2022年07月13日
スリムで高身長のロシア美女、モシンナガン
世の中には注文して30年待たないと食えないコロッケが存在するそうです。
マジかよ!?と思う方は上記の文章をクリックしてご覧なさい。
しかしながら、30年も待つ程の甲斐がある(確信)と信じて、
そのコロッケを注文している人はどれぐらい居るのでしょうか?
多分、大半の人は「本当に30年後にコロッケが来るのかな?来たら超ウケるwww」
的な軽いノリでそのコロッケ注文してんじゃないですかね?
我輩は精々、待っても1年ですね。
それ以上時間がかかるとなると待つのが苦痛です。
デラーズ閣下が3年間待ったのというのも「随分辛抱したなぁ」と思えるぐらい
我輩は待つという行為が到底無理な人間です。
しかしながら今回レビューをあげるS&T製モシンナガンM1891/30は
予約を入れてから手元に届くまで丸々1年かかりました。
去年の7月上旬、ツイッターで「S&Tからモシンナガンのリニューアルバージョン出ます」
「10月には販売される予定です」というアナウンスを目にしたので、
速攻でフォースターのHPにアクセスして、買うべきか否か114514秒(32時間ぐらい)悩んでから
「かおりがくれた夏のボーナスの小遣いキープしとけば買える(確信)」という結論に至り、
覚悟を決めて本体と予備マガジン2本を注文。
しかしwktkしながら全裸待機するもコロナ禍による開発or生産の遅れが生じたのか
去年の10月に来た知らせは「申し訳ありませんが販売は延期になります」。
そして「もうすぐ販売します」のアナウンスがツイッターに出て来たのが今年の6月末、
「商品が入荷しました」のメールが我輩に来たのが今年の7月上旬という有様。
そしてブツが届いたのがこないだの陸自迷彩祭りの3日前。
だいたい1年ぐらい待たされて念願のサバゲーで使えるモシンナガンを手にしたのです。
いやー、夏のボーナス後で丁度手元に金がある時期でよかった。
さて1年待たされたモシンナガン、ワクワクしながら箱を開けると
中には同社三八式歩兵銃みたいな茶色の長い物体とマガジン、そして取説と証明書。
うーむ、やはり19世紀のライフルだから長い(三八式と同じぐらい)。
こりゃあ現代の感覚では銃器というよりは槍だな。銃剣欲しいw
弾を撃ち切ったら銃剣突撃が当たり前だった時代のライフルなんですよコイツは。
モシンナガン1891/30は帝政ロシア時代に開発され正式採用されたボルトアクションライフルを
ソビエト時代初期に改良した(名称の/30は1930年に改良された事を表す)ものです。
モシンナガンは日露戦争を皮切りに第二次世界大戦終了まで活躍し、
AK47が採用された後もスコープ付きの狙撃銃がSVD登場まで第一線で使われていました。
追記:今でもロシア連邦軍で使われているってどういうことなの???
自衛隊も大概物持ちがいいですが、ロシアには勝てないか???
S&T製モシンナガン自体は数年前に既に販売されており、
エアコッキングタイプとガスコッキングが存在しているのですが、
我輩が仕入れたS&Tモシンナガンは
エアコッキングの改良版(新型)です。
今までのモシンナガンとの最大の違いは給弾方式がマガジン式になりました。
(過去のモデルは本体に直に弾をブチ込むクソ面倒な方式)
この改修により戦闘中のリロードが容易になるわ、装弾数が増えるわと良い事尽くめ。
しかもエアコキなので地球に優しい、エコロジー!
ところでさぁ、この手のボルトアクションライフルをまあ多少はね銃を知ってる輩が、
「コレってスナイパーライフルですよねー(ドヤ顔)」って言うのが腹立たしく感じるんですが、
モシンナガンが第一線で使われていた時代はね、こーいうライフルが主力だったんだよ。
ボルトアクションだからスナイパーライフルって単細胞な思考をお持ちの
勉強不足な方は頼むから我輩に近づかないで下さいお願いします。
スナイパーライフルの主流がボルトアクション方式なのは
オートマチックに比べて構造が単純だから命中精度が優れているからなのです。
しかしそれは火薬という強烈なパワーを発するモノを使用する実銃の話であって、
エアガンの場合は必ずしもボルトアクションが命中精度が良いというわけでもありませぬ。
あと、映画「スターリングラード」で銃は2人に1丁と言うシーンがありましたが、
実際モシンナガンは独ソ戦が始まる前には兵隊の数よりも多く生産されていたそうです。
それはさておき、S&T製新型モシンナガンの出来栄えを見てみましょう。
アウターバレルとは別パーツになっているマズルは細く、
とても実銃で7.62mmを撃ち出すサイズとは思えません。
我輩の記憶では同社モーゼルkar98kや三八式よりも細い可能性が微レ存。
(追記:後程比べてみましたがあまり大差ありませんでした)
そしてこの時代のライフルにはフラッシュハイダーなんてぇモンが付いてない
(発射炎を逃がすハイダーが一般的になったのは第二次世界大戦以降)のが我輩的にソソります。
ハンドガード上部を見ると、そのスリムな形状がハッキリわかんだね。
この辺がセクシー、エロいっ!
