2021年01月29日

(大分前の話だけど)LCT製AK、ついに入手

どーも、最近嫁がパートで帰るのが遅いこともあって、
夕飯は我輩が作ることもしばしばなのですが、
我輩も精神的によろしくないと飯が作れない性分なので、
最近はうめこうじ西都店で税抜250円という破格で売られて種類も多い
「逆ギレ弁当」を買うことが多い砥部良軍曹です。

さて我輩、ロシア連邦軍装備をある程度整えてふと気がついたんですよ。
「アレ?ウチってひょっとしてロシア連邦軍のライフル無いんじゃね?」
そう、ロシア連邦軍の兵士は皆んなAK74Mを使っているんですよ。

でも我輩の手元にあるのはマルイ次世代AKS74と謎仕様βスペツナズ、
ピーマン職人から頂いたジャンクのマルイAK102をレストアしたタクティコゥ仕様AK、
そしてG&G製RK74EというKEYMOD付きAK。これもうわかんねえな。

ロシア連邦軍装備がフルコンプしたのに、
我輩の手元にロシア連邦軍のライフルは無い。

つまりソレはブルマーの下に何も履いてないのと同じぐらいありえねぇ事態。

ブルマーが絶滅した昨今ではブルマーの着こなしを知らん人が居るのか、
(多分ブルマーは下着のようなもんだと勘違いしている)
それとも「どーせ脱がすからパンツは要らんやろうもん」と思っているのか、
AVではブルマーの下はノーパンであることが多いんですが、
我輩世代がリアルで見ていたブルマー着用同級生女子は絶対にパンツを履いていた!

時々、白いパンツが太股の付け根からはみ出している女子がいて、
ソレをチラチラ見ながら瞼にじっくり焼き付けた遠い日の思ひではこの際置いといて、
肝心のライフルが揃わなければコスプレフルコンプしたと公言できない!

というわけで急遽ジャンクから蘇らせたタクティコウAKをwakanax様に売りつけ、
ヤフオクにマルイのAK74MNがいちまんえんぐらいで出てくるのをじっと待っていたら
LCT製AK74Mが0.5パットンで出ているではありませんか?

ええ勿論、即入札しましたよ。
最近はレール付きとかカービンモデルのAKが売れ筋なのか、
ノーマルハンドガードのAK74Mは誰も見向きもしなかったんで
出品時の価格そのままですんなり落札してしまってウハウハ。
だってLCTのAKって樹脂ハンドガードのでも定価0.8パットンぐらいですからね。
(まあソレ以前に最近LCTはAK74Mを生産してない模様)



そしてコイツが去年の夏に仕入れたLCT製AK74M。
こいつを手に入れた時、謎の感動が我輩の脳内を駆け巡り、
感慨深いものを感じたことは言うまでもありません。
「ああ、ついに我輩もトイガンAKの頂点?であるLCT製AKを手に入れたぞ・・・」とね。
というわけで今更ですがLCT製AK74Mのレビューを上げることにします。

ていうかホント、何で今までLCTのAKを買わなかったんだろうって気分でしたね。
まあコイツを買う金がなかったと言うか、迷走していたと言うか、
金がある時に限って欲しい型のLCT製AKが売り切れだったとか、
キャンプ用品買うのに精一杯でてっぽーに気が行かなかったとか、
理由はいくらでもあるんですがコレでやっと我輩も己をAKマニアであると自負できます。

尚、AK74には数種類の形状があります。
受験には出ないから別に覚えなくてもいいけど説明しますから見ろよ見ろよ〜。

まずは素の状態の初期のAK74。
木製ストック&ハンドガードでサイドマウントのレールが無いものです。

そして折りたたみストックのAKS74。
ストック部分が折り畳める空挺部隊、戦車兵用のAK74ですが、
装甲車とかの車両に乗り込む際、全長を縮められるこちらの方が便利であるということで、
国外へ展開する部隊(連邦軍)は大半がAKS74を支給されました。

少し遅れて現れたのが短い派生型、AKS74U。
そして分隊支援用に長い派生型のRPK74というのもあります。

その後AK74の木製ストックは樹脂製のストック&ハンドガードに改められました。
ソ連時代に生産されたものはストック&ハンドガードがプラム色らしいです。
そして1980年代ぐらいにAK独特のサイドレールマウントが付けられ、
光学照準器が取り付けられるようにはなりましたが、肝心の光学照準器は部隊へ支給されなかったというw

そしてソ連崩壊後、最終形態としてAK74Mが作られて今に至るわけです。



本来AK74Mのハンドガードにレールは付属していないのですが、
いつかこういう日がいつか来るだろうと思って同志スカルガンナー氏から
事前にLCT製TK104用の樹脂製レール付きハンドガードを頂いていたので早速交換しました。
ロシア連邦軍の歩兵はレールハンドガードなんて付けていないんですが、
レールがあれば夜戦でも使いやすいからまあ多少はね、勘弁してくれ。

よく「AK47とAK74ってどう違うんですか?」という質問を受けるのですが
(大嘘、そもそも宮崎にはAKを愛用するプレイヤーは我輩とスカルガンナー氏ぐらいしか居ないし
AK持ってきているプレイヤーが居たとしてもとりあえず1丁持っている程度であるが故、
M4ライフルVSカラシニコフの大会を開催するとAKチームは2人プラスα程度しか
居ないという事態になるぐらい宮崎にはAKに興味のあるプレイヤーが存在しない)

ぶっちゃけて言うと口径と弾倉と先っちょ(消炎制退器)が違うだけです。多分。



AK74Mの「M」とはマゾヒストという意味ではなく、
AKMの「M」同様「Модернизированный(改良型)」という意味です。

余談ですがマルイのAK74MNの「N」はナガノヤのNです(大嘘)。

そしてその改良とは歩兵(自動車化狙撃兵)、空挺部隊、戦車兵全てに支給できるように、
ストックを樹脂製の折りたたみ式に改修したことをいいます。


ストックを折り畳めるようにしたことで全長が20cmぐらい短縮できるので
狭い車内に搭載するにも邪魔になりにくいですし、
空挺降下の際も荷物を短縮化出来るというメリットがあります。

国軍正式の小銃のストックを折りたたみ式にすることで全部隊に対応させる手法は
スイスのSTG90(SIG550)、ドイツのG36、ベルギーのFNCと同様です。

ストック以外にも機関部にも地味な改修が加えられており、
射撃時の反動が軽減されて扱いやすくなっているそうです。
尚、折りたたみストックなのに固定ストックみたいな形状である理由は不明。



LCT製AK74Mは先端からケツまで何処を見てもその造形に惚れ惚れします。
ハイダーも削り出しなので亜鉛合金鋳造の他社メーカー品に比べるとシャープな出来栄え。

なお、この逆ネジで固定されているハイダーを外すと、
下には22mmのネジが出てきますがLCT製AK74の全ての機種は
このネジ部分も外して14mm逆ネジのオプションを取付可能です。



ハンドガードはLCT製TK104(AK104にM4ストックが付いたやつ)の
樹脂製TDIレールハンドガードに交換しております。

(元のハンドガードはその後、我輩の汚部屋の中で行方不明)

ところでこの中華製の「タクティカルAK」と呼ばれている機種に
よく搭載されているこのTDIレールハンドガードって、
ロシア軍が使っているの見たこと無いんですが何処が発祥なんですかね?

デザイン的には野暮ったいものですが4面にレールがあるので最低限、
ライトやグリップ等の付けたいものを付けることは出来ます。

LCTのAKは樹脂パーツもよく出来ていると言いたいところですが、
ブッチャケた話、樹脂クオリティはCYMAと大差ないです。



LCT製AKお約束の黒染めフレームの美しい出来栄えは
「実銃のAK74は黒塗装なんだよなー」という文句すら封印します。

LCT製品って実は細部までガッチガチにリアルってわけじゃないんですけどね、
造形や仕上げの良さで実銃らしいリアルさというか、説得力を生み出しているのが見事です。

AK74Mではレシーバーカバーも強化されてAK47と同じ形状の
リブ無しのつんつるてんなカバーになっているのですが、

実はコレ、LCTの箱出し状態では他のAK74と同じリブ付きカバーらしいんですね。
このAK74Mの前オーナーが拘ってリブ無しのカバーに交換した模様。



我輩がAK74Mを好きになれなくて、今まで買うに至らなかったのは、
ストック後部の肩を当てる部分にあるポコっと飛び出した
ストック展開用ボタンが邪魔そうな気がしたからなんですが、
実際肩付けしてみるとボタンのテンション弱めだから然程気にならないんですねコレが。

後部スリングフックは全部スリングフックとは反対の位置にあるのですが、
コレはストックを畳んだ時にスリングが適正位置に来るようにするためです。



ストックはフレーム左側の根本のボタンを押し込むと折れ曲がり、
フレーム全部にあるフックに引っかかって固定されますが、
コレが意外とスパッと収まらなくて少し残念な気分。

まあでも、戦闘中にストック開いたり畳んだりするわけではないんで、
(折りたたみストックは基本、銃をコンパクトに持ち運ぶための機能であって、
戦闘中に狭い場所に入る時に折りたたむものではない)
展開がスムーズじゃないというのは然程難点でもないですがね。



AK74Mの難点はサイドマウントレール。
ココにマウント付けて光学照準器付けてしまうと、
ストックを折り畳めなくなってしまうんですね。

AKのこういう不器用な部分が好きになれないという人も居るようですが、
光学照準器を多用しない性格の我輩的には然程気にならないんだなコレが。
AKにドットサイトを付けようと企んでいる人は最新型のAK12を買いましょう。



LCT製AKはマガジン挿入部分に隙間がアリスギィ!なので、
別売のスペーサーをブチ込まないとスムーズにマグチェンジ出来ないのが難点です。

我輩の落札した個体はそのスペーサーも込みだったのがありがたかったです。

余談ですがLCT製AKはトリガーガードがネジでガッチリ固定されているので、
マガジンキャッチ部分に取り付けるマグウェルを取り付けることが可能ですが、
実はこのマグウェルを付けられるという機能、
フレームが頑丈なLCTの真骨頂であることを知るものは少ない。

コレがE&L製AKだとこの部分がリベット留めだから
リベットをステンレスドリルでぶち抜いてタップでねじ切りしないといけないとか、
マルイのAKだとネジとフレームがガッチリしていないので
マグウェルを取り付けるとガタガタするんですねコレが。



バッテリーはスティックタイプの1200mAぐらいのを使います。
M4のストックパイプに収めるタイプのものは然程太くなければ使用可能です。
レシーバーカーバーを外しメカボックス上部に収める方式は
初めはまあ多少はね挿入に手こずりますが、慣れればそうでもなし。

我輩は手持ちの武器の大半がこの部分にバッテリーを詰め込こむAKなので、
色々な形状のバッテリーを買わなくて済むのが便利なんですねコレが。



LCT製AK74系列に付属のマガジンは大抵多弾式の樹脂製550連マガジンです。
LCT製と銘打って販売している予備マガジンはあまり市場に出ておりませんが、
CYMA製のマガジンと中身はほぼほぼ一緒なので予備はそちらを買いましょう。

お値段も550連が3000円弱程度、ノーマル80連も2500円弱程度で、
弾の巻き上がりもだいたい確実で比較的リーズナブル。

ただ、難点を述べるとすればAKの樹脂製マガジンは
マガジン前方先端のフレームに引っ掛ける部分、
この部分も樹脂なんで非常に破損しやすいんですね。



現在では多種多様な面白いスリングが販売しているようですが、
AK74といえば2点式スリング、異論は認めん。
最近では写真のようなODのスリングも使われているようですが、
やはりミリフォトでよく見かける主流は茶色のスリングですね。

写真のような状態でスリングを調整して取り付けると、
ストックを折りたたんだ状態で銃を携行しやすい状態になり、
ストックを伸ばすとスリングが適度に緊張して邪魔になりません。


LCT製電動ガンは余程変な機種を買わない限り、
メカボックスの品質が悪いとか、構成が適当だという事は無いようなので、
分解もせずにそのまま使用しておりますが故、AK74Mの分解時のレビューは割愛します。
LCT製AKは箱出しでそのまま使える数少ない海外製品です。
モーターはマルイEG1000に交換したほうが良いかもしれませんがね。

レールハンドガード、M4タイプストックが主流の最近のサバゲー界隈では
カスタム要素がハンドガードぐらいしか無いAK74Mをわざわざ買う理由or必要性は
「ロシア連邦軍コスプレのため」しかないので敢えてコレを買う必要性は皆無です。


