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3度の飯よりサバイバルゲーム
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よかったのか、ホイホイアクセスして?ここはノンケでもかまわないで食っちまうブログなんだぜ。
ja
Tue, 04 Jul 2023 20:59:50 +0900
Sat, 20 Jan 2024 07:33:50 +0900
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砥部良軍曹
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皇紀2634年生まれ。
福岡県福岡市城南区樋井川7丁目出身。
現在の生息地は新富町上新田。
見たけりゃ見せてやるよ(震え声)。
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マルイのじゃないAKストームを買った
遂に東京マルイからサイガのガスブローバックが出ましたね。
まあ我輩的には本体代高い&予備マガジン揃えるの大変、
そしてガス代がかかるという事で導入の予定は全くございませんがねwww
だがしかし、我が家にはハローキティの三段重はあれども、
散弾銃のエアガンは無いので欲しいかなという気持ちはまあ多少はね。
ところで唐突ですが東京マルイのAKストームって知ってますか?
アレ、発売当初からサバゲーで使いやすそうだなぁと思って気になっていたんですよ。
少なくともロシア軍の最新型アサルトライフル、AK12よりは使える(確信)。
でもねぇ・・・AK47ベースってのが我輩的には萎えるんですわ。
我輩はAKはAKM以降のプレスフレームの方が好きなんですよ。
それにね、マルイ次世代は中華エアガンみたいに買って速攻で全バラしなくてもいい、
箱出しでそのまま使えるという最高のタクティカルアドヴァンテージがありますが、
外装パーツが脆くて意外とある日突然壊れるんですよ、マジで。
そしてパーツを交換するのに全部分解しないといけないという事態も多々あるんです。
(参考までに、次世代AK74のセレクター交換はほぼ完全分解しないと出来ない)
そのくせに硬さでは定評のあるLCT製AKと大差ない値段(1パットンぐらいですかねw)。
チ★ポとエアガンは硬い方が良いと信じてやまない我輩は
LCT製AKS74Uベースに使い勝手のいいモノが作れんもんじゃろかと思案していたり、
CYMA辺りがMLOKハンドガード、収縮ストック付きのクリンコフ出すの待っていたんですが、
別メーカーの中華のヤツで良さげなのを見つけてしまったんで買ってしまいました。
それがコレ、中華DOUBLE BELL(ダブルベル)製AKM メタルストームカスタム。お値段0.5パットン。
以前スカルガンナー氏がダブルベルのRK-AIMS持っていたのを見て、通販型もいいかなって、
違う、チューリッヒの自動車保険じゃねぇ、ダブルベルもいいかなって思って購入してみました。
というわけでDOUBLE BELL製AKメタルストームのレビューを上げるんですが、
とりあえずアローダイナミック製AKS74Uと比べてみたらサイズ的はだいたい同じぐらい。
つまり、クリンコフ並みにとてもコンパクトで使い易いサイズである(小並感)。
パッと見では我輩がフィールドにコレを持って来たら10人中8人は
「閣下、マルイAKストーム買ったんですね」と騙されてくれるでしょう。
でも宮崎AK友の会会長のスカルガンナー氏は直ぐに違いに気がつくはず。
先にざっくりメタルストームとマルイAKストームとの違いを述べましょう。
★ハンドガードはアルミ製(マルイのは樹脂製)
★フレームはプレスタイプ(マルイのは47タイプ)
★マグウェルは付いていない(マルイのはある)
★セレクターはノーマル(マルイのは指掛け付き)
★グリップはノーマル(マルイのはマグプルみたいなヤツ)
★レシーバーカバーはリブ付き(マルイのはリブなし)
★ストックはSTRIKE INDUSTRIESのViper Mod1タイプ(マルイのはオリジナル)
ハンドガードが金属製だからメタルストーム。ああわかりやすい。
まあ、丸パクリしたくなかったのか、手持ちのパーツでそれらしく作りたかったのかは不明ですが、
中途半端にパクって謎のオリジナリティというか、中華独特のコレじゃない感。
では各部をつぶさに見ていきましょう。
フラッシュハイダーはマルイAKストームに似ていますが、AKストーム見たことないんでわからない。
14mm逆ネジで固定されているから好きな社外品ハイダーに替えるもよしかな?
