2017年05月04日

ヒマだったのでSVDを短くしてみた

せっかくゴォルデンウィィク連休に突入したと言うのに、天気は雨。
とうとう天は我を見放しやがった模様。
冷蔵庫には燻製にするための食材が待機しているというのに・・・
仕方がないので予てより検討していた武器の改造をすることにします。

我輩がロシア軍装備でサバゲーする際、
電動ガン禁止戦で多用しているのがA&KのエアコキSVD。
箱出しではスチャラカなシロモノですが手を加えれば
VSR並みとまではいかなくても充分に使える頼もしいやつです。

念願のSVD専用のチェストリグも手に入れたので、
コレを期にそろそろ改修をしてもいいんじゃないかと思いました。
ところで、過去の記事を確認していたら2年ほど前のゴォルデンウィィクも、
我輩は何処にも逝くことが出来ずにドラグノフ弄っていたんですねぇw



さて、上がオリジナルサイズのCYMA 電動ドラグノフ。
下のやつが完成したA&K ドラグノフ砥部良カスタム。
バレルを15cmぐらいぶった切ってショートバレルにして
扱いやすいサイズにカスタムと言いたいところですが、
改めて見てみるとノーマルM14とM14SOCOMぐらいの違いしかねぇなこりゃ。

ところで“チューニング”と“カスタム”の違いって何なんでしょうかね?
ざっくり辞書的に言っちゃうとチューニングは“調整”、カスタムは“改造”なんでしょうが、
言葉というものは額面通りに意味を有しているかというとそうでもないもんなんです。

中身の改修がチューニング、外装の改修がカスタムかというとそうでもないし、
パワーを上げる、パワーに追従する改修はチューニングなのか、カスタムなのかとか、
万人が使える改修がチューニングで、限られた人間だけが使えるのがカスタムか、
ソフトの改修がチューニングでハードの改修がカスタムなのか、議論は尽きません。



我輩的には恩紗ちゃんのこの言葉がチューニングとカスタムの違いを
端的かつ適切に表していると思いますね(異論は認めん)。

ま、作った本人が満足する出来栄えなら違いがどーとか関係ないっちゃないんです。
だがしかし、使って直ぐ不具合発生、ぶっ壊れるよーな改修は、
カスタムでもチューニングでもねぇって思うところはあります。



デビューから10年ぐらい経っている上にあまり所有者が少なさそうな
A&K SVDの分解方法を説明しても需要がなさそうなんでババっと分解します。
エアコキであることを考慮してもコイツの分解は非常に楽。
Lレンチのセットがあれば15分ぐらいでバラバラにすることが可能です。



まずはバレルを短くする改修。
アウターバレルをガスチューブから3,4cm残してぶった切り、
フロントサイトとフラッシュハイダーが取り付けられるように
ヤスリで外形を一回り削ってしまいます。

加工のキモはオリジナルのようにフロントサイトが歪まないように
アウターバレルの下を平べったく加工するところ。
そしてガタを少なくするために均等に丸く、ギリギリのサイズで削り込むこと、
少しづつ現物合わせながら削るのでかなり神経を使いますし、時間もかかりました。

そしてアウターが短くなったので、インナーバレルは450mmのものと交換。
(オリジナルは590mm、PSG-1のインナーと同等)



バレルの次はハンドルの掴む部分の延長を実施します。
コッキングレバーに3.5mmのドリルで穴を開けてM4サイズのネジ山を切り、
ソコにホームセンターで購入したL字の金具を取り付けてみました。

オリジナルだと遠くて掴みにくいコッキングレバーが
10cm程手前に来るので素早い次弾装填が可能になります。
見た目的には「う~ん?」な感じですが使いやすいから仕方ないね。



ココからは以前から手を付けている箇所の紹介。
A&Kのエアガン全般に言える難点がチャンバーの形状。
A&K SVDはチャンバーパッキンがマルイ電動ガンのものと同等なのが救いなのですが
押しゴムが独特で、調整はイモネジの締め具合でというのが悩みどころ。

オリジナルのブツは透明のゴムチューブなのですが、
コイツが耐久性の無さと安定性の無さで悪評高い逸品。
耐久性と安定したホップ性能を求めるために
マルイ電動ガンのピストンOリングをぶった切ってぶち込みます。

ホップの調整がイモネジなのでビシっと決まる弾道を叩き出すのは困難ですが、
ココを入れ替えるだけでも大分マシな飛び方になるので侮れません。



次はインナーバレルの歪み止め改修。
このチャンバー、バレルの歪み止めの出っ張りがチャンバーと合っていないんです。
だから指で指している部分の切り溝を削ってキレイにハマるようにします。



トリガーアッセンブリーはトリガープルの調整をする余地もないようですし、
ノーマル状態でもそんなに切れが悪いというものでもないので、
シアが削れてコッキング出来なくなるまでは特に弄る部分はないでしょう。

ただ、トリガー自体にガタというか遊びがあるので、
トリガーガードを固定しているネジを3mm程長いものに交換します。
コレでトリガーの遊びが少しだけ軽減されます。
あまり長いネジを突っ込むとトリガーが引けなくなるので注意。

余談ですがA&K SVDはマガジンキャッチのテンションが緩く、
マガジンがブッシュとかに引っかかっただけで脱落するので、
マガジンキャッチのスプリングをマルイAK47のものと交換しました。



精度を求められるスナイパーライフル(厳密に言うとドラグノフは狙撃銃ではなく、
射撃の腕が良い兵士に持たせる遠距離攻撃用の武器なのだが)は
こまめにチャンバーパッキンやホップパッキンの状態を確認しとくべきでしょう。
幸いにもA&K SVDはバレル&チャンバーのアッセンブリーの分解が容易です。

バレル交換、チャンバーパッキン交換が完了したところで組み立て開始。
勿論、イモネジはオリジナルからホムセンのものへと交換。



バレルの組み立てが終わったら機関部の組み立て。
デッキカバーリリーズレバーを写真の位置に合わせ、
チャージングハンドルブロック&シリンダーをフレーム後端から差し込み、
スライドさせればすんなり収まります。



