードスターが
128万ぐらいで置いていたんですがアレどうなったんだろ?


さて本日我輩は旧車の祭典 カーフェスタ宮崎 in 都農に行って来ました。
コロナ禍で2年ぐらい中止になっておりましたが、去年からまた開催したようです。
(去年は天候が悪かったので、貴重な旧車を濡らしたくないオーナーが多い
=あんまり盛り上がってないだろうと思って行かなかった)
尚、1人で行くのはつまんないので戦友の学長を連れて行きました。
でもクルマ運転したのは学長なんですがね、ボクサーエンジンのイカしたやつ。



うーむ、都農町はご機嫌な天気。絶好の旧車日和です。
フルレストアされたトヨペット・クラウンも秋の日差しを浴びて輝いております。
ところでコレって最近新富町文化会館の奥に出来たトヨタの工場から持ってきたのかな?



これはこれは、なかなか珍しい英国車トライアンフGT6です。
コレのオープンモデル?のスピットファイアは昔よく見かけたんですが、
クーペのコイツは多分初めて見ました。



メルセデスベンツ・ウニモグ。
エリア88というマンガでその存在と凄さを知った方も多いでしょう、
前進24段、後退6段のトランスミッションを持つ究極の作業マシーンです。

一般的に作業現場等で使用され、中々人目に出てこないクルマなので、
こうしてお目にかかれる機会が少ないから我輩的にテンション爆上がりです。



SJ10って言うんですかね?我輩には古いスズキ・ジムニーにしか見えませんが(喧嘩腰)。
(ジムニー有識者の詳しい説明待ってます)
道なき道を走るために作られたジムニーなのにボディ綺麗に仕上がっていたんで、
多分相当の銭と労力を愛を注ぎ込んで板金レストアしたんでしょうねぇ、感服です。



外車の旧車ってアメ車率高いですよね?でもソレって理由があるんですよ。
古いアメ車は今でもアメリカでパーツが保管されていたり、
アップグレードパーツを作ってくれる職人が居るそうなんです。

この初代フォード・マスタングもパーツは結構手に入り、普通に乗れるとの事。
但し燃費は良くないらしく、ガソリン高騰の今のご時世では
とてもじゃないがイベントの時じゃないと乗れないとか(呆れ)???



旧車イベントにスカイライン、フェアレディZ等の日産車が多いのも同様。
愛された台数が多く、本体、部品共に(金さえあれば)入手は容易なので所有者も多く、
旧車イベントに集まるクルマの大半は日産車が占めております。

R30スカイラインは西部警察世代の我輩的に超大好きな旧車です。
何で我輩は社会人になって中身ホンダの中途半端なイギリス車ではなく
このイカしたツインカムターボを買わなかったのかと痛烈に後悔しております。

シザーズドアに改造されているのは賛否両論でしょうが、我輩は嫌いじゃないw
何故ならば、駐車場で隣のクルマとの車間が狭くてもドアが開けやすいから。

追記:我輩の主戦場ZEROBASEの管理人から「それボクがやりました」と連絡が来ました。
「しろくろぽち」というYouTube見たらディスクグラインダーで
バシバシぶった斬りながら苦労してドアを改造していて唖然www(下記URL参照)
https://m.youtube.com/watch?v=lG9bwZTtPu0



一方で日本で1番売れているはずのトヨタ車はイベント参加台数は日産車の半分ぐらいしか居ません。
(日産車は同車種が何台かあるのに、トヨタやその他メーカーは1車種1台が殆ど。
(例外は86レビン、トレノ)

トヨタ・スターレットKP61は昔の走り屋に愛された軽戦闘機ですが、意外とお目にかかりません。
今回久しぶりに拝見してコンパクトなのに以外と存在感あるボディを再認識。



角ばったセダンを見ると嬉しくなるのは我輩だけですか?そうですか?

7代目トヨタ・コロナは地味ながらも後輪駆動で4AGエンジンモデルがあったり、
スポーツカー的な2ドアモデルがあり、何故かハッチバックもあるという
当時はアツいクルマだったはずなんですが現在は風前の灯の模様。



旧車の軽自動車って何でこんなに可愛いんでしょうかね?
マツダ・R360なんて動かなくても飾っているだけで幸せになれそうです。

もうね、クルマが実用性を重視されていた時代に軽でクーペを作っちゃう、
しかも後席は赤ちゃんしか乗りそうにないという。
マツダ、のっけから飛ばしてんなw

そして未だにロードスターという遊び人クルマを販売しているマツダという会社、好き。
余談ですが我輩の1番好きな旧車は咲いてるオトコの3代目マツダ・コスモです。



あ、でも小さくても早いクルマを作ってやるぜ!って意気込みを感じる、
本田宗一郎の魂が形になったようなホンダ・S600も大好きですよ。



そして勿論、初代ホンダ・NSXも最高です。
デビュー当初はフェラーリのパクリと言われてましたがクルマは形じゃない、中身だ。
宮崎の真夏でも乗れるNSXは至高のスポーツカーに間違いはない。

10年前までは200万ぐらいでそこらの中古車屋に探せばありました。
買うまでは至らなくても、試乗ぐらいはしとけばよかったなあ。



若かった頃買っとけばよかったと後悔しているクルマその2、トヨタ・セリカXX。
数あるセリカの中でコレが1番カッコイイ。
外装は勿論ですが内装も好きなんですよ、セリカXX。

やはり我輩はクルマに興味が湧いてきた小学校低学年の時に見たクルマが好きなんですね。
高校生〜社会人の頃は外車至上主義になっていたんでその頃のクルマには然程思い入れが無い。

だから90年代初頭熱かった70スープラやR32スカイラインよりは、
それより古い80年代なセリカXXやR30スカイラインに萌えるのが我輩の性癖なんです。



今回は旧車イベントお約束のアレがいないなぁと思いきや、観客用駐車場に居ました。
スバル・360、通称てんとう虫。
日本のクルマの歴史を語る上で欠かせない存在です。

ていうか、今回のイベントは軽の旧車少なかった。
寧ろ展示よりも駐車場にスズキ・フロンテや三菱・ミニカとか置いていて
「お前の居場所はそこじゃないだろ!」と我輩1人でツッコミを入れるw



この手のイベントには大抵ホンダの軽自動車があるはずなんですが・・・あったぜ。
ホンダN360、通称エヌコロ。

ツイッターにこのエヌコロの写真をアップしたら、戦友から
「ソレ、ボクが以前所有していたブツです」とコメントが来ました。
旧車は現存台数が少ないから、そーいうケースはよくあるんでしょうね。



駐車場の別の場所にには言われなきゃ解らない、下手したら行っても解らない珍車が。
トヨタ・セリカ・カムリというスポーツセダンです。
セリカなのかカムリなのかハッキリしてほしいですが、この頃のセリカはカリーナの兄弟車。
だからカムリはカリーナの兄弟、ていうか同じクルマ。



2時間ほど会場をフラフラして旧車の素敵さを堪能し、
駐車場に戻ると目の前に懐かしいのが居ました。
トヨタ・コロナマークⅡの2ドアハードトップです。
旧車イベントは展示車両だけでなく、ギャラリーのクルマも凄いのがいるのがたまりません。

写真撮影しようとしたらいい感じにお歳を召されたオーナー夫妻が戻って来たので
「写真撮ってもいいですか?」と許可を得て撮影、色々苦労話を聞かせてもらいました。

こういうクルマを通じた話題に花咲くのも旧車イベントの醍醐味ですね。

以前は「あー。我輩も旧車欲しいなー」って思っていましたが、
旧車を買うのは勿論、維持するにも莫大な予算が必要な昨今、
我輩が旧車を手に入れるには神が降臨して授けてもらうしかなかろうと言う事で最近は諦めモード。
美術品同様、古いクルマは見るだけでいいかなって思うようになりました。

まあ、最近のクルマに欲しくなるブツがなかなか無いのは事実ですが、
「クルマは道具」と思えば旧車よりは今のクルマの方が便利ですしね。



ハコスカ10台ぐらい居た気がしたんですが帰宅後写真を見返してみると
携帯の写真フォルダにはケンメリとR30しか写っていませんでした。何故だ?  

2022年12月05日

新田原基地エアフェスタ2022



ココのところずっとコロナウィルスのせいで開催中止になっていたんですが、
今年、3年ぶりに新田原基地の航空祭が開催されました。
(去年は関係者のみ招待しての航空祭が開催されていた模様)

どうでもいい事かもしれませんが航空祭のことを
エアフェスタと呼ぶようになったのって何時ぐらいからなんでしょうかね?

我輩が宮崎に戻ってからはエアフェスタって言ってたよーな気がす。



でもこの今回のブログを連ねるために調べてみたところ、
エアフェスタなんてぇカタカナ使っているのは新田原基地と浜松基地ぐらいみたいです。
我輩が以前住んでいた近所にある三沢基地は今でも「航空祭」と銘打っておりました。
他の空自の航空基地も「航空祭」と言っているようです。

今回の新田原基地航空祭は土曜日は招待客のみ入場可、
日曜日は誰でも入場可の開催となり、戦闘機好きを喜ばせる・・・と言いたいところでしたが
ブルーインパルスは同時開催される百里基地航空祭での展示のためド田舎の宮崎には来ないし、
長居による感染を避けるために飛行展示は午前中で終了、
地上での展示も13時までしか見られないという短縮バージョンでの開催。

運動会は午前中だけやってりゃ充分なんですが、
航空祭に関しては午前中だけじゃあ物足りないなぁと思ったんですが、
冷静に考えてみれば航空祭は昼まで飛行機が飛び回るから長い時間が必要なのであって
昨今の地上展示機が減少して長時間の見学が不要な航空祭、
意外と午前中だけでも必要にして充分楽しめるんですねこれが。


以前のようにアホみたいに基地周辺が混雑もしてなかった気がするし、
運動会同様、今後航空祭は午前中だけやってりゃいいんじゃね?



我輩は土曜、日曜と航空祭にイッてきたわけなんですが、
(土曜日は基地関係者と隊員家族、招待者のみ入場可能)
今回も地上展示の航空機の種類は少なめ。
それを補うためか、飛行場地区にはアホみたいにF15が並べられておりました。
アホかと思ったけど大量のF15、改めて見ると物凄い迫力です。



昔、軍用機年鑑で見た中国のJ-7(殲7)がズラーッと並んだアレを思い出しましたね。



米空軍三沢基地からは毎年恒例のF16が豪快な飛行展示のために来ております。
あと、パッチやグッズを売りさばいて今年のクリスマスパーティの資金を作るためにwww



比較のために築城基地のF2を置いときますね。
タントとスペーシアの区別がつかないよーな違いの解らない人には全く理解出来んでしょうが、
F16とF2はチップランチャーとかパイロンの数とかキャノピーの開き方とかかなり違います。
F16とF2の区別が付かないようではネスカフェゴールドブレンドは飲んではいけません。

築城のF2は地上展示以外にも日曜日に飛行展示をする予定だったんですが、
航空祭メインの12月4日は天候不良のため、フライトは中止になりました。残念だ。



海兵隊岩国基地からはFA18レガシーホーネットが来場。
先月半ばに新田原基地で海兵隊との共同訓練を実施していたので、
その繋がりで来てくれたんでしょうかね?