でもマルイAK74MNを定価で買うよりは、
中古でもLCT製AK74Mを買った方が幸せになれるのは事実。
ストック基部のレバーも折れにくいし、予備マガジンは安いし、
バッテリーも入れやすいし、何より全体的に頑丈で美しい。

美しくて丈夫な女性は世の中になかなか存在しませんが、
LCT製AKはその両方を兼ね揃えております。
そのままでも充分楽しめる、充分な満足感を得られる、
ソレがLCT製AKの最大の特徴であり利点です(断言)。


そしてカスタムパーツの幅はマルイ製品よりLCT製品の方が広いです。
まあカスタムするなら既にカスタム済みのLCT製AK買うのが得策ですがね。
(但し、パーツの金額もピンキリで天井知らず、深い沼が待っているw)  

Posted by 砥部良軍曹 at 17:52Comments(0)エアソフトガン

2021年01月22日

そうだ、ロシア軍装備を買おう

前回はロシア連邦軍同志獲得のために迷彩服の説明をしましたが、
服があってもソレに見合った装備がなければ形にならない。
適切なロシア連邦軍装備でサバゲーをするためには適切な装備が必要です。
というわけで前回紹介したロシア連邦軍迷彩服に合わせる正式な装備類を紹介します。

その前に説明したいのがGRAUインデックス(GRAUコードとも言う)というやつ。
GRAUとはロシア連邦軍国防省ロケット・砲兵総局という
ロシア軍に制式採用された兵器や装備類を管理する部署
のことで、
ソコが兵器や装備等に付与した認識番号がGRAUインデックスです。

GRAUインデックスは「6B45」のように表記され、
頭の「6」が兵器及び装備の系統を示し、「B」は兵器や装備の分類、
(Pは小火器、Bは防弾系の装備、SHはベストやテント、手袋などの個人装具らしい)
最後の数字が正式化された順番によって付与された番号になります。

まあソレ以上詳しく知っていてもうんちく以上の役には立ちませんので、
ざっくりと説明すると「6」は個人装備に付与される数字、それだけ覚えといてください。
とりあえず同志諸君が知っていそうな武器類をGRAUインデックスで示すと・・・

6G1・・・RPG7 6G15・・・GP25
6G19 ・・・RPG22 6G21・・・GB30

6P1・・・AKM 6P2・・・RPK
6P4・・・AKMS 6P6・・・PK

6P8・・・RPKS 6P18・・・RPK74
6P19・・・RPKS74

6P20・・・AK74 6P21・・・AKS74
6P26・・・AKS74U

6P29・・・VSS 6P30・・・AS VAL

6P33・・・AN94 6P34・・・AK74M
6P35・・・MP443 6P39・・・RPK74M

6P43・・・AK101 6P44・・・AK102
6P45・・・AK103 6P46・・・AK104
6P47・・・AK105

6P70・・・AK12 6P71・・・AK15

6V1・・・SVD 6V3・・・SVDS
6V10・・・SV98

9K720・・・イスカンダル戦略弾道ミサイルシステム
11A511U・・・ソユーズロケット

とまあ、こんな感じです。
PPSh41やTT1933、AK47やPMが入っていないのは多分、
GRAUインデックスが付与される以前のソ連で使用されていた武器だからでしょう(適当)。
でもマカロフは現役で使っているんだけどなぁ・・・

んでもってこのGRAUインデックスが付与されていない装備品、
例えばPP19 BizonとかPP19-01 Vityazが入っていないのは
ロシア連邦軍が採用していないものであるということになります。
(という事は連邦軍装備を揃える我輩的にPP19-01は買わなくてもいいという事だなw)

ロシア連邦軍の装備はこのGRAUインデックスで呼ばれます。
米軍の小火器や装備が「M◯◯」と呼ばれているのと同じですね。
上記事項を踏まえた上で、ロシア連邦軍の装備について説明します。


さて、ソ連崩壊、ロシア建国して暫くのロシア連邦軍兵士の装備というと、
ソ連時代に使われていた革っぽいコーティングのベルトとサスペンダーに
キャンバス生地のマガジンポーチとグレネードポーチ、そしてスコップと銃剣、
ヘルメットは鉄製のSSh68をそのまま使用しておりました。




んで持ってこのウサギみたいに「Ураааааааа!」と叫びながら
BMP-2or3に乗り込んで敵陣めがけてとにかく突っ込むんで
装備の近代化なんてあまり考えもしなかったんでしょう。

ソ連→ロシアという急激で異常な国の変化についていけなくて
装備の改良とか変革なんて考える余裕もなかったのもあるかもしれません。

でも21世紀に入る前ぐらいから西側諸国の装備を多く目にして
「いつまでもコレじゃあ埒が明かんし、映えんな」と考えたのでしょうか、
装備システム的なベストみたいなのを採用するようになったようです。



その第一弾がこの6SH92(6Ш92)ベスト。
時代背景的には第2次チェチェン紛争(1999年~2009年)の中期~後期、
南オセチア紛争(2008年)の頃に使われていたようです。

このタイプは6SH92の基本モデルみたいですが、
マイナーチェンジ版でポーチの形状が違う92-2とか-3とかありますし、
素材が違う6SH92-5なんてぇのもございますし、
迷彩模様もフローラ迷彩だけでなくVSR迷彩のものも存在しますし、
デジタルフローラ迷彩の6SH105とかもあってバリエーションは多彩でコレもうわかんねえな。

サスペンダーにマガジンポーチその他を括り付けて
残りの装備はベルトに付けるという大味な感じで仕立て上げられた形状は
同時代の欧米諸国の装備と比べると多少古臭く感じますが、
一般的なチョッキ状のベストに比べると風通しがいいのが利点です。

でもサスペンダーの右肩部分についている
ピラピラした物体の存在意義がイマイチよく解らん。
我輩的にはビラビラはあまり出ていないのが好き(意味深)なんで・・・



背面はバックパックを背負うことを想定しているのか、
何も付属しておらず随分とそっけない作りです。
実際は後ろにスコップのポーチ&折り畳めないスコップを付ける模様。

「なんで(スコップを)持つ必要なんかあるんですか(正論)」と思いはしますが
「近接戦で武器として使用するため」らしいです。マジかよ?
21世紀の今になっても塹壕戦を想定しているというのかロシアは?



6SH92を展開するとこのようになります。
うん、どう見ても米軍のALICE装備に毛が生えた感じのブツ。
簡易的ベスト?チェストリグって感じの装備ですね。

尚、コイツは独特の形状が故にキレイに折り畳めないので、
サバゲーに持っていく時はデカイ袋に無理やりグシャグシャ押し込めないといけません。



何か書いていますが「文字が小さくて読めない(渡辺謙)!」
いや、ハズキルーペがどうとかよりもキリル文字解読不能。



フロント部分はホックで留めますと言うと、なんかブラジャーみたいですね。
そういえば嫁が持っていたフロントホックのブラジャー、何処に行ったんだろ?
(腹と共に胸がデカくなったので装着出来なくなり捨てた模様)

市販のタクティカルベルト以上にコシがしっかりしているベルトは
付け外しがし難いフックで固定するようになっております。



右胸側にはグレネードポーチ×2、マガジンポーチ(RPK74マガジン収納可能)×1、
そしてグレネードポーチの上の小さいポーチが意味不明?
マガジンポーチやグレネードポーチのフラップはロシア軍お約束の
出っ張りを穴に押し込むスナップボタンとベルクロのハイブリッド固定方式になっております。
この自衛隊ポーチと同じち★ことま★こみたいなボタンがまた、開け閉めし難いんだw



左胸側にはマガジンポーチ(内側はRPK74マガジン対応、外側は非対応)×2、
そしてマガジンポーチの間には銃剣を収める部分があります。

ロシア連邦軍は未だに銃剣を持ち歩いているようですが、
コレは銃に取り付けて使用する事よりもサバイバルナイフとして使用する為に携行しているそうです。



このポーチはGP25orGP30グレネードランチャーの弾を収めるポーチ(らしい)。
2つ付属し、ベルトに通して取り付けます。
結構細身なので40mmのモスカートはキツキツでしょう。
でも確かGP25or30のグレネードは40mmだったはずなんだがなぁ?入るんかなぁ?

だがしかし!グロック17orMP443のマガジンは余裕で収まるので、
ハンドガン用マガジンポーチと考えると意外と使えるブツです。




多分ちょっとした荷物を詰め込む用のバックパック。
ベルトが細く、その上蓋を閉める部分が変な形状で使い難いです。
コスプレサバゲーの時以外はあまり使わなくてもいいかな?



ベストだけではマガジンが6本しか収められないので、
ベルトに通して使うタイプのRPK74マガジン対応のマガジンポーチが付属します。

そして我輩が仕入れたブツには取扱説明書もご丁寧に付属してました。



何か書いていますが「文字が小さ(以下略)」
でもセットアップの形状が図で示されているので、
購入時にバラバラだったとしてもコレを参考にして組めます。

6SH92はベルト&サスペンダー式の装備の割には
胸周りや腰回りをしっかり締め上げる事が出来るので、
装備としては意外とよく出来てはいるなというのが我輩の印象です。
でもやはり、後述のベストに比べると一体感はイマイチですね。

フローラ迷彩やVSR迷彩所有者にはマストアイテムである6SH92、
流通数が少なめなので時々ボッタクリ価格で出回っているみたいですが、
我輩みたいに15000円ぐらいで購入できれば買うのも悪くないでしょう。



6SH92では心許ないと感じたのか次の型の6SH112(6Ш112)では
メッシュのベストになりMOLLEで任意の位置にポーチを取り付けられるようになりました。
素肌の上から着ると、少し淫夢でKBTITな気分になれます。ありがとナス!



6SH112はクリミア危機・ウクライナ東部紛争(2014年)の時に
ウクライナに入ってきたデジタルフローラ迷彩の謎の武装集団、

(ソレって確実にロシア軍やんというツッコミは無しの方向で)
リトル・グリーンメン(礼儀正しい人々とも呼ばれる)が装備していました。
(写真はその謎の軍団が付けていたというパッチ)

相場価格は新品で30000円以上、中古でも20000円ぐらいですが、
我輩は運良く15000円でほぼフルセットを手にすることが出来ました。
んで、ワクワクしながら届いたダンボールを開けてみると・・・なんか臭い。
しかも砂埃まみれで触るとザラザラするオマケ付きだったので
速攻で風呂場でタワシゴシゴシして洗濯機にぶち込んでやりました。
買ったらくさいorきたねぇ、サープラス品あるあるですね。



背面は腰部分だけMOLLEになっており、
背中部分は「バックパックで隠れるけん要らんやろうもん!」と考えたのか、
清々しいぐらいにスッカスカです。お陰で背中に熱気が籠もらなくて良いw

でもロシア連邦軍の歩兵は「自動車化狙撃兵」と誤訳されるように、
基本的にBMP-1・2・3のような歩兵戦闘車とかの車両で移動するということで
バックパックは車内に置き去りらしくあまり背負わないらしいんですよね。

腰回りも後ろにはベルトだけという簡素な作りです。
なお、腹回り部分は2本のストラップでつながっており、
ココを調整して身体にフィットさせます。



フロント部分は胸周りが6SH92と同形状のホックボタン、
腰回りは樹脂バックルで固定します。



6SH112はベスト、マガジンポーチ×4、グレネードポーチ×6、
ウェストバッグ×1、バックパック(付属してなかった)×1が基本のセットになるようです。


マガジンポーチは全て30連マガジン対応で、
2つ(写真真ん中)にフレアを突っ込めるようになっております。
この「フレア」とは航空機に搭載される赤外線ミサイルを欺瞞するアレではなく、
味方に攻撃地点を教えるために使う発煙筒的なものらしいです。



付属ポーチの背面は全てMOLLEのPALSに編み込める形状になっており、
ベストにガッチリ固定できるようになっておりますが、
留めの部分がボタンじゃなくてタブ折り返しになっているのが意味不明。

でもこの折込部分がPALSに突っ込みやすいように加工されているコレ、
意外と着脱が容易で、いくら暴れても脱落しません。



写真でよく見かける6SH112の盛り付け例。
この状態を基本フォームとして腰回りにスコップやらメディカルポーチやら
ホルスターやらGP25or30用のポーチ等のオプションを取り付けるのでしょうね。



タワシに洗剤つけてゴシゴシこすったら「字が消えて読めない!」
まあキリル文字読めないから特に不具合はないんですがね。

6SH112は後述のベストよりMOLLEが少なく、
ポーチを付ける場所がそこそこ限定されはしますが、
サバゲーで使うにはソコまで不便でもないし、
デジタルフローラ装備の中では比較的入手しやすいです(小並感)。



6SH112にはデジタルフローラ迷彩だけでなく、フローラ迷彩のものもあるようです。

多分フローラ迷彩とデジタルフローラ迷彩の切り替わり時期に
まだフローラ迷彩を使用している後方部隊用に作られたものでしょうかね?
尚、クリミア危機の時の「礼儀正しい人々」の一部がコレを着用しておりました。

ヤフオクにフルセット28000円送料無料で転がっていたので、衝動買しちゃった。
新品ではないものの状態はよく、バックパックも付属していていい買い物だった。

バックパックはベスト&ヘルメットが収まるサイズ(25〜30リットルぐらい)なので、
装備一式ぶち込んで家に置いとく&サバゲーの時はそのまま持ち出せて便利です。



同じベストが2つあっても仕方がないので、
当初購入した我輩の6SH112はSVD運用の装備に作り変えました。

SVD用マガジンポーチを4個(全部で10000円!)仕入れ、
ブログ写真撮影用のカメラを収納するユーテリティポーチや
小物を入れるためのグレネードポーチを取り付けて仕上げました。



そしてコレが6SH116(6Ш116)ベスト。
時代的にはクリミア危機の後(2015年以降)ぐらいでしょうかね?