しかしながらS&T製品の木スト、相変わらずの安物家具みたいな色が気に入りません。
同社製三八式みたいにストックがカタカタしないのは嬉しいですが、
上下ハンドガードを固定するリングは結構ガバガバです。
モシンナガンが他のボルトアクションライフルとの違いを見せつけるのがボルトの形状。
一般的なボルトアクションはボルト後部にボルトハンドルが付いており
ボルトと連動しながらハンドルが作動する機構になっているんですが、
モシンナガンはボルトハンドルがボルトと一体化しているんですね。
エアガンではこの構造の違いが然程影響を及ぼすわけでも無いんですが、
ボルトハンドルの位置がレミントン系、Kar98Kや三八式とはま、多少はね違って
前の方にあるのでコッキング時に軽い違和感があります。
まあ使っているうちにすぐ慣れるんですが。
ボルトストロークは8cmぐらいとかなり短めで、コッキングも軽いです。
動きもスムーズで慣れると素早い装填が可能。
マルイ製ボルトアクションと比べるとボルトは少しガタつきが感じられます。
ボルトピースを引っ張って左に傾けるとセイフティがかかります。
素早く扱いにくいのが難点ですが、オリジナルの得体のしれないセイフティ付けられるよりはマシ。
過去の製品はセイフティついていないモノもありましたからね。
ストック後部も独特の曲線で構成されており、好き嫌いが分かれそうな形状。
我輩はあまり好きじゃなかったんですが、現物を目の当たりにすると案外悪くない。
寧ろ「この辺がセクシー、エロいっ!」。
デカい乳輪は好きじゃなかったんですが現物を見たら
「コレはコレでなかなか・・・」と思えるようになったのと同様?
ただね、我輩的にモシンナガンのどうにかしろよ的ポイントはスリング。
スリング穴の付き方が独特スギィて普通のスリングが付きません。
モシンナガン専用のスリング(レプリカがヤフオクで出回っている)を入手し、
そのスリングに付属するベルトをスイベルに取り付け、
スリングを取り付けるというクソ面倒くさいやり方をしなければいけないのが難点です。
まあパラコードを適当な長さに切ってスリング穴にループを取り付けて
そこに好きなスリング付ければ良いだけの話なんですがね。
タナカ98kに似ている着脱式マガジンの装弾数は37発。
マガジンは実銃の弾倉部分に入るので、同社製三八式よりもリアル。
マガジン装填は前方を突っ込んで引っ掛けて、後ろをカチッとなるまで押し込みます。
予備マガジンのお値段は2000円弱ぐらいと財布にも優しい。
過去にKTWを筆頭にZETA-LAB、REDFIRE、PPS、旧型S&Tと
数々のメーカーがモシンナガンのエアガンをモデルアップしていましたが、
全てKTWのパクリでマガジンは本体内蔵式、装弾数は15発程度と、
弾数的にも使い勝手的にも不満しか出ないシロモノばかりでした。
オリジナルのマガジンシステムを開発したS&T製新型モシンナガンの存在は歓喜に値します。
ただね、このマガジン結構デカいから赤軍装備のモシンナガン弾薬ポーチには収まらないのよ。
ロシア連邦軍のSVD用マガジンポーチには収まるんですがね。
リアサイトはこの当時お約束のタンジェントサイト。
20まで数字があるけど、2000m先は実銃でも流石に狙えねーでしょう?
リアサイトの後ろにある小さい穴はホップ調整用、アレンレンチで芋ネジを回す方式です。
そして本体上面の刻印を見ると「1944」の数字が。
コレはまさか?バリエーションとしてカービンが発売されるという前振りか?
(追記:後からモシンナガン・カービン出ましたが1944じゃなくて1938でした)
ココにしれっと「S&T ARMAMENT」の刻印が入っているのがナンですが、
全体的な出来は良いし、メカの動きもスムーズ、パワーは85m/s弱ぐらいと多少物足りなさを感じますが、
命中精度は10m先のモンスターエナジーの缶を狙えるポテンシャル。
30m先の人間大の木に当てることも可能(射手の能力による)です。
ようやくサバゲーで使えるモシンナガンが販売された悦びを噛み締めております。
難点といえば・・・やはりこの長さでしょうかね・・・
宮崎(特に我輩の住んでる地域の付近)はインドアフィールドが多いんで、
この長さはどーしても持て余してしまいます。
そして所々、ガタつきや作りの甘さが見受けられるんですね。
あとね、トリガープルがあんまり良くない。ストロークは短いけど重い。
でもこの長さ、そして凹凸の豊富なスリムボディに、
マルイ製ボルトアクションとタメを張れる「いいゾ〜これ」な性能。
新型S&T製モシンナガンは正にロシア美女と言っても過言ではないでしょう。
