2024年08月23日

福岡でマジカルミライ2024が開催?!



マジカルミライ、それは初音ミクを初めとするボーカロイドの祭典。
「ボーカロイドって何?」っていう人は見なくていいです(正論)。

今まで東京、大阪、札幌などで開催されていたこのイベントが初めて関門海峡を超えて九州に来る!
コレはもう、ボカロ(ロカボじゃねーぞ)好きなウチの娘は浮き足立って仕方がない。
「ウチの職場、土日休みとれるかな」と就職前から気が気でない模様。

そして今年6月、娘が「暫くは土日休みだから・・・マジカルミライ2024福岡行ける(確信)!」
「早くチケット取らなきゃ(迫真)」と静かに興奮気味。

そこにしゃしゃり出る我輩「どうやって行く?泊まる場所とかどーする?福岡の回り方知ってる?」
すると娘「父さんも来てくれるとありがたい」と。

心配するな、我輩はその日夏休みだし、母上と弟のヂャキに連絡して、
実家の暖かい布団と暖かい朝飯を準備するよう伝えとくわ。

ところで我輩は他の開催地の事情がよく解らんのですが、
マジカルミライには福岡を牛耳る大企業?天下の西鉄もタイアップしているみたいで
西鉄福岡駅に隣接するソラリアステージやソラリアプラザで別口イベント開催するんですね。

というわけで我輩はイベント会場を調べ、脳内行動計画の作成。
ライブ会場の福岡サンパレス、企画展の福岡国際会議場、ソラリアプラザ、ソラリアステージ、
全て高校生or20代の頃イベントで行った場所なので行き方も駐車場も把握済み。

さて、娘は無事チケットの抽選に当たったかな?
我輩はライブで流れて来るよーな今時のボカロ曲は知らんからライブはどーでもいいけど、
色んな販売元が来て初音ミクグッズを売る企画展だけはどーしても行きたい!



しかし、くじ運の悪い我輩の血なのかメインのボカロライブはおろか企画展のチケットも当たらず、
入手したのはサブイベント的な「Digital Stars」というクラブで実施するイベントのチケットのみ。
その日の晩、扉が閉ざされた娘の部屋から啜り泣く音がした気がします。
念願のイベントが九州上陸したのに、ハナクソ程度しか絡めない、悲しすぎる。

というわけで我輩もライブチケットその他入手のため水面下で動こうとしたところ、
ライブは無理でも企画展は当日チケットを先着順で販売することが判明。
というわけでワンチャン当日券を入手して企画展に入れる期待を抱き、
無理ならソラリアのイベントと「Digital Stars」にいく方向で福岡に行く事にしました。

そして8月17日朝、我輩も娘もワクワク早起きして予定時間より30分早く出発!
我輩はローソンでモンエナを買い、娘もサンドウィッチを購入。
娘の運転で西都ICから高速に乗り、我輩が知っている昔の初音ミクの曲を車内に流しながら、
東九州自動車道を走りとりあえず山江SAに向かいます。

山江から広川まではプリキュアオールスターズFのDVD見ながら我輩が運転、
広川から基山までは劇場版アイカツ!のDVD見ながらまた娘が運転、
基山から福岡は全て土地勘のある我輩がステアリングを握ります。
しかし娘の15年落ちのダイハツムーヴ、軽自動車なのに高速でも結構飛ばせるな。





実家に到着したら母上と弟のヂャギ、弟の嫁が我輩と娘を快く出迎えてくれたので、
土産に買って来たたかなべギョーザを渡して家に入ろうとすると
「早よう飯食ってイベント会場さん向かわんといかんとやろ!ラーメン食いに行くよ!」
我輩もかなりせっかちだが、我輩の家族はそれ以上にせっかちである。それが福岡人。

いつもの家からクルマで2分程度の場所にある長浜御殿に行って昼メシ。
未だに590円でラーメン売れるのに家族全員で驚愕、でもラーメンは旨し。

その後実家に戻り、まだ30分ぐらい余裕があったので家に上がると、
弟がドクターペッパーダイエットを出して来て「久しぶりの再会に乾杯だ」と。

ドクターペッパーを飲み干したらミクさんに会いに福岡国際会議場に向かいます。
実家からはクルマで30分弱、然程遠くはない。
駐車場満席だったらどーしようかと思いましたが、サンパレス前の駐車場空いててラッキー。
(しかし駐車場出る時、料金2000円払わなければならなくてなんだこれはたまげたなあ)





下車したら我輩的にナイスでクールなマツダ・RX-8が居たので、
既に企画展を見終わって車内でコンサート待ちのオーナーに声をかけて写真撮らせて貰いました。
(エンジンもかけずに車内で待機なのはロータリーエンジンのクルマなのでお察し下され)

その後、企画展の当日券を買うためにサンパレス裏?隣りの福岡国際会議場に向かうと、
何という事でしょう、絶望感しか湧いて来ない長座の列が出来ているではありませんか!
ミクさんグッズで身を固めた(時々リンレンあり)歴戦の勇者達が一杯だ!

でも一蘭のラーメン食うのに並ぶ気は毛頭ありませんが、企画展なら話が変わります。
大人しくそっと列の最後尾に並び、40分後に始まるであろう当日券の販売を待ちます。



途中で「当日券売り場列最後尾」のプラカードを手にしたスタッフが
「後ろに並んでいる方は当日券が買えないかもしれませんのでご了承下さい」と
言ってるのを聞きながら「ウチらの分はあるだろうか」という恐怖心に駆られますが、
列に並んで1時間後ぐらいですかね、企画展の当日券ゲットだぜ!
このクソ暑い最中並んだ甲斐があった。







企画展は2階と4階、5階で実施しており、2階はマジカルミライ関連企業の出店。
とりあえず2階で展示物や商品を眺めながら、物欲を抑えてブツを吟味します。
いやしかし、初音ミクのグッズって宮崎ではほぼほぼ入手不可能だから、
「この機会に買わなきゃ(使命感)という気持ちが昂り過ぎて頭がバグりますね。



THEアルフィーの高見沢さんのみたいなギター発見、何だこれはたまげたなぁ。







その後4階へ上がり展示を拝見、5階でマジカルミライ2024福岡オフィシャルグッズを物色。
またカオスな行列が出来ているかと思いきや、人意外と並んでなくてすんなり会計。
ミクさんのトートバッグ的なのが欲しかったんですが、
バッグ類はクセとコレクション要素が強すぎる物しか無い。
他はアクスタとか缶バッジとかポスターとかぬいぐるみやフィギュアみたいな
我輩のようなノンケには不必要なものが大多数を締めておりました。



んで、結局買ったのはド派手なTシャツ2枚。
コレだけで結構な額ですが、こーいうのずっと欲しかったからまぁ多少はね。
あと、職場に持って行くチロリアンも買いましたw

ああ、今考えるとタオルも買うべきだったか・・・

5階の奥にはボカロで曲を作っている方々がCDやグッズを販売していましたが、
マトリョシカや深海少女やローリンガールでミクさん歴が止まっている我輩には
最近のボカロ曲は全くコレもうわかんねえななので軽くスルー。
娘は「オレの推しのPが来てないんだよおおお!」と小さく叫びながら撤退。



コンサートが始まるまで涼しい場所で待機している方々を脇目も振らず、次の現場へ。
駐車場にコレまたホットなミク愛に満ちたクルマが停まっていたので勝手に撮影。
宮崎ナンバーだったので、また何処かで会えるかも?イヤ既に会っているかも?



いやしかし、マジカルミライ福岡は会場の場所が良いね。
博多駅や西鉄福岡駅からバスに乗れば直ぐに行ける場所ばかりだし、解りやすい。
まあ福岡は九州では大都会(クリスタルキング)だけど、
街の規模的には然程デカくもなくて然程複雑じゃないからね。

114514日ぶりに天神に来たので、駐車場を見つけきれずに30分ぐらい流浪の民と化していましたが、
どーにか地下駐車場に入れてソラリアプラザに突入。



そして娘、ここでようやく西鉄コラボの初音ミクTシャツを購入。
ついでにボードに渾身の?いや完全手抜きの5分ミクをお絵描き。



その後ソラリアステージへ移動、ミクさんグッズ売り場で浮かれようとするも、
企画展でかなり散財したのでココで何か買うべきか2人で悩む。
いやねー、西鉄コラボのグッズがもっと色々あれば何か買いたかったんだけどなー。



というわけで時間的にも夕方、腹ごしらえをして脳みそを切り替えようと、
すぐ近くにあった「台湾夜市カシンフウ」という居酒屋に突入。





そこで2人、お茶を飲みながら酒の肴になりそーなメニューをチマチマ注文。
奥の皿は牡蠣のオムレツ。手前の台湾ソーセージ謎の甘味があってクセになりそう。



この店に決めた最大の理由、ルーロー飯が食いたかった。
うむ。コレは肉にスパイスが効いて旨い。でももう少し煮込んだ方が好き。
あと、卵は温玉じゃあなくて味がしっかりした煮卵が良かったなぁ。

ソラリアはプラザもステージも食い物屋さんが色々あるのが便利ですが、
マジカルミライに来た連中がソラリアのオサレな料理店に食いに行くのかは不明。



再びソラリアプラザに戻り、イベント会場横にあった高級チョコレート屋さんで、
食後のデザートのチョコレートソフトクリームを買って食します。
力強いチョコレート風味が品よく伝わる味わいの逸品。
あ、嫁への土産もココで買いました。みかんの皮(オレンジピールとも言う)。



そして娘が唯一入手したイベントのDigital Stars @ MAGICAL MIRAI 2024 in FUKUOKAの会場
「DRUM LOGOS」に向かうのですが場所は親富孝通りの細い路地の先、

昔の親不孝通りを知る我輩的にはタトゥーの入ったガラの悪い輩に
クスリでも勧められるんじゃなかろうかと心配だったのですが・・・



クラブの入り口に鳥肌実閣下のポスターが貼っているのを見つけて「あ、ココなら問題なし」

我輩は娘を放流後、小学校からの友人に会いに行きました。
久しぶりに会ったので近況報告だけで話が弾みまくりますが、
イベントが終わる前には親富孝通り近くのセブンイレブンに到着。

ライブを終えた娘曰く「目の前でボカロPがアレンジ曲とかリミックスを流すんだけどね、
こうして音楽は作られるんだっていうリアルと、作っている人が奏でてくれるライブ感が感動!」
「気が付いたら腕ちぎれるぐらい振り回して乗ってたよ!」と言ったのでかなり楽しかった模様。

本番を見る事は叶わなかったが、己同様ボカロを愛する者達と言葉は交わさなくても、
心が一体になって好きな曲を聴きながら皆んなで盛り上がる、
その悦びを感じる事が出来ただけでも娘は充分満足したようですね。

その後、実家に帰宅して兄弟でドクターペッパーダイエットを飲みながら、
「やっぱりドクペはビールの1000倍旨い!」と叫びながら夜中の2時まで騒いだのでした。





そして次の日、息子の土産を買いにアニメイトに行った後、
櫛田神社の近所の「西鉄ホテルクルーム博多」で初音ミクコラボメニューの
「ミクネード」を注文し、爽快感に包まれてマジカルミライを締めくくり、
「君たちはどう生きるか」のDVDを見ながら筑紫野ICへ突っ走って帰路についたのでした。
あ、途中で個人的にエチゴヤ南福岡店にパーツ買いに寄りましたw

娘が生まれた頃から聞かせていた初音ミク。(当時はニコニコ動画全盛期&ボカロ創成期)
幼稚園児になったら一緒に「みっくみくにしてあげる」や「ワールドイズマイン」、
「ブラックロックシューター」をカラオケで歌いながら親子で盛り上がり、
我輩がボカロへの興味が薄れても更に娘はボカロにどハマりしていき、
小中学校ではクラスにボカロ好きが誰も居なくて悲しい思いをしたけど、
ボカロに支えられて無事社会人になった我が娘はマジカルミライに行けて
「我が生涯に一片の悔いなし!」の想いでしょうが、
娘的には次回も福岡で開催してくれるかがかなり気掛かりなようです。





尚、帰りの昼メシに牧のうどんを食した事は言うまでもないでしょう。
最近宮崎にも資さんうどんが出来て、福岡のうどんを普通に食える環境にはなりましたが、
牧のうどん独特のフワフワした麺のうどんは牧のじゃないと食えないんだな。  
Posted by 砥部良軍曹 at 03:44Comments(0)イベントお出かけ

2023年11月19日

旧車からしか摂取できない栄養がある

昔、我輩の実家の近所に「春日中古車センター」というクソ怪しい車屋がありました。
何がクソ怪しいってその車屋さん、常にアルファロメオのアルフェッタや
シトロエン2CV、BXやルノー4とか置いているんです。
国産車に至ってはマツダ・コスモ(注:ユーノス・コスモではない)や
いすゞ・ピアッツァ、117クーペ、ビークロス等といった、
ノンケは確実に手を出したがらないクセスゴなクルマが並んでいるんです。

一時期、日本人の88パーセントは知らないであろうイギリス車、
パンサー・リマというクラシックカーみたいなロードスターが
128万ぐらいで置いていたんですがアレどうなったんだろ?


さて本日我輩は旧車の祭典 カーフェスタ宮崎 in 都農に行って来ました。
コロナ禍で2年ぐらい中止になっておりましたが、去年からまた開催したようです。
(去年は天候が悪かったので、貴重な旧車を濡らしたくないオーナーが多い
=あんまり盛り上がってないだろうと思って行かなかった)
尚、1人で行くのはつまんないので戦友の学長を連れて行きました。
でもクルマ運転したのは学長なんですがね、ボクサーエンジンのイカしたやつ。



うーむ、都農町はご機嫌な天気。絶好の旧車日和です。
フルレストアされたトヨペット・クラウンも秋の日差しを浴びて輝いております。
ところでコレって最近新富町文化会館の奥に出来たトヨタの工場から持ってきたのかな?