6SH112と比べると腹回り部分が拡大され、MOLLEが増えております。
コレによってポーチの取り付けの自由度が増しております。

お値段はフルセットで新品が3~40000円ぐらいするようです。
ヤフオクで中古品もなかなか出回らないので、
見つけたときが買い時という貧乏人泣かせの装備です。
我輩はポーチが少ない半端品を20000円ぐらいで購入しました。



背中部分も拡大され、腹回りを締めるストラップも3本に増えました。
「一人より二人がいいさ、二人より三人がいい」という事ですね(名言)。

腰回りのベルトパッドも拡大されてMOLLEが増えましたので、
ダンプポーチやらマガジンポーチ等、更に装備を盛り盛りに出来ます(迷走)。



そしてフロントの留め部分は全て樹脂製バックルになり取り付けが容易。
でも取り外しやすくなったかと思いきや、意外と硬くて外しにくいんだなコレがw
我輩的一番の懸念は「被弾したら破壊するかな・・・」。



付属のポーチ類は6SH112と然程変わり無いみたいなのですが、
我輩が購入したものには背面がヘニャヘニャしたベルトのものが付属していました。
RPK74のマガジンに対応するサイズで、ボタンが西側装備みたいなものになっています。

6sh116からこのタイプのマガジンポーチが主力なのかもしれませんが、
新旧装備がごちゃ混ぜが散見されるロシア軍装備、細かいことは気にしなくていいでしょう。



もう1セット付属していたのがGP25or30用のグレネードポーチ。
我輩はGP25グレネードランチャーみたいな重量付加物を
鉄製AK74Mに取り付けるような愚行には走らないので、
6SH92みたいにハンドガン用マガジンポーチとして
使えたら嬉しいと思ったんですがポーチ内部の丈が短くて蓋が閉まらねぇの(愕然)。

マカロフとかグロック19のマガジンなら収まりそうですが、
マカロフはマガジンキャパシティが物足りないし、
グロック19はそもそもロシア連邦軍の拳銃じゃない・・・



6SH116の正しい?盛り付け例。(本当はグレネードポーチを更に2つ追加する)
コレにAK74MまたはAK12を盛り付ければ何処からどう見てもロシア連邦軍です(確信)。

尚、現用装備では6SH117という背面が全てメッシュ&MOLLEになり、
胸のメッシュ部分がポケットになっているもの
が使用されておりますが、
コイツがヤフオクに出ているのをあまり見たことがないor値段高い&金が無いので、
今の所仕入れる予定はございませんのであしからず。



6Sh117はなかなか入手する機会に恵まれないのですが、
6b46(6Б46)プレートキャリアはヤフオクで0.4パットンで置いていました。
電動ガンのクリンコフを売り払って購入資金を調達して入手しましたよ。
実はコイツが我輩人生初のプレキャリ。

表面は弾倉ポーチを3~4個ぐらい取付可能な広さ。
ミリフォトを見るとマガジンポーチは3個取り付け、
上の方に手榴弾ポーチを2つ取り付けるのが一般的な装いみたいですね。



ところでプレキャリの背中には何を取り付ければいいんでしょうかね?
大抵背中はバックパックか、何もつけていない写真しか見たことがない。
腰回りにちっさいバッグorスコップポーチぐらいでしょうか?



前回りはこのように分割構造になってますね。
ココを開けて隙間からサイドプレートを突っ込むようです。

余談ですがこの6b46が安かった理由はダミープレートがなかったから。
そしてプレキャリって鎧みたいなイメージが有りましたが
プレートがないとヘニャヘニャなんですね。



メインの腹を護るプレートはココから入れるようです。
でもサバゲー的にはココにアイスノンor保冷剤入れたり、
ホッカイロ入れるのが正しい使い方みたいですねぇ?



内側はこの様になっていて本来なら波打ったパッドみたいなのを
ベルクロで取り付けて密着感を緩和するみたいなんですが、
安く仕入れたロシアンプレキャリ、そ~言うものはありません。



テヒンコムのタグは付いておりますが「6b46」の記載はないですね。
という事はコイツは官給品ではないんでしょうか?それともレプリカなんでしょうか?
それとも民生品?え?一般にこういうの販売する必要性が不明なんですけど?



太さ調整は肩や後ろ、サイドのベルトで調整するみたいなんですが、
この手の実?装備品お約束?一番狭く縮めて我輩の腹回りにピッタリというwww
まあ、以下に説明するボディアーマーの上から着ることを想定すると
このガバガバな作りは理解できんでもないですがサバゲーでは使いづらいですね。



とりあえず我輩的に使いやすくセットアップしてみました。
マガジンポーチは本来ならば3つなんでしょうが、4つある方が見栄えがいい(確信)。
多分滅多に使わないだろうと思ってサイドにグレラン用ポーチを付けましたが、
その後サイド部分には中型拳銃が収まるホルスターとハンドガンマグポーチを取り付けました。


さて、前回我輩のロシア連邦軍装備の説明の時に申しましたように、
これら上記装備の下に6B13(フローラ迷彩)または6B23ボディアーマー(デジタルフローラ迷彩)、
6B45ボディアーマー(デジタルフローラ迷彩)を羽織るのが正式なのですが、
この1年の2/3の昼間が夏と言われているクソ暑い宮崎で
ボディアーマーなんか着る機会があるのは12~2月の間だけですし、
そんな出番がないものに1パットン近い金を掛ける余裕も我輩にはない!だから買わない!

ま、ロシア連邦軍装備指摘おじさんが九州に存在するとしたら、
多分ソレは我輩ぐらいでしょうから細かいことは気にしないことにします。




でも前回も申しましたように、軍装コスにはヘルメットが外せません。
6SH92を使用する場合はソ連軍のSSh68ヘルメットで充分です。
コレにフローラ迷彩のカバーを被せて使用している例もあります。
但し、デジタルフローラ迷彩に変わってからは使われていないようなのでご注意。



2022.12.6 追記
と思ったらウクライナ侵攻で新たに増員で徴兵されたロシア連邦軍兵士は
この旧態依然としたSSh68テッパチ!を支給されちゃっているんですね。
まあそれ以上にその旧態依然とした木製ストックのボルトアクションライフルは何よ?
ソ連時代の頭陀袋みたいなリュックにツッコミを入れる気力も失せますわwww

なお、「後頭部のハゲの侵攻を防ぎたいから蒸れるヘルメットは無理!」という方は
申し訳ありませんがベレー帽で済ませられる特殊部隊系コスにしましょう。



フローラ迷彩の時代になるとロシアもようやく鉄パチから脱却を決意し、
弾が抜けにくいケブラーネルメットを支給するようになりました。
コレは6B7という、初期のケブラーヘルメットです。
迷彩カバーではなく、直接塗装というのがロシアらしい雑さで好き。
チェチェン紛争後期や南オセチア紛争の時はこのヘルメットを使用していた模様。

レプリカも実物もあまり見かけませんが、時々ロシアの業者が出しているようです。
我輩のレプリカは7000円程度で入手しましたが
旧装備故に現存数が少ないので本物はその倍以上でしょうね。

尚、6B7ヘルメットの改良型で6B7-1、6B7-1Mというものもあります。
そっちは迷彩カバーを被せて使うタイプになっております。
お値段はレプリカで20000円前後ぐらい、本物は30000円ぐらい(あまり出回らない)です。



その後仕様変更があり、写真の6B27というヘルメットになります。
レプリカならカバー付きで0.2パットン(10000円ぐらい)で購入できます(適当)。
本物は・・・さんまんえんぐらいするみたいですよ?
コイツは本当に普通に絵に書いたような軍用ヘルメットですね。
見た目的にコレと言って取り柄も無し。

しかもコイツ、レプリカofレプリカって作りでスッカスカに薄い&軽いんです。
サバゲーでは軽いほうが使いやすいですし、バカと神輿は軽いほうがいいんですが、
昔の安物フリッツヘルメットのような薄さでいちまんえんはぼったくりだよな!

余談ですが6B28というヘルメットもありますが、
そちらは空挺用のヘルメットで全体的に縁が少し丸くなっています。
スペツナズをするならこちらがマストですが一般兵は使用していないのでご注意。



そして最新型のヘルメットは6Б47(6B47)という
暗視装置取り付けマウントやサイドレールが付いたものになります。
でもロシア連邦軍兵士が暗視スコープ付けているの見た事が無い。

コイツもレプリカなのに0.3パットンぐらいすんですが、本物は倍以上のお値段。
でも6b50ゴーグルもセットで付いてきたんで良しとしよう!



レプリカとは言え上記の6b27と比べると厚みと重みが違います。
でもレプリカなんで内部のハンモックや顎紐の作りが違うみたいなんですが、気にしたら負け。
顎紐のホックを止めにくいのは元々そーいうもんなのかな?



銃剣はフィールドによっては携行も禁止の場所があるので、
別に買わなくてもいいコスプレ道具なんですがサラッとだけ紹介しときます。

ロシア連邦軍で現在使用されている銃剣は6KH6というものですが、
我輩が実物で所有しているのは6KH4というソ連時代のAK74用の銃剣(1番上)です。
刀身が切断されて鞘に収めることが出来ないので、
中身は昔アリイから販売されていたAK74用銃剣をブチ込んでおります。

その下のゴム製銃剣は上が6KH4、下がロシア時代から出回るようになった6KH5。
ゴム製6KH4または6KH5の方は刃が分厚くて鞘に収まらないので、
むき出しのままマガジンポーチのフレア入れるところに突っ込んでいます。



21世紀にもなって着剣?とお思いの方もおられるでしょうが、
着剣は漢(おとこ)のロマンなんだよ!解ってくれよ!



6b46プレートキャリアを装着してサバゲーに挑む我輩。
本体購入から1年以上かけてやっと納得のいくセットアップが出来ました。

ロシア軍装備でサバゲーしたいと考えるプレイヤーの大半は
「AK持っているからロシア軍装備でもするか」という
我輩のような軽いノリでロシア軍装備を揃えようとしているでしょう。


とりあえず覚えてほしいのは「フローラは6sh92(改良版含む)まで、6sh112以降はデジフロ」。
そして「6sh112以降のデジフロ装備はどれも遠目から見るとだいたい一緒」。
最後に「ヘルメットは迷彩服と時代にあったものを合わせてください」。
(フローラなら6b7以前のもの、デジフロなら6b7-1以降のもの)



我輩的見解では最低限、デジタルフローラ迷彩服、ベスト、ヘルメット、
この3種の神器を揃えれば概ねロシア連邦軍兵士っぽく見えるようになります。

ソレに東京マルイAK74MNがあればいい感じになると思います。
(いや別にCYMAでもLCTでもAK74Mがあればいいんですがね)

但し、問題点としてロシア連邦軍装備は大半が実物しか出回っていないので、
なかなかお目当てのものが出てこない、そしてお値段もお高いが故に、
地道に、そして根気強く探さないとフルコンプできないので、
今後ロシア連邦軍の泥沼に浸かる予定がある方はそこら辺の覚悟をしといてください。

なお、我輩は迷彩服、ベスト、ヘルメットを1年で揃えましたが、
実際はまとまった予算or全てが運よく放出されている機会がないと厳しいでしょう。
でもこの記事を参考にしてロシア連邦軍装備プレイヤーが
フィールドにもっと増えてくれんかなと切に願う毎日です。


追記:とは言ってもロシアがウクライナ攻めに行ってる間はロシア連邦軍装備も品薄状態なんだろな。  

Posted by 砥部良軍曹 at 20:30Comments(3)サバゲー道具

2021年01月21日

そうだ、ロシア軍迷彩服を買おう

どーでもいい話かもしれませんがね、我輩のブログの読者登録数、
我輩のツイッターのフォロアー数よりも遥かに多いんですよ。
ブログって形式はすでに過去のものだと思っていたのに、びっくりですね。
まあそれだけ、我輩のブログには実用性があるということかしら(困惑)?

