2018年02月04日

一枚目の写真に最もふさわしいセリフを書き込め(迫真)



何を血迷ったのか昨日の土曜日は
夜のニシタチを家族で満喫?して来ました。

旨い屋台のラーメン屋があるわけでもないのに
「じゃけん夜行きましょうね~」という事になってしまったのは何故だか不明。



でもこないだ新年会で市内に繰り出した我輩とは違い、
嫁やクソガキ共は久しぶりにニシタチを彷徨くという事と、
まだ時間的に居酒屋が開店する時間帯ではなかったんで、
ウォーミングアップがてらにまずは山形屋をぶらつくことにします。

しかし、山形屋の駐車場にクルルァを停めるやいなや、
娘が「喉乾いた・・・喉乾かない?」と抜かすので、
まだ娘が「オナシャス!」なんて言葉を使っていなかった頃
山形屋に来ると必ず来ていた地下のジュース屋さんに向かい
娘は昔と同じくメロンジュース、嫁もメロンジュース、
そして息子は1杯1000円のいちごパフェを注文します。

我輩は「フレッシュジュースなんか要らんから、藤岡珈琲買ってくれ」
懇願したのですが嫁から「あんた別にコーヒー好きでもないでしょ?」と言われて瞬殺。
まあ確かに我輩、コーヒーが嫌いではないけど好きでもない。
でも山形屋って、宮崎じゃ全然見かけない藤岡珈琲ちゃんと売ってんのな。
(青森では八戸や青森の何件かの店で置いているの目撃した)



晩飯はいつものようにアレッタでも良かったんですが、
嫁が「折角だから居酒屋逝きたい、居酒屋」と五月蝿いので、
昔よく足を運んでいた“蒸気屋”に来てしまいました。
若い頃この店のカオスで狭っ苦しい雰囲気が好きでよく来ていたんだよな。
嫁と一緒に来たことはなかったけどw

嫁は生ビール、我輩はウーロン茶、息子はラムネ、
そして何故か娘は「ジュースとか要らん、水くれ」とハードボイルドな発言。
居酒屋で水って・・・お前前世はカエルか?

まあ我輩が青森に逝っている間に色んな居酒屋出来たんでしょうがね、
色々ありすぎて何処にイケばいいのかオジサン本当に解かんないのよ。
何かおもろいメニューが有る居酒屋とかあったら誰か教えて。

まあ何処の居酒屋に逝っても地鶏もも焼きとタタキは出るんでしょうが、
地鶏ぐらいなら新富町でも旨いの食えるんだよな。



まあとりあえず子供はこういうの好きだろってノリで注文したチーズ揚げでしたが、
クソガキ二人の発言は「三沢のチーズロールの方が旨い(確信)!」。

でもクソガキ共の言葉、我輩はよく解るんですよ。
チーズというトロリとした食材、それを包むカリッとした春巻の皮。
その2つを同時に美味しく食べるなら途中で噛み切って
アツアツチーズがドロッと出て来るサイズより
口の中に収まりがいいチーズロールの方が美味しく食べられるんですよね。



居酒屋でコレが外れだったらもう二度と来たくないですよね、串盛り。
つくね、砂ずり、ソーセージ、アスパラベーコン、ししとうベーコン、
ネギとピーマン、タレ付きホルモン、イカ、豚バラ、鶏肉が盛られて1300円。

まあ外れじゃなかったけど、ししとうは辛いという意味ではアタリだった。
うーむ、宮崎の居酒屋では串盛りより地鶏もも焼き頼んだ方がいいのか?
串盛りの中に鶏皮が入っていないと損した気分になる砥部良軍曹です。



蒸気屋と言えばコレですよ、地鶏の刺身。
レバーと砂ずりとモモとムネの刺し身。
1皿1300円ぐらいするけど、どこでも大体相場はそれぐらいだよね。

特にこのレバー、牛レバ刺し禁止令が発令された現在では、
合法的に食えるレバーとして貴重であり、重要。
鶏肉のレバーってウニっぽい味と食感がして旨いんだよな。

鶏肉大国であるはずの宮崎県ですが、鳥刺しが食える店って案外少ないんだな。
地鶏はタタキで食えばいいだろって大半が思っているんでしょうかね?
それとも、刺し身って宮崎でもなかなか確保するのが難しいんでしょうか?



