3度の飯よりサバイバルゲーム

大東亜戦争終結から70年経った現在の平成の世を
戦争で志半ばにして散った数多くの尊い命は
どのような気持ちで天から見ているのでしょうか？

とりあえずこれだけは言っておきましょう。
先の大戦で失われた命の元、今の日本がある。
先の大戦で多くの兵士や市民が無くなり、悲しみのどん底に突き落とされたからこそ、
戦争を生き延びた多くの方々が平和であることの尊さを深く噛み締め、
日本が平和であることを頑なに守ろうとしたからこそ今の日本があるのです。

そして過去の戦争が泥沼に突入し、国民が疲弊している中、
「戦争、早く終わればいいのに」「これ以上戦争が続くと国が滅びる！」と
言いたくても言えない苦々しい経験をしたことによって不幸のどん底に叩き落されたが故に
自由に発言したり、自由に生きる事の大切さを身に沁みて思い知ったからこそ、
戦後の日本では自由な社会を大切にしようという心意気が生まれ、
国民が一致団結してその精神を守り続けてきたのです。

にも関わらずその自由を湾曲して自分の都合のいいように解釈して、
国を貶める発言や行動を実行する輩が存在するのもまた事実。

そのような不届きな連中に対して何もしない国の存在にはつくづく呆れるばかりですが、
自由の精神を尊重する以上、それも已む無しとは思えなくもないとも言いたいですが、
言論や表現の自由を傘に勝手な発言をする連中の厚顔無恥ぶりは目に余るものがあります。

アメリカから押し付けられた憲法9条のお陰で日本が平和でいられるなんて
何の根拠もない戯言を抜かしている連中は、
それ以前に精神的自由が約束された日本に住んでいるからこそ
そのような発言を繰り広げながら国に文句が言えるのだという事実に感謝するべきです。

我輩のロックな後輩の名言にこういうのがあります。

「アナーキズムを自称してパンクとかロックやっている連中は
発言の自由がある国で活動しているからこそ、
自分達の思想を歌にして大声で叫ぶことが出来るだけなんですよね」

「自分達が自由のある国に居るからこそ
好き勝手な表現が出来るという自覚がまったくないから、
そーいう奴らの曲を聞いても心に響いてこないんですよ」

既に故人なので実際どういう事を口にしたのか本人確認がとれませんが、
大体こんな感じの発言をしていました。まさにその通りだと思います。

そう、我々の自由は何もせずに与えられたものではなく、
自由が尊いと考えてくれている人達によって成り立っているのです。
そしてその自由は他国に軍事的、政治的、経済的に侵略される危険がなく、
国として円満に、そして潤滑に機能しているからこそ与えられるものなのです。

もし日本という国が軍事的に、政治的に、そして経済的に力が無ければ、
他国に脅迫されながら、操られながら、翻弄されながら精神的に追い詰めさせられ、
自由を謳歌する余裕などない国としてやっていかなければならないのです。

そして先の大戦も政治的、経済的な侵略が及ぶのを危惧したがために、
起こさざるを得なかった戦争であった事をよく理解してください。

小さな島国で資源も乏しい日本という国が力をつけるためには、
周辺のアジアの植民地を開放して味方に付け、
友好を結ぶことで国益の拡大に結ぶ付ける必要があった。

しかし植民地を奪われた欧米諸国がそれを許せずに、
日本に戦争をけしかけて潰してやろうというような流れになり、
大東亜戦争に突入生ざるを得なくなったというのが真実なのです。

先の大戦がなければ日本は不幸のどん底に叩き落されずにいられたのか？
歴史に”if”は無いというのが我輩の持論なのでそれはどうとも言えませんが、
引け際を見誤ったのが大東亜戦争の日本の失敗だったのではと考えることがあります。

しかし日本の現代社会で売国マスゴミが自民党の法案に対する
ネガティブキャンペーンばかり繰り広げているように、
当時はマスゴミが国民を戦争の方向へ煽るような報道をしていたのですから、
結局先の大戦の終末は行き着くところまで行き着いた結果でしか無いのでしょう。

終戦記念日とは戦争に反対するための日ではなく、
戦争が終わったことで日本が不幸のスパイラルから抜け出す
一歩に至った日であると考えるのが正しい見解であると我輩は考えます。

でもね、我輩が終戦記念日が近づくと共に感じるのは戦争反対を唱える連中の思慮のなさ。
バカの一つ覚えのようにと言うかイオンで「玩具買ってー！」を連呼しながら
泣き叫ぶガキのようにギャーギャー戦争反対ばかりを唱えていますが、
本当に平和を望み、心の底から平和を願うのであれば、
平和を謳歌しているが故に戦争する気がない大多数の日本国民に声を荒げるのではなく、
戦争を仕掛けたくて仕方がない国に対してそのパワーをぶつけて欲しいですね。