ハンドガードのデザインは完全マルイパクリでしょうね、クリソツです。
ただ、マルイのと違い材質はアルミなんで質感ひんやり、重量感があります(要らないけど)。
ただ、サイドのMLOKみたいなスリットは厚みが5mmぐらいあるので、
通常サイズのMLOKのスクリューではレールやアクセサリーは取り付け出来ません。
デフォルトで付属しているスクリューより5mm長いものが必要(当然)です。
リアサイト周りはマルイAKストーム同様、レールに換装されています。
マイクロT-1タイプのドットサイトを付けろと言わんばかりの風貌ですが、
レールに溝が入っているので光学照準器なしでもサイティング可能です。
フレームはAKM以降のプレスタイプなので、5.45mm弾用のマガジンを挿しても問題なし。
尚、手持ちのCYMA、LCT用AK74マガジンはすんなり装着可能です。
マルイ製スタンダードAK47マガジンも問題なく使えます。
グリップはAKM以降の樹脂製のやつ、セレクターレバーはノーマル、マグウェルは付いてません。
ここら辺のパーツを付けていないのが中途半端にも程がある?
このスリムなストックは我輩的に見た目は好みなのですが、
使い勝手的にはバットプレートが長いのと交換したいです。
QDスイベルの穴は付いていますが、スリングスイベルは別途購入しなければいけません。
リアサイト部にマウントがあるので反対側のフレームには例のAKマウントはありません。
付属の7.62mmマガジンは600連の多弾数マガジンです。
マルイAKストームの場合、AK47ベースなのでフレームにスリングスイベルが付いており、
コレがワンポイントスリング付けるのに丁度いいポジションなんですが、
メタルストームはプレスフレームなんでスリングスイベルが無いんですね。
しっかしなんですな、ハンドガードのサイドをMLOKにするのなら、
ハンドガード下部もMLOKのスリットにして欲しかったですなぁ。
普通の20mmレールだとそのままでは握り難いので、グリップを物色せねばならない。
チョロキュー殿は我輩が軍拡したのがお気に召さない模様です。
てめーの武器買う金があるならちゅーる買ってくれよと言わんばかりの不貞腐れツラw
とまあ、全体的に悪くは無いけど細部が満足は出来ないダブルベル製AKメタルストーム。
でもね、中華電動ガンの割にメカボ作動音は普通、平均初速は88m/sと申し分無し。
命中精度もマルイよりまあ多少はね、気持ち劣るかなという程度。
多分バレル替えても然程性能変わらねーんだろうなぁ。
ま、とりあえず中華ダブルベル製だから、メタルストーム分解してみる事にします。
ひょっとしたらどっかに地雷が仕掛けられているかもしれませんからね。
まずはハンドガードを外します。
前の2本のスクリューを緩めるとハンドガードが外れます。
根本の2本のスクリューはダミーなので外さなくても無問題。
バレルに固定されたステイにハンドガードを固定するという方式故に、
ZENITとかのハンドガードに換装するのは厳しそうですが、
ダブルベル製メタルストームはこのハンドガードの為に買うべき電動ガンなので無問題。
その後いつものようにリアサイトブロックの回転レバーを回し、
アッパーハンドガードを外そうとしたのですが外れませんので、
ハイダーを外しフロントサイト下部の細いピン2本を抜き、
サイト真下のイモネジを緩めてフロントサイト周りを外します。
そこてアッパーハンドガードが素直に外れなかった理由が判明。
フロントサイトのガスチューブにハマるカバーが変形して動かないんですね。
どうやら、組み立て時に無理やり叩き込んだ模様。流石中華クオリティ。
フロントサイトのハンドガードに干渉するスリングスイベルの処理もかなり雑。
「デカいニッパーでバキッと切り落としましたが、何か?」って感じの酷い仕上げです。
リアサイトベースに鎮座するレールマウントはレール前部と中央のイモネジを緩めたら、
ピンが抜けてベースも外せるようになります。
我輩的にはココ、タンジェントサイトでもいいんだけどな。
リアサイトブロックを切り離す為、2本のピンを抜きます。
安心してください、ポンチで軽く叩けば抜けます。
そしたらアウターバレルのナットが軽くしまっているのでコイツも外します。
AKでこういう作りをしているのを見るのは初めてじゃ・・・
この後、リアサイトブロックをプラスチックハンマー等で前方に叩いて外します。
そしたらアウターバレル付け根にイモネジが仕込まれているのですが、
コレを外してもバレルが緩まないから何故?と思ったらダブルイモネジになっていて愕然。
チャンバーを押さえるL型ブロック、久しぶりに見た。
昔のCYMA製AKには入ってましたが、最近は見かけませんていうか、
114514分ぶりに中華AKに手を出したんで最近はどーなのか把握してなかったですわ。
L型ブロックを外すとインナーバレル&チャンバーが前に抜けるので、
グリップとセイフティ外せばメカボが抜けると思いきや、
メカボのセイフティがフレームに引っかかって抜けないという。
マイナスドライバーでフレーム無理やり広げて取り出しました。
全部バラしてメカボが取り出しやすいようにフレームを削ったり、
仕上げの汚い部分をヤスリで整えたりしていると「オレ何やってんだろ」な気分になります。
素直にマルイの電動ガン買えばこんな余計な作業はしなくてもいいのにね・・・
でも今回はメカボは分解しませんでした。
ノズルがメタルだったのが気にはなりましたし、シム調整ぐらいはと思いはしましたが、
作動させて異音もなかったし、ぶっ壊れたらその時修理すればヨシ!
