2017年12月21日

我輩の浜松研修の時のお話

歳を取ると、自分の住んでいる場所から離れるというのが億劫になります。
特に自分の知らない土地、知っている人の居ない土地に逝くとなると、
ソレはなかなか勇気が居ることであり、行動力も必要です。
だから定年後、別の土地で仕事する人って大したもんだよなって思います(小並感)。
我輩なんか3週間、別のところに住んでいるだけでも精神的に疲れましたからね。

さて、こないだまで我輩は3週間、静岡県浜松市の研修所にて、
仕事のためのお勉強をしに逝ってたんですが、
平日は原則的に研修所の外に出られないから勉強するしか無いとしても、
休みの日はどうやって過ごそうかって感じです。

全く知らない土地ならば週末に周辺観光でもしながら暇潰せるんですが、
浜松は過去に3回、合計4回来ているんで今更見る場所も特にないんだなぁ。
名物のうなぎは高いから、そうおいそれと食えるもんじゃねぇし、
何よりも鰻は宮崎、西都の本部うなぎで食ったほうがリーズナブル。

でも8年ぶりに訪れた浜松市内、どれ位変貌しているかを観察するために、
初めの週末は駅周辺の探索をしてきました。

金曜日の夜、ワクワク感を抱きながら浜松駅まで逝くバスに乗り、
とりあえず以前の研修時によく訪れたラーメン屋を探すと、
場所は変わっていたけど味は変わっていなくて一安心。

ネギラーメンで腹を満たし、次はアルコールでも摂取するかと思っていたところ、
浜松の武器屋、モデルガンショップチトセが目に付いたので店内に侵入。

そしたら以前の来訪時よりも更にカオスな状態になっている上に、
(この店、何故か店内の床に謎のプロペラや箱が置かれている)
我輩が欲しいものは案外置いていないという状況だったんでそのまま退散。

店から離脱後、飲み屋を探すためにブラブラしていたら、
オッパブとピンサロがあるビルの付近に来てしまいます。
そこで呼び込みのにーちゃんにピンク色の誘惑を勧められ、
人肌恋しい我輩は心がかなり揺らいでしまったのではありますが、
浜松のオッパブの相場は50分5000円、21時をすぎると6000円。

乳揉むだけで5000円かぁ、CZ P-09の予備マガジン買えてお釣りが来るよなぁ。
宮崎市内のOAKだったらいい酒を飲んで3時間以上は楽しめるのに、
1時間足らずで5000円吹っ飛ぶ上に乳以外は揉めないんだろと考えると解せません。

とりあえず「パンツの中に手を突っ込んでもいいのか?」と聞いたところ、
呼び込みがソレは駄目だと言うので「じゃあ要らん!」と吐き捨てて退散。

そしたら次は別のおっさんが「ピンサロいかがですが?」と勧めてくる。
聞けば50分で12000円とのこと。宮崎なら箱ヘルで楽しめる金額じゃん。
ていうかヘタしたらマルイのハンドガン買える金額だぜソレ。
マルイのM1911A1が欲しい我輩にとって0.24パットンは安い金ではありません。

それに我輩、大分前に浜松に研修来た時ピンサロ逝ったんですがね、
その時生まれて初めてオオトベラに遭遇してしまった暗い過去があるんです。

呼び込みのオヤジに誘われて暗い店内に侵入し、
料金は始めに頂く分だけで、延長を希望するなら後程頂くと言われたんで、
多少安心した気分で金を渡してネーチャンが来るのを待っていたら、
何ということでしょう、確実に我輩よりは10は年上の女性が
我輩の隣に座ってサービスしてきやがるんです。

まあそれでもね、身体は反応しまくってはいたんですよ。
ムダ毛も少なかったし、すっげぇ優しかったからね。
そして随分派手でエロい下着を着用しているんだから。

しかしおねーさんのパンツに手を突っ込んで指の運動をした後、
その手を取り出した瞬間、我輩のカミーユ・ビダンは精神崩壊してしまいましたよ。
だってさ、鼻に指を近づけなくても解るぐらい臭ってくるんですよ!
明らかにまともな人間の体臭のソレではない匂いがね!