これはこれは、なかなか珍しい英国車トライアンフGT6です。
コレのオープンモデル?のスピットファイアは昔よく見かけたんですが、
クーペのコイツは多分初めて見ました。



メルセデスベンツ・ウニモグ。
エリア88というマンガでその存在と凄さを知った方も多いでしょう、
前進24段、後退6段のトランスミッションを持つ究極の作業マシーンです。

一般的に作業現場等で使用され、中々人目に出てこないクルマなので、
こうしてお目にかかれる機会が少ないから我輩的にテンション爆上がりです。



SJ10って言うんですかね?我輩には古いスズキ・ジムニーにしか見えませんが(喧嘩腰)。
(ジムニー有識者の詳しい説明待ってます)
道なき道を走るために作られたジムニーなのにボディ綺麗に仕上がっていたんで、
多分相当の銭と労力を愛を注ぎ込んで板金レストアしたんでしょうねぇ、感服です。



外車の旧車ってアメ車率高いですよね?でもソレって理由があるんですよ。
古いアメ車は今でもアメリカでパーツが保管されていたり、
アップグレードパーツを作ってくれる職人が居るそうなんです。

この初代フォード・マスタングもパーツは結構手に入り、普通に乗れるとの事。
但し燃費は良くないらしく、ガソリン高騰の今のご時世では
とてもじゃないがイベントの時じゃないと乗れないとか(呆れ)???



旧車イベントにスカイライン、フェアレディZ等の日産車が多いのも同様。
愛された台数が多く、本体、部品共に(金さえあれば)入手は容易なので所有者も多く、
旧車イベントに集まるクルマの大半は日産車が占めております。

R30スカイラインは西部警察世代の我輩的に超大好きな旧車です。
何で我輩は社会人になって中身ホンダの中途半端なイギリス車ではなく
このイカしたツインカムターボを買わなかったのかと痛烈に後悔しております。

シザーズドアに改造されているのは賛否両論でしょうが、我輩は嫌いじゃないw
何故ならば、駐車場で隣のクルマとの車間が狭くてもドアが開けやすいから。

追記:我輩の主戦場ZEROBASEの管理人から「それボクがやりました」と連絡が来ました。
「しろくろぽち」というYouTube見たらディスクグラインダーで
バシバシぶった斬りながら苦労してドアを改造していて唖然www(下記URL参照)
https://m.youtube.com/watch?v=lG9bwZTtPu0



一方で日本で1番売れているはずのトヨタ車はイベント参加台数は日産車の半分ぐらいしか居ません。
(日産車は同車種が何台かあるのに、トヨタやその他メーカーは1車種1台が殆ど。
(例外は86レビン、トレノ)

トヨタ・スターレットKP61は昔の走り屋に愛された軽戦闘機ですが、意外とお目にかかりません。
今回久しぶりに拝見してコンパクトなのに以外と存在感あるボディを再認識。



角ばったセダンを見ると嬉しくなるのは我輩だけですか?そうですか?

7代目トヨタ・コロナは地味ながらも後輪駆動で4AGエンジンモデルがあったり、
スポーツカー的な2ドアモデルがあり、何故かハッチバックもあるという
当時はアツいクルマだったはずなんですが現在は風前の灯の模様。



旧車の軽自動車って何でこんなに可愛いんでしょうかね?
マツダ・R360なんて動かなくても飾っているだけで幸せになれそうです。

もうね、クルマが実用性を重視されていた時代に軽でクーペを作っちゃう、
しかも後席は赤ちゃんしか乗りそうにないという。
マツダ、のっけから飛ばしてんなw

そして未だにロードスターという遊び人クルマを販売しているマツダという会社、好き。
余談ですが我輩の1番好きな旧車は咲いてるオトコの3代目マツダ・コスモです。



あ、でも小さくても早いクルマを作ってやるぜ!って意気込みを感じる、
本田宗一郎の魂が形になったようなホンダ・S600も大好きですよ。



そして勿論、初代ホンダ・NSXも最高です。
デビュー当初はフェラーリのパクリと言われてましたがクルマは形じゃない、中身だ。
宮崎の真夏でも乗れるNSXは至高のスポーツカーに間違いはない。

10年前までは200万ぐらいでそこらの中古車屋に探せばありました。
買うまでは至らなくても、試乗ぐらいはしとけばよかったなあ。



若かった頃買っとけばよかったと後悔しているクルマその2、トヨタ・セリカXX。
数あるセリカの中でコレが1番カッコイイ。
外装は勿論ですが内装も好きなんですよ、セリカXX。

やはり我輩はクルマに興味が湧いてきた小学校低学年の時に見たクルマが好きなんですね。
高校生〜社会人の頃は外車至上主義になっていたんでその頃のクルマには然程思い入れが無い。

だから90年代初頭熱かった70スープラやR32スカイラインよりは、
それより古い80年代なセリカXXやR30スカイラインに萌えるのが我輩の性癖なんです。



今回は旧車イベントお約束のアレがいないなぁと思いきや、観客用駐車場に居ました。
スバル・360、通称てんとう虫。
日本のクルマの歴史を語る上で欠かせない存在です。

ていうか、今回のイベントは軽の旧車少なかった。
寧ろ展示よりも駐車場にスズキ・フロンテや三菱・ミニカとか置いていて
「お前の居場所はそこじゃないだろ!」と我輩1人でツッコミを入れるw



この手のイベントには大抵ホンダの軽自動車があるはずなんですが・・・あったぜ。
ホンダN360、通称エヌコロ。

ツイッターにこのエヌコロの写真をアップしたら、戦友から
「ソレ、ボクが以前所有していたブツです」とコメントが来ました。
旧車は現存台数が少ないから、そーいうケースはよくあるんでしょうね。



駐車場の別の場所にには言われなきゃ解らない、下手したら行っても解らない珍車が。
トヨタ・セリカ・カムリというスポーツセダンです。
セリカなのかカムリなのかハッキリしてほしいですが、この頃のセリカはカリーナの兄弟車。
だからカムリはカリーナの兄弟、ていうか同じクルマ。



2時間ほど会場をフラフラして旧車の素敵さを堪能し、
駐車場に戻ると目の前に懐かしいのが居ました。
トヨタ・コロナマークⅡの2ドアハードトップです。
旧車イベントは展示車両だけでなく、ギャラリーのクルマも凄いのがいるのがたまりません。

写真撮影しようとしたらいい感じにお歳を召されたオーナー夫妻が戻って来たので
「写真撮ってもいいですか?」と許可を得て撮影、色々苦労話を聞かせてもらいました。

こういうクルマを通じた話題に花咲くのも旧車イベントの醍醐味ですね。

以前は「あー。我輩も旧車欲しいなー」って思っていましたが、
旧車を買うのは勿論、維持するにも莫大な予算が必要な昨今、
我輩が旧車を手に入れるには神が降臨して授けてもらうしかなかろうと言う事で最近は諦めモード。
美術品同様、古いクルマは見るだけでいいかなって思うようになりました。

まあ、最近のクルマに欲しくなるブツがなかなか無いのは事実ですが、
「クルマは道具」と思えば旧車よりは今のクルマの方が便利ですしね。



ハコスカ10台ぐらい居た気がしたんですが帰宅後写真を見返してみると
携帯の写真フォルダにはケンメリとR30しか写っていませんでした。何故だ?  

2023年10月25日

114514時間ぶりに都井岬に来た

どーも、最近庭にイノシシが来てリビドー号が泥まみれになって困っている砥部良軍曹です。

なので我輩は民家に現れたクマを退治したというニュースを見て
「餌がなくて民家に来ているクマが可哀想!」と叫ぶ人間に対してこう思います。
「クマが可哀想と思うならアンタらがクマの餌になれば良いのに」

エセ動物愛護家って野生動物の質の悪さをマジで解らないみたいですね。
ウチは庭を荒らされるだけの被害で済んでいますが、
畑持っている人はその年の収入大幅減額、子供を学校に行かせられないレベルの被害なんです。

そして、イノシシもシカもクマも生で遭遇したらソレは野獣。
我々の感情ガン無視で敵視して襲いかかってくるんですよ。

そういう事を考える能力が欠如していて、動物が頃されたという話題だけしか見る事の出来ない
頭の悪い人間は動物の餌食になってくれた方が世の為人の為クマの為です。はっきり言って邪魔。



さて、我が家はまだ暑さが感じられる9月後半、嫁の気まぐれで都井岬に行って来ました。
前回都井岬に行ったのは13年ぐらい前、我が家が三沢市に移り住む寸前の頃でした。

ん?双眼鏡が邪魔で馬の写り具合がよろしくないとな?
仕方がない、こうして何かで隠さないとウマ息子が露になってしまうからな。

でもタイトルでは都井岬を満喫したよーに謳ってますがね、
申し訳ない事に都井岬は昼飯食っただけで殆ど何も見てないというか、
実は今回のメインは都井岬の手前にある「幸島」という猿の島だったんですわ。



とはいえ、元々は我が家から片道90kmぐらい離れた都井岬のリアルウマ娘見に行くつもりだったんで、
朝早く起きて新富町を南下してとにかく南へ南へ向かって行くわけですよ。

朝早く出たから、コンビニ以外何処の店も開いてないし道路もスカスカでスイスイ進みます。



その途中でコッチに幸島があるよーって看板見つけてしまったんで、
「ウマ見る前にサルを見るというのも一興じゃないかね?」
とその場の勢いとノリで軽く言ってみたら家族一同「意義なし」と。

クソガキ共は勿論、我輩も嫁も幸島に来たのは人生初です。





幸島に渡るためには往復1000円の船に乗らなければいけません。
近くにいる船頭さんに声をかけて小さい船に乗り込んで幸島まで10分ぐらい?

その船上で船頭さんから幸島上陸後のルール等説明を受けます。



船は30分ぐらいしたら迎えにくるから、それまで適当に島でサルを見とけよ見とけよ〜。
猿と目を合わせたらバトルになるから、絶対に目を合わせるな、
絶対にエサはやるななど島の掟を聞いているうちに気がついたらら島に到着です。



島の上陸場所は結構な岩場です。
ハイヒール履いている女子はまず上陸不可能でしょう。
そして、船が接近すると数匹の猿がお出迎え、接岸と共にヤツらの歓迎が始まります。



猿がワラワラ山から降りてくるので、動物嫌いな我輩はまあ多少はね、ドン引きするんですが、
猿にちょっかいを出さなければヤツらは周囲を自由奔放にブラブラしているだけです。

尚、猿は午前中は活発に現れるそうですが、昼過ぎたらあまり出てこないみたいです。



岩場で船が戻ってくるまで猿と戯れながら待つのもつまらないし、
何より岩場の脇は猿じゃないと登れないようなジャングルマウンテン。

なので岩場を渡りながら猿を見ながら、上陸前に見えた浜辺に向かう事にします。
足場は良くはないですが、行こうと思えば(王者の風格)



10分ぐらい岩場を歩いたら、ポルコの隠れ家みたいな浜辺に到着です。
いやーコレ周りが森じゃなくて岩肌だったら完全に紅の豚だよ!

猿は砂地が苦手なのか、あまり浜辺には出て来ません。写真に写っているコイツだけ。
いやあしかし、久しぶりにサンダルで岩場を歩いたら足捻りそうになりましたわw



喉乾いた・・・喉乾いてない?
アイスティーしかなかったんだけど、いいかな?

無人島に行く時はナイフより水分を持参すべきです(確信)。



我輩はこの日も安定のサンダル履きだったので、気にせず海に浸かってンギモヂイ!
この後、潮がひいていたので我輩と息子は海の中を歩いて引き上げました。



猿を見た後、トイレで足を洗って一服して都井岬へ。
丁度昼メシタイムだったので向かった先は都井岬の中にある「海洋荘」。



ここの名物は、その日獲れた魚を載せた「なんでんかんでん丼」
海鮮丼と煮魚、あら汁が付いて1300円は案外お得じゃないかな?



なんでんかんでん丼に載っかっている刺身は青森のウニとかイクラとか
マグロやホタテみたいな華があるブツではなく、地魚的な地味なヤツなんですが、
魚の新鮮さと味わい深さは北国の高級海鮮丼に劣らぬ素晴らしさ。

甘めのタレとワサビではなく柚子胡椒で食べる海鮮丼は通好みな一皿です。
ただ、何でパプリカ入ってんのかはわからん。



んでまあ、腹を満たした後は灯台の手前に来て馬と戯れるはずだったんですがね、
13年前道路を邪魔するぐらい居た馬さん達、なんか随分少ないのね。

ていうか、猿の島に意識を全部持っていかれて馬どーでも良くなった我が家一同w
本来の目的があやふやになってしまった我が家は完全に迷走状態です。



んじゃあ迷走ついでに変わった所に行こう。
我輩ね、串間方面に来たら数年前から行ってみたかった場所があったんです。
それは日南線の山の中にある無人駅、榎原(よわら)駅。
山の中と聞いていたのですが、周囲意外と民家があるのね。





でもね、ホームに出ると山の中の忘れ去られた異空間って雰囲気、我輩は好き。
何なんでしょうね、この人気の全くない駅が醸し出す独特の空気?