コイツが来ているのを見て「スーパーホーネットは来ないのかなぁ?」と
言ってる方が居ましたがスーパーホーネットは米海軍機。
時々来てくれるレガシーホーネットは海兵隊の機体。
海軍と海兵隊の違いが解らない人はネスカフェゴールドブレンドは飲(以下略)。

そして新田原基地の航空祭に米海軍機が来たのは20数年前にF14トムキャットが来た程度。
何故かと言うと海軍の戦闘機は空母所属で日本の米軍基地には居ないから。
空母が来日しない限り海軍の戦闘機は自衛隊の航空祭に来ることはないんですねコレが。

でもね、過去に在日米海軍基地に所属しているEA6プラウラーが来たことはあったんで、
新田原基地が呼んでくれれば三沢在住のEA18グラウラーが来る可能性は微レ存?



何故か小松基地所属の飛行教導群、通称アグレッサーからF15DJが来てました。
昔みたいにド派手な飛行展示魅せてくれるんかなと期待しましたがソレはないのね・・・
(でも今の御時世ああいう飛行展示したら処分食らうみたいですね、世知辛い世の中だ)
まあでも、今回の航空祭は「F15祭り」って雰囲気だからアグレスが来てくれないと華がない。



今回我輩が初見だったのが入間基地飛行点検隊のU680A。
コロナ禍の間にしれっと退役してしまったYS-11の代わりに導入された機体です。
正式名称はセスナサイテーション・ラティチュードという名前なんですね。
現在絶賛使用中のU125よりも一回りでかくて強そう(小並感)ですね。



いつも思うんですが、新田原基地の展示機って全部遠くに展示しているんで、
撮影するにもズームしなきゃいけないし、触れないし、マジ残念。
(三沢基地の航空祭はA10とかB52とか近距離でガッツリ触れた)

でも今回は機体の色んな所に触ったり接写出来たりする素敵なコーナーが有ったんですね。
マニアっぽい方々は機体のあんな所やこんな所を写しながら嬉々としておりましたし、
ノンケの方々もF15の側で写真を撮りながらキャッキャウフフしておりました。
(但し日曜日は来場者が増えまくったせいか、お触り自由じゃなかったっぽい)



でも陸上自衛隊の展示物は触れるし、子供なら上に乗るのもオッケーという太っ腹。
96式装輪装甲車はワシも見るのは初めてじゃ・・・
簡単に説明すると、ロシアのBMP-2みたいな装甲付きの人員輸送車です。
要するに弾丸飛び交う最前線に突っ込んでいく歩兵を突っ込ませるクルマ。



戦車原理主義者のミリヲタ共の前でコイツを「戦車だ(歓喜)!」と言ってはいけません。
奴らに言わせると戦車はキャタピラー(正式には無限軌道という)じゃないとダメみたいですね・・・
でも広い定義を照らし合わせると16式機動戦闘車は戦車の分類に入るみたいです。

まあミリヲタの大半は(我輩も含めてw)キモい思想に満ち溢れているんで、
そういう輩の謎の指摘やら叫びは無視していただいて結構です。
我輩もそういう指摘コメントは「この俗物が!」と言いながら消しますw



地上展示に気を取られていたら23SQの大変態、もとい大編隊飛行が繰り広げられていました。
悲しいことに我輩はその状況を上手く撮影できなかったので、
ピーマン職人の息子氏が撮影してくれたものを使わせていただきます。





305SQもスペシャルマーキング機を飛ばして久しぶりの航空祭開催に華を飾ります。
この写真もピーマン職人の息子氏撮影によるものです。



我輩のコンデジでは着陸した飛行機を捉えるのが精一杯。
でも航空祭と運動会ぐらいしか利用価値がなさそうな一眼レフを買う気にはなれない。
ていうか、飛行機の飛んでいる写真は上手いやつに撮ってもらって
ソレを分けてもらうだけで充分だと思うようになった40代後半の冬。






そしてコレが今回の新田原基地エアフェスタ2022の記念塗装機。
垂直尾翼全体にでっかく宮本武蔵を描き、飛行隊マークもアレンジ。
以前のより色使いが派手になっている気がするのは黄色のせいですかね?





そしてコレが今度フィリピンに訓練に行くF15の記念塗装とのこと。
へー、新田原基地って他所に全然出かけないイメージだったけどなー。
(他の基地はアラスカとかグアムに米軍との共同訓練によく行ってるらしい)



小牧基地から来たC130は地上展示のためだけでなく、
パラシュート降下の支援のために来ております。

新田原基地は旧軍時代に川南町に居た陸軍の落下傘部隊を
戦地に送る輸送機を運用していた基地なので、空挺降下の展示は外せないのです。






そして降下する空の神兵、我が皇軍は天下る。
何時見てもいいものですね、空挺降下。





そして空に落下傘という名の純白の花が咲いていた頃、
地上では武器弾薬員によるF15へのミサイルの搭載、兵装訓練が実施されておりました。

まずはAAM3という単射程、赤外線誘導ミサイルを搭載しております。
ミサイルの重量は90kgと結構重いですが、4人で抱えて搭載するようです。





その後AIM-7Mという中射程、レーダー誘導ミサイルを搭載します。
コイツは250kgとかなり重たいので、機械を使って搭載するようです。
そして機体に搭載するので結構コツを要するみたいです。



コレはチャフ(レーダー誘導ミサイルに狙われた際、欺瞞のためにバラ撒くアルミ片)と
フレア(赤外線誘導ミサイルに狙われた際発射する花火みたいなやつ)を搭載しているところです。

後程、装備品展示のところにコイツが置いているのを
少女が見て不思議そうにしていましたが、
確かにコイツはノンケには理解し難い謎物体だよな。



尚、隣の機体には500ポンド通常爆弾を搭載したF15が展示しておりました。
F4やF2が500ポンド爆弾を搭載している風景は見たことがありますが、
F15に爆装しているのはなかなかお目にかかれません。

(大分昔に千歳or百里の航空祭で展示していたらしいが?)





その後、305SQ のスクランブル発進訓練。
パイロットと整備員がダッシュで機体に駆けつけ、
エンジン回して5分程度で離陸を開始します。



そして軽く起動飛行を実施、F15の飛行能力は21世紀になっても通用することをアピールします。



最後は三沢基地のF16デモフライトチームの演技で締めくくりでしたが、
同志ピーマン職人曰く「以前のパイロットに比べると旋回のスピードが遅い」
確かに、以前より「なんかスゲー!」感は薄れましたね。
それでもフライトの写真を撮るのに苦労したので、写真は超低速飛行時に撮影。


というわけで土曜日の演目は終了。
やっぱりブルーインパルス来ないと物足りないなとは思いつつも、
久しぶりの航空祭はやっぱりいいもんだなと感じたわけですよ。

まあ元々土曜日の展示って午前中で終了するもんだから、
半日開催もそれ程違和感を感じませんでした。





しかし4日日曜日の航空祭本番は朝から残念なぐらいの雨が降り注いでおります。
海上自衛隊鹿屋基地からわざわざSH60KとP1が来てくれたのに・・・



陸上自衛隊のOH1は土曜日から来ておりました。
そういえば新田原基地の航空祭でこいつを見るの初めて?



コレではもう、空挺降下は中止ですな。
空挺隊員を乗せるために来たC130も悲しげです。



というわけで格納庫内の展示を眺めることにします。
M61A1、通称バルカン砲をね。
余談ですがこの機関砲、発射速度は毎分4000~6000発。
つまり1秒で100発の弾が発射されます。

そういえば展示を見学していた小学校低学年ぐらいの野郎共が
「コレ、ガトリング砲っていうんだよね!」とか
「バルカン砲スゲー(歓喜)!」な反応を示していたのですが、

最近は義務教育で機関砲とか習うのかね?



雨のせいで機動飛行は勿論、オープニングフライトでさえも中止。
(代わりにウェザー確認に上がったF15を皆がバシバシ撮影していた笑)
少し雨が引いたところで救難隊のUH60の救難訓練展示が繰り広げられたのみ。



そして11時前ぐらい、雨が止んで米軍のF16がフライトを始めます。
お前らなんか美味しいところだけ持って行ってねぇか?
とはいえ、自衛隊が飛べない分お客様を満足させるためにやってくれ!





写真撮影:ピーマン職人



自衛隊のクルマ全部日産!やっちゃえ日産!
(でも一番奥に居る2トントラックはトヨタ製www)



再び格納庫に戻ると、何やらピンク色の着包みが徘徊しております。
胸には「佐世保から来ました なまころです」と書かれているところから、
ゆるキャラ全盛時に生み出された化け物であることは判明しましたが、
色と言い、形状と言い、周りのイボと言い完全に公然猥褻キャラですわ!



格納庫内ではこないだ日米共同訓練に来ていた海兵隊が販売ブースを設けて、
パッチやらTシャツやらのグッズを販売していたのですが、
その中でひときわ目を引いたのが・・・コレなんて言うんでしょうかね?
そしてどういう客層が買っていくんでしょうかね?

余談ですがこないだ息子が「いま米軍の戦闘機が基地に訓練に来ているんだよな?」
と問うてきたので「今来ている米軍は海兵隊だぞ、英語でいうとマリーンだ」
と返したところ息子が「マリーンは海軍じゃないのか???」

職場の後輩も「FA18だから海軍じゃないんすか?」と言う奴が居ましたが、
違います、海軍はネイビーです。
ドイツやフランスでは海軍はマリーンなんですがね。

追記:息子が海軍をマリーンと言ってたのは漫画「ONE PIECE」の影響らしい?



今回の航空祭はコロナ対策の一環として、
基地内での飲食物の販売はしておりませんでした。

祭りといえば食い物と考える我輩的にはコレは寂しい事態ですね。
息子も「食い物の屋台が無いんならオレ航空祭行かねぇ」って言いやがりました。

だから出店の大半はパッチやTシャツ、バッグやタオルを販売する店ばかり。
その中で我輩的にツボったのがコイツ。なんかスゲー緩いウサギ。



その他売られていたのは地元のお土産類。
基地の前に店を構えるデカいお茶屋さん夢茶房(嫁の友達の店らしい)が
ナガノヤうめこうじよりも大分前に命名していた「爆音緑茶」を販売しておりました。
余談ですがこのお茶香りが良くて普通に旨いんで、夢茶房に来たらぜひとも買いなさい。



我輩も結婚する前は飛行隊パッチ収集に精を出していたんですが、
結婚してからはあまり興味がなくなってしまいました。
ま、今までは各基地の航空祭や基地がある場所に行かないと買えなかったのが
どこでも手に入るようになってきたのがつまんないいうのが原因なんですが。

でもコイツらはちょっと欲しくなりましたね。
全飛行隊分揃えると結構な予算がかかるんで止めましたが。



とまあ、今回は2日連チャンで航空祭を見学できた割には、
ブルーインパルス無し、日曜は飛行展示無し、地上展示もそこそこという、
言うほど盛り上がれる要素がなかった航空祭だったのですが、
やはり祭りってぇのはいいもんですね。心が躍る。

去年、一昨年はコロナのせいでありとあらゆる祭りが中止となり、
心躍るイベントがどこにも無くなってしまい、ある意味絶望感でしたが、
コロナがまあ多少はねって感じではありますが威力が弱くなったんで、
各地で色々祭りが開催されてそれを愉しむことで皆も生きている喜びを
実感できるような世の中に戻りつつあるんんじゃないんでしょうかね?
  

