2017年10月15日

パーソナルディフェンスな武器を手に入れた

静岡への研修がほぼ確定となった頃、吉六会同志のLINEに、
「何かコンパクトな電動ガン欲しいんだけど」
と書き込んだところ、P90とかG36CとかSIG552とかAKS74UとかHK416Cとか
クッソつまんねぇ選択肢ばっかり上げやがるのね。

我輩はねぇ、今更マルイの電動ガンなんか欲しくねぇんだよ!
マルイというメーカー、嫌いじゃないけど好きじゃない。

ていうか毎回言っているだろ我輩!
「AK74よりも新しい世代の武器には興味が全く湧かねぇ!」
「おなごは若い方がチ★ピクするけど、銃器は古いのしか興奮しねぇ!」とね。
「何だこのオッサン!?」と思わない人だけ、読んで、どうぞ。

しっかしまぁ、ストック折りたたみ(持ち運びのサイズがコンパクト)、
なるべく我輩の手持ちのマガジンが使用可能(購入時の費用削減)、
バッテリーも専用品必須ではなく、出来れば使いまわし可能、
そして尚且つ、研修終了後もずっと持っていたいと思わされる逸品ともなると、
なっかなか見つからないのが現実ってもんですなぁ。

ていうかさ、ココ数年何処のガンショップも
M4のカスタム系ばっかしか売っていないのよねぇ。
クラシックでマニアックな武器ってそんなに需要がねぇのかなぁ?
ま、ココ数年有料フィールド参加者とかご新規さんの武器を見ていると、
レール付きのM4系列ばかり散見されるんでそんなもんなんでしょう。

というわけで以前よりずっと気になっていた
アレに手を出してみることにしたのです。

コイツは以前、タイトロープでの戦の時にフルサイズのヤツを見て以来、
ずっと我輩の脳裏に焼き付いて離れなかったブツ。



ソレはね、ARESのVZ-58という
旧チェコスロバキアのライフル
です。
我輩が今回購入したのはフルサイズの方ではなく、
サブマシンガンサイズのVZ-58Sというモデル。
コレぐらいのサイズならPDW、パーソナルディフェンスウェポンと言っても差し支えないか?

AKに似ているけど口径が7.62mm×39(AK47、AKMと同じ弾薬)という事項以外は
構成、作動システム、セレクターの位置、マガジンの形状と、
AKとは全く互換性もへったくれもないという独自設計のアサルトライフル。
言うなればAKBとももクロぐらい違いすぎるシロモノ。

お値段はジーリーショップというところで30000円ぐらい。
最近出来た吉六会の単位で言うと0.6パットン。
余談ですが、久しぶりに新品の電動ガン購入した我輩。
誰だ、貧乏人がいるぞって呟いているやつは?

尚、付属品は本体とマガジン、チャージングロッドとクリーニングロッド、
そして図しか載っていない申し訳程度の取扱説明書。
粗悪BB弾とか謎バッテリーとか日本では使えない充電器は付いていません。



何で我輩がコイツを買うに至ったのか、理由は3つあります。
まず一つ、1958年採用という古さ。
1958年といえばスバル360がデビューした年ですよ。
吉六会同志なんか誰も存在はおろか、精子にすらなっていねぇ時代。

最近PPShみたいな古い鉄砲が愛おしくて仕方が無い我輩にとって、
「弾が出る程度の能力」的な武器ってたまらなく魅力的なんです。
人間工学?使い勝手?ソレって美味しいの?

ところでこのVZ58って言うライフル、
昔の、ていうかオリジナルは木製グリップ&ストックなんですが、
ARESがモデルアップしたのは近代のモデルなので、
グリップやハンドガードが樹脂製になります。

尚、ARESがモデルアップしているのは、
フォールディングストックのVZ58Vというモデルのみなので、
固定ストックのモデルが無いのは残念。



そしてもう一つ、コイツをフィールドで見たことがない。
東側のエアガンなんて唯でさえお目にかからないというこのご時世、
旧チェコスロバキアの武器なんて誰も手を出そうとしないであろうから
我輩が所有することで唯一無比の存在になれるという目論見。

基本長い武器が好きな我輩的にコンパクトな電動ガンってぇシロモノには
あまり愛情を注げないというのが正直な心情なんですが、
VZ-58Sぐらいにマニアックなブツならば研修から帰ってきた後も、
愛情を持って接することが出来るんじゃなかろうか?

