2020年05月21日

岩牡蠣を食いに行って緋扇貝の旨さに開眼する

去年の夏休みが終わる前ぐらいの頃の話ですがね、
その頃まだ(ていうか未だ続行中なのかもしれないけど)何もしたくない気分な我輩に嫁が
「県北にカキ食べに行こう、イワガキ!」と言ってきやがったので、
面倒だけど嫌だというと更に面倒な気がしたので、仕方なく付いていきました。

嫁の運転で高鍋から高速道路に乗り、我輩は助手席で岩牡蠣食える店の検索。
近くにある店2・3件ほど目星をつけ、グーグルマップで嫁に道案内をしながら、
たどり着いたのは延岡市北浦町古江2969にある「三洋水産 カキ小屋」

岩牡蠣を食いに行って緋扇貝の旨さに開眼する

何で我輩がこの店を選んだのかと言うと、
この店は北浦町で初めてカキ小屋を開いた店であると
延岡観光協会のHPに載っていたから。

店の周囲は静かな漁港で、ていうか人が居なくて静かすぎ。
まあこの日は天気もあまり良くなかったからまぁしょうがないね。

でもねこの店、一見入口が何処にあるのかさっぱり分からん。
建物周辺をうろついていると入り口らしき場所で作業している人が居たんで
「ココで焼き牡蠣食えるんですか?」と聞いたところ、
「えーっと・・・予約はしてないですよね?」と言われてまさかコレは失敗だったか?

岩牡蠣を食いに行って緋扇貝の旨さに開眼する

どうやらこのお店、店内が小さく人数に限りがあり、
尚且炭火の準備をしないといけないので、
予約の電話(0982-45-3600)を入れてきて欲しかったとのこと。
確かに、延岡観光協会のHPにも書いているわ、※要予約って。
コレはもう「すいません許してください何でもしますから!」と言わなきゃいけない案件か?

でもこの日はお客さんは誰も居なかったのと、店の大将がいい人だったので、
「今から炭の準備するから15分ぐらい待っててくれる?」と言ってくれました。
店の前にある岩牡蠣を「今からコレ食うんだ」と見つめながら待つことにします。

岩牡蠣を食いに行って緋扇貝の旨さに開眼する

待つこと15分(15分待ったとは言ってない)、
店内に入ると長火鉢みたいな席がいくつかあって
その中央にはBBQコンロが設置されていました。

そして渡されたメニュウがコ↑レ↑。
岩牡蠣だけ食うことも出来るようですが、
基本セットを注文すれば色々食えて美味しいという寸法か。
そして追加で気に入ったものをまた単品で注文して
気がついたら凄いお値段になるという罠だな。

岩牡蠣を食いに行って緋扇貝の旨さに開眼する

そしてコレが基本セット。岩牡蠣とサザエと・・・なんじゃこのカラフルな貝は?
聞いてみたらヒオウギ貝(緋扇貝)というここら辺で養殖している貝だとのこと。
あーそういえば聞いたことあるわていうか、確か道の駅北浦で売っていたやつだわ。
んで、この日はオキアサリがなかったのでヒオウギ貝が2枚。

コレで1800円は少々お高い気がしなくもないですが、
ぶっちゃけこういうのは自分で貝と炭を買って家で焼けば安いけど、
店で食うなら大概こんなもんです。
焼き岩牡蠣なんて大体1個1000円ぐらいしますからね。

岩牡蠣を食いに行って緋扇貝の旨さに開眼する

岩牡蠣食いに来たんだから、イワガキから先に焼くのが礼儀ってもんなんでしょうが、
初めて食うヒオウギ貝がどういうシロモノであるかが凄く・・・気になったので、
家族全員何も考えずにヒオウギ貝を網の上にIN、そしてファイヤー。

岩牡蠣を食いに行って緋扇貝の旨さに開眼する

蓋が開いたら大将が蓋をちぎって貝だけにして更に加熱。
余談ですがホタテやカキと言った貝類を網で焼く場合、
殻が開いた時に出て来ている水は貝のエキスではなく海水なんだそうです。
だからこぼれても躊躇なく捨てても「なんの問題ですか?」だそうです。

というわけで今後牡蠣焼きながら一番汁が溢れているのを見ながら
「ああ、もったいない!」と半ばキレ気味で言ってる輩を見かけたら
「コイツは塩水がそんなに飲みたいのか(呆れ)?」と思ってあげてください。

