2018年03月25日

サバゲーしている時が一番気分が良い

娘の卒業式に絶望して己の生きている意味を考え直した我輩でしたが、
いやー、サバゲーすれば気持ちは晴れ晴れ。
弾と一緒に嫌なものもふっ飛ばしてしまいました。



本日の戦場は青鹿キャンプ場、BUGのサバゲーに参加です。
2月から3月の今までの間、天候不良やら要件があって、
サバゲーと言えばこないだちょろっとヂゴンの巣で撃ち合いした程度なので、
丸1日のガチなサバゲーは超久しぶりという体たらくでございます。

うーむ、やはり最近の我輩、サバゲーしていなかったから気持ちが凹んでいたのかも。
時々こうやって戦闘しないとストレス発散と言うか、生きる気が失せてしまう。

正直な話、集まった人数は9人とそこそこですが、
このフィールドはガチな人が集まるから相手に不足はないし、
何よりも玄人が多いということはサバゲーを理解している人が多いということ。
という事は我輩が暴れまわるのに不足はない。



今朝、サバゲーのための荷物を積んでいるとそれだけで汗をかいたので、
本来着るはずだった迷彩服を片付けて夏用に購入した迷彩服を出してきました。

ヤフオクで「ロシア軍迷彩服サマースーツ」とか言う名称で
5000円程度で売られている薄い生地の迷彩服なんですが、
軍用品にしては上着にしかポケットがないというお粗末ぶり、
ベルトループもなく腰回りはゴムが入っているだけという寝間着のような作りで、
生地が薄手で暑くないのは良いのですが、すぐに破れそう。
しかもサイズが大きくてブカブカなのでだらしねぇ。

武器は同志熊殺氏の友人が部品取りに置いていったという
マルイ次世代AK74?102?の残骸に
ヤフオクで仕入れたパーツを寄せ集めて仕上げたタクティコゥAK。
残骸から作った割に性能はなかなかのものです。

しかしねぇ、マルイのエアガンって気分が盛り上がらないと言うか、
何かのめり込む要素が薄いと言うんでしょうかねぇ?
性能の割に我輩自身があまり盛り上がることが出来ず、
全く活躍できずに戦果は2人ぐらいキルしただけで終了。



旧ソ連軍装備で身を固めて参戦する同志らんたろー氏が
ゴム製のブレードを取り付けた実銃用の銃剣を持参していたので、
(BUGのフィールドは戦闘で使用しないという条件で銃剣携行可能)
昼に行われるセミオート限定戦のために用意した
CYMA製SVDに着剣してみたところ、見事に取付可能。

そしてSVDに着剣した雄々しき様を横から眺めるペガサス様、
「オレは長い銃が好きだけど、こういう銃に着剣するというのはどうかと?」

他の参加者様方も「ゴム装着だから安心ですね(意味深)」とか、
「これだけ長いとさぞかし喜ばれるでしょう(意味不明)」とか
「漢(おとこ)らしいの一言に付きますね」とか好き勝手な事言っております。



結局、午前中は11時半近くまで着剣と無駄話で盛り上がってしまい、
2戦ぐらいしかゲームできずに昼飯タイムに突入。

冷戦時代真っ只中の旧ソ連軍装備で身を固める主催者のらんたろー氏、
「折角来て頂いてるのに沢山ゲームさせられないのは申し訳ない」
と言いながらも「でも時々のサバゲーでたまにしか集まらない仲間たちだから、
エアガン談義やら他の趣味の話で盛り上がるのも仕方がない」と、
ゲームと談話、どちらを優先すべきか少し悩んでいる模様。

我輩的には情報交換も重要なサバゲー活動の一環だと思うんで、
緩~くゲームして、緩~く話で盛り上がるBUGみたいなサバゲー悪くないと思う。



昼一発目のゲームは“セミオート限定戦”。
要するに電動ガンでもエアコキでもいいからセミオートだけで戦うゲーム。

本来ならば電動ガンを使わないゲームを実施したいところなんでしょうが、
参加者全員が電動ガンではないボルトアクションやショットガン、
ハンドガンを所有しているわけではないということで
セミオート限定という括りにして専用武器がなくても参加可能という方向性にしたんですね。

でも黄色チームの殆どはマルイ製ボルトアクションでゲームに参加。
空気読みすぎていると言うか、完全に自分のワールド形成する方向で攻めてきている。
おいおい、コレでは三八式持ってこなかった&SVD使うの放棄して、
ノーマル電動ガンのセミオートでお茶を濁そうとしている我輩が
空気を読まない卑怯者って扱いじゃねぇか。



黄色チーム、唯一MP5で武装するプレイヤーが弾をばらまきながら相手を撹乱。
敢えて倒す方向で攻めず、敵をおびき出す戦法に出ます。

そして電動ガン率が高いウチのチームは次弾が直ぐに撃てるという強みから、
揺動の敵を追いかけながら次々と敵陣に攻め込みますが・・・



連射能力で劣るボルトアクション軍団が息を殺して気配を消しながら
我々が射程範囲に来るのを待ち構えていたんで我輩を含めて大半が餌食になります。



ボルトアクション軍団は普段からこういう戦い方に慣れているので、
セミオート限定戦で相手が電動ガンだとしても対抗する術があるんですね。

いやしかし、マルチカムって薄暗い森林ではマジで消えるのね。
解ってたつもりだけど、これもうわかんねぇな。



休憩中、なぜかドローン登場。
出た当時は100000円以上したドローンも今では
1パットン(50000円)プラスアルファで買えるとか?

コレで爆撃でもするつもりかと問うたところ、
流石に武装搭載能力はないと言うので一安心。



最近では動画撮影で大活躍しているというドローン、
森林の中でサバゲーするBUGののフィールドでは
木に引っかかって墜落する恐れがあるので使えませんが、
RED REAVESとかエリア13みたいなサバゲーフィールドなら
戦場感溢れる動画撮影も可能だと思うと夢を感じますね、買わないけど。

でもドローンって、サバゲーに導入して戦局を変えることも出来そうなんですよね。
ま、そういう卑怯っぽい行為って絶対禁止されるんでしょうが、
我輩的にはドローンを活用したサバゲーって絶対面白いと思う。



セミオート戦2戦目ではペガサス様「自分の身体の一部」とまで豪語する
愛銃M14を持ち出しての参戦、そしてまたアンブッシュ。



同志らんたろー氏はクラシックアーミーのSVDで対抗します。
購入した店で「M14並の性能は出すのは無理」と言われたシロモノらしいですが、
氏曰く「勝つために戦うんじゃない、好きな武器で戦いたいだけなんだ!」
「撃たれたっていいじゃないか、さばげーだもの」みつを



BUGのゲームに来ているプレイヤーの大半は
自分の好きな戦い方をしたついでに勝つという思考がある気がします。
要するに「ブレない」戦い方をするプレイヤーが多いんですね。

皆殺気立っているのにマジで殺そうと考えている人がいない。
純粋なサバゲー好きが集まるこのフィールド、我輩は好きです。
茶色いBB弾じゃなければ最高のフィールドですね。



セミオート限定戦は黄色チームの圧勝に終わり、
14時からはまた通常のゲームに戻ります。

今回赤チームで一番活躍してくれたのはイケメン優男。
1人取り残されても勇猛果敢に戦っていつの間にか我がチームを勝利に導きます。
うーん、やっぱりクルマと同じで(体重の)軽さって正義なんだろうなぁ。

でも今回のゲーム、本当はフラッグ戦だったはずなんですが、
5対4だと結局殲滅戦になってしまうんですねぇ。
まあそれ以前にこのフィールド、回り込める範囲が狭いから、
敵の攻撃を回避して敵陣に入り込むのが難しいんですがね。



気がついたら最終戦。全然活躍しないまま1日が終わる我輩。
そしてらんたろー氏は「ぬわああああん疲れたもおおおおおん」と言いながら戦線離脱。

「おとなしくしろ!バラ撒くぞこの野郎!」
ウチのチームは我輩を含む迷彩服軍団がすぐに消滅して、
イケメンと改造ジムニーの漢(おとこ)だけでサバゲーしている感じでした。



そしてゲームの〆は「アレ?もう戦闘終了?」と言いながら
出てきたところを呆気なく撃たれ「ファッ!?」
戦争の無慈悲さを目の当たりにした瞬間でした。

ま、今回の我輩は呆気なくヤラれてばかりでしたが、
久しぶりのサバゲーだから、まあ多少はね?
ただやはり、気分が盛り上がっていないと戦果がろくに上がらんということが判明したんで、
何かモチベーションを揚げるために一工夫しないとイカンかなって思った次第。
とりあえずあのだらしねぇ迷彩服、今後どう使うべきか再検討せねば。
そしてSVD、再調整してゲームで使えるよーにせんとイカンな。

しかし昨晩、ピーマン職人から無駄に重たくてクソ長い武器を託されてしまったので、
そいつをどう仕上げるべきかという課題もあって我輩の苦難の日々は続くのであります。  

Posted by 砥部良軍曹 at 22:55Comments(3)サバイバルゲーム

2018年03月24日

涙の出ない卒業式

昨日は娘の卒業式でした。
いやー、今年から娘も中学生になるんですね。
でも我輩、月日の経つのは早いもんだなーという感情が沸かない。
「光陰矢の如し」という言葉が示すが如く、
月日なんてぇもんはいつの間にか過ぎるもんなんです。


ところで我輩のブログを閲覧してくださっている同志やノンケの皆様方、
小中学校の卒業式で感極まって泣いたことありますか?