そしてそんな無人駅に佇む「ひなもりよわら」ちゃん。
この駅は以前みやchanブログで可愛いイラストを披露していた
よろずのかるみさんという方が推している駅だったんで、来てみたかったんですよ。



帰りは日南まで山の中を走り、港の駅めいつに寄ったんですが人大スギィだったので何も買わず、
我輩的に日南と言えばこ↑こ↓、にこにこショップ(断言)。





宮崎ではここでしか食えない天むすがね、我輩はすきなんですよ。
何か最近の宮崎の餃子事情を象徴するよーなブツが並んでいますが、我輩は天むす一択。
コイツらを買ってクルマの中で食らいながら、この日の旅の余韻に浸るのでした。

今回は県内とはいえ、久しぶりの遠出に心躍るものもありましたし、
幸島の猿やら旨い海鮮丼やらよわらちゃん収穫も色々あって充実の1日を過ごせました。
日帰りでも遠くに遊びに行くってのは、いいもんですよね。
贅沢を言えばソレが自分のクルマならもっといいんですがね・・・
(リビドー号は燃費が悪いので、嫁の姉さんのステッポワゴンで出掛けました)。

追記:114514時間が何年なのか計算するのに労力を費やしたという
同志の苦情にお答えして114514換算表を掲載しときます。



これを覚えていれば貴方も野獣になれる!
364364(見ろよ見ろよ)。
  
Posted by 砥部良軍曹 at 22:13Comments(4)お出かけ

2021年09月18日

伊勢海老の最高の食い方はしゃぶしゃぶだ!

もう秋ですね。
但し、カレンダー的にはという意味でw
宮崎はまだまだ暑い日々が続いており、秋って気分じゃありませんな。

しかしながら食材に関しましては夏から秋のモノへとシフトしております。
9月から宮崎の北部or南部海沿いでは伊勢海老漁が解禁ということで、
近所のスーパーでも時々水槽に伊勢海老が入って売られております。
そして1匹だいたい3000円~5000円ぐらいするんですね。
100g800~1000円ぐらいだから宮崎牛と同じぐらいか。

でも我が家は伊勢海老買って家で調理してくおうとは思わんのですよね。
世の中に存在する大半の食材は家で買って食う方が安上がりなのですが、
我輩的に伊勢海老と鰻は店で食った方が良いという見解。

だってさ、我輩の魚介類の調理技術がイマイチなのか、
家で伊勢海老を調理して食っても然程旨いとも思えないですし、
鰻なんかは市販のタレよりも鰻屋のタレのほうが旨い。



ところで同志諸君は伊勢海老料理は何が一番好きですか?
刺し身?味噌汁?茹でたの?豪快に網焼き?
我輩は去年、北浦の山洋水産で食した
伊勢海老のしゃぶしゃぶが伊勢海老料理の至高だと思いましたね。

山洋水産は以前我輩がヒオウギ貝を食った店で、
我が家では「若旦那(大将がおばちゃんからそう呼ばれていたから)の店」と言っております。
世間一般的には「若旦那」と言えば湘南乃風なんでしょうが、我が家的には三洋水産。

去年コロナがある程度落ち着いた秋頃、
久しぶりに何か旨いもん食いたいなと言いながら伊勢海老を食いに行った店がココ。

いや本当はね、道の駅北浦の「レストラン海鮮館」で伊勢海老食おうとしたんですがね、
いざ行ってみるとウチラみたいに夏休みに我慢していたであろう方々が
店に大量に押しかけて1時間待ちといいう状態でした。


待つのが共産主義者とエセフェミニストと同じぐらい嫌いな我輩は
「んじゃあ若旦那の店開いてるか聞いてみよう?」と言い電話したところ、
「それでは30分後に来てください(炭火をおこす時間だな)」と嬉しい返事を頂いたので、
道の駅で少々時間を潰したあと、山洋水産へ向かったのであります。

電話で「伊勢海老料理は何がありますか?」と聞いたところ、
「伊勢海老のしゃぶしゃぶは如何でしょうか?」と言われたので、
「しゃぶしゃぶだと?そんなエロい話があっていいのか?」
とりあえずしゃぶしゃぶ、予約しました。



リビドー号を道の駅から飛ばして5分で山洋水産に到着。
時間帯的に昼飯時若干オーバータイムですが、客は我が家しか居なくて星空のディスタンス。
相変わらず愛想の悪い?若旦那に誘導されて入り口の席に座り、
しゃぶしゃぶが出てくるまでの間、貝類を焼いて食します。相変わらずヒオウギ貝が旨い!



嫁が「ウニ食いたい!ウニ!」と五月蝿いのでウニを注文したら、
イガグリみたいなのにてんこ盛りに突っこまれたウニが来ました。
採れたてなのか九州で散見されるババァの化粧みたいな匂いもなく
青森の寿司屋で食ったウニのように旨かったです。



そしてついに出てきやがった伊勢海老のしゃぶしゃぶ。
お一人様用土鍋の中には伊勢海老の頭とか殻でとったと思われる出汁。
そして残り半分?の頭が網に置かれてヤキヤキされます。



その後やってきたのはプリプリした伊勢海老の刺身。
勿論、そのまま刺し身として食うのもアリです。コレで2人前。
なお、しゃぶしゃぶのお値段は2人前3000円ぐらいだった気がしますが覚えてない。
だってウチら、あまりにも旨かったんで刺し身追加注文しちゃったしw



さっきまで勢いよく動いていた伊勢海老の刺身、不味いわけがない。
でも女性は生が美味しいですが、伊勢海老は案外そうでもない。
余談ですがうちの嫁は生ビールが大好きで最近は何処に行っても「ビールビール!」
この日もしっかり飲んでやがりました。



炭火で沸騰しない程度に温められた出汁の中に伊勢海老の刺身を漬け、
4~5回程揺すって引き上げると、透明だった刺し身がほのかに白く変色して花が咲く。
刺し身独特のトロミがなくなり、歯ごたえと旨味が増します。
ううむ、伊勢海老の出汁で伊勢海老の身を温めれば、間違いなく旨いわ!

なお、熱を通しすぎるとタダノ茹でエビになってしまうので、
まだ生っぽいかな~ぐらいのところで引き上げて食するのが旨し。



そして焼いた頭の部分もエビ味噌が香ばしくて旨し!
でもこの頭部分、キレイに焼くのは難しいの(油断すると焦げる)で、
若旦那にバレないように手足の部分だけちぎって
しゃぶしゃぶの汁に沈めて茹でたほうが旨いかも?
そうすれば足の部分の身も余すところなくしゃぶり尽くせます。



しゃぶしゃぶを楽しんだ後の出汁は(別料金の)飯を追加して雑炊にします。
当然ながらこの伊勢海老味の雑炊がまた至高!!
コレより旨い雑炊はフグチリの後の雑炊ぐらいのもんでしょう。



身を刺し身で味わい、好みでしゃぶしゃぶにして、
頭は焼いて、汁は雑炊で食う(そのままスープ的に啜るもよし)。

実に欲張りで尚且つ、全ての食べ方を堪能できる伊勢海老のしゃぶしゃぶ、
コレは有効的な伊勢海老4段活用じゃねぇか!

この時は「今度から伊勢海老を買ったらしゃぶしゃぶにして食おう!」と心に誓った程でしたが、
悲しいことに伊勢海老を安く仕入れる機会がないので未だ実行に移せず。
ただ、客人を招いて伊勢海老を提供する時、この食わせ方はナイスだと思いましたね。
まあそんな機会が今後存在するのかは不明ですが?



でもやっぱり味噌汁がどーしても食いたかったんで、
蟹の味噌汁を注文して食っちゃうんだなコレがw
ココに来るとあまり喋らない若旦那と口をきくために余計に頼んでしまうから、
馬鹿みたいに金を使ってしまうのがヤバいですね。  

Posted by 砥部良軍曹 at 20:38Comments(2)お店お出かけ

2020年05月21日

岩牡蠣を食いに行って緋扇貝の旨さに開眼する

去年の夏休みが終わる前ぐらいの頃の話ですがね、
その頃まだ(ていうか未だ続行中なのかもしれないけど)何もしたくない気分な我輩に嫁が
「県北にカキ食べに行こう、イワガキ!」と言ってきやがったので、
面倒だけど嫌だというと更に面倒な気がしたので、仕方なく付いていきました。

嫁の運転で高鍋から高速道路に乗り、我輩は助手席で岩牡蠣食える店の検索。
近くにある店2・3件ほど目星をつけ、グーグルマップで嫁に道案内をしながら、
たどり着いたのは延岡市北浦町古江2969にある「三洋水産 カキ小屋」



何で我輩がこの店を選んだのかと言うと、
この店は北浦町で初めてカキ小屋を開いた店であると
延岡観光協会のHPに載っていたから。

店の周囲は静かな漁港で、ていうか人が居なくて静かすぎ。
まあこの日は天気もあまり良くなかったからまぁしょうがないね。

でもねこの店、一見入口が何処にあるのかさっぱり分からん。
建物周辺をうろついていると入り口らしき場所で作業している人が居たんで
「ココで焼き牡蠣食えるんですか?」と聞いたところ、
「えーっと・・・予約はしてないですよね?」と言われてまさかコレは失敗だったか?



どうやらこのお店、店内が小さく人数に限りがあり、
尚且炭火の準備をしないといけないので、
予約の電話(0982-45-3600)を入れてきて欲しかったとのこと。
確かに、延岡観光協会のHPにも書いているわ、※要予約って。
コレはもう「すいません許してください何でもしますから!」と言わなきゃいけない案件か?

でもこの日はお客さんは誰も居なかったのと、店の大将がいい人だったので、
「今から炭の準備するから15分ぐらい待っててくれる?」と言ってくれました。
店の前にある岩牡蠣を「今からコレ食うんだ」と見つめながら待つことにします。



待つこと15分(15分待ったとは言ってない)、
店内に入ると長火鉢みたいな席がいくつかあって
その中央にはBBQコンロが設置されていました。

そして渡されたメニュウがコ↑レ↑。
岩牡蠣だけ食うことも出来るようですが、
基本セットを注文すれば色々食えて美味しいという寸法か。
そして追加で気に入ったものをまた単品で注文して
気がついたら凄いお値段になるという罠だな。



そしてコレが基本セット。岩牡蠣とサザエと・・・なんじゃこのカラフルな貝は?
聞いてみたらヒオウギ貝(緋扇貝)というここら辺で養殖している貝だとのこと。
あーそういえば聞いたことあるわていうか、確か道の駅北浦で売っていたやつだわ。
んで、この日はオキアサリがなかったのでヒオウギ貝が2枚。

コレで1800円は少々お高い気がしなくもないですが、
ぶっちゃけこういうのは自分で貝と炭を買って家で焼けば安いけど、
店で食うなら大概こんなもんです。
焼き岩牡蠣なんて大体1個1000円ぐらいしますからね。



岩牡蠣食いに来たんだから、イワガキから先に焼くのが礼儀ってもんなんでしょうが、
初めて食うヒオウギ貝がどういうシロモノであるかが凄く・・・気になったので、
家族全員何も考えずにヒオウギ貝を網の上にIN、そしてファイヤー。



蓋が開いたら大将が蓋をちぎって貝だけにして更に加熱。
余談ですがホタテやカキと言った貝類を網で焼く場合、
殻が開いた時に出て来ている水は貝のエキスではなく海水なんだそうです。
だからこぼれても躊躇なく捨てても「なんの問題ですか?」だそうです。

というわけで今後牡蠣焼きながら一番汁が溢れているのを見ながら
「ああ、もったいない!」と半ばキレ気味で言ってる輩を見かけたら
「コイツは塩水がそんなに飲みたいのか(呆れ)?」と思ってあげてください。



ヒオウギ貝が焼けたところで手前に避難させ、
中央に本日の目玉商品(のはずだった)イワガキをファイヤーします。
いやしっかし、デカいものを目の当たりにすると人間って目が一点集中しちゃうよね?
デカい牡蠣とかデカい柿とかデカい乳とかね、まあしょうがないね。



貝殻を見た感じはカラフルなホタテ、中身もホタテっぽいんですが、
食ってみるとホタテよりも味が濃く、甘みが強く、そしてあとを引く!
味の上品さではホタテが上ですが、純粋な旨味的にはヒオウギ貝凄い!
我輩は何で今までこんな旨い貝をシカトしていたんだ!



クリーミーで分厚い身、ほとばしる貝汁のイワガキも、
確かに旨いっちゃあ旨かったんですがね、
ヒオウギ貝と比べると正直な話・・・ヒオウギ貝の方が我輩は好き!

クソガキ共も「カキよりもカラフルな貝のほうが旨い」と唸っておりました。
ヒオウギ貝は理解りやすい味、はっきりわかんだね。

そしてイワガキを食いに来たはずの嫁も、
ずっと宮崎に住んでいながらヒオウギ貝を口にする機会はなかったらしく
この日、新たなる味の目覚めが始まった模様。



イワガキを食い終えた我が家一同、当然のように追加でヒオウギ貝を注文。
でも貝だけじゃなくて魚も食いたいねということで干物のメニューを見せてもらうと
下から2段めに気になるものがあるじゃないか!
あのコピペにハマった我が家的にはコイツは注文せねばなるまい!