行為後、浜松駅のトイレで液体緑色石鹸つけまくって必死に指を洗ったんですが、
全然匂いが取れないのは本当に泣きそうになりましたよ全く。

ソレより以前に股からワキガ臭がするのとか、
分泌物臭とかには当たったことがありましたが、
一ヶ月ギブス付けた部分を外した部位の匂いに生ゴミ臭を混ぜたよーな
この世のものとは思えない未知との遭遇したのはアレが最初で最後。

いや、最後であって欲しいマジで。

まあそんなオオトベラ体験は抜きとしても、
中途半端なエロ行為に12000円払う金はないと判断した我輩は、
何も言わずにその場を離脱してシューティングBARに向かったのでした。
そのシューティングBARの話はまた気が向いたらココにアップします。

んで、遅くまで飲んだ後、研修所に戻ろうとしても帰りのバスはない。
タクシーで帰るとなると結構な金額だし、歩いて帰ると結構な距離。
というわけで浜松市内のネットカフェにて宿泊を決め込みます。

最近のネットカフェは昔みたいにリクライニングシートだけでなく、
フラットルームとかいう座敷部屋があるんで寝るのも快適でした。
ソレにパソコン使える、Wi-Fiある、マンガ読み放題、
ジュース飲み放題で2000円程度で泊まれるからネカフェ最強。

難点は隣からいびきや変な声が聞こえてくるのと、部屋が少し狭い程度。
そして面白い漫画を見つけてしまうと睡眠そっちのけで没頭してしまうこと。

次の日の朝、充分に睡眠を取った我輩はネカフェから脱出して、
陽の光を浴びながら昼の浜松の街をブラブラしていたんですが
以前見かけた面白そうな店が軒並みなくなっており、案外楽しくなかった。
相変わらずアクトシティ浜松は我輩の興味をそそるもん無かったし。
というわけでレンタサイクルの店に向かい、チャリを借りて遠出を検討。

アクトシティの裏側、新幹線の高架下にある“はままつペダル”では、
ママチャリや電動チャリ、ミニベロやクロスバイクやロードバイクを借りることが出来ます。

レンタル時間帯は1日と4時間とがあり、
朝からチャリ借りて乗るんなら1日借りたほうがお得でしょうが、
我輩は昼からだったので4時間コースを選択してチャリをレンタル。

でも馬鹿みたいに遠出するつもりはなかったんでスポーツサイクルは要らない。
そこで人生初の電動チャリを借りてみることにしたらコレが案外面白い。
発進時にペダルを踏み込むと、あっけなくペダルが回りチャリはスルッと進む。
坂道でもパワーアシストが効くので立ち漕ぎしなくていい。
しかし、所詮はママチャリなのでマックススピードはたかが知れてる。

「ママチャリヒャッハー!」と叫びながら海を目指してチャリを漕いでいると、
「クルマが使えなくても、チャリがあればいいじゃないか!」という気分になります。
しかしそんな我輩の浮かれっぷりを台無しにするよーな雨が降ってきやがり、
結局海を見に行くのは断念して再び浜松駅周辺まで引き返しましたとさ。

でもその後、レンタサイクルの店の人とチャリの話で盛り上がり、
他のレンタサイクルがどういうのがあるのか見せてもらったり、
メリダとジャイアントとキャノンデールとビアンキの違いを教えてもらったりと
大変有意義な会話を繰り広げる時間を過ごせたので楽しかった。
でも一番興味深かったのは電動アシスト付きクロスバイクだったという。

結局その後、雨が降り止まないので駅周辺のデパートや電器屋をうろつき、
折りたたみ傘を買って夕方前に研修所に戻りました。
そして次の日の日曜日は台風が来ていたので研修所で悶々と過ごしました。

