2019年05月26日

鉄製AKの普及はココから始まった

以前も申しましたように我輩、過去にカラシニコフを10丁以上買いました。
(以下が過去購入したカラシニコフの数々です↓)
マルイ製AK47・・・8年ぐらい使用、友人に木スト予備マガジン付き5000円で売る

マルイ製AKS47・・・中古で購入、2年ぐらいでストックが折れたので誰かにあげた

マルイ製βスペツナズ・・・外装を殆ど交換してAK74になりながらも現在に至る

マルイ製AK47その2・・・実銃用バイポットを取り付けたロングバレルLMGカスタム

マルイ製AK47Sその2・・・KG9ストックを取り付け、ショートバレルにカスタム

ICS製AK74M・・・初めて購入した海外製電動ガン、ただし台湾製

D-BOY製AKS74U・・・初の中華製品、各部亜鉛部品が面白いように崩壊

CYMA製AKM・・・ストックの木材がクソだったので直ぐに手放した

CYMA製AIMS・・・念願のルーマニアカラシニコフ、3~4年所有

マルイ製AKS74・・・初の次世代電動、転勤記念に同志から贈られる

マルイ製AKS74U・・・殆ど使われることなくRPK購入資金となる

D-BOY製AKMS・・・かなり気に入ってたがメカボックスがいくら調整しても駄目だった

CYMA製RPK74・・・念願の分隊支援カラシニコフ、青森で大活躍!

CYMA製AK47・・・ベトコン装備用に仕入れた中華次世代AK、今でも所有

マルイ製AK74MN(だったと思われるもの)・・・ジャンクをタダで入手、足りない部品買い集めて復活

でも根っからの貧乏性が災いしているのか、それともただの間抜けなのか、
LCTとかE&Lといったメーカーの鉄分含有率の高い
カラシニコフを購入した試しがありませんでした。


鉄製AKの普及はココから始まった

AKが好きだと豪語しておきながら、決定版を所有していない。
それってAK好きとしてどうなんだろうかね?と思った結果、
ある日ヤフオクにVFC製AKMSのガワが0.5パットンという
中古とはいえまぁまぁのお値段で転がっていたので買うことにしました。

VFC製AKは過去にAKM、AKMS、AK74、AKS74、AKS74Uが販売され、
中身入りのコンプリートモデルは各ショップで50000円以上で売られていたのですが、
元々はマルイAK47用メカボ、チャンバー、インナーバレルを必要とする
35000円ぐらいの外装キットとして販売されていたものです。

現在では何処のショップにも新品では売っていない
(有名店では取扱はあるみたいだけど、ココ数年SOLD OUT状態)
VFC製AKMSのレビューを綴るのもどうかと思いはしましたが、
ついに決定版のAKを我が手にした悦びのほうが大きいので敢えて掲載します。

鉄製AKの普及はココから始まった

VFC製カラシニコフは史上初のマルイコピーではない
独自の構成によって作り上げられたAKでした。

マルイ製みたいなネジ止めの結合ではなく、ピンによる結合、
実銃通りの分解が可能な上下ハンドガードは全てVFCが本家。

それ以前にICSやG&G、CYMAがAKの電動ガンを販売しており、
それらはすべてマルイAK47のコピーだったのですが、
VFC製AKが登場してからというもの、AK47系列はそのままマルイコピーで製造されるも、
AKM、AK74系列のカラシニコフは全てVFC製AKをパクって開発、製造されたのです。

現在ではAKの最高峰として名高いLCTのAKも、元はといえばVFCが母体。
我輩のあやふやな記憶によるとイノカツというメーカーが
VFC製AKを真似たか、それともお互いの間に何らかの良い関係があったのか、
AKのリアルな外装キットをイノカツブランドで販売していましたが、
そのイノカツがLCTに名を変えて中身入りのAKを作るようになって今に至る模様。

つまり、タイトルにもあるようにVFC製AKこそがリアルなカラシニコフトイガンの元祖であり、
現在のAK天国(泥沼地獄とも言う)に至る要因と言っても過言ではない(適当)。


鉄製AKの普及はココから始まった

我輩が数あるロシアンカラシニコフの中で一番好きなのがAKMS。
その理由はストックを伸ばしたときの、この無骨でクールなデザイン。

現在では時代遅れ感のあるスイングタイプの折りたたみストックが
古いライフルを好ましく思う我輩の神経を刺激するんですね。

「AKS47も似たようなもんじゃないか?」とおっしゃる方も居られるでしょうが、
AKS47はストックが斜めなのがだらしねぇな、真っ直ぐなAKMSの方が美しい。

鉄製AKの普及はココから始まった

とは言ったものの、ナチスドイツのMP40を発端としたこの折りたたみストック、
展開はやり難いし頬付けで構えてもしっくり来るものではありません。
しっかり構えて撃ちたいのなら、固定ストックのAKMを買うべきでしょう。