トリガーアッセンブリーをフレームに取り付ける際、
セレクターレバーは写真の位置、上に上げましょう。
じゃないとセレクターの裏側が干渉してハマりません。

トリガーアッセンブリーをフレームに差し込み、
セレクターレバーを戻しながら内側の噛合せを合わせて
前方の固定ピンを差し込めばおk。



次にピストンをシリンダーに突っ込み、
メインスプリング、スプリングガイドアッセンブリーを取り付けます。
電動ガンやボルトアクションと違ってデッキカバーを開けるだけで
スプリングの交換が容易なのもA&K SVDの利点。

スプリングは電動ガン用の不等ピッチで長めのものが相性がよろしい感じ。
KMの0.98Jスプリングを組み込むと適正ホップで初速88m/sぐらいになりました。
中華電動ガンの太くて短いスプリングを入れると95m/sぐらいの初速を
すんなりと叩き出せはしますがコッキングがスムーズじゃなくなるのが難点。



デッキカバーの取り外し付けする時の
デッキカバーリリーズレバーの位置はココ。



後はアウターバレルアッセンブリーをフレームに取り付けて・・・



ハンドガードを取り付けてハンドガード前方を固定する
部品の根本のイモネジを締めれば完成!



全長が短くなったのとは言っても1mぐらいは余裕であるので、
明らかに取り回しが良くなった感は薄いのですが
ネットで探してみてもインナーバレルを短くする人は居ても
ショートバレル化したドラグノフ作った人はソコまで存在しないようなので
我輩オリジナルカスタムとしての存在感はアリアリだという事にしときましょう。


ただ、コイツの名称を短いSVDという事で“SVDS”としようと思ったのですが、
SVDSは実銃に折りたたみストックのハイダーが小さいやつが存在しているので、
我輩の個体は果たして何という名前で呼べばいいのか、目下の悩みどころ。
騎兵銃でもないのに“SVDカービン”と呼ぶのも何か可笑しいですしね。

追記:ピーマン職人殿の案により、コイツの名称はSVD EBRにしました。

あとね、A&KのSVDのを運用するにあたって一番の悩みどころは
予備マガジンがなかなか手に入らないんですよ。
折角マガジンポーチを手に入れたのに、マガジンがないんじゃあどーしようもねぇ。
因みに我輩のエアコキSVDは販売してすぐに仕入れたので、
マガジンが多弾数のプラスチックなんだよコレが。  

Posted by 砥部良軍曹 at 10:47Comments(2)エアソフトガン

2017年05月02日

ドラグノフのマガジンポーチが少なくて困るのです

やっぱSVDをサバゲーで頻繁に使用されるプレイヤーって、微レ存ですかね?
我輩自身、スナイパーを名乗れるほど射撃が上手い方ではないですし、
その長さが格好いいとは言えどもその長さが仇となるブツが故、
CYMA製SVDをサバゲーで使うことは殆どないのですが
せっかく砂井さんから安価で譲っていただいたんでま、多少はね。

しかしこの旧ソ連製長射程ライフルをサバゲーで使うに当たり、
一番の難点はフルオート電動と大差ない射程距離や
カスタムの幅が皆無に等しいメカボックスや全体の設計ではなく、
マガジンポーチの選択肢の少なさ。

我輩が知る限り、SVDのマガジンを収める事が出来るマガジンポーチは、
たまにヤフオクで5kぐらいで出回っている旧ソ連時代の2段タイプの4連マガジンポーチと、
一時期そこそこ出回っていたようですが最近は全く見かけないSPLAV製のマグポーチ、
後は自社製カミースで有名な明日香縫製のチェストリグぐらいですね。

SVD、通称ドラグノフのマガジンは幅が広くて短いという独特の形状なので、
M14用のマグポーチでは入らないか、入っても抜けなくなる恐れがあります。

だから必然的に専用のマグポーチを必要とするわけなのですが、
コレが手に入りにくいとなると、サバゲーで使うのに支障をきたすのです。

そこで我輩は手元の持ち金に余裕が出来る度に、
「SVD マグポーチ」とか「ドラグノフ 装備」と言ったワードで
検索をかけながら何か適した装備がないものかと探し求めていたのですが、
ようやくそれなりに使えそうなものを入手することが出来ました。



それがこの“Chameleon(カメレオン)”という名称のチェストリグ。
Dress&Gunというショップが取り扱っているのですが、悲しい事に在庫切れ。
ダメ元でヤフオク探してみたら同じ価格で出品している方が居たので、そこで入手。

気になるお値段は9800円+送料と少々お高めな気がするのですが、
SVDを円滑に運用するに当たり、必要な出費だと考え購入。

我輩はどんな服にも合うことを考えて(ロシア軍の迷彩服は種類が多いからね)
OD色を選択したのですがどー見てもこの色はレンジャーグリーン。
他にもデジタルプラントやタンカラーのモノが存在するようです。

生地はナイロン製、縫製は合格点ですが生地が薄め。
ハーネスやベルト部分もペラペラで上記の価格がぼったくりと思えるレベル。
キリル文字のタグがあるからロシア製だとは思うんですが、
メイドインチャイナよりも質感が低いのはどーも頂けません。

しかしこのカメレオンというドラグノフ用チェストリグ、
実際にロシア軍の兵士が着用している写真が見当たりません。

官品装備でないことは明らかなシロモノではあるのですが、
軍隊用として作られたものなのか、それともサバゲー用なのか不明です。



各ポーチは本体にしっかりと縫い付けられております。
胸部分に3つ、サイドに2つのマグポーチがあり、
各マグポーチにはSVDのマガジンを2本収めることが可能。


だから実質10本のマガジンを持ち運ぶことが出来ると言いたいところなのですが、
マガジンポーチには脱落防止用のゴムバンドが付属しているので、
マガジンを2本ぶち込むとかなりタイトになりますし、突っ込むのも抜くのもキッツい。
円滑に運用するなら各ポーチには1本だけぶち込むべきでしょう。