ただね、新型S&T製モシンナガン、中華エアガンにしては素の状態があまりに良すぎて、
然程分解の必要性を感じないのが我輩的には腑に落ちないというか、
もっとダメ要素やネタ要素が欲しいと思いもしたんですが、
分解しなくて済むのであればそれはそれで良い事でしょう。
でもこの後、分解するけどね。
ストックの塗り直ししたいんですよ・・・
というわけでS&T製モシンナガン(改良型)、
細かいところが気になるんで分解して弄りました。
改善点は以下の通り↙
◯安物家具みたいなストックの塗り直し
◯本体やバレルにガタがあるので修正
◯性能は悪くないとはいえ中華だからそのまま使うのは不安
まずは昔のライフルお約束のバレルとハンドガード、ストックを束ねているリングを外します。
リングの下にイモネジがあるので、それを緩めてしまいます。
2つのリングはストックに埋め込まれた板バネで押さえられているので、
板バネを押さえてリングを外します。
実銃だとこの板バネがめっちゃ固いらしいんでココの弾性だけでリングを留めているんですが、
エアガンはその弾性が弱いんでイモネジで押さえているんでしょうね。
前のリングを留めている板バネは板じゃなくて、中にバネが入っているんで、
それを無くさないようにしましょう。
我輩はストックを塗り直すのでこの部分は外します。
リングを外す際、三八式の場合はフロントサイトが邪魔なんで、
フロントサイトを叩いて取り外す必要があるんですが、
モシンナガンの場合はフロントサイト外さなくてもリングが外せるのが楽でいいですわ。
前回りを分解したらボルト後部セイフティ部分をマイナスドライバーで外します。
コイツを外さないとストックからフレームが分離できないというw
大抵のボルトアクションはこんなパーツが無いんで
我輩的には「なんで外す必要なんかあるんですか?」な気分ですがね。
その後、フレームを固定するネジをマイナスドライバーで外します。
ひっくり返してマガジンハウジング&トリガーガードの塊を外すために
この部分のマイナスネジを外します。
コレで巨大な金属の塊が外れます。
少しバリがありますが、気にしないことにします。
(嘘です、気になったんでサンドペーパーで磨きました)
モシンナガンの分解で面倒なのがこの横から固定している謎のネジ。
第二次世界大戦当時何を使っていたのかは全く不明なんですが、
我輩はロングノーズプライヤーみたいな工具を突っ込んで回しながら外します。
よーしコレでフレーム&バレルとストックが分離できるゾーと思いきやコレが外れないんですね。
クリーニングロッドをねじって外さないとダメなんですよ。
そこでクリーニングロッドの先の穴に細いドライバーを突っ込んで
回そうとしたら何ということでしょう、穴の部分外れましたwww
仕方がないのでロッドをプライヤーで掴んでグリグリして外します。
そして外れたパーツをアロンアルファでロッドに接着。
バットプレートはストック塗り直しする人以外は外さなくてもいいです。
S&T製モシンナガンはマルイL96みたいな給弾機構になっているので、
バレルとフレームを切り離さないとシリンダーボルトが外せません。
コレはマガジンがリアルな位置にあるボルトアクションエアガンの難点ですが、
まあしょうがないね、まずここの部分を太めのアレンレンチで外します。
その後両側の4つの小さいクロスネジを外すと・・・
バレルとフレームが分離してノズルとL96みたいな給弾パーツが顔を出します。
トリガーアッセンブリー中央のボルト固定ピンを抜き、
前後のクロスネジを外すとトリガーアッセンブリーが外せます。
まあこの辺はボルトアクション弄る人的には常識の範疇ですね。
トリガーアッセンブリーはネジを3本緩めれば開けられます。
トリガープルが結構重いので改善のために分解してみようと思ったんですが、
このクソ暑い中、先が見えない作業をするのが辛いので止めときます。
ノズルにひっ付いている給弾パーツは下からハマっているだけなので、
静かに引っ張れば(勢いよく引っ張るとぶっ壊れるはず)外れます。
給弾パーツを外せばボルトが後ろに引っこ抜けます。
シリンダーボルトのケツの部分に付いているスナップリングを外せば
シリンダーとボルトハンドルが分離できますが、
そこまでしなくてもシリンダーは分解できるので問題ありません。
ノズルにはVSRとかのカスタムノズルのように取り外し用の穴があるので、
ソコにロングノーズプライヤーの先っちょを突っ込んで回せば外せます。
シリンダー内部には茶色いグリスがたっぷり盛られていてドン引きです。
拭き取ってマルイのグリスを塗り直します。
VSR持っていないのに、何でVSRのカスタムパーツがあるんですか?