というわけでツイッターなんかでブラブラして10程度のいいねに満足するよりは、
もっとこのブログを見てくれている人に貢献せんといかんと思った去年の年末。

つまり、有益な情報をもっと垂れ流さないといけないと悟ったわけです。

ただ、今までの傾向を見ていると宮崎に戻ってからは
何処で飯食ったとか何処に遊びに行ったという情報よりも、
どんな武器を買った、こんな装備を仕入れたという、
サバゲー系の話題の方がアクセス数が桁違いに多いのですよ。
(参考までに同じ頃に掲載した飯ネタが平均アクセス数200ぐらいなのに対し、
てっぽーのネタは最低でも500ぐらい、下手したら1000以上アクセス数がある)

たぶんね、青森にいた頃に街の情報ネタにアクセス数が多かったのは、
青森人がネットで街の情報を探すことに貪欲だったからだと推測するんです。
だって職場で「三沢の美味しい店ネットで探していたら、にーのさんのブログ見つけました」と
10人以上の人に言われましたからね。

でも宮崎人はネットで情報検索する人が少ないから飯ネタのアクセス数が少ないんでしょうね。
だから今のところ職場の連中には我輩がブログヤッていることは
幸か不幸かあまり知られていない模様。いいこっちゃ。



そこで暫く、我輩が昨年ぐらいから温めていたロシア連邦軍装備について、
誰得なんて考えずブログにアップしてみようと思います。

でもさぁ、最近のサバゲー界隈って迷彩服を好き好んで着ようと思うプレイヤー、
殆ど居ないんでしょうし多分これからも増える気配は無いんですよねぇ。


10年以上前のサバゲーといえば、山林や草原で行うものであったので、
迷彩服を着たほうがフィールドに溶け込めて有利でしたし、
そもそもサバゲーをプレイする人が軍装も好きという思考が主流でした。
迷彩服を着ない人はナム戦初期装備のプレイヤーぐらい。

でも昨今はゲームからサバゲーに流れてくる人が多いのと、
アームズマガジン等で迷彩服を羽織らないサバゲースタイルが紹介され、
敷居の高くてくさそう(野獣)な迷彩服は流行らなくなってきたようです。

まあ、迷彩服からの脱却が昨今のサバゲーの流れであり、
ノンケに対して敷居を低くした要因であることを鑑みると脱迷彩服な現状は悪くはないんですが、
以前えびののエリア13で陸自迷彩野郎が7人ぐらい集結したとき
同じ迷彩服を着たプレイヤーが集まることで過去に面識がないプレイヤー同士なのに、
何故か湧き上がってしまう謎の結束感、あの空気は本当にいいもんなんですよねぇ・・・



さて「ロシア軍 迷彩服」で検索すると、
まあ色んな種類のロシア軍迷彩服を名乗る布切れが出てきて
一体どれを買えばいいのか迷う人もいれば、
値段につられて変なものに手を出してしまう人もいることでしょう。

そこで我輩が思い切って提言します。
「ロシア連邦軍の迷彩服は5種類!」
ロシア軍も連邦軍に絞れば迷彩の種類は限られているのです。
その5種類とは以下の通り↓



★旧ソ連時代から使用されている白樺迷彩
「ベレスカ迷彩」とか「ベリョーズカ迷彩」とも呼ばれる2色柄の迷彩。
形状はKLMK(つなぎ)KZM(上下2ピース)、KZS(2ピースのメッシュ)の3種類あります。
我輩が所有しているのはつなぎ型のKLMKという淫夢の登場人物みたいな呼び名の迷彩服です。

白樺迷彩はまだロシアがソ連だった1970年代ぐらいから使われていたようですが、
ロシア軍でも新しい迷彩服が出回るまでは使われていたようです。
なので実物の現存数も比較的多めで、新品デッドストックはなかなかありませんが、
中古品ならそれなりに出回っておりますし、お値段も5000~10000円ぐらいで入手可能です。

一般兵よりも狙撃兵が主に使用していたらしいのか、
(まあ確かに狙撃兵は出来れば迷彩模様で身を隠したいもんですよなぁ)
販売しているショップでは「スナイパー迷彩」と記されることもあります。
サイズは一般的なソ連軍戦闘服と違い、ざっくりと大中小の3サイズしかありません。



KLMKは以前紹介したM69戦闘服の上から羽織る迷彩カバー的なものです。
だから生地は朝◯新聞や毎◯新聞の中身と(生地と記事をかけたシャレ)同じぐらい薄っぺらです。
バリケードや木の枝に引っ掛けるとかなりの確率で破れるでしょう。

そして外側にはポケットが無い代わりにスリットが入っていて
その隙間から下に着ている戦闘服のポケットにアクセスできるようになっております。

我輩の場合は下は下着のみ付けて、そのまま羽織って、
夏場のサバゲーで主に使用しております。
スリットから空気が循環される?のでガッチリした上下迷彩服と比べると
まあ多少は涼しく過ごせなくもないです。

メッシュ生地のKZSなら夏場でもそこそこ通気性が良さげなんですがね
そうなると乳首に被弾した時絶対にヤバい(語彙力)。



後ろのケツの部分がガバガバなのはつなぎを脱がなくても
ボタン3つ外すだけでう◯こがしやすいようにするためだそうです?
ケツにアクセスしやすいなんて、なんてホモに優しい作りなんでしょうか?
我輩的には女子に是非とも着ていただきたい迷彩服。
スリットからパンツがチラチラ見えたら我輩もう、サバゲーどころじゃねぇ。

KLMKはM69戦闘服の上から羽織る仕様なので、
全体的にもっさりしたシルエットで整斉さには欠けるのですが、
夏場に着る戦闘服、或いは冬に着込むための戦闘服としては使えます。



KLMKはリバーシブルの仕様になっており、状況に合わせて色を変えることが出来ます。
裏返しにすると薄い風合いの柄になりますが、何処でどうしろというのかは不明。
確か暗視装置で見難くするために裏返すんでしたっけ?

KLMK、KZM、KZSといった白樺迷彩はソ連時代~ロシア初期に使われていますので、
使用する武器はAKM、AK74、RPK、RPK74、SVDといった
木製ストック装着のカラシニコフと合わせて使用するのが正しいと思われます。
でも後述するフローラ迷彩が出た頃でも使用例がありますので、
樹脂製ストックAKと合わせても然程違和感はないでしょう。

合わせる装備は以前紹介したソ連軍装備一式でもいいですし、
お手軽に済ませるなら人民解放軍の56式チェストリグでもいいでしょう。
但しヘルメットは旧ソ連時代の重いテッパチ!SSh68、コレに尽きます。



★ブタン迷彩(TTsKO迷彩)
三色迷彩(TTsKOは三色迷彩という意味らしい)とも呼ばれる、
旧ソ連時代末期に作られた空挺部隊用の迷彩服です。
ブタンとはこの迷彩服が開発された地域の名称らしく、当然ながら正式名称ではありません。

コレだけは現物をお目にかかる機会もなく、尚且この迷彩に対する知識も乏しかったので、
手に入れようとも思わなかったが故に写真は他所から頂きました。

見た感じはM81戦闘服(アフガンカ)に似た作りの戦闘服です。
服の裁断、ポケットの位置、ズボンの形状はだいたい似ております。

写真のものは茶色基調ですが、緑基調のものもあります。
80年代ぐらいに限られた部隊にしか配布されていないらしく、
現存数はかなり少ないようでヤフオクでも殆ど見かけません。
相場は中古品で10000円前後といったところでしょうか?

ブタン迷彩には夏用と冬用が存在するようで、
冬用は上下内側にインナー、襟にボアが付いた仕様となっております。
ソ連軍時代から戦闘服は夏用冬用があり、冬用は暖かそうな形状で、
東日本から北の地域ではさぞかし重宝するんじゃなかろうかと思っちゃいます。

この迷彩服もロシア建国からしばらく使われていたらしいので、
ソ連崩壊前~チェチェン紛争コスには使用可能でしょう。
装備はKLMKと同様、旧ソ連の装備一式でよろしいと思われます。



★一般的にVSR迷彩とかスコフィールド迷彩と呼ばれているもの
VSRとは「ロシア軍迷彩」と言う意味で、西洋諸国で使われる呼び方。
時々、VSR93(93年迷彩服、ロシア建国後)と呼ばれていることがあります。
西側に紹介されたのがロシア建国後だったために
ロシアの迷彩と名付けられたようですが実際はソ連末期には使われていた模様。

尚、よく言われるスコフィールド(ショーフィールドとも言う)は
この迷彩服を西側諸国に紹介した人の名前らしく当然ながら正式名称ではないので、
検索する時に使うのは良しとしても、人前で説明する時にドヤ顔でいう名称じゃない模様。

リアルな話、ソ連時代の迷彩服にはどれにも特に決まった名称がないらしいのですが、
それでは迷彩服を売る際に困るということで業者が勝手に色々名前を付けているようです。



我輩はコレを1996~1997年頃ぐらいに福岡の「SWAT」で見つけ、
上下帽子付き8000円ぐらいで購入した記憶があります。
(その時は確か、「ソ連軍スペツナズ迷彩服」と言う名称で売られていた記憶)
我輩所有の緑/茶色基調のものと、砂色/オレンジ基調のものがあります。

裁断、形状はほぼM81アフガンカと同様です。
ただ生地の質があまり良くなく、使い込むと表面に毛玉が出てきやがりました。
ポケットを留めるベルクロ(この部分だけボタンで止めるM81と違う)も安っぽい。
但し、生産された工場や時代によって仕様や色合いや品質にかなりばらつきがあるようです。

既に20年以上前の迷彩服で、レプリカも見ないので入手はかなり難しいですね。
新品デッドストックは20000円以上で取引されておりますが、
運が良ければ中古品を5000円弱で手に入れることが出来るかもしれません。
ただ、生地は傷んでヨレヨレになっているかもしれませんが。

VSR迷彩服もロシア建国~第2次チェチェン紛争(2009年)まで使われていたようなので、
木製ストックのAKだけでなく樹脂ストックのAKを合わせて使ってもよろしいようです。
装備も旧ソ連時代の装備と同様でよろしいですが、後述の6SH92を付けるのもありでしょう。



★フローラ迷彩
VSR98という名称で呼ばれることもある、ロシア時代の迷彩服。
1998年頃に採用されたかもしれないということでそういう呼び名があるのでしょう。
21世紀に入る頃にはロシア軍のパレードではこの迷彩をよく見かけます。

フローラとは「植物柄」と言う意味らしいですが、
この呼び名も実はロシアでの正式なモノなのかこれもうわかんねぇな。

ロシアが数々の迷彩服を試した結果、たどり着いたのは王道を征くウッドランドパターン。
知らん輩が見ると「パチもんウッドランドね、何処のしまむらで買ったの?」と言われそう。
コレが市場に出回っていた頃はまだウッドランド迷彩も見かける時代だったので、
「ロシアなのにアメリカと思われそうで嫌だなぁ」と考えた我輩は
ずっと買うのを躊躇していましたが、改めて見るとウッドランドよりもどんよりしていて好き。

出回っているのは官品が多いみたいですが、レプリカもある程度出回っているようです。
コレが出た数年後ぐらいまではそこそこ入手可能だったのに、
今となってはなかなか市場に出てこないから困ったもんだ。
我輩はヤフオクで運良く8000円程度で購入しました。



以前はグルジア、現在ではジョージアと呼ばれる国と盛り合っていた、
南オセチア紛争の時に着ていたのがこの迷彩服です。
肩には階級章を付けるエポレットがあり、上着のポケットは4ポケット。
袖にもポケットがあるのはアフガンカからの伝統ですかね?