我輩はそういうのがまーーーーーったくないんでね、
卒業式で泣くやつの気が知れんというのが正直な思考。
斉藤由貴の“卒業”じゃないけど我輩は冷たい人なんですよ。

余談ですが我輩がマジ泣きする三大TV番組のワンシーン。
一つは“西部警察”の最終回で大門さんが軍団員の名前を呼んだ後、
「みんなと・・・デカをやれてよかった・・・ありがとう・・・さむい・・・」と言いながら絶命するシーン。

もう一つは“魔法少女まどか☆マギカ”の第10話で
絶命寸前の鹿目まどかがほむらにグリフシードを渡しながら
「キュゥべえに騙される前のバカな私を、助けてあげてくれないかな?」と言うと
ほむらが「約束するわ、絶対にあなたを救ってみせる!
何度繰り返すことになっても、必ずあなたを守ってみせる!」と言うシーン。

そして最後の一つは・・・“超人機メタルダー”の最終回で
メタルダー剣流星がゴッドネロスとの戦いに勝利するも、
超重力制御装置を破壊して自身が死ぬか、地球を破壊するかという状況下、
「八荒、頼む、クールギンの剣で、僕の超重力装置を破壊してくれ」
「君と僕の、友情の証に、頼む・・・」と覚悟を決めた言葉を言い放つシーン。

一つでも当てはまる人、同志と呼ばせてください。

・・・閑話休題。
何で泣く泣かないとかいう話を振ってきたのかと言いますとね、
大半の、ていうか娘以外の女子全て卒業式で泣いているというのに
娘だけ1人で泣きもせず普通にダルそうな面していたんですね。
時々目を弄っていましたが、カメラのズームで確認しても全然泣いてねぇ。

ま、我輩も皆の感情そっちのけな人間だったんで、
「こういう感情の薄さも我輩譲りだな」と思うだけだったんですが、
その感情の無さの裏には我輩と同様の状況があったのに驚愕。

いやね、こないだの運動会の時に娘に親友はおろか、
鼻クソほどは心を許せそうな友達も居なさそうだというのは感づいていました。
でもね、ちったぁ話をする相手ぐらいは居るとは思っていたんですよ。

ところで今回もう一つ驚愕したんですがね、
クソガキ共の通う小学校には“卒業パーティ”があったんですよ。
17時半に新富町文化会館という場所、
三沢で言うなら公会堂みたいなところの一室貸し切ってね。

そこでクラスの男子も女子もほぼ全ての輩が友人との談話に
花を咲かせてパリピっていると言うのに娘だけが1人ぼっち状態。
何もそういうところまで我輩に似なくても・・・

まあ、娘が宮崎に引っ越してきたのが小学5年生。
我が家が青森で過ごし、娘が上久保小学校に逝っている間、
コッチの学校のクラスメイトは少ない人数の中で友情を深めあっていたところに
我輩みたいに基本人間嫌いで一般人と少々思考が違う娘が
入ってきたところでそこに居場所があるか?と思ってはいたけど、
やはりと言うか、悲しいことに無かったみたいですね。

思えば我輩も小学校5・6年生の頃、友人と言えるよーな友達、居なかったなぁ・・・
ファミコンソフト貸し合う友達ぐらいは居たけど、
将来の夢やら趣味について語り合うよーな友達は居なかった気がする。
話し相手も居なかったから昼休みは常に図書館通いだったし。

我輩ね、パーティ会場で1人で何もせずにただ座っているだけの娘を見て、
過去の自分がフィードバックしていたたまれない気持ちになってきましたよ。
時々娘に「もうさ、こんな場所に居てもツマランだろ、帰るか?」と聞きましたが、
「別にいい」といいながらじっと孤独に耐えているんですね。
ま、確かにこのまま引き上げてしまうと今後更に酷い状況になるか?

そんな娘の姿が目に入るのが耐えきれなくて我輩、泣きながら会場から離脱。
外でポケモンGOヤリながら只々時間が過ぎるのを待っておりました。
でもまさかね、娘が我輩と同じ轍を渡る人間になっていたとはね・・・
幼稚園の頃は結構リア充だったんだけどな、ウチの娘。

思えば我輩が学生時代に友人殆ど出来なかった理由、
ソレは我輩と趣味嗜好が合う人全く居なかったからなんですね。


音楽はクラシックが好き、趣味は切手やコインを集めること、
身体能力がダメダメだから運動なんてぇものは大っ嫌い。
映画は昔の戦争映画とか、007みたいなのが好き。
でもテレビはアニメや特撮モノが好きという輩と遊びたいやつなんて居なかった。
会話が合う人間が何処にも居なかったんですよ、我輩。

中学生になってちったぁマシな状況にはなりましたけどね、
それでも基本我輩はひとりぼっち路線暴走中でしたよ。
結局、友達が出来たのって高校生になってから。
この頃になると皆と話を合わせる思考も出てきましたからね。
でもやっぱり、1人で居るほうが気が楽だったのが本音。

そして親友と呼べるよーな友人が出来るよーになったのは、
サバイバルゲームするようになってからです。

だからね、我輩はサバゲーに感謝しているんです。
サバゲーがなかったら我輩は猟奇的犯罪者になっていたかもしれない。
そして吉六会同志や鯖芸部部員が居なかったらマジで首釣っていたかも。

娘もやはり、同世代の連中と趣味嗜好が会わないらしく、
会話が成立しないと言うか、共に語れる相手が存在しない模様。

分母、つまり人間の多い都会の学校なら波長の合う相手を見つけられるのでしょうが、
ココはクソ田舎、人数も少ないし人間も閉鎖的なんで、
サブカルクソ女の入り込むスキは何処にもなかったんでしょうね。

大体、我輩に言わせれば田舎がフレンドリーなんて言うのは地元住民の戯れ言。
田舎で仲が良いのは利害関係が一致している連中同士だけで、
他所から来た人間に対しては自分らと波長を合わせる人間、
つまりは言う事聞いてくれる奴じゃないと絶対仲良くしないのが田舎人。

多分、娘の置かれているこの状況は中学に行っても変わらないんです。
だって小学校の同級生がそのまま中学校の同級生だから、
今後3年間、心を許せる友人が出来ることはないでしょう。
似たよーな趣味嗜好の持ち主が引っ越してくれば良いんでしょうが、
ウチラが住んでいる場所は過疎化地帯だからご新規さん、殆ど来やしねぇし。

娘の卒業式で死にたくなるほど悲しい思いをした我輩でしたが、
一つだけ心が救われたと言うか、死にたいと思わなかったのが、

帰宅後の娘は別に今回の一見で泣くこともなく悲観する様子も見せずに
いつものように3DSでゲームやらお絵かきやらに没頭していたんですね。


イヤ本当は娘も泣きたい気分だったのかもしれませんが、
実は泣くのを通り越して感情が失われている状態なのかも。
悲観しすぎて顔つきが変わってしまった暁美ほむらみたいだな、ウチの娘。
我輩も社会人になって暫くは喜怒哀楽が薄い人間でした。

でもね、我輩はいつも思うんですがね、
小中学校の友人の中に、
大人になってまで付き合いが
ある奴がどれぐらい居るのかって?


地元にずっと残っていてパリピでリア充な輩は大人になっても
付き合いがある友人がある程度居るのかもしれませんが
地元を捨てた我輩なんか憲ちゃんぐらいしかそういう相手居ないもんね。

だからね、小中学生時代に自分を殺して無理して話題合わせながら、
うわべだけの友達作るぐらいなら1人で居るほうがマシだと思うんです。

高校ぐらいまでイケば成績が同じぐらいの人間が集まるから、
そこで少しは趣味嗜好が似通った人間と出会えるでしょうから、
そこから友人づくりに励めばいいと思うんです。

実際ウチの娘も「アイツラと仲良くしても面白くも何ともねぇ」とか言っているんで、
波長の会わない人間と無理して仲良くしても結局精神的メリットはないんですよ。
谷村新司さんの“いい日旅立ち”の歌詞にあるように、
「日本の何処かに私を待ってる人がいる」事を願いながら
今はじっと静かに生きているのが前向きな姿勢かもしれません。

でも、若いうちから人間関係の構成に努めたほうが、
後々の人生に有利と言うか、影響が出るというのもまた事実。

我輩なんか社会人になってから人間関係を築く重要性に気がついたんで、
トキ酢でお寿司、もとい、時既遅しで未だにそういうのには苦労しています。

いやしかし、保護者も我輩達が青森にいる間にコッチで距離を縮めあって、
子供と同じぐらいに仲良くなっていたり地元民同志だから元々仲良しだったりして、
余所者の我輩が入り込むスキがないっていうのも今回の一見で感じた今、
学校行事にわざわざ出てくるのもバカバカしい気がしてきました。

ところで現在の我輩、職場でも浮いた存在になって居場所ない気分だし、
家に居ても嫁とクソガキだけで盛り上がって居るよーな気がしなくもないし、
実は我輩の居場所って吉六会と
サバゲーフィールドしか無いんじゃねって?