Posted by 砥部良軍曹 at 23:21Comments(0)イベント

2020年12月13日

サバゲーフリマはドーパミンがダダ漏れる

本日は我輩の母上の74歳の誕生日。
たまには何か気がきいたものでも贈ろうかと考えはしたものの、
我輩の爛れた脳みそではコレと言ってナイスアイディアが浮かばなかったので、
結局デンドロビウムの鉢植えを送ることにしました。

でも花を仕入れた花屋さんでは箱詰めに時間がかかって
母上の誕生日までに届かないかもしれないというので、
花だけ買って近くのコメリに行って適度な大きさのダンボールと、
ガムテープとカッターナイフを仕入れて駐車場で鉢植えの花を梱包して、
クロネコヤマトに午前中までに運んでどうにか事なきを得たという始末です。



そして本日、川南のサバゲーフィールドのホークウッドで
サバゲーフリマ&オークション祭り
ホーク売っど&ホークションを実施するというので、

嫁の文句も無視して(クソガキ共からは特に何の文句もなし)
手元にあるガラクタを処分して現金化するためにGO TOしてきました。

現場に向かうと結構な人数が集まっており、いい盛り上がりっぷりです。
今の状況下で人が大勢集まるというのは少しヤバ目なイメージではありますが
ブッチャケた話、今年大騒ぎしているコロナウィルスよりも、
毎年大騒ぎしているインフルエンザの方が死人は多いんですぜ。


コロナヤバいって騒いでいるのは無駄に煽りたがるメディアと
コロナを利用してPCR検査とかで大儲けしたくて仕方がない連中、
そしてコロナを利用して日本の経済をガタガタにしたい連中なんですよ。



まあ、我輩的にはコロナよりもサバゲーに行かない方が正直ヤバい。
趣味の活動が出来ないという事はある意味精神的圧迫ですからね。

でもその趣味を継続するには資金が必要不可欠なので、
使わなくなったものは適時処分して資金を調達する必要があるのですよ。

というわけでヤフオクで購入した「AKマガジン16本詰め合わせ」の中で
我輩には必要ないロシアンじゃないAKマガジンをセット販売したり、
装備のコンパクト化を図るために仕入れはしたものの、
結局はロシア軍装備を突き詰めることにしたので必要なくなったチェストリグ、
使い勝手が悪いんでいらん子ちゃんになったマガジンポーチ、
AK使いの我輩には必要なかったスコープやドットサイト、
弟のググレカスから5000円で買ったけど殆ど使わなかったグロック26、
そして自衛隊装備辞めたんで要らなくなったA&K製MINIMIとか、
こないだ作ったパッチをフリマで売りさばくことにしました。

結論から言うと今回は参加者の大半が中級者以上のプレイヤーだったので、
すでに装備や武器は充実している連中多数ということで売れ行きはイマイチでした。
ま、それでも0.2パットンぐらいの収益はあったんでヨシ!なんですがね。



その収益金でなんか面白いものでも仕入れたいなという願望はありましたが、
我輩とスカルガンナー氏以外の宮崎のプレイヤーって大体M4使いなんですよね。

だからMLOKのハンドガードとか使い勝手が良さげなストック、
カスタムモーターとかがあっても我輩の需要には合致しないという残念。



パーツだけでなく、電動ガンやボルトアクションの出品も、
宮崎市内のマン★倉庫よりは多い数が出ておりました。
メイドインジャパンのマルイ製品だけでなく海外製品も多数の結構魅力的な品揃え。
しかもマン★倉庫よりもリーズナブルなお値段で買えるんだから嬉しい話じゃねぇか。

でもAKは無いんだよなぁ。G&GのRK74Eはあったけど(既に所有済み)。



昼一で開催されるホークウッドのオークション、
名付けてホークションには電動ガンやハンドガン等魅力的な品が控えております。
P90ハイサイクルがひょっとしたら相場より安く買える可能性が微レ存?

我輩もオークションを盛り上げるために新品未使用の
マルイベレッタM9を1円オークションに出品することにしました。



こういう祭りには出店というか、食い物を出すと盛り上がるだろうと思い、
今回は事前に仕入れていたロシア軍レーションを開封し、試食会を実施。
うーむ、コレはMREレーションよりも旨そうだぞ(実際旨い)。

蕎麦の実とひき肉のカーシャ、トマト味のミートボール、豆と謎肉の煮込み、
野菜のキャビア(細かく切った野菜を煮たものを旧ソ連時代キャビアと呼んでいた)に
MREレーションよりはチーズの味がするチーズスプレッド、
白い脂っこそうな謎の物体やレバーパテとドクトルソーセージもありますぞい。

余談ですが本日の我輩の出で立ちはデジタルフローラ迷彩です。
でもバッテリーを忘れたんでゲームには参加しなかったんだなコレが。



そして昼食タイム、皆を集めて試食会開始。
見た目が普通なミートボールは大好評ですぐ売り切れましたが、
日本人には見慣れない蕎麦の実とひき肉のカーシャは不気味がって皆が遠慮。

我輩とスカルガンナー氏は「豆は身体にいいんだぞ!」
何処かで聞いたようなセリフを吐きながら2人で豆を摂取。



そして謎の白い脂っこそうな物体はあきぽんちゃんに食わせてみたところ、
あまりの脂っこさ&ドギツさに体内が危険信号を発した模様。
実際、我輩も食ってみましたが背脂の塊を食っているよーな気分。
ていうか時々違う食感を奏でる肉のような物体、お前本当に肉か?

それ以前にコレは実はそのままクラッカーに乗せて食うんじゃなくて、
何かに混ぜて食うべきもんなんじゃなかろうか?二郎系ラーメンとか?

この後暫くというか、最後まで消化器官の不調を訴え続けたあきぽんちゃんでした。



昼食後は本日のメインイベント、ホークション。
オークション、それは札束での殴り合い。
金を出せるヤツだけが勝利する仁義なき戦い。

でも1発目に出てきたマルイ製M733カービンが1500円という破格で落札され、
「ひょっとしたらコイツは相場よりも相当安く電動ガン手に入れるチャンスじゃねぇか!」
と心躍るものの我輩はコレ以上武器を増やすと嫁から札束じゃなくて拳で殴られそうなので
大人しくオークションの動向を生暖かい眼差しで観察しておりました。




でもP90のハイサイクルが5500円で落札されるのを見ると
「あ、我輩も殴り込みをかければよかった!」と軽い後悔の念に駆られます。
次世代AK102が出てきたときは少しだけ心が揺り動かされましたね。

意外と盛り上がったのはコアなプレイヤーに人気のマルゼンCA870ストック付き。
5000円出品が16000円となかなかの検討ぶりを見せつけました。

我輩が狙っていたのはマルイ製グロック19だったのですが、
かなりライバルが多くて値段も一気に10000円までつり上がったので諦めました。

でも一番盛り上がった品はホークウッドのロゴがバックプリントされたシャツでしたね。
3500円で一部の関係者に販売したブツが5000円まで盛り上がって傍観者全員歓喜。



同志スカルガンナー氏はマルイ製AKハイサイクルを3500円という破格で仕入れてウハウハ。
でも同志が出品したデザートイーグルも3500円で落札だったからプラマイゼロwww

コイツは我輩もメカボックス抜き取り用ドナーとして欲しかったんですが、
他のライバルにダメージを与えるほどの札束を持っていなかったんで断念したんですが、
5000円ぐらいなら出せたから・・・いや独身貴族のスカルガンナー氏には確実に負ける。



同志弾丸坊主(クリ★★ス・コスッタ氏)はマルイ製ガスで動く銃を仕入れてご満悦。
コマさんとガチの接戦を繰り広げて競り落としていつもはクールな同志もニヤニヤが止まらない。
新品なら1パットンぐらいのお値段であるはずのマルイ製MWSを
半額の0.5パットンで仕入れて心なしか浮足立っております。

この後、既に持参していた光学照準器やスリングを取り付け、
コイツを抱えてさっそうとサバゲーに参加しておりました。



身体の調子が優れないとボソッと呟いたのがあきぽんちゃんの不運。
背後に迫っていた闇のマッサージ職人スカルガンナー氏に謎の秘孔を築かれ、
「お前は俺のデクだよ!実験台になれやコラァァァ!」と犯されてしまいました。

不良品が思ったよりも捌けなくて売上も微妙ではありましたし、
コレと言って心惹かれる品物に巡り合うこともなく・・・嘘ですスミマセン。
グロック18が本体のみで2000円というのに惹かれてついつい買っちった。



そしてスカルガンナー氏が0.4パットンでE&L製AKMを出していたのを
並べた側から速攻でお買い上げしたんですがコレは嫁にバレたら「マズいですよ!」。


ゲームこそはしなかったものの、取引を通じていろいろな話をしたり、
久しぶりにガンショップ巡りをしたよーな気分を味わえたりと、
ストレスも完全に吹き飛んでしまって上機嫌な1日を過ごすことが出来ました。
今後も2ヶ月1回ぐらいのペースでこういうイベントをぶちかましてもらえると、
ユーザとしてとても嬉しいのになぁ
と思いながら帰路についたのでした。  

Posted by 砥部良軍曹 at 23:28Comments(0)イベント

2020年01月19日

吉六会チャリンコ部、今年も西都原にて燃え上がる



吉六会チャリンコ部の同志一同が第8回西都原
エンデューロ3時間耐久2020
に出場するというので、
我輩も現地指導のために西都原にやってきました。

尚、「え?お前チャリンコのエキスパートでもねぇくせに現地指導できんのかよ?」って
ツッコミたい方、コメントしてやりたい方は1回「現地指導」でググってみ?
満面の笑顔に満ち溢れた偉い人の周りにメモ帳持って忙しそうに
何やら必死にメモってる人が群がる画像がいっぱい出てくるから。



我輩は冷やかしとブログのネタのために毎回馳せ参じているんですが、
(去年は我輩のやる気が激減していたのでブログにはアップしておりません)
今回は「おまたせ!ホットティーしかなかったけど、いいかな?」
実施するためにキャンプ用バーナー&ヤカン+シェラカップ持参で参上。

ヤカンでお湯を沸かし、紅茶orお茶を入れて、
「さあありがたく飲むが良い!」と偉そうに振る舞いながら
吉六会チャリンコ部同志のハァハァしている姿をニヤニヤしながら
眺めるだけのとってもお気楽で迷惑な存在でございます。



昨年まではスカルガンナー氏、イラ魔王、クリ◯◯ス・コスッタ氏、コマじろうの
4名体制だった吉六会チャリンコ部は昨年静岡から帰ってきたコマさん、
そして吉六会のエース、パットン氏を加えて6名体制になりました。



今年も大量のチャリンカーが押し寄せて熱い戦いを繰り広げていると言いたいところですが
テントエリアにそれほどバーベキュータープが建っていなかった。
ひょっとして前回よりも人数少なくなってね?

あと、前々回みたいにリカベントや面白チャリ走っていなかったんだけど、
オフィシャルページを見たらロードバイク以外の車両の使用は禁止になった模様。



まあ要するにミラーやスタンド等余計なものが付いていないロードバイクと
(チャリは事前にチャリ屋で検車証明書を貰ってこなければいけない)
日本自転車連盟公認のヘルメットとグローブを装着していれば参加できるみたいですが、
服装も自転車競技に相応しいものでないといけないということは、
ミートテックは許されても全身黒タイツとか迷彩服は・・・ダメみたいですね。



イラ魔王、ダルそうに出撃!
そして雲虎を出して体重が軽くなってスッキリのコスッタ氏。



パットン、行きまーす!
さてそのチャリンコはおいくらパットン(1パットン=50000円ぐらい)?