強いて言えば毎分12〜3発と少し回転遅めだからモーターは交換したいですね。
マルイAKストームっぽくするためにグリップとセレクターはCYMA製のカスタムパーツに交換。
解ってはいましたが案の定、何処そこ削らないと付きませんでしたよwww
でも同じ中華電動ガンとはいえど、ダブルベルとCYMAは全く違うメーカー、
フォルクスワーゲンにアウディのパーツが付かないのと同じよーなもんです。
マグウェルはLCTのでも付けようとしたら、トリガーガードがリベット止めで付けられない。
SPARK TWS (SOLAR) タイプ AK74用マグウェル E&L/LCT/Arcturus対応ってのが
安くてAKストームっぽかったので仕入れて取り付けました。
勿論そのまま付けられなかったんで前の引っ掛け部分削ってポン付けw
そしてハンドガードには何を血迷ったのかフォアグリップではなくて
MAGPUL タイプ XTM ハンドストップ キット(1200円ぐらい)を取り付けました。
トリガーガードが2300円、グリップ1200円、セレクター1500円、
そしてこれらのパーツを取り付けるためのシンキングタイム、加工にかかった時間が2日。
LCT製のプラムマガジンを付けてみると、案外しっくりきます。
正直、我輩的には湾曲して扱い辛い7.62mmマガジンよりも
真っ直ぐに近い5.45mmマガジンの方がポーチにも収まりがいいですし、
そもそも我輩が愛用する現用ロシア連邦軍装備と相性が良いのです。
なんか我輩らしくないタクティコゥ&スタイリッシュな武器が出来上がりましたが、
今まで作ったサバゲー特化型ライフルの中で一番良く出来た気がしますし、
何よりベースがAKなんで秒で身体に馴染みます。
ただ、まぁまぁ時間や労力をかけてまでそれをする必要性があったのかと言うと・・・
ぶっちゃけ、マルイAKストームにマルイAK74マガジン挿して使えばゲフンゲフン。
でもね、我輩は次世代よりもスタンダードの方が好きなんですよ。
ぶっ壊れても修理しやすいですからね。
実銃では短い銃身でライフル弾を撃ち出す銃器はコントロールが難しく、
弾は出ても反動が強スギィ!で標的に当たらないから使い勝手良くないらしいですが、
サバゲー、特に昨今のフィールド事情を鑑みると短い銃が正義。
以前は我輩もね「エロくなきゃ女じゃねーだろ!」的なノリでね、
「長くなきゃライフルじゃねーだろ!」って思いを胸に秘めてサバゲーしていたんですがね、
我輩ももう直ぐ50歳、サバゲー後半戦になると疲れてライフル持つのもしんどいんですよ。
だから認めたくないものだな、自分自身の老化故の過ちというものを。
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エアソフトガン
Tue, 04 Jul 2023 20:59:50 +0900
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紳士の国のボルトアクションライフル
どうも、去年「チェンソー買うぞー!」と言っておきながら、
ヤフオクで武器を売ってはまた新たに武器を買うスパイラルから抜け出せない砥部良軍曹です。
いや、手持ちのエアガン4丁ぐらい売ればまあまあ良さげなチェンソー買えるんでしょうがね、
電動ガンだけ持っていても充電器、バッテリーがないと遊べないように、
チェンソー買って使うとなると死なないよーにするための保護具も買わなきゃいかんのですよ。
そこら辺まで揃えるとなると資金的になかなか難しいという現実にぶつかり、
未だにチェンソー買うのを躊躇しているのでございます。
でもこないだある鉄砲を仕入れて「コレ買うよりチェンソー買った方が幸せになれたんじゃね?」
と心の底から真剣に考えてしまった我輩。
いや、コレがロシアの銃器なら「我輩のサバゲー人生に必要なんだ(断言)!」なんですがね、
何を血迷ったのか、イギリスのを仕入れてしまったんですよ・・・
というわけで今回レビューを上げるエアガンは第二次世界大戦のイギリス軍のライフル
ARES SMLE British No.4 MK1 Museum Grade
日本ではよく「リーエンフィールド」と呼ばれているボルトアクションライフルです。