もうそろそろ、色んな意味で我輩も精神的に潮時かな?  
Posted by 砥部良軍曹 at 03:43Comments(6)出来事

2018年03月21日

素人にはオススメできないカラシニコフ

いやー、こないだの日曜日ヂゴンの巣でサバゲーしたんですがね、
相変わらず人集まらなくて3人でサバゲーしちゃいましたよ。

挙句の果てには参加者の1人、タキモト様が安納芋出してきて、
「寒いから焼き芋しましょ!」と言うんでイモ焼いて食っちゃった。
イモ食った後はエアガンの話で盛り上がって解散。

ま、そういうサバゲーと関係ない部分で盛り上がれるのがヂゴンの巣なんですがね、
一応サバゲーフィールドなんだからもう少しサバゲー出来る環境をどーにかせねば。

ところでこのブログがサバイバルゲームのブログであることを
ご認識の上でROMっている同志の皆様方、新しい武器仕入れてますか?

我輩はここんところさっぱりですねぇ。

まずカネがないし、何よりも他に必要なものが多くて武器まで手が届かない。
でも趣味って趣味のものがある程度、必要以上に揃ったら、
次に欲するものはエアガンや装備品じゃなくて予備マガジンとか、
弾速計とか、予備バッテリーとか、メカボ内部の部品とかになっちまうんです。
だから「新しい武器、何買おうかなー」と思案する人達が実に羨ましい。

ていうかパーツとか仕入れてもそんなに気分盛り上がらない。
我輩ピーマン職人とかヅイマー氏みたいに精神まで泥沼に浸かってないから、
エアガンの部品買ってもソコまでワクワクしないんですよねぇ。
マルイのハイスピードモーター(AK用)欲しいんだけど、
手に入れたとしても多分淡々とした気分で組み込むと思う。

でも新しい武器で必要に迫られて欲しいものがあるかって言われても、
それ程「欲しいぃぃぃぃぃ!」って物があるわけでもないんですねコレが。
いや勢いで欲しいものは少々ある(アローダイナミックのBARとか)けど、
冷静に考えて欲しいと思うものはそんなに無いのよね。

でもサバゲー歴はそこそこ長いものの、
現在に至るまで迷走を繰り返していた同志ガーナ殿は
一応AKが好きだけど一歩踏み出せなかった模様。

そこでクリス・コスッタ氏が「吉六会の夜会に呼んで洗脳しましょう」
提案してきたので彼を呼び出して夜中の12時まで海外製電動ガンの魅力について
吉六会同志で交互に熱く語り合ったところ洗脳成功。



最終的に「木と鉄で出来たAK、欲しいです!」と叫ばせた後、
我輩に2丁のβスペツナズと今まで愛用していたAK74(前回の記事で参照)を
託してきたのでそれらを売り払ってE&LのAKS74Uを購入。
ヤフオクで中古を仕入れたので、購入価格は送料込みで24000円、約1/2パットン。

新品のコンプリートモデルは流通価格は35000円前後、
外装だけのモデル(メカボとバレルとチャンバーが必要)なら25000円弱ぐらいが相場だから、
セコハンとは言え外装に傷も殆ど無い新古レベルのブツを
このお値段で仕入れたのは結構得した気分。

E&Lをというメーカーは以前外装パーツ類を販売していた
“LANDARMS”というメーカーがコンプリート電動ガンを販売するに辺り
立ち上げてしまったメーカーのことらしいです。
現在では先達のLCT程ではないもののロシア系のAKは大抵網羅している模様。

余談ですが大分昔、LANDARMSのAKのルーマニアンストック仕入れたら、
物凄く歪んでいるストックが来てマジ泣きしたことがある我輩。

でもLCT製のAKの素晴らしさはG2所有のAKMとかで既に認識済みなので、
まだ未体験の世界であるE&Lをこの目で見たかったという理由で購入しました。

我輩が買う前に人柱になってもらおうという魂胆も込めて。
そして「調整する」という大義名分を付けて我輩がバラバラにするwww
バラバラにしていたる所まで調べた挙げ句ブログのネタにするwww




箱から出した外観に対する所見は「冷ややかだな」。
良く言えば「AKらしい悪さ」、悪く言えば「綺麗に仕上がっていない」。

まあ正直、LCT製品見た時の「ハァ~」と何とも言えぬ溜息が出る感じではなく、
「ホォ~」と言った感じの何処か引っかかるものがある気分。

色々な部分が荒っぽくて、素直に良いものとは言い難い気がしなくもない。
RSの56式見た時のような実銃感はあまり感じられず、
どちらかと言うとデニックスのモデルガンが小奇麗になった感じ。

でもこの大半が鉄で出来ているが故の重量感、たまらん。
樹脂でできているのはマガジンだけ、金属部分は全て鉄。磁石引っ付く。
重さは2.8kg程度なんで馬鹿みたいに重たくはないけれど、
丁度よい重みが戦いたい気分を掻き立ててくれそう(小並感)。



余談ですが「クリンコフ」とはロシア語で「短いもの」という意味があると
ネット上では言われているようですが確かな情報ではない模様。
ただ、AKS74Uという名称の中にある“U(У)“には
Ukorochennyj (укороченный=短小化)の意味があるとのこと。

はいココ試験に出まーす(大嘘)。

ま、この名称が定着しているという点ではその意味がどうであっても、
それを使うことに問題はなかろうと思うのは我輩だけでしょうか?

マルイの次世代クリンコフはヤフオクで中古が
20000円前後ぐらいのお値段で取引されているようですが、
メカボックスとかを弄る能力があるならLCTやE&Lを買うのが良い選択肢だと思ふ。

マルイの次世代クリンコフにはブローバックとリコイルがありますが、
LCTやE&Lのクリンコフには壊れにくいボディとサイドマウントがありますから。
但し、サイドマウントを使用するとストックが折り畳めないのは仕方ないね。



削り出して作ったと思われるフラッシュハイダーの仕上がりは美しいの一言。
しかし鋳物で作ったと思われるフロントサイト部分はマルイと大差なし。
ハイダー内部を覗くと、インナーバレルがハイダーの手前まで来ております。



LCTとE&LのAKは何処がどのように違うのか、
それを一番理解できる部分が木製ハンドガードやストックの仕上がりでしょう。


明らかすぎるぐらいに厚ぼったく塗られたニス、コレがある意味E&Lの特徴。
LCTの木製ストックはもう少し控えめな塗りです。
どちらが良いのかと言われると好みの問題でしょうね。
実銃がどうなのかはよく解りませんが、もう少し控えめでも良かったんじゃね?



そしてフロントサイトポストの根本に脂っこいカスが付いているのはどうなんでしょ?
前オーナーはそこら辺気が付かなかったのか、それともどーでも良かったのか?



黒染のフレームとレシーバーカバーの仕上がりは鉄感溢れるシャープさ。
塗り仕上げのマルイやCYMAとは雲泥の差です。
もうね、これだけでご飯3杯はイケるよ我輩。

しかしそれと対極的なのがチャージングハンドル。
もう少し綺麗にしろとは言わんが、何か雑。
ただ、ハンドル後付のLCTと比べると全てが一体成型で硬そう。
コレならどっかにぶつけてもハンドルが折れることはないでしょう。

グリップは何処の中華メーカーでも見られる仕上がりのプラ感溢れるシロモノ。
ていうか中華電動ガン用のAK用グリップって
どっかの樹脂加工メーカーが一括して作ってんじゃないのか?

レシーバーカバーと一体化したリアサイトポストは鋳造。
リアサイトはカシメられているので取り外すにはドリルでぶっ壊すしかありません。



マルイのクリンコフは純正マウントが取り付けられないので、
フレームサイドにマウントが付属していないのですが、
中華メーカーの場合は「合うやつ探して付けりゃいいだろ?」と思っているのか、
どのメーカーのクリンコフにも構わずマウントが付属しております。

フレーム各部のリベットの頭がでかいよーな気がせんでもないですが、
ここら辺は実銃知らなければ気にならないところでしょう。

ストック固定用のフックとストック折りたたみ用のボタンのテンションは緩め。
だからストックの開閉はスムースに行なえます。
ストックをロックする部品も頑丈そうなので
マルイの次世代みたいにぶっ壊れる可能性は低そうです。



我輩が感服したのがストックの取り付け。
過去に購入した中華製品やマルイのものよりガッチリしています。
ストック自体も頑丈だし、根元部分も殆どカタカタしません。

ただ、スリングスイベルは片方にしか折り畳めない模様。
スリングの掛け方に少し気を使いそうな予感。



最近のロットのE&L製AKは少しお高く売られているやつを買うと
マグウェル部分にマガジン誤挿入防止のスペーサーが付いているらしいですが、
コイツは初期ロットだったのか、それとも廉価版だったのか、
スペーサーが付属していないので別途購入の必要性があります。

いや別になくても使えんこたぁ無いみたいだけどね、
慌てている時にマガジンが変な刺さり方するんだなコレが。



付属のマガジンはスプリング給弾式の70連のやつ(写真左)。
色はG&PやMAG製のマガジンに似ていてベークライト感ゼロ。

マルイのAK47(次世代じゃないよ)のマガジンはすんなり装着可能でしたが、
写真右にあるCYMA製500連マガジンは少々取り付けに難があります。
でもしっかり撃てたので他社製マガジンもそれなりに使えなくはないでしょう。



さて、我輩は中華の技術は全く信用していないので、
E&L製AKS74U、クリンコフに関しても試射することもなく速攻で分解に入ります。
セコハン物なんで前オーナーがいくらか発射してはいるんでしょうが、
我輩が試射した時点でメカボ破壊したら目も当てられんですからね。

レシーバーカバーを開けると勝手にアッパーハンドガードが外れます。
なお、バッテリーはこのカバーの下に細いやつ(通称ウナギバッテリー)をブチ込みます。



次はロアハンドガードを外すために、根本にあるレバーを起こすのですが、
コイツがなかなか固くて動かないので、ココ外すのに20分ぐらいかかる羽目に。
取り付け位置から180度回転させればハンドガードが外れます。



