2020年06月14日

赤い国の戦闘装備

ソ連が崩壊して29年、来年のクリスマスの次の日はロシア30周年記念日です。
そして我輩がサバゲーの装備としてソ連軍装備を揃えだして10年(適当)。
揃えるのに時間がかかりすぎてベルトは当初購入したものが巻けなくなりましたw
時間がかかりすぎると装備品って縮むもんなんだね?
しかしようやく到達点が見えてきて、長年手掛けたパズルが完成を迎えた気分です。

サバゲーでのタクティカルアドヴァンテージだけを純粋に求めるのなら
旧態依然とした古使いにくいい装備を身につけるのは愚の骨頂なのですが、
「俺は今、戦場で戦っている!」と言う気分に浸るのなら、
こういうヒストリカル系の装備がいいよなと思うのが
昭和生まれのサバゲー歴25年以上の我輩的思想なのです。


というわけでいつの間にか我輩のライフワークと化してしまった
冷戦時代のソ連軍装備、M69戦闘服に合わせる装備について、
時間を掛けてようやく人様に披露できるだけの
知識が蓄積されましたのでじっくり説明したいと思います。
なお、BGMはコレを流しながら閲覧頂きたい所存。

赤い国の戦闘装備

ソ連軍の冷戦時代の装備はサスペンダーにピストルベルト、
マガジンポーチとグレネードポーチと銃剣という、

組み合わせ的には冷戦時代の何処の軍隊でも採用していたスタイルです。

サスペンダーとベルトは一見革製に見えますが、
スリングに使われているようなコットンの表側に
チョコレート色の謎コーティングをしたものです。
このコーティングのお陰で耐久性耐水性がアップしてるか否かは不明ですが、
米軍のベルトに比べると生産性が高そうな気はしなくもありません。

サスペンダーの相場は3000~6000円ぐらい。
ソ連崩壊から30年ぐらい経った最近では入手が困難になっております。

ベルトのバックルは金属製で、コーティングがされています。
ボタンは小さくて目立たないだろうから金色のままでいいやと思ったソ連軍も、
ベルトのバックルは流石に金色のままでは目立つと思ったんでしょうね(迷推理)。

ヤフオクではよくバックル部分が金色のベルトが出品されていますが、
あれは戦闘用のではなく、パレード用のベルトです。

ベルトの相場は3000円前後。
ロシア軍でもズボン用のベルトとして使われているので、
入手はそこそこ容易な方ではあります。


赤い国の戦闘装備

マガジンポーチは3本入るのと4本入るのがあります。
我輩が所有しているのは3本入りのやつです。
写真ではAK74のマガジンを詰めておりますが、AK47orAKMのマガジンも入ります。

マガジンポーチにはオイラーと小道具を詰めるポケットも付属。
オイラーは1500円ぐらいで入手しました。
別になくてもどうってこたぁねぇんですが、
こういう無駄な小物があると装備が引き締まります。
まあ要するにアレだ、パンティのリボンのようなものだよ。

マガジンポーチは時々ヤフオクとかでレプリカが出回っているようですが、
入手しやすいものの大半はフラップ留めストラップの革が劣化した本物です。
本物もレプリカもお値段はだいたい3000~5000円ぐらい。

冷戦時代の米軍やドイツ軍、イギリス軍等西側諸国の軍装では、
マガジンポーチは左右に取り付けるのが一般的ですが、
ソ連軍は「ある程度は航空支援や戦車で完膚なきまでに破壊して、残りを歩兵で殲滅」という思想で
歩兵に大量の弾を渡す必要はないという判断を軍上層部が下したのでしょうかね、
どの写真を見てもマガジンポーチは右に一つしか付けておりません。

赤い国の戦闘装備

マガジンは持たずとも、グレネードは外せないのがソ連軍装備。
グレネードポーチはレプリカです。お値段3000円弱。
本物と比べたことがないのでどうとも言えませんが雰囲気はありますし、
何よりもフラップ留めの革ストラップがしっかりしているのが嬉しい。

しかし悲しいことに日本で入手可能なソ連製手榴弾のレプリカ、
このグレネードポーチに入れると蓋が閉まらないのだそうです。

我輩は新聞紙を丸めたものを突っ込んで見栄えを良くしていますが、
小物入れとして使えないこともないのでそのへんはご自由に。

赤い国の戦闘装備

ソ連軍装コスプレに銃剣は欠かせない一品です(迫真)。
女性の下着に喩えるとレース付きのブラジャーぐらい重要です。
写真の銃剣はAKMが主力だった頃の銃剣で、6kh3と呼ばれるものです。
厳密には鞘が6kh3で、銃剣はAK74対応型の6kh4。
6kh3はグリップの下が丸くなっててAKMにしか付かないそうです。
尚、AK74用の6kh4は鞘がベークライトで出来ているやつ。

