2018年07月03日

現在地石川県その壱

どーも、今回の長期出張期間、極限まで我慢してみようと思ってはいたものの、
2週間を前に我慢の限界が来てしまって大放出してしまった砥部良軍曹です。

余談ですが今回出張に行く前、嫁に「2カ月近くも女体に触る事が出来ないのは
耐えられないから精神的にスッキリするための資金を上乗せしてくれ」

懇願したのですがやっぱりダメでした。

ま、折角石川県という旧称とは少し違う環境に居るのだし、
ここの職場には気心知れた良き先輩後輩が結構居るので、
週末は観光やグルメに邁進して北陸地方を堪能します。

1発目の土曜日、10数年前の浜松研修時の学生長が、
ラーメン奢る&手持ちのハンドガン撃たせてやると言うので、
「うれしいこと言ってくれるじゃないの」と思いながらホイホイついて行く事に。

学長のスズキハスラーに乗っけてもらい、安全運転でやって来たのは金沢市内。
そしてクルマを停めたのは店の裏の・・・え???
そこラーメン屋じゃなくてホビーショップチャンピオンって書いていますが?


「うん、ラーメン食べたらココに逝くから」と言う学長の後に
ついて行くとさっき見えたラーメン屋にたどり着きました。


「豚蔵(とんぞと言うらしい)」と言う明らかに濃厚系なラーメン屋で
パンチの効いたスープと太麺の醤油豚骨をご馳走になりました。

青森でこの手の濃い味系ラーメンを食べまくり、
そのカロリーの泉的な味わいにハマったものの、
宮崎に戻ってからはこういうラーメンをあまり口に出来なかったので久しぶりの快感。


ラーメンで腹を気持ちよくした後は隣のホビーショップ、
ホビーショップチャンピオンと言うカレー屋みたいな名前の店に来店。

このホビーショップ、基本はラジコン屋みたいで、
店の敷地の半分はラジコンのコースになっているのですが、
店の奥には品数は宮崎市内のJOKERより控えめではあるものの、
厳選されたエアガンやパーツ類が並んでいます。
CYMAのSVDやICSのグリースガンやS&T三八式の予備マガジンというよーな
誰得?俺得なブツまで置いているんだからたまりません。


そして店の2階にはシューティングレンジが設置されており、
ショバ代払って武器と弾とガス又はバッテリー持参すれば、
エアガンをストレス発散にぶっ放したり、スコープのゼロインしたり、
カスタム後のレスポンスを確認したり出来るのです。
こういうエアガンショップが近くにあれば楽しいだろうねぇ。


時には、ガチなエアガン持参してガチな練習に来るお方もいる模様。
APS3なんて点を狙う為のマジモンの競技銃、ワシも見るのは初めてじゃ・・・
聞けばこのAPS3の持ち主、APSの大会で全国2位の腕前だとか。


ハンドガンが発売されたらとにかく手当たり次第に買ってしまう
それマニアじゃなくてガンキチですからな学長に持参してもらったのは
マルイUSP、KSC製トカレフ、マカロフPMG、
そして最近リニューアルして性能アップしたと言う噂のタナカ製9mm拳銃。

トカレフはその佇まいも素晴らしく、動きも滑らかでパワーも精度も申し分なく、
思わず欲しくなる逸品ですがサバゲーで使うには弾数が足りなスギィ!

マカロフはコンパクトながらも作動も性能もなかなか、
しかしサバゲーで使うには少々パワーが足りない気がしなくもない。
その上、マガジンキャッチの作動が渋くて素早い弾倉交換が難しいと言うか、厳しい。

学長曰く、マガジンキャッチがグリップサイドに移動して、
近代化改修されたPMGだからまだマシらしく、
グリップ底部にマガジンキャッチがあるPMは最悪極まりないとの事。

9mm拳銃は多少スライドの動きが渋いけど、
昔のブツに比べるとリコイル、精度共に抜群の出来!

ていうか全てにおいて出来が良いコイツを手にしたら
旧型は粗大ゴミに出したくなるはず!

うーむ、トカレフはベトコン装備でしか使えんし、
装弾数的にも全く要らないとしても、
マカロフはPMならソ連、ロシアどちらの装備でも使用可能、
しかしながらこのマガジンキャッチの硬さは何とも厳しい。
でも赤い装備のハンドガン戦には必要不可欠だから
将来的には買わなきゃいかんなあ(使命感)。

でも自衛隊装備のハンドガンとして9mm拳銃は必須だし、
性能的にもコイツが最優先候補かなあ?
ハンドガンの分際で半パットンという金額がネックだけど・・・


でもね、この日学長が持参したハンドガンで、
最も予想外且つ期待を裏切ったのはマルイのUSP。

キックはデザートイーグル並み、性能は当然ながらピカイチ、
勿論信頼性も抜群でしょうから最高じゃねぇか?!
でも、我輩の装備に合致する武器じゃないから欲しくても買えない。
ま、コマさぶろうがドイツ軍装備のサイドアームとして近いうちに買うでしょ?