内ポケットも左側だけですが付属しております。
生地はノンリップですが丈夫そうで品質的にも悪くありません。



ズボンは大分シンプルな作りで、BDUお約束の太ももポケットがありません。
後ろにもポケットがないので使い勝手が微妙です。
でも裾が出てこないようにするための昔のジャージの紐みたいなのは付いているんだな。



股間部分は一般的なボタン留め、上はフックで引っ掛けます。
ベルトループは太いベルトにも対応していますが、
一般的にはソ連時代の弾帯ベルトを巻いて留めるようです。

ココらへんの時代になるとロシア連邦軍も大分垢抜けてきており、
ヘルメットも過去のSSh68鉄ヘルから6B7というケブラーヘルメットに様変わりしておりますが、
装備品は6SH92というベストっぽいけど簡易的な作りのものです。
ていうか、フローラ迷彩でフル装備している写真があまり見当たらないんですねコレが。

フローラ迷彩時代のロシア連邦軍の武器は様々で、
一般的には樹脂ストックのAK74Mを使用しているようなのですが、
時々木製ストックのAK74、AKS74を使用している写真も見かけます。



★デジタルフローラ迷彩
最近流行りのデジタル化された迷彩服で、2011年ぐらいから支給されているようです。
現用ロシア連邦軍装備をするには必須の迷彩服、VKBO。
(VKBOとはロシア軍の被服システムの名称、キリル文字だとВКБО)

入手難易度は上記迷彩服に比べるとかなり低いですが、
マルチカムみたいに何処其処で手に入るものでもないですし、
お値段も結構高め(新品で15000~20000円程度)。

この写真の迷彩服はロシア製の迷彩服ではなく、
MOMCOMというショップが日本仕様で作ったものです。

お値段は大変リーズナブルで上下セットで8000円程度でした。
ただ、悲しいことに追加発注はしていないみたいで、
現在は少量の在庫しか販売していないようです。頼むから在庫増やしてくれ。



MOMCOMのデジタルフローラ迷彩服はロシア規格の
50-3みたいな(50は胴回り及び胸回り、-3は身長)解りにくいサイズ表記ではなく、
陸上自衛隊迷彩服みたいな5Aとか3Bといったようなサイズ表記になっております。

サイズ表はMOMCOMのHPに記載しているので、
ソレと照らし合わせながら選べばジャストサイズのものが入手可能です。

でも我輩は当時持っていた陸自迷彩が5Bだから同じサイズでいいやんと思って
5Bを注文したら何ということでしょう、ズボンが少し細くて入りませんでしたwぐはぁ!
まあ2022年に入ってMOMCOMさんから「再生産しまーす」というメールが届いたんで、
我輩のわがまますぎるボディに合うサイズのデジフロ速攻で注文しましたよ!



服の形状は襟の部分がベルクロで止められるようになっているのが特徴。
(多分ロシアの冬の糞寒い冷気が入りにくいようになっているんだ、間違いない)
ソレ以外の特徴は胸だけでなく、袖にパッチを付けるベルクロが標準装備されていること。
右胸に所属部隊(ロシア連邦軍のもの)、左胸に名前が描かれたパッチ、
右腕に部隊のパッチ、左袖にロシア軍の国旗のパッチを付けるようです。



10000円を切っている割に生地の質は良く、縫製もしっかりしています。
ロシア軍の迷彩服は官品準拠のものと民生品とでは結構色合いが違うのですが、
MOMCOMの製品は比較的再現度が高くていいものです。
(例を上げると、SPLAVという民生品メーカーのものは黄緑が強く少し色が明るい)

形状は特に奇をてらった部分もなく、一般的な迷彩服と同じ作りです。
当然のようにソ連からの伝統である裾のずり上がり防止用紐もしっかり再現。
官品に拘らなければ現時点で出来栄え、コスパともに最強のデジフロ迷彩服でしょう。



さて、ロシア連邦軍装備コンプリートのためにヤフオクを覗いていたら、
デジタルフローラのデザート迷彩(しかもサイズは我輩にも着れる54-4)を見つけたんで
使わないハンドガン数丁売り払った銭で買いました。
ついにロシア連邦軍もデザート迷彩を作ることになったか?



シリア派兵の際に作った砂漠用迷彩服ということで、生地が薄いです。
そして全体的に短めで、腰ぐらいまでしか長さがありません。
でもデジフロ迷彩服の上着って全般的に短めなんですよね。



仕様は我輩所有のデジフロとあまり大差ない・・・と思ったら、
前回りはジッパーで止める(砂漠で使うのに風通しが悪いジッパーは如何なものか?)とか、
上衣の胸ポケット以外にも腹部分にもポケットが有るとか、
脇の下にメッシュが付いていて風通しが良さげな感じとか、
一応暑い地域で使える戦闘服としての工夫はされているようでそうでなかったりこれもうわかんねえな。



普通ロシア軍の戦闘服はサイズ表記が印字なんですが、
デジタルフローラのデザートカラー仕様はサイズ表記がタグになっております。



ズボンはデジフロのズボンと然程仕様に違いはないみたいです。
と思いきや、チ★チン出す部分がジッパーでした。
コレは戦闘服としてどうなんでしょうかねぇ?
股間の部分がメッシュなのは風通し的に嬉しい仕様です。
女子が履いてくれるとパンツの色が解るというスペシャルボーナス付きです。

余談ですが今回デジフロデザート迷彩の記事を追記するにあたり、
娘に「何で大半の女性って意地でもパンツ見せないよーにするんだろうかね?」と問うたところ
「父さんの様な犯罪スレスレの野獣が大量に存在するからだろ?」と言われました。



上衣と同じく、生地は薄めでサラッとしていて履き心地は良いです。
但し、耐久性は如何なものでしょうかね?
ケツポケットが1つしか無いのはロシア軍の伝統なのかな(白目)。



不思議なのは膝の脇?辺りにジッパーのポケットが追加されているんですがね、
このポケットがまた小さくて使い勝手が微妙なんですねぇ?
勿論、ロシア連邦軍戦闘服お約束の裾のヒモ(ベルト)は健在です。

デジフロデザートはあまり見かけないので入手はなかなか困難でしょう。
そしてコイツに合わせるためのデザートカラーの装備はもっと入手困難です。
多分、シリアに行く連中の分しか作っていないでしょうから現存数は少ないでしょうね。

ウクライナ侵攻初期(3~4月頃)にはこの迷彩服に緑のデジフロの装備という
ロシア連邦軍兵士をニュースで見たような気がしたんですが気のせいかな?



追記:ロシアがウクライナに進行して初期の頃(夏ぐらいまで?)は
大半の兵士がマルチカムみたいな迷彩服を着ていたようでした。

一時期「ロシアの梅」で売られていたFSBとかスペツナズ用のアレがそうだったのかな?
でも我輩的にマルチカムにロシア味は感じられないからあんまり興味ないんですよね。
秋ぐらいからまたデジフロの兵士ばかり見るようになってきて安心している我輩。

最近は他国の軍隊もマルチカム堕ちが著しくなっているが故、
個性を出すために軍装でサバゲーしたいと考えている我輩の悩みどころです。


KLMK(KZM)、ブタン、VSR、フローラ、デジフロの上記5種類以外にも
ロシア軍迷彩服にはウッドランドやDPM(ロイヤルアーミーの迷彩柄)、
タイガー迷彩や青色基調の都市迷彩、WW2のドイツ軍みたいな迷彩、リード迷彩、
ドイツ連邦軍のフレックパターンみたいなのとかマルチカムとか色々あるんですが、
実はそれはロシア連邦軍の迷彩服ではないのです。

じゃあ何処の迷彩服なんだよって突っ込みたくなるでしょう?
我輩もよく解らんのですが、ロシアには連邦軍以外にも内務省軍や国家親衛軍とかいう
国内で起こった暴動やテロに対抗するための部隊や政府のための軍隊があり、
そういう部隊が使用している迷彩服みたいなのです。

スペツナズ(ロシア語で「特殊部隊」を意味する言葉)なんかは
特殊部隊お約束の黒服の他にマルチカムも使っているようですし、
空挺部隊もデジタルフローラとは違う迷彩服を使用しているみたいです。



我輩が以前ロシア軍装備って言いながらサバゲーの時に着ていたタイガー迷彩、
アレなんかは実は内務省軍の迷彩服なんですね。
あと、KLMK迷彩みたいだけど色合いが全然違うやつも着ていましたが、
アレはKLMKの民生モデル(SPLAV製)でロシア軍のものではないというw

余談ですがSPLAV製のロシア軍迷彩服は案外入手しやすく、
生地や縫製もしっかりしているのはいいんですが、
迷彩の色合いが官品とは少し違うのが残念です。

ロシア軍の迷彩服についてつぶさに調べようとすると
柄が色々ありすぎる割に情報量が少なくて頭が痛くなりそうになります。

(日本語で検索しても大した情報出てこないから、ロシア語で検索しなきゃいかん)
なので我輩はロシア軍でも連邦軍に的を絞って調べ、
今日に至るまでに情報を集めてソレに沿って装備を揃えました。

これでスペツナズやら内務省軍やらも含めて探すとなると、
相当な労力と財力が必要だったでしょうね。

というわけで現在お持ちの武器に合わせてロシア連邦軍装備を揃える同志(居るのか?)は
以下の事項を参考にして己に必要な迷彩服を検討してください。

◎AKM、AK74、RPKといった木製ストックAKをお持ちならKLMK、ブタン迷彩、VSR迷彩

◎木製ストックAKも好きだけど、AK74MやAKS74Uもお持ちならVSR迷彩orフローラ迷彩

◎樹脂ストックAK(RPKS74M含む)、PKP、AK12をお持ちならデジタルフローラ迷彩

◎AS VALまたはVSSをお持ちのの場合はどの迷彩でもオッケーです(適当)

そして迷彩服が決まったら次は装備を探しましょう。  

Posted by 砥部良軍曹 at 19:44Comments(5)サバゲー道具

2021年01月17日

書を買おう、町へ出るな

三沢に住んでいた人ならこのタイトルにピンと来るんでしょうが、
宮崎人は多分年配の方ぐらいしかわっかンねぇんだろうなぁ・・・

こないだホラーなブツを見ながら軽く恐怖を感じていた娘に
「何ビビってんだよチキンが、今日からお前の名は鶏肉だな」と煽ったところ、
「そんな貴様には恐怖心というものがないのか!?」と問われたので、
「ああ、中学3年の正月に殆ど会話もない、住所も教えてないクラスの陽キャ女子から
受験頑張ろうねと書かれた年賀状来た時は背筋が凍った」
と言ったところ、
「ああ・・・確かにソレは怖い」と納得&同情されてその場は終了したのですが・・・

我輩の人生で真に恐怖だった出来事は付き合っていた頃の嫁に
「この袋の中身の感触面白い!」と言われながら
毎回情事の度に「タマ取ったる!」な状況が娘が腹の中に入る前まで
幾度となく繰り返されていた事
だと言う話はまだ中学3年の娘には言えない、
実は結構ブロイラーチキンな卑怯者の砥部良軍曹です。

しかしコロナウィルス、年末年始でまた勢力拡大しまくりましたね。
蔓延の理由にGO TOが悪いとか、夜まで飯食って酒飲んでぶらついているのがイカンとか、
外ほっつき歩いて遊んで不要不急の外出がどうとか言ったり、
好き勝手&的外れな意見が飛び交っているようで相変わらずの迷走っぷりです。

外に出るのが全て悪いみたいな意見を吐く鼻糞共には
釣りやゴルフ、サイクリングやソロキャンプ、少人数でのサバイバルゲームなんかは、
それ程人同士が固まることもなく、喋り合うもんでもないので、
コロナ蔓延には全く結びつかないことを理解できんのでしょうね。

ま、その場所にたどり着く過程で人混みに入るとまた問題なんですが。

再度コロナが蔓延した理由はテレビに出ている連中の大半が口の前にプラ板ぶら下げて
「コロナ何ソレ美味しいの」的な風潮を醸し出していたり、
GO TOでパリピ共がウェ~イしすぎて人口密度が高まったのと、
コロナ収まったんじゃねと勘違いした企業がまた同じ様に会社を回して
満員電車思案復活させたり余計な会合や出張増やしたりしたとか、
海外からまた人入れまくった&入国時にロクに検査してなかったからでしょ?

