2015年04月11日

長年連れ添った愛銃

我輩は基本サバイバルゲーム用の武器にはそこまで愛着とか抱く方ではなく、
(ていうか1丁の銃に長年愛着を抱きながら使い続けている人って
いつまでもG3 LOVEな畑リーダーとヅイマー氏ぐらいしか居ないと思ふ)
大半は2年もしないうちに飽きて売り払うか、長く持っても5年程度です。



そんな薄情な我輩ですがコイツは嫁と同じぐらいの存在だと思える武器もあります。
AK47スペツナズというマルイが販売しているサバゲー特化型のAK47。
コイツは販売当時直ぐに入手してその手頃なサイズが気に入り、
飽きもせずにバンバン使いまくっていましたね。

元々はAKβスペツナズという固定ストック付きのヤツでしたが、
購入当時精神的にガキだった(今でも大差ないがw)我輩は
「とくしゅぶたい(笑)と武器といえば折りたたみストックだろ常識的に考えて」な~んて考えた挙句、
固定ストックを取り外してマルゼンKG9のストックを入手し、
フレームをパテで盛って加工したりストック基部をヤスリで綺麗に削って取り付けて使用しておりました。
余談ですがコイツのために前方配線メカボックス入手用にAK47Sまで購入しました。



しかし長く使い続けているうちに寸詰まりなハンドガードに嫌気が差し、
フルサイズのAKのハンドガードを取り付けられるように改造。

見た目には違和感なくポン付けで作れそうな雰囲気ですが、
まず苦労したのはアウターバレルの加工。


βスペツナズのアウターバレルにフルサイズのハンドガードは取り付けられないので、
フルサイズのAKのアウターバレルをハンドガードに合わせて、
本来ならガスバイパスが付く部分をフルサイズのハンドガードと原寸合わせして
βスペツナズのフロントサイトが付く程度残してパイプカッターで切断しました。

フロントサイトは無事に取り付けられましたが、
βスペツナズの下部ハンドガード固定パーツの受け部分が小さく
フルサイズのAK47のハンドガードがつかないので、
フルサイズのハンドガード固定パーツを彫刻刀やヤスリで加工して取り付けました。


インナーバレルは外装完成後に現物合わせしながら切断。
少し長めに加工してハイダー先端ぐらいまでバレルが来ています。
因みに、ハイダーの中にインナーバレルは突っ込めないのでハイダー内部もヤスリで削りました。
見た目以上に手間がかかっているのですがあまりにも違和感がないのでしょう、
戦場に持ち出しても全くもって注目された試しがない不遇の銃ですw


当時まだ中華AK74なんてぇものがなかったので、
AK74のマガジンは今は無きLSのAK74を手に入れて、
その中にAK47の多弾数マガジンをブチ込んで自作しました。

しかしその数年後、中華電動ガンや中華製アフターパーツが
一部ショップやヤフオクでバンバン入手出来るようになったので
結婚後LANDARMSのAK74フレーム&ストックアッセンブリーを購入、
更に現用ハンドガードも入手して組み込んで現在に至ります。


なので購入から既に15年ぐらい使い続けていると言いたいところなのですが、
フレームもストックもハンドガードもメカボックスも交換してしまっているので、
入手当時から残っているのはフロントサイトとハイダー、
そしてリアサイトベースとデッキカバーとリアサイトだけなんですよね。

とはいえ色々と姿を変えながらも長らく付き添った愛銃ではあるでしょう。
こうなったらこれからも延々と使い続けてやろうじゃないかと言う気になるわけです。
そこでコイツをこれからも愛着を込めて使い続けるにはどうすべきか考えた挙句、
化粧直しと称してフレームを美しく?染め上げることにしました。
見た目が綺麗になればまた愛着が湧くというものです。



というわけで“バーチウッド スーパーブルー”という
実銃用のフレームを黒染したり、色落ちした部分をタッチアップしたり、
ブルーイングするために使用する液体を購入しました。

お値段は1600円ぐらいでしたが何処其処のガンショップでも入手できると思いきや、
ネット通販で有名なガンショップは何処にも置いていないのね。
結局Amazonに委託しているショップで入手しましたよ。

元々は黒のスプレーで塗装していたフレームでしたが、
フレーム交換から既に8年は使い続けていますので塗料がところどころ剥げています。
その塗料を風呂場で80番の耐水ペーパーを駆使して全て剥がし、
180番、240番、360番、最終的には500番を使用して綺麗に磨き倒しました。