それは他のボルトアクションに流用出来るかなと思ったから。
それはさておき、手持ちのVSRのパーツと比べるとピストンもスプリングガイドも少し短いです。
スプリングガイドは8mmぐらい削れば流用できそうですが、ピストンは無理ですな。
スプリングはVSRのものと径が近いのでカスタムスプリングぶち込みました。
KM企画 マルイ エアライフル VSR/G対応 微調整スペーサー付属 テンションスプリング 0.9Jです。
付け根の樹脂パーツを固定しているクロスネジ2本外すと
多分チャンバーに弾を送り込むパーツの一部であろう部分が外れます。
給弾パーツを外すと、インナーバレルとチャンバーが引っこ抜けます。
インナーバレルがアルミ製だったのは意外&残念。
世界的なコストダウンの波は中華エアガンにも押し寄せております。
チャンバーは2本のクロスネジを外せば真っ二つに分割できます。
中にはVSR or L96と同じ形状のインナーバレル、
マルイガスブロハンドガンorVSRと同じ規格のチャンバーパッキンが入っています。
というわけでインナーバレルはこないだSV98にぶち込んだ時に余ったマルイL96のを、
チャンバーパッキンは4年ぐらい前にエチゴヤ南福岡店で買ってきた
グロック18用と書かれた袋に入ったパッキンを取り付けました。
でもインナーバレルを入れ替えたとき気が付いたんです。
「アウターバレルめっちゃグラグラするやん!」
アウターバレルを固定するネジはタンジェントサイトの下に隠れているので、
まずタンジェントサイトの板バネを外し、ピンポンチでタンジェントサイトを外します。
リアサイトを外したらその下に2本小さいクロスねじがあるので、
コイツをガッチリ締め込めば解決かなと思ったんですがダメみたいなので、
アウターバレルの付け根にブックテープを半周巻いて突っ込んだら問題解決。
フレームが何かすっげぇ汚かったんでサンドペーパーで色落としして塗り直します。
説明しにくいんですがね、皮膚病みたいな感じでとにかく汚いんですよ。
ガンブルー液で染めるとスプレーで塗るよりも色落ちにしくいのがいいですね。
難点はガンブルー液って結構いい値段がする&キレイに染めるのは結構難しい。
今まではバーチウッドのガンブルー液を使っていたんですが、
数年前から日本では入手できなくなってしまったんで
換わりにアマゾンでデカいボトルの液仕入れたんですがこのブルーイング液がクソ。
亜鉛合金はとりあえず染まるんですが、鉄を染めると凄く汚い仕上がりにしかならない。
ブルーイングって染めた後に洗う必要があるんですが、洗うと色が落ちるwww
そして捨てようにも毒性の液体なので気軽に捨てられない。
全長1300mm以上あるライフルを収めることが出来て、
尚且入手しやすいライフルケースは釣り竿ケース以外無いでしょう(断言)。
ストックをワトコオイルで塗り直し、細かい部分を弄って更に愛着が湧いた我輩のモシンナガン。
スプリングを入れ替えて初速は90m/sぐらいになり(しかし気持ちコッキングが重くなった)、
チャンバーパッキンを入れ替えたおかげで命中精度も・・・然程変わらんな?
どうやら射手の性能が良くないので、銃の性能が変わらないみたいです。
ただ、全体的にガタが無くなったんで扱っていて気持ちがいいですし、
何よりもストック塗り直して匂いと手触りが良くなったのがたまりません。
新型S&T製モシンナガン、暫くは我輩の良き相棒となりそうです。
カービンが販売されたらそっちに乗り換えますがねw
追記
予想通りS&TがモシンナガンM1938、所謂カービンを出してしまったので、
適度に悩んだ挙句M1891/30は売り払い、カービンに乗り換えてしまいましたwww
短くても的に当たるなら、サバゲーでは長いより短い方が使いやすいw
いや、実はM1891/30を極限までぶった切って魔改造しようかと目論んではいたんですが、
カービンモデルが出たんなら無理して改造するより買い替えた方が楽だなと思ったんすよ。
人間歳を取るとね、あまり無駄な行動を避けたくなるんです。
それにモシンナガンカービンは三八式騎銃と違い、同じマガジンが使用可能なのが嬉しい。
1891/30よりも200mm短くなったM1938、明らかに短くて使いやすいです。
信じないかもしれませんが、全長1020mmのモシンナガンカービンはAK74より60 mm長い程度。
ぶっちゃけて言うと64式(全長990mm)と大差ない長さ、M14(1118mm)よりも短い!
コレだけコンパクトならインドアフィールドでも無理なく使える事でしょう(酔狂)。
まあ1番の利点は釣り竿ケースじゃなくて120cmサイズガンバッグに収まる事です。持ち運び楽。
しかし、前に購入したモシンナガンM1891/30が敢えて内部パーツ交換しなくても
必要にして充分サバゲーに使える当たり個体だったのに対し、
M1938の方は着弾が10cmぐらい上にズレている、コッキングが渋い、
バレルが短くなってパワーも下がったのか?初速もガスブロハンドガン並とハズレ個体でした。
中華エアガンは製品にバラツキがあるのが当たり前なのは今でも健在か・・・
仕方がないので命中精度向上&着弾改善を目論んで、
マルイVSR10 Gスポットのインナーバレルをヤフオクで入手、
チャンバーパッキンもストックしていたマルイVSR10用パッキンに交換、
パワー向上のために再びKM企画 マルイ エアライフル VSR/G対応スプリングを仕入れました。
モシンナガンカービンの分解方法は前述のライフルと全く同じ。
バレルが抜けるまでバラすとほぼ完全分解状態になります。
全分解して点検してみると、シリンダーが通過する部分が凸凹でバリだらけ。
ヤスリで磨き、サンドペーパーで更に磨き、調子に乗ってピカールで磨きます。
この一手間でシリンダーの動きがスムーズになり、コレが実にンギモヂィィィ!
S&T製木製ストックの仕上げはツルツルして滑りやすいのが気に入りません。
実際、コッキングする時に銃を握る左手が滑って上手くコッキング出来ない時があります。
なのでいつものようにストックは色を剥がしてワトコオイルで塗り直し。
コレでまあ多少はねストックが握りやすくなり、銃の保持が確実になりました。
アウターバレルのガタもアルミテープを巻いてガッチリ固定。
インナーバレルは100mm短くなりましたが命中精度は箱出しよりも向上、
マルイ製パッキンのおかげか、着弾も狙った所に当たるようになり、
20m先の直径20cmの的にほぼ確実に当てられるようになりました。
ただ、パワーの方は平均86m/sと物足りないです。
バレルをもう少し長いのにするか、スプリングを強めのものにするか悩みどころですが、
この状態でも充分サバゲーには使えるはずなので、ヨシ!としときます。
マジかよ!?と思う方は上記の文章をクリックしてご覧なさい。
しかしながら、30年も待つ程の甲斐がある(確信)と信じて、
そのコロッケを注文している人はどれぐらい居るのでしょうか?
