2021年01月15日

誰かー!ロシア軍装備でサバゲーやらないか!

ココのところずっと我輩が嫁のケツを揉む以上に熱を上げている活動、
それは「ロシア連邦軍装備の収集」。

いやね、コロナで緊急事態宣言&交代勤務になった時にね、
暇つぶしに部屋の整理したら使わない武器とか装備が色々出てきたんですよ。
そこで、自粛期間を活用してそれらを修理したりとか、綺麗に洗濯したりとかしてね、
緊急事態宣言解除した後にヤフオクで売りさばいたらね、
これがLCTのAKぐらいは買える金額になって驚き桃の木扇風機。

んじゃあ予てより欲していたロシア連邦軍の迷彩服でも買おうかなと
ヤフオクを物色していたら今まであまり見かけなかったロシア軍装備が色々出ているんですね。

多分ですが、コロナ禍で職を失った、或いは稼ぎが減ったコレクターの同志が、
生活費の足しにするために虎の子の装備品を放出したのではなかろうかと推測。
「これは・・・神が我輩に与えしチャンスと言うやつなのか!」と、
神なんか信じていないのに神の存在に涙した我輩。

じゃあついでにというか、装備品購入費用を捻出するという事で
予てより検討していた装備の一本化を図ろうかということで、
本当に好きな銃だけ残して他は処分、具体的に言うとカラシニコフだけ残して後は売り払う、
装備もAKに合うものだけに絞って自衛隊装備とかは全て処分してしまいました。
所謂世間一般で言うところのダン・シャーリーというやつですね。

すると我輩の人生では滅多にお目にかかれない金額が手元に入りやがったんで、
この金で通勤用のハスラー50でも買おうかなと40秒だけ邪念が湧きましたが、
幸い?共にも出物がなかったので邪念に惑わされることもなく
念願のロシア連邦軍装備ほぼフルコンプを果たすことと相成ったのであります。

え?せっかく減らしたのにまた装備買って増やしたのかって?
いや別に我輩、ダンシャルして減らそうなんて鼻糞程も考えてないから!
我輩にとっての軍縮とは、ランクアップへの道のりの一つに過ぎん!
要らないものを処分して、更に必要なものを買うのが我輩のジャスティス!!



あ、どうでもいい話かもしれませんが最近色んなとこで良く見かける
このウサギ、絶対ロシア人ですよね?
だって「Ура」って言っているし。



さて、ロシア連邦軍装備と言っても時代によって様々なのは言うまでもないでしょう。
ロシア軍に限らず、サバイバルゲームの装備を揃えるにあたって、
一番気をつけるべき事項は時代背景に合った装備で固めることです。


迷彩服は旧型だけどチェストリグやプレキャリを付ける、
或いはその逆で迷彩服が新型なのに装備旧型なんてぇのは
時代劇なのにS&W M10ミリタリー&ポリスが出てくるぐらい滑稽ですからね。
(いや大分昔の時代劇に実際そういうのがあったんじゃよ、確か清水の次郎長)

我輩が目指したのはデジタルフローラ迷彩採用後のロシア連邦軍装備。
デジタルフローラ迷彩とは2011年ぐらいからロシア連邦軍で採用された迷彩服で、
2021年現在もロシア軍の正式な装備として使われております。



ソ連崩壊当初は付き合い始めor現在のウチの嫁さんのブラジャーとパンティのように
(嫁曰く「どーせ脱がすんだろ!何色でも揃ってなくても文句言うな(男気)!」)
迷彩服もバラバラで装備にも統一性がないロシア軍でしたが、
デジタルフローラ迷彩が支給されてからはその他の装備も一気に更新されたのか、
どの兵士も同じ装備に身を包み、大国の軍隊らしい見た目を醸し出します。
統一性、コレが軍装コスプレをするにあたって重要事項です(確信)。

「遊びなんだから細かいこたぁ気にすんなよ」と言う意見もあるでしょうが、
上から下までが整った装備というものは見ていてエモーショナルでありますし、
サバゲーを弾の撃ち合いだけでなく、戦場に居る感を味わう場所であると考えた場合、
やはりその情景に浸るためには自己満足だとしてもビシッと整った装備で参加したいわけです。