イワガキを食ったら米が欲しくなったので、我輩と息子はごはんセットを注文。
そしたら味噌汁の中にはアサリよりもデカくてシジミっぽい柄の貝が居る?
一応大将に聞いてみたんですが1年前の出来事、コイツが何かは失念しました。
でもこの味噌汁が凄く旨かったことだけは覚えています。



味噌汁をチビチビ啜っている間にイサキの開きが焼き上がりました。
イサキってめったに食わないんだけど、意外と味の深い旨みのある魚なのね。
コレはかなり我輩好みの味で一気に食ってしまいました。



最後の締めに嫁が赤エビを食いたいって言うので注文。
冷凍庫の中から出来てた赤エビでしたが旨味がしっかり詰まっています。
大将は「焼けたら殻ごと食べて」と言ってましたが、
我輩はエビを殻ごと食うと殻が歯の隙間に挟まるのが嫌なので苦手な人です。



気がついたら1万円ぐらい食いまくって腹パンパン、心も満足。
握りこぶしのようにデカい岩牡蠣も悪くなかったけど、
緋扇貝という旨いものが宮崎にあった事を知れたのがこの日の大収穫でした。

ヒオウギ貝の旬は基本、イワガキと違って秋~春らしいんですが、
火を通せばどの季節でも食えるらしいです。

5月ぐらいに来ればワカメのしゃぶしゃぶが楽しめるというのも面白そうです。
そして秋から冬にかけては、(いいお値段だけど)伊勢海老も食えるそうです。

この後、道の駅北浦に行くと思っていたとおり水槽に大量のヒオウギ貝があり、
1枚150円だったので16枚ぐらい買って帰ったのですが、
ヒオウギ貝は自分で好きなのを選んでレジに持ってこいと言われたので、
イキの良さそうなのを選んでトングで掴もうとしたら
思いっきり潮吹きやがって顔面やTシャツが濡れ濡れになってしまいました。


去年の夏はあまり元気がありませんでしたが、
今年は胃袋だけは元気なようなので、
また色々出掛けて宮崎の旨いものを探してみたいなと思っています。  

Posted by 砥部良軍曹 at 22:26Comments(0)お出かけ

2019年05月18日

マイナスイオンとパワースポットを求めて高千穂へ

ゴォルデンウィィク終了後直ぐ、娘が修学旅行へ行きました。
行き先は広島、京都、そして大阪のUSJ。
我輩は娘に我輩愛用ブログ写真撮影用のコンデジと、
USJ限定のトミカを買うための資金0.1パットンを渡して
「出来る限りのことをしてやれることだけやってこい」と言っときました。

娘の帰宅後「思ったように楽しめたか?」と聞いたところ、
我輩の予想通り、グループに必ず居るであろう調子ぶっこいた奴のせいで、
「伏見稲荷神社と清水寺に行けなかった」とボヤいておりました。
そして娘が今年からライフワークの一つに加えた御朱印集めも捗らなかったとか。

そしてUSJでもグループの皆がハリー・ポッターに興味がなかったので、
USJ限定トミカのフォード・アングリアを買いに行けなかったとのこと。
でも替わりにハリー・ポッターの杖を買ってきたので良しとしましょう。
ただ、あの杖マジックアイテムでもねぇのに0.1パットンぐらいするのね(驚愕)。

修学旅行を体験して人は、旅行好きになるか、嫌いになるか、
一人旅が気ままでいいと感じるか、友人と共に遊ぶほうが楽しいと感じるかが、
決まるんじゃなかろうかと我輩は考えるのであります。

尚、我輩は高校の修学旅行でグループ内の無計画な輩が
「オレ東京は来たことがあるからだいたい詳しいぜ」というので、
ホイホイソイツに付いて行ったら明治神宮周辺をウロウロする羽目に遭い
東京観光が残念に終わってしまった過去があるが故、
旅は誰にも干渉されず一人でするのが一番だと思っていましたが、
こないだ能登半島を一人旅してやっぱ嫁が居たほうが楽しいなと思いました。

しかしうーん、最近は中学校の修学旅行でも結構遠くに行くのね。
我輩の中学校の修学旅行は宮崎の青島、日南海岸、えびの高原、
そして鹿児島に入って桜島を見るという感じだった記憶。
尚、土産には青島せんべいと桜島大根の漬物を買った記憶。

さて、こないだの週末、嫁が「どっかに出かけよう」と珍しい事を言ったのです。
我輩は「ゴォルデンウィィク何処にも逝こうとしなかったくせに何を今更」と思いましたが、
元々お出かけは大好きな我輩、その案を無碍にする必然性はありません。

んじゃあ今の我輩に足りないもの、気力を補充できる場所として選んだのは、
宮崎の中でも特に風光明媚な高千穂峡。
マイナスイオンとフォースに満ち溢れる、宮崎観光の王道を征く場所。



(写真撮影:砥部良軍曹 カメラ:CANON ‎PowerShot SX720 )
そして高千穂峡方面には高千穂神社と天岩戸神社があるので、
娘の御朱印コレクション収集も捗ります。

我が家から高千穂峡に向かう手段は2つあります。
一つは国道と県道を走るもう一つは高速と国道と県道を使う。
そう、高鍋ICから東九州自動車道に乗って日之影の手前まで行けば
高速料金はかかりますが時間は1時間ぐらい短縮できます。

それにリビドー号は燃費の悪さで定評のある輸送機なので、
高速で逝ったほうが燃費も良くなるから高速道路バンザイ!
(説明しよう、リビドー号ことLY3PマツダMPVは国道を時速70km/s程度で巡航しても、
リッター7kmぐらいしか走らない上に渋滞に巻き込まれるとリッター5kmになってしまうが、
高速を90km/sぐらいで巡航するとリッター10kmまで燃費が良くなるのだ!)

リッター3kmぐらい燃費が変わるとレギュラーガソリン1㍑150円強のご時世、
下道を100km走れば消費するガソリンは14.3㍑だから2145円
高速なら100km走っても10㍑で済むので1500円、なんと645円もオトク!
(高速代のほうが高く付くだろという意見は(∩ ゚д゚)アーアーきこえなーい)



いやーしかし、以前は新富から県北まで来るのに
2時間ぐらいかけていた気がするけど、
高速と有料道路のおかげで大分近くなりましたね。
お腹が空いたので道の駅青雲橋(せいうんばし)で休憩。

(嘘です、本当は高速降りて直ぐ「道の駅北方よっちみろ屋」に寄って、
山菜おこわとかよもぎ饅頭とか買って食ったんですが写真撮るの忘れた)



青雲橋とは五ヶ瀬川にまたがる、まあ普通に橋なんですが、
長さ410m、水面からの高さは137mと国道に掛かる橋では結構なサイズ。
下から見ると「高スギィ!」って叫んでしまいそうな橋なんですが、
上から見るとソコまで威厳を感じませんですね。

余談ですが昔、タモさんの「トリビアの泉」でクリップを繋げてチェーンを作り、
何mで切れるか実験した橋はもう一寸高千穂寄りにある天翔大橋。
天翔大橋のスペックは長さ463m、水面高は143mで東洋一のサイズだそうな。



橋の欄干の間からカメラを突き出して撮影してみましたが、
写真にしてみると思ったほど高さ感じねぇなあ。
でも現物はキ★タマがすくみ上がりそうな高さなので、
高所恐怖症の人はあまり来ないほうがいいでしょう。
余談ですが我輩はガチの高所恐怖症です。

尚、青雲橋だけでなくココらへんの至るところにある橋は
その高さ故に橋から飛び降り自殺を図る人が少なくなかったので、
元高千穂警察署長の鶴田鎮丈さんが対策を訴えかけ、
2012年にようやくフェンスが設置されたそうです。
因みに、フェンス設置以前5年間、橋から飛び降りて自殺した人数は36人らしい・・・



それはさておき、道の駅で何か面白いもんないかなって探してみると、
超どストライクで豪速球なやつを発見しましたよ!

でもタヌキの塩漬け、何処でどうやって使うんだ?
煎じて飲むって、塩漬けなのに食わねぇのか?
でもパンに挟んでもご飯と食べても美味しくなさそうなタヌキ、
鬱病対策にはならないようなので我輩はスルー。



我輩的に青雲橋といえばコレよ!うずらの丸焼き!
昔は屋台で炭火で焼きながら1匹丸ごと売っていた気がするんですが、
今では半身にして4個入りパックにして売っているのね。
一パック1080円だから、1匹で540円、昔とあんまり変わってないな値段。



うずらだから手羽先もこのサイズ、可愛いね。
我輩のち★ちんといい勝負だなw
このニンニク風味の効いたタレの付いた小鳥をね、
骨ごとバリバリかじって食うのが旨いんですよ。

クソガキ共にも食わせましたが、息子は「骨が邪魔だ」と文句を言い、
娘は「ニンニクの味が嫌なんだよなぁ」と文句を垂れるので我輩一人で完食。
ったく、平成生まれのネイティブヤワラカンは固い食い物食えねぇのか。



「父ちゃんはな、何でも固いものに拘り過ぎんだよ」と息子が言います。
いや普通漢(おとこ)とは固いものに拘る生き物だろ?

そして嫁は「栗のソフトクリームがある!」と言いながらソレを買ってきたのですが
食ってみても「ソフト栗ーム」って味じゃなかったんで残念でした。
ほら見ろ、柔らかい食い物なんて裏切られるよーな代物しかねぇんだよ!

ていうかさ、その土地の特産物を活かしたご当地ソフトってどこでも見かけるけどね、
どれも大抵ソフトクリームの味しかしねぇのは牛乳のパワーが強すぎるのか?
それとも特産品ケチっているだけなのか?もしかしてソフトクリームに忖度しているのか?



どうでもいい話ですが道の駅にリビドー号を停めたところ、
我輩が欲しいチェーンソーのメーカーのバイクが停まっていたんですが、
エンジンの掛かりが一寸調子悪そうだったみたい。



青雲橋からもう少し足を伸ばすと、高千穂町に到着です。
「ところで、お前ら(娘と嫁)御朱印帳持ってきたか?」と聞いたところ、
二人揃って「え?御朱印帳持ってきたほうが良かった?」とすっとぼけた発言。

あのさぁ、高千穂町には由緒正しい神社が少なくとも2つもあるんだぜ。
ていうかそのためにココに来たのに、コイツラマジでスカポンタンなのね。



はいヨロシクゥ!天岩戸神社に到着ゥゥゥゥ!
この神社の境内の奥には天照大御神が引き篭もった穴があるんだぜぃ!
でも実は日本の色んな所に天岩戸と呼ばれる場所があって、
ココは15箇所ある天岩戸の一つに過ぎないんだぜぃ!

とりあえず賽銭箱に小銭を投入して、二礼二拍手一礼。
そこで娘から「父さんのお参りはマッハ過ぎる!」と言われたんですが、
神に願うことといえば「世界平和」ぐらいしかねぇから、
お参りにソコまで時間がかかるほうが可笑しいんだよ!



たまたま大量の観光客と、岩戸見学の時間が被ったので、
我輩一家もソレに便乗して岩戸を見に行くことにしましたが、
「ワシも見るのは初めてじゃ・・・」

尚、岩戸は神聖な場所なので写真撮影禁止だったが故、
文章だけで岩戸がどんな場所であったのか説明させていただきますと、
うーん、穴の周りが草木でモジャモジャしていてよく見えんかったなぁ。

という事で毛深い彼女or嫁が居る方は似たようなのが付いているはずですので、
手を合わせて拝みながら岩戸を拝見させてもらってください。




そういえば天岩戸神社の奥の方に、何かあったんだよな。
というわけで奥に進んでみると「天安河原(あまのやすかわら)」ってのがあったんで、
ついでにソコも拝見することにして道を突き進むと、
地獄の川辺みたいに(いや、逝ったことないけどさ)積石がいくつか見られます。



そして遊歩道の脇を流れる川の水の美しさ、この世のものとは思えぬほど。
我輩の心もこれ程に清らかならば、下手に心痛めることなど無かったのかも?



神社から5分ぐらい歩いたら天安河原に到着。
ココは天照大神が天岩戸に引き篭もった際、
アメノウズメというストリップの神様を踊らせた場所だと言われてます。

でもさ、岩戸からココまで結構な距離あんのよね。
具体的にはボンベルタからニシタチの飲み屋街ぐらいまでかな。
三沢で言うと公会堂からスカイプラザぐらいの距離。
そんな離れで踊ってドンチャン騒ぎしても解るもんなのかねぇ?
余程激しい宴が繰り広げられていたことは想像に固くありませぬ。



尚、ココら辺一帯に石が積まれているのは、
「願いを込めて石を積むと願いが叶う」という言い伝えがあるからだとか。
でも大半は芸術性とかチャレンジ精神を求めて積んでいるだけだと思う。
必死に「結婚したい!」とか願いを込めて積んでいる人が居たら怖いですね。



爆弾でも仕掛けてブチ空けたんじゃなかろうか?と勘ぐりたくなる
グワッとえぐられた岩の隙間は大自然か醸し出す芸術ですね。
この壮大さは我輩のつたない文章では言い表せませんですし、
写真に収めてもその凄さを伝えるのは難しいです。



「あーあもう滅茶苦茶だよ」「これじゃ台無しだぁ」
我輩が面白がって積まれた石ををぶっ壊すと、娘がソレをまた積み直す。



ああ、なんて美しい風景。心が笑われる、もとい、洗われるようだ。
知らねぇやつにこの写真見せて「高千穂峡行ってきた」と言ったら
案外騙せそうな気がするのは我輩だけでしょうか?

ココから高千穂峡までは10分ぐらいで到着するんですが、
高千穂峡に行っても御朱印もらえねぇからもうココで引き返しても良くね?