フラップの固定はベルクロとスナップが付属しているので、
素早くマガジンを取り出したい場合はベルクロで留め、
抜けにくいようにガッチリホールドしたい時はスナップを留めればいいでしょう。



サイドのマガジンポーチは胸のものと同じサイズです。
マガジンだけでなくiPhone6も収納可能です。
但し画面部分に被弾した時、無事でいられるかは不明。
我輩なら手袋とかカメラとかデッドマーカーをぶち込みますね。



腹のところには謎のポーチが付属しております。
上下貼り合わせのベルクロで留める巻き寿司ポーチ。

ヤフオクの出品者はココにフレアをぶち込むと記載しておりましたが、
サバゲーでフレアなんて持ち込まないし、そーいうダミーは入手困難だろうし、
はっきり言わせてもらうと完全にデッドスペースです、ココは。

どーしても何か突っ込みたいなら魚肉ソーセージとか
コッペパンでも突っ込んでみては如何でしょうか?



内側にはA4サイズのノート等を収納可能なスペースがあります。
現実的にはココにマップや耐弾プレートを入れるんでしょうが、
上部分を閉めるジッパーやボタンもないし、
この部分も結構ペラペラなのでコレもうわかんねぇな。



後ろで固定するベルトはかなり貧相なベルトです。
安物のスリングみたいな素材&太さでバックルも微妙。
ハーネス周りの素材も本体同様、安物感溢れています。

肩にかかる部分はガチガチのパッドが付属しておりますが、
あまりにもガチガチすぎて身体にフィットしません。

使っているうちに馴染むような気配がないので外すことにします。



ハーネスの調整部分は金属製ですが、コレも安っぽい。
ベルトを身体に合わせたら大分余って、それを保持するパーツもないので、
ガムテープで固定する羽目になりました。

そのままガムテープを貼るとベタベタになるので、
一回裏向きに回して張り、ベタベタ部分を覆うようにもう一度張ります。



全体的な出来栄えが安っぽいので損した気分ですが、
現実問題としてSVDのマガジンを持ち運ぶブツとして
手に入りやすくて使い勝手が良さげなモノはコレぐらいしか無いのかな?

胸部分のマガジンポーチの位置は案外使いやすいです。

まあでも、コレでやっとSVDの予備マガジンを持ち運んで、
サバゲーすることが出来るようになったんで文句は言いますまい。
でもSVDだけのために9800円というのは高い出費のよ~な気がするので
この装備を他の銃にも使いまわして得を取るために
同じマガジンを使用するSVUを導入しなければ(使命感)。  

Posted by 砥部良軍曹 at 22:53Comments(0)サバゲー道具

2017年04月30日

西都原バイクミーティング2017に行ってきた

ゴォルデンウィィク、始まりましたね。
ま~中には「連休?何それ美味しいの?」な人も居るんでしょうけど。

しかし我輩は晴天にも関わらず、待機要員。
完全に自宅に引きこもる必要性はないものの、
何かあったら30分以内に職場に駆けつけなければならないという不遇。

チクショウ・・・今日はえびののエリア13ではスカルガンナー氏主催のサバゲー、
そして同じえびの市文化の杜ではカーフェスタ宮崎inえびの2017
挙句の果てには鹿屋基地でエアメモinかのやとイベント満載だというのに・・・
もうね、我輩前世で何か悪い事したか?って問いたくなりましたね。



しかし、天は我輩を見放さなかった!
家の近くの西都市では西都原バイクミーティング2017ヤッているッ!
ココなら呼び出されても30分以内に職場に行けるゥゥッ!

というわけで「だるいー」とか抜かしてグダっている嫁、
2時間経っても宿題が終わらない娘を放置プレイして、
我輩とバカ息子の野郎2人で嫁のアルトワークスを借りて現地に向かうことにしました。
バイクミーティングだから本来ならばバイクで馳せ参じるべきなんでしょうが、
我輩、原チャリすら持ってねぇし2輪車免許も持っちゃいねぇ。

宮崎はクルマやバイクのイベントでそこまで渋滞に巻き込まれた記憶が無いので、
何も考えずにフラッと西都原に来たのですが予想通りでした。
そして予想通りこのはな館の駐車場はクルマが停められなかったので、
離れのイベント用駐車場に行こうかなっと思いきや、
近くに空き地があったんで軽自動車の小ささを活かしてチョコっと駐車。



少してくてく歩いて現場に入るとウホッ!初代ホンダNSXじゃないですか!
こないだ新型が出たNSXですが、やっぱコッチの方がカッコいいです。
スポーツカーが輝いていた時代のクルマってデザインに纏まりがあるし、
何よりもこの時代のクルマには強い憧れってぇもんがありますからねぇ。

ってさ、バイクのイベントに来たのに何でクルマに反応してしまうかね?
仕方がありません、だって我輩、2輪車の免許無いから。
ていうか昔からバイクってのめり込むほど興味を抱かなかったんです。



何やら突っ込まれる前に本題に戻りましょう。
ていうか、NSX以外にクルマは置いていなかったんですがね。
その代わり“ばくおん!!”でも登場していたスズキのKATANAが大量陳列。
やっぱ今見ても格好いいなぁ、KATANA。



25歳ぐらいの頃そろそろバイクの免許でも取ろうかなーって
父上と話しながら免許取ったらKATANA買いてぇなって話したら
父上から「悪いことは言わん、アレとVMAXだけは止めとけ」
半ば笑いながら猛反対されたんですよねぇ。

確かに独特のデザインで乗りにくそうな形状しているし、
我輩のサバゲーの師匠もオススメしないって言ってましたけど、
バイクって明らかに趣味の世界なんだからこーいう選択肢はアリかなって思ふ。



このイベントでは個人ユーザーがツーリングも兼ねて西都原に来て
自身のバイクを持ち寄るのが主な見どころみたいなのですが、
それ以外にもショップが自慢のバイクを見せびらかすのも多数展示。

ドゥカティって一時期憧れました。やっぱイタ車ってカッコイイ。
8年ぐらいシトロエンを所有していた我輩、外車に抵抗は少ないんですが、
外車のバイクって実際どうなんでしょうかねぇ?やっぱ地雷?