そしてなぜか10分ぐらい(1周)で戻ってきたイラ魔王。
そしてそのツラはいつも以上に不機嫌そう?



どうやらというか案の定、他の選手にチャリをぶつけられたそうな。
んで、ぶつかってきた選手は転落(救急車の出動は無かった)し、
イラ魔王の自慢のチャリは傷が入って後輪が歪んでしまったみたい。

一昨年は前方車両転落&救急車出動に巻き込まれるわ、
今年はぶつけられる、イラ魔王は肉体的や精神的な面では問題ないものの、
前世の行いが悪いとか霊的な面で何やら問題があるようです。

スカルガンナー氏曰く「アンタはレース前の練習よりお祓いの方が必要じゃねぇのか?」。
「そのチャリ、おそらく呪われているぞ、新しいの買えよ」



コマさんは初参加の割には結構余裕。コレが若さというものか・・・
まあサバゲーでも結構動き回る人だし、まあ多少はね。



でも意外なのはチーム最高齢(我輩と同じ45歳)のスカルガンナー氏、
ダルそうなツラしてるけど意外といいペースでシャコシャコ進んでおります。



残り時間30分、そろそろレースも終盤に差し掛かるところ。
去年一昨年に引き続き、コスッタ氏がトリを努めます。
「まあ成績なんかどーでもいいから、ギリギリまで体力温存w」

尚、前回までは4人体制だったので走者は毎回1名でしたが、
今年から6人体制になったので走者は毎回2名になった模様。



コマじろう氏とクリス・コスッタ氏が疾走している最中、
何故か司会に呼ばれてインタビューを受けるコマさん。

でも事の真相は「恋人募集中のゼッケン2013番のパットンさん、
面白そうなんで居たら是非とも来てくださーい!」

と呼ばれていたのにヘタレのパットン氏は出てこないんで
代わりにコマさんがインタビューを受けていたという展開。

というわけなんで次回パットン氏をどっかの有料フィールドとかで見かけた
宮崎のサバイバルゲームしている方々、色々ツッコんでください。




時間はそろそろ12時前、マイペースで走っていたクリ◯◯ス・コスッタ氏、
何処で拾った?落とし物を司会に渡してそのままレース終了。
うーん、色んな意味でこの人はマイペースだ。



時刻は12時突入、爽やか笑顔でコマじろうもゴールイン。



スカルガンナー氏「ぬわあああああん疲れたもおおおおおん」
イラ魔王、終始チャリをブツケられた案件でイライラ、
コスッタ氏「実は昨日悩んだんすよ、茶碗蒸し買うべきか否か(迫真)」
コマさん、結婚願望を公衆の面前でカミングアウトしていたが本気かどうか不明、
コマじろう、前回同様普通に早いし疲れた様子一切なし、
パットン、初めてのチャリレースは意外と寒かった等々、どうでもいい結果を残し、
吉六会チャリンコ部の熱き戦いは終了したのであった。

しかし今回は昼飯がうどんではなく随分あっさりとした味の
ハンバーガーだった事はどうでもいい話である。

その後、我輩が引き上げようとすると一人で寂しく弁当食っている人が居て、
ソレが職場の後輩の熊和クンだったのが本日の一番の衝撃。
「いやぁ、とりあえず参加してみたら皆早くてびっくりっすよ(意味不明)!」
ていうかさ、一人で3時間延々とチャリ漕ぎ続けるってのもどうかと思うけど、
ボッチでこのレースに出るってアンタどんだけメンタル強いのよ?  

Posted by 砥部良軍曹 at 18:42Comments(0)イベント

2019年12月22日

宮崎コスサバに参戦!

12月21日土曜日、川南のサバゲーフィールドHAWK WOODにて、
夕方から吉六会の忘年会が繰り広げられたのですが、
同日日中、第1回宮崎コスサバが開催されると言うので、
こないだ免許更新の時に着て行った服を引っさげて参加してきました。



コレな、旧ソヴィエト軍のM69常勤服。
正直な話、コレが制服なのか戦闘服なのかよく解らんけど、
冷戦時代のソ連軍と言うとこーいう感じだろってステレオタイプに思い浮かぶ
肩と襟に赤い徽章と階級章が付いているあの服装でございます。

サバゲーでコスプレって言うと我輩的にはこーいうリエナクト臭のするものなんですが、
最近はそうではないみたいで我輩の服装は宙に10cmぐらい浮きまくっていたみたいなんですが、
その一方で(コマさん以外の)他の参加者や主催者には予想外のコスプレだったようで、
奇異の眼差しで見られる反面、それなりにウケてはいたようなのでまあ良しとする。
しかし、あの白くてエグいガスマスクを忘れたのが我輩的失態。



我輩がソ連軍装備を集め出したのは結婚してからだったので、
ここまで揃えるのに大分時間がかかりました。

ヤフオクを常時徘徊しながら見つけた装備の情報を調べたり、
時には安いけど胡散臭い代物に手を出して後悔したり、
共産趣味の同志らんたろー氏に教えを仰いだりして、
苦節10数年を費やしてやっとそれなりに形になったと歓喜しておりますが、
やっぱりコスプレするなら銃剣とスコップが無いと様にならんなとも思案しております。

尚、階級章は兵隊のものしか入手できなかったので、
下士官の階級章に付属している似たような質感のリボンを嫁と一緒に探し、
見つけたブツをミシン針を2~3本破壊しながら嫁に作ってもらい、
服に徽章と階級章をミシン針を2~3本破壊しながら嫁に縫い付けてもらいました。




メインの武器は当然のことながら、AK47(CYMA製次世代もどき)とAKMS(VFC製)。
でもAKだけではインパクトに欠けるので時代背景的には合わないけど
PPSh41(ARES製)を持ってきたら案の定、コイツに食いついてくれる人居ましたね。
(注釈:M69は70~80年代の服装なので2次大戦時代のPPShは使われていない)

第2次世界大戦時代のエアガンって憧れる人多いんでしょうが、
最近のサバゲーはタクティコゥ思考(嗜好)が強いんで、
我輩がタクティコゥなM4系の武器が好ましいけど必要ないと考えるように、
こういう武器が格好いいと思いはすれど、手を出すには至れないんでしょう。



コスサバとは「コスプレサバゲー」の意味。
各々が好きな、或いは得意な分野の衣装を羽織ってサバゲーに参加します。

ただ、コスプレしてサバゲーするのは普通にサバゲー。
コスプレは如何に映える格好をして、参加者に見てもらうかが重要。
そしてその様を撮影するのも一つの楽しみ。

というわけで午前中いっぱいは撮影会。
しかしその以前にCANON派とNIKON派の紛争が勃発!
きのこの山たけのこの里対決に終わりがないように、
キヤノンとニコンの戦いにも終わりがないのです。



そして始まるコスプレ撮影会。まずは主催者のヨースケ様の出番。
自慢の衣装に身を包んだ参加者がポージング、
そしてソレを執拗に撮影する他の参加者。
いつもの戦場とは違う、謎の緊張感が漂ってきて(困惑)。



普段サバゲーではやらないではあろうポージングが出来るのも
撮影or気分に浸る事が目的であるコスプレタイムの醍醐味。
ガチでサバゲーしている時にはポーズなんか気にする余裕ありませんからね。

尚、エアガンは弾&バッテリーを繋いでいないことを条件に持込可能。
いつもは武器であるエアガンはコスプレの小道具と化します。
つー事はモデルガンの扱い、特に発火させる場合はどうなるのかな?
その辺は主催者の理解を求める必要があるでしょう。



戦士の休憩といえば、昭和世代的には煙草。
世界的には嫌煙化がお約束と化しておりますが、
土臭くて砂埃舞い、硝煙漂う戦場に煙草が欠かせないように、
アウトロー的な匂いを漂わせるサバゲーには煙草がよく似合うんです。

でもフィールドでの火気の使用は厳禁ですし、
最近はタバコを吸わない人も多いんで雰囲気だけ、ね。
余談ですが撮影に使用した煙草の銘柄は「アークロイヤル」。



すると突然、火薬の匂い漂う戦場に怪しい匂いが!
ホグワーツ魔法魔術学校から抜け出してくた邪悪な魔法使い登場!
イヤ、勝手に邪悪って決めつけたけど貴方絶対スリザリン出身でしょ(偏見)?



「貴様も魔法使いか?ならばこうだ!」って聞こえてきそうなこの雰囲気、
徐々にカオスな空気が戦場を包んでいきます。
「なんで魔法使いの格好する必要あるんですか?」なんて無粋な嗜好は受け付けない。



更に現れてきたのはまっ黒尽くめのファントムとメイドさん。
魔法使いはまあ多少はね戦闘要素あるけど、完全に戦う要素ゼロ。
でもサバゲーだから武器も持ってきていまーす。

サバゲーフィールドに来ているのに後ろを歩いている
通りすがりの米軍兵士コマさんの存在が異色化。



「近代兵器が魔法に勝てないはずはない!」
そういう常識?はここでは通用しません。でも実際どうなんでしょうかね?
魔法が発動する前に弾丸が発射されればワンチャンありそうですが。



こうして服従の魔法をかけられたメイドさんは
他のメイドさん同様、邪悪なウィザードの従順な下僕になるのでした。



メイドさんが強そうな気がする件に関しては誰も突っ込まないで。
ていうか強くないと護衛にならんし、ファントムとも戦えないっしょ?
可愛いメイドがご奉仕っていうのはそういうお店とかゲームだけですよ。
諸君らもう少し現実を見ろよ、現実を。



ああ、やっと現実っぽい空気になってきた。
コスプレに重要なのは装具だけじゃなくて小道具も。
薬莢が飛び散らない戦場はありませんからね。ソレが現実だ。
そして迫真の表情も必須です。



実はこの皆で突入する写真が集合写真になってしまった的な?
間違ってもPPShのバレルジャケットを握りしめてコスタ撃ちなんかしちゃあいけません。
リアルとはそういうことです。そしてコスプレにはリアルさが必要不可欠。
でもこういう非日常リアルさ皆無なカオスもたまには悪くない?



キッズがサバゲー見学に来てくれましたが、
申し訳ない今はサバゲーじゃなくて大人の子供みたいな時間なのじゃよ。
とりあえず間違った方向に進むことを期待しながらPPSh持たせてみましたが、
どうやって構えればいいのか解らずに相当悩んでおりました。



戦闘ではまるで役立たずのマルゼンレミントンM870ですが、
コスプレではカートをはじき出すアクションが映えます。
そして排莢する度に思わず笑みがこぼれてしまいます。



普段は危険なのでバリケードの上に乗るのは禁止なんですが、
撮影会だからこういう無茶振りも問題なし!



「敵接近中!グレネード援護頼む!」「任せろ!」
同じような出で立ちの参加者が来てくれると更に盛り上がりを見せます。



でもその敵が恐竜にまたがったカウボーイだった場合はどうすればいいんでしょうかね?
恐竜の風船を膨らますために回っているコンプレッサーの音がシュール。
しかしソレ以上に気になるのはこの恐竜はどういうシチュで使うべき道具であるか?



