2022年04月24日

高鍋に娘とランチ食いに行ったら色んな意味で鼻血出そうになった

どーも、今月西都病院に行ったら「イライラを抑える薬」
というものを処方された砥部良軍曹ですこんにちわ。

でも我輩はココ2年の間に「イライラするとその分体力と精神力を削がれる」ということで
極力怒りを抑え、周囲の戯言も適当に流し、精神への負担を避けているんですがね、
それでも年々些細なことで疲れることが多くなったんで
こういう薬を飲まないと長続きできないと判断されたんでしょうね。
人との絡みがある仕事ではどーしてもイライラする状況が避けられません。

でも精神的な疲れはエアガンを弄ったり、サバゲーしたり、
旨いものを食うことでまあ多少はね、解消することもなくはないです。
根本的な解決にはならんのですがねw

というわけでこの日病院での診察とカウンセリングを終えたあと、
娘が午前中で学校が終わるというので迎えに行ったついでに、
高鍋町に昼飯を食いに行くことにしたら水曜日って何処の店も閉店まみれなのね。



そしたらたかしんの近所、コーヒーハウスエルザの斜め向かい、
昔に熊本ラーメンの店があったところ?らへんに
新しいメシ屋が出来ていたんでとりあえず見てみることにしました。

住所は宮崎県児湯郡高鍋町679-3タウンコートS、
西洋料理 Natureという店です。
店の前に3~4台ぐらいクルマ突っ込めそうなスペースが有ったんで、
豪快にズボッと突っ込むと店の人が出てきてお出迎え。
でもランチの値段を見ると「三沢の宝寿しよりも高いやんけ!」

もうね我輩、その強気の価格設定に鼻血が吹き出しそうになりましたがね、
丁度手元には先日同志wakanax様にSVDを売り払った金があったんで、
「まあたまにはこういうのも良かろう、娘も一緒だし」と入店。



誰も居ない店内(昼飯時間のピークを過ぎた14時以降だった)に足を踏み入れると、
お客さん5組ぐらい入ったら満員御礼になるぐらい
こぢんまりとはしていますが小綺麗でスッキリした内装。
でもメニュウも随分スッキリしておりますねぇ?Bセットしかないのか?

なるほど、看板に「西洋料理」と掲げていたけど中身はフランス料理屋なんだ。
本格的なフレンチが食える店って少ないからこの存在は貴重ですね。

フランス料理点とは言えども大抵はパンとご飯が選べるもんなんですが、
この店ではパン一択のようですね。我輩がパンでもいいけどと言うより寧ろパン派。

まあでもこの店、来店の日が開店日(プレオープン)だったんで、
多分他のメニュウを用意していなかったんでしょうねということにします。
尚、メインディッシュの魚料理は売り切れだったんで我輩も娘も肉料理を注文。



メニュウを注文し、店内を見渡しながらなにかツッコミどころを探していたら、
殆ど待つこともなく直様オードブルが出てきてくれましたよ。

前菜5種とサラダの盛り合わせ。
サラダは我輩が大嫌いなシーザーサラダ(食わないことはないがw)。
ご丁寧に我輩が大嫌いなパルメザンチーズを薄く削ったものが
惜しげもなく大量に散りばめられていて我輩鼻血が出そうです。

メニュウを注文する際「何か苦手な食材、アレルギーとかはありませんか?」
と問われたのでその時に「ガチなチーズは勘弁してください」と伝えるべきであった・・・

そしてサラダの脇にはこんがり旨いじゃがいものオムレツ(スペイン風?)、
香り豊かなスモークサーモン、味が濃くて食べごたえのあるパテ、
甘いプチトマトとモッツァレラのカプレーゼ、ニンジンのサラダが鎮座。