ピックアップトラックの正しい使い方。
我輩も以前、スズキの軽自動車じゃない方のハスラー乗っていたんで、
ハイラックスのエクストラキャブマジで買おうか悩んだ時期がありました。

でも軽トラでも充分バイクは乗せられるし、
ハイエースとかの方が便利だから日本ではピックアップ流行らないんですよ。



イベント会場に来るとカスタムバイクのコンテストやってました。
この3位に入賞したちっこいバイク、初めて見たんですが何?



2位のバイクは元が90ccのカブとは思えない変貌っぷり。
必要最低限に割り切ってまとめたところが漢(おとこ)らしい!



そして栄えある優勝作品はカフェレーサー風。
カラーリング、まとめ具合、仕上がり、どれをとっても完璧!



でも我輩的にはエントリーされていなかった
このFLHTC風のホンダゴリラのほうがすっげぇ好み。
ケツの下が直ぐ踵というぐらい短足で無免の我輩でも乗れるコレなら!
ていうかこーいうのを息子の通学用に作ってやりたい!



しかしバイクに興味のない息子が「喉乾いた・・・喉乾かない?」と言いながら、
日陰を探しながらブラブラしているとアンディ先輩とちゃ~様に遭遇!
お互い自慢のマシーンを引っさげてやってきた模様。



アンディ先輩のCB1300は日章旗っぽいカラーリング。
白主体でアクセントに赤って感じのカラーリングは意外な感じ。
よく見るとヘルメットも日章旗、シレッとやんちゃですな。



ちゃ~様のスズキGSXR1300隼はシン・マツナガ仕様?
白の隼って結構新鮮というか、斬新。



スピードメーターの文字に注目。
ま、いくらスピードが出るバイクが買えたとしても
ジャパンの道路はスピード出しちゃダメですから。


そーいや我輩がバイク欲しいなぁって思っていた頃って、
確かR1とか隼がデビューした頃だったんですよねぇ。

それで「クルマで300kmまでメーター付いているの買うとしたら、
1000万円以上払わないと絶対無理だけどバイクなら200万以下で買えるやん!」

というあまりにも貧乏臭くて不順すぎる思考で免許欲しくなったんですわ。



でもそ~言う思考でありながら、我輩実は道なき道を走る方のバイクが好きだったりして。
ジムニーでもランクルでも無理そうな場所をガンガン走れるオフロードって好き。
でもねー、オフ車って車高が高いから我輩みたいな短足には乗るの難しいの。
ヤマハのセローぐらいなら乗りやすいんですが、デカイのになると完全無理ゲー。

ま、我輩がバイクの免許取らなかったのは乗れるオフ車が少ないというのと、
仕事場が代わって忙しくなって免許取りにいくのダルくなったからなんですよ。



なんか面白い形のバイクが来たって思いきや、コレもドゥカティ?
パット見ビューエルに見えてしまった我輩を笑うなかれ。



BMWのGSっていうんですかね?コレって超憧れるんですけど、
デカイし車高高いから絶対我輩が買っちゃいけないバイクだよね。



え?何処の博物館から来たんですか?
メグロのバイクの走れるブツって存在しているんですか?
しかしよく見てみるとエンジンに“KAWASAKI”って刻印しているんで、
川崎とくっ付いた後の比較的新しい方のモデルなんでしょうね。

極稀にこーいう収穫があるから、この手のイベントはたまりません。
日本の工業の歴史に触れる悦びって言うんでしょうかね?



クルマで白って言うとすっげぇ無個性というか、
なーんにも考えていない感しか感じないんですが、
バイクの白ってメッチャ個性的な気がするのは我輩だけですか?
モンスターエナジーのロゴがあるのも萌ポイント。



このサイドロゴを見てビクビク反応した貴方は確実におっさんでしょう?
ウォルターウルフなんて久しぶりに拝見したよ!

ところで我輩的にウォルターウルフと言うと“蘇る金狼”のウルフカウンタックと
スズキ・ガンマ250なんですが
このバイクは随分新しくないですか?
「うわー超懐かしー・・・けどなんか違う気がする・・・」と思った我輩、何か間違っている?
ま、ウォルターウルフは実際バイクのレースには参戦していなかったし、
カラーリングは文句なしに格好いいから成否はどうでもいいですがね。



あ、バイクに興味がなくても食い物もあるんでご心配なく。
宮崎のイベントと言えばお約束のごとく来ている面々が
美味しそうなのを用意しているのもこーいうイベントの見どころ。
ま、我輩は事前にラーメン大盛り食ったんで買いませんでしたがね。



赤いハーレーって乗るのに相当な漢(おとこ)気がないと無理と思う。
マシーンを買う予算以前に、この色を乗りこなす気迫がないとね。

いやーしかし、バイクにはあんまり興味が無いというか、
今更バイクの免許取りにいくって言うのもどーかと思わなくもないし、
それ以前に嫁が「そんな無駄金ウチにはないのよ!」と言われてゲームオーバーだろうし、
よしんば自分で銭集めて免許取ったとしてもバイク買う金が無いだろうということで、

バイクには極力興味を持たないよ~に人生過ごしてきたんです。

しかし、コレだけ多種多様なカッコイイバイク見ていると、
やっぱ漢(おとこ)にはバイクの免許、必要だわ(確信)!
って邪念が今更ながら湧いてきましたね。

仕方がない、息子がバイクの免許取るぐらいの歳になるまで金貯めて、
息子と一緒に仲良くバイクの免許とりに行こう。

現時点ではこーいうのに全く興味がない息子ですが、
我輩も息子ぐらいの歳の頃はそこまでクルマとかバイク興味無くなっていたし、
でも高校生ぐらいになったらまたマシーンに興味が湧いてきたから、
こういうイベント連れ回して情操教育しておけば自然と興味湧いてくるでしょう。  