鶏肉の唐揚げは居酒屋では鉄板メニュウなんでしょうが、
それじゃあ面白くないのでカエルの唐揚げを注文してみました。
うーん、いい感じに足がピーンと伸びているねぇ。
勿論クソガキ共「ええ・・・(ドン引き)」です。

好奇心旺盛な息子はバクっと食って「うん、おいしい!」でしたが、
警戒心の塊の娘は案の定完全拒否しておりますが、
無理やり口の中にねじ込んでやったら「あ、食べ物の味がする」と謎発言。
いやマジで旨いよカエル、鶏肉よりも身が引き締まっていて味も雑味がないしね。



カキは生牡蠣ではなくて蒸したやつ、もみじおろしと好みでレモンを絞って。
でもやっぱカキは八食センターで食ったやつの方が旨かったなぁ。

ま~我輩的には十和田のヤマヨっていうスーパーで
7~8個ぐらい入って1盛り1000円で売っていたカキを
蒸し焼きにしたやつの旨さが未だに忘れられないのですがね。
あーまた青森に逝けるんなら、ヤマヨで買い物してぇ。
宮崎は旨いものに溢れていますが、やはり海の幸は青森には敵いません。

しっかし何ですなぁ、他にも数品食いまくりはしたんだけど、
全部で支払金額10000円って結構なもんだよなぁ?
嫁が飲みすぎて高く付いたかなって思ったんですが、
嫁はビール以外はハイボールしか飲んでいないんだよなぁ。
余談ですが我輩、ココで全然お腹いっぱいになっておりません。



仕方ない、フルーツ大野でパフェでも食って腹を満たすかと思ったら、
案の定既に行列出来てんのね、外はクソ寒いって言うのによ。

「そーいえばこないだニシタチに来た時、岩切さんのとこ逝ってなかったな」
という事でフルーツパフェは諦めて
フルーツカクテルを飲みに“OAK”に逝きました。
BARに子供を連れてくるのは本来ご法度なんですが、
この店は、ていうか岩切さんはそ~いう無粋なことは言わない人だからおk。

嫁は「テキーラのカクテルってどーいう感じ?」と言いながら“エル・ディアブロ”という
テキーラをジンジャーエールとクレームドカシスとレモンで割ったカクテルを頼み、
娘は何故かキウイのカクテルを注文知るという暴挙に出て、
息子は性懲りもなくまたイチゴのカクテルを頂いて人生初のBAR体験。

え?クソガキ共は何をしているのかって?
実はこの店ね、ガンプラの下にマンガ本が置いているんですよ。
“百姓貴族”とか“猫ピッチャー”とか意味不明なマンガが、ね。
それを読みながらしっとりとBARの雰囲気を味わっている・・・のか?



さて、我輩は宮崎らしさを堪能するべく日向夏のカクテルを頂きました。
日向夏ならではの甘みとふんわり漂う酸味、確かに美味しいんですがね、
実は我輩酸っぱい系より甘い系のほうが好きだった。

でもコイツはノンアルコールでも充分に満足できる旨さ。
クルマで友人を連れてニシタチに来るなら、OAK一択でしょ(断言)?
まあ本音は岩切さんが厳選したスコッチの原酒を頂きたいところなんですがね。



カクテルよりも“猫ピッチャー”に夢中な娘。
お前そのカクテル飲まないのなら我輩が頂くぞ。
正直、キウイのカクテルの方が美味しかったというか、我輩好みだった。

ノンアルコールカクテルを飲みながら1時間ほどOAKでニシタチの夜を過ごし、
帰りに肉巻きおにぎりとミスタードーナッツを買って帰宅という王道を往く流れ。
我輩的にはシメにラーメン食いたかったんですが、
クソガキ共が「食えるかバカ」と拒否りやがったんで断念。

いやしかし、独身時代は「ニシタチは大人の街だぜ!」と思っていましたが、
こうやって家族で来るのも悪くないというか、面白い。
2ヶ月に1回ぐらいのペースで家族でニシタチに飲みに来るのも
クソガキ共の人生勉強になってよろしいんじゃねぇのかって微妙に思ったね。
もう少しニシタチの居酒屋をリサーチしとかんとイカンな。

そーいえば我が家以外にも家族連れが結構ブラブラしていたな。
あ、そうか、野球のキャンプが始まったからソレで来ている観光客とか居たんだ。  

Posted by 砥部良軍曹 at 22:17Comments(6)お店お出かけ