正ネジで固定されているフラッシュハイダーは外す必要はないのですが、
外してみたところこの様になっておりました。
実銃準拠の22mmのネジ山は別パーツのようですが、
相当固くねじ込まれているようで工具使わないと緩まないようです。



我輩的常識では中華AKはこの部分のピンを抜けば
前回りがズルっと外れるという思考の元、
ピンを叩き抜いてみたんですが全然動きませんでした。



「これもうわかんねぇな」と呟きながら別のところから攻めてみます。
チャージングハンドルからバラしていきましょうという事で、
まずはカバーを固するブロックの根本のイモネジを緩めます。



その後チャージングハンドルを固定&可動させるためのロッドを取り外すと、
チャージングハンドルがフリーになって取り外せます。



その後リアサイトベース内側にある2本のイモネジを緩めるのですが、
あまりにも狭いのでレンチのストロークが稼げず、なかなか緩めるのに難航します。



どうにかして2本のイモネジを緩めたら
チャンバーを固定する2本のネジを緩めます。



一般的に中華メーカーのチャンバーはチャンバー前方にバネが入っており、
そのテンションでメカボックスと密着するようになっているのですが、
E&L製AKのチャンバーはメカボックスに固定する仕様みたいです。
確か社外品のジュラルミンチャンバーがコーいう作りだったはず。

なのでメカボックス前方のネジを緩めてチャンバーが外せるようにします。



インナーバレルとチャンバーがフリーになったので
アウターバレル部分を引っこ抜こうとしたのですが、
どんだけ固く圧入されているのかハンドパワーでは全く抜ける気配なし。
手でヌケないってどうやってヌケばいいんだよ(声だけ迫真)!

結局、リアサイトブロック内側からポンチとかの固くて長いものを突っ込んで当て、
ハンマーでガンガン叩いたらようやく抜けてきやがりました。



いやしかし、AKのメカボックスにアクセスするのに、
フロント周りバラすのはそんなに苦じゃなかったけどコイツは相当苦難だな。
ここで我輩確信。「素人はE&LのAKに手を出すな!」



無事アウターバレルを分離できたらやっとインナーバレルが取り出せます。
チャンバーのある方向から後ろ斜めに引き抜きましょう。

いやーしかし、マルイのAK47系列の場合は、
フロント周りが全て一体で分離できたから分解超楽だったけど、
VFCを基礎とする中華AK系列の分解方法は意外と手間がかかる事が判明。

とはいえ、他社の中華AKは分解のためのピンやネジや部品がすぐに外せるから、
分解するにもそこまで手間がかかる印象ではなかったんですが、
E&LのAKはピン抜けても部品が外れなくて閉口する仕様なんですね。



兎に角、コレでやっとメカボックスを取り出せるようになります。
グリップ底部のネジを緩めてグリップを取り外し、
セレクターを止めるネジをプライヤー等で緩めてセレクターを外し、
フレーム上部にメカボックスをずらして取り出します。
その際、モーターに繋がっている部分の被膜が破れそうになるので注意。



他の人のブログを見たらメカボックスがシルバーの人がいましたが、
ガーナ氏のAKS74Uのメカボックスは黒ですね。
シリンダーがハマる部分の四隅に割れ防止用の凹みや盛り上がりがあります。

軸受は全部メタルで、ベベルとセクターがベアリングになっています。
ヒューズは小さくて平べったいのが付いています。
メカボ弄るのが好きな人の中にはヒューズ不要論を唱える方も居られるようですが、
我輩的にヒューズ付けないのって風俗でゴム付けないのと同じぐらい不安。


基本的にマルイと同じタイプのヴァージョン3メカボックスなので、
手持ちがあるならマルイ製のメカボックスに換装してしまえば信頼性が上がり、
再びメカボックスに手を付けるために苦難の分解行為を実施する必要が少なくなります。



モーターは“HIGH TORQUE ELM170”とか言うのが付いています。
多分中華モーターの例に漏れず、強いスプリング対応のトルク重視モーターでしょうね。
発射速度はあまり早い感じではなかったです。
ま、我輩的には弾さえ出てくれればサバゲーには使えるんで(適当)。



中華メカボックスの良いところは止めネジがトルクスじゃないところ。
クロスのドライバーで開けられるって便利だよなぁ(小並感)。
余談ですが我輩はマルイメカボックス分解したら
トルクスネジは速攻で捨ててクロスネジに交換します。

シリンダーはAKS74Uのバレル長(300mm弱ぐらい)に合わせた加速シリンダー。
ノズルやタペットプレートは特に問題なさそうなんでそのまま使います。



スプリングはマルイノーマルよりも線径は細いけど少し長め。
両端が削っていない適当仕様なので同じ長さで少し太めなSHSののM90と交換。

ピストンヘッドはサイレントピストンヘッド?なんでしょうかねコレ?
面白いんでそのまま使いますがピストンに突っ込んで先っちょ押さえて
ピストン運動を繰り返したところスッカスカだったんで、
ヘッドのOリングをマルイノーマルのものと交換すると気密アップ。

ピストンの本体は後ろの歯が2枚無い仕様、ピスクラ防止策か?
メカボの溝にハマる部分が一部短いのは多分摩擦抵抗を減らす為?
これもそのまま使って支障はないでしょう。

スプリングガイドはベアリング付きで出来も悪くない、そのまま使える。
うーむ、パーツそれぞれの出来は悪くないみたいですな。



メカボックス開けたら中華お約束の緑色のグリスかと思いきや、
うーん、最近の中華は茶色系グリスが多いみたいなのね。
でもあまり気持ちがいいもんじゃないんでパーツクリーナーで洗浄。
他の人のブログでは青いグリスが付いているのがあった模様。

我輩のエアガン人生で中華ギアが不具合を起こすという事案が
過去に全く存在しないのでギアはそのまま使用します。
ていうか我輩の近辺には中華電動ガンのメカボックスよりも、
マルイの電動ガンぶっ壊す人の方が多いような気がするんですが?



さっきパーツの出来は悪くないと言ったな、アレは嘘だ。
シムの出来は内側が何か捲れていて最悪です。
しかもコレ分厚いやつ以外は全部こんな感じ。交換じゃ!

シムはベベル両側が分厚いの1枚、他は全て中ぐらいの1枚。
そんでもってその状態で仮組みしてシムの具合を確認したところ、
どのギアもガッタガタなんですねコレが。
なので全てのギアに中ぐらいのシム1枚カマしてセットアップ。



しかしメカボックス以上に難航したのはチャンバー。
E&LのAKは金属部分が全て鉄と言った気がしますが、チャンバーは亜鉛のようです。
そしてこのチャンバー、かなり作りがよろしくない模様。
全体的に汚いんですが、ソレ以上にホップレバーがユルユル。
多分コレ、射撃中に振動で緩むなってぐらい酷い。

レバーの裏側に段差があるんでスライド部分の設置が悪く、
いくらネジを締めても埒が明かんので段差部分をプラリペアで埋めて整形し直しました。



写真上のやつはマルイAK47のチャンバー。
ご覧の通り形状的には完全に互換はありますので、
いっそ交換してしまう方が幸せになれるかもしれません。

インナーバレルは外装が少々汚かったんで交換したかったんですが。
手持ちのマルイノーマルバレルが枯渇してしまったんでピカールで磨いて再取り付け。
チャンバーパッキンはホップの出っ張りが切れ込みのあるタイプだったし、
破損も特に無かったんでそのまま使用してみることにしました。



組み立ての際、またアウターバレルをハンマーで叩き込むのは嫌なので、
指差している部分を重点的にヤスリで削り、
バレルがハマる方の穴もサンドペーパーでバリを取ったら
ま、多少はね、すんなりハマるようになりました。

今後の整備性の向上のためにもこの部分、必ず削るべきです。



バッテリーを繋いでS2Sの0.2g弾詰めて射撃してみたところ、
初速の平均は大体86m/sぐらいと少々足りない感じ。
うーん、スプリングは思い切ってM100ブチ込んでも良かったな。
でもパワーが全てじゃないんで良しとしましょう。発射速度はやっぱり遅いが。

E&L製AKはパッと見の印象は悪くありませんが、
細かい部分にアラが見られ、極上の出来栄えとは言い難いです。

でも言い換えればソレがAKらしい雰囲気と言えなくもありません。
厚塗りの赤っぽい木製ハンドガード、我輩的には好きです。

そして中身は相当なもんなのでCYMAやDBOYぐらい手を入れる必要があります。
主要な部品の出来自体は悪くないんでしょうが、細かい部分が微妙。
でも何より、分解するのに手間取るというのはかなり辛いですね。

電動ガンをバラすのが大好きな人だったらオススメしないこともないですが、
多少金額が高くても我輩はLCT製AKの方をオススメしますね。

LCT製なら箱出し状態で使えないこともありませんが、
E&L製は箱出しで使うにはリスクがありそうな気がしますし、
何度もくどいようですが手軽にバラせない鉄砲ってマジ大変。  

Posted by 砥部良軍曹 at 18:37Comments(2)エアソフトガン

2018年03月13日

久しぶりに嫁とランチデェト

我輩、実はデブのくせに案外低血圧でございます。
とは言ってもガチの低血圧の人のように
ディーゼルエンジンみたいに回転数が低いわけでもなく、
せいぜい上が110強ぐらい、下が50ぐらいといったもんです。