Posted by 砥部良軍曹 at 23:30Comments(8)イベント

2017年04月16日

いまさら、マニュアルに乗る

青森に居た頃は三沢市というそこそこ便利な街に住んでいたので
クルマは1台でも充分に生活することが出来たのですが、
(それ以前に社宅の駐車場が1台しか停められないという現実もあったが)
現在住んでいる新富町の上新田という場所は
クルマがないと日々の買い物も難儀。


買い物は距離的にはチャリがあればイケないほどでもないのですが、
坂道が長いので買い物袋抱えて引き上げるのが大変なのよ。
その他色々な要件をこなすにも田舎ではクルマは必需品。

というわけで現代人らしくまともに宮崎で生きていく上で
我が家も早急にもう1台、嫁専用マシーンを仕入れる必要があると考え、
西都インター付近のツネマツ自動車の前を通る度に嫁に
「オイ!シルバーのMR-Sが98万円で売っているぞ!あれ買おう!」
提案していたのですがなかなか嫁は首を横に振らないのね。


我輩的にはミッドシップのオープンカーに乗るババァ、イイと思うんだけどなぁ。
でも田舎だから色々と噂のネタにされそうという難点もアリ。

そしたらある日、嫁から「こないだリビドー号をインドックした修理工場から、
日産ノートを120万で買うかって言われてるんだけど」と話を持ちかけられたので、
我輩はすかさず「馬鹿野郎、我輩が必死に稼いだ銭をノートなどという
燃費以外に特に取り柄もねぇ運転していてもアクビが出そうになる
ただ前と後ろに走るだけのクルマにつぎ込もうってぇのか!」

「そういう勿体無い金の使い方は言語道断!断じて許さん!」と反論。

そしたら修理工場のおっちゃん自ら我輩の住む社宅にR32GT-Rに乗ってきて、
「じゃあどういうクルマがお望みでしょうか」と言われたんで、
本当はそのおっちゃんが乗っているR32が欲しかったんですが、
「マニュアルでターボ付きの軽自動車ありますか?」と言ったところ・・・



スズキのアルトワークスが来ました。
展示車1年落ち走行距離2000kmを150万円で購入。勿論ローンで。
中古車ですが程度も良いし、この走行距離なら新車と同じ。
致命的欠陥がない限り女もクルマも中古で何ら問題はナシ!
どーせ新車のアドヴァンテェジなんて新車ならではの匂いぐらいしか無いしね。

ボディカラーが黒というのが我輩的には納得逝かないところなのですが、
こないだ出たばっかの中古車、色を選ぶ余地なんか無かったから仕方がない。
ま、中に乗ってしまえば色なんか気にならないので無問題ということで。
でもやっぱ、赤のワークスとすれ違うと悔しいです(迫真)。

アルトワークスと言えば日本がスポーツカー全盛の頃、
軽自動車のスポーツモデルとして生まれたホットなモデル。

軽自動車ながら軽さを武器にガンガン攻められるクルマとして好評を博していた模様。

でも日本人の大半がクルマに走行性能、動力性能を求めなくなったので
悲しいことに一時期無くなってしまったんですがこのHA36S/36V型アルトで復活。

ワークスの前に“RS”という動力性能重視モデルが先行販売されたんですが、
アレはオートマしか無かったんで我輩的にはどーでも良かったし、
我輩以外のクルマ好きも「ワークス出せよ!あくしろよ!」と思っていたことでしょう。
そしてその声を耳にしてワークスを復活させたスズキ、よくやった!

とは言え、「今更アルトワークスに需要があるのか?」という疑問。
でもね、アルトの売上の2割はワークスらしいですよ(驚愕)。



新型アルトのエクステリアは今までのヌルいデザインとは異なり、
直線を基調としたシャキッとしたものになりました。
いくらワークスが復活してその性能が良いとしても、
形が好みじゃなければ買う気がしませんからね。

ヒョットしたらノーマルアルトデザインした時点で、
ワークスの復活は検討していたんじゃなかろうかと。

我輩が新型アルトのデザインで気に入っているのはこのライト。
母上が免許取って初めて乗ったフロンテハッチみたい。
左右非対称のグリル周りも挑戦的で好ましいです。
ただ、ターボ付きなのにボンネットに穴が空いていないのが残念。



今時初代ホンダ・トゥディみたいな背が低い軽自動車は流行らねぇのか、
アルトも昔のモデルと比べると大分腰高な形状にはなりましたね。

個人的にはワークスは3ドアじゃなきゃって思わなくもないんですが、
今時3ドアの軽自動車に需要はないんでしょうし、実際不便だから仕方ないね。
でもね、この後ろのドアの窓、下まで全部フルオープンになるんですよ。
昔のアルトワークス同様、“WORKS”のサイドロゴも健在で嬉しくなります。

そう言えば最近のクルマってドアハンドルは手前に引いて開けるバータイプが主流ですが、
アルトは昔ながらの手を突っ込んで上に引き上げるタイプのハンドルです。
コッチの方が軽い力で開くんで、小さい子供でも開けやすいんですよね。



後ろ周りはリアウィンドウが初代ホンダZみたい?
凹凸感がなくてのぺっとした形状がコストかけてねぇのかなな感じですが、
軽自動車に変に凝って捻ったデザインは不要。



納車して初めてドアを開けた時、このシートに感激しましたね。
なんたってレカロシートですよ!レ・カ・ロ!
しかしその感激も乗車後、軽く絶望に変わりました。
シートのサイドサポートが横腹に当たる・・・

でもね、このシートのお陰で長時間運転していても案外疲れないんです。
当然ながら、サポート性も抜群でいくら飛ばしても身体が揺れない!
ただ、シートバックの角度調整がダイヤル式なので、
細かい角度調整が出来るもののベターっと倒すには不向き。

そしてこの新型アルトワークスの最大の難点!
シートの位置が高い!
ワゴンRとかとあんま変わらん気がするんですが!