ただ、プレイヤーの大多数はVZ58の存在自体知らないでしょうし、
VZという名称から「ソレってスコーピオンですか?」と言われる可能性微レ存。
ていうか知らなさすぎて誰からも注目されないでしょうね。
だからARESのVZ-58Sのレビューを載せたところで誰得なんだかと。



そして最後の1つ、そして最大の要点。
ストックを折りたたむとコンパクトであること。
この状態だとAKS74Uクリンコフとほぼ同じサイズです。
コイツより短いフルサイズ電動ガンを求めるとなると、
MP5Kか現在絶版のUZIを買うしかありません。

研修先にはクルマを乗って逝けないので、
武器や装備は事前に宅急便で送る必要があります。
そうなると研修先に送るダンボールに収まる武器が必須だったのです。
また、研修先での置き場や持ち運びを考慮すると、
折りたたみストックで全長50cm以下である必要アリ。



さて、御託はこのへんで終わらせといて細部にツッコミを入れましょう。
しっかしARES製品は以前PPSh41を購入して、
その剛健な造りと仕上げの良さに感銘を受け
「ああ、同じ中華メーカーでも独自開発メーカーは気合が違う(確信)」
「コピーするだけのメーカーとは出来栄えが段違いだ」と感じたのですが、
VZ58Sは正直、そこら辺の中華電動ガンと大差ないです。

正ネジで取り付けられているフラッシュハイダーは
ねじ込みが甘くてガタガタ浮いていますし、
更にねじ込もうとしたらハイダーの奥のネジ山少し潰れてんの。

フロントサイト周辺の塗装はモッタリしていますし、
ガスバイパス部分の部品はバリが残っています。
フロントサイトアッセンブリーは下から大きなイモネジで止めています。

申し訳程度の小さなハンドガードも雑な整形ですが、
コレに関しては多分実銃もこんな感じでしょうから(震え声)。
βスペツナズよりも小さいハンドガードですが、
手を添えるには必要にして充分なサイズ、
レールなんて要らない。



リアサイトはAKシリーズでお馴染みのタンジェントサイト。
中身は独自設計なのに、こういうところは独自性がないのね。
コレがかなりガッチリとハマっていて、
脱落の心配はなさそうですがどうやって取り外せば良いのやら?
ココを外してレールを取り付ける予定だったんですが、完全に目論見が外れました。

尚、フロントサイトとリアサイトは20cmしか離れていないので、
正確なサイティングとか、命中精度に関しては期待しない方が良いでしょう。




フレームもパット見た感じでは結構きれいなんですが、
所々、仕上げが雑でボコボコしているのが残念。
多分素材はアルミダイキャストでしょう。
研修から帰ってきたらば全部色を剥がして、ブルーイングしてやろうか。

グリップは現代風の若干人間工学じみたモノが付属。
AKのグリップに比べると太いんですが、案外握りやすいです。

AKシリーズならば右側面には自己主張の激しいセレクターがあるのですが、
VZ58のセレクターはグリップ上部に居る謙虚なヤツ。
コイツ一見使いやすそうな位置に居ますが、人差し指では操作し難いです。
結局親指を持ってきて回さないと切り替え出来ません。

写真の状態で“安全”、単発は後ろ、連発は前。
クリック自体はカッチリしていて、誤作動を起こす心配はなさそうです。

フレーム上部の半分はボルト&コッキングレバー、後ろ半分がカバー。
ココにバッテリーを収納するので、頻繁に開閉するという事か作りがガッタガタです。



特徴的なのがトリガーガードの形状。
左側半分(写真奥)にマガジンキャッチがあるという変な造りのために、
コスパの悪そうな形状になっているのはある意味共産主義的。

トリガーガード手前、右側(写真手前)の出っ張りがボルトストップ。
チャージングハンドルを引きながらココを押し込むと、ボルトが固定されます。



ボルトを固定すると上部が完全むき出し状態。
まるで64式みたいな作りですね。
中にある円盤はホップ調整のダイヤルです。
そしてチョコっとはみ出しているのがバッテリーのコネクタ。



左側面には何にもなく、スッキリとした形状。
フレームに有る2つの穴は別売りのマウントベースを取り付ける穴。
ここは後からネジで埋めとこう。

尚、マガジンリリースレバーがこちら側にあるので、
左手で銃を握って、右手でマガジン交換するのは至難の業。



折りたたみ式のストックは根元の出っ張りを握って開閉します。
ストックは畳んでも展開してもグラグラして、剛性感皆無。
形状も無骨そのもので、美的センスの欠片すら感じない共産主義デザイン。

バットプレート部分に多少の滑り止めでも有るかと思いきや、ツルンツルン。
ゴム板とか貼り付けてすべり止め加工してしまいたいですね。
一応、別売りでM4のストックを取付可能なパーツがアリます。