とりあえず殺られる前に撃つしか無いんでしょうが、
こういうコスプレが出てきた場合の対処はなかなか難しい?



写真撮影してくれるパートナーの服装が戦場カメラマン風なのもイカス。
ただし現代戦の撮影はフィルムカメラよりもスマートフォンの方が
直ぐに会社に写真を送信できるんで利便性が高し。



楽しいコスプレ&撮影の時間を終え、昼食タイム。
ライ麦パン買ってきてロシアらしい昼食をぶちかましてやろうかと思ったんですが、
そういうコアな食い物は入手できなかったのでホットサンドでも作ります。
まずは厚切りベーコンをパンに収まるサイズに切り、
ホットサンドクッカーの片方だけをフライパンにして焼く!



そしてベーコンを取り出し、パンの表面にベーコンの油を吸わせ、
食パンでベーコンを挟んで焦げ目がつくまで中火で焼く!
少し焼きすぎて志摩リンが黒くなりましたが、味は旨し!



でも寒くなってきた今の季節ならインスタントラーメンでも良かったかなって。



昼からはコスプレサバゲーの時間です。
コマさんはお色直しをカマしての参戦です。

なんかよく解らん装備なんですが、とりあえず不要なものが多スギィなのと、
終末装備っぽい気がしなくはないのだけは理解しましたので、
ワイヤーカッター背負ったクリ○○ス・コスッタ氏も交えて
終末装備サバゲー(治安維持隊的な)チームを組んでみたい騒動に駆られる。



どうしてもサバゲーの準備をしているようには見えない風景。
ぜってぇコレお茶会だよ。ボストン茶会事件。



コスプレ要素重視とはいえ、基本的にはサバゲーを実施するので、
先程までコスプレで使用してた武器は弾速チェックを行います。

でもM134ミニガンは最近流行りの弾速系では弾速チェックが出来ないので、
(昔使っていたクローニーなら測れるんだけどね)
フィールドマスター自らが弾を受け、長年の経験で弾速を感じ取ります。
尚、この日のM134ミニガンの弾速は64~73m/sだったそうです。



そして始まるコスプレサバゲー。
いつものサバゲーとは違い、オーバーキルを防ぐためのルールが設けられましたが、
ルールを要約すると「ゲームの勝負は完全に無視して
とにかくコスプレ映え、写真映えする戦闘シーンを魅せろ!」




中には体験参加で乗り込んできた親子連れも居ます。
寒さでガスを使って動く銃ですが動かなくなり(困惑)。
でもサバゲー初心者が参戦するにはコスサバみたいな
ゲーム的にはヌルい雰囲気のときに来てくれるといいかもしれませんね。



重くて耐えきれないのでガトリング射手交代!
ミニガンは銃本体の重量が20kg弱ぐらいある上に、
砲身を回転させてコッキングするためのバッテリー(バイク用)も
持たなければいけないので総重量は幼稚園児一人分ぐらいで大変。



射撃したものの防護壁を張られて弾を弾き飛ばされ、
その後邪悪な魔法によって金縛りに遭うの図。

そういう空気が読めないとこういうゲームは成立しません。



ホークウッドのゲームはセミオートオンリーなので
普通に考えると毎秒1000発発射可能なガトリング砲はご法度ですが、
今日はお祭りということで細けーこたー気にすんな!
ま、我輩的にはコイツを正面から食らうとどういう気分になるのか試してみたかったけどね。



ゲームの途中で小雨が降ってきたので、予定変更してじゃんけん大会実施。
ちっこいチェストリグとか、BB弾一袋とか、謎の封筒とか、
魅惑の粗品が大量に並べられて始まるじゃんけん大会。
(注:MP7は景品ではありません)



ま、我輩はじゃんけん下手なんで何も貰えませんでしたが、
当たった参加者は歓喜の声をあげて己の運の良さを噛み締めておりました。



ちっこい参加者はちっこいチェストリグをゲッツ!
コイツを仕入れたのを機会におぬしもサバゲーの深みにハマってくれい。



コマさんは謎の封筒を手にして喜んでおりましたが、中身はティッシュ1枚。
「こんなんじゃケツ拭く紙にもなりゃしないぜ!」
尚、大当たりは商品券がたくさん入っていた模様。
封筒の中には小林の有料フィールド「サウザンド」から、
フィールド利用券のご厚志もありました。



各々が己の世界を表現するのが最大の目的であるが故に
コスプレ投票みたいなのはやりませんでしたが、
我輩的にコスプレ大賞を捧ぐとしたらこの大将軍様でしたね。
ていうかそのコスプレ、何なんだかコレもうわかんねぇな。



でもやっぱ、大将軍様のこーいうノリ、間違いなく貴方が大賞です。
メイド集団にもチーム賞を授けたい気分です。



暫くすると雨がやんだので、まだまだ続くよコスプレサバゲー。
でも少々ガチにサバゲーすることになって開始。



でもやっぱり今日はお祭りなので、服装は気合い入れるけど、
緊張感は程々に気分はゆるく、軽いノリでゆったりと撃ち合いを楽しむ雰囲気で。





でもやっぱさぁ、まあ多少はね、本気って出したくなるもんじゃないっすか?
というわけで1回だけ、そう1回だけ本気で敵陣に乗り込んできましたよ。
こういう格好でもマジのサバゲー出来るってところ、少しは魅せたいじゃないっすか?



と、このようにして総勢20名ぐらいが参加してくれて、
参加者の大半がガチな(時には謎な)コスプレをして繰り広げられた
第1回宮崎コスサバは盛況の中終了したのでした。

こういう集いで面白可笑しくサバゲー仲間が集まる機会があると、
時々見受けられるカリカリした空気でサバゲーしている輩は
何が楽しくてサバゲーに来ているんだろうかって軽く思っちゃいます。

リエナクトメントみたいなガッチガチなのは人口少ない南九州では難しいでしょうが、
各々が自身の拘りの装備やコスプレを纏って魅せる目的でぐらいのノリで、
撮影やバカ騒ぎをメインとして緩くサバゲー的雰囲気を味わうぐらいな集まりならば
宮崎でも可能であることが証明された1日だったと我輩的には思います


まあ我輩的には軍装ガチ勢がもっと集まってくれるとユーザーとしてとても嬉しい。
そして我輩ももう少し、ガチな軍装のレパートリーを増やしたい衝動に駆られました。  

Posted by 砥部良軍曹 at 21:13Comments(2)イベント

2019年12月16日

新田原基地エアフェスタ2019

12月に突入してからずいぶん寒くなりましたね。朝と夜だけw
日中お天道様が出ていれば、そしてその下で仕事をしていると、
結構汗が滲み出てくるので太陽の威力恐るべし。

そんな燦々と輝く太陽のもと我輩の住む新富町では、
令和初の新田原基地航空祭が繰り広げられました。
ところで前回も言ってたよーな気がするんだけど、
わざわざ「エアフェス」とか変なカタカナ使わなくてもさ、
普通に「航空祭」でいいじゃんって思うんですがまあいいや。

今回の航空祭の見どころはあのカエルのマークのF-4EJ改!

そう、以前新田原基地に居た301飛行隊のF-4EJ改が、
久しぶりにフライトを見せてくれると言うので
我輩も半ば興奮気味で
「行かねば(使命感)」と言う気持ちを胸に駆けつけました。



ああ、F-4EJ改、ファントムⅡの何という雄々しき佇まいよ。
戦闘機は他に多くあれど、コイツほど戦闘的な戦闘機は他に居ません(確信)。
ファントムって名称もかなりイケてます。

電源車(機体の脇にある箱がついたクルマ)がないとエンジンかけられないとか、
機体構造やレーダー等アビオニクスの性能に限界があるとか、
運動性に関してはデビュー当時からあまり芳しい評価ではなかったとか、
50年以上前に設計された機体が故に整備性に難があるとかいいますが、
それらのネガを押しのけて未だに使われてきたというのは訳があるのだと思います。
(後継機を決めるのをダラダラしていたから)



この日のために垂直尾翼にデカく誇らしげに描かれた301飛行隊のトレードマークは
百里基地の近所にある筑波山のガマガエル。

だから宮崎とは何の脈絡も関係もないと言いたいところですが、
百里基地で生まれはしたものの12年後に新田原基地へ移動し、
その後31年間新富町に根付いていたカエルのマークは
新田原基地のマークでもあると言って過言ではないでしょう。



F-4EJ改の何処が、何が戦闘機らしいかと問われると、
戦技競技会やイベントの際のスペシャルペイントの王道を征く
シャークティース(機首に描かれたサメのような口)が似合うというところです。

現存する戦闘機や攻撃機でこのサメの口が似合う奴は、
A-10とF-4EJ改ぐらいのものでしょう。(F-5Eも捨てがたいけど)
そしてそのどちらもが既にロートルの飛行機であるというw

F-4EJ改は2020年度に全ての機体が用途廃止となるということです。
機体ナンバーの「315」が「さいご」と書いているようで居たたまれんです。



コチラは同じく百里基地の所属の501飛行隊に居るF-4の偵察型機、RF-4E。
偵察機なので機首のバルカン砲が撤去されて、カメラが搭載されていますが、
戦闘機らしいフォルムはそのままなのでやはりシャークティースがキマります。



RF-4Eは2020年で全ての機体が用途廃止になるそうです。
ということは新田原基地航空祭で見られるのは今回が最後。
尚、RF-4Eの用途廃止をもって501飛行隊も無くなるのだとか。

そしてRF-4の後はRQ-4が引き継ぎ、新たなる部隊が作られるとのこと。
そうだよなー、ラジコン飛行機扱う部隊が飛行隊を名乗るというのは腑に落ちん。



とまあ、F-4EJ改の事ばかりに熱が入ってしまいましたが、
入間基地の飛行点検隊所属のYS-11もF-4EJ改に負けないロートルです。
でもこのYSの役目は人員輸送じゃなくて基地の上空からの点検がメインですが。

既に航空自衛隊でしか使われていないYS-11、いつまで日本の空を飛んでいるのやら?
こいつを航空祭で見る度に「あ、コイツまだ生きていた」と思うのであります。



コイツまだ生きていたといえば、エロ小僧もまだ生きていました。
最後のファントムを見るために福岡からバイクで駆けつけてきました。

そして戦場で全くお目にかからなくなったRODAN氏。
2年ぶりぐらいに会った気がしますが久しぶりに会えて嬉しかった。



米軍三沢基地所属のF-16ファイティングファルコン。
新田原基地の航空祭には毎回来ているようですが、
似たような飛行機が置いている築城基地の航空祭には来ていなかったと
築城の航空祭も見に行ってきた好き者のエロ小僧が申しておりました。

今回も派手に新富の空に爆音を振り撒いたかと思うと、
エンジンが故障して三沢に帰れなくなったそうです。
それさぁ、寒い三沢に帰りたくなくてわざとエンジン壊したんだろ?
我輩はまた三沢に行きたくて仕方がないんだけどな!
多分パイロットとグランドクルーはこの後、チキン南蛮食いに行ったでしょう(適当)。



故障したといえばブルーインパルスのパイロット1名がインフルで故障。
そのためか、ブルーは上空に星もハートも描きませんでした。
うーん、悪天候で飛ばないよりはいいけれどやっぱ、
青空のキャンバスに煙で絵を描かないブルーインパルスは
ホルモンのない焼肉みたいで物足りない。