しかしコイツは輸入品のため、パッケージに英語で色々書かれていましたが、
日本語の取扱説明書なんてぇものは付属しておりません。
そこでネットで使い方を検索してみたんですが、塗り方や使用量、
乾燥時間や薄め具合など具体的に明記している人がなかなか居らず、
結局色々な使用例を自分なりにまとめて使用方法を考察して作業にとりかかります。

共通事項の中に“表面仕上げと脱脂は確実に!”とあったので、
磨き倒した後は食器用洗剤&使い古した歯ブラシでガシガシ磨き、
黒染液を小さい灰皿に少量注ぎ、綿棒で少しづつ塗付ることにします。
するとどうでしょう、スーパーブルーを塗った矢先からガンガン変色してビックリ。



スーパーブルーは直ぐに化学反応を起こしてフレームの色を変えるので、
所々まだら模様になってしまい均一に仕上げるのは難しいです。
時々あからさまに色合いがおかしくなるのでたまに1200番ぐらいのスポンジヤスリで
変に染め上がった部分を剥いで再度塗り直しします。



2~3回ぐらい重ね塗りすると均一ではありませんが全体的に黒くなり、
鉄っぽい雰囲気を醸し出すようになりましたが、
綿棒でチマチマと綺麗に均一に塗るのは結構キツイです。



お出かけして筆を購入し、一気に塗りながら仕上げますが、
一気に塗るよりはフレームに染み込ませる感じでシャコシャコ擦り付けるように
塗ったほうが染まり具合もいいですし、案外スムースに進みます。
4~5回ぐらい塗ったら白っぽくなったので水道水でざっと洗ったのですが、
そこでまた不自然な感じになったので再度塗りつけて1日放置プレイ。



すると何ということでしょう、一晩置いただけなのに何この錆!!
もうね、半泣きしながら手洗い場に持って行ってスポンジヤスリで錆落としましたよ。
そしたら折角染め上げた色まで落ちてしまってほぼ振り出しに戻る状態。



気を取り直して再度筆で2~3回ぐらい塗り直し。
乾いては塗り、乾いては塗りを繰り返すので時間がかかります。
うーむ、気温が低いとブルーイング液の反応が悪いという話も聞きますが、
最低でもどれぐらいの気温や湿度が適しているのかが解りませんなぁ。



4回目の塗りで乾ききる前にウエスでざっと拭き取り、
(多分ここら辺で水洗いすればいいのかもしれない)
暫く乾燥させたら今度はシリコンオイルを吹きかけ、
表面を油でコーティングする気持ちでガンガン磨くと結構つやつや。



しかしこの後2日ほど放置していたらまた軽く錆びやがって号泣。
でもシリコンオイルをたっぷり吹きかけてウエスで拭いたら綺麗になったのでよしとします。
うーむ、仕上がりには鉄の質とかも関係しているのだろうか?

フレームの黒染め終了後、ハイダーやリアサイトもヤスリで磨き倒し、
ブルーイング液で染めたら少し茶色っぽくなりましたが、
その後は変に錆びることはなかったのでやはり素材の問題かな?
どーやらブルーイング液は鉄よりも亜鉛合金の方が色乗りが良いようです。

最終的に我輩が見出したブルーイング液による仕上げの手段としては

1.ブルーイングするパーツを80~120番の耐水ペーパーで色落としし、
その後徐々に数字の大きい耐水ペーパーで磨いてツルツルにする。
磨いた後は食器用洗剤等とブラシを用いて汚れを確実に落とす。

2.ブルーイング液を筆で塗っては乾かす作業を4~5回繰り返す。
乾燥時間は季節や環境にもよるが、スプレー塗料と同じ感じで。
小さいパーツは麺棒で擦るように塗るのもよろし。

3.最後の仕上げ塗りの後は乾かさずにそのまま蛇口へ持って行ってよく水洗いをして、
綺麗なウエスで拭いてから表面を乾かす。

4.乾いたらシリコンオイルを振りかけ、ウエスで磨きまくる。
そしてまたシリコンオイルを降りかけて様子を見る。

5.赤錆が拭いてもめげずにシリコンオイルとウエスで磨きまくれば、
オイルが浸透することでサビの進行が止まるはずなのでイイ感じに仕上がる?