多分、大半の人は「本当に30年後にコロッケが来るのかな?来たら超ウケるwww」
的な軽いノリでそのコロッケ注文してんじゃないですかね?
我輩は精々、待っても1年ですね。
それ以上時間がかかるとなると待つのが苦痛です。
デラーズ閣下が3年間待ったのというのも「随分辛抱したなぁ」と思えるぐらい
我輩は待つという行為が到底無理な人間です。
しかしながら今回レビューをあげるS&T製モシンナガンM1891/30は
予約を入れてから手元に届くまで丸々1年かかりました。
去年の7月上旬、ツイッターで「S&Tからモシンナガンのリニューアルバージョン出ます」
「10月には販売される予定です」というアナウンスを目にしたので、
速攻でフォースターのHPにアクセスして、買うべきか否か114514秒(32時間ぐらい)悩んでから
「かおりがくれた夏のボーナスの小遣いキープしとけば買える(確信)」という結論に至り、
覚悟を決めて本体と予備マガジン2本を注文。
しかしwktkしながら全裸待機するもコロナ禍による開発or生産の遅れが生じたのか
去年の10月に来た知らせは「申し訳ありませんが販売は延期になります」。
そして「もうすぐ販売します」のアナウンスがツイッターに出て来たのが今年の6月末、
「商品が入荷しました」のメールが我輩に来たのが今年の7月上旬という有様。
そしてブツが届いたのがこないだの陸自迷彩祭りの3日前。
だいたい1年ぐらい待たされて念願のサバゲーで使えるモシンナガンを手にしたのです。
いやー、夏のボーナス後で丁度手元に金がある時期でよかった。
さて1年待たされたモシンナガン、ワクワクしながら箱を開けると
中には同社三八式歩兵銃みたいな茶色の長い物体とマガジン、そして取説と証明書。
うーむ、やはり19世紀のライフルだから長い(三八式と同じぐらい)。
こりゃあ現代の感覚では銃器というよりは槍だな。銃剣欲しいw
弾を撃ち切ったら銃剣突撃が当たり前だった時代のライフルなんですよコイツは。
モシンナガン1891/30は帝政ロシア時代に開発され正式採用されたボルトアクションライフルを
ソビエト時代初期に改良した(名称の/30は1930年に改良された事を表す)ものです。
モシンナガンは日露戦争を皮切りに第二次世界大戦終了まで活躍し、
AK47が採用された後もスコープ付きの狙撃銃がSVD登場まで第一線で使われていました。
追記:今でもロシア連邦軍で使われているってどういうことなの???
自衛隊も大概物持ちがいいですが、ロシアには勝てないか???
S&T製モシンナガン自体は数年前に既に販売されており、
エアコッキングタイプとガスコッキングが存在しているのですが、
我輩が仕入れたS&Tモシンナガンは
エアコッキングの改良版(新型)です。
今までのモシンナガンとの最大の違いは給弾方式がマガジン式になりました。
(過去のモデルは本体に直に弾をブチ込むクソ面倒な方式)
この改修により戦闘中のリロードが容易になるわ、装弾数が増えるわと良い事尽くめ。
しかもエアコキなので地球に優しい、エコロジー!
ところでさぁ、この手のボルトアクションライフルをまあ多少はね銃を知ってる輩が、
「コレってスナイパーライフルですよねー(ドヤ顔)」って言うのが腹立たしく感じるんですが、
モシンナガンが第一線で使われていた時代はね、こーいうライフルが主力だったんだよ。
ボルトアクションだからスナイパーライフルって単細胞な思考をお持ちの
勉強不足な方は頼むから我輩に近づかないで下さいお願いします。
スナイパーライフルの主流がボルトアクション方式なのは
オートマチックに比べて構造が単純だから命中精度が優れているからなのです。
しかしそれは火薬という強烈なパワーを発するモノを使用する実銃の話であって、
エアガンの場合は必ずしもボルトアクションが命中精度が良いというわけでもありませぬ。
あと、映画「スターリングラード」で銃は2人に1丁と言うシーンがありましたが、
実際モシンナガンは独ソ戦が始まる前には兵隊の数よりも多く生産されていたそうです。
それはさておき、S&T製新型モシンナガンの出来栄えを見てみましょう。
アウターバレルとは別パーツになっているマズルは細く、
とても実銃で7.62mmを撃ち出すサイズとは思えません。
我輩の記憶では同社モーゼルkar98kや三八式よりも細い可能性が微レ存。
(追記:後程比べてみましたがあまり大差ありませんでした)
そしてこの時代のライフルにはフラッシュハイダーなんてぇモンが付いてない
(発射炎を逃がすハイダーが一般的になったのは第二次世界大戦以降)のが我輩的にソソります。
ハンドガード上部を見ると、そのスリムな形状がハッキリわかんだね。
この辺がセクシー、エロいっ!
