2017年05月02日

ドラグノフのマガジンポーチが少なくて困るのです

やっぱSVDをサバゲーで頻繁に使用されるプレイヤーって、微レ存ですかね?
我輩自身、スナイパーを名乗れるほど射撃が上手い方ではないですし、
その長さが格好いいとは言えどもその長さが仇となるブツが故、
CYMA製SVDをサバゲーで使うことは殆どないのですが
せっかく砂井さんから安価で譲っていただいたんでま、多少はね。

しかしこの旧ソ連製長射程ライフルをサバゲーで使うに当たり、
一番の難点はフルオート電動と大差ない射程距離や
カスタムの幅が皆無に等しいメカボックスや全体の設計ではなく、
マガジンポーチの選択肢の少なさ。

我輩が知る限り、SVDのマガジンを収める事が出来るマガジンポーチは、
たまにヤフオクで5kぐらいで出回っている旧ソ連時代の2段タイプの4連マガジンポーチと、
一時期そこそこ出回っていたようですが最近は全く見かけないSPLAV製のマグポーチ、
後は自社製カミースで有名な明日香縫製のチェストリグぐらいですね。

SVD、通称ドラグノフのマガジンは幅が広くて短いという独特の形状なので、
M14用のマグポーチでは入らないか、入っても抜けなくなる恐れがあります。

だから必然的に専用のマグポーチを必要とするわけなのですが、
コレが手に入りにくいとなると、サバゲーで使うのに支障をきたすのです。

そこで我輩は手元の持ち金に余裕が出来る度に、
「SVD マグポーチ」とか「ドラグノフ 装備」と言ったワードで
検索をかけながら何か適した装備がないものかと探し求めていたのですが、
ようやくそれなりに使えそうなものを入手することが出来ました。



それがこの“Chameleon(カメレオン)”という名称のチェストリグ。
Dress&Gunというショップが取り扱っているのですが、悲しい事に在庫切れ。
ダメ元でヤフオク探してみたら同じ価格で出品している方が居たので、そこで入手。

気になるお値段は9800円+送料と少々お高めな気がするのですが、
SVDを円滑に運用するに当たり、必要な出費だと考え購入。

我輩はどんな服にも合うことを考えて(ロシア軍の迷彩服は種類が多いからね)
OD色を選択したのですがどー見てもこの色はレンジャーグリーン。
他にもデジタルプラントやタンカラーのモノが存在するようです。

生地はナイロン製、縫製は合格点ですが生地が薄め。
ハーネスやベルト部分もペラペラで上記の価格がぼったくりと思えるレベル。
キリル文字のタグがあるからロシア製だとは思うんですが、
メイドインチャイナよりも質感が低いのはどーも頂けません。

しかしこのカメレオンというドラグノフ用チェストリグ、
実際にロシア軍の兵士が着用している写真が見当たりません。

官品装備でないことは明らかなシロモノではあるのですが、
軍隊用として作られたものなのか、それともサバゲー用なのか不明です。



各ポーチは本体にしっかりと縫い付けられております。
胸部分に3つ、サイドに2つのマグポーチがあり、
各マグポーチにはSVDのマガジンを2本収めることが可能。


だから実質10本のマガジンを持ち運ぶことが出来ると言いたいところなのですが、
マガジンポーチには脱落防止用のゴムバンドが付属しているので、
マガジンを2本ぶち込むとかなりタイトになりますし、突っ込むのも抜くのもキッツい。
円滑に運用するなら各ポーチには1本だけぶち込むべきでしょう。

フラップの固定はベルクロとスナップが付属しているので、
素早くマガジンを取り出したい場合はベルクロで留め、
抜けにくいようにガッチリホールドしたい時はスナップを留めればいいでしょう。



サイドのマガジンポーチは胸のものと同じサイズです。
マガジンだけでなくiPhone6も収納可能です。
但し画面部分に被弾した時、無事でいられるかは不明。
我輩なら手袋とかカメラとかデッドマーカーをぶち込みますね。



腹のところには謎のポーチが付属しております。
上下貼り合わせのベルクロで留める巻き寿司ポーチ。

ヤフオクの出品者はココにフレアをぶち込むと記載しておりましたが、
サバゲーでフレアなんて持ち込まないし、そーいうダミーは入手困難だろうし、
はっきり言わせてもらうと完全にデッドスペースです、ココは。

どーしても何か突っ込みたいなら魚肉ソーセージとか
コッペパンでも突っ込んでみては如何でしょうか?



内側にはA4サイズのノート等を収納可能なスペースがあります。
現実的にはココにマップや耐弾プレートを入れるんでしょうが、
上部分を閉めるジッパーやボタンもないし、
この部分も結構ペラペラなのでコレもうわかんねぇな。



後ろで固定するベルトはかなり貧相なベルトです。
安物のスリングみたいな素材&太さでバックルも微妙。
ハーネス周りの素材も本体同様、安物感溢れています。

肩にかかる部分はガチガチのパッドが付属しておりますが、
あまりにもガチガチすぎて身体にフィットしません。

使っているうちに馴染むような気配がないので外すことにします。



ハーネスの調整部分は金属製ですが、コレも安っぽい。
ベルトを身体に合わせたら大分余って、それを保持するパーツもないので、
ガムテープで固定する羽目になりました。

そのままガムテープを貼るとベタベタになるので、
一回裏向きに回して張り、ベタベタ部分を覆うようにもう一度張ります。



全体的な出来栄えが安っぽいので損した気分ですが、
現実問題としてSVDのマガジンを持ち運ぶブツとして
手に入りやすくて使い勝手が良さげなモノはコレぐらいしか無いのかな?

胸部分のマガジンポーチの位置は案外使いやすいです。

まあでも、コレでやっとSVDの予備マガジンを持ち運んで、
サバゲーすることが出来るようになったんで文句は言いますまい。
でもSVDだけのために9800円というのは高い出費のよ~な気がするので
この装備を他の銃にも使いまわして得を取るために
同じマガジンを使用するSVUを導入しなければ(使命感)。  

Posted by 砥部良軍曹 at 22:53Comments(0)サバゲー道具