メイドのコスプレしているのにクロックス履いてるとか、
セーラー服なのにババァのパンツ履いてるみたいな
自由と言う名のもとに興ざめを発生させるのはマジ勘弁なんです。
余談ですがウチの嫁はクリスマスにメイドコスをする際、我輩は何の指摘をしていないにも関わらず、
下田のイオンでメイド服に合うパンツを必死に物色しておりました。偉いだろ?
(んで、買ってきたのが黒のリボン付きレースフリフリのパンツだった話は更にどうでもいいか)




ロシア軍迷彩服と銘打って販売している迷彩服は
デジタルフローラ迷彩以外にも色々あるのですが、
国内だけでなく海外でも活躍(侵略?)するロシア連邦軍を再現するなら戦闘服の迷彩模様は
デジタルフローラ迷彩一択になります。

迷彩効果がどれぐらい有効性があるのかは最近草のあるフィールドに行かないので不明ですが、
戦闘服としてみればワークマンの作業服と同じぐらい丈夫なので有効性はあるでしょう。
インドア系フィールドではそれほど迷彩効果はなさそうではあるものの、
デジタル迷彩服のパターンは遠距離での視認効果を低める効果があるそうです。



しかしながらこのデジタルフローラ迷彩、いざ探すとなると意外と数がありません。
官給品の迷彩服は我輩のサイズに合うものがなかったし、
民生品の「ANA」というメーカーで作られたものを購入しました。
(同じメーカーの製品で官品規格のものもあるらしいが真偽は不明)
官給品と違って胸ポケットが斜めなんですが、どーせベストで隠れるから無問題。

生地は適度に薄手で真夏でなければそれ程暑さは感じなさそうです。
但し、冬場コレ1枚だけですと少々寒いので下に何か着込む必要があります。



今までのロシア軍迷彩服と比べると他国の迷彩服同様、
ポケットの数も増えて生地もリップストップになっており、
「ココまで来るのに随分時間を費やしたな」と思いはするものの、
他国の現用装備と比べても遜色ないものとなっております。

お値段的には大体10000~20000円ぐらいで流通しておりますが、
ソ連軍戦闘服同様、太め大きめのサイズはあまり出回っていないのが難点です。
とはいえ、まずこれが無いとロシア連邦軍装備は始まりません。



ロシア連邦軍を再現するにあたり、値段が高すぎて躊躇していたのがベスト。
デジタルフローラ迷彩のチェストリグやプレートキャリアの安い品物は通販で時々見かけはしますが、
安い装備ってナイロンの質やら縫製やらがあまり出来がよろしくないんですね。

それに、ロシア連邦軍を揃えるならばやはり官給品が欲しいのが人情というもの。
Amazonやロシア軍装備通販で有名な「ロシアの梅」には50000円ぐらいですかね
ロシア軍装備が並んでいますがそんな高級品我輩には買えんわい!
でも「ロシアの梅」はホルスターやポーチ、部隊章やスリングといった
ロシア軍装備に盛り付ける小物類が充実してるから結構利用してます。

というわけでたまたま15000円ぐらいでヤフオクにロシア連邦軍のものが合ったのでソレを購入。
このベストは6SH116と呼ばれる少し前の型のベストです。

この他にも6SH117という少しだけ形状が変わったけどよく見ないと判りにくいベストや
6SH112というクリミア侵攻の時使われていたベストもあります。
これらのベストの下に6B23や6B43、6B45というボディアーマーを装備するのが正しいのですが、
ボディアーマーは30000円以上する上になかなか出回っていないし、
何よりも酷暑の宮崎ではアレを着られるのは冬場だけに限定されます。

最新のロシア軍装備のシステムである「ラトニク」では
プレートキャリアの6B46と言う装備も使用しているみたいですが、
サバゲーでプレキャリは大げさすぎるというのが我輩の正直な見解。
でも買っちゃったんだなぁ。6b46。