AK47用の6kh2というスパイク銃剣みたいなのもありますが、
AK47の頃は「着剣する前に資本主義の豚共に弾丸叩き込んで血の海にしろ!」
みたいな思想で銃剣突撃を考慮しなかったのか、殆ど見かけません。

AKMの銃剣は世界に先駆けてワイヤーカッター機能を付与した銃剣です。
米軍のM9バヨネットはソ連のAK用銃剣を真似したと言われています。
実は銃剣としての機能はおまけで、コンバットナイフ兼ワイヤーカッター?

鞘の部分にゴムが巻かれているのが古いやつで、
(このゴムのお陰で通電しているワイヤーを切ることも可能)
ベークライトで出来ているのが新しいやつだと覚えときましょう。
(ベークライトも帯電性があるので通電ワイヤーを切るのに使える)

ソ連装備を揃えるにあたり、一番予算が必要なのが銃剣ですね。
本物は20000円ぐらいします。レプリカも時々見かけますが、お高めです。
当然ながらブレードはダミーorぶった切られています(本物持ってたら警察捕まる)。
我輩のは20年ぐらい前に仕入れたアリイのプラモの銃剣(2000円ぐらい)。

因みに、有料フィールドではゴム製とはいえ銃剣を着剣するのは勿論のこと、
フィールド内に持ち込むのも禁止しているフィールドもあるのでご注意。
「ゴム付けているから安全だよ!」と言っても通じない相手がいるのがサバゲー界隈です。

まあそういうフィールドではこういう装備でサバゲーに参加しても浮いちゃうし、
何よりも他の参加者から白い目で見られる恐れがあるでしょう(偏見)。

赤い国の戦闘装備

背中部分には古めかしい水筒(写真左側、お値段3000円弱)と、
折り畳めない木の柄のスコップ(相場不明)を右につけるのが正式なのですが、
スコップなんてサバゲーで持ってきた日にゃあ邪魔でしょうがないし、
ソレ以前に旧ソ連時代のスコップもスコップカバーも手に入りにくいので、
我輩は分隊の指揮を執る下士官であるということでマップケースを付けております。

スコップも水筒もサバゲーでは使わないので居るかと問われると正直必要無いんですが、
軍装コスプレは宴会料理同様「どれだけ多く盛り付けているか」が重要なのです。
水筒は素人目には実用性ありそうですが、大抵中が臭いので実用性皆無です。

赤い国の戦闘装備

本来ならば同志らんたろー氏のように木の棒が出ているのが正しいのですが、
いやこれ確実に邪魔っしょ?戦闘中でも休憩中でも邪魔じゃわい(断言)。

こういう装備ってアレだ、ガーターベルトみたいなもんだ。
でもねー、ガーターベルト、アレはいいもんですよ。

赤い国の戦闘装備

70年代のヘッドギアは米軍もそうでしたが、ソ連も勿論テッパチです。
冷戦時代のソ連軍のヘルメットといえば微妙に縦長のシルエットが特徴的なSSh68。
このヘルメットがあれば70年代~ロシア初期装備までカバー出来ます。
10000円弱程度で入手可能で、そこそこデッドストックが出回っています。

ただし、鉄ヘルメットなので結構重いです。磁石が引っ付きます。
軟弱な平成生まれは1ゲームで被るのを放棄するかもしれません。

他にも1つ前の方でSSh40とかSSh60とかありますが、
冷戦時代のソ連軍らしさを強調するならSSh68を買うべきでしょう。
余談ですが我輩は、SSh40だと言われて買わされた鉄ヘルが、
実はポーランド軍のものだったという憂き目に遭っております。
(パッと見は似ているが、中の作りやストラップが全然違う)

赤い国の戦闘装備

ヘルメット被るのが嫌だという軟弱者はピロトカと言う帽子を買いましょう。
コレを被るだけでも冷戦時代のソ連兵の雰囲気がぐっと出ます。
上から見ると卑猥な形状をしております。お値段3000円前後。