「喉乾いた・・・喉乾かない?」
さっきのところから娘と競争したら、疲れました。
天安河原の入口にあったお土産屋さんでかき氷でも食うことにします。

でも氷+シロップに金払うのはバカバカしいので、
マンゴー100%のかき氷0.01パットン(注:1パットン=五万円ぐらい⇒500円)を注文したら、
想像以上にオッ!マンゴーーーーー!なブツが出てきて嬉しい誤算。




御朱印帳を持ってくるのを忘れた娘は御朱印帳現地調達。
天岩戸神社にも御朱印帳売っていたんですが、コッチの方が娘のツボだった模様。
買い物をしたら天岩戸の清め水がサービスで出てきました。

この後天岩戸神社に戻り、天岩戸神社と天安河原の御朱印をゲット。



そして本日のメインの目的地、高千穂峡に到着。
息子が「ボート乗るぜ、ボート!」と言いながらはしゃぐも、
多分ゴォルデンウィィクで大量に押し寄せた観光客が
(ボート5時間待ちだったらしい、ここはあの有名なネズミの国か?)
パリピってボートとファックして破壊したんでしょうかね、やっていませんでした。



仕方ねーな、流しそうめんでも食って帰るかと思ったら、
流しそうめんは15時でオーダーストップ、息子更に絶望。



「もう、オレの心を癒やしてくれるのは猫しか居ねぇ」
しかしその猫も息子に対して冷淡な態度なのでございます。



「そうだ、チョウザメならオレを慰めてくれるかもしれない!」
(ココの池には何故かチョウザメが居るがチョウザメ料理は何処にも置いていない)
そう言いながらチョウザメの餌を買い、目前にぶちまけるも、
チョウザメは既に腹いっぱいなのか息子の慰めの報酬を完全にスルー。
息子半泣き状態で「コノヤロウ!捕まえてキャビア取るぞコラ!」。



結局、息子のあげた餌は近くに居たカモネギが食ったのでした。
「ケツとかは・・・勘弁して下さいね(棒読み)」



ところで我輩、今回はじめて気がついたんですが、
高千穂峡ってボートに乗らないとお土産屋さんで「侍」って刺繍が入った帽子を買うか、
(ええ、その帽子買いましたよ我輩、今度サバゲーの時に被るためにね)
流しそうめん食うか、チョウザメに餌やるか、こういう風景見るしかやることねぇんだね。
駐車場代500円かかって滞在時間30分ぐらい、なんてコスパの悪い観光だ。

とりあえずマイナスイオンだけでも吸収してやらねば!
でもさ、ココでまた気がついたんですよ我輩。
「マイナスイオンってどうやって体内に取込むんか?」
屁みたいに自然にフワッと漂っているもんなんですかね?



あ、もう一つヤれることありましたよ、ハートのプレートにお願いごと書くの。
しかしコレも多分、ゴォルデンウィィクに押し寄せた観光客に爆買いされてSOLD OUT。
ん?娘よソコに何かあるんか?アリジゴクでも居たんか?



ソコにあったのは結ぶの失敗して落下し、無残に破壊されたプレート。
いつもならザマァみろ!と思っちゃうんですが、
この日は何だかいたたまれない気分になりましたね。



高千穂峡の次は高千穂神社に御朱印を貰いに。
高千穂には過去3回ぐらい来ていますが、ココに来るのは初めてです。
娘が御朱印集めをしなければ、神社なんて普通にスルーしていたでしょうね。



基本神も仏も信じない、そして自分さえも信じられない我輩ですが、
心が弱っている時ぐらい神に縋るのも悪くはなかろう?



今回もう一つ気がついたこと、何で太いのを「巨根」っていうのか、
写真にしてみてようやく気が付きましたよ我輩。この杉、太スギィ!
44年生きていてもまだまだ知らないことが一杯の我輩です。



あと、ポケストップは何処其処にあったんですが、
パワースポットが何処にあるのかが全く解りませんし、
そのパワーはどうやって吸収するのかも解らないです、ハイ。

とりあえずエックスな形状のパワーを出していそうなモノを見つけたんで、
エックスのポーズをとってみたんですがコレでパワー充填できたかな?



どうやら我輩はパワーを吸収するより、油を吸収するほうが性に合っているようです。
高千穂神社の目の前にスーパードラッグコスモスと唐揚げ屋さんがあったので、
唐揚げ屋さんの方に入って看板メニュウのチキン南蛮じゃない揚げ物を注文しました。
唐揚げ、衣がサクサクで美味しかった。



そろそろ日が暮れそうなので、山賊が出てくる前に帰ることにします。
山賊は出ませんでしたが、八戸がありました(はちのへではなく、「やと」と読む)。

ところで、宮崎のブログで宮崎の観光地の話を書いたところで、
宮崎人は何を今更って感じだろうし、青森人は何のこっちゃいなだろうし、
今回の企画、我輩だけしか嬉しくないんじゃ無かろうか?



どうでもいい話ですが東九州自動車道の高鍋~西都の区間には
こういう看板がありますがココの上空はF-15とUH-60しか飛んでねぇぞ。
ブルーインパルスは松島だ、コレ豆知識な。

結局、遠出してパワーもマイナスイオンも得られたのか解らないままでしたが、
何となく楽しかったんでまあ良しということにしときます。
ただ、色々買食いしたんで栄養だけは必要以上に得てしまった模様。



帰りに西都のAコープで買い物していたら
カステラに羊羹を挟んだものが売っていましたが、
ソレって工藤パンが販売しているアレじゃねぇのか?水野晴郎じゃなくてシベリア。  

Posted by 砥部良軍曹 at 23:47Comments(5)お出かけ

2018年09月09日

石川での思い出その弐

ダラダラと需要も考慮せずに書き連ねた石川出張時の色んな事もコレが最後です。
まあでもさぁ、こんだけ好き勝手にダラダラやっていてもブログって長続きするもんだし、
時々みやchanランキング1位になってしまうこともあるんだから、まあ多少はね。

でもこのブログっていくらアクセス数が増えても我輩にはなんの利益もないんですよ。
だってアフェリエイトやっているわけじゃないからね。
じゃあ何のためにブログ続けているのかと問われると、まずは我輩への備忘録。
そして同志や遠くにいる後輩や友人に対する暇つぶしの提供のため。

でも一番の理由は宮崎でサバゲーやりたい人への勧誘だったはずなんですがねw
長年続けていると目的とか手段とかどーでも良くなってきちゃった。


さて、石川県に1ヶ月半も滞在していると正直、何処にも逝くところが無ぇ。
観光名所なんて何処の県でもそんなにあるわけでもなし、
あってもつまらないものだったり、気軽には行けん場所だったりとかするんで、
一番手っ取り早い暇つぶしは旨いもん食いに行くことになるんですな。

しかし7月末の週末の土曜日は台風接近ということで外に出られず。
部屋の中でスマホをポチポチしながら
明日以降の外出先を色々と検討することに専念します。

そしたらまた、金沢のデリヘルに行きたくなってしまったので、
次は違う嬢と楽しむか、それともまた同じ姫を呼ぶかで悩んでいたら1日が終了。



日曜日は小松駅までの5km弱の道程を汗を流しながら1時間ほど歩き、
小松駅の脇にある物産センターでレンタルサイクルのママチャリを借り、
食べに行くのはラーメンとコレまたリーズナブルと言うかw

でも目指すラーメン屋まで距離はソコまで無いものの、
営業時間にはまだ早かったんで小松のイオンまで逝ってきたんですね。
駅からイオンまでは1kmぐらいって言うから、小松って便利な街だなぁ。

そしたらさ、小松のイオンってデカいだけじゃなくて3階建てなのね。
3階までテナントで埋め尽くされてんのよ、どんだけって感じよ!



しかもイオンモールの中にはロゴスショップもあるのよ!
最近キャンプとはご無沙汰とは言え、コレは羨ましい!

去年辺り宮崎のイオンが増設すると聞いた時、
どんな店が追加されるのかなと楽しみにしていたけど、
ウェンディーズぐらいしか我輩得な店出来なくてすっげぇ悲しかった。

だいたいH&Mって何の店よ?H&K(ヘッケラー&コッホ)なら知っているけど。
宮崎のイオンにもエルブレスとか好日山荘とか出来ればいいのにねぇ!
(注釈:どちらもアウトドア用品専門店の名前)



そしてスポーツオーソリティのキャンプ用品コーナーの充実ぶりも裏山鹿。
まあキャンプ用品はほとんど揃えているんで欲しいものはないんですがね、
この岩谷のツーバーナー?は物凄く欲しくて仕方がない(迫真)!

ただ、お値段は37000円とかなりの高額商品。電動ガン買えるじゃん。
でもアウトドア用カセットコンロの頂点と言っても他言ではない
イワタニカセットフーマーベラスを2代連結したよーなこのバーナー、
電マ野郎様ならこの素敵さ、理解してくれるんじゃなかろうか?

尚、実売15000円のマーベラス2台買ったほうが
安上がりなんじゃないかってコメントは黙殺する。



イオンで涼しい思いをした後、再び炎天下の外に出てラーメン屋を目指します。
途中アダルトショップに立ち寄って夜中に嫁に着せる衣装を物色するも、
悲しいかなデラックスな体型の嫁に合うセクスィー衣装は無いので購入断念。
再び15分ぐらいチャリを漕いで砂井さんオヌヌメのラーメン屋、でんにょもに到着。



注文したラーメンはこの店のスタンダードと思われる醤油とんこつ。
スープの味わい的にはあっさりした風来軒、要するに旨い。
麺は栄養軒のが少し太くなった感じで、モチモチ感がちょうどいい塩梅。
こりゃあ味に五月蝿い砂井さんも推すよな。



当然、替え玉までしてスープも残らず堪能してやりましたよ。
ついでにニラ豚とかいうトッピングも頼んで味を変えてみたらコレも大当たり。
1杯で2度美味しいとはまさにこの事。
しまったなぁ、もう少し早くこの店に来るべきだったなぁ。



店を出て煙草を吸いながら余韻に浸っていると、
ラーメン屋のすぐ近所に20数年前の小松出張時、
我輩がブライトリングを買ったWING小松店がありましたよ。
あの頃に比べるとクロノマット、3倍ぐらいのお値段になってんだよなぁ。

高級腕時計は漢(おとこ)のロマンなのですが、
メンテンナンス費用とか考慮すると妻帯者には維持が厳しい代物です。
我輩のクロノマットも竜頭がぶっ壊れて以来、ダンボールの奥で眠っています。

ラーメン食った後は特に目的もなかったし、
これ以上チャリでブラブラしても暑くて焼豚になりそうなんで
ネカフェに入り込んで涼んでいたら1日が終わりました。
なお、晩御飯はチャンピオンカレー。



そして最後の週末、金曜日の夜はご存知の通りデリヘルを存分に楽しんだ後、
ノドグロ寿司を肴に日本酒のクラッシュアイス割りを飲みながら余韻に浸ると、
また抜きたい気分になってしまったんで四股っていたら、
日本酒が効いていたのか、ち★ぽ出したまま爆睡。



気がついたら午前9時前、もうすぐチェックアウトタイムやんけ!
直ぐ様準備して外に出て太陽の光を浴びて溶けそうになりますが、
土曜午前中はポケモンGOのイベント、コミュニティデェで
ゼニガメの日だったんで金沢駅でゼニガメ狩りを実施。


そしたら結構居るのね、ポケモンGOやっている老若男女。
田舎である宮崎だと人気が多いイオンでもレイドバトルに
殆ど人数集まらないのにココは直ぐに人が駆けつけてくれます。
あー、やっぱ都会っていいよね。

でも流石に昼までポケモン狩りしていると飽きたので、
昼飯を食いに近江町市場までバスで移動。



入って直ぐに目についたのはドジョウの蒲焼。
学長から聞いた話では小松の方でドジョウの養殖が盛んなんだとか。
串に3匹ぐらいドジョウが刺さってこんがりと焼かれ、
ウナギみたいなタレで味付けされて一串120円。
食べてみたらうーん、コレは意外と悪くない。



今回は金曜の夜にデリヘル終了後、るるぶを見て気になっていた店に突入。
「ひかりや」という一風変わった海鮮丼を食わせる店です。
他の店は行列できているのに、ココはまだ余裕で入れました。
フフ、我輩ぐらいの人物ともなればこういう事もあるもんだ。



そして注文したのはこのお店の名物、まるひ丼。
さいの目に刻まれた刺し身が山盛りになって薬味が振りかけられた、
量は少ないですが見た目にも面白くて食欲をそそる一品。

我輩が注文したのは竹1380円で、ズワイガニ、とろびんちょう、
マグロタタキ、甘エビ、タコ、小柱が入ったやつですが、
松を頼むと500円アップですがイクラがぶっかけられ、
梅を頼むと500円ダウンしますがカニが居なくなります。



刻まれてゴロゴロした海鮮類がご飯とゴマダレと混じり合い、
ご飯との馴染みも良くて食感も楽しくて嬉しくなります。
ネギやシソ、ゴマやノリといったトッピングもいい仕事をしています。
いやーコレは家でも作ってみたくなるな。



2/3ぐらい食ったら店員さんにダシを持ってきてもらい、
ソレをぶっかけてダシ茶漬けにしてジャブジャブになったご飯を
熱いダシで少し熱が入った魚貝とズルズルすするのがまた、いい。
冷たいダシと温かいダシが選べるのでそこんところは各人の好みで。



旨い海鮮丼で満腹になり、心から満足した我輩は、
その後適当に駅がある方角へウロウロしていたはずなんですが、
何故か近くにあった献血センターに迷い込んでしまったので
「昨晩白いの抜いたから、今日は赤いの抜こう」
我輩好みのチョイブスなおねーさんに抜いてもらったところ、5分で終了。

ところで献血する前の確認の欄に病気とか怪我の他に
「ココ数ヶ月の間、多数の異性(或いは同性)とヤッたか?」という項目あるんですが
我輩デリヘルで本番はしていないから問題ないよな?ないよな?