まあ具体的な証拠を上げるとそれだけで半日費やすレベルなんで、
真実が知りたければ己自身がこのブログを見るために使っている道具で調べて下され。

まあとにかく、コロナ再発で各地で外出自粛の憂き目に逆戻りです。
こないだまで「当たらなければどうと言う事はない!」と豪語していた我輩も、
霊長類最強の吉田沙保里さんがコロナになったと聞くと、
嫁にタマ(893用語で「命」)握られていた時の次の次ぐらいに恐怖心に陥ります。

と言う訳で今回我輩は、3度の飯よ(以下略)を見ている同志一同に、
「本でも読みながら大人しく家に引き篭もろうや」と提案したいわけです。


だがしかし!我輩はこ↑こ↓数年、小説やエッセイ的な文章だらけな本なんて、
図書館や本屋で開いて数行読んだだけで目と脳味噌が拒絶反応を起こすのです。
でもまあ、ミリタリーやクルマ、料理やDIYの本は
文章だらけでも特に苦痛を感じないので多分コレは
年寄り特有の「興味ない知識を脳が受け付けられない」体質なのでしょう。

と言う訳で我輩がオス、じゃなくて推す本は小難しい本ではなくマンガです。
実は前回の緊急事態宣言の時、我輩はマンガの試し読み出来るサイトを見つけては、
己の癖(性癖ではない)に合致するマンガを物色して暇つぶししてました。

どうでもいい話かもしれませんが我輩が好むマンガの趣向は以下の通り。

◯絵が比較的キレイ、或いはカワイイ

◯主人公がヘッポコ或いはパーフェクトソルジャー

◯ちょっぴりエロい描写が有る(ガッツリエロいのも好きだけどな!)

◯所々ダークorカオスな描写がある

◯既に20巻以上出ているマンガはコンプするのが大変なので見ない

◯異世界に飛ばない

そこで我輩がネットで続きが気になってブックマークしてしまったマンガ、
その後気に入って何度も読み返してしまったマンガ、
調子に乗って単行本まで仕入れちゃったマンガを紹介します。

なお、我輩は昭和世代のアナログ人間なので、
データで本を読むというのはどうも苦手であるがゆえ、
マジで気に入ったマンガは単行本で買わないと気がすまない性分です。
気に入った曲とかもCDで買わないと駄目なタイプなので、物欲まみれです。



★王様ランキング(現9巻、連載中)
色々と肉体に不具合があって非力な主人公が一国の王を目指して強くなるお話。
マンガ独特の主人公ご都合主義的描写が見受けられるものの
そのご都合も仕方ないねと思うぐらい主人公がヘッポコ過ぎて悲しくなる。

でも主人公を見守り、助けてくれる周りの人間の描写が良い。
そして助けてくれる周りの人々の期待に答えるべく、最強の男に成長していく。
人間を強くするのは、関わってくれる人の愛情なんだなと(確信)。

更に何かしら癖のある人物ばかりが登場するが、
誰しも何かしら理由があってそうなってしまったのが書かれているのもいい。
人間、誰しも根っからの悪人は居ないもんだよなぁと耳糞程だけど思えちゃう。

絵的に萌えるもんはないし、美少女も出てこなけりゃエロ描写もないけど、
読み続けるうちにグイグイ引き込まれたマンガです。



★上野さんは不器用(現8巻、連載中)
同じ部活の後輩の男子に惚れている上野さんが
後輩を落とすために色んな発明品を作って暴れまわるお話だが、
(しかもその発明品が何かしらエロいというのがツボにハマる)
その後輩が恋愛感情とかいうの完全無視だから毎回空振りに終わるというオチ。



最近流行り?のマンガの傾向に「可愛い女の子にイジられるぱっとしねぇ野郎」
というのがありますがコレはイジるつもりが何かおかしな事になるのがウケる。
更にイジられる男子の方が鈍感通り越して塩対応で流してしまうのも酷すぎるw
おまけに上野さんが強引なのに実はヘタレなのも萌える。



どれぐらいヘタレかというと、上野さんが食べられるパンツを作ってソレを食わせたら、
後輩が美味しいからお替りくれと言い出すけどお替りは自分が今履いているのしか無い。
ソレを食わせればいいのにソレが出来ない上野さん。純情だねぇ?

他にもキャミソールでうどんみたいなのを作って食べさせるとか、
まともな神経では理解不能な描写が各所に現れてとてもカオスです。

作者は週刊アスキーで「彼とカレット」と言うマンガを描いていたtugenekoさん。
萌系の絵で描かれたら完全にエロ漫画だろコレなんですが、
4コマ漫画的なクセのある、でもほんわか系の絵で書かれているので、
子供にも安心して読ませることが出来るマンガ(錯乱)。
実際ウチのクソガキ共、見せたら爆笑しながらハマりましたわ。



★僕の心のヤバイやつ(現3巻、連載中)
主人公が思いを寄せる、或いはクラスでカワイイと評判の女の子にイジられる
先程も言った(大事なことなので2度言う)流行りの
ひねくれた恋愛的?マンガにありがちなパターンではあるが、
「からかい上手の高木さん」とかみたいな一般的なイジラれ系漫画と違って
主人公は只々イジられるだけで終わるのではなく、
主人公が陰キャなりの美学のもとにそのイジりに対応して
それが相手の女の子の心を徐々に鷲掴みにしている所が実に良い。



脇役の男子に「デブ専」のやつが居るのが非現実的ではありますが、
中学生男子独特の容赦ないリビドーが至るところに散りばめられているのがリアル。
そして女の子の求愛行動?がベッタベタで実にうらやまけしからん。
女の子から抱きつかれるのっていいよね。憧れるよね。



クラスの女子が主人公とLINE交換してしまった時の
彼女のリアクションがこのように描かれているのがある意味リアリティがあります。
こういう小憎い描写が至るところに散りばめられていて、読む方も思わずニヤリ。

作者は「みつどもえ」という三つ子の下ネタマンガを描いていた櫻井のりおさん。
絵は好みがあるかもしれないけどバカさあり、ハートにグッと来るものありのマンガ。
ただ、個人的にはこのマンガは実写化してほしくないね。
この世界観はマンガだからこそ生きると思うんだよ。



★大上さん、だだ漏れです。(全7巻、連載終了)
エロ妄想が止まらない年頃女子高生(友達居ない)と、
触ると本人の意志を無視して本音を口走らせらせる
エグい特殊能力を持つ野郎(友達居ない)との純情恋愛マンガ。

つまりソレがどういうことなのかというと、ヤッちゃったら大変なことになる。
いやそういう問題以前に学校生活が大変だ、そういう内容のマンガ。



女の子はエロ妄想が故に中学時代にやらかしてしまい、友達居ない、
男の子はその触れるとヤバい特殊能力が故に友達作らない。
だって握手しただけでこうなっちゃうんですよ。完全にヤバいです。

己の業(カルマ)が元で心に闇を抱いた二人が出会い、
お互いがその闇を理解することで恋愛に発展するも、
障害がありすぎてソレをどうにかするので精一杯なところが面白どころ。
そして二人はお互いの性癖?を活かしながら成長し、生きることを学ぶ。

終わり方が少々腑に落ちんものがありましたので多分打ち切られたんだろうな。
どーせなら二人が交尾するところまで描いてほしかった。
エロ漫画よりもエロいものがそこにあったかもしれんのに、残念。

「エロ妄想バリバリの女子」という設定がペガサスやドラゴンレベルに
「それって架空の生き物じゃん!?」と言いたくならないわけではないが、
どっか居ないかなぁ、エロい事しか考えていない女子・・・



★ねるじょし(全3巻、連載終了)
胸を大きくするために睡眠に拘る女子高生のマンガ。
カワイイけれど胸だけが残念な主人公が
心地よい睡眠を取るためのコツが至るところに散りばめられております。

ストーリー性とかそういうのはないです。
絵が可愛くて、心地よく寝るためのお話。
時々なんかエロくていいかもな描写はありますが、エロくないです。
絵が気に入ったから買ってしまったマンガ。でもかわいい。



★まどろみバーメイド(現8巻、連載中)
屋台でバーを開いて面白いカクテルを作る女の子、
フレアバーテンダーの女の子、一流ホテルのバーテンダーのおねーさん、
同じ屋根の下に住んでしまった3人の女性バーテンダーのお話。
(なお、百合の花は咲かないのでご注意)



酒は飲めないけれど酒が大好きな我輩の脳天にサクッと刺さったマンガ。
酒の描写も凄いけど、作者がセクシー系イラストを書くことで定評のある早川パオさん、
(以前、12星座ブラなるくっそエロいイラストで話題をよんだ)
画的にも見ていて楽しいし、セクシーシーンなんかもあってたまらん。



「BARレモンハート」みたいに一つの酒を突き詰める描写はないですが、
メインのカクテルの話もオリジナリティに溢れたものから、
クラシックなものもあって多種多彩で興味深く面白いから、読み応えあり。

カクテルを作る動作の基本からフレアバーテンダーの技、
ウィスキーにシイタケを漬け込んだものを隠し味に入れるとか、
眼を見張る、心躍る描写が描かれているのも楽しいですね。

更にストーリー性もしっかりしていて心をグイグイ引き寄せられます。
酒を紹介する漫画というよりは、酒を通じた人との出会いというマンガ。
そしてバーテンダーのあり方、生き様をしっかりと描写しているのも良い。
でも一番いいのは、バーテンダーという職人を描くことに念頭を置いているので、
今のところ無駄な恋愛シーンが全く描かれていないというのもよろしい。

硬派なマンガは苦手だけど、恋愛ベタベタのマンガも好きじゃない。
そういう人に見てほしいマンガです。



★ゆるキャン△(現11巻、連載中)
今更説明の必要はないだろう。
でもさぁ、リアル現実世界では野郎がハマる趣味に、
女子がハマっているというお話って相当ファンタジーだよね?
ただ、娘はコイツに影響を受けて「バイクの免許欲しい」と言っております。



★おまけ 不思議のまゆりさん
頭にドーナツが出てくる不思議な女の子の話。
そのドーナツを巡り、ドタバタ怪奇現象が起こる学園生活コメディ。
当初はそのはずだったんですが次第にシリアスなストーリーになり、
最近では悪魔と戦うとか不思議な方向になってしまっております。



主人公のドーナツは普通の人には見えないんですが、
ドーナツを食べた人には見えるようになるという。
しかも食べるだけでなく、トゲを発射して武器にもなるんですね。
まゆりさん、こう見えて結構戦闘能力が高い武闘派なんです。

単行本が出ていないのでおまけ扱いですが、
漫画自体は「ツイコミ(仮)」というサイトで読めます。
AmazonでKindle版も買えますが、やはり我輩は紙の本で読みたい。


我輩は「大人気になってしまったマンガ」というものにはあまり興味はございません。
だって我輩の嗜好は、大多数とはかけ離れたものであることを十分認識しているから、
ノンケ共が好むマンガを面白いとは思えないことは明らかなんですよね。

でも「一部界隈で人気急上昇」みたいなマンガは結構面白かったりするんだな。

我輩が勧めるマンガは大半が一般的嗜好の人間とは合致しないと思います。
今回の紹介文はオススメするというよりは、他の人のオススメを聞いてみたいとか、
「あー、俺もそういうマンガ好きだよ」という共感のコメントが欲しいといったところです。

ま、よーするにむやみに外に出てコロナに感染するリスクを追うぐらいなら、
ネットでマンガ探して読んでみて、気に入ったらAmazonでお取り寄せして、
極力ウィルスの餌食になる可能性を少なくしなさいということです。


ただ問題なのは、そのマンガを運ぶために運送業に従事している人が、
仕事が増えることでウィルスの餌食になる可能性が高まるという話なんですが、
そういう人達の働きによって日本という国が成り立っているのだという事実を噛み締めて、
運送業界の方々の仕事に感謝してあげることがせめてもの救いになると思います。。

しかし何ですな、不特定多数の人間に己の好きなマンガを紹介するのって、
性癖を曝け出しているみたいで
まぁ多少はね小っ恥ずかしいもんですな。
それが共感を得られるものなら救いがあるんでしょうが、
誰も認めてくれなかったらコレってタダの恥辱プレイになりそうですね。  

Posted by 砥部良軍曹 at 14:59Comments(0)買い物演説

2021年01月15日

誰かー!ロシア軍装備でサバゲーやらないか!