しかしながらS&T製品の木スト、相変わらずの安物家具みたいな色が気に入りません。
同社製三八式みたいにストックがカタカタしないのは嬉しいですが、
上下ハンドガードを固定するリングは結構ガバガバです。
モシンナガンが他のボルトアクションライフルとの違いを見せつけるのがボルトの形状。
一般的なボルトアクションはボルト後部にボルトハンドルが付いており
ボルトと連動しながらハンドルが作動する機構になっているんですが、
モシンナガンはボルトハンドルがボルトと一体化しているんですね。
エアガンではこの構造の違いが然程影響を及ぼすわけでも無いんですが、
ボルトハンドルの位置がレミントン系、Kar98Kや三八式とはま、多少はね違って
前の方にあるのでコッキング時に軽い違和感があります。
まあ使っているうちにすぐ慣れるんですが。
ボルトストロークは8cmぐらいとかなり短めで、コッキングも軽いです。
動きもスムーズで慣れると素早い装填が可能。
マルイ製ボルトアクションと比べるとボルトは少しガタつきが感じられます。
ボルトピースを引っ張って左に傾けるとセイフティがかかります。
素早く扱いにくいのが難点ですが、オリジナルの得体のしれないセイフティ付けられるよりはマシ。
過去の製品はセイフティついていないモノもありましたからね。
ストック後部も独特の曲線で構成されており、好き嫌いが分かれそうな形状。
我輩はあまり好きじゃなかったんですが、現物を目の当たりにすると案外悪くない。
寧ろ「この辺がセクシー、エロいっ!」。
デカい乳輪は好きじゃなかったんですが現物を見たら
「コレはコレでなかなか・・・」と思えるようになったのと同様?
ただね、我輩的にモシンナガンのどうにかしろよ的ポイントはスリング。
スリング穴の付き方が独特スギィて普通のスリングが付きません。
モシンナガン専用のスリング(レプリカがヤフオクで出回っている)を入手し、
そのスリングに付属するベルトをスイベルに取り付け、
スリングを取り付けるというクソ面倒くさいやり方をしなければいけないのが難点です。
まあパラコードを適当な長さに切ってスリング穴にループを取り付けて
そこに好きなスリング付ければ良いだけの話なんですがね。
タナカ98kに似ている着脱式マガジンの装弾数は37発。
マガジンは実銃の弾倉部分に入るので、同社製三八式よりもリアル。
マガジン装填は前方を突っ込んで引っ掛けて、後ろをカチッとなるまで押し込みます。
予備マガジンのお値段は2000円弱ぐらいと財布にも優しい。
過去にKTWを筆頭にZETA-LAB、REDFIRE、PPS、旧型S&Tと
数々のメーカーがモシンナガンのエアガンをモデルアップしていましたが、
全てKTWのパクリでマガジンは本体内蔵式、装弾数は15発程度と、
弾数的にも使い勝手的にも不満しか出ないシロモノばかりでした。
オリジナルのマガジンシステムを開発したS&T製新型モシンナガンの存在は歓喜に値します。
ただね、このマガジン結構デカいから赤軍装備のモシンナガン弾薬ポーチには収まらないのよ。
ロシア連邦軍のSVD用マガジンポーチには収まるんですがね。
リアサイトはこの当時お約束のタンジェントサイト。
20まで数字があるけど、2000m先は実銃でも流石に狙えねーでしょう?
リアサイトの後ろにある小さい穴はホップ調整用、アレンレンチで芋ネジを回す方式です。
そして本体上面の刻印を見ると「1944」の数字が。
コレはまさか?バリエーションとしてカービンが発売されるという前振りか?
(追記:後からモシンナガン・カービン出ましたが1944じゃなくて1938でした)
ココにしれっと「S&T ARMAMENT」の刻印が入っているのがナンですが、
全体的な出来は良いし、メカの動きもスムーズ、パワーは85m/s弱ぐらいと多少物足りなさを感じますが、
命中精度は10m先のモンスターエナジーの缶を狙えるポテンシャル。
30m先の人間大の木に当てることも可能(射手の能力による)です。
ようやくサバゲーで使えるモシンナガンが販売された悦びを噛み締めております。
難点といえば・・・やはりこの長さでしょうかね・・・
宮崎(特に我輩の住んでる地域の付近)はインドアフィールドが多いんで、
この長さはどーしても持て余してしまいます。
そして所々、ガタつきや作りの甘さが見受けられるんですね。
あとね、トリガープルがあんまり良くない。ストロークは短いけど重い。
でもこの長さ、そして凹凸の豊富なスリムボディに、
マルイ製ボルトアクションとタメを張れる「いいゾ〜これ」な性能。
新型S&T製モシンナガンは正にロシア美女と言っても過言ではないでしょう。
ただね、新型S&T製モシンナガン、中華エアガンにしては素の状態があまりに良すぎて、
然程分解の必要性を感じないのが我輩的には腑に落ちないというか、
もっとダメ要素やネタ要素が欲しいと思いもしたんですが、
分解しなくて済むのであればそれはそれで良い事でしょう。
でもこの後、分解するけどね。
ストックの塗り直ししたいんですよ・・・
というわけでS&T製モシンナガン(改良型)、
細かいところが気になるんで分解して弄りました。
改善点は以下の通り↙
◯安物家具みたいなストックの塗り直し
◯本体やバレルにガタがあるので修正
◯性能は悪くないとはいえ中華だからそのまま使うのは不安
まずは昔のライフルお約束のバレルとハンドガード、ストックを束ねているリングを外します。
リングの下にイモネジがあるので、それを緩めてしまいます。
2つのリングはストックに埋め込まれた板バネで押さえられているので、
板バネを押さえてリングを外します。
実銃だとこの板バネがめっちゃ固いらしいんでココの弾性だけでリングを留めているんですが、
エアガンはその弾性が弱いんでイモネジで押さえているんでしょうね。
前のリングを留めている板バネは板じゃなくて、中にバネが入っているんで、
それを無くさないようにしましょう。
我輩はストックを塗り直すのでこの部分は外します。
リングを外す際、三八式の場合はフロントサイトが邪魔なんで、
フロントサイトを叩いて取り外す必要があるんですが、
モシンナガンの場合はフロントサイト外さなくてもリングが外せるのが楽でいいですわ。