スポーティな軽自動車という位置づけにあるクルマなら
もう少し着座位置を下げて手足を前に突き出すような
スポーティなシートポジションにして欲しかった・・・
余談ですがシートは高めなのにシートの下に収納がないのは如何なものかと?



メーター周り、センターコンソール周りはこれと言って特徴もクセもない作り。
まあコレに関しては元になったアルトがコスパ優先のクルマだから仕方ない。

ところでナビの下、エアコンのスイッチの横の変な空間はナンジャロかと思いきや、
普通のアルトにはココからオートマのシフトレバーが生えているんですね。
そう、当然ながら我が家のワークスは走りの5速!

「今更マニュアル車なんて流行らねぇよ」と
突っ込みたい方も多数居られるかもしれませんが、
販売されたアルトワークスの9割はマニュアル車らしいですから、
このクルマを求める客層の思考は我輩と同様という事。

そしてアルトワークス購入者の年齢層、我輩同様40代のおっさん多数とか・・・

でもね、我輩と同世代で家庭の2台めのクルマに軽自動車ぐらいしか買えず、
それでも走りグルマを欲する層って多いと思うんですよ。
我輩が20代の頃と言えば走りグルマ全盛の時代でしたからね。
その頃のハートを再び燃焼させたいっていう思考は自然なものです。

だがしかし、40代といえば子供の教育費とか食費とか携帯代とか保険代とか
自宅のローンとかで経済的に余裕がない人多いでしょうから、
トヨタ86とかスバルのSTiとか買う余裕がある人ってなかなか居ないんでしょう。
ソコに200万以下で買えるアルトワークスが出てくれば飛びつくのも必然。

しかしこのワークス実は、嫁専用のクルマなのです。
マニュアルトランスミッションの選択に関して嫁からの苦情はなかったのかと
疑問視される方も居られるかもしれませんがマニュアル推しだったのは寧ろ嫁。
やっぱ嫁もね、我輩と同世代だから思考は一緒なんですよ。
たまに駐車場とかでエンストするけど、楽しそうにギアチェンしています。
出来れば我輩の夜のシフトレバーも握ってほしいんだけどなぁ。



気合の入った前席に比べると、後席はシンプル。
ドアに小物を入れられるよーなスペースなんて見当たりませんです。
コレに関してもベースのアルトがコスパ優先でこういう作りだから仕方ないね。

シートは薄っぺらくて幅が狭く、座り心地は4ナンバー軽自動車レベル。
シートバックも板みたいで1時間以上のドライブには背中が疲れますし、リクライニングも出来ません。

ただ、足元はワゴンタイプの軽自動車と同じぐらい広々。
写真では助手席を一番後ろまでスライドさせていますが、足元は少し狭い程度。
当然ながら短足の我輩に合わせた運転席側は足元広々です。



荷室はまあこんぐらいのもんでしょう。スーパーの買物には使えます。
コストコにでも買い物に行かない限り、必要にして充分。
でもサバゲーの荷物を載せるには不充分ですねぇ。
まあそれ以前に、シートバックが分割で倒せないのも不満。



この下にスペアタイヤがあるのか確認してみたところ、タイヤは無かったですが、
ジャッキとパンク修理剤とシガーソケットに接続するコンプレッサーがありました。
しっかしこの発泡スチロールの枠、センスねぇ作りしているなぁ。



2人乗車だとシートバックをバーンと倒せるので、
AK74やM4カービンでも充分に載せる空間を確保することが出来ます。
こないだアンディ先輩とコレでえびのまでサバゲーに逝きましたが、
2人分のサバゲー道具と椅子、テーブルとベッドは余裕で搭載可能でした。
多分M14ぐらいまでなら載せられると思いますよ。

でも流石にゴルフバッグは斜めにしないと厳しいでしょうか?
釣り竿も分割できるやつじゃないと乗せられないでしょうね。
そしてドラグノフ狙撃銃も無理なんだろうなぁ。



でもやっぱ、ワークスだから積載量よりも走りの性能が重要ですよね。
エンジンはRSと同じなんですが、RSよりトルクが0.2kgm大きい模様。
水冷4サイクル直列3気筒インタークーラーターボという響きは良くても、
軽自動車の馬力規制は相変わらず最大64馬力のまま。
要するにワゴンRスティングレーとかタントカスタムと同じ馬力。

しかしながらこのアルトワークス、車重が670kgしか無いので、
(最近流行りの背が高い軽自動車は全て1t近くの重量、重量差は300kgぐらい)
64馬力を最大限に活かしながらスイスイガンガン走ってくれるんですね。
欲を言えば80馬力は欲しいところですが、公道なら64馬力でも必要にして充分。
流石に急な坂道を4速以上で走り抜ける力はないですが、ね。

但しエンジン音に関しては普通の軽自動車とそんなに変わりなし。
嫁の実家の2世代前のアルトとそれほど変わるところもない感じ。
ピーマン職人のサンバーの方がもう少しいい音しているよ~な気がしなくもない。
やっぱ給排気系交換したくなるなぁこういうクルマは。

気になる燃費?は今のところリッター18kmぐらい。
メーカー公表値がリッター23kmなので大体こんなもんでしょう。
調子こいて1速で思いっきりダッシュかけるとか、
2-3速でカーブ攻めるとかしているから少し燃費悪いのかな?
それでもリビドー号よりは燃費が倍以上良いんで、嬉しいw



フロントブレーキはワークスらしく、赤いキャリパーが輝いています。
全体的にホイールアーチがガバガバなのが頂けませんが、
タイヤ&ホイールサイズを換えるとカネがかかりそうなのが難点。
しっかし今時の軽自動車は15インチのタイヤ履いてんのね。