ココのところずっと我輩が嫁のケツを揉む以上に熱を上げている活動、
それは「ロシア連邦軍装備の収集」。

いやね、コロナで緊急事態宣言&交代勤務になった時にね、
暇つぶしに部屋の整理したら使わない武器とか装備が色々出てきたんですよ。
そこで、自粛期間を活用してそれらを修理したりとか、綺麗に洗濯したりとかしてね、
緊急事態宣言解除した後にヤフオクで売りさばいたらね、
これがLCTのAKぐらいは買える金額になって驚き桃の木扇風機。

んじゃあ予てより欲していたロシア連邦軍の迷彩服でも買おうかなと
ヤフオクを物色していたら今まであまり見かけなかったロシア軍装備が色々出ているんですね。

多分ですが、コロナ禍で職を失った、或いは稼ぎが減ったコレクターの同志が、
生活費の足しにするために虎の子の装備品を放出したのではなかろうかと推測。
「これは・・・神が我輩に与えしチャンスと言うやつなのか!」と、
神なんか信じていないのに神の存在に涙した我輩。

じゃあついでにというか、装備品購入費用を捻出するという事で
予てより検討していた装備の一本化を図ろうかということで、
本当に好きな銃だけ残して他は処分、具体的に言うとカラシニコフだけ残して後は売り払う、
装備もAKに合うものだけに絞って自衛隊装備とかは全て処分してしまいました。
所謂世間一般で言うところのダン・シャーリーというやつですね。

すると我輩の人生では滅多にお目にかかれない金額が手元に入りやがったんで、
この金で通勤用のハスラー50でも買おうかなと40秒だけ邪念が湧きましたが、
幸い?共にも出物がなかったので邪念に惑わされることもなく
念願のロシア連邦軍装備ほぼフルコンプを果たすことと相成ったのであります。

え?せっかく減らしたのにまた装備買って増やしたのかって?
いや別に我輩、ダンシャルして減らそうなんて鼻糞程も考えてないから!
我輩にとっての軍縮とは、ランクアップへの道のりの一つに過ぎん!
要らないものを処分して、更に必要なものを買うのが我輩のジャスティス!!



あ、どうでもいい話かもしれませんが最近色んなとこで良く見かける
このウサギ、絶対ロシア人ですよね?
だって「Ура」って言っているし。



さて、ロシア連邦軍装備と言っても時代によって様々なのは言うまでもないでしょう。
ロシア軍に限らず、サバイバルゲームの装備を揃えるにあたって、
一番気をつけるべき事項は時代背景に合った装備で固めることです。


迷彩服は旧型だけどチェストリグやプレキャリを付ける、
或いはその逆で迷彩服が新型なのに装備旧型なんてぇのは
時代劇なのにS&W M10ミリタリー&ポリスが出てくるぐらい滑稽ですからね。
(いや大分昔の時代劇に実際そういうのがあったんじゃよ、確か清水の次郎長)

我輩が目指したのはデジタルフローラ迷彩採用後のロシア連邦軍装備。
デジタルフローラ迷彩とは2011年ぐらいからロシア連邦軍で採用された迷彩服で、
2021年現在もロシア軍の正式な装備として使われております。



ソ連崩壊当初は付き合い始めor現在のウチの嫁さんのブラジャーとパンティのように
(嫁曰く「どーせ脱がすんだろ!何色でも揃ってなくても文句言うな(男気)!」)
迷彩服もバラバラで装備にも統一性がないロシア軍でしたが、
デジタルフローラ迷彩が支給されてからはその他の装備も一気に更新されたのか、
どの兵士も同じ装備に身を包み、大国の軍隊らしい見た目を醸し出します。
統一性、コレが軍装コスプレをするにあたって重要事項です(確信)。

「遊びなんだから細かいこたぁ気にすんなよ」と言う意見もあるでしょうが、
上から下までが整った装備というものは見ていてエモーショナルでありますし、
サバゲーを弾の撃ち合いだけでなく、戦場に居る感を味わう場所であると考えた場合、
やはりその情景に浸るためには自己満足だとしてもビシッと整った装備で参加したいわけです。

メイドのコスプレしているのにクロックス履いてるとか、
セーラー服なのにババァのパンツ履いてるみたいな
自由と言う名のもとに興ざめを発生させるのはマジ勘弁なんです。
余談ですがウチの嫁はクリスマスにメイドコスをする際、我輩は何の指摘をしていないにも関わらず、
下田のイオンでメイド服に合うパンツを必死に物色しておりました。偉いだろ?
(んで、買ってきたのが黒のリボン付きレースフリフリのパンツだった話は更にどうでもいいか)




ロシア軍迷彩服と銘打って販売している迷彩服は
デジタルフローラ迷彩以外にも色々あるのですが、
国内だけでなく海外でも活躍(侵略?)するロシア連邦軍を再現するなら戦闘服の迷彩模様は
デジタルフローラ迷彩一択になります。

迷彩効果がどれぐらい有効性があるのかは最近草のあるフィールドに行かないので不明ですが、
戦闘服としてみればワークマンの作業服と同じぐらい丈夫なので有効性はあるでしょう。
インドア系フィールドではそれほど迷彩効果はなさそうではあるものの、
デジタル迷彩服のパターンは遠距離での視認効果を低める効果があるそうです。



しかしながらこのデジタルフローラ迷彩、いざ探すとなると意外と数がありません。
官給品の迷彩服は我輩のサイズに合うものがなかったし、
民生品の「ANA」というメーカーで作られたものを購入しました。
(同じメーカーの製品で官品規格のものもあるらしいが真偽は不明)
官給品と違って胸ポケットが斜めなんですが、どーせベストで隠れるから無問題。

生地は適度に薄手で真夏でなければそれ程暑さは感じなさそうです。
但し、冬場コレ1枚だけですと少々寒いので下に何か着込む必要があります。



今までのロシア軍迷彩服と比べると他国の迷彩服同様、
ポケットの数も増えて生地もリップストップになっており、
「ココまで来るのに随分時間を費やしたな」と思いはするものの、
他国の現用装備と比べても遜色ないものとなっております。

お値段的には大体10000~20000円ぐらいで流通しておりますが、
ソ連軍戦闘服同様、太め大きめのサイズはあまり出回っていないのが難点です。
とはいえ、まずこれが無いとロシア連邦軍装備は始まりません。



ロシア連邦軍を再現するにあたり、値段が高すぎて躊躇していたのがベスト。
デジタルフローラ迷彩のチェストリグやプレートキャリアの安い品物は通販で時々見かけはしますが、
安い装備ってナイロンの質やら縫製やらがあまり出来がよろしくないんですね。

それに、ロシア連邦軍を揃えるならばやはり官給品が欲しいのが人情というもの。
Amazonやロシア軍装備通販で有名な「ロシアの梅」には50000円ぐらいですかね
ロシア軍装備が並んでいますがそんな高級品我輩には買えんわい!
でも「ロシアの梅」はホルスターやポーチ、部隊章やスリングといった
ロシア軍装備に盛り付ける小物類が充実してるから結構利用してます。

というわけでたまたま15000円ぐらいでヤフオクにロシア連邦軍のものが合ったのでソレを購入。
このベストは6SH116と呼ばれる少し前の型のベストです。

この他にも6SH117という少しだけ形状が変わったけどよく見ないと判りにくいベストや
6SH112というクリミア侵攻の時使われていたベストもあります。
これらのベストの下に6B23や6B43、6B45というボディアーマーを装備するのが正しいのですが、
ボディアーマーは30000円以上する上になかなか出回っていないし、
何よりも酷暑の宮崎ではアレを着られるのは冬場だけに限定されます。

最新のロシア軍装備のシステムである「ラトニク」では
プレートキャリアの6B46と言う装備も使用しているみたいですが、
サバゲーでプレキャリは大げさすぎるというのが我輩の正直な見解。
でも買っちゃったんだなぁ。6b46。

ロシア連邦軍のベストはヤフオクとかで単品売りもしているようですが、
出来ればポーチ4つ、手榴弾ポーチ、背面バッグとかが揃ったものを
30000円以上出して買うことをオススメしたいです。
(我輩は半端物を買ってしまったので、後からポーチを揃えるのに苦労した)

6SH116ベストは一般的なサバゲー装備にあるMOLLEになっているので、
ロシア軍のポーチ以外にも色々取り付けることが可能ですが、
ブラジャーとパンティの色が揃っていた方が嬉しいのならば、
装備品も全てデジタルフローラで揃えたほうが美しいと言う信念の元、

デジタルフローラ迷彩のホルスター(3000円ぐらい)、ハンドガン用マガジンポーチ(2000円ぐらい)、
ユーテリティポーチ(2000円ぐらい)を「ロシアの梅」で仕入れてセットアップしました。

「こんなに色々付けていてもそのポーチ全部使わねぇだろ?」というツッコミが入りそうですが、
タクティカルベストのポーチの盛りはパンティやブラジャーのレース同様、外せないものなんです。
アレが有るか無いかで捗り具合が3割ぐらい変わりますからね(哲学)。



我輩的にガチ軍装備に最も欠かせないのがヘルメット。
ベストorプレキャリでガチガチに決めても、ヘッドギアが布切れだとソレだけで貧弱ゥ!
とりあえず一つ前の型の6B27ヘルメットでお茶を濁しておりましたが、
軽すぎてコレジャナイ感だったんで後から6b47ヘルメットに買い換えました。
高いからといって下位互換品に手を出すと余計に金がかかるという悪い見本w



6b27はレプリカなのでカバー付きで15000円というお値打ち価格?で入手しましたが、
本体が薄くて軽いのは疲れなくていいけどね、やっぱ少し厚みと重みが欲しい。
ハンモックの作りも本物とは少し違うようですが、そこは気にしないことにします。
ただ、ホックで留めるタイプのあご紐は付け外しし難いのが難点です。

ガチ軍装サバイバルゲームゲームプレイヤーが廃れたのは、
このヘルメットを被るのが嫌だったからであるという説がありますが、
実戦では実弾から頭部を守るための装備であるヘルメット、
サバゲーでは必要なくてもコスプレ的には必須です。



足元は青森に居た頃にヤフオクで入手した相変わらずの謎ロシア軍ブーツを着用します。
中にキリル文字で何やら書いているんで間違いなくロシア製なんでしょうが、ソレ以上の情報が不明。

ロシア連邦軍のブーツに関してはネットで探しても有益な情報がなく、
どのようなものを履けばいいのか記載している文献が全く見当たらないので
確実性を求めるならロシア軍装備専門店(ロシアの梅とか)で扱っているものを買うのが最善でしょう。

ココ数年、ロシア製のタクティカルブーツもボチボチ入手出来るようになりましたが、
欧米サイズのブーツは日本人には合わないものが多いので、
それっぽいものを選ぶ(サイドジッパーでないものや無骨なデザインのもの)とかして、
利便性重視でそれらしく見せればいいのかなと思ってます。


ニーパッド、エルボーパッドはロシア軍官給品やソレに近いもの、
デジタルフローラ迷彩の6b51というやつのレプリカが7000円ぐらいで購入可能なんですが、
我輩はエルボーパッドは付けない性分ですし、
ベルクロ固定タイプの6b51は使いにくそうなのでHATCHのものを使用しております。
だってこっちのほうが安いし、固定がフックタイプで使いやすいんだもん!

ロシア軍が官給品以外のものを使用する例はあまり見ないのですが、
そこら辺までガチガチにキメる必要はないかなというのが我輩の意見。
あくまでも素人に「ロシア連邦軍に見える」程度のドレスアップでいいかなと。
まあ要するにノンケに「あ、コイツガチガチに決めてんな」と思わせればそれで良い。



デジタルフローラ迷彩の組み合わせとしてライフル等の主力武器は
AK74M、RPK74Mといった樹脂製ストックのカラシニコフを合わせます。
メタルストックのAKS74とデジタルフローラの組み合わせは見たことがないので、
使うべきか否かは微妙なんですが木ストAK74と組み合わせるよりは良い選択肢でしょう。

他にも樹脂ストックのSVD、SVDSやPKM、PKPと言う選択肢も良いでしょう。
AS VALやVSSといった口径9mm×39のサプレッサ付きライフルは
ロシア連邦軍装備初期~現用に至るまで使用可能なので汎用性高し。
現用装備ならばAK12もアリなんでしょうが、我輩はあまり好みじゃない。
とはいえ、ロシア連邦軍兵士が持っているのを見ると欲しくなって買っちゃったんだなぁw



尚、ロシア連邦軍は未だに昔ながらの2点式スリングを使用しておりますので、
(マルイ純正AK47用スリングが形状的に一番近くて入手しやすいはず)
最近流行りのタクティカルなスリングはご法度であると認識願います。

光学照準器は好みで好きなのを付けても構いませんが、
ロシア連邦軍のドットサイトはホロサイトみたいなのが主流みたいですね。
まあ兵隊のライフルにはそういう高級品はあまり付いていないみたいですが。



ロシア連邦軍装備に合わせるハンドガンは言わずもがな、
台湾RAPTOR製PYa(ピストレット・ヤリギナ)ですね。
入手が難しいのと手入れしないと使えないんで素人にはお勧めできませんがw
夏場ならコンパクトなKSC製PM(ピストレット・マカロフ)を携行するのもアリ。
ただ、装弾数10発という縛りゲームに耐えられるのならな!