前回りを分解したらボルト後部セイフティ部分をマイナスドライバーで外します。
コイツを外さないとストックからフレームが分離できないというw
大抵のボルトアクションはこんなパーツが無いんで
我輩的には「なんで外す必要なんかあるんですか?」な気分ですがね。
その後、フレームを固定するネジをマイナスドライバーで外します。
ひっくり返してマガジンハウジング&トリガーガードの塊を外すために
この部分のマイナスネジを外します。
コレで巨大な金属の塊が外れます。
少しバリがありますが、気にしないことにします。
(嘘です、気になったんでサンドペーパーで磨きました)
モシンナガンの分解で面倒なのがこの横から固定している謎のネジ。
第二次世界大戦当時何を使っていたのかは全く不明なんですが、
我輩はロングノーズプライヤーみたいな工具を突っ込んで回しながら外します。
よーしコレでフレーム&バレルとストックが分離できるゾーと思いきやコレが外れないんですね。
クリーニングロッドをねじって外さないとダメなんですよ。
そこでクリーニングロッドの先の穴に細いドライバーを突っ込んで
回そうとしたら何ということでしょう、穴の部分外れましたwww
仕方がないのでロッドをプライヤーで掴んでグリグリして外します。
そして外れたパーツをアロンアルファでロッドに接着。
バットプレートはストック塗り直しする人以外は外さなくてもいいです。
S&T製モシンナガンはマルイL96みたいな給弾機構になっているので、
バレルとフレームを切り離さないとシリンダーボルトが外せません。
コレはマガジンがリアルな位置にあるボルトアクションエアガンの難点ですが、
まあしょうがないね、まずここの部分を太めのアレンレンチで外します。
その後両側の4つの小さいクロスネジを外すと・・・
バレルとフレームが分離してノズルとL96みたいな給弾パーツが顔を出します。
トリガーアッセンブリー中央のボルト固定ピンを抜き、
前後のクロスネジを外すとトリガーアッセンブリーが外せます。
まあこの辺はボルトアクション弄る人的には常識の範疇ですね。
トリガーアッセンブリーはネジを3本緩めれば開けられます。
トリガープルが結構重いので改善のために分解してみようと思ったんですが、
このクソ暑い中、先が見えない作業をするのが辛いので止めときます。
ノズルにひっ付いている給弾パーツは下からハマっているだけなので、
静かに引っ張れば(勢いよく引っ張るとぶっ壊れるはず)外れます。
給弾パーツを外せばボルトが後ろに引っこ抜けます。
シリンダーボルトのケツの部分に付いているスナップリングを外せば
シリンダーとボルトハンドルが分離できますが、
そこまでしなくてもシリンダーは分解できるので問題ありません。
ノズルにはVSRとかのカスタムノズルのように取り外し用の穴があるので、
ソコにロングノーズプライヤーの先っちょを突っ込んで回せば外せます。
シリンダー内部には茶色いグリスがたっぷり盛られていてドン引きです。
拭き取ってマルイのグリスを塗り直します。
VSR持っていないのに、何でVSRのカスタムパーツがあるんですか?
それは他のボルトアクションに流用出来るかなと思ったから。
それはさておき、手持ちのVSRのパーツと比べるとピストンもスプリングガイドも少し短いです。
スプリングガイドは8mmぐらい削れば流用できそうですが、ピストンは無理ですな。
スプリングはVSRのものと径が近いのでカスタムスプリングぶち込みました。
KM企画 マルイ エアライフル VSR/G対応 微調整スペーサー付属 テンションスプリング 0.9Jです。
付け根の樹脂パーツを固定しているクロスネジ2本外すと
多分チャンバーに弾を送り込むパーツの一部であろう部分が外れます。
給弾パーツを外すと、インナーバレルとチャンバーが引っこ抜けます。
インナーバレルがアルミ製だったのは意外&残念。
世界的なコストダウンの波は中華エアガンにも押し寄せております。
チャンバーは2本のクロスネジを外せば真っ二つに分割できます。
中にはVSR or L96と同じ形状のインナーバレル、
マルイガスブロハンドガンorVSRと同じ規格のチャンバーパッキンが入っています。
というわけでインナーバレルはこないだSV98にぶち込んだ時に余ったマルイL96のを、
チャンバーパッキンは4年ぐらい前にエチゴヤ南福岡店で買ってきた
グロック18用と書かれた袋に入ったパッキンを取り付けました。
でもインナーバレルを入れ替えたとき気が付いたんです。
「アウターバレルめっちゃグラグラするやん!」
アウターバレルを固定するネジはタンジェントサイトの下に隠れているので、
まずタンジェントサイトの板バネを外し、ピンポンチでタンジェントサイトを外します。
リアサイトを外したらその下に2本小さいクロスねじがあるので、
コイツをガッチリ締め込めば解決かなと思ったんですがダメみたいなので、
アウターバレルの付け根にブックテープを半周巻いて突っ込んだら問題解決。
フレームが何かすっげぇ汚かったんでサンドペーパーで色落としして塗り直します。
説明しにくいんですがね、皮膚病みたいな感じでとにかく汚いんですよ。
ガンブルー液で染めるとスプレーで塗るよりも色落ちにしくいのがいいですね。
難点はガンブルー液って結構いい値段がする&キレイに染めるのは結構難しい。
今まではバーチウッドのガンブルー液を使っていたんですが、
数年前から日本では入手できなくなってしまったんで
換わりにアマゾンでデカいボトルの液仕入れたんですがこのブルーイング液がクソ。
亜鉛合金はとりあえず染まるんですが、鉄を染めると凄く汚い仕上がりにしかならない。
ブルーイングって染めた後に洗う必要があるんですが、洗うと色が落ちるwww
そして捨てようにも毒性の液体なので気軽に捨てられない。
全長1300mm以上あるライフルを収めることが出来て、
尚且入手しやすいライフルケースは釣り竿ケース以外無いでしょう(断言)。
ストックをワトコオイルで塗り直し、細かい部分を弄って更に愛着が湧いた我輩のモシンナガン。
スプリングを入れ替えて初速は90m/sぐらいになり(しかし気持ちコッキングが重くなった)、
チャンバーパッキンを入れ替えたおかげで命中精度も・・・然程変わらんな?