このチョコチョコ乗っていたオードブルがどれも旨く、鼻血が出そう。
この時点で我輩は「あ、この店かなりイケてるな」と(確信)。



パルメザンチーズを残すと娘から「やーい、子供ーwww」と言われそうなので、
サラダと一緒に噛み砕いてオードブルを食らい付くしたら次はスープとパン。
ゴボウのポタージュが噛みごたえのあるフランスパンとともに出現。



ゴボウのポタージュ・・
なんちゅうもんを食わせてくれるんや・・・
三沢のNORTH40-40で会って以来、6年ぶりの再開ですよ。
こんなに嬉しいことはない・・・・ララァ・・・
感動のあまり鼻血出そうです。いやもうココで出しちゃうかw

知らない人はポタージュに牛蒡?と頭をかしげそうですが、
このゴボウ臭さがポタージュのミルキーな感じと融合しているのがまた旨いんだ。
食ってみな、飛ぶぞ。

そして皮がカリカリ、中はモチモチなフランスパンもまた良し。
娘はこのパンが気に入ったらしく、ポタージュと共に全て平らげてしまい、
「パンのおかわりは如何でしょうか?」と聞かれてテンパる始末。



その後少し間をおいて出てきたメインディッシュ。
宮崎県産黒毛牛のロティ(焼いたやつ、要するにステーキだな)
メニュウにはマスタードソースと書いていたはずなのに、
説明ではフォンドボーのソースと言われた。ていうか話よく聞いてない。

意識的に嫌な話を遮断するようになると、いい話も聞かない時があるのは良くない。
余談ですがオレンジ色?いペーストはニンジンだとか?そこは聞いた。

レアに焼かれた宮崎牛はしっとり柔らかく、然程脂っこくもなく、丁度いい食感。
そこに風味豊かなソースとこんがり焼かれた野菜。これぞまさに「ウマミヤザキ!」



我輩も娘も、お互い言葉もかわさずに「旨い」を連呼しながら貪り食います。
でも我輩的には「肉でこれだけ旨いなら、魚食ってみたかったなぁ」
この後ランチで0.1パットン(1パットン=50000円ぐらい)吹っ飛ぶことも考えずに
肉を噛み、野菜を喰み、ソースを味わい、流れ行く至高の時間に酔いしれます。



デザートはガトーショコラとバニラアイス、イチゴ。
余談ですが海外ではチョコレートケーキ全般のことを「ガトーショコラ」と呼ぶのだとか?
しっとり甘い、カカオ風味が強くて鼻血が出そうなチョコレートケーキ、
そして我輩はあまり好みではないバニラアイスにイチゴの酸味、まさに三位(さんみ)一体。

そして我輩は英国紳士(ジェントルマンと読む)なので、紅茶でいただきます。
コーヒー好きな人はコーヒーでいただきなされ。

あー、デザート食ってるーってこの感じ、何年ぶりだろうかね?
ランチのデザートは固めなやつ(焼き菓子的なの)よりも柔らかめが好み。
でもぶっちゃけ、デザートはNORTH40-40のほうが面白いかな?


高鍋のNature、2人でランチ代5000円ぐらいとお値段的には気軽に入れない店ですが、
雰囲気もよく店員さん(奥さん?)とシェフ(旦那さん?)の人柄も良く、心地良い店でした。
三沢のあの店みたいに今度も地元の旬の旨い食材を色々組み合わせて
興味深い味の一品を食わせてくれる名物店になってくれるんでしょうね。


でも出来れば貧乏人な我輩的には肉は豚肉ぐらいでいいから
1500円ぐらいの気軽な?ランチがあってほしいw

宮崎に戻ってから本格的なフレンチを食す機会がなく、
三沢に居た頃を懐かしみ残念な気分だったんですが、
今回は懐かしく、美味しく、心地よい気分になりました。
旨いものを食うと心の励みになりますね。

なお、ディナーは5000円からと小耳に挟みました。行くとしたら入学式か卒業式だな  

Posted by 砥部良軍曹 at 14:52Comments(0)めしお店