岩牡蠣を食いに行って緋扇貝の旨さに開眼する

ヒオウギ貝が焼けたところで手前に避難させ、
中央に本日の目玉商品(のはずだった)イワガキをファイヤーします。
いやしっかし、デカいものを目の当たりにすると人間って目が一点集中しちゃうよね?
デカい牡蠣とかデカい柿とかデカい乳とかね、まあしょうがないね。

岩牡蠣を食いに行って緋扇貝の旨さに開眼する

貝殻を見た感じはカラフルなホタテ、中身もホタテっぽいんですが、
食ってみるとホタテよりも味が濃く、甘みが強く、そしてあとを引く!
味の上品さではホタテが上ですが、純粋な旨味的にはヒオウギ貝凄い!
我輩は何で今までこんな旨い貝をシカトしていたんだ!

岩牡蠣を食いに行って緋扇貝の旨さに開眼する

クリーミーで分厚い身、ほとばしる貝汁のイワガキも、
確かに旨いっちゃあ旨かったんですがね、
ヒオウギ貝と比べると正直な話・・・ヒオウギ貝の方が我輩は好き!

クソガキ共も「カキよりもカラフルな貝のほうが旨い」と唸っておりました。
ヒオウギ貝は理解りやすい味、はっきりわかんだね。

そしてイワガキを食いに来たはずの嫁も、
ずっと宮崎に住んでいながらヒオウギ貝を口にする機会はなかったらしく
この日、新たなる味の目覚めが始まった模様。

岩牡蠣を食いに行って緋扇貝の旨さに開眼する

イワガキを食い終えた我が家一同、当然のように追加でヒオウギ貝を注文。
でも貝だけじゃなくて魚も食いたいねということで干物のメニューを見せてもらうと
下から2段めに気になるものがあるじゃないか!
あのコピペにハマった我が家的にはコイツは注文せねばなるまい!

岩牡蠣を食いに行って緋扇貝の旨さに開眼する

イワガキを食ったら米が欲しくなったので、我輩と息子はごはんセットを注文。
そしたら味噌汁の中にはアサリよりもデカくてシジミっぽい柄の貝が居る?
一応大将に聞いてみたんですが1年前の出来事、コイツが何かは失念しました。
でもこの味噌汁が凄く旨かったことだけは覚えています。

岩牡蠣を食いに行って緋扇貝の旨さに開眼する

味噌汁をチビチビ啜っている間にイサキの開きが焼き上がりました。
イサキってめったに食わないんだけど、意外と味の深い旨みのある魚なのね。
コレはかなり我輩好みの味で一気に食ってしまいました。

岩牡蠣を食いに行って緋扇貝の旨さに開眼する

最後の締めに嫁が赤エビを食いたいって言うので注文。
冷凍庫の中から出来てた赤エビでしたが旨味がしっかり詰まっています。
大将は「焼けたら殻ごと食べて」と言ってましたが、
我輩はエビを殻ごと食うと殻が歯の隙間に挟まるのが嫌なので苦手な人です。

岩牡蠣を食いに行って緋扇貝の旨さに開眼する

気がついたら1万円ぐらい食いまくって腹パンパン、心も満足。
握りこぶしのようにデカい岩牡蠣も悪くなかったけど、
緋扇貝という旨いものが宮崎にあった事を知れたのがこの日の大収穫でした。

ヒオウギ貝の旬は基本、イワガキと違って秋~春らしいんですが、
火を通せばどの季節でも食えるらしいです。

5月ぐらいに来ればワカメのしゃぶしゃぶが楽しめるというのも面白そうです。
そして秋から冬にかけては、(いいお値段だけど)伊勢海老も食えるそうです。

この後、道の駅北浦に行くと思っていたとおり水槽に大量のヒオウギ貝があり、
1枚150円だったので16枚ぐらい買って帰ったのですが、
ヒオウギ貝は自分で好きなのを選んでレジに持ってこいと言われたので、
イキの良さそうなのを選んでトングで掴もうとしたら
思いっきり潮吹きやがって顔面やTシャツが濡れ濡れになってしまいました。


去年の夏はあまり元気がありませんでしたが、
今年は胃袋だけは元気なようなので、
また色々出掛けて宮崎の旨いものを探してみたいなと思っています。


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Posted by 砥部良軍曹 at 22:26│Comments(0)めしお出かけ
 
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