でもAKは無骨であることこそが真骨頂であると考えれば、
このAKMSこそが数あるAKの中でも無骨さを表現しており
洗練と野暮の中間位置にある途上の美があるというのが我輩の思考。

鉄製AKの普及はココから始まった

VFC製AKはグリップ以外、外装に樹脂は使われておりません。
ハンドガードは勿論実銃と同じく合板、外装は全て鉄です。
(一部アウターバレルがアルミ製のものもあるらしい)

フロント周りから見ていきましょう。
斜めにカットされたAKM独特のフラッシュハイダーは
切り口の仕上げが意外と雑で実はLCTの製の方が綺麗。

余談ですがこの斜めハイダー、銃本体側から見ると右傾きの位置で固定されているんですが、
その理由は実銃のライフリングが6条右転のため、
発射される弾丸は右回りに出ると共に斜め右上に反動が生じるので、
発射時の燃焼ガスを斜め右上に逃がし、反動を相殺させる形状なのだとか。

フロントサイト、ガスチューブ周りは鉄ですが、キャストアイアンで出来ています。
質感的にはCYMAのものに近い感じで、出来は良いけどシャープさに欠ける。
我輩的にはLCT、E&Lの方がAKらしい立派な仕上がりな記憶。

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合板製のハンドガードはLCT製とは違い、強化ピンが打ち込まれています。
下に水抜き穴も空いており、ニス仕上げもE&L製AKのように厚ぼったくない。
バランスの取れた色具合で美しいの一言です。

リアサイトブロックはキャストアイアンですが、リアサイトは削り出し。
リアサイトは1から10まで数字が書かれているタイプ。
サイトは良いんですが、基部の仕上げはLCTと比べると今ひとつですね。

鉄製AKの普及はココから始まった

フレームは鉄板加工、リベットもしっかり再現。
仕上げは他社製AKと比べても遜色ない美しい出来です。
レシーバーカバーも良い感じの仕上がりで素晴らしい。
ココだけは後発のAKに勝る部分と言えるでしょう。

チャージングハンドルは鋳造でバッテリー入れていないとガッタガタ動きやがります。
おそらく、フレーム内部のレールが短くて残念なことになっている模様。
ココの作りの甘さに我輩「VFC、言われていたほどのものじゃねぇな」と落胆。

トリガーガードはリベット留めなので交換するorマグウェル取り付けるには
リベットをグラインダーで削るかドリルでブチ抜くしかありません。
マガジンキャッチもカシメで取り付けているのでドリルでブチ(以下略)

鉄製AKの普及はココから始まった

更に残念だったのがグリップ。左がVFC製のもの。
ベークライトの色合いをどうにか表現してはいるものの
表面がテッカテカツルツルのプラ丸出しの残念なグリップだったので、
手持ちのD-BOY製のグリップ(黒い方)と交換しました。

まー恐らく、LCTやE&LのAKがよく出来ているのは、
VFCをコピーしつつ、悪い部分は出来る限り修正した結果なんでしょうね。


鉄製AKの普及はココから始まった

本来のキットではチャンバーはマルイAK47別途必要なのですが、
我輩が落札したブツにはPRO WINのCNCチャンバーが付属していました。

このメタルチャンバーはメカボにも固定するネジ穴があり、
堅固な固定で確実な命中精度が売りらしいんですが、
いざゲームに持ち込んでみると時々弾が出なくて残念な状況に。

手持ちのマルイAK用チャンバーと交換したら弾出るようになったんで、
やっぱマルイの中身は間違いない逸品なんだなと謎の感動。
そして社外カスタムパーツは相性があるんだなと再認識。

鉄製AKの普及はココから始まった

回転式のフォールディングストックは伸ばしても畳んでもガタガタします。
そして折り畳むとハンドガードに傷をつけるという・・・
可動させる時はストック取付部のロックボタンをぐっと握って押しながらストックを回す。
尚、バットプレート?に相当する銃尾部分にロックはありません。

そしてこの部分に付属している後部スリングスイベル、
見た目的には回りそうですが残念ながら回転しません。
AKMは1950年代後半に登場したライフルなので、
そこら辺今のライフルと違って優しい作りではありません。

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尚、AKMSはフォールディングストックの為&光学?何それ美味しいの?な
時代の銃が故にフレーム左側にはマウントベースはありません。