ところで低血圧の人は朝が弱いというのは迷信らしいんですが、
我輩は昔から朝が弱くて辛いんです。
8時間ぐらい寝ても朝サクッと起きる事が出来ない。

そして目が冷めてからまともに脳みそが上手く回転するのは2時間後。
1時間ぐらいして頭の回転が落ち着かないと朝飯も食えないので、
出勤前に朝飯を食うという習慣もありません。
ま、中学生の頃ぐらいから我輩の人生、朝飯とは疎遠なんですがね。

現在5時半ぐらいに起きて、6時ぐらいに出勤、
6時半~7時ぐらいから作業という日々を過ごしているんですが、
飯が食えないから常にスタミナ不足、そして眠い。
7時ぐらいに起きて7時半~8時ぐらいから朝飯を食って、
9時ぐらいから動くのが我輩的には理想なんだけどなぁ。

もうね、朝9~10時ぐらいに出勤すればよくて、
終わるのが20時ぐらいとかいう仕事が何処かにないかなーってマジで思いますわ。

時々1週間、15~16時ぐらいに出勤すればいい夜勤があるんですが、
そういう時は脳みそが完全に目覚めた状態だからホント気が楽ですね。
でも夜勤の週が終わると次の週からがまたキッツいんだなコレが。

そんな夜勤の時の我輩の楽しみ、ソレは嫁と二人で逝くランチ。
でも宮崎、特に児湯郡近辺はオサレなランチの店って少ないんですねぇ。
あっても量が少ないとか、この程度なら自分で作れるぞってレベルのものばかり。

大体ね、パスタのランチで前菜にサラダとスープって、
あれ完全に馬鹿にしているとしか思えん。
あー、前菜もメインも気合が入りまくっていた三沢のノース40-40が懐かしい。
宮崎に戻って地鶏は食えるよーになったけど、フレンチとは疎遠になったな。



そんなある日の事「佐土原の“ももや食堂”が良いらしい」
という噂を嫁が聞きつけたと言うので逝ってみることにしました。

場所は佐土原町下那珂1886-1、新富側から進むとうめだ学園を過ぎて、
昔よく釣りに逝ってた石崎川を渡って少し進んだ先を右折したところにあります。
手前にピンク色っぽい食堂があってその裏にある店がソレ。
道路沿いに看板はあるけど小さくて見逃しそうなブツのため注意。

駐車場は店の横にちっさいスペースがある他、
8台ぐらい停められそうな離れもあったのでデカいリビドー号でも余裕。

さて、この“ももや食堂”というお店、食堂と銘打ってはいますが、
カーサ・ノストラ(casa nostra)ももや食堂というのが正式名称らしく、
実はイタリア料理のお店なんですねコレが。


余談ですが“カーサ・ノストラ”という言葉は「私達の家」という意味らしいですが、
イタリアの“秘密結社的犯罪集団”という意味合いもあるらしいんですねコレが。


お昼のメニュウは1500円のランチのセット意外に選択肢はありませんが、
メインが数種類あってその中から1品選ぶというシステムになっております。
具体的には季節の食材のパスタ、ピッツア、魚料理、肉料理がありました。
1000円追加でカキのグラタンを食することが出来るみたい。
なお、更に追い銭を出せば(プラス4000円)メインが宮崎牛のステーキになる模様。



こじんまりとした建物なので店内は特別広いわけでもないですが、
席と席の間に余裕をもたせた空間は居心地がよろしい。
おひとりさま用にカウンターもあるし、装飾の雰囲気もよろしい。
ただ、店内見渡してみると野郎は我輩1人。
ま、平日の昼間に1500円のランチを食う余裕のある野郎は居ねぇか?

そんな快適な空間の中、出てきた前菜の盛り合わせ。
一品ごとに別の器に盛られているのが意識高い感じですね。

店の本気度を伺える肉のパテ(テリーヌ)は肉と調味料、香辛料のバランスが絶妙。
鯛の刺身のカルパッチョは刺し身も新鮮で程よい酸味の味付け。
鶏ササミをほぐした和え物はもう少し大きめの小鉢でバクバク食いたくなる。
サラダには味噌みたいなドレッシングがかかっていて野菜が旨い。
うーむ、これだけのものを出されたら次に期待しても間違いはなかろう。

ただ、牛乳?生クリーム?まさか豆乳か?っぽい味がする、
サーモンが入った冷製茶碗蒸しみたいなのは我輩の口に合わなかった。

でも味付け的には癖を抑えた感じで、悪くなかったと付け加えとく。



スープはカボチャのポタージュか、ま、普通だな。
どうでもいいけどカボチャってポタージュが一番美味しい食い方だよな?
そしてこのポタージュも無難ながらよく出来た味わい。

ココらへん、やっぱ季節の野菜のポタージュが出んのかな?
トウモロコシが美味しい季節ならコーンポタージュとか、ね?

ポタージュと一緒に添えられたパンが皮はサクッ、中ふんわりで旨し。
汁に浸しながらホイホイ食っていたら無くなってしまいましたが、
店員さんが「お代わり如何ですか?」と聞いてきたので追加。
店を出る際にパンの追加料金取られるのかなと思いきや、
どうやらパンはお代わりフリーの模様ですが食い過ぎは迷惑だぞ。



先に来たのは嫁のメイン、アスパラとベーコンのペペロンチーノ。
黒コショウとパルメザンチーズの香りがふわっと漂います。
そして甘みと微かな苦味が旨い小刻みのアスパラ。いいねコレは。

当然ながらパスタの茹で加減は絶妙。麺はディ・チェコのNo11ぐらいか?
味付けもちょうどいい具合でコレはいくらでも胃袋に入りそうだ!
しかしこの手のオサレな店ではパスタは少なめの盛りなのが残念だ。
我輩、自分でパスタ作って食う時は麺も具もラーメン二郎ぐらいの盛りだからな(大嘘)。



我輩のメインは白身魚のポワレに春菊のソースを添えたもの。
香りの強くて好き嫌いの分かれそうな春菊をソースにするとはなかなか大胆な。
しかしコレが癖の少ない白身魚の味わいを高めて実に旨し!
生クリーム仕立てが春菊の香りを適度にディチューンしているのか?
添えられた野菜の茹でたのorグリルもいいアクセント。

ふふふ、普段酒飲まない我輩だけどグラスワイン欲しくなってきたぞ。
魚料理には白ワインだな、イタリアの白ワインは飲みやすいから。
でもこの日は夕方から仕事だったので酒は断念。



残ったソースはお代わりのパンに付けて全て食い尽くしてやりました。
多分皿を引き上げた際、店員さんドン引きしていたことでしょう。

うむ、ももや食堂なかなかいい味わいを提供してくれるじゃないか。
我輩はこういう「素人が手を出しにくい味わい」が食べたかったんだよ!
ランチでこれだけ満足出るならば、ディナーはさぞかし期待が高まる。
しかしクソガキ共と共にこういう店に来たら諭吉がいくらあっても足りないでしょうな。



さて、最後はデザートで〆ると言いたいところなんですが、
我輩的持論ではデザートをレジの前で別販売していないレストランの
デザートは不味くはないだろうけど満足逝くもんじゃないと思っているんで、

300円追加してデザートを付ける気にはならず。
(ていうかチーズケーキorムースがデザートだった時の残念感って何だろかね?)

速やかに紅茶だけを飲んで軽く余韻に浸りながら
嫁と二人でこの日のランチに酔いしれたのでありました。
毎月来るのは無理だけど、3ヶ月に1回ぐらいなら良いかな?
ももや食堂、これからも積極的に利用したい店です。

でもこの店、我輩が紹介するまでもないぐらいの人気店らしく、
土日なんかは予約入れないと入れないらしいですね。

実際、平日でも我輩達が入店した時既に席2つしか空いていなかったし。
そして宮崎市内周辺の食い物屋さんの例に漏れず、水曜日が定休日。
何で宮崎って水曜日が定休日のお店が多いんだろうかね全く。  

Posted by 砥部良軍曹 at 23:53Comments(3)めしお店

2018年03月09日

安物買いの何とやら?

今回の記事とは何の関係もないんですが当ブログを御覧の皆様、
ビリー・ヘリントンという方をご存知でしょうか?
大分前に“ガチムチパンツレスリング”という動画で一世を風靡した
アメリカのゲイポルノ俳優の名前なんですがね、
その人が3月2日に交通事故でお亡くなりになったそうです。

注釈:“ガチムチパンツレスリング”とは筋肉質の野郎2人がパンツ一丁で戦い合い、
先にパンツを脱がした方が勝ちというシンプルな漢(おとこ)の戦い。
肉薄する野郎同志の熱気と漢(おとこ)気が伝わる動画です。


実は我輩がニコニコ動画にハマったきっかけはガチムチパンツレスリング。
それ以来ニコニコ動画、いや、パンツレスリングの虜になってしまったというか、
ビリー・ヘリントン関連の動画を探す&鑑賞するのが楽しかったあの頃。

全裸でハーレー洗車している動画とか、ハーネス装着して悦に入る動画とか、
ノンケなのに野郎の裸が面白い&興味深いと思わされる動画が跳梁跋扈しており、
どの動画でもビリー・ヘリントンさんは男の魅力を輝かせていた。
今思えばあの頃が一番ニコニコ動画が輝いていた頃かもしれない。

でもビリー・ヘリントンさんの何が凄いってネタにされて笑われているというのに、
ニコニコのイベントに本人降臨して更に笑いを提供してくれたところですね。
その様はまさに「Mr.エンターテイナー」そしてMr.漢(おとこ)気。兄貴流石だぜ。