ま、2020年の東京オリンピックではまた五輪の輪を描いてくれるでしょう。
どうでもいい話だけど1964年の東京オリンピックの前日はどしゃ降りで、
10月10日も晴天は期待できないと聞いたブルーのパイロットは
夜中の1時までギロッポンで飲みまくっていたそうですが、
夜が明けると当日は晴天、慌てて入間基地に引き返して、
F-86Fに乗り込んで美しい五輪の輪を描いたと言われております。
(民明書房 源田実著 天竜組の栄光より)



おっともう一つ、もうすぐ空自から無くなるという噂があるものがありました。
VADS(ヴァルカン・エア・ディフェンス・システム)という基地防空のための対空砲。
F-4EJ改やF-15にも搭載されている20mm機関砲を対空砲にしたやつです。

昔みたいに戦闘機が敵陣に堂々と乗り込んで爆撃してくるご時世ではないので、
射程距離の短い機関砲では防空能力に限界があるということで、
SAMのような射程距離と正確性に富むものに置き換えられるのだそうです。



じゃあそのSAMってなんぞや?といいますとコレのことです。
コイツは81式短距離地対空誘導弾、通称「短SAM」と呼ばれるものです。



レーダーで敵機を補足し、コンピューターで弾道計算をして、
適切なところでコイツを投げつけて地上から敵機を撃ち落とす。
対空機関砲のような射手による職人芸は要求されないものの、
高度な専門の知識や技術が要求される世界です。

時々さ、軟弱な若者を見て「日本も徴兵制を復活させるべき!」
みたいな極論を吐くバカが居ますけどね複雑化した現代戦は
徴兵のニワカ兵隊にどうにか出来るよーなもんじゃないんすよ。

戦闘はその道のプロが担う時代になってしまったんです。



コッチはAH-64Dに機種変されるかと思いきや、
予算の問題で色々あって未だ現役続行中のAH-1Sコブラ対戦車ヘリ。

結局AH-64Dの調達は13機で終わってしまったんで、
後継機が決まらずズルズルと使い続けてきたF-4EJ改と同じように
長きに渡って使い続けられる運命になるんでしょうね。



さて、今年の航空祭では平仮名を多用した、
お子様にも解りやすい説明書きが多く見られましたが、
コレは人材不足に悩む自衛隊が若い世代を
自衛隊に取り込むための苦肉の策ってヤツでしょうかね?



海上自衛隊の機種更新は着実に進んでいるようです。
鹿屋からは以前日本の領海を見守っていたP-3Cに代わり、
川崎重工が満を持して作り上げたP-1が来ておりました。
我輩は以前八戸航空祭でその姿を拝みましたが、
新田原基地に来たのは初めてです。

どうでもいい話ですが我輩はこのP-1の開発に難色を示した石破茂が嫌いです。



そしてUS-1も既に新型のUS-2に置き換えられている模様。
純粋な航空機とは機体形状が一味違う、水陸両用機です。
船と飛行機が合体したようなフォルムが独特でマジマジと見つめたくなる機体。

尚、US-2はインドが一時期欲しがっていたみたいですが、
お値段があまりにも高くて(140億円)手が出ないそうな。



航空祭に足を運びすぎて飛行機に飽きてきた我輩的にはこういうのの展示が刺激的です。
(飽きたんなら航空祭に来るなよというツッコミは黙殺する)
以前八戸駐屯地ではアメリカ製オシュコシュの消防車を見ましたが、
航空自衛隊ではドイツ製のローゼンバウアーの化学消防車が配備されております。

まだ少しクルマであることを捨てていない気がするオシュコシュのやつに比べると、
ローゼンバウアーのやつはほぼ戦隊モノのメカに近づいていますね。
尚、コイツも運転席はマクラーレンF1みたいに真ん中にあります。

中に乗ってみたかったけど、いい歳こいたおっさんがはしゃいで乗り込むのもねぇ・・・



空自といえば欠かせない乗り物がこの3tTUG(「さんとんたぐ」とよむ)。
正確には「トーイングトラクター」というのが正しいそうです。
トヨタのV8エンジンを搭載した、戦闘機を牽引する牽引車両です。

ミッションは4速マニュアル、最高時速は40km/h程度。
戦闘機を引っ張る時は10km/h以下じゃないと怒られるそうです。
余談ですが最近は入隊する若者がAT限定免許の輩ばかりなので、
自動車学校で限定解除しないとコイツを運転させられないというのが悩みの種だとか。



そしてコレは陸上自衛隊の最新型戦車、16式機動戦闘車。
10式戦車のエンジンを半分にした4気筒ディーゼルエンジン(570馬力)を搭載し、
8つのタイヤで最高時速100km/hで舗装道路を駆け抜ける走行力を誇ります。
キャタピラではないので不整地での移動は戦車に劣りますが、
戦闘区域への展開の迅速さでは戦車に勝ります。

車体が戦車の半分なので主砲は105mmとそれほどでもないですが、
必要にして充分な破壊力と恐ろしいほどの正確さを兼ね揃えているそうな。



因みに、運転席はコチラになります。
高速道路に乗る時はもう少し大きいのと交換するそうです。



23飛行隊のF-15DJ。
なんか今年は随分張り切った飛行を見せてくれた。



築城8飛行隊のF-2。
タンク無しで抜群の機動性を魅せてくれました。
何故かBGMは「宇宙刑事ギャバン」。誰のチョイスだよ?



301飛行隊のF-4EJ改の主翼はそれなりに綺麗に写せたんでま、いいか。
フライト時のBGMはファントムだからB'zの「LOVE PHANTOM」。

肝心の戦闘機のフライトの写真は我輩の性能が低すぎてあまり上手に撮れず。
ていうかやっぱ、空飛んでいるの取るならデカいカメラ買わなきゃいかんし。
とは言ってもデカいカメラの出番なんて航空祭以外には
クソガキ共の学校行事ぐらいしかないだろうから食指が動かない。

ま、最近はツイッタで誇らしげに飛んでる飛行機の写真載せている人がいっぱい居るんで、
我輩は飛んでる飛行機じゃなくて他のものにスポットを当てて紹介すればいいのかな?



どうでもいい話かもしれませんが記念塗装のF-15Jを撮影しようとしたら、
記念塗装機の前に懐かしい野郎ども(辞めてしまった後輩たち)が居て、
コイツラとの再開を喜んでいたら
写真撮るの失念してしまったのですが、
再開は喜ばしくて素晴らしいものだからね、まあしょうがないね。







というわけで写真はデカいレンズのカメラ引っさげてやってきた
ピーマン職人が撮影したものを使わせていただくことにしました。
やっぱりね、こういうのは自分でただ写っているのを撮って自己満足するんじゃなくてね、
いいカメラ持った人が撮った綺麗なのを見るほうが楽でスッキリするんですよ。

というわけで今年の航空祭も充分に堪能しました。
でも我輩は飛行機よりも人との出会いが楽かったよーな気がします。  

Posted by 砥部良軍曹 at 10:21Comments(2)イベント

2018年08月15日

夏休みは初体験の季節

石川県ネタがまだ2つぐらい残っているんですが、ソレはまた後日。
先週末から夏休みに突入した我輩ですが、
夏休みらしい事をしているかといえばそーでも無し。
海にでも逝ってだらしねぇボディをこんがり焼こうかとも思ったんですが、
生まれ持ってのデブ性、もとい、出不精なんで行くのがだりーの。

8月9日は息子の誕生日、なので仕事を早めに切り上げて帰宅。
そしたらなぜか息子がテーブルに米と刺し身と水の入ったボウルを並べてスタンバイ。



息子、何をしでかすのやらと思いきや寿司握りやがった。
いや別に構わないんですがね、その手はちゃんと洗ったんかい?
でも常時ちん★ん握っている我輩よりは清潔でしょう、多分。

誕生日に主役が寿司握るというのは聞いたことがないんですが、
人生において色々な体験をするのは良いことです。
尚、息子の握った寿司は普通にご飯と刺し身でした。



ああ、今年はサーティワンのアイスケーキじゃないんだね。
どうやら寿司の準備に追われたのか、それとも嫁が面倒臭がったのか、
今年の息子のバースデーケーキは西都のベルのやつでした。

でも我輩の時とは違ってロウソクは10本付いていたんで
「ほほう、今回はロウソク忘れなかったんだな」と思いきや、
最近ロウソクはサービスではなく、金払わないと付けてくれないらしい。
ロウソクのサービスも無くなるとは、世知辛い世の中になったもんだ。

すでに身長150センチ近くまで成長した息子に我輩が望むのは、
「成績はそこそこでいいから、もっと背が高くなってほしい」
頭は後からどうにでもなるかもしれませんが、
身長はある程度高いに越したこたぁありませんからね。

ま、身長が高いからってオナゴにモテるとは限らんのですが、
少なくとも低いよりは女ウケがよろしいんじゃないのでしょうか?
そんな息子の最近の自己紹介は以下のとおりです。
「オレ10歳、学生、独身。彼女いない歴だいたい2年ぐらい。」



次の日、海にでも行きたいなーと思っていたんですが、
嫁が「今日は実家の草刈りするから」とか言いやがるんで、
3人で屋台骨にラーメン食いに逝った後、クソガキ共初ネットカフェ体験。

我輩が去年の浜松研修時、そしてこないだの小松出張時に、
大分お世話になった快活クラブにはカラオケルームがあるんで、
そこで娘は一人カラオケ、時々我輩も歌うけど娘がほぼ占拠、
息子は予てより気になっていた漫画を読みまくるという自堕落な時間を過ごしました。

いやーしかし、逝くとこないからネカフェって手段は、
涼しいし漫画読み放題だしジュースも飲み放題だしソフトクリームも食えるし、
追い銭払えばポテトフライも食えるしパソコンも使えるし、
暑くて外に出たくない季節にはアリかなって思わなくもないんですがね、
息子曰く「いやーココ、スッゴクいい場所だけど、
ぜってぇ人間ダメになるよな!」


そして娘は「ネカフェ難民って自分から進んで難民になっている気がする」
「下手にアパートに住むより、ココの方が設備揃っているし」と。

今後、クソガキ共に「何処に遊びに行きたいか?」と問うと、
「快活クラブ!」という日は近い日のような気がします。



日曜日は鹿児島のイオンでコロコロコミックのイベントがあるというので、
今後の人生でイベント慣れさせるための勉強の一環として連れて行ってやりました。

何やら現地で数量限定のチケットを手に入れないとイベントを楽しめないというので、
6時に起床、6時半には社宅を出て9時半にはイオン鹿児島にたどり着いたのですが、
イベント会場前には既に長座の列が出来ており、一部チケットはかろうじて手に入れたものの、
「ああ、やはり航空祭みたいに5時ぐらいに出発して待ち構えとかんとイカンかったか」
娘が待望していたサイン会のチケットは手に入れられませんでした。

でも人生、予期せぬ事態というものはあるようで、
コロコロ編集長が眼の前をプラプラ歩いていたので一緒に写真撮影。



息子はイベント限定のベイブレード(進化したベーゴマみたいな玩具)を入手して、
ベイブレードで遊ぶイベントに参加してとそれなりに楽しめたようなのですが、
娘は狙っていたサイン会をハズしたので少々不完全燃焼気味?



