2017年08月09日

息子、肉欲に溺れる

本日は息子の9歳の誕生日。
今の職場は「子どもの誕生日なんで休暇くれ」と言い辛い職場なので、
前日に夜勤につけてもらい、夜勤オフを貰うことで、
息子の誕生日を一緒に祝ってやることにしました。

今回の息子の誕生日のお願いは以下の3点。

★誕生日プレゼントに映画を見せてくれ

★昼飯はCOCOSでハンバーーーーーグ!

★晩飯はすき焼き!

とりあえず我輩は夜勤終了後、ひとっ走りして帰宅。
日差しがあまり強くねぇからイケるなと思いきや、
暑さはいつも通りなので5km走っただけで肉汁ダラダラでした。

えっ?お前みたいなデブでも駆け足すんのかって?
だってさ、今月末の24時間テレビのマラソンの走者、当日発表なんでしょ?
その時にいきなり「お前走れよ」とか言われたら大変じゃん。
だから今のうちに走って体調整えとかんとイカンからね。

まずは映画を見るためにイオンに向かいます。
嫁は「アタシは“君の膵臓を食べたい”が見たい」とか言っておりましたが、
我輩は「君の陰★にぶち込みたい」って気分なんですがね。


息子が見たい映画は“怪盗グルーのミニオン大脱走”
なんか黄色い生き物が「ヒャッハー!」とか叫びながら
あんな事やこんな事をする面白そうな映画ですよね(適当)。

しかし我輩&娘は映画なんて興味ねぇと言うか、
あの映画館の椅子に2時間近く座っているのが苦痛。
そして最近の我輩は1時間以上テレビとかを見ていると、
目ン玉が疲れてくるんですよ。

だから嫁と息子がが映画を見ている最中、
我輩と娘はゲーセンで適当に時間をつぶし、
その後スポーツオーソリティにてキャンプ用品物色。

映画終了後、嫁&息子満足げな面をしながら、
「ポップコーンの味付けが適当すぎて微妙!」と
オスプレイがどーたらこーたら抜かしている連中と同じぐらい意味不明発言。
ま~要するにキャラメル味が付着していないところが旨くなかったらしい。

全く興味はないけど「肝心の映画はどーだったんだい?」と聞いてみたら、
「ミニオンが刑務所の中で暴れるんだよ」と言うので、
「アレか、アメリカの刑務所ではシャワールームで石鹸を落として、
ソレを拾おうとしたらホモに襲われるんだろ?」
と返してやりました。

要するに石鹸を拾おうとしてしゃがむとケツ丸出しになるんで、
そのスキにホモに後ろに回られて掘られるという原理なわけですね。
どうでもいい知識の宝庫、ソレがこの3度の飯(以下略)というブログです。

映画を見たら次は昼飯。
嫁&バカ息子、1発ヤり終わった後の如く「もう貴様に要はない!」
と言わんばかりに余韻もクソもなしに早々とイオンを後にします。



我が家が以前宮崎に居た頃にはなかったCOCOS、
帰ってきたら何故かココにも進出しておりました。


ていうか息子はハンバーグが食いたいというよりは、
生焼けの肉を熱いのに押し付けたいからCOCOSに来たかった模様。
まあ我輩もCOCOSの生焼けハンバーグをアツアツなのに押し付けるのって
奴隷に焼印押し付けているみたいで何か好き。

まあそんなユダとマミヤさんのあのシーンはともかくとして、
メニューを見ながら何を食うべきか物色していたら
「小学生以下の子どもで誕生日の方は遠慮なく申し付け給え」
と書かれていたので嫁と顔を合わせながら
「コレってさぁ、何か誕生日が判るものが必要なのか?住民票とか?」
「保険証があるから、大丈夫!」とか言いながらとりあえず店員さんに申告したところ、



別にそーいうものは必要なかった模様。自己申告でおk。
お誕生日特典はケーキ或いはアイスクリームがオマケに付き、
ドラえもんのぬいぐるみと共に写真を撮ってもらえるという
謎の恥辱プレイがもれなくやってきます。
しかも撮影時には店内のBGMがハッピーバースデーのアレになるという。
当然我輩&娘、家族で写真撮影されることは「だが断る」。