と言うわけで観光らしい行動は全くしてないものの、
初日の休日は今回の出張、そして同期との再会を楽しんだ我輩でした。


日曜日は1人で久しぶりの小松市内をぶらぶらしようかと思っていたら、
ハイエース先輩が寺を見にいくぞと誘って来たので便乗。

我輩、寺みたいな静かな雰囲気の場所は、
興味云々以前に己のキャラに合わないので乗り気ではなかったのですが、
多分小松市内ブラついてもすぐに飽きそうなのと、
途中でデカい油揚げと蕎麦を食うということで誘いに乗る事に。

行き先は福井県、隣の県に行くと言われると少々身構えてしまいますが、
小松から福井の県境はみやこんじょから国分に行く程度の距離?案外近い。


そして、そのデカい油揚げと蕎麦を食わせる店がコチラ、
谷口屋っていう店なんですがそこで食べさせてくれる油揚げは竹田の油揚げ。
谷口さんなのか、竹田さんなのか、はっきりしてくれ全く。
そしてこの店、さっき開店したはずなのに人大杉。テーブルに着くまで30分待たされたぞ。


待たされている間、店の入り口にある土産物コーナーを物色していたら、
この店で食べさせてくれる油揚げハケーン。
ってさ、油揚げ一枚がデカいのはいいけど値段も結構デカいな。
でも今からコイツを喰らうと思うと少しワクワク。


そして目の前に姿を現したデカい枕、じゃなくて油揚げ、そして蕎麦。
あのさぁ、コレは油揚げじゃなくて厚揚げじゃないのかい?
箸で無理矢理ぶった切ると中にはかつて豆腐だったと思われるマテリアルがありました。

しかし外装部分のサクッとした食感は明らかに油揚げ、しかも結構旨い。
そのまま食べると「あっ(察し)」だけど塩かけて食べるとさらに旨い。
大根おろしとネギを乗せてタレをかけて食うと旨さが増幅、コレは結構なご馳走。

蕎麦粉のパーセンテージ高いおろし蕎麦もコシと香りが強くて絶品。
動物性タンパク質が蕎麦の上のかつお節しか無いのに1700円は高いよー気がしますが、
味とボリュームはかなり満足なんでリピーターが多いと言うのも納得。


精進料理的な昼飯の後は本日のメインイベント、永平寺に向かいます。
そしたらね、普通さ、山寺の周辺って物静かな雰囲気を想像するでしょ?
永平寺って超有名観光スポットなんだろうねぇ、入り口付近が湯布院みたい!
土産物屋さんがこれでもかってぐらいに立ち並んでおり、これもうわかんねぇな。


永平寺とは道元が開山した日本曹洞宗の大本山であり、
ただ見せるだけの寺ではなく、中では修行を行う坊主の卵もいます。
サントリーのセサミンのCMで坊主が毎日胡麻食ってるってやっているっしょ?
アレに出てくるのが永平寺ですよ。


拝観料500円を自動券売機に突っ込み、建物内に入ると、
まずはデカスギィ!な寺の全体図が描かれたMAPがお出迎え。
いや、永平寺がデカいっていうのは知ってはいたけど、
これ完全にドラクエの迷宮レベルじゃん!


しかもデカいだけじゃなく、見どころも大量。
一番初めに通された傘松閣(さんしょうかく)という部屋は
222畳の広さがあり、天井には大量の絵が飾られております。


この人が永平寺のボスか・・・
多分呪文無効化率90%以上、マバディを連発してくるんだろうな。
攻撃してきたらクリティカルかもしれん。うかつに近づけない。


その他にも多くの部屋があり、所々に見どころがあり、
その佇まいといい、その成り立ちといい、
見れば見るほど興味が湧いてくるものばかりです。


何かメチャクチャ長い階段とかもあり、まさにデブ殺し。
ま、ここは修行の場でもあるから、多少はね。


ラストにはお土産屋さんがあるのもシュール。
ま、お寺も金がないとどうしようもないからね。
寺を成り立たせるのにもビジネス的センスがないといかんのです。
とりあえず、せんべい買いました。

余談ですが永平寺では座禅体験をしたり、写経体験をしたり、
宿泊してどちらも体験した挙句、掃除までやらされて修行気分を味わい、
尚且つセサミンのCMに出てくる精進料理を味わう事も出来るとのこと。


期待はしていなかった永平寺でしたが期待以上の興奮と感動があり、
今回の出張はなかなか有意義に事が進む予感がしてなりませぬ。

ていうか、今度は嫁と一緒にここに来たい。  
タグ :観光(他県)

Posted by 砥部良軍曹 at 21:55Comments(0)