どーしてもドットサイトorスコープ付けたければ固定ストックのAKMを買いましょう。

鉄製AKの普及はココから始まった

VFC製AKMSはLCTやE&L製品同様、マルイAK47用マガジン使用可能です。
キットに同封されていたマガジンはマルイの多弾マガジンと完全一致なブツでした。

最近では海外製で安いAK47用のマガジンが色々出回っておりますが、
少しぐらいお値段が高かろうが王道を征くマルイ製マガジンを買うのがよろしいようで。
でもCYMAのAK用マガジンは案外良い出来でトラブルも少なく、侮れない。

鉄製AKの普及はココから始まった

我輩の手元に来た時のVFC製AKMSの姿。
あれ、インナーバレルとチャンバーが写っていない。まあいいや。

元々バラバラ状態で分解する必要がなかったので、
VFC製AKMSの分解手順を紹介することが出来ません。
なので組み立て手順を載せることにしますが、多分需要は無いな。
尚、VFCもLCTもE&Lも構造はほぼほぼ一致なので、
そこら辺のAKをお持ちなら一応参考にはなるはずです。

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メカボックスをフレームに突っ込む際は、この引掛け部分に注意。
無理やり押し込むと配線がブチ切れる恐れがあります。
尚この部分、配線が遊ばないようにするためのガードです。

塩梅よくメカボックスをぶっ込んだらグリップを取り付けましょう。

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そしてセレクタープレートの取り付け。
LCT製AKのようにメカボックスのセレクターを動かすパーツが
セレクターと一体化しておりますので組付けは簡単ですが、
社外品を取り付ける場合はマルイAKのココの部品が必要。

取り付けたらセレクター固定用のスクリューを締めます。

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次に取り付けるのはインナーバレル&チャンバー&スプリング。
ちゃーんとゴム(チャンバーの)を装着してから入れるんだぞ、解ったな?
スプリングを入れ忘れるとチャンバーがガタガタするのでご注意。

そしてフレーム内部のチャンバー固定ブロックにチャンバーをクロスネジで取り付けます。

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その後リアサイトブロックと一体化したアウターバレルアッセンブリーを突っ込み・・・

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リアサイト基部にあるイモネジを締めてフレームに固定し、
リアサイト基部のピンを叩き込んでガッチリ固定します。

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リアサイトの板バネを取り付け、リアサイトを溝に突っ込みながら取り付けたら、
アウターバレルに付いている固定金具を移動させてアンダーハンドガードを取り付けます。
指さしている部分のレバーを回転させると固定されます。

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尚、我輩の個体はハンドガードに遊びが無くてギッチギチで、
取り付けに相当苦しい思いをしたので基部が干渉する部分
(ハンドガードの白くなっている部分)を削ったら
1mm程削りすぎて取り付けると少々ガタが出てしまいました。

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アッパーハンドガードを取り付けて固定したら
バレル下部にあるクリーニングロッド(何とリアルサイズ!長い!)を取り付けます。

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そしてチャージングハンドルをフレーム内にぶっ込み、
チャージングハンドル固定ロッドとスプリングをメカボックスに取り付けて
チャージングハンドルの穴に通して固定し、
レシーバーカバーを取り付ければ完成です。

バッテリーはレシーバーカバー内部に収納します。
使えるのはリポでもリフェでもニッ水でも何でもいいですが細いバッテリーのみ。

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ナム戦装備(ただし北側のなw)でAKMSというのは見慣れない感じではありますが、
1974年ぐらいまで続いたヴェトナム戦争で1959年に正式化されたAKMSが
旧ソ連から実験も兼ねて持ち込まれて当時のヴェトナムで使われた可能性は
微粒子レベルで存在しているとは思いますので問題はないでしょう。

メカボックス、インナーバレル、チャンバーと言ったパーツは、
全て手持ちのものを取り付けて調整しているので
VFC製品自体の性能をどうこう語ることは不可能ですが、
過去20数年の実績ある我輩の手で組んだので特に問題なし。

トータル的に見ると希少性や過去の良い評判や噂を元に、
わざわざVFC製AKに手を出す必然性は無いというのが我輩の見解です。

どうしてもAKMSが欲しいなら現在生産されているLCTやE&L製品を買うべき。

そして持ち運びにコンパクトである必然性がないのなら、
敢えてAKMSを選ぶ必要もないというのも我輩の持論。
逆に言えば敢えてコイツを欲する輩は我輩みたく捻くれ者である可能性あり。

でも我輩的にはVFC製AKMS、満足の逸品です。
ただやっぱりチャージングハンドルがガッタガッタなのは気になるなぁ。


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