その次の週末、文化の日には電車で焼津まで向かい、
静岡の海の幸に舌鼓を打った話はまた別の機会に話しましょう。

そして夕方には出張から帰ってきたヅイマー氏と合流、
その後の週末はヅイマー氏とサバゲー三昧の日々を過ごしたり、
元後輩とミリタリーイベントに出かけたりと充実した日々を過ごしたりして、
あっという間に研修期間が終わってしまったのですが
研修所のコースの仲間達とのエピソードも多少は書き連ねておきましょうかね。

我輩、研修期間の始め一週間はおとなしく過ごしておりました。
趣味や嗜好の話もせず、自分語りも特にすることもなく、
相手側から振られた会話に頷いたり多少コメントを添える程度。

しかしそれでは仲間達と打ち明けることが出来ないかなと思い、
次の週から下ネタ全開で会話を繰り広げてみたところ、
このキャラが相当ウケてしまい、コース内の歪んだ愛されキャラになってしまいました。

まあ下ネタと言っても「こないだまでウチの嫁、家庭菜園でキュウリ作っっていて、
我輩のキュウリは完全無視状態だったんです」とか、
「人は何故生殖を目的としない交尾をするのか?」
「ソコに穴があるからだ」程度のライトな会話だったんですがね。

そして研修所には初級教育を受けている若い衆が結構居たんですが、
何気なく普通に淫夢用語で「あくしろよ」とか「ありがとナス!」とか言いながら
会話していると淫夢を知っている輩が微粒子レベルで存在して「ええ・・・(ドン引き)」
「微レ存」は「びれぞん」ではないって言う会話で盛り上がるってどういうことだよ?

スマホの普及でノンケ共がネットのダークサイド世界を知るようになるのは
我輩の良き話し相手になるという点では嬉しい話ですが、
知らなくても良い知識ばかり身に着けてしまうのは如何なものでしょうか?
でも若いうちは色々な知識を身に着けたほうが良いから、多少はね。

研修期間中の我輩に定められた小遣いには限りがあるので、
先輩風吹かせて「オレのおごりだ!なんでも食え!」というわけにもイカず、
若い衆と一緒に飲みに行くほど仲良くなることはなかったんですが、
我輩は普通の先輩ではないことに気がついた輩の中には
喫煙所で我輩と交流を深めようとする者も居て少し嬉しかった。

やはりね、おっさんが何故におっさんになるのかといいますとね、
おっさんとしか付き合わなくなるからなんですよ。

若さを保つためにはやはり、若い衆との交流がないと駄目なんです。
若い奴らから何かしら刺激を与えられることで、
老化を防ぐ何らかの手段になるんですよ。

研修の過程で若い衆と交じる機会は殆どなかったんですが。
1回だけ、若い衆とのリレー大会がありましてね、
我輩たちのコースの6名がそれぞれリーダーになって、
6チームに分かれた多数のわけもんたちを率いてリレー競争したんです。

その時に我輩、何を血迷ったのかガルパンTシャツで参加したんですがね、
何故かこのあんこうチームTシャツに食いついてくる連中が多数居て、
「僕死ぬ気で走ります!」とか「先輩、ご指示を!」とか言われて(困惑)。
しかしごめんよ皆、我輩は戦車並みのスピードしか出せないのじゃよ。

結果我がチームは5位という残念な結果でしたが、
わけもんたちは「いい思い出になりました」と謎発言。
でもその時少しだけ思ったね「ガルパンはいいぞ」と。

気がついたらあっという間に終わった3週間でしたが、
研修課程のお勉強についてはともかく、
人生的には濃密な時間を過ごすことが出来て満足でしたし、
なんと言いますかね、何かと良い刺激にはなりましたよ。

ま、心残りは電動アシスト付きチャリンコで浜名湖まで逝ってみたかった。

Posted by 砥部良軍曹 at 22:47│Comments(0)
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
削除
我輩の浜松研修の時のお話
    コメント(0)