その後はサーティワンでアイスケーキを購入し、
晩飯の材料を購入してアイスが溶ける前に早々に帰宅。



テレビのCMでミヤチクが「大切な日は宮崎牛で」としつこく言うので、
バカ正直にすき焼き用に宮崎牛買ってきましたよ。
写真手前に鎮座している肉が1パック1800円のロース肉、
奥にこんもりしているのが2パック1800円の切り落とし肉。

娘が「なんか肉が多過ぎじゃね?」と文句を垂れるので、
我輩「娘よ、すき焼きは本来牛鍋と言って肉だけを食らう料理なんだぞ(迫真)」
「肉料理なんだから野菜は気持ち程度入っていればいいんだよ(断言)」と、
言ってしまったのですが我輩の思考、大体合っているよな?

だがしかし、豆腐は多めにブチ込ませていただきますぜ。
甘ったるい割り下と牛肉の脂を身に纏った豆腐はすき焼きの準主役!
肉が風見志郎なら豆腐が結城丈二?アレ、なんか違うか?

ていうかさ、1/4サイズで100円の白菜って、
「そんなの高くて買えるか馬鹿野郎!!」
「エキストラにそんな高額な給料払えるか!」って思う我輩、
やっぱ貧乏性で器が小さいんでしょうかねぇ・・・
その代わりエノキは3パック100円だったんで速攻で買ってブチ込みました。

ところで世間一般的に「しらたきは肉を固くするから肉から遠ざけて入れる」
と言われるようですがソレはどうやら迷信らしいです。

だってウチのすき焼き、別に肉固くねぇもん。柔らかくて美味しぃ。



高い肉と安い肉、何処がどう違うのかといいますと、
高い方は白い部分の割合率が赤い部分よりも多いのにも関わらず
箸で摘んでもこのように形がしっかりしているんですね。

そして口の中でホロホロと崩れながら優雅な味わいを奏でる。
うーむ、やはりすき焼きは宮崎牛に限る(確信)。

まあ安い方の肉は肉と脂がはっきりと別れている分、
肉らしい食感を味わえるという良さもあるんですがね。

ただ、折角宮崎牛ですき焼きしたんだから、
卵もヨード卵光にしとけば良かったかなと思いましたが、
我輩は牛乳と生卵が嫌いなんでどうでもいいかな。



最後はバースデーケーキ。
純粋にケーキ好きである我輩&娘的には実に好ましくないのですが、
息子は「ツヨシ、アイスクリームとソフトクリームは飲み物なんだぞ」と
のたまっていた亡き父上の遺伝子を微粒子で受け継いでいるのか、

今年も性懲りもなくサーティワンのアイスケーキです。
しかも熊のプー。

ま、「何か霜が一杯付いているぞ!霜降りで嬉しいのは牛肉だけだろ!」とか、
「ケーキが固くてロウソク立てられねぇじゃねぇか!」とか色々悪態つきましたが、
バニラアイスじゃなければ我輩食えん事もねぇんで、良しとしましょう。



ケーキアイスを保冷するためにブチ込まれていたドライアイス、
当初は結婚式の入場のごとく周囲に水の入ったコップを置いて、
その中にドライアイスの欠片を放り込んでモクモクしていただけだったんですが、
ジュースの中に入れてみたらコレが面白いのね。

ま、ドライアイスは二酸化炭素、そして炭酸水は二酸化炭素入りの水。
だからシュワシュワ感がパワーアップした炭酸ジュースになるだけなんですよ。

そして二酸化炭素の塊は水より重いんで、
浮き上がって舌に付着して低温やけどすることも無し。

そして息子は「水素水よりも旨いなコレは」と、
これまでの9年間の人生を総括したかのごとく
適度に切れ味の良いコメントを残したのでした。



「んじゃあコイツをウィスキーの水割りに入れればハイボールじゃん(迫真)!」
というわけで去年の転勤前に購入して未だに残っている
世界で一番小さな蒸溜所のウィスキーと共に合わせて飲んでみました。
うん、普通にウィスキーの炭酸割りだわコレ。  

Posted by 砥部良軍曹 at 22:14Comments(2)出来事