ロシア連邦軍のベストはヤフオクとかで単品売りもしているようですが、
出来ればポーチ4つ、手榴弾ポーチ、背面バッグとかが揃ったものを
30000円以上出して買うことをオススメしたいです。
(我輩は半端物を買ってしまったので、後からポーチを揃えるのに苦労した)

6SH116ベストは一般的なサバゲー装備にあるMOLLEになっているので、
ロシア軍のポーチ以外にも色々取り付けることが可能ですが、
ブラジャーとパンティの色が揃っていた方が嬉しいのならば、
装備品も全てデジタルフローラで揃えたほうが美しいと言う信念の元、

デジタルフローラ迷彩のホルスター(3000円ぐらい)、ハンドガン用マガジンポーチ(2000円ぐらい)、
ユーテリティポーチ(2000円ぐらい)を「ロシアの梅」で仕入れてセットアップしました。

「こんなに色々付けていてもそのポーチ全部使わねぇだろ?」というツッコミが入りそうですが、
タクティカルベストのポーチの盛りはパンティやブラジャーのレース同様、外せないものなんです。
アレが有るか無いかで捗り具合が3割ぐらい変わりますからね(哲学)。



我輩的にガチ軍装備に最も欠かせないのがヘルメット。
ベストorプレキャリでガチガチに決めても、ヘッドギアが布切れだとソレだけで貧弱ゥ!
とりあえず一つ前の型の6B27ヘルメットでお茶を濁しておりましたが、
軽すぎてコレジャナイ感だったんで後から6b47ヘルメットに買い換えました。
高いからといって下位互換品に手を出すと余計に金がかかるという悪い見本w



6b27はレプリカなのでカバー付きで15000円というお値打ち価格?で入手しましたが、
本体が薄くて軽いのは疲れなくていいけどね、やっぱ少し厚みと重みが欲しい。
ハンモックの作りも本物とは少し違うようですが、そこは気にしないことにします。
ただ、ホックで留めるタイプのあご紐は付け外しし難いのが難点です。

ガチ軍装サバイバルゲームゲームプレイヤーが廃れたのは、
このヘルメットを被るのが嫌だったからであるという説がありますが、
実戦では実弾から頭部を守るための装備であるヘルメット、
サバゲーでは必要なくてもコスプレ的には必須です。



足元は青森に居た頃にヤフオクで入手した相変わらずの謎ロシア軍ブーツを着用します。
中にキリル文字で何やら書いているんで間違いなくロシア製なんでしょうが、ソレ以上の情報が不明。

ロシア連邦軍のブーツに関してはネットで探しても有益な情報がなく、
どのようなものを履けばいいのか記載している文献が全く見当たらないので
確実性を求めるならロシア軍装備専門店(ロシアの梅とか)で扱っているものを買うのが最善でしょう。

ココ数年、ロシア製のタクティカルブーツもボチボチ入手出来るようになりましたが、
欧米サイズのブーツは日本人には合わないものが多いので、
それっぽいものを選ぶ(サイドジッパーでないものや無骨なデザインのもの)とかして、
利便性重視でそれらしく見せればいいのかなと思ってます。


ニーパッド、エルボーパッドはロシア軍官給品やソレに近いもの、
デジタルフローラ迷彩の6b51というやつのレプリカが7000円ぐらいで購入可能なんですが、
我輩はエルボーパッドは付けない性分ですし、
ベルクロ固定タイプの6b51は使いにくそうなのでHATCHのものを使用しております。
だってこっちのほうが安いし、固定がフックタイプで使いやすいんだもん!

ロシア軍が官給品以外のものを使用する例はあまり見ないのですが、
そこら辺までガチガチにキメる必要はないかなというのが我輩の意見。
あくまでも素人に「ロシア連邦軍に見える」程度のドレスアップでいいかなと。
まあ要するにノンケに「あ、コイツガチガチに決めてんな」と思わせればそれで良い。



デジタルフローラ迷彩の組み合わせとしてライフル等の主力武器は
AK74M、RPK74Mといった樹脂製ストックのカラシニコフを合わせます。
メタルストックのAKS74とデジタルフローラの組み合わせは見たことがないので、
使うべきか否かは微妙なんですが木ストAK74と組み合わせるよりは良い選択肢でしょう。