というわけで娘には人生初の顔エステ体験をさせることにしました。
娘の顔がどーとかではなく、ただ我輩のブログのネタにするために!

ま、以前嫁が使っていた化粧品のメーカーだったから、
(機動戦士ガンダム0083の連邦軍の戦艦の名前みたいなヤツ)
嫁も「YOU!やっちゃいなYO!」ってノリノリで承諾しましたが、
見てくださいよ娘のこの「今から何をされるのか?」と不安そうなツラをwww

顔面に泡を塗りたくられ、変な機械で弄られて、
コレで何がどーなるのか、そして何が良いのか全く理解不能なんですが、
コットンで泡を拭き取って化粧水塗ったら鼻の頭ツヤツヤになっていい感じ?

コレを機会に娘も女子力をアップする思考を抱いて欲しいという親心だったんですが、
娘はソレを終始理解しなかった模様。
そしてこの後、嫁は押し付けられるように化粧水とか買わされた模様。



桜島をバックに佇むリビドー号。
夏休み、ソレは色々な体験をする季節。
もう少し歳をとったら別の意味で初体験もあるんでしょうが、
ソレまでは夏休みを機会に大人の階段を登るための経験を積ませて、
人間的にレベルアップを図るのが親の役目だと我輩は考えております。
  
Posted by 砥部良軍曹 at 21:13Comments(2)出来事イベント

2018年05月27日

第4日曜日のサバゲー飯は川南の軽トラ市で買おう

本日は川南の青鹿キャンプ場でサバゲー。
それと同時に、第4日曜日ということで川南の軽トラ市。
という事で軽トラ市に昼飯を買いに出かけました。

ていうか川南の軽トラ市って8時からやっているのね。
今度からもう少し早起きして、朝飯も軽トラ市で食べちゃおう。

でもねー、軽トラ市に逝っちゃうと物欲のGODが降臨してきて、
色んなもんドンドン買っちゃって財布が水素並みに軽くなってしまうから
行くべきか、行かぬべきか、どーしよ?って思いはしたんですがね・・・

前日夜に息子にそういう話を振ったところ、うちのバカ息子、
「月に~一度の~第4日曜~日~軽トラ市へ~行こおおおお~う」と、
例のあの歌を殺したくなるような笑顔で(しかも謎のダンス付き)
歌いやがったんで完全に逝く気満々になりました。

ところで軽トラ市によく足を運んでいる方々、クルマは何処に停めていますか?
我輩は川南のAコープ駐車場ですねぇ。
というのも上新田から木城を抜けて川南に向かう時、
青鹿キャンプ場に向かう道の途中で右折すると
丁度Aコープの近所に来てしまうんですよ。



んで、Aコープ側から会場に入って直ぐのところでは
毎回イカ焼きの旨そうな匂いを漂わせる屋台があるんですがね、
(余談であるがその向かいには地鶏焼きの匂いを漂わせる屋台があり、
ソコの地鶏がなかなか旨いので毎回買おうかどうか悩んでしまう)
「そ~いえば朝ご飯まだ食っていなかったな、エビカツバーガーでも買うか」と覗いてみたところ、
ミドリフサアンコウ唐揚げという文字が目に入ったんです。

とりあえず屋台のマダムに「ミドリフサアンコウってどれ?」と聞いたところ、
壇ノ浦PAで売っているフグの唐揚げみたいなのを1匹出してきて、
「コレ凄く美味しいのよ、試食食べてみて(迫真)!」とおっしゃるのですよ。

イヤ、試食というサイズじゃないでしょソレ?
そんなに気前が良いって何を企んでいるんですか全く?
でも出されたものは頂くのが我輩のポリシー。
ありがたく口に入れてみると・・・これは旨い!



初見はフグの唐揚げみたいな味わいなのですが、
味はコッチの方が濃厚、そして身もプリプリしている!

アンコウと言うよりはカサゴとかに似ている味わい。
骨は無理すれば食えん事もないけど、少し難易度高め。
でもあまりにも旨すぎて、骨まで食ってしまった。

もうね、オバチャンの対応の良さに惚れたというのもあったけど、
ミドリフサアンコウの唐揚げの旨さに参ってしまって速攻購入しましたよ。
1パック500円でそこそこ量が入っていたので、得した気分。
この旨さは家族にも知ってもらいたいということで戦場では食わず、
家に持ち帰って晩飯に出してみたところ、かなり好評でした。

その後、このミドリフサアンコウとは何ぞや?と思って調べてみたら、、
赤いボディに緑の斑点があるからそう呼ばれている深海魚とのこと。
見た目はアンコウみたいですが手のひらぐらいの小さい生命体の模様。

スーパーとかであまり流通していない魚なので
ここでしか食えないグルメ的存在であることは間違いないでしょうし、
のっけからこういう旨いのに出会えてしまうとは、今日は運がよろしい!



さて、お次は何を買ってやろうか?
昼飯用にいつものトッポギを買おうかと思いはしたのですが、
一寸待てよ、かねしんうなぎのうなぎ混ぜ飯弁当がまだ残っているかな?
足早にかねしんうなぎの軽トラを探してみたところ、
かろうじて1パック残っていたので迷うことなく購入!

かねしんウナギの屋台では安いうなぎ混ぜ飯弁当(500円)と、
デラックスなうなぎ混ぜ飯弁当(700円)を売っているんですが、

高い方はどう違うのかは買ったことがないので全く不明。



解っているのは安い方はパックに詰められているのに対し、
高い方は立派な箱に詰められているという事だけです。


味の方はどっちも同じでしょう。それなら安い方でいいよ。
但し、安い方の弁当は数が少なくてすぐに売り切れるので、
食いたいのなら早く現場に逝って、速攻で買うべきでしょう。

白菜の漬物がアフォみたいに入っているのはどーか?と思いますが、
うなぎ混ぜ飯自体はうなぎの風味が全体に行き渡って美味!
飯の中にうなぎの身の塊は見当たりませんが、
弁当自体の味が良いので気にしないことにします。

そして勿論、我輩がコレを食ったという事実はうなぎ好きの息子には内緒です。



さて、昼飯は買ったから朝飯を食わねば。
昼がご飯だから朝はパンでいいかな?となるとハンバーガーだ。
サンドウィッチでもいいんだけど、デブ的にはココはハンバーガー。

そう言えば毎回旨そうな(ていうか旨い)牛すじ煮込みを出している屋台には
ビーフ100%ハンバーガーが売っていたよなと
思いながら覗いてみると、
ありましたよハンバーガ、毎回気になっていたんで買うことにしましょう。



パンの直径に対して肉が明らか過ぎるほどに小さく、
しかもコレで500円というのが少々割高感ですが、 
確かに肉はビーフ、そして味付けのソースの量も適度で丁度いい。
具がレタスぐらいしか入っていないというのもシンプルで好み。

意外と旨かったんで速攻で胃袋内に収納。
うーん、デブ的にはもう少し食べごたえのあるものを買うべきだったか。

という事で、後で追加で牛すじ煮込み買おうと思ったら何ということでしょう、
結構気温も高いというのに牛すじ煮込み大盛況、行列出来ておりました。
でもココの牛すじ煮込みは旨いから、ま、多少はね。
まあ、腹も満たしたし後は適当にブラブラして戦場に向かおう。



という事で口半開きでガイジのような動きをしながらブラブラしていると、
毎回ガラクタばかり持ってきているおっちゃんのところで宝物発見!
コレは・・・M1カービンのマガジンポーチではないか!

現物を手にとって眺めてみると見たところ破損もなく、
多少サビがあって汚れている程度なのでコレは良いデッドストック。
今の所M1カービン買う予定はないんですが、
今後電動M1カービンが販売されたときのために買っておくべきか・・・

ひょっとしたらコレ、三八式歩兵銃のマガジンポーチにイケるんじゃね?
モーゼルM712のマガジンも入りそうかもしれんとか
10分ぐらい色々妄想を膨らませたところで意を決して
おっちゃんに一言「コレいくら?」「1個1000円だよ」
やべぇ、買ってもいいかも(確信)

特別安いってわけでもないけど、比較的良心的なお値段に心が揺らぎましたが、
我輩の心の中に巣食う天使と悪魔は共に叫びます。
天使:「お前は毎回そうやって要らんもんばかり買いたがる悪い癖がある!」
悪魔:「そうそう、どーせ無駄遣いするんならその横にあるメスキットパン買えよ!」

あ・・・横に米軍のメスキットパン(メシ食う時に使う皿)がある。
「コレいくらですか?」「2000円」うーん、メッチャ悩むわー!
蓋開けると中にはフォークとナイフとスプーンも在中。
最近高値だからなーメスキットパン、コレ結構買いじゃなかろうか?

んで、結局M1カービンのポーチ、買っちゃいました・・・
でも結果としては三八式歩兵銃のマガジンがすんなり収まったんで、
コレは良い買い物をしたと自負しておりますが故に後悔はしてない。

でもやっぱ、旨いもんが買えてマガジンポーチも買って軽トラ市最高!
来月も逝きたいなと言いたいところだけど、来月末から暫く出張なんだよな・・・  

Posted by 砥部良軍曹 at 22:33Comments(0)買い物めしイベント

2018年01月21日

吉六会チャリンコ部、西都原にて死す

吉六会の一部の同志たちの間で今一番話題の品、
それはマルイの新製品ではなく“3本ローラー”
ま、よーするにチャリの室内練習用の台ですな。

我輩が青森に居た頃にイラ魔王の毎度お約束的な無茶振りによって、
吉六会同志の一部がロードバイクにハマった(一部半ば強制させられた)らしく、
気がついたらサバゲープレイヤーの集まりであるはずの吉六会は
チャリンカー共の集まりと化していたのであります。

まあ確かに、チャリって運動が億劫だとしても、
ペダルの力でガンガン動くからそれほど苦にもならないし、
デブでもガリでも脚力さえあれば動かせるし、膝への負担も少ない。
今まで本格的な運動をしていなくても敷居が比較的低いのがチャリなのです。
(チャリを買うのに初期投資が大きいという難点は除いて、どうぞ)

敷居が低いスポーツとしては他にはマラソンがありますが、
マラソンよりチャリの方が移動距離も長いから運動した気分にも浸れるし、
思った以上に結構いい運動になるから健康的ではあります、多少はね。

でもマラソンもそうだし、ロードバイクもそうだけど、
こういうのって確固たる目的意識が
何かしら存在しないと続かないんですよね。


3度の飯よりもカラダを鍛えるのが好きという人種はともかく、
体重減らすとか筋力アップとか言ったよーな肉体的充実の目的では、
モチベーションが上がらないというのが本音ではないのでしょうか?
或いは、1人で出来るけど1人でやるのは億劫だとか。

だからこそマラソンやロードバイクやっている人たちって、
結構な銭を払って大会に出場して己の実力を試すとか、
その大会のためにどんなにキツくても練習を続けるとかするんじゃないっすか?

