2018年07月31日

現在地石川県その五

3連休の土曜日、能登半島を満喫した我輩はその日に小松に戻り、
ネカフェで一夜を明かしてブログの更新を実施。
そして最終日の月曜日、浜松研修の時の同期のO2さんに連れられて何処に行くのやら?



まず来たのは粟津温泉の元湯。
O2さんは日曜日バーベキューで、我輩はチャリで日焼けして、
こんがりと焼けてしまったので肌を癒すためにここに来たとか。

風呂代440円は片山津のおねーちゃんがいる風呂よりは安いけど、
浴槽しかなくてサウナも水風呂もないというのが寂しい。
でも温泉の湯が焼けた素肌を癒してくれて・・・イヤ熱くてヒリヒリするんですけど。
こっちの温泉って青森の温泉と同じぐらい熱スギィ!



次に来たのは粟津温泉の近くにあるということで、那谷寺。
何か千手観音で有名らしいんですけど、
中に入るのに600円取られるというのが納得いかず、外側だけ見て終了。



こいつか、こいつがココに居るのか?!
1000本も手があるとサバゲーの時に武器沢山持てて、強そう。
弾倉交換もマガジン抜きながら次のマガジン取り出しが素早く出来て、強そう。

何より、1000本も手があれば女子とあんな事やこんな事する時に、
首筋、胸、豆、穴、菊門、太腿、背中を同時に攻める事が出来るから、
ハイパー強烈な阿久目を繰り広げる事が出来てしまうではないか!
ああ、生まれ変わったら千手観音になりたい、無理だけど。



そして小松といえば忘れてはいけないのが、安宅の関。
源義経と弁慶一行が兄頼朝の魔の手から逃れている時に通った場所で、
ココで身バレしそうになったところを弁慶の一計で難を逃れたという話。
歌舞伎とかでは有名らしいし、日本史詳しい人なら知ってるでしょ?

「でもココは安宅の関じゃないんだぜ、本物はもっと海側にあるんだよ」と先輩。



さっきの場所からクルマで移動して、海側に来るとあーココなんですね。
ココで疑いをかけられた弁慶が義経をシバき倒しながら
「こいつは義経なんかじゃねぇ!(迫真)」と叫んだ所なんだなぁ。

(勧進帳のあのシーン程「迫真」という言葉が適切な状況は無かろう)



と感慨深げな気分に浸ろうとしたところで目の前な突然厨房出現。
「足になんか刺さった!痛い痛い!」と叫んでいたので、
「ちょっと足見せてみろ」と言ってそこら辺の水道で足洗って、
傷口を見たらああ、随分内出血しているけど大した傷じゃない。

とりあえず親に電話して迎えに来てもらうまで、
足が痛いと抜かしている厨房の傷口を押さえながら、
「痛い痛い!」を連呼させてサディステックな気分に浸りながら
「血ぃ吸うたろか?」とか、「痛みは生の証だ、お前はまだ生きているんだ」
とか言ってからかい上手の高木さんしてみたり、
他の厨房フレンドと戯れながらくだらん話を繰り広げておりました。
うーん、やっぱ旅ってこういう面白い出会いがあるといいね。



その後パイセンに連れて行ってもらった場所は千里浜のなぎさドライブウェイ。
能登半島の真ん中辺りの西側にある、クルマで走れる砂浜です。



ココの砂質は一般的な海岸の砂よりも粒子が細かいので、
海水で濡れると締まりが良くなる地質なんだとか。
だからクルマを走らせても、波打ち際にクルマを停めても無問題なんだとか?



但し、砂の道は凸凹なのでスピード出し過ぎると容赦なくシェイキング。
でも、砂の上を走っているとは思えない安定感。



こういうクルマと夕暮れの砂浜、そして愛し合う2人、絵になる。
この後彼女を撮影してる彼、気分が盛り上がって次は何をしでかすのやら?



昔はこの倍以上の幅がある砂浜だったそうですが、
今では侵食が進みまくってこの程度の幅になってしまった模様。
海の日という事もあり、尚且つ気温も暑いので、
海水浴を楽しむパリピが沢山押し寄せております。



一旦普通の道路に入り、道の駅に向かってトイレ休憩。
其処にはなかなかアバンギャルドな砂のオブジェがお出迎え。



横から見てみると・・・何よこのジョジョ感溢れる表現は?



そして周囲を取り囲む子分達。お前は何処のどういうネコなんだね?
粒子が細かい砂なので水を含ませるとこのようなガッシリとした砂像が作れるのだとか。



この出張期間、石川県の色々な観光地を廻ってきましたが、
これ程エキサイティングでダイナミックな場所はなかったよなあ。



道端?には海の家的な小屋があるので、ちょっと立ち寄って、
そこで5個で700円の焼きハマグリを食します。



ああ、ハマグリの弾力と旨み、そして汁が甘美な味わい。
そして直ぐ其処は波、ロケーションも相まって更に旨さ倍増。
ココでも旨いものを頂き、旅の醍醐味を満喫です。



そして再び、元来た道を引き返しながら余韻に浸ります。
クルマが走行可能な砂浜は日本でココだけという事で、
大変貴重な体験をさせてもらいました。

やっぱさ、どんな土地でも本当に面白い観光地っていうのは、
公共の交通機関の届くような多数が入れる場所じゃなくて、
クルマじゃないと逝けないよーな場所なんだよな。
そしてその更に上を求めるとなると、己の足じゃないと入れない場所なの。
ま、我輩はまだそこまでコアなモノは求めてはいませんがね。



晩御飯はO2さんが以前から「黙ってこれを食え、コレが石川県だ」
豪語してはばからない8番ラーメンの味噌味を食します。
野菜が盛っている感じはリンガーハット感ありますが、
スープと麺はラーメンなんだよなー?なんだかなー?

まあ、幸楽苑よりは美味しかったということにしときます。  

Posted by 砥部良軍曹 at 20:59Comments(2)お出かけ