2012年06月18日

4年前、浜松広報館(エアーパーク)に逝った時の話

予想通り反響はありませんでしたが、それ以上にネタもないのでやります。
ま、どーせ記事上げれば生粋の自衛隊マニアである
ピーマン職人とかRODAN氏とからんたろー氏から何やら反響があるでしょうしね。

静岡県浜松市にある航空自衛隊浜松基地。
この基地は術科学校とかいう航空自衛隊の整備員養成の学校と
T-4練習機のある第1航空団しかないので基地の存在的には地味なはずなのですが、
その隣には航空自衛隊の飛行機を展示しているオフィシャル博物館、
浜松広報館(エアーパーク)という結構派手にでかい施設が隣接しています。

この施設は航空自衛隊が国民の血税を注ぎ込んで作り上げた
航空自衛隊の歴史を語り継ぎ、今後の未来を語る博物館なのです。
つーても内容の大半は航空自衛隊で使われていた飛行機の展示なんですがね、
でも見ごたえは充分、これを見るためだけに浜松に来る価値はあります。
入場料は無料ですが、死民団体と赤の手先のおフェラ豚は入場禁止です(←我輩の妄想w)



エアーパークの敷地内に入るとプロペラの付いた古臭い輸送機がお出迎えです。
カーチスC-46コマンドーという航空自衛隊が初めて導入した輸送機です。
国産輸送機C-1が導入されるまでの間、随分長く使われていたようです。
今でも外国の何処かで動いている奴があるという話も聞いたことがあります。



C-46の隣にはこれまた珍しいヘリコプター、パイアセッキH-21です。
通称フライングバナナと呼ばれるタンデムロータータイプの輸送ヘリです。
えらく昔に使われていた上、10年ぐらいで退役してしまったので
この機体を知っている人は相当な年寄りぐらいだそうです。



MIM-14、通称ナイキと呼ばれた地対空ミサイル。
ペトリオットが導入されるまでの日本の空を守る地上の守護神でした。
昔悪い事をした自衛官はこいつに縛り付けられて一緒に発射されたそうですw



エアパークの建物は2つに分かれていて2階の通路でつながっているのですが、
その建物の間にはUF-104無人標的機が鎮座しています。
こいつは退役後三菱重工に保管していたF-104J戦闘機を
ミサイル標的の為にラジコンで動かせるように改造した無人機です。
因みに、パイロットが乗って操縦する事も出来ます。
(でもこいつ自体は只のF-104をUF-104の塗装にしただけなんだよな)



エアパークの中に入るとF-2戦闘機のモックアップ(1/1のプラモ?)が置いています。
そしてそこには開発の経緯等この機体の蘊蓄が書かれています。
他にもF-1戦闘機の実機カッタウェイモデルとか飛行機のエンジンとか置いています。
こういう場所で付け焼刃の知識を披露しながらニヤニヤするのは大人げないので、
おとなしく「へー凄いですね~」と言いながら見てみましょう。



2階に上がると航空自衛隊の色んなお仕事を説明するコーナーがあります。
武器の展示もあり、64式小銃と9mmけん銃が展示されています。
64式小銃はストックとグリップがえらく太く、まるでTOPの電動ガンみたいです。
9mmけん銃はマガジンの底に謎の穴が空いています。



物凄くちゃちい空対空ミサイル、空対艦ミサイルの模型と飛行機用ロケットランチャー、
そしてタミヤが作ってもこれだけリアルには作れないであろうと思われる
本物みたいに物凄くリアルな機関砲の模型も置いています。

他にもVADS(地対空用のバルカン砲)とか91式携帯SAMとか
その他マニアックな代物がボンボン置いているのですが紙面の都合上割愛。



浜松基地を見渡せるエリアには“スカイラウンジ FUJI”という
喫茶コーナーがあり、基地を眺めながらコーヒーが飲めます。
但し、土日に来ても飛んでいる飛行機は見られません。残念ですね。
その代わり基地の周りを走って肉体を鍛えている自衛官を見る事が出来ますw



通路を渡り、隣の建物に入るとかつて航空自衛隊で使われていた機体のおでましです。
早速目の前に現れるのは自衛隊機ではない零式艦上戦闘機52型です。
こいつは実物の機体を海から引き上げたものをレストアしたものらしいです。多分飛べません。

余談ですがこの零戦を拝める2階のエリアには
政府専用機と同じシートが置いていますが、そこで寝ないでくださいw
まあ我輩は1時間ぐらい寝てしまったけどな!