どうやら射手の性能が良くないので、銃の性能が変わらないみたいです。
ただ、全体的にガタが無くなったんで扱っていて気持ちがいいですし、
何よりもストック塗り直して匂いと手触りが良くなったのがたまりません。
新型S&T製モシンナガン、暫くは我輩の良き相棒となりそうです。
カービンが販売されたらそっちに乗り換えますがねw
追記
予想通りS&TがモシンナガンM1938、所謂カービンを出してしまったので、
適度に悩んだ挙句M1891/30は売り払い、カービンに乗り換えてしまいましたwww
短くても的に当たるなら、サバゲーでは長いより短い方が使いやすいw
いや、実はM1891/30を極限までぶった切って魔改造しようかと目論んではいたんですが、
カービンモデルが出たんなら無理して改造するより買い替えた方が楽だなと思ったんすよ。
人間歳を取るとね、あまり無駄な行動を避けたくなるんです。
それにモシンナガンカービンは三八式騎銃と違い、同じマガジンが使用可能なのが嬉しい。
1891/30よりも200mm短くなったM1938、明らかに短くて使いやすいです。
信じないかもしれませんが、全長1020mmのモシンナガンカービンはAK74より60 mm長い程度。
ぶっちゃけて言うと64式(全長990mm)と大差ない長さ、M14(1118mm)よりも短い!
コレだけコンパクトならインドアフィールドでも無理なく使える事でしょう(酔狂)。
まあ1番の利点は釣り竿ケースじゃなくて120cmサイズガンバッグに収まる事です。持ち運び楽。
しかし、前に購入したモシンナガンM1891/30が敢えて内部パーツ交換しなくても
必要にして充分サバゲーに使える当たり個体だったのに対し、
M1938の方は着弾が10cmぐらい上にズレている、コッキングが渋い、
バレルが短くなってパワーも下がったのか?初速もガスブロハンドガン並とハズレ個体でした。
中華エアガンは製品にバラツキがあるのが当たり前なのは今でも健在か・・・
仕方がないので命中精度向上&着弾改善を目論んで、
マルイVSR10 Gスポットのインナーバレルをヤフオクで入手、
チャンバーパッキンもストックしていたマルイVSR10用パッキンに交換、
パワー向上のために再びKM企画 マルイ エアライフル VSR/G対応スプリングを仕入れました。
モシンナガンカービンの分解方法は前述のライフルと全く同じ。
バレルが抜けるまでバラすとほぼ完全分解状態になります。
全分解して点検してみると、シリンダーが通過する部分が凸凹でバリだらけ。
ヤスリで磨き、サンドペーパーで更に磨き、調子に乗ってピカールで磨きます。
この一手間でシリンダーの動きがスムーズになり、コレが実にンギモヂィィィ!
S&T製木製ストックの仕上げはツルツルして滑りやすいのが気に入りません。
実際、コッキングする時に銃を握る左手が滑って上手くコッキング出来ない時があります。
なのでいつものようにストックは色を剥がしてワトコオイルで塗り直し。
コレでまあ多少はねストックが握りやすくなり、銃の保持が確実になりました。
アウターバレルのガタもアルミテープを巻いてガッチリ固定。
インナーバレルは100mm短くなりましたが命中精度は箱出しよりも向上、
マルイ製パッキンのおかげか、着弾も狙った所に当たるようになり、
20m先の直径20cmの的にほぼ確実に当てられるようになりました。
ただ、パワーの方は平均86m/sと物足りないです。
バレルをもう少し長いのにするか、スプリングを強めのものにするか悩みどころですが、
この状態でも充分サバゲーには使えるはずなので、ヨシ!としときます。
マルイのじゃないAKストームを買った
紳士の国のボルトアクションライフル
台湾製カラシニコフのハンドガン
日本初のハンドガン、二十六年式拳銃
優雅な家遊び~木製ストックを塗り直す
安物ロシアンスナイパーライフルはマルイL96の半端コピーだった
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Posted by 砥部良軍曹 at 15:51│Comments(0)
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