そんなビリー・ヘリントンさんが48歳でお亡くなりになったと言うのは
我輩的に実に惜しく、悲しい事態でございます。
この場を借りてご冥福を祈りたいと思います。

さて、本題に戻ってサバゲーの話、武器の話をしましょう。
今回紹介するのは中華製電動ガン、CYMAのAK74。
CYMAのAKシリーズはCM0◯◯(◯の中に数字が入る)で表されますが、
今回レビューするモデルはCM031という名称のブツで、
所謂“スポーツライン”と呼ばれている廉価版モデルでございます。



このブツの持ち主は我輩ではなく、宮崎では数少ないAK同志のガーナ氏。
具体的な購入金額は聞いていないのですが相場は18000円ぐらいの模様。
マルイの次世代じゃない電動ガンと同程度か、
ソレより少々安いぐらいの価格のようですが、
我輩ココ10年ぐらいマルイの新品電動ガン買ったこと無いからよく解らん。

CYMAといえば中華電動ガンの中では比較的安価で、
フルメタル&ウッドストックの外装を持つAK系列の電動ガンが有名ですが、
プラスチックのボディ&ストックの安い電動ガンも生産しており、
今回紹介するAK74、CM031もその安く手に入る電動ガンの一つ。


安価で入手可能ということで我輩も幾度となく購入を検討しておりましたが、
メタルボディのAKから先に手を出してしまったので
「いくら安くても樹脂製フレームはねぇ・・・」と思い購入には至らなかったが故に、
スポーツラインのAKに触れるのは今回が初体験でございます。

付属品は本体、マガジン、微妙に役に立たない説明書、クリーニングロッド、
そして性能的に微妙なニッスイミニバッテリーとノーマル充電器。
ペラペラのスリングが付属していたかどうかは不明ですが、要らんよなあんなの。



安いスポーツラインとは言え、パッと見た印象は案外悪くないんですよ。
シルエットは特にツッコミどころもなく、結構よく出来ております。
何処らへんがどう可笑しいみたいな部分は特に見られません。

フレームの仕上がりなんかもマルイAK47みたいな
テカテカした樹脂感漂うやつじゃなくてAKのHCみたいなマット調。
我輩も一見騙されましたもんね、メタルじゃないかって。



でも反対側を見ると瞬時にメタルフレームじゃないって解るんです。
だって最近のAKに必ず付属しているサイドマウントが無いんだもん。
そう、フレームが樹脂だからマウント付けると破損するんですね。仕方ないね。

だからCYMAの樹脂製ストックのAK74でも
メタルフレームのCM040とかになるとサイドマウントが付属しております。

但し、メタルフレームじゃなくてもAKの構成自体は
比較的頑丈なので想像するほどボディは軋みません。
マルイのAK47と同程度の剛性感は確保されております。



AK74の特徴である大げさなフラッシュハイダーは鉄製。
マルイAK47同様逆ネジで取り付けられております。

フロントサイトがやガスバイパスは亜鉛合金、
アウターバレルとクリーニングロッドは鉄製。
ボディが樹脂なのにアウターバレルが鉄なので結構フロントヘビーです。

因みに、フロントサイトを下から固定しているネジは緩みやすいので、
ネジロックを塗ってガッチリ固定しておかないと確実に紛失します。



ハンドガードは次世代AK74MNと同形状の樹脂製。
プラの質感は安っぽいですが、形は悪くない。

リアサイト周りはサイトも含めて亜鉛合金、
ハンドガードを固定するパーツは前が亜鉛で後ろが鉄。
ココらへんの構成、ていうか全てにおいてマルイAK47と同様の構成です。
だからマルイAK47対応の社外品ハンドガードなら取り付け可能です。



フレームは前述のように樹脂製、トップカバーは鉄製。
よく見ると金属フレームよりは見劣りしますね。だらしねぇな。
微妙にAK47と形状が違うトリガーガードとセレクターは鉄製です。

セレクターの固定はマルイAK47同様、
ネジで取り付けた上に蓋をかぶせるようになっているので、
この部分がAK74っぽくなくて残念な感じです。
そして何故かこのセレクター、カチッとしたクリック感がない。
フルに入れてもセミにしてもグラグラする。

グリップは当然樹脂製。
この部分に関してはLCTやハイエンドモデルのAKのものが使用可能。
フレーム形状がAK47とは異なるのでマルイAK47対応グリップは
付きませんというか、フレームとグリップの間に隙間が出来ます。



樹脂製ストックのモデルなので、ストックも当然樹脂。
そしてストックの蓋の部分も樹脂製です。

バッテリーの交換はマルイAK47同様、ストックの蓋をずらして蓋を開け、
ストック内にバッテリーを突っ込みます。
このストックの蓋が結構保持力が弱く、すぐに外れそうになります。
なおこの蓋の部分、マルイAK47のものは取り付けられません。

ストック内部は広いのでラージバッテリーも入りますが、
コネクタがミニ用なのでラージ用コネクタを別途購入する必要あり。
まあウナギバッテリー以外なら大抵収まるでしょう。



標準装備のマガジンは500連の多弾数マガジン。
AK系列のマガジンのお約束に漏れず、
1回の巻き上げで全てを撃ちつくすことは不可能。
300発ぐらい撃ったら再度巻き上げ必須です。

ただ、マガジンそのものの弾上がりに特に不具合はない模様。
CYMA製のマガジンは安い割には案外使えます。



トップカバーの中身もご覧のとおり、マルイAK47で見慣れた風景です。
チャージングハンドルが黒であること以外はマルイ製と完全互換。



この写真を見てマルイのAK47に精通しておられる方は気が付くでしょう。
マガジン突っ込む部分とその前に部分にフロント部分を固定するネジの存在に。
そう、全体の構成は完全にマルイAK47のパクリなんですね。
だから分解方法はマルイAK47と同様です。
だからCYMA製AK74の分解方法を敢えて載せる必要もないでしょう?



嫁を抱いた回数よりマルイのAK47をバラした回数の方が多いと豪語する我輩ですが、
実は嫁を抱いた回数の方が多いような気がしなくもありません。
そういうわけでマルイAK47に準じたCYMA製AK74(CM031)を分解するのも速攻です。

なお、メタルフレームのCYMA製AK74(CM040)やAK104は、
木製ストックのCM048とかと同じく分解方法になるのでココを見ても参考にはなりません。

ガーナ氏は箱出し状態で使用して不調になったと言うので、
(我輩的に中華エアガンを箱出しで使うなんて自殺行為に等しいのだがw)
メカボックス内部の点検清掃、部品交換、
そしてついでにチャンバーパッキンの交換を実施します。



しかしこのメカボックスがとんでもないシロモノでした。
色々と弄くり回すのに必死で写真を撮る余裕もない有様。
(メカボックス内を弄ると手がグリスまみれになるので、
精神的に余裕がある時じゃないと撮影は出来ない)

まず、セレクタープレートがガタガタ。道理でセレクターが落ち着かないわけだ。
原因はセレクタープレートの後ろの黒いやつがガバガバだった事。
手持ちのマルイAK47のものと交換したらカチッと動くようになりました。

メカボックスを開くと更に地獄を見ます。
とりあえず中華電動ガンお約束の緑グリスがべっとりは予想の範疇。
全てのパーツを取り出してブレーキパーツクリーナーで洗浄します。

モーターは無印ですがCYMAだから多分机モーター。
手持ちにAK用のモーターがないのでそのまま使いましょう。
サイクルは遅いけど必要にして充分です。

パワーダウンの為メインスプリングがぶった切られていたので、
ピーマン職人から貰ったSHSのM90スプリングと交換。
ピストンの気密がスカスカだったのでピストンのOリングはマルイ純正と交換。
透明樹脂のノズルは気に入らないけどそのまま使用。
ピストンヘッドはまあ普通だったんでそのまま使用。
ギア類も特に不具合なさそうだったのでそのまま使用。
スプリングガイドは何の変哲もないやつだったけど、マルイ純正と交換。
白い樹脂製のタペットプレートは削れていたんでマルイ純正と交換。

その後各ギアに付属していたシムをそのままセッティングし、
メカボックスを閉じてネジを締めてシムの具合を確認と・・・
何か中ですっごいカタカタするんですが?