学生の部活とかならともかく、社会人が趣味でやっている場合には、
そういう思考がそこにあるもんじゃないかと思いますよ。

でもまあ、サバイバルゲームという遊びにしても、
玩具の銃を所有している輩が所有している目的を持つために
鉄砲好き同士が集まってドンパチ始めたのがソレなんで、
多少の方向性の違いはあるものの、似たよ~なもんなんですよ。



というわけで吉六会チャリンコ部(正式名称不明)は
己等の趣味人としての意気込みを具現化すべく、
本日西都市の西都原古墳群にて開催された
西都原エンデューロ3時間耐久2018に参加。

西都原古墳群の周囲のコース(1週3.8km)を
3時間の間にどれだけ走れるかを競うレースです。

参加者はスカルガンナー氏、イラ魔王、クリ◯◯ス・コスッタ氏、コマじろう。
え?お前さんは参加しなかったのかって?
だって我輩のチャリはスピードが出ないクロスバイクだから(震え声)
ていうか我輩はマラソンとかみたいに金を払って苦行に晒されるってぇ思考が理解できん。



前日晩、吉六会の夜会が夜中の3時まで繰り広げられていたので、
我輩が目を覚ましたのは朝の9時。

だからレースのスタートには間に合いませんでしたが、
とりあえず吉六会総裁として同志たちの巡察と称して来といてやれば
ちったぁモチベーションが上がるだろうと勝手な考えで来てやりました。


到着したのが10時過ぎだったので同志一同既に1時間ぐらい走りまくって
そこそこ疲労が見られましたが大会という事もあってか明るい家族計画。



吉六会チャリンコ部の同志一同はイラ魔王の軽バンにチャリを載せ、
クリス・コスッタ氏のスターズバンにキャンプ道具等を載せて参加。
そして大会会場内に陣地構築してレースに挑みます。

何やらこの大会に参加するために朝の5時ぐらいにココに来ていた模様。
スカルガンナー氏は地獄のミサワのあれみたく「3時間しか寝てねーから(以下略)」

うーむ、ソレならいっそココに我輩の2ルームテントを張って、
キャンプしながら一晩明かして大会に挑めばよかったんじゃなかろうか?
しかし今の季節の宮崎、日中は日差しがあるから暖かいものの、
夜は温かい要素がないので結構寒いのですよコレがね。



クリス・コスッタ氏の後はイラ魔王がさっそうと走り出したものの、
1週コースを走ったところでチャリから転落事案が発生。
負傷者の救出のためにアンビュランス出動、レースは一時中断。

「さっき走り出したところなのに、調子狂うなぁ」
「ラブホに入って彼女から唐突に『整理始まった、無理』って
言われるぐらいダメじゃんこの状況!」
と悪態をつきます。



「実は転倒したんじゃなくて、魔王が転倒させたんじゃね?」とか、
「オレもココでズッコケて怪我したら保険が降りて新しいチャリ買えるかも」とか
くっだらねぇ話をしながら間をもたせようとしますが
時間の経過とともにイライラ感が募るイラ魔王。

あまりにも待たされたためにイラ魔王はモチベーションダダ下がり、
「もう走る気が失せた、誰か交代してくれ!」と吐き捨ててコマじろうと交代。



「次はオレの出番だな、栄養補充しとこう」
イヤイヤ同志、あんたは我輩同様栄養は充分に満ち足りてますから。
ていうかこの空気が乾燥している状況下で落雁の親戚みたいな
カロリーメイト的な食い物食うのが我輩的にはありえねぇ。



「あんた年寄りなんだから、足攣らないよう気をつけろよ!」
「馬鹿野郎お前俺は勝つぞお前(天下無双)」
「この辺がセクシー、エロいっ!」というやり取りの後、スカルガンナー氏、出陣。



しかしスカルガンナー氏がコースに出た数秒後、
大量のチャリンカーが土石流のごとく押し寄せてきて、
「ンアッー!イキスギィ!」と叫ぶ間もなく
スカルガンナー氏はソレに飲み込まれてケツを掘られたのでした。

そしてその一部始終を眺めていた我輩一同「これもうわかんねぇな」。



9時に始まったレース終了時刻は12時。
11時半にはピットインが封鎖されてしまうので
11時半過ぎたらコースを走る参加者は疲れて戻りたくても
12時まで走り続けなければならないという状況下、
スカルガンナー氏は11時29分30秒過ぎてもまだ戻らず。
やべぇよ・・・やべぇよ・・・

しかしギリギリのところで「出そうと思えば(王者の風格)」と思ったのか、
大和魂全開で走り抜きどーにか制限時間内にピットに無事戻った同志。



最終レーサーはクリス・コスッタ氏。
「もうさぁ、11時45分のピットアウトギリギリまで待ってていい?」と進言するも、
暴君イラ魔王に「いいからチャリ乗れよ、あくしろよ!」と言われて
仕方なくチャリにまたがり出撃、ラスト30分の最終決戦の始まりです。



そして12時、レース終了。
次々と戦いを終えた参加者がゴールインしてきます。
先頭を走る連中はガチの連中らしく、スピードもハンパねぇ。

ところでこの後、コースに残っている輩はどーなるの?完走するまで走るの?
それとも上から投網をぶら下げたUH-1が来て、
チャリンコ共々ザーッと引っ掛けて回収して古墳の上に捨てるの?



うわ、何か凄いのが来た!
何やらパラリンピック参加している選手のチャリらしい。
手で漕ぐ時点でチャリって呼ぶべきなのか不明だけど、
砂井さんが乗っているリカンベントバイクよりもドン引き・・・

足が不自由な人専用のチャリなんだろうけど、
コレを手で漕ぎ続けるのって相当な労力&筋力必要ですぜ。
レースの後腕パンパンなんだろうなぁ(小並感)。



あ、こういうのヤッターマンのラストで見たことがある。
でもコレは二人乗りなんですね。
果たしてコレで結果が出せるのか?それとも笑い取るためか?



ぬわあああああん疲れたもおおおおおん!
結局、吉六会チャリンコチームの順位は、
グループ参加者40数名中25位ぐらいとまあまあの結果。

ま、こういうので結果を出すのは部活でやっている連中とかプロの世界の人。
趣味でチャリに乗るアマチュア的には参加することに意義があるから、
完走できればソレでいいんでしょうし、充分自己満足もしたでしょうし、
何よりも「オレ達にはチャリンコがある!」という自負が湧き上がったことでしょう。
疲労感の中に達成感が輝く同志一同の姿に拍手!

でもねぇ、改めて思ったんですがねぇ、
やっぱチャリを趣味にするとなるとカネがかかるわ。
まともに使えそうなロードバイク買うとなると20万ぐらいは必要でしょうし、
そこから消耗品交換やメンテ費用とかを考えるとサバゲー以上の出費です。

レースに出るともなるとクルマもチャリを積載できる車種が欲しくなるし、
レースを円滑に実施するための色々な資材も必要となります。

ま、サバゲーみたいに有料フィールド2000円とか無くて、
道路だけ走るのならタダで出来るのがチャリの利点ですがね、
やっぱ我輩的にチャリはちょっとそこまで走るのに便利な道具、そんなもんですわ。
ガチでスピード出しながら走って楽しむもんじゃないと思ったね、マジで。
多分今のチャリが走らなくなったら我輩、チャリ通勤止めますもんね。



大会参加者にはお昼ご飯としてうどんとかしわ飯(鶏めしの事ね)が配布。
イラ魔王は「コレじゃ足りんよ!辛麺食いに行こうぜ!」と抜かしておりましたが、
クリス・コスッタ氏は「茶碗蒸しが食べたい」と謎発言。あんた病人か?
ま、ラストランで病的なまでに疲労したんでしょうね。



んで、我輩はと言いますとうどん引換券に付属していた
このはな館で使用可能な300円の商品券を4人から貰ったので
うなぎの入船が出している1285円のうなぎ弁当を購入して
同志一同の目の前でこれみよがしに食ってやったんですが、

4人全員相当疲れているのか何の反応もなし。

やっぱさ、疲れている時はうなぎでスタミナ付けなきゃ(適当)。
我輩は見学していただけだから全然疲れていないけど。  

Posted by 砥部良軍曹 at 21:55Comments(0)イベント

2018年01月05日

娘の誕生日をコストコメニュウで手抜きする

さーて、本日は娘の誕生日。
というわけで前日に買ってきたコストコの食材が火を噴くぜ!
なお、我輩本日から仕事ですが明日から3連休なんで、
また休みボケに突入して来週も仕事するのがダルくなるなぁ。



メインは満を持して購入してきたコストコピザ!
トマトとモッツァレラとパンチェッタのピザを買ってきましたが、
直径40cm位あるピザは何時見ても圧巻。
そして適度な大きさにぶった切らないとオーブンで焼けねぇ。

最近のオーブンは高性能なものが多いようですが、
我輩的には高性能オーブンよりもハイキャパシティなオーブンが欲しい。
パナ◯ニックの3つ星ビストロもシ◯ープのヘルシオもまるでゴミのようだ!

我が家のアイリスオーヤマのオーブンは食パン4枚焼くのが精一杯なんで、
とりあえず4等分カットして、1ピースだけ焼いて、残りは冷蔵庫へIN。
結局その1/4だけで間に合ってしまい、どんだけ少食なんだ我が家は。
でもピザ自体はかなり旨かったね。



しかし嫁的には今回のメインはこのチーズの塊。
パルミジャーノレッジャーノ!
トマトソースのパスタに青森の雪の如く大量に降らせて食いたいと。
しかしこの塊、結構デカいんで1/3だけ切り出して残りは冷蔵庫へ。



本日嫁が作った唯一の料理はこのトマトパスタのみ。
そして嫁と娘は交互にチーズの塊を手にして、
パスタの上にぶっかけるわぶっかけるわ。

なお、我輩は焼いたチーズしか食えねぇ人なんで手を付けず。



そしてスープはコレを温めるだけという超手抜き。
キャンベルのクラムチャウダー缶詰。
コストコのフードコートで食えるアレと同じブツです。
標準的サイズの雪平鍋に中身をぶちまけたら何ということでしょう、
ほぼギリギリで溢れんばかりの量に驚きです。

しかしコイツ、中にアサリやらジャガイモがゴロゴロして、
とても食べがいのあるステキな一品なのです。
勿論、今日一日では食い切れないでしょうから、
明日の朝も昼もコイツを食うハメになるでしょう。



娘の誕生日だから、スペシャルな食材を買おうということで、
娘がチョイスしたのはエスカルゴ。カタツムリだ。
昔日産が作っていた変な商用車でもガンダムの変な飛行機でもねぇぞ。

しかしコイツ、不味くはないけど少し味付けがしょっぱくて、
塩分大好き青森人なら喜んで食うんでしょうが(偏見)、
普通にコレを食うならセットでフランスパン必須ですわ。



でもクソガキ共はコイツを食うことこそが本当の戦いだと考えたのか、
緒戦の食事は軽く手を抜いてそこそこで退却したのであった。
決して誕生日の料理が手抜きだったから食わなかったわけではない模様。

ま、確かにあんでる船の“タルトフレーズ”は美味しいから仕方ないね。
サクサクのパイ生地、周囲をコーティングするチョコレート、
上部に盛られたイチゴ&ソース、そしてクリーム。
他のケーキ屋にはない、唯一無二の存在&味わい。

実は娘が誕生日に一番所望していたのがこのタルトフレーズ。
そして唯一、欲していたのもタルトフレーズ。
でも我輩も娘ぐらいの歳の頃は、特に何にも興味を抱くこともなく、
つまらん人生送っていたよ~な気がするんで、

やはり12歳ぐらいって意外と退屈な年頃なのかもしれんなぁと思った次第です。  

Posted by 砥部良軍曹 at 23:55Comments(0)めしイベント