そしてその日の夕方は同期で集まって飲むことになっていたんで、
夕方までに小松に戻ったんですが結構汗かいたんで
汗を流すために駅の近くの「さくら湯」という温泉で汗を流したんですが、
暑い日にあっつい湯に浸かるとまた汗かいちゃうじゃねぇかということで、
風呂から出る前に10分ぐらい水シャワー浴びてました。

石川県ってサウナがある温泉が少ないみたいだから、
水風呂がないのが我輩的に不満ですねぇ。

風呂に浸かっている間に同期から連絡が来ており、
ダッシュで着替えて店を出たら2分後ぐらいに迎えが来ました。



15年前の浜松研修のときの同期3人で集まって串揚げ屋で一杯。
そしたら雪見だいふくの串揚げとかいう謎物件を見つけたんで、
注文してみたところええ・・・確かに雪見だいふくです。
ソースを付けて食うと・・・はい、ソース付き雪見だいふくでした。

半年間、勉強に遊びにと楽しく盛り上がった同期との再会、
(勉強5%、遊び95%だろっていうツッコミは逐次受け付けます)
懐かしい話ありの積もる話もあったりして4時間ぐらい楽しく過ごしました。
職場の宴会の都合で学長が来てくれなかったのが残念。


その日の晩は小松市内の快活クラブにて宿泊し、
次の日は同期のO2さんと小松市内ぶらり旅。
11時前ぐらいにネカフェを出て、駐車場でO2さんが来るのを待っていたら、
突然黒いルミオンが停まって窓が開いたかと思うと、銃撃されました。
ソレはソレはもう、立ちションしていたら後ろから刺されたマカロニぐらいの衝撃。

最近サバゲーにハマっている息子のクルマを借りたら、
後ろに89式が置いていたんで撃ちたくなったと言われましたが、
まさか平和な日本でテロに巻き込まれるとは・・・
とはいえ、我輩もノンケに撃たれるとはまだまだですな。

とりあえず後ろの席にある装備見せてもらったところ、結構ガチ。
自衛隊装備はボディアーマーまでしっかり揃えているし、
武器も一通り揃えていてやる気満々やん。
我輩も装備持ってきて、一緒にサバゲーやりたかったかも。



昼飯はこないだ長介が来た時に一緒に昼飯を食った
小松のAコープの隣の中華料理屋さん「赤門」で刀削麺。
前回は担々麺を注文したんで、今回はカキラーメン。

前回注文したカキのオイスターソース炒めのカキがゴロゴロ乗っかった下には
荒削りな麺と言うべきか、だんご汁みたいなのが入っていてやはり旨し。



具がみっちり詰まった餃子も旨いけど、
油淋鶏も酸味が少なくて味が丁度良くて鳥の衣もサクサク。
そして上に載っかっている野菜のバランスもバッチリ。いい仕事してるねぇ。



もし次回、小松に来ることがあるならココで紹興酒を飲みたいな。
まあ我輩がクルマを運転するわけじゃないからこの時飲んでも良かったんだけど
昼間っからへべれけになるのは抵抗があるんでね。

ていうかこういう普通じゃない中華料理屋さんがある小松、羨ましい。
やはり次の転勤先はココに決定かなと結構考えてしまった。



昼飯を食った後、向かった先は下道から入れるSA。
何やら我輩に食わせたいものがあるとのこと。
ってさ、現在宮崎人の我輩が何で石川県に来てまで、
宮崎マンゴーのソフトクリーム食わなきゃいかんのよ?

まあ外気温も暑かったし、美味しかったから良いけどさ・・・



しっかし石川県って結構平野多いね。
街と街との間は田んぼばっかりだけど宮崎みたいに凹凸が無くて、
青森みたいに平地がずっと続いている感じ。

マンゴーソフト堪能後は山の方に連れて行ってもらうことにしました。
何やら大倉岳公園スキー場の近所に
小松市立ポッポ汽車展示館とかいうのがあると言うので。



そしたら随分山の中にありましたよ、ぽつんと佇む小さい機関車。
山の中の割には随分小奇麗な小屋の中に機関車と客車が置いています。

この汽車は尾小屋鉄道という1919年から1977年まで
新小松駅から同市尾小屋駅までを結んでいた軽便鉄道のものであり、
尾小屋鉄道は尾小屋鉱山の鉱山鉄道として建設されたものらしいです。



ココに展示しているのは旧尾小屋駅跡地に保管されていた
尾小屋鉄道の蒸気機関車(5号蒸気機関車)と気動車(キハ3)・客車(ハフ1)。
展示場の管理はこのすぐ近くにある尾小屋鉱山資料館がやっているようです。

そしてボランティア団体である「なつかしの尾小屋鉄道を守る会」が
保存車輌の整備および動態運転などの活動を行っているそうです。



昭和22年製らしいんで、機関車としてはそんなに古いものではないみたいですね。
地方鉄道向けのものとしては最後の日本製蒸気機関車らしいです。



後ろに繋がれている客車は気動車といって単体でも走れるものらしく、
簡易的な感じの操縦席が前と後ろに設けられています。



社内は幅は狭いものの、チンチン電車よりは大きくて、
シートはそこそこ長いので人員積載能力はありそうです。
でも山のローカル線だから、ソコまで大量に人が乗ることはあったのかなぁ?
まあ、クルマが一般的じゃなかった頃は重要な移動手段だったんでしょうね。



このレトロ感あふれるカラーリングがいかにも昭和って感じ。
丸みのある独特の佇まいは心休まる雰囲気を醸し出しております。



後ろの短い客車は自走能力のないモノのようです。
コイツだけ内部に侵入できませんでした。

車両はどれもキレイに保存されており、真ん中のやつは走行も可能だとか。
こういうものを大切に保管するのは予算面でも技術的にも大変なのでしょうが、
昭和の歴史とか文化とかを後世に伝える行為として今後共長く続けてほしいものです。
そしてこういうモノは鉄ヲタだけじゃなくてノンケの方もぜひ見て頂きたい。



その後O2さん「せっかく山に来たんだからダム見に行こう」
相変わらずの謎発言をして更に山奥へと進むと、ダムありました。

そーいえばこの人、浜松に研修に来た当初、
「せっかく浜松に来たから、名古屋に抜きに逝こう」という謎発言をした結果、
次の週末に我輩と一緒に名古屋の「ヌクドナルド」という
ヘルスに抜きに逝くことになった経緯があります。



でも7月以降大量の雨が降っていないせいか、水スカスカ。
そしてせっかくダムに来たというのに、ココにはダムカード置いていないんだと!
(ダムカードとはダムで貰えるトレーディングカード形式のパンフレットらしい)



日も暮れてきたんで夕飯を食うために小松の街へと戻り、
最後の外出の晩メシにふさわしい場所は何処が良いかと検討した結果、
小松名物塩焼きそば(塩焼きそばは小松市が発祥なんだってさ)を食うために
塩焼きそば発祥の店、清ちゃんに連れて行ってもらいました。



そして昼も餃子食ったのに、また餃子。
昔ながらの餃子って感じの普通に美味しい餃子をつまみながら、
塩焼きそばが来るのを心待ちにします。

ていうかウチら、昼間中華料理食って夕飯も中華、
どんだけ中華好きなんだよって突っ込まれそうなんですが、
中国人は毎日中華料理食ってんだろうから気にせんことにします。



中華鍋に油をぶっこんで麺を炒めて味付けして、
別の鍋で野菜と大量のモヤシを炒めたと思いきや、
野菜と麺をざっくり混ぜ合わせて出てきたのがコレ。

正直な話、「ああ、塩味の焼きそばだねぇ」程度にしか思っていなかったんですが、
口に放り込んでみると塩ダレの焼きそばとは違う味わい、
そう、ガチな中華料理屋さんで味わう焼きそばのソレに近いんだけど、
ソレとはまた違うベクトルを向いた、うーんなんと言えば良いのかなー?
とにかく病みつきになる味なんだよ!旨いんだよ!

今回、初っ端から遠方ばかり攻めないで、
小松市内の良いところをもう少しガッツリ研究した上で、
思いっきり堪能してから足を伸ばすべきだったと後悔しております。
ま、最終的には「最後が気持ちよかった」ということで。  

Posted by 砥部良軍曹 at 23:41Comments(0)お出かけ

2018年09月02日

小松市郊外のダンジョン散策

また需要の云々に関係なく、石川県出張時のお話をさせていただきます。
だって最近、ブログのネタになるよーな事していないんだもん。
サバゲーも撃たれて死ぬ以前に暑さで死にそうだからやる気ねぇし。

さて、こないだ長介と愉快な仲間達と飲んだ次の日、
小松市内の何処に観光に行くか悩んだ挙げ句、
ホテルのフロントからからパクってきた小松の観光案内を見ながら
長介が「ハニベ岩窟って気になりませんか?」と問うてきたのです。

「ていうか、ハニベ岩窟って何処よ?」
調べてみたら小松市内だけど、結構山側にあるっぽい。



そういう場所だとクルマじゃないと行けないかなと思いきや、
其処まで行くバスも小松駅から出ているみたいなんで、
結構有名な観光スポットなんだろうなと思いながらググって調べてみると、
「はっきり言おう、相当怪しい!」じゃあ逝くしか無いじゃん。

んで、来てみたらソコにはデカスギィ!な大仏の上だけが鎮座していました。
まだ朝早かったんで、そこそこ余裕のある駐車場は長助のクルマしか居ません。



よし、じゃあブチ込んでやるぜと意気込む我輩を無視して長介が
「いや、マジこれう★こ出、出ちゃいそうな勢いなんですけど、それは大丈夫なんですかね・・・」
と言うので突入前にトイレに逝くべく隣接するお土産屋さんに入ると、
レジのところに我輩が尊敬する三大芸能人の一人、
みうらじゅんさんのサインがあるじゃないですか!

「うん、ココは来るべき場所であった(確信)」



お土産屋さんに並べられているのは他愛もないお菓子類以外にも、
ハニベ焼きとかいう少々オカルト臭がする焼き物とか、
あまり購入意欲を掻き立てられない特製Tシャツとか売っていました。



入場料800円は少々お高いよーな気がせんかと思いはしましたが、
みうらじゅんさんのサインを信じてショバ代支払い、大仏の下に逝こうとすると、
どうやら目指す場所は大仏の下ではない模様。
というわけで順路のとおりに大仏の右側に進んでみます。



そしたらねぇ、進行方向の色んな所にこういう感じのブロンズ像があるんですね。
以前十和田で発見したアート置き場とか、高原or小林?の怪しい公園を思わせますな。
まあ大半はそんなに怪しくもない、普通にブロンズ像なんですが。



暫く進むと山の上の方に進むように指示されていたんで逝ってみると、
我輩や長介のような性に溺れた経験のないピュアなシャイボーイには
全くもって縁も必要性もない水子地蔵堂なる建物がありました。



多分、下のお土産屋さんで地蔵を購入してココに置くのでは?
こういう場所は下半身に節操のないことで定評のある
長助の無二の親友のツルちゃんを連れてくる場所ですね。
過去の人生において後ろめたいものがない我輩たちは華麗にスルー。



もう少し上の方に登るように指示されていたんで進んでみたら、
また建物がありますしまた色んな銅像が立っていますなぁ。
しかも進むに連れて、銅像のカオスさが増しているような気がせんでもない。



中に入ると源義経が鎮座しております。
ああ、やはり小松といえば勧進帳&義経なのね。
この建物内は比較的まともと言うか、ネタ要素には乏しいです。



そしてついに現れた、秘密のダンジョンの入口!
両側に仁王像が待ち構えているのが冒険者気分を倍増。
WIZ的にはレベルの低い2人パーティでダンジョンに入るのは自殺行為なんですが、
このダンジョンにはモンスターは居ないみたいなんで大丈夫でしょう?

なお、この洞窟は天然の洞窟ではなく、昔の石切り場だったそうです。
そりゃそうだよな、こんな洞窟ってRPGの世界でもなけりゃなかなか存在せんよ。



入って早々お出迎えしてくれたのはオークやコボルドではなく、義経と弁慶の勧進帳。
意外とまとも&ベタすぎて少し拍子抜けですが、まだ冒険は始まったばかり。



次に現れたのは随分目付きの悪いお釈迦様。
お釈迦様の誕生日とされている4月8日の灌仏会(かんぶつえ)に
甘茶をかけるお釈迦様の像がこんな形をしていましたよね確か?

お釈迦様は生まれたその直後に七歩歩いて右手で天を指し、左手で地を指して、
「天上天下唯我独尊」と発したと言われていますが、この言葉の意味をご存知でしょうか?
「自分はこの世にひとりしか居ないかけがえのない存在であり、
人々は互いに尊重し合うことが大切である」
という意味なんだそうです。

誰なんでしょうかね「この世で一番偉いのは私」みたいな勘違いを世に広めた馬鹿は?

余談ですがこの天上天下唯我独尊の後には
三界皆苦吾当安之(さんがいかいくがとうあんし)と続く言葉があり、
「欲界色界無色界の三界の迷界にある衆生はすべて苦に悩んでいる。
私はこの苦の衆生を安んずるために誕生したから尊いのである」という意味があるそうです。



暫く進むと胸像が数体置かれており、
その傍らには「ご注文承ります」と書かれておりました。
幾らぐらい掛かるんでしょうかね、こういうの作るのって?