でも我輩はハンドガン戦で勝ちに行く時用にグロック17orグロック18も使います。
グロックはロシア連邦軍の正式な拳銃ではありませんが、
連邦軍以外のロシアの軍隊(ロシアには国内軍がいくつか存在する)や
FSBとかの特殊な部隊とかでは使用しているので、まあ大目に見てくれということで。

まあ歩兵(ロシアでは自動車化狙撃兵という)は拳銃なんて携行しないんで
いっそ持たなくてもいいと割り切るのも良しですが、
フィールドによってはハンドガンが使いたくなる場所もあるんで、
多少は割り切って妥協するのも仕方がないと考えましょう。



結局、現在のセットアップはロシア連邦軍の最新装備ではなく、
大半が一つ前の型の装備で固められておりますが、
「近代的ロシア連邦軍装備を揃える」という目的には合致しておりますし、
全てが揃うとミリフォトのロシア連邦軍兵士には近い出で立ちなので、
我輩的にはこの揃いで充分満足しておりますし、
多分まともな指摘を出来る者は宮崎にはそんなに居らんだろうw

今回はロシア連邦軍装備を宮崎でも誰かやってくれないかなと言う
願望を懐きながら今回の記事をアップしたんですが、
ライフルは東京マルイの次世代AK74MNが入手しやすいものの
迷彩服、装備、ヘッドギア、ブーツなどなどの入手の時点で敷居が結構高い気がせんでもない?
そもそも、何処其処で売っていない、取扱店でも品切れが多いというのが難易度高い。

だがしかし、サバゲーの装備なんてアレが欲しい、アレ面白そう、
コレ使いやすそう、コレ格好いいなという調子で揃えていると、
いつの間にか中古のNBロードスター買えるぐらいの銭突っ込んでいるもんなんですよ。
PMCとかストリート系みたいな特に決まりのない、自由度が極めて高い装備ほどその傾向が強い。



特定の軍隊の装備はそのテンプレ通りに揃えなければならないので、
自由度が低くつまらないと感じる部分もありますが、
決まっているものを揃えればいいという点に置いては計画的に進められますし、
下手に自由が効かない分、予算も無駄に使うこともないもんです(正論)。


なので我輩的にはAKが好きだというのであれば、
(念の為に言っておくがAK47とAK74はスカイラインGTRと日産GTRぐらい全然違うぞ)
思い切ってロシア連邦軍装備に集中して装備を揃えることを勧めたいし、
我輩以外のロシア連邦軍装備のプレイヤーが現れるのを心待ちしている次第です。  

Posted by 砥部良軍曹 at 21:21Comments(2)サバゲー道具

2021年01月04日

新年のご挨拶

我輩は予期せぬ嫁の襲撃の事を「非常呼集」と呼んでおります。

通常、我輩が嫁に襲いかかる(最近は捻りのある表現力に乏しいので、
ストレート直球に言わせていただく)場合は前日から爪を切ったり、
行為に至る2時間前からタバコも吸わずに呼吸を整えて
風呂で念入りに体を洗ったり髭も剃ったり歯も磨いたりしているんです。

ほら、弾道ミサイルの発射には発射台とかレーダーの準備が必要でしょ?
それと同じで行為に至る前には心以外にも色々と準備が必要なんですよ。

しかし、そんな我輩の戦闘前の事前準備を考慮せず、
唐突に嫁が奇襲をかけてくることがあるのです。年に数回。
そしてその「非常呼集」が発令されることが多いのが、年明け。

忘れもしない、初の非常呼集は青森に引っ越して3年目の正月の事でした。
窓も凍るぐらいクソ寒い部屋で寝袋に包まれながら安眠している我輩の
寝袋のファスナーをフルオープンして横から嫁が入ってきた時、
我輩は教育訓練終了後に速攻でアフガニスタンの戦場に連れて行かれ、
トラックで移動中にムジャヒディンの襲撃を食らったソ連兵になった気分でした。

ま、直様状況を察知して戦闘態勢に入ったんですがねwww

その後も宮崎に転勤するまでの間、元旦或いは2日には嫁の襲撃がありましたので、
その年以降大晦日は爪を切り、風呂で体をまんべんなく洗い、
年始めの嫁の襲撃に備える体制を整えていたのでございます。

しかし、宮崎に戻ってからは年始めに嫁が布団に侵入してくる事態が起こらなくなり、
(こっちに帰ってからは我輩の実家で正月を過ごすことが多かったから)
完全に油断していたところに今年の襲撃で我輩、久しぶりすぎて驚愕しましたよ。
爪は切ってないわ、歯も磨かずに布団に入るわ、何の準備もなし。

ただ、今回は寝袋のファスナーをフルオープンされなかったんで、
ヒートショックを起こすという事態には陥らなかったんですがね、
夢の途中(来生たかお)だった状態から予期せぬ現実に変わる瞬間は
やはり正気を保つというか、事態に対応するのが難しいですね。

ぶっちゃけて言うと正直な話、最近嫁が相手してくれなくてね、
「タダでヤれると思って結婚したのにコレでは本末転倒ではないか!」なーんて
不謹慎なことを考えていました。時と場合によっては離婚も已む無しぐらいに。

我輩が2年前にメンタルダウンした理由の中の一つに
「嫁が以前ほど構ってくれなくなった」というのがありますが、
月1回西都病院にお世話になるようになってからは一層肉体関係に乏しくなりました。

でもね、こっちに戻って夜勤明けのクソガキ共が学校に行っている時間帯に
二人でラブホに行って濃厚豚骨な時間を過ごすというのも何度かはあったんで、
以前より嫁の性欲が衰えたというのもあるのかなぁ?

最近では夏前まではゼリー工場でパートしていて我輩への対応もおざなりだったし、
夏場なんかは実家で育てていたキュウリの方が心配だったようで、
朝からキュウリの収穫&出荷で我輩のキュウリに構うことがありませんでしたし、
11月後半からは新しいパートが決まってそっちが忙しくて肉体関係ゼロ。
西都のキュウリは我輩のキュウリよりも立派かい?!

そういう我輩の性欲完全放置プレイ状態にあった状況下からの嫁の襲撃、
コレは夜中の4時までPornhub見ていたとしても受けて立たねばならない!
(尚、Pornhubは見ていたが最近あのサイト動画が思いっきり削除されていて
使用できる良質な動画が見つからず、出すこともなくそのまま寝た)

でもね、ココ最近朝方ってめちゃくちゃ寒いじゃないっすか?
だから嫁も我輩の布団に侵入はしてきたものの、
そのまま抱きついて我輩の肉体で暖を取っているんですね。
そして我輩もそれは同じ。寒いんでとりあえず二人で抱き合って温まる。
まあ胸ぐらいは触りますがね、我輩はチキン南蛮はモモ派なんですよ。

お互い、次第に温まってきたところで「そうだ、久しぶりに昭和レトロを味わおう」と、
昭和時代の体操服の下履きを取り出して嫁に履かせたら、
(尚この時、嫁は上半身Tシャツ、下半身パンツ1丁という漢(おとこ)らしい出で立ち)
外気温糞寒い状況下、嫁が我輩の上着を剥ぎ取りやがるんですね。
(我輩は上下ともにしまむらで購入したパジャマ)
「アタシが臨戦態勢取ってんのにお前だけ暖かい格好してんじゃねぇよ!」的な思考なんでしょうか?

結局、嫁は下半身昭和レトロ体操着(下には水色のレース多めのパンツ)、
我輩はピカチュウのボクサーパンツ1丁という状態で1枚の毛布に包まりながら、
雪山で遭難してどうにか山小屋にたどり着いたものの、
火が使えなくて毛布だけで暖を取る2人みたいな状態に。

でもね、コレがお互いの体温で体温を上げているのか凄く温かいんです。
なので暫くはそのまま抱きしめあって温まりあっていましたね。
やはり、雪山で2人で遭難したときは全裸で抱き合うのが王道なのかもしれません。
というわけで雪山に入るときは全裸で抱き合っても差し支えない人と一緒に行きましょう。

温かい嫁の身体、肉付きが多い気がせんでもないけど心地よき肌触りと感触。
時々ぎゅっと抱きしめるとそれに応じて強く抱きしめてくるのもまた良きかな。
見た目は良いとは言えないけど、触り心地は抜群のウチの嫁。
何か解らんけど「ああ、コレが愛ってやつなのか?」と勘違いしそうなぐらい
この肉と肉のぶつかり合い状態があまりにも心地よすぎて寝そうになったその刹那、
嫁が昭和レトロ体操着を脱いでから事態は急変しました。

一言で言うならば「誰だ、オクラorモロヘイヤを持ってきたのは?」状態。
当然ながら、我輩もメカブか山芋が入ってんじゃないのか状態です。

どうやらお互いの出す機会がなかったカウパー腺液orバルトリン腺液が
「今出さなければ何処で出す!?」と言わんばかりに放出されたのでしょう。
深層心理に潜む林先生が「何時やるの?今でしょ?!」と言っているのが解ります。

でもさぁ、付き合って数ヶ月の高校生となら手を繋いだり、
抱き合う程度でヌルヌルになるのは解るけどさぁ、
ウチラもう付き合い段階3年+結構生活で15年で計18年も過ぎた仲、
そんなはぐれ刑事純情派な体質はもう通り過ぎているはずなんだけどねぇ?

とはいえ、双方ヌルヌルしているということは戦闘体制完了ということ。
お互いのものを擦り付け合いながら熱い吐息を漏らし、
我輩は蛇の呼吸肆ノ型、嫁は花の呼吸陸ノ型って感じですよ。

んで、先に嫁が我輩の自慢の右腕の偃月殺法で満足して
その後嫁が上に乗って我輩のを圧迫しながら、
中に入ることなく擦られる勢いだけであえなく昇天。
(余談であるが最近機会がなくて安全帽は家に無かったのでプラグインは無し)

そして嫁は何事もなかったかのように風呂場に向かい、
付着した我輩の見苦しい体液を流しに行きましたが、
我輩は疲れのあまりそのまま爆睡・・・と思ったけど
性欲が開放されるのとともに目が覚めてしまったので朝飯タイム突入。
でも朝飯を食ったら疲れがどっと出て再び床について寝ちゃいましたね。

そして13時頃目を覚まし、昼飯を食ったら再び爆睡。
15時半前に目を覚ましてふと目を武器庫(4畳半の部屋の片隅)にやると、
何故かそこに昭和レトロ体操服が下着とセットで
投げ捨てられたかのようにAK74MNに引っ掛けられておりました。

多分、嫁がキャストオフした時に勢いよく放り投げたものが、
ライフル置き場に飛んでいったものと思われますが
頼むからソレは行為の後洗濯かごまで持っていってくれよ。
クソガキ共に見つかったら「昭和の遺物を持ち出すな」と言われるではないか!

そこでふと思い出しました、嫁の若かりし頃の行為を。
嫁は我輩の下宿で挑んだ時、わざとなのか無意識なのか解らんのですが、
殺人鬼や怪盗が現場に「ルパン参上」みたいなのを残すが如く、
靴下やパンツやブラを置き去りにして去る事が多々あったんです。


その状態で次の日、後輩が遊びに来たらこたつの中にブラが残置されていて、
かなり気まずいというか、どんな顔をすればいいのか解らない空気を味わったこともあります。
モーゼルKar98kに我輩が無理やり履かせたキティちゃんパンツが引っかかっていたときは
「ドイツ軍人は決してうろたえない!」と言いながらうろたえましたしね。

今回の何処が新年の挨拶なんだよって思う方も居られるでしょうが、
要するにウチは挨拶代わりに肉体言語で語り合う家庭なんだよって事です。

ていうかさ、最近コレと言って語りたい事項がないんですよね。
ココ数年、メッセージのない演説家になってしまったんですね。

とまあ、今年の正月は福岡に帰ることも叶わなければ、
初詣にも行けず、嫁の親戚に会うこともなくツマラン正月だったのですが、
嫁が朝っぱらから襲撃してくれたお陰で我輩的には実に良い年明けだったですね。
コイツぁ春から縁起がいいわい。
そして既に50近いけど、ウチの嫁は布団の中限定で可愛い。
同じぐらいの世代の他の女性にこんだけ興奮する事はないでしょうからね。

ただ、事後の我輩の布団は所々粘液が付着して冷たくなっておりましたし、
その後は「忙しいんだから触んな!」と、何時もの冷たい嫁に変貌しておりましたが。  
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Posted by 砥部良軍曹 at 02:10Comments(4)