コレ、10年ぐらい前はソ連の色んなピンバッジがいくつが付属して、
3000円ぐらいで手に入ったんですが(ロシアのお土産で結構売っていたらしい)
最近殆どお目にかかりませんので気長に探すしかないでしょうね。

赤い国の戦闘装備

ソ連軍装備の一番の特徴であり、一番の難所と言われるのがブーツ。
本物のデッドストックはなかなか入手困難ですし、あってもサイズが合わない。
そしてお値段が20000円以上する割には同価格のコンバットブーツよりも履き心地が悪く、
足首部分の剛性に乏しいので山を走るのに不向きなのです。

我輩は東ドイツ軍装備が大量放出していた時(15年ぐらい前)に
中田商店で6000円ぐらいで売っていた東ドイツ軍のジャックブーツで代用しておりますが、
ドイツが東西に分断されていた歴史が過去のものとなった今では
なかなかお目にかかれないのでナチスドイツ軍のブーツ辺りで代用するしかないでしょう。

この手の長靴みたいな軍靴を買う時は靴のサイズではなく、
ふくらはぎに合わせて1サイズ大きめのものを買うこと。
大抵のレザーロングブーツは脛の細い欧米人向けに作られているので、
足のサイズに合わせるとふくらはぎが入らずに泣きを見ます。
そして靴の中には登山用のインナーソールを入れてフィット感を確保しましょう。

赤い国の戦闘装備

決して必要というわけでもないけど、あれば欲しいのがガスマスク。
この見た目にも気持ち悪くて装着するとやっぱり気持ち悪いガスマスク(GP5というらしい)は
悪の帝国ソビエト的な雰囲気に満ち溢れている素敵アイテムだと思います。
お値段は多分、ケースとセットで5000円ぐらいだった気がします。

そしてこのガスマスク、チェルノブイリ原発事故の時にも大活躍したそうです。
(実際は毒ガスに対してではなく米帝が核ミサイルをぶっ放してきた際に
放射製物質の粉塵から守るために作られ、軍だけでなく市民にも配布されていたそうな)

合わせてガスマスクバッグも入手できれば言うこと無し!
ていうか、ガスマスクバッグだけでもヨシ!
でもガスマスクもガスマスクバッグも最近あまり見かけなくなりました。
昔は楽天ショップとかで2000円ぐらいで売っていましたけどね・・・

赤い国の戦闘装備

ソ連軍装備の締めに紹介するのはバックパック。お値段3000~6000円ぐらい。
第2次世界大戦の頃からソ連崩壊まで使われていたというこのリュック、
ズタ袋みたいな形状で口は粗末な縛り紐があり、荷物を詰め込んだら、
背負ベルトで口を縛って閉めるという不思議なシロモノでございます。
(口で説明するのが面倒なので興味のある方はぜひともご購入をw)
容量は意外とあるので服、装具、ヘルメット、ガスマスクを収納することが出来ます。

現在ではあまり流通していないので無理して買う必要はないですが、
ソ連軍装備をフィールドの持ち込むための雰囲気のある袋としては役立ちます。


さて、冷戦時代のソ連装備、我輩が掛けた金額は・・・
ごまんえんぐらいですかね?(戦闘服は含まない)
でもね、ガッチガチの軍装ってキチッと揃えるとそんなもんですよ。
第2次世界大戦装備なんか米軍もナチスドイツ軍も10万円ぐらいかかりますから、
ソレに比べたら大分安いし、見た目的なインパクトは負けていない。

それに、M69戦闘服に合わせる武器のバリエーションは、
AKM、AK74、AKS74、AKS74U、RPK、RPK74、RPKS74、SVD、PKMと
同時代の他国の軍装と比べてもバリエーションに富んでいるので、
アドバンテージ(優位性)は充分にあると思います。


冷戦真っ盛りの頃のソ連軍装備は同時代の米軍装備ほど洗練されてはいませんが、
その土臭さを感じさせる部分がツボにはまる人にはたまらない雰囲気を醸し出しております。
(ていうか我輩に言わせると70年代ぐらいの米軍以外の装備は
ドイツもイギリスもフランスも似たりよったりの泥臭くて不便そうなブツばかりである)

こういう「かつて存在していた国」の軍装を揃えるという行為は
クルマやバイクで言うなればクラシックカーを買うようなもの、
釣りで言うなれば鮎釣りやフライフィッシングにハマるようなものでしょう。


万人向けではない方向性だからこそ、熱を傾けたくなる。
趣味が講じると最優的に行き着く先はこういう方向性なのかなと思います。


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