我輩も家を建てたなら庭に我輩の胸像を置きたいものです。
でもどーせなら橋本環奈ちゃんの乳丸出し胸像建てた方がいいかな?



ココの事をネットで調べた時に出てきた香ばしい物件はまだかいなと
思った矢先に出てきたアッー!トな物件。



更に奥へ進むとインドのエロスな像が壁に佇んでおり、
ココがなんの空間であるのか段々理解できなくなってきますが、
前々日にリアルな割れ目を見てきた我輩には向かう所敵なし。



チソチソの皮が剥ける前ぐらいの年頃のガキ共が見たら笑い出しそうな
インドの寺院とかでよく見る、組んず解れつ(くんずほぐれつ)なレリーフ。
いやぁ、我輩も一生に一度はこういうプレイしてみてぇけど、
忙しそうだなとか思う以前にこれだけの女子を揃えるのが大変そうじゃ。



しかしその後に待ち構えているモノは先程の爆笑苦笑を
完全に忘れてしまうそうなトラウマ級のブツなのです。
さあ、ココからが地獄の入口です(微笑)
女神転生でも出てきた馬頭鬼と牛頭鬼が待ち構えております。



もう少し進むと鬼たちが宴会を繰り広げております。
コレが所謂、地獄の宴ってやつですかねぇ?
何やら大きな皿におつまみが盛られておりますぞい。



皿に盛られているのは目玉の串刺し、耳と舌の甘煮、面皮の青漬け
そしてお酒はわかめ酒、ではなくて人血酒だそうです。
グルメな我輩的には目玉を甘辛く煮て頂き、
耳や舌を焼く方が美味しいんじゃなかろうかと?
あと、人の面の皮は鶏皮程旨くない気がする。

余談ですが牛や豚ってチソチソとかキソタマが旨いらしいですね。
人間のはどーなんでしょうかね?ウチの嫁は意地でも食わないんですが?



まあそういうどうでもいい事をぼやいていると、
奥に控えている地獄のコックに料理されそうなんで黙っておきましょう。
ところで最近料理人の事を「コック」と呼ばないよーな気がするのは我輩だけ?
まあ吉六会的にコックといえば、料理人じゃなくてアレですからね(意味深)。



人を口八丁でたぶらかすと舌がこういう風になるそうです。
そして目で誘惑してたぶらかすと目玉が飛び出す模様。
我輩は前々日、デリヘル嬢のあそこを舌でベロベロした上に、
目でガン見してきたんですがソレは地獄的におkなんでしょうか?




骸骨がそこら中に転がっている映像を見ると地獄と言うよりは、
カンボジアのトゥールスレンにあるS21強制収容所のキリングフィールド
(ポル・ポト政権時代の虐殺場)みたいだなと思うのは我輩だけですかね?

実は地獄なんて場所はあの世に存在するものではなく、
この世に存在する現実のものなんじゃなかろうかと思うのですよ。



ヤり過ぎるとこうなるそうです。デカスギィ!
でもこの「ヤリ過ぎ」の定義って一般的には素人相手にヤリまくる事なんでしょうが、
風俗にイキスギィ!はダメなのか、自分で出しスギィ!もダメなのか、
そこら辺について言及されていないのがモヤモヤしますなぁ。

ま、地獄という概念そのものが死の世界のものである以上、
死の世界から戻ってきた者は居ないんだから所詮は人間の想像のものであり、
ソコに送り込まれるとどうなるというのは人間の妄想でしか無いんですよ。

よーするにコレもこういう人間にはこうなってほしいという妄想と願望。

でも我輩的にもろくな男でもないのに彼女が居るよーな人間は
とっとと地獄に落ちていただきたいと切に願うんですがねw



そしてコレが地獄のボス、閻魔大王。
HPは300ぐらい、ACは-20でメイジの魔法とプリーストの魔法全てを使えて
ヒーリングは10ポイント、呪文の無効化率は95%、
特殊攻撃は毒と麻痺と石化と5レベルエナジードレインとクリティカル。



地獄をくぐり抜けるとその先には地上の光が見えます。
地獄の向こうには希望が存在するのでしょうか?



ココからダンジョンを抜け、山の上に向かうと、
涅槃像(ストリートファイター2のサガットのステージのアレみたいなの)が
あるらしいのでソレを拝みに向かうことにします。



でもソコまで通じる道は道というよりは登山道。
時々滑りそうな場所もあってこっちの方がある意味地獄やんけ!



5分か10分ぐらい歩いて向かった先にあったのは微妙なサイズの涅槃像。
うーん、コレなら別に見に行かなくても良かったかなぁ。
クソあっつい外をウロウロするよりは涼しい洞窟内を折り返した方が楽だったよw
そしてこの後、また登山道みたいな山の中を恐る恐る歩いて下界に戻るのでした。

とまあ、ショバ代800円払ってわざわざ見に行くよーな場所なのかと言われると、
ソコは賛否両論、各々の思想や思考の差があるのかもしれませんが、
我輩的にはココは是非とも逝くべきであると断言。
ハニベ岩窟には刺激、哲学、エロス、そして笑いがあります。

但し、感受性の高い小学校低学年以下のお子様は同行させない方がよろしいかと。
教育の一環としても中身の大半はトラウマだらけの謎の国なんでね。

余談ですがココに行った後の週明け、小松の職場の方々や、
出張で来ている方々に「週末何処逝ってきたよ?」と聞かれたんで、
「金曜日の夜はデリヘル、土曜日は近江町市場、
日曜日はハニベ岩窟逝ってきました」と言うと、
「ハニベ岩窟って聞いたことあるけど、どうだった?」と
異口同音に聞かれたんで地元民はこういう怪しい観光地って気にはなるけど、
何だかんだで逝かない人が多いんだろうなと思った次第。

ま、我輩も三沢に住んでいた6年間の間に、
寺山修司記念館敢えて逝こうとは思いませんでしたしねw

(それ以前に寺山修司の偉大さを全く理解していなかったというのもあるが)



でも小松市内の美味しい中華料理屋さんには行きましたよ。
小松のAコープ隣りにある、赤門というお店。



ガイドブックによるとこの店では「刀削麺(タオシャンメン)」が食えるとの事。
刀削麺とは綿の生地を板のような謎の刃物で削ぐようにして沸騰した湯の上に散らし、
茹でてお好みのスープで食べるという一風変わった食い物です。

この店では醤油味の中華そば的スープの他、
五目麺やら色々なバリエーションの刀削麺があったので、
暑さ払いを込めて我輩は担々麺の刀削麺を注文。

すりゴマとひき肉、辛味の効いたスープは味わい抜群!
そして刀削麺は麺というよりは大分のだんご汁みたいでしたが、
モチモチクニュクニュと面白い食感でコレまた旨し。



長介は我輩に「このクソ暑い中よくそんなもん食えますね」と言いながら、
冷やし中華風の冷やし坦々刀削麺をチョイス。



メニュウの中には三沢のニューみやきで味わって病みつきになった
カキの炒めものがあったので「長介マジコレ旨いんだぜ!」と言いながら注文。
久しぶりの牡蠣の炒めもの、ココでもやっぱり美味しかった。
家でチャレンジしてみたけど、こういうふうに上手く作れないんだよなぁ。



麺類の旨い中華料理屋さんは点心も旨いというのが我輩的法則。
試しに小籠包頼んだら中に熱々のスープが大量にぶち込まれた
殺人的に旨いものが出てきて嬉しくなりましたよ。
ただ、口の中は殺人的に殺られる一品でしたがね。

出張の回数を多く重ねて我輩が得た経験は
「他所の県に来た時はその土地の特産物を無理して食うより、
地元民が美味しいと足を運ぶ店で飯を食らうべき」

お値段もリーズナブルだったり、実は自分の地元では食えない一品があったりするんですよ。
三沢だったらヌードルショップの焼きそば&チーズロールみたいにね。  

Posted by 砥部良軍曹 at 14:10Comments(3)お出かけ

2018年08月25日

福岡科学館に逝ってきた

最近、家のバカ嫁が「今日はベトナムだ!」とか言ってたんで、
「最近我輩ベトコンやってないけど、BSでプラトーンでも見たのかな?」
「ああ、この雌豚は猛暑で頭がおかしくなったか」とぼやいていたら
夕飯にフォーと生春巻きが出てきやがりました。
但し、中に入っていた草がシソと水菜だったんで不味くはないけどコレじゃない。

というわけで昨日マックスバリュでパクチー買ってきて、
今晩の飯にパクチー入り生春巻き作ったらね、
いやーすっげぇ口の中に広がるわドクダミ臭!
不味いわけじゃないんですが、コレは本当に食い物なのかと思うぐらい癖が強すぎる!
当然ながら息子は半分食ってギブアップ、娘はハナっから拒絶しておりました。

いやー、パクチーって、大量に食うと冗談抜きでヤバイね。
パクチーサラダとか嬉しそうに食っているやつって
舌が遺伝子レベルで可笑しいんじゃなかろうか(迫真)。

ただ、我輩自身パクチー意外と食えてしまったんで、あまり人のことは言えねぇ。

しっかし難しいもんですなぁ。
パクチーがないと物足りないんだけど、入れてしまうと凶悪な味になる。
ただ、どっちが癖になるかと言われるとパクチー入りだから人間心理は複雑。
喩えるなら女子のパンツ、香りが付着していないと興奮せんのですが
香りの素がガッツリ色々付着していると咳き込んでソレどころじゃないという。




・・・話を本題に移しましょう。
夏休みで福岡の実家に戻ってきました。
せっかく魅惑の街である福岡に逝くんだから、
宮崎では楽しめないエキサイティングな場所に逝こうと色々考えたのですが、
我輩自身が最近遊び心に乏しいので、何処に行けばいいのやらと?

青森から戻ってきて、福岡帰省といえば父上の葬式やら初盆やらと、
儀式的なものが多くてあまり愉快な活動はしていませんでしたからねぇ。



そしたら母上が「アンタが大好きだった少年科学文化会館がリニューアルして、
九大の六本松校舎跡地に出来たんだよ」
と教えてくれたんでソコに逝くことにしました。
少年科学文化会館といえば福岡市民なら必ず小学生の頃に
学校のイベントで足を運ぶ魅惑のサイエンス空間。


小学生の頃は母上に頼んで何回か連れてってもらいましたし、
中学、高校の頃もチャリで何度か遊びに行きました。

福岡市少年科学文化会館は以前、長浜の近所にあったんですが、
建物の老朽化のため六本松の九大のキャンパスがあった場所に移動して、
名前も「福岡市科学館」に変わった模様。
そして以前はプラネタリウム以外は入場料無料だったのに、
展示室も大人500円クソガキ200円のショバ代が必要になってんの。

それだけでなく期間限定の特別展示は別料金で、
そっちの方は1000円ぐらい払わなければならないという始末。
うわー、超ドン引きなんですけど我輩。



金払ってんのに昔よりもつまんなかったらどーしようと
一抹の不安を抱えながら合計1400円を払って基本展示室、
よーするに色々機械を弄って楽しめるエリアに突入。
そしたら夏休みということもあってか、人大杉。

各階、各エリアに分かれて展示が置いていた昔と違って
だだっ広い一つの部屋に色んな展示物が置いていて少しドン引き。
そしたら息子が早速、我輩も好きだった顕微鏡にハマっております。
やはり野郎って生き物は、覗き趣味があるもんなんですね(確信)。

どうでもいい話ですが我輩は高校時代に科学部の部室にお邪魔して
高性能な顕微鏡で自分の精子を見たことがあります。



一方、覗かれる方の立場である女子の嫁と娘は、
ピンクと水色と黄色の染色体モデルを組み合わせて
謎の生命体をスクリーンに作り出すゲームを発見したようです。



謎の生命体を手元の機械で作るとそれが目の前のスクリーンに現れ、
繁殖を繰り返して勢力拡大したり、進化を遂げたり、
災害に巻き込まれて絶滅したりするだけのゲームなんですが、
これが単純なのになぜかハマってしまう。



染色体の組み合わせでスペックが均等なものが出来たり、
偏ったスペックのものが出来たり、ロースペックですぐに絶滅したり、
生命力はハイスペックなのに災害に弱くて速攻で死亡したりして、
絶滅までの期間を伸ばすためについつい必死になってしまう模様。



最終的には娘ではなく、嫁の方がハマってしまいました。
どうやら名前が変わってリニューアルしても、
子供心をソソる展示物があることには変わりがないようです、福岡市科学館。

ていうか手でガシャガシャして遊ぶものや、
ファミコン以下の代物が多数だったアナログ時代の頃と違い、
こういうパソコン要素の展示物が増えてより一層魅力的になった模様。



ガキみたいに盛り上がっているメス共は無視して、
他にどんな展示物があるのか眺めにいきます。
そしてら昔もこういうのあったよな、ロボットの変革的な展示。

でも昔と違うのはそのロボットの中に現実味を帯びたものも置いていること。
そしてロボットは未来のものではなく、手元に近いものになったという事実。
あの頃に比べると、時代は大分進化してしまったんだなぁ(小並感)。



でも人形兵器の実用化にはまだまだ時間がかかりそうですね。
まあ人形兵器事態がナンセンスであるという事実が(以下略)

でも現実にモビルスーツとかコンバットアーマーとか出てきても
整備することを考えるとトンデモな代物になることは予想に難くないでしょうから、
我輩的には人形兵器はアニメの世界だけで充分です。
人形性器(所謂リアルなダッチワイフ)なら凄く興味がありますがねw



電気自動車って決して未来の乗り物じゃないんだよ。
ガソリンエンジンが出た頃、既に電気自動車ってあったんだよ。
というわけでむかーしの電気自動車が展示しておりましたが、
これって少年科学文化会館の頃から置いていたんかな?覚えてねぇ。

パワーがない、長距離走れない、スピード出ない電気自動車が淘汰され、
パワー効率や航続距離に富むガソリンorディーゼルエンジンが生き残り20世紀を生き延びる。
でも21世紀になってガソリンエンジンに近いぐらいのモノが出来たから再び復活。
リーフとかテスラの電気自動車は通勤や街乗りぐらいなら使えそう?