足回りはスポーツモデルなので当然ながら固めです。
コーナーで踏ん張りが効くのはいいですが、乗り心地は良くないですね。
前席ならレカロシートのお陰で突き上げも軽減されますが、
後席に乗ると足回りの硬さがガンガン攻めてきて耐えられません。
クソガキ共からも評判はすこぶるよろしくないです。



リアは流石にドラムブレーキ。64馬力だからこれでいいのか?
ショックはカヤバのやつがついているんでコレで充分でしょう。
どーでもいいけどカヤバを“KYB”と記載するとTDNみたいで淫夢っぽくて嫌ですねぇ。

ところでこの足回り、普通クルマってショックの上とか周りにバネが付いているでしょ?
アルトワークスの前輪はショックの上にバネが付いていて、
後輪は写真のようにショックとバネが別々になっているんですが
コレってどういうメリットあんのかさっぱり解らん。



久しぶりにマニュアル車を自家用車として乗り回していますが、
正直な話、当初は「マニュアル、結構マンドクセ('A`)」と思いました。
現在の日本でのオートマ普及率は99%と極めて高いそうですが、
運転が好きな我輩でさえ煩わしいと思うのですからさもありなん。
因みにヨーロッパでのオートマ普及率は15%以下らしい・・・

日本という国は都会に住むと渋滞の多い街道が多く、
ウチの近所のような田舎でも10号線とかは馬鹿みたいに混んでいることもしばしば。
そういう状況が多いとなるとマニュアル操作が実に煩わしくなり、
どーしてもオートマに軍配が上がるんですね。

そしてウチの周辺みたいに山道が多いとカーブが多くなり、
どうしてもギアチェンジが必要不可欠。
そこでもやはり、オートマが便利なんですよね。

ところがそれから数回、買い物に行く度に積極的にワークスを運転してみると、
ギアチェンジが面白くて仕方がない体質に戻っていたのであります。

何がどう面白いのか説明するのは難しいですが、
ストロークの短い、小気味よくキマるシフトレバーを操作していると、
「メカを操っている」という気分に浸れると言うのは間違いない事実です。


とはいえ、それはあくまでもワークスという面白い車に乗った場合の感想。
ぶっちゃけ、今の御時世マニュアル車に乗るという行為に、
何かしらの特があるのかというと全くありません。

結局、マニュアル車の存在そのものがクルマ好きのためだけのモノでしかなく、
そーいう趣味を持つ者にしか需要がないというのが現実なのです。

まーでも日本という国ではクルマが面白いものと思わされる以前に、
クルマが便利なもの、或いは必要不可欠なものであるというところから、
実用的なクルマの普及が始まり今に至る所があるでしょうし、
バブル真っ盛りの頃にクルマが必要でもなかった、興味がなかった人種がクルマを欲した結果、
フツーのクルマに高級感とか乗り心地とか広々感とかが優先されるようになり、
運転の楽しさという本質が置いてけぼりにされて今に至ったんでしょうがね。

それでもやはり、我輩は声を大にして言いたい。
「ギアチェンジは面白いものである」とね。
今というご時世だからマニュアルに乗るんじゃなくて、
事実としてマニュアル操作が面白いからマニュアルを選んだのが我輩なのです。


まあシフトレバーが生えているだけの作業用マニュアル車だと、
ギアを動かすのも億劫であるというのも事実ではありますが、
アルトワークスのように良く出来たマニュアル車に乗ってみれば、
クルマって本当は面白いものなんだなぁと思えるはずです。
  

Posted by 砥部良軍曹 at 22:48Comments(5)物体サバゲー以外の趣味

2017年03月27日

巨星墜つ



3度の飯(以下略)の数少ない(?)応援者の一人にして、
我輩の唯一神である父上が3月20日他界しました。

昭和22年生まれの暴君は69歳で生涯を終えたのです。

父上は5年前に肺癌の診断を受け、癌に侵された片肺を切り落としたものの、
結局他の部分にも癌が転移していて抗癌剤治療を実施。
しかしその抗癌剤の効果で何も食えなくなってしまい、
110kgの体重は70kg以下まで激減するぐらい衰弱。

衰弱したせいか癌は悪化する一方で、2年前にはもう諦めろと医者から見放される。
でも父上は300万円ぐらいする電気治療器を入手して癌に対抗。
抗癌剤を止めたので少しではあるけど飯も食えるようになりましたが、
片肺切り落とした身体では肺活量不足で動くこともままならず、
肉体的にはどんどん衰退していっておりました。

そして去年の夏休み、2年ぶりに父上を拝見したところ、
以前のような活力はなくなり、只の痩せこけた爺に成り果てていました。
飯もまともに食えなくなり、口数も少なくなっていたので、
「来年の70歳の誕生日まで持つだろうか?」という不安はありました。

13日には体調不良で入院しており、20日には退院予定だったという話でしたが、
母上から「お父さんが危ないみたいだから、覚悟しといてね」
メールが来たのは3月20日の昼過ぎ。
話によると退院予定日の20日に突然、容態が悪化したのだとか。

その頃、我輩は三男ヂャギの引っ越しの片づけに向かう最中。
3月25日に転勤が決まったので不要なものを処分するために動いていました。

三男と合流後「父上がヤバイらしいぞ」と言葉を交わすものの、
とりあえずは目の前の案件を解決するのが先決ということで、
藤山ゴミ処理場に持っていくブツをまとめてリビドー号に突っ込みます。

その後、昼飯を食いに向かった先で何故か我輩の携帯ではなく、
三男の携帯に「お父さん、亡くなったから」と連絡が入り、
昼飯に何を食ったのかも思い出せないぐらいのショックを受ける兄弟二人。
「結局オレたち、父ちゃんの死に目に会えなかったか」

でも状況を鑑みると片付けを止めて湯布院に向かったとしても、
多分大分辺りで死の一報を聞くという羽目になるだけだったんで、
急いだところでどうしようもなかった、としか言いようがありません。
それでも居ても立ってもいられない三男は飯を食った後、直ぐ様父上の下に向かいました。

