3度の飯よりサバイバルゲーム

１０月１日から煙草が大幅値上がりすると言うことで、
我輩の愛飲するナチュラルアメリカンスピリットメンソールも
３４０円から４６０円へと１２０円のアップです。
一口に１２０円と言いますが、ジュース１本分です。
仕事の時はジュースを買うべきか否かで大分悩む我輩にとって
この１２０円の差は物凄くでかいです。

我輩の職場でも「禁煙か、本数減らして吸い続けるか」で
各人が議論をかもし出しておりますが、
我輩は普段から１日１０本ぐらいしか吸わないので
これ以上本数を減らすのは無～理～。
とはいえ、この事態をきっかけに煙草を止めて
その銭を武器購入費用に当てるというのも良い提案なのかもしれませんが、
我輩的に今更煙草のない人生なんて想像も付かない！

という訳で我輩も値上がり前に煙草の買占めに走ろうとしたのですが、
我輩の吸っている煙草は結構マニアックな代物らしく、
三沢市内で取り扱っているのは１軒しか置いていない上に
その店にも１カートンとばら売りしか在庫なし。
結局その１カートンとばら売りのやつを全て買い占めてきました。
ああ、神宮の煙草屋“サンランド”が懐かしい・・・
あの店だったら我輩の為に煙草１年分ぐらい確保してくれただろうに。

嫁は煙草の煙が嫌いな上にWHOの「煙草は身体によくない」
という情報操作に犯されている頭の悪い女なので「煙草を止めろ」と五月蝿いのですが、
我輩は「死ぬ２年前ぐらいまで缶ピースを愛飲していた爺さんが肺ガンで死ななかったから」
煙草が体に悪いというのは信じるに値しない嘘であると信じて已みません。
父上が肺ガンで死んだら煙草を止めてやろうと考えなくもないがなｗ
（あの人は肺ガンどころか南部１４年式で肺に穴を開けても死なないでしょうがな）

まあ確かに煙草の煙は時として文字通り「煙たい」存在ではありますし、
我輩も２２歳になるまで煙草は毛嫌いしていた人間ですので、
そこそこは煙草を嫌と感じる神経も理解出来ない訳ではありませんが、
煙草を知ることで培った人生観から煙草を手放すつもりはありません。

それ以前に我輩は死んだじいちゃんと生前（結婚する前ぐらいだったかな）に
「爺ちゃんと同じ年になるまで煙草を吸い続けられるぐらい強く生きる」
と約束したので、ここで煙草を止めると天国の爺ちゃんが悲しみますｗ
だから嫁は勿論、我が子にとやかく言われようが煙草は止めねぇ！
アル中で暴れる輩より、ニコチン中毒で落ち着いている輩の方がましだろ？

しかし今回の煙草の大幅値上げ、ていうか増税は明らかにやりすぎです。
アメリカとかヨーロッパとかが煙草の大量の税金を上乗せしていているから
日本でも同じぐらいにしてもいいだろうと言う軽い思考が腹立たしい。

これをきっかけに禁煙する輩が出たとしてもこれだけ増税すれば
そのマイナス分をペイ出来るという思惑が見えるのもあざとい。
奴等の「国民の生活が第一」という言葉が白々しく聞こえます。

それとも民主党の売国奴共は「愛煙家と煙草農家は国民じゃない」
とでも思っているのでしょうかね？あと畜産農家と酪農家も。
腰抜けで嘘つきで売国奴か、それでも独裁者よりはましなのか？

そしてWHOの情報操作に釣りキチ三平の腕前よろしく見事に釣られてしまった
大半の国民は「煙草は悪者だから増税してもかまわない」
と思っているのでしょうが、本当にそうなのでしょうか？

肺ガンやその他煙草が引き犯す病気で死ぬ人間と、
煙草を吸わない事よって引き起こすストレスで死ぬ人間と
どちらが多いのか解りませんし、解る事も叶わないのでしょうが
少なくとも煙草の良い部分について何処もデータを出さないと言う事実は
煙草に対する悪意だけが感じられて仕方がありません。

余談ですが海外では“喫煙は性欲を減退させる”という
煙草の害を謳う広告があるらしいですが、
我輩の場合は常に性欲が有り余っているので
逆に煙草でリミッターを利かせたほうが社会の為になる！？

それ以前に本当に身体に悪いものであるなら
麻薬みたいに国を挙げて禁止してしまえばいいのに、
どうしてそれをしないのでしょうかね？

それは簡単、煙草があり、喫煙者がいる事で銭に繋げる何かがあるから。
禁煙グッズとか、禁煙療法とか、マルチまがいの代物がいっぱい。
そういうインチキな商売をする人の為にしか情報操作されないのが今の世の中。
そして税金を取り立てるのに役に立つから。それだけ。

それ以前に「煙草は文化である」という事実を無視しすぎる
文化的思考に乏しい人間があまりにも多すぎるのもまた問題です。
夏目漱石、芥川龍之介、北原白秋の数多くの有名な作品も
煙草があったからこそ生み出されたものでありますし、
芸術家関係、音楽関係者にも愛煙家は数多く存在します。

昔の洋楽やモダンジャズのレコードのジャケット等を見ると
煙草の煙を燻らせる絵がある物が意外と多いのをご存知かな？
煙草というものは情景を作り出す道具でもあるのです。
煙草の銘柄が歌詞に刻まれたものもありますしね。

現在の陛下はどうなのかわかりませんが、
明治、大正、昭和の天皇陛下は“超”が付くほどの愛煙家でした。
だからこそ“恩赦の煙草”というアイテムが存在“した”のであります。

カサブランカのボギーやジェームス・ディーン、
そして何よりも西部警察の石原裕次郎や渡哲也が
ピカピカに輝いて見えたのは煙草があったからでしょ？
漢(おとこ)臭さを演出するアイテム、それは煙草の重要な役目です。

煙草は大航海時代以降に世界に知れ渡って以来、
多くの時代のシーンでマストアイテムとして使われ、愛されてきた嗜好品です。
いわばそれぞれの時代を作り上げてきた立役者。
それを知ることもなく、知ろうともせず、ただ弄ぶかのように
税金搾取の為に使ったり、社会悪のように扱ったりする神経に対して
我輩は憤りを感じ、そういう事をする人間の見解の狭さを憂うのであります。