とはいえ、出川哲朗さんの電動バイクの番組見ていると、
まだまだ電気自動車が主流になるには時間がかかりそうとしか思えねぇ。

ていうか、電気自動車の軽トラがない時点で、
電気自動車の性能は実は使えねぇってはっきりわかんだろ?

実用性があるんなら4ナンバー車両の電気自動車が既に販売されているって!
電気自動車のプロボックスとかサンバー、あくしろよ!
我輩はまだ信じないぞ、電気自動車の未来なんてな!



そんな事を考えながら昔も置いていた虫の標本とか、
ボールを投げて遊ぶやつとか眺めてブラブラしていると、
息子がリアクション芸人ヘルメットを装着しているではありませんか!



そして謎の機械に拘束されようとしている息子。
宇宙飛行士の訓練マシーンを体験するんですね、コレ。



この得体の知れないマシーンでぐるぐる回される事に耐えることで
宇宙飛行士としての素質を見極められるんですね、多分。
ま、我輩にはとても耐えられそうにありませんが、
体重が重いという時点で宇宙飛行士の素質ゼロなんで関係ないね。



富士急ハイランドでジェットコースターにハマってしまった息子的には
コレが一番エキサイティングで楽しかったみたいです。
2~3分ぐらいぐるぐる回されて、バターになることもなく無事終了。



一方、嫁と娘はパソコンで謎の生命診断を受けておりました。
昔と違ってパソコンが一般的なツールになって性能も容量も増えたんで、
おもしろ機能がパワーアップしたのは嬉しい傾向ですね。



福岡市科学館は各パビリオンにスタンプが設置されていて、
スタンプラリーを全て集めることで遊ぶことが出来る
デカいマシーンが設置されているとのこと。



それがこの「プラネットプランター」とかいうゲーム。
手元の発射機械で住宅、施設、自然、工場とかのタネをばらまき、
理想の?星を作り出そうというシムシティ的なゲーム。



しかしコレが結構、全体のバランスを考慮したりとか、
時々迫りくる状況の変化に応じた行動をとったりとか、
発生したイベントに上手くタネを当てないとダメとかなかなか奥が深い。

そして他のプレイヤーの手助けや活躍により点数が決定されるんで、
ガチでやろうとしてもバカそうなクソガキばかりが居ると腹立たしい結果になるというw



尚、息子はアフォな割には大分貢献&活躍した模様。
ゲームってある程度センスは必要なんだって、はっきりわかんだね。
暇つぶし用のアプリゲームはセンスよりも課金が重要みたいですがw



中学生になった娘も真剣な表情でゲーム開始!
いい歳こいて全く何やってんだかと言いたいところですが、
コレは大人でもハマりそうな予感がするんでまあ多少はね。



娘のゲーム終了後の結果は息子よりランク、点数が良いのに、
なんか辛辣なコメントが書かれていてイミフ&草wwww



どうやら無作為にタネをばらまくより、集中的にタネをまいて、
各セクションをハッテン、もとい発展させると高得点になり貢献度が高くなる模様。

余談ですが我輩は自分のタネを無作為にティッシュにばらまくことで
定評があるのでこういうゲームには向かないと思われます。

それはいいとして、我輩的にはかつての楽しい思い出の場所が、
より一層楽しく様変わりしてクソガキ共が喜んでいたのが嬉しかった。

子供はこういうのが楽しいんでしょうか、それとも我輩の子供だから楽しめたんでしょうか?

有料になったのがネックですが実家から近い(7km程度)ですし、
クソ暑い夏でも寒い冬でも雨でも楽しめるというのが実によろしい。
娘が高校生になるぐらいまでは帰省の度に
毎回ココに連れてくるハメになることでしょう。



その後コストコに向かい、0.7パットンの買い物を実施後、
同期のゴリラ一家に会うために100km離れた豊前市に向かいます。
そして久しぶりの再開を温泉に隣接する居酒屋で実施。
久しぶりの再開に嫁もクソガキ共もエキサイティング。

我輩以外は時間が経つのも忘れてガンガン盛り上がっているんですが、
我輩は運転手なので時計をチラチラ見ながら時間の経過を見ているという。
だってココから福岡の実家まで、2時間かかるんだよ全く。
でも楽しい時間を過ごせたんで、まあ良しとしましょう。
やはり、友との再会は良いもんだ。



最近は豊前市特産「豊前とうがらし」を使ったご当地グルメ、
「豊前オニメン」とかいうのがイチオシだというので注文してみたんですが、
コレがジャージャー麺みたいな、汁なし担々麺みたいな感じで旨し!  

Posted by 砥部良軍曹 at 22:43Comments(0)お出かけ

2018年08月09日

石川での思い出その壱

我輩が金沢産の新鮮なアワビに舌鼓を打った次の日、
現在滋賀県在住の同志長介がわざわざ石川県にやって来てくれました。

でも我輩はその週末、デリを呼ぶ為に小松ではなく金沢に居たので、
インターから比較的素直に辿り着ける小松空港付近ならいざ知らず、
結構道路が複雑な金沢市内をあの吉六会同志の中でも
ホームラン級の馬鹿&間抜けで定評のある長介が
金沢駅まで辿り着けるのだろうかと一抹の不安が。


しかしながら我輩の懸念は余計なお世話でした。
何故なら長介は一時期、金沢の街中で全国チェーンのカレー売っていたから、
金沢市内の土地勘は結構有していたんですねー。
(その時のトラウマで未だにカレーを見ると吐き気を催すとか)



10時ギリギリにチェックアウトして金沢駅に来ると、
何やら可愛らしいイラストが書かれたバスが。

少しは金沢駅の周辺散策でもと思いましたが、
この日も石川県は猛暑で背中から汗が吹き出まくるので、
涼しい駅内の待合所でスマホ弄りながら時間を潰して長介が来るのを待ちます。



12時前に金沢駅の西口にて長介と合流して、久しぶりの再会を喜びながら、
むさ苦しい野郎2人が目指すのは北陸の幸を揃える近江町市場。
金沢を代表する、胃袋に訴えかけてくる観光地です。
まあ言うなれば、青森で言うところの八食センターみたいな場所。

いやしかし、20世紀の終わりにココに来た時は、
もう少し生活感溢れる雰囲気だった気がするのですが、
北陸新幹線の影響か入口が随分小綺麗な感じになりましたかね?
中は相変わらず市場らしいカオスっぷりでしたけど。



来た当日は土用の丑の日だったせいか、何処彼処でウナギを売っております。
彼方此方から漂うウナギとタレの融合した香ばしくて甘い香り。
これだけウナギ感溢れると、ウナギを食べなきゃ的な気分に陥りそう。

でも一番目を引くのはウナギの解体ショー、もとい、捌いている光景。
やっぱこう言うSATSUGAIシーンって、惹かれるね。



市場なので魚介類だけでなく、野菜類も豊富な品揃えです。
最近流行りの地物野菜、加賀野菜か多種多様に置かれています。
ウナギゐヌのより太い事で定評のある加賀キュウリってご存知?
まあ、我輩はヘタ紫茄子なんですがね。



金沢に来たらノドグロ食わなきゃって思っている方へ、
ノドグロ、結構お高いですよ。
塩焼きの定食でも2000円以上することがしばしばですからね。

ただ、漁獲量が少ない魚介類は全国的に多く流通しないので、
こう言う場所で入手するしかないんですな。



でも全長20cmぐらいの可愛いノドグロの塩焼きなら、1匹1000円で購入可能です。
今思えばコレ買って、歩きながら食えばかなりインパクトあっただろうにな?



そしてお値段が高いのはノドグロだけではありません。
ルビーロマンとかいう粒がデカい旨そうなブドウ、よく見たらゼロが一つ多いです。
尚、スーパーや道の駅とかでは1粒500円ぐらいで単品売り?しております。



岩ガキやウニ、ホタテや甘エビを店頭ですぐに食べられる店もあります。
中にはココみたいに店先で焼いて食える店もありますが、
この手のやつは調子こいて食いまくると食いもん屋で食うよりも高くつくというw



時々、九州ではなかなかお目にかかれない魚介類を見つけることもあり、
料理好きの我輩としましては実に興味津々です。
買ったら八食センターみたいにその場で刺し身にしてくれるのかなぁ?

ここで北陸の海の幸を購入して送るのが王道を往く行為なんでしょうが、
前回の輪島朝市で家にはお土産を送ったんで、
今日の目的はココで海鮮丼を食すだけに留めます。

でもね、青森に居た頃に多種多様な海鮮丼を食らいまくった我輩は
普通にスーパーで買えるよーな海の幸が乗っかっただけの海鮮丼は興味がないのです。
そしてココも大半の店がそーいう海鮮丼しか置いていない。
サーモンとかイクラで彩り良くしても、マジどうでもいいんすけど。

かと言ってノドグロオンリーの海鮮丼を食おうものなら、
確実に3000円以上払う必要があるので財布には厳しい。
ていうか昨晩、エログロを頂いてきた我輩には先立つものが少ない。
(いや、エロくはあったけどグロではなかったなぁ、前言撤回)



というわけで丼以外の魅惑的なメニュウを探し求め、
結果たどり着いたのがコレであります。
「じもの亭」というお店で見つけた、
マグロ中落ち定食1200円。

マグロの中落ちが骨に付着した状態でバーーン!!と
皿の上に載せられて出てきやがる馬鹿げた一品。

メニュウには数量限定と書かれていたんですが、
多分こんなインスタ映えと認めたくない若さゆえの過ちの
ギリギリな中間ポジションにあるメニュウを注文しようとする
チャレンジャーは少数派なのか我輩はすんなりありつけました。



コイツの食い方はスプーンでマグロの身を剥ぎ取り、
ソレを単品で食べるもよし、ご飯と共に食すもよし。
醤油味の味付けに飽きたら、マヨネーズやオロシダレで味を変えるもよし。

ただ、骨から身を剥ぎ取るという作業は始めのうちは楽しいのですが、
食べながら剥ぎ取るという動作を繰り返していると
「成程、店側が身を剥ぎ取る手間が省ける分、安いのか」と気が付かされます。

そして骨に薄く付着しているように見えるマグロの中落ち、
コレが案外大量に付着しているので剥がすのも食べるのも疲れてきます。

そしてもう一つ大事な点が、中落ちは骨の両側にくっ付いているということ。
つまり、実は結構な量のマグロを食するハメになるということです。

更に難点として、周囲の客の視線が熱いがNクールはひ~んやり~。
実際我輩も、明らかに隣の客や通りすがりの客から、
何か言われているのがはっきりと分かりました。

「さっき俺がマグロ食っているとき、チラチラ見てただろ(因縁)?」
「嘘つけ絶対見てたゾ 」
と言いたくなる羽目になるマグロ中落ち定食、
低価格で馬鹿な思いが出来る貴重なメニュウです。

近江町市場、なかなか魅力的で魅惑的な空間なんですが、
八食センター同様、こういう店は生活圏内にあれば、
家庭での食の選択肢が広がって面白いんですがね、
観光で来てしまうと買える物が限られてしまうのと、
実はスーパーで買った方が安上がりなものとかもあったりするのが難点。



近江町位市場を徘徊した後は小松市に戻ります。
次の予定にはまだ時間があったんで、
空港近所にある石川県立航空プラザへ暇つぶしに。
閉館ギリギリの時間に来たんで、あまり見学できなかったのが残念。



とりあえずこういう写真を撮影して、筋肉を誇示するのはお約束ですよね?
但し、良い子の皆さんは怪我するかもしれんので真似しないでください。



その後小松市内のホテルにチェックインし、
現在小松に居る後輩たちとのカラミを
「洋風びすとろ 天力」という居酒屋にて実施!

福永君に「昨日はデリヘルの為にシトロエンに乗せてくれてありがとう」と礼を述べると、
「僕はにーのさんの性欲処理の片棒を担がされたんですか(愕然)」と言われたので、
お詫びに証拠写真を見せたら後輩一同ドン引きするとか、
楽しかった頃の昔話や今後の人生設計とかで盛り上がったりとかしました。



天力での福永君オススメのメニュウ、三角の唐揚げ。
カジキマグロの中骨の三角形になっている部分らしいです。
香ばしくて味がしっかりしていて、いくらでも食いたくなる一品。
ていうかココで日本酒飲みすぎてコレしか食った記憶がねぇ。



この天力という居酒屋、何故かメニュウにくるみパンがあるという不思議。
我輩はくるみパンが大好きなんですが、外側パリッと、中はモチモチ、
くるみのアクセントがしっかりと効いている美味しいパンを食べて満足。

いやしかし、人生には多くの出会いというものがありますが、
かつて喜怒哀楽を共にした後輩たちと久しぶりに飲んで話をしていると、
「再会」という出会い程、嬉しくて素晴らしいものは無いなぁと心底思いましたね。

来る時はあまり乗り気ではなかった今回の出張でしたが、
こういう楽しい事ががあるのなら来年も来てもいいかなってw  
Posted by 砥部良軍曹 at 22:21Comments(0)お出かけ