せめてもの救いは父上が他界するその週末、
次男が湯布院に遊びに来ていたので、
兄弟を代表して父上の最期を看取ってくれたということでした。


通夜は22日、葬式は23日に行うということで、
我輩一家は色々と準備を整えて21日に福岡に戻ることにしました。
父上が住んでいた場所は湯布院ですが、親戚や友人の大半は福岡ですし、
何よりもやはり、父上は本来福岡の人間ですからね。

21日の昼、福岡にたどり着き、昼飯にラーメンを食らうも替え玉する気が起こらず。
その後四男と共に父上が搬送された葬祭場に向かい、冷たくなった父上とご対面。
ばあちゃんの時と同じぐらい涙をこぼしながら取り乱して
泣き叫ぶかもしれんと思いはしたものの、意外と涙は出ず。

「父上が肺癌が発覚するまで吸っていたマイルドセブンの1mmの長いやつ、
いつの間にかメビウスって名前に代わったんだぜ」
と言いながら、
煙草を一箱、父上の前に置いて父上の枕元に座ります。
ココで父上が今まで吸った煙草、ピースの両切り⇒セブンスター
⇒キャスターマイルド⇒マイルドセブン100と全て揃えて置きたかったのですが、
とりあえず父上に会いたい一心だったんですかね、そういう余裕ありませんでした。

医者に見捨てられてからは我々子供の前では疲れた様子だったものの、
苦しい様子は全く見せなかった父上でしたが、
実のところは我慢をしていただけで、相当苦しかったようです。

とりあえず「やっと楽になれたと思って、静かに休んでくれ」と言いながら、
次の言葉を考えようとしますが、涙が止まらず言葉が出ません。
仕方がないので「父上も苦しかっただろうけどな、
傍から見ていたワシラも大分苦しかったんだぜ」
と言いながら父上から離れます。

そしたら葬儀場の人から「布団を取り替えるので父上を持ち上げてくれ」と言われたんで、
持ち上げてみたところ随分軽くてすんなり持ち上がったのに驚愕。
あのデカさがビッグダディと言わんばかりの父上が・・・
大分衰弱していたのは目に見えて解っていたけど、ショックでした。

夕方に次男が来たのでその日は家族全員と共に実家に戻り、
次の日の昼に再び葬祭場に戻ることにしました。
父上の身柄は通夜を前に、棺桶に収められておりました。

「昔はこのサイズの棺桶だったら苦しくて仕方なかったろう」
何も語りかけてこない父上に冗談半分に話しかけるのですが、
逆を言えばレギュラーサイズの棺桶に収まってしまう程に
体型が変わり果てたという事実が悲しくて仕方がありません。
しかし身長はあまり減っていないので、棺桶の長さギリギリ。

その後通夜が終わり、葬儀場が準備した肉類がなくて味気のない晩飯を食いますが、
悲しさとか以前に食い物に味気がなさすぎて食が進みません。

だから父上がこよなく愛した平尾のテムジンの餃子を買ってきて、
「父上はテムジンに来ると必ず警察学校を抜け出して
ココの餃子を食いに来ていた話をしたよなぁ」と言いながら皆で餃子を食います。
勿論、父上の前にもこの思い出の餃子を置きました。

通夜の日の晩は母上と兄弟全員で葬儀場に泊まる事にしました。
葬儀会場に置かれた父上の棺桶を見つめながら色々考えていたら
以前父上から言われた遺言的発言を思い出しました。
「オレが死んだら、葬送行進曲を流してくれ」と言われていた事。

父上はクラシックが好きで、我輩もその影響を受けてクラシック好きなのですが、
「父上の言ってた葬送行進曲って、ベートーベンの交響曲第3番2楽章やったっけ?」
「それともメンデルスゾーンの“真夏の夜の夢(注:淫夢ではない)”の方やったか?」
どちらも父上が我輩に聞かせながら、葬式の時にかけろとのたまっていたのですが、
残念な事に葬儀場にはどっちのCDも置いていませんでした。

因みにコッチ(文章をクリック)がベートーベンの葬送行進曲。
ノンケの方々には“英雄”と言った方が解りやすいですかね。


そしてコチラがメンデルスゾーンの葬送行進曲。
結婚行進曲は有名ですが、コチラはマイナーですね。


仕方がないのでYouTubeで両方の音源探して我輩のスマホで流しながら、
「ごめん父上、出棺の時はコレ流せそうにないから、今この曲流すことで勘弁してくれ」
と言いながら棺桶の上にスマホを置きました。
そして曲を数回流しながら、我輩も涙を流しました。

次の日、葬儀が終わり、棺桶に花や色々な品を納めて出棺。
勿論、供えていた煙草一箱も棺桶に収めました。
そして死に水の代わりに父上がこよなく愛したキャラバンコーヒーを与えます。

クラウンエステートの霊柩車に父上の棺桶を乗せ、
母上は助手席に乗り、遺影を持つ我輩は後部座席へ。
この時、この手の霊柩車に後部座席が一つだけある事を知り、驚愕。
でもね、このクラウンの後ろの席、横に棺が乗るから超狭いの。
そして我が家の近所にある火葬場へと向かいます。

死ぬ間際は痩せこけて随分細くなった父上でしたが、
焼かれて出てきた骨は随分太くてやっぱり父上でした。

そして骨になった父上を見つめながら、一つの時代の終わりを感じました。

父上が居なくなったことで、当然ながら悲しさとか空虚感とかはありますが、
肉体的な状態から何時かこの日が来るだろうという状況ではあったので、
「人が死ぬって、こういうもんだよな」と言うことにしときましょう。
色々考えると涙が溢れて、何もやる気が出なくなりますからね。
実際今の我輩、軽く抜け殻状態です。
モチベーションがなくなって暫くは何もしたくない感じです。

だから四十九日までは喪に服すということで
サバゲーはやらないことにします。

吉六会のエリア13でのゲームは開催しますが、
ヂゴンの巣のゲームは4月の間は休業します。  

Posted by 砥部良軍曹 at 01:24Comments(9)演説