3度の飯よりサバイバルゲーム

我輩の嫁の実家は酪農を営んでいる。
そこで今回の口蹄疫に関して我輩もどういう現状であるのかを
多少なりとも興味を持って色々調べているのだが、
そういう矢先にみやchanブログでの“口蹄疫”の検索結果が
表記されていたので思わずクリック、
他のブロガー様の書き込みを見ていたところ
今回の事態について綿密に書かれていた方が居られたので、
僭越ではあるが紹介したいところである。

くすなみ木Yoga Studio Shanti Room
すずらん整骨院♪院長夫婦の徒然ブログ
我輩のこれまでの発言や行動を鑑みて我輩の思想に賛同する同志は勿論の事、
ROMだけの来訪者も確実に目を通していただきたい所存である。

我輩のような素人が何か適当に補足するよりも、
マロン☆様やまつだ　みか様のブログを一言一句余すところ無く
読んだ方が的確に今の現状を理解出来るであろう。
我輩は何も余計な事を伝える気はないし、伝えられない。

ただ一つ言えることは、これは少数の畜産関係者だけの問題ではないと言う事。
同志達には身近な現実問題としてヂゴンの巣への立ち入り禁止、
えびの駐屯地祭の中止、周辺地域各地道路の通行止め等があるが、
この事態がいつまでたっても治まりを見せない以上、
我々の身にも上記の事項以上のあってはならない事態が起こり、
色々な形で不具合、不利益があると言うことなのである。

そして我輩がこうしてくだらない文章を綴っている間にも
我輩の嫁の家族を含む宮崎の畜産関係者は「明日はわが身か」と
気の抜けない毎日を過ごしているという事実を知っていただきたい。
そして畜産に携わらない我々に少なからず出来る事は、
これ以上被害が拡大しないように特定の区域への行動の自粛や、
この事実を多くの方々に知っていただく事ぐらいなのである。

しかし我輩が声を大にして言いたいのはやはり、
今回の事態に対する国の無関心さ、対応のいい加減さに他ならない。
適当な“仕分け作業”で国民の共感を得ようとするのではなく、
本当の意味で国を支えている農業に対して素早い対応を見せる事こそが
本当に国民の共感を得る行動なのではなかろうか？
（まあ、目先の事しか考えない支持者に支えられている政党である以上、
致し方ないといえばそれでおしまいなのであるが・・・）

この国は人種差別や憲法９条しか理解を示さない自称知識人や
戦争反対ばかりを馬鹿みたいに唱える似非平和主義者だけでなく、
国民の為に「何か」を生み出す、作り出す人間が大半であると言う事実を
理解出来ない政治家が存在すると今回のような緊急事態を
重く見ることが出来ないと言う悪い見本に他ならない。
「コンクリートから人へ」と言うスローガンは一見立派であるが、
土に生きる人間をないがしろにするようではこの国はおしまいである。

そして「食育」という言葉をほざいている割には
この現状を的確に伝えないメディアや知識人は、
「食育」と言う言葉に対して目先のものの事しか考えることが出来ない
頭でっかちの人種であると言う事実も付け加えておきたいところである。
今回の事態を正しく伝える事こそ、本当の食育に結びつくのではなかろうか？

しかし現状としては県民の恐怖心を必要以上に煽らない様にと
規制がかかっている部分もある事であろう故、
おおっぴらに引用するのも難しい部分もあるのかもしれないが、
やはり宮崎を愛する一県民である自覚があるのならば、
色々な形でこの問題をもっと伝え、知らせるべきだと思う。