マガジンはAK47と形が似ていると言いたいところですが、
意外と似ていないし前方部分が意外と太い。
そして給弾口が全然別のところにありますので互換性皆無。

但し、形状は実際のマガジンっぽくって少しリアル。
装弾数は160発、予備マガジンのお値段は3500円ぐらい。



VZ58はマガジンキャッチがAK以上に扱いにくい、
そして我輩の財布には予備マガジンを買うカネがない。
そして何より、この短いボディにバナナマガジンはあまり格好良くない。
AKのバナナマガジンってぇのはフルサイズだからこそ映えるんですよ。

というわけで本体と一緒にSTANAGマガジンが使えるアダプタを購入。
取り付け方はピンを抜いて本来のマガジンキャッチを取り外し、
アダプターをの前方(マガジンの前方みたいな引掛けがある)を噛ませて、
再びピンを叩き込んで取り付けるだけ。
ボルトストップは再度取り付ける必要があります。



VZ58用M4用マガジンアダプターは
予備マガジンよりお値段が高い(5000円ぐらい)ですが、
コレで手持ちの旧世代M4用マガジンが使えるので、
品薄気味な予備マガジンを探す&買う手間も省けるし、
何よりも使える装備の幅が広がるのがよろしい。

そして見た目が随分纏まりよくなった気がします。
ま、東側の銃なんで「5.56mmは邪道だ!」という意見も聞こえそうですがね。



でもね、フレームには5.56mmと刻印されているんで
本来のあるべき姿に戻ったと言えるんじゃないですか(ゲス顔)。

ていうかこのVZ58、チェコのオリジナルVZと言うよりは、
カスタムメーカーのヤツとか、輸出用のカスタム品のモデルアップなんだろうな。



フルサイズのVZ58はハンドガード内にバッテリーを収めるのに対し、
VZ58Sは他社AK系みたいにアッパーレシーバー内に収めるのですが、
コレがねぇ、修羅の道となろうとは思いもしませんでした。

まずはストック根元にあるピンを左側から押し込み、
ピンをある程度抜きます(ストッパーがあるので全部抜かなくていい)。



ピンを抜くことで後部のカバーが外れるので、
ボルトアッセンブリーを後部にスライドして、
切り溝から抜けばアッパー部分がむき出しになるので、
この部分に7.4V 1200mAh AK用リポバッテリーを突っ込めばいい。
一応ね、ショップのHPにはそういう説明が書かれていたんですよ。

まあ悲しいことに、我輩の手元には細長いリポバッテリーがなかったんで、
ピーマン職人から「おまたせ!小さいリポしか無かったけどいいかな?」
な感じで頂いたETIの800mahのバッテリーを頂いてブチ込もうとしたら・・・



ファッ!?バッテリーが収まりません。
ボルトアッセンブリー内部の空間にバッテリーが入り切らないのでございます。
おいおい、コレはヒョットして各ショップで売っているであろう、
VZ58S対応と記載されているバッテリーじゃないとダメなのか?
ふざけんな!(声だけ迫真)

しかし、対応、専用とされているバッテリーは何処も売り切れ、
でもサイズが記載されていたんで比べてみたら・・・太さ同じでした。
という事は?この製品は不良品ということなのか?
それとも、VZ58Sは本来こういうもんなのか?
我輩的には「だからこんなんじゃ商品になんねぇんだよ(棒読み)」と言いたい。

さあココでコイツをどうしてやるべきか、悩むことになります。
時間があればショップやメーカーに問い合わせて、ていうか問い詰めて、
ボルトの交換品を送ってもらうか、対処法を聞くなりするのですが、
研修の日まで時間がないのでそんな悠長なことはしていられない。

中身を削ってバッテリーが収まるようにしてやるか、
それとも、配線の取り回しでどうにか解決するものなのか、

最終手段は外装バッテリーで運用するか、さあどうしてくれようか?
とりあえずボルトの中身削ってみたけど、ダメみたいですね(諦観)。

でも一応、バッテリーさえ繋げれば「撃とうと思えば(王者の風格)」。
作動点検は可能なので射撃だけしてみたところ、
メカボックスの作動音は落ち着いているから機関部は問題なさそうですが、
ホップは最強にしてやっと普通に弾が飛ぶという体たらく、
そして時々、あらぬところに弾が飛んで行く。

弾速系が壊れているのでパワーは測定不能ですが、
1m先のダンボールを貫通しないからソコまでパワーはない感じ。
うーむ、コレはバッテリー搭載問題と重ねて分解必須のようですな。


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