こうして出来上がった我が愛銃、AKβスペツナズ。
「AKのフレームは染じゃなくて塗装で着色しているんですよ」というツッコミは受け付けません。
仕上がり具合はお世辞にも均一で綺麗とはいえませんが、
AKだから適当な仕上がりでもおkということにしときましょう。

昔は折りたたみストックのほうがカコ(・∀・)イイ!!と思っていましたが、
どーせストックはゲーム中には展開しているから固定ストックでも問題ないし、
何よりもラージバッテリーが使える事でバッテリー切れの心配がないのが嬉しい!

ハンドガードは一時期レール付きに交換してやろうかとも思いましたが、
予算の折り合いが付かないし、それ以前にレールに何をつけろって?

長さ的にはクリンコフより少々長いですが、
極端に短くしなくてもコレぐらいの長さで充分取り回しは良いです。


メカボックスはピーマン職人から頂いたFET付きプチ改造メカボなので、
パワーも必要にして充分、セミオートでのトリガーのキレもよく精度も高い。

新たにエアガンを買う銭に恵まれないので今年に入ってから
木製ストックの仕上げや黒染めといった表面の加工にハマっている我輩でございます。
こうして表面の仕上げに力を入れるのは労力半端ないですが、
出来上がった武器の姿を拝むとその苦労も報われた気分になります。


でもね、海外製のAK74も主流化している今のご時世、
相当な手間と時間をかけて作ったこのカスタムAKβスペツナズは
完成度があまりにも高い?のとM4系列が幅を利かせているせいか、
他所のフィールドに持ち込んでも全く注目されること無くひっそりと佇むのみですが、
トータル的に高性能なのでゲームでは大活躍しています。

今の御時世ならコレに準ずる形状のAK74を作るとすれば、
CYMAやLCTのAK74を仕入れて加工すればいいはずなので、
我輩みたいな遠回りをすることもないでしょうねぇ。イイ時代になったもんだ。

最近ではコイツに対する愛情は薄れた気もしますが、
我輩は最終的にこのAKとどこまで付き合っていくのでしょうかね?


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この記事へのコメント
すまん、M14をもう10年近く愛用しているが・・・・・・
というか愛してしまっているのだか、ダメかね??
Posted by 電マ野郎 at 2015年04月11日 20:15
去年からの在庫一掃セールで、粗方のブツは捌けてしまったので、ウチにある得物で10年選手になる奴は居なくなってしまいました。
最古参の銃器は機関銃くらいだな…
Posted by スカルガンナー at 2015年04月11日 21:50
>電マ野郎様
いやいやいやいや、それはそれでいい話でしょう。

M14ともなると代わりになりそーな浮気相手も居らんでしょうから、
他の嫁を見つけてもしっくりこないからそ~なるのでしょうかね?

>スカルガンナー氏
同志ぐらいの上流独身貴族階級ともなると
金持ちがフェラーリの新型が出る度に買い換えるよーなノリで
エアガンも逐次更新されるのだろうからそー言うもんでしょうw

ま、M240は南九州では同志ぐらいしか所有していないし、
同志のシンボルと化しているから使い続けるんでしょうがね。
Posted by 砥部良軍曹砥部良軍曹 at 2015年04月11日 21:56
コメント失礼致しますm(_ _)m
AKβのハンドガード改造についてお聞きしたいのですが、バレル類はAKβ用の短いものを流用してるんでしょうか?
Posted by ミネキ at 2015年08月04日 19:11
>ミネキ様
βのバレルではサイズが短すぎるので、
ノーマルのAKのバレルを加工して作成しております。

ハンドガードに合わせてアウターバレルとインナーバレル共に
寸法を細かく測り、切断加工しております。
簡単ですが説明をブログ内に追記しましたので確認して下さい。
Posted by 砥部良軍曹砥部良軍曹 at 2015年08月05日 00:13
>ブログ主様
細かい解説ありがとうございます。
とても参考になりました!m(_ _)m
Posted by ミネキ at 2015年08月05日 02:30
>ミネキ様
本来ならば加工時の写真を掲載して紹介すべきなのでしょうが、
ブログが一般的ではなかった頃に作成したものなので
文章のみの説明しかあげられず申し訳ありません。
Posted by 砥部良軍曹砥部良軍曹 at 2015年08月06日 21:28
 
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