よく見てみるとシムが足りなくて全てのギアが遊んでいる状態。
確かに、シムはどのポジションも薄いのが1枚しか入っていなかったな。
というわけで全てのギアにシムを追加し、セクターは両側に厚みのあるやつ入れたら、
どーにかいい塩梅になったんでグリスアップして組み込み。



CYMA製AK74(CM031)の分解方法がマルイAK47と同様ということは、
組み立て方の手順もマルイAK47と同様ということ。
マルイAK47同様、ドライバーで挿している部分の配線が上手く収まるように、
そして後方への配線がストック取り付け部分に収まるように注意しながら

丁寧にメカボックスをフレーム内に収めます。



フレーム内にメカボックスを突っ込んだらグリップを取り付けて固定し、
セレクタープレートを取り付けます。



その後ストック配線を取り付け、ストックをネジで固定します。
ココのネジも緩みやすいのでネジロックを塗ってねじ込みます。



フロント部分を取り付ける前に、バレルとチャンバーを確認。
案の定、チャンバーパッキンは質感が悪いのでマルイ製と交換。

インナーバレルも見た目が汚すぎるので、マルイAK47のと交換。
中古のバレルですがこのだらしねぇバレルよりはマシでしょう。
欲を言えばチャンバーも交換したいところですが、余剰のパーツがない。

元々の命中精度がどんだけのものであるかは不明ですが、
ココを交換するだけで大分マルイ製品に近い性能になるのは
過去の経験から実証済なので迷わず交換してしまいます。




バレルとチャンバーパッキンを交換したら速やかに元に戻し、
写真で示している部分のバネを紛失しないように気をつけながら、
フロント周りとフレームを合体させます。



そしてフレーム下側から4本のネジで固定。
デフォルトではアレンレンチで締め込むネジだったようですが、
紛失していたので手元にあるステンレスネジと交換。
勿論、ココも紛失しやすいのでネジロック必須。



その後チャージングハンドル部分をはめ込み固定と言いたいところですが
マルイAK47同様この部分が脆いのは仕方ないね。
ま、トップカバー被せれば少しは気にならなくなるんですが、
こういう適当なところが我輩がマルイ製品から遠ざかった理由の一つではあります。



最後でもいいんですが忘れてはならない重要箇所。
ホップレバーを取り付けないと戦場でホップ調整が出来なくて泣きを見ます。



仕上げにトップカバーを取り付けて完成!
射撃してみたところ、初速はホップ最弱で88m/s、適正ホップで84m/sぐらい。
命中精度は15m程度なら直径10cm程度の木に当たるので上々でしょう。
発射サイクルは少しナマクラですが、弾は出てるから問題ない。

いやーしかし、18000円弱で買える電動ガンとは言ったものの
交換したインナーバレル2000円ぐらい、チャンバーパッキン360円、
タペットプレート500円、ピストンOリングやシムの金額や手間も考慮すると、
安い電動ガンとはいい難いシロモノですな。

コレがメタルフレームやマルイにはないモデルのCYMA製AKならば
マルイ製品よりも多少のアドヴァンテェジがあるんですが
素人は素直に次世代AK74買った方が性能的に無難です。
だってヤフオク見ていたら次世代AK74の中古、25000円ぐらいで買えるのね。

というわけでマルイのパーツが使えるという利点がありはしますが、
CYMA製プラフレームのAKはあまり手を出さないほうがよろしいかと。
カスタムベースに買うとしても既にカスタムされたモデル買う方が幸せになれそうです。
安物買いの銭失いとは昔の人は上手い事を言ったもんです。

大分手を入れたんで強気の10000円でヤフオクに出品してみたところ、
樹脂フレームの中華AKだからか予想通り全く盛り上がらずに
10000円で落札されてしまいましたがまあそんなもんでしょうね。
資産的価値にも乏しいという意味でもコイツは正直、買いじゃないですが、
落札者様の手元で無事に動き続けてくれることを切に願うばかりです。



余談ですがガーナ氏が認めたくない若さ故の過ちで購入したという
カスタムされたβスペツナズはコレまたノリで購入してしまった
マルイAK47 HCの外装と組み合わせてトンデモカスタムにしてしまいました。
長いサプレッサーが付いた外観は少しVSSっぽい気がしなくもない?



βスペツナズなのにAK74と同じぐらいの長さがあるというのは
タクティコウアドヴァンテェジ全く皆無ですが悪くはないでしょ?
でもやっぱり、中華電動ガンで数多くの魅力的なAKが出ているのを見ると、
お値段安く買えるとは言えどもβスペツナズはねぇなって思ふ。


ガーナ氏はあまりお気に召さなかったようなのでヤフオクに出したところ、
コイツは14500円で無事引き取られて逝きましたので、
両方の購入代金で新たに歪みねぇなAKを購入してあげましたが、
(実は本人の了解も得ずに勝手に商品を落札し、
その後に本人に連絡したという不届き者な我輩w)
そのAKに関しましてはまだ調整していないのでアップするのは後程。
  

Posted by 砥部良軍曹 at 00:48Comments(2)エアソフトガン

2018年03月03日

久しぶりの鹿屋

こないだリビドー号の4回目の車検を終えたところですが、
流石に製造から10年過ぎると各部にガタが出ているようで、
(注:リビドー号は元々レンタカーだった2008年式のブツを2年落ちで購入)
修理費も含めて2パットン(1パットン=50000円)以上車検代がかかった模様。
尚、一番デカかったのはバッテリーの交換費用でした。

まあ、今のところ致命的に走れなくなる欠陥が発生する兆候はないとはいえ
10年も経つとダンパーとかもヘタって乗り心地や脚付きも悪くなっているし・・・
ていうかソレぐらいしか不具合が見当たらないんですよねコレが。

トランスミッションもCVTじゃない普通の6速オートマだから
変速ショックはあるものの信頼性は結構高いようです。
でもリビドー号は12万キロ走った今でもそんなに変速ショックは酷くない。
余談ですがCVTってオートマよりぶっ壊れやすいってホント?

マツダ車のユーザーが長年同じクルマを乗っているのは、
5年以上乗ると下取りが安すぎて買い換えられないのと、
クルマ自体が無駄に丈夫だからなのかもしれません(確信)。


スライドドアと無駄にデカいサイズ、そして8人乗りという利便性があるMPV。
同じ8人乗りでもBOXYやセレナやステップワゴンみたいな
1BOXには意地でも乗りたくない我輩的には唯一無二の存在です。
え?何で1BOX乗りたくないのかって?
だって娘が「箱みたいなクルマはカッコ悪い」って言うんだもん。

しかし現時点で大型サイズのミニバンは絶滅危惧種なので、
MPVから買い換えるとしたら同じマツダのCX-8になるでしょうね。
本音はRX-8が欲しいけどロータリーエンジンは嫁が購入を許可しない。

CX-8のそこそこ余裕がありそうな3列シート、MPV並に無駄にデカいボディ、
そして190馬力あるディーゼルエンジンは我輩にとって魅力的です。
エクステリアがあまり格好良くないのもブス専の我輩好みです。
ただ、パッと見CX-5に見えてしまいそうなデザインはどーにかならんかったのかと。

我が家は案外、家族プラスアルファ状態でクルマを運用することも多いから、
3列シートで7人ぐらい乗れるクルマは必要不可欠ですし、
帰省やサバゲーやキャンプのためにペイロードがデカい荷室も必要不可欠。
形の好みの問題で言えばアテンザワゴンが魅力ですが、
利便性を考慮するとどー考えてもCX-8一択かなぁ。



さて、前置きが大分長くなりましたが先週の雨の日曜日、
嫁のお姉さんが鹿屋のヒマラヤ(スポーツ用品店)に逝くと言うので、
「どーせ雨でサバゲー中止だろうから暇つぶしに」と同行することにしました。
しかし我輩の同行の目論見はスポーツ用品の物色ではなく、
久しぶりに海上自衛隊鹿屋航空基地史料館に足を運ぶことだったのです。




新富町から鹿屋までの距離は130kmぐらい。
うん、三沢から五所川原に逝くのと大差ないな多分。
我輩が運転してもいいんですが何故か嫁がハンドルを握らせてくれないので、
(いや解ってんのよ、我輩の荒い運転が嫌なんだよウチの嫁)
助手席に座り朝飯にローソンで買った93式酸素エクレアとかいうフザけたブツを頬張ります。

10号線をひた走り、1時間半ぐらい掛けてようやく都城へ到着。
いやーしかし、高岡の10号線って何時走っても退屈だねぇ。
雨が降っているんで窓開けて煙草も吸えねぇから余計疲れる。



というわけで煙草休憩のために立ち寄ったのは
JA都城直売所ATOM南部店。
中に入ると品揃えは物産館というよりはスーパー的なノリで、
野菜や肉類も道の駅程のお得感があるわけでもないんですが、
馬刺しが1パック500円ぐらいで売っているのがとても魅力的です。

しかもこの馬刺し、カナダ産とかの輸入モノではなくてメイドインみやこんじょ。
熊本産の馬刺しに引けをとらないぐらい肉質が良くて美味!



こんなに旨いんならブロックで買ってバクバク食いてぇな。
しかし馬刺しのブロック一塊は2000円となかなかのお値段です。
とは言え、旨い馬刺しを食うとなるとそれなりの出費は必然&当然。
とりあえず宮崎で旨い馬刺しを買うならココに来ればいいな。

馬刺し購入後、再び鹿屋を目指して先に進むと、
宮崎と鹿児島の県境を超えたところに無料の有料道路?が出来ていたので、
ソレに乗ってすっ飛ばしたら鹿屋にたどり着いたのは11時ぐらい。
うーむ、昔に比べると随分道路の利便性がよろしくなったな。



ヒマラヤでスポーツ用品を物色後、我輩が提案するまでもなく嫁のお姉さんが、
「この後鹿屋基地の資料館に逝こうか?」と言ってくれたので小さくガッツポーズ。
昼飯は鹿屋基地付近の県営住宅の前にある
“一番食堂”というラーメン屋で食うことにしました。



ココのラーメン屋の魅力、それはお値段がお安い事。
ラーメンはお子様サイズの小(400円)、ノーマルの中(450円)、
少し多めの大(500円)、そしてガッツリの特大(550円)と格安。

麺は九州で一般的なサイズの中細麺、
スープはさっぱり目のとんこつ、具は茹でたモヤシとネギ。
チャーシューが塊から作ったやつじゃない、
薄切り豚バラ肉煮込みな昔ながらのラーメンです。
印象に残る強烈な味というよりは、優しくて安心する味わいのラーメン。