航空自衛隊が研究用に1機だけ導入したというイギリス製の練習機、
デ・ハビラント バンパイアというレアな飛行機も置いています。
普通、航空自衛隊の練習機はタンデム2人乗りなのですが、
こいつは練習生がヘマをした時、教官がぶん殴り易いように横2人乗りです。
航空自衛隊では練習生と教官が「アッー!」な事態にならないようにする為、
横2座の練習機を導入或いは開発しなかったと言われています。



バンパイアの隣にあるのはこれまた航空自衛隊が1機だけ気まぐれで導入したという
ノースアメリカンT-28トロージャン練習機です。
こいつはT-1練習機の開発の為にとりあえず導入したらしいのですが、
本当は大人の事情で1機だけ買う羽目になったと考えるのが妥当ですか?
レシプロ機みたいな形状なのに前輪が付いているのが不思議なやつ。



これはノースアメリカンT-6テキサン中等練習機。
こいつは知覧や新田原基地の正門付近にも置いていますね。
マニアックな方々の間では映画“トラ・トラ・トラ”で
ゼロ戦に改造されて使われた飛行機として有名です。
航空自衛隊ではT-1が出てきたらとっととお払い箱になり、
救難捜索機として使用されていたそうです。だから機体が黄色。



シコルスキーH-19という朝鮮戦争の頃から使われたヘリコプター。
古臭いスタイルですが結構長い間救難ヘリとして使っていたみたいです。
白く塗ったら“きかんしゃトーマス”のハロルドですな。
このエリアにはかつて活躍した救難ヘリであるV-107とS-62も展示しております。



ノースアメリカンF-86Dセイバードッグ。フィアットG91じゃないよw
航空自衛隊初のレーダー搭載型戦闘機。所謂全天候型戦闘機。
でもレーダーが付いているのに武装は無誘導のロケットのみという不可解な飛行機。
あまりにも不可解なので導入して10年ぐらいでお払い箱になりました。



三菱T-2高等練習機。ブルーインパルスのやつですね。
何故かチップランチャーにミサイルが付いていますが、気にしないことにしましょう。
これとF-86、F-104、F-1は運が良ければコックピットの中に乗る事が出来ます。
更に運が良ければ?元整備員のお話を聞く事も出来ます。



臆することなく気分を盛り上げたい人はここでパイロットスーツを借りて、
コックピットに座ってドヤ顔で気分に浸る事も出来ます。
但し同志熊頃氏とピーマン職人サイズのパイロットスーツが
あるかどうかは定かではありません。



更に気分を盛り上げたい人は実際に使われていたという
T-2のフライトシミュレーターに乗る事も出来ます。
しかし休日の昼間に来ると人大杉で1時間ぐらい並ぶ羽目になります。
我輩も乗りましたが、結構難しいのねこれ。



(写真は11年前に研修で浜松に居た頃フィルムカメラで撮影したもの)
紙面の都合で紹介出来なかった機体もありますが、ご了承くだされ。
航空自衛隊で使われていたほぼ全ての機体を拝む事が出来るのはここぐらいです。
飛行機を見ただけで勃起出来る人間は是非とも行くべきスポットでしょう。
我輩の同期は「浜名湖パルパルよりも行く価値がある」と断言しました。

他にも受付付近には新富の空の駅に置いているような何の他愛もない
自衛隊グッズや浜松名物うなぎパイが売っている売店や、
見ると確実に頭がフラフラするT-4の飛行状況を模した360°シアターとか、
各航空自衛隊基地の基地新聞を網羅した図書室?とかどーでもいい魅力満載です。


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Posted by 砥部良軍曹 at 21:28│Comments(4)お出かけ
この記事へのコメント
釣られて来ましたw

レストア零戦だけでも見る価値ありますね。あと、ヴァンパイア持ってたのは知りませんでした…。日の丸のヴァンパイア、不思議な感じです。
フライトスーツ! 「ないっすね」と言われる事100%なんで、聞きませんw

新田原のゲート展示もなかなかですが、規模が違いますね。ここ浜松と靖国神社だけは死ぬまでに行きたいもんです。
Posted by P職人 at 2012年06月19日 08:04
>ピーマン職人殿
おおう、デカイのが連れたw糸が切れそうだww

それはさて置き、ゼロ戦は鹿屋にもあるので地味に有難味は薄いですが、
バンパイアは日本ではここでしか見られませんので、
死ぬまでに1度は逝く価値はあると思います。

同志や他の自衛隊マニア連中と一緒に
そういう変態旅行を企画して旅をしたいものですなぁ。
Posted by 伍長閣下 at 2012年06月20日 18:23
浜松広報館は自衛隊好きの4大聖地の一つ(と勝手に思ってる)なので一度は行ってみたいです、昔の東宝映画でおなじみの機体が生で見れるのがいいですね。そういやナイキの横にある白いカバーがかけられたレーダーも某東宝映画に出てたっけ。

ちなみに9mmけん銃の弾倉に開いている謎の穴の意味と使い方ですが、実はそこからガs
う、何する!放せやめくぁwせdrftgyふじこ
Posted by RODAN at 2012年06月22日 22:37
>RODAN氏
東宝映画のことはよく知らんのですが、
H-19ヘリコプターは初代ガメラかなんかに出ていましたっけ?
まあ何にせよ自衛隊の広報館は我々にとって一生に一度
巡礼すべき聖地であることは疑いのない事実です。

えっ!あの穴は?????アッー!
Posted by 伍長閣下伍長閣下 at 2012年06月23日 21:56
 
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