他にも樹脂ストックのSVD、SVDSやPKM、PKPと言う選択肢も良いでしょう。
AS VALやVSSといった口径9mm×39のサプレッサ付きライフルは
ロシア連邦軍装備初期~現用に至るまで使用可能なので汎用性高し。
現用装備ならばAK12もアリなんでしょうが、我輩はあまり好みじゃない。
とはいえ、ロシア連邦軍兵士が持っているのを見ると欲しくなって買っちゃったんだなぁw



尚、ロシア連邦軍は未だに昔ながらの2点式スリングを使用しておりますので、
(マルイ純正AK47用スリングが形状的に一番近くて入手しやすいはず)
最近流行りのタクティカルなスリングはご法度であると認識願います。

光学照準器は好みで好きなのを付けても構いませんが、
ロシア連邦軍のドットサイトはホロサイトみたいなのが主流みたいですね。
まあ兵隊のライフルにはそういう高級品はあまり付いていないみたいですが。



ロシア連邦軍装備に合わせるハンドガンは言わずもがな、
台湾RAPTOR製PYa(ピストレット・ヤリギナ)ですね。
入手が難しいのと手入れしないと使えないんで素人にはお勧めできませんがw
夏場ならコンパクトなKSC製PM(ピストレット・マカロフ)を携行するのもアリ。
ただ、装弾数10発という縛りゲームに耐えられるのならな!

でも我輩はハンドガン戦で勝ちに行く時用にグロック17orグロック18も使います。
グロックはロシア連邦軍の正式な拳銃ではありませんが、
連邦軍以外のロシアの軍隊(ロシアには国内軍がいくつか存在する)や
FSBとかの特殊な部隊とかでは使用しているので、まあ大目に見てくれということで。

まあ歩兵(ロシアでは自動車化狙撃兵という)は拳銃なんて携行しないんで
いっそ持たなくてもいいと割り切るのも良しですが、
フィールドによってはハンドガンが使いたくなる場所もあるんで、
多少は割り切って妥協するのも仕方がないと考えましょう。



結局、現在のセットアップはロシア連邦軍の最新装備ではなく、
大半が一つ前の型の装備で固められておりますが、
「近代的ロシア連邦軍装備を揃える」という目的には合致しておりますし、
全てが揃うとミリフォトのロシア連邦軍兵士には近い出で立ちなので、
我輩的にはこの揃いで充分満足しておりますし、
多分まともな指摘を出来る者は宮崎にはそんなに居らんだろうw

今回はロシア連邦軍装備を宮崎でも誰かやってくれないかなと言う
願望を懐きながら今回の記事をアップしたんですが、
ライフルは東京マルイの次世代AK74MNが入手しやすいものの
迷彩服、装備、ヘッドギア、ブーツなどなどの入手の時点で敷居が結構高い気がせんでもない?
そもそも、何処其処で売っていない、取扱店でも品切れが多いというのが難易度高い。

だがしかし、サバゲーの装備なんてアレが欲しい、アレ面白そう、
コレ使いやすそう、コレ格好いいなという調子で揃えていると、
いつの間にか中古のNBロードスター買えるぐらいの銭突っ込んでいるもんなんですよ。
PMCとかストリート系みたいな特に決まりのない、自由度が極めて高い装備ほどその傾向が強い。



特定の軍隊の装備はそのテンプレ通りに揃えなければならないので、
自由度が低くつまらないと感じる部分もありますが、
決まっているものを揃えればいいという点に置いては計画的に進められますし、
下手に自由が効かない分、予算も無駄に使うこともないもんです(正論)。


なので我輩的にはAKが好きだというのであれば、
(念の為に言っておくがAK47とAK74はスカイラインGTRと日産GTRぐらい全然違うぞ)
思い切ってロシア連邦軍装備に集中して装備を揃えることを勧めたいし、
我輩以外のロシア連邦軍装備のプレイヤーが現れるのを心待ちしている次第です。  

Posted by 砥部良軍曹 at 21:21Comments(2)サバゲー道具