でも仕方がありません。
戦争反対を叫ぶ連中は考えることを辞めた脳味噌の足りない人間なのですから、
とりあえず自分の主張を叫ぶことでカタルシスを得て満足出来ちゃうんでしょうし、
戦争をしない国にするためにはどうすればいいのかをまともに考えることも出来ないのです。
まさに「玩具を買ってもらうためには親にどういう訴えをするべきか」を考えられないクソガキと同じ思考。

戦争反対を理解してもらうためにはどういう行動をとればいいのか考えられない連中は、
子供をダシにして変な作文を書くように差し向けたり、
戦争に参加したかどーかも解らないような年寄りに意味不明発言をさせたりと、
まさに外道的な手段で我々に訴えかけてくるのですが、
我輩に言わせればコイツラは日本人じゃありませんね。

同じ日本人ならば先の大戦で戦場で戦い抜いたおじいちゃんや
銃後の守りに徹して頑張り生き延びたおばあちゃん、
そして戦争で命を失った親族が少なからず居るはず。

戦争を否定しながら闇雲に、そして無責任に戦争反対を叫ぶのは、
先の大戦で亡くなった方々や辛酸を舐めさせられた方々の不幸に対して
ツバを吐きながら踏みにじるような思考や発言だと思います。

戦争反対という言葉に間違いはありませんが、
その手段に間違いがある連中に賛同するのは愚かな行動です。
理念的な思考をお持ちの方々はそこのところをよく理解してください。

戦争とは国との交渉が話し合いだけでは解決出来なくなった時の最終手段。
国同士が利害関係において譲歩し合えない状況下で起こりうるもの。
だから、話し合いが通じない国が近隣諸国に存在するとなると避ける事が出来ない事態であり、
国の存続の為には必要であることを肝に銘じておきましょう。

まあ俳優の渡辺謙さんみたいに「複雑で利害が異なる隣国とも、
ポケットに忍ばせた拳や石ころよりも最大の抑止力は友人であることだと思う。
その為に僕は世界に友人を増やしたい。絵空事と笑われても」なんて寝言を抜かすのは勝手ですが、
嫁とも仲良く出来ねぇヤツが世界と仲良くと言っても説得力ゼロです。

世界中と仲良くしようという思想にも間違いはありませんが、
世界の中には話が通じないばかりか友人になるフリをしながら銭をタカったり、
拳で殴りかかってくるような国家や人種が存在する、ソレが現実なのです。
金を払い、顔色を窺い、ビクビク過ごさなければいけない友人関係なんて誰が望みますか？
それを許してしまうことは日本の自由を奪われるのと同等です。

結局、日本という国を存続させていくためには
戦争は避けられないものであることは事実なのです。
平和だけ欲するあまり戦争から逃げれば間違いなく家族や友人を殺され、
財産は奪われ、最終的に日本という国は失くなるのです。

だからこそ日本の平和を願うのであれば、
一方的に日本が戦争しない国であることを望むのではなく、
日本が戦争を仕掛けられないような国になることが重要なのです。
「地球上から日本という国が失くなると困る」と諸外国から思われるような
立派な国になる事こそが戦争を無くす最高の手段なのではないでしょうか？

立派な国にしてもらう為、政治的、外交的な問題は政治家に任せるしかありません。
その為には国益に対して真剣に考えてくれる政治家に投票するのが最高の手段です。
間違っても「国民の生活が第一」などと嘘八百を抜かしながら、
国民のためになるよーな事をひとつもしてくれなかった
売国政治家共の口車に乗せられてはいけないのです。

政治の手動を握る連中を貶める悪口をいう政治家ではなく、
国民が理解し難い、しかし国として必要である法案を通す政治家こそが、
この国に最も必要な政治家ではないのでしょうか？

そして我々は生産業しかり、サービス業しかり、多くの人が何かを供給する仕事をしたり、
治安を守ったり、人々を楽しませたり喜ばせたり、道路や施設を作ったりすることで、
国が豊かな方向へ進めるようにしていくことが重要でしょう。
そうして作られた素晴らしい国は妬みの心を持つ国家に睨まれる危険性もありますが、
ソレと同時に味方してくれる国も多くなるはずですので、
結果として戦争を避け、平和に導くことが出来るのです。

ま、要するに仕事もしねぇで原発反対とか安保法案反対のデモしているよ～な奴ら、
しかも同じ国に住んでいる住人と意見が違うだけで敵対心持つような心の汚ねぇ連中に
日本の平和について語ったり同意を得たりする資格はないってこった。