そんな旨いラーメンが食える店に来たというのに、
サブカルクソ女な娘は白身魚定食を注文するという暴挙に出やがります。
でもこの定食、ワンコイン500円だと言うのにこの充実感。



そしてバカ息子は「俺キレンジャーだからカレー食う」とか言いながら、
この店で一番高いメニュウであるカツカレー(650円)を食らうのであります。
尚、カレーのルーは昔の定食屋さんテイストなシロモノ。
「あ、カレーだね」という感じの一品でした。



因みに我輩はメニュウ表には載っていないけど、
壁にメニュウが貼っていた一番ラーメンという、
辛さとニンニクを利かせたパンチのある一品を注文しました。
適度な刺激が食欲を増幅させる、食べ過ぎ注意な旨いラーメンでした。



そしてラーメン屋からちょっと進んだ先に、海上自衛隊鹿屋基地があります。
んでもって基地の正門が見えたところで左折して進んだ先に
鹿屋航空基地史料館があるんですねぇ




広々とした駐車場にリビドー号を停めて外に出ると、
ソコにはSNJ-5、所謂テキサン練習機が展示していたんですが、
あろうことか尾翼がボッキリと折れている始末でございます。



何処かの国では未だに飛行しているというダグラスC-47の電子戦訓練型機、
R4D-6Qも主翼の下にブルーシートが敷かれてつっかえ棒装着中。
去年一昨年辺りの台風で酷い目にあったという話は聞いていましたが・・・



その昔、日本の周囲の海の警戒任務にあたっていた
S2F-1トラッカーは外観こそ大きな破損はないものの、
全体的に大分汚れまくって残念な状態です。

こういう昔の航空機は歴史を伝える貴重な資料なんだから
どーにかして大事に保管してほしいと願うのですが、
浜松のエアパークみたいな建物作るにもカネがかかるでしょうし、
何よりも鹿屋市の予算で保存していくのも難しい話なんでしょうね。



まあそれ以前に、海上自衛隊の航空機はP2-Jみたいな
大物が結構存在するんでソレを収める建物を作るのは莫大な費用が掛かりそう。

我輩が住む新富町にも航空機の博物館を作ろうという計画が浮上したものの、
新しい町長は「ハァ?博物館なんてぇ金食い虫作る銭はビタイチ無ぇわ!」と
言ってるそうですがま~確かにそのとおりだよね全く。



資料館に入るとまず、受付で名前と何処の街から来たのかを書きます。入場料は無料。
見学コースは2階からなので階段登って移動すると、でっかい赤城のプラモが鎮座。
あ、画像間違えた。ていうか帝国海軍の戦艦名で画像検索すると、
こういう画像ばかり出てくる今の御時世、どうにかならんもんか?



赤城の模型は全長1mぐらいのド迫力なんですが、
甲板に載っかっている航空機のディテールがチャチイのが残念。

娘が「この船に載っている飛行機、羽根が折れてる」と
とぼけたことを言いやがるので「艦載機は狭い船の上でコンパクトになるよ~に
羽根が折れ曲がるよ~になっているんだよ」と説明してやりました。

最初のフロアには鹿屋航空基地の成り立ちや周辺の歴史、
先の大戦時のエピソード紹介のコーナーがあります。
因みにこのコーナ、撮影禁止だったんですが気がついたのは撮影後。



その撮影禁止コーナーの中で気になったのがこの写真のお方、
なんと2代目黄門様じゃありませんか!
西村晃さんもかつては海軍に従軍し、特攻隊員だったという驚き!

でも特攻機がトラブルを起こしたため帰還、
その後すぐ終戦したので一命をとりとめたといいます。
うーむ、名優と呼ばれた人はそういう「何か」を持っているんだなぁ。



別の部屋へと移動すると、ソコは大戦時の海軍の装備や武器を紹介する展示コーナー。
ゼロ戦に搭載されていた機関砲も置かれています。

コレは銃身が短いので、九九式一号二十粍機銃というやつですね。
スイスのエリコンFFという機関砲をライセンス生産したものです。
因みに装弾数は1丁60発(両翼で120発)、ピーマン職人的思考なら「じゃあ60機落とせるな」。
でも実戦ではコレじゃあ足りねぇよな感じだった模様。



上の機関砲は三式十三粍固定機銃というブローニングM2のコピー。
20mmの威力は必要としない戦闘機相手に戦うための機関砲。
ゼロ戦の五二型や五四型に装備されていたらしいです。
装弾数は1丁240発と20mmより多め。

下の機関砲は上の写真のやつの改良型、九九式二号二十粍機銃
銃身が長くなって初速もアップ。そして装弾数も1丁100発にアップ。



そしてココの展示エリア中央には零式艦上戦闘機五二型が展示。
鹿児島近辺の海で引き上げられた2機のゼロ戦を使って復元したそうです。
なお、ゼロ戦の横には心臓部である栄エンジンが置かれています。

バカ息子が「この五二型ってどういう意味?」と聞いてきたので、
「十の桁が機体、一の桁がエンジンを表してんだよ」
得意気に答えたやったんですが実はその知識、
最近ピーマン職人に教えてもらったんだよwww



このゼロ戦、流石に乗ることは出来ませんが、
コックピットの近所までは近づいて見学が可能。



でも台からコックピットは少し離れているんで撮影する時は望遠必須ですがね。
嫁がこの照準器を見ながら「え?こんなので狙って当たるの?」と言いましたが、
我輩的にはこの時代にこのようなHUD的なものがあったことに驚き。

ところでこの九八式照準器、マツモデルってところでレプリカ買えるみたいですね。
当然ながら安いやつでも1パットン以上のお値段みたいですが・・・



この手の博物館は時々、当時使用されていた小銃とか拳銃が展示されています。
コレは7.7mmの九九式短小銃というやつですね。三八式じゃないよ。



銃だけでなく、刀剣類も寄贈されたものとかが展示。
あ、何か我輩が父上から頂いたよーなサーベルみたいなのもある。



そしてその奥に進むと涙腺崩壊コーナ、
特攻隊員たちの写真や遺品、遺書が展示されるエリアがあります。
一つ一つ噛みしめるように読んでいると涙が止まらないので、
我輩は適当に素通りしながらチラチラ見るだけに留めます。

イヤ、ココで若き特攻隊員たちの遺書読んでいるとマジで泣くよ。
ていうか泣かない奴は日本人じゃねぇよ。ココから出て行け。





2階の展示を見学したら1階へと降りて海上自衛隊の展示コーナーに移動。
ココにはかつて活躍していた対潜哨戒機P-2Jの機内にあった
潜水艦や不審船を探すレーダーとかが並べられております。
こういうメカメカしいものに興味が薄いと思われた息子ですが、
以外にもノリノリでシートに座り、何やらガチャガチャ弄っております。



P-2Jは機内の機器だけでなく、コックピット部分だけ切り取ったやつも展示。
階段を上がると操縦席がありますが、下の隙間は?
我輩、潜ろうとしてみたんですが腹がつっかえて進めないのねwww
昔ココに来たときはイケたんだけどなぁw



P-2Jという飛行機は大分古い時代の哨戒機なので、
機首に肉眼目視で捜索するための席が設けられているんですね。
何か昔の爆撃機みたいですね。



P-2Jの操縦席に座ると大量の計器類や変なレバーとかに圧倒されます。
でも何がなんだか解らなくてもコックピットに座るとテンションが上がるのは野郎の性。





もう一機の展示機はS-61救難ヘリコプター。
なお、コックピットに乗ってテンションが上がるのはババァも同様のようでw
家族全員、鹿屋航空基地史料館を充分に楽しんだようです。



おっと、外の展示機で大事なのを忘れていました。
ここでしか見られないという二式飛行艇(二式大艇)です。
川西飛行機(現在の新明和)が生み出した日本の技術の粋の結晶。
当時としては極めて優秀な性能を有していた飛行艇だったそうです。

以前はお台場の船の科学館に展示されていたのですが、
海軍機であるということで鹿屋に移されたみたいです。
コレだけを見るために鹿屋に来る価値があると言っても他言ではないでしょう。



なお、別の場所には二式大艇の弟とも言えるPS-1も展示しているんですが、
その近所にはエクレアではない九三式酸素魚雷も展示しているんですね。



我輩的には飛行機やら何やら色々眺めてお腹いっぱいなのですが、
嫁やクソガキ共はアイスが食いたいとか言いながら隣接する物産館に移動。
我輩も何やらブログのネタがないかと追従してみることにします。



中には観光地のお土産屋さんのお約束的なお菓子類の他に、
基地内の売店で売っているよーなこんなの置いていました。
缶に入った乾パンですね(シャレではない、保存食としても使える)。
萌えブームが過ぎたせいでパッケージが野郎に変化しとりますが。



でもね、海軍or海上自衛隊の乾パンと言えば、
ちっこいサイズのやつじゃなくてカードぐらいの大きいやつなんですね。

漢(おとこ)ならコイツをワイルドにバリバリ齧るのが粋ってもんです。
提督方もおひとつ、如何ですかね?
他にもカレー皿とかカレー用スプーン(意味不明)とかありました。

今年の鹿屋基地航空祭、エアメモかのやは4月末らしいので、
その時にまた鹿屋に訪れたいと目論んでいるところです。
そして今後も我輩の自衛隊ネタ探しは留まるところを知らない模様。

でも自衛隊に興味が薄くても、こういうのは兎に角一見するべきでしょう。
多くの物事を知るというのは、
人生において大事な行為です。
  

Posted by 砥部良軍曹 at 23:11Comments(8)お出かけ