ソ連、ロシアの小火器以外は手を出さないと誓ったはずの我輩でしたが、
ある日このリーエンフィールドがヤフオクに1パットン(ごまんえんぐらい)で出品されていたので、
「ほほう、定価2パットン、実売価格1.6パットンの銃がこのお値段とは・・・
ちょっと冷やかしで入札してみるか」という事で1パットンぶっ込んでみたところ、
誰もこのエゲレスの小銃に興味が無かったのか、そのまま落札してしまう事態に。
「やべぇ・・・やっちまったよ・・・(愕然)」
その後我輩はコイツの支払いのために多数エアガンを売り払いました(長物2丁、拳銃3丁)
意図しない軍縮により、現在我輩の武器庫はかなりスカスカですwww
SMLE British No.4 MK1とは第一次世界大戦からイギリス軍に採用された
「SMLE=ショート・マガジン・リー・エンフィールド」の4番目の型で、
主に第二次世界大戦で使われていたライフル。
303ブリティッシュ(7.7×56mmR)というリム付き弾薬を使用します。
S&Tが販売しているNo.1(第一次世界大戦で使用)より銃口付近がスタイリッシュなのが特徴です。
ARESのMuseum Grade というのは「博物館に展示しても恥ずかしくない、歴史資料的なブツである」
という意味なんでしょうか、レシーバーなどの主要パーツの多くをQPQ処理が施されたSUS304材、
ストックはS&TやCYMAより良質な木材を使用しており、全体の質感は大変よろしいです。
当時の各国のボルトアクションライフルとリーエンフィールドの大きな違いは、
三八式やモシンナガン1891/30よりも銃身が短く扱いやすいサイズ、
(小銃よりは短く、騎兵銃よりは長い)
当時どの国も採用しなかった着脱式のマガジンを備えているという事と、
ショートストロークのアクションで連発が容易である事です。
但し、現代の様に予備マガジンを持たせての運用はせず、
他国同様クリップで弾を装填していたというの、これもうわかんねえな。
ショートストロークのボルトアクションもボルトを引いて戻す動作が短縮される事で
素早い装填、廃莢が可能にはなりますが命中精度にはモーゼルアクションに劣るとのこと。
しかし当時の各国の軍隊のライフルの装弾数が5発だったのに対し、
リーエンフィールドは倍の10発装填可能であるというのはアドバンテージが高いでしょう。
やはり戦いは数ですからね、兄貴。
No.1〜No.3までは銃剣の取り付けのためにもっさりしていた銃口付近は
No.4になって常識的?な形状に改められましたが、従来の銃剣が使えないという?
No.3まで前方のバレルバンドに付属していた叉銃用のスイベルが無くなっているのも特徴。
フロントサイトは一応左右の調整が可能です。
銃身周りはモーゼルKar98KやM1ガーランド並みに太く、
三八式やモシンナガンを知る我輩的には少し握りづらいです。
銃身を握りやすい様にストックに溝が無いのも我輩的には使い難い。
後方のバレルバンドにはスリング用のスイベルが付属していますが、
コレがM1ガーランドの叉銃用スイベルみたいな形式なのは後で説明します。
リーエンフィールドの機関部周りはどのライフルにも似ていなく、個性的です。
ボルトハンドルの位置や角度、リアサイト周りの形状も個性的ですが、
最も個性を主張する着脱式マガジンのリリースレバーはトリガーガード内部の手前にあります。
使い易さに関しては・・・元々頻繁な着脱を想定していないからか、微妙。
マガジンの前にある小さいスイベルはマガジン紛失防止のために
マガジンを鎖で繋ぐためのものらしいですが真相は不明。
着脱式のマガジンは装弾数35発ですが、給弾機構の関係上まともに撃てるのは30発です。
残り5発は銃を逆さまにしてコッキングしないと装填されません。
マガジンを抜くと電動ガンみたいに弾が5発ぐらいこぼれ落ちます。
そしてこの予備マガジン、作りがしっかりしている分、お値段もなかなかです。
1マガジン0.1パットンします。しかも取り扱い店少ないです。
どうにか予備マガジン2個仕入れたので、2ゲームぐらいは耐えられるでしょう。
まあそれ以前にARES製SMLEを買える店が全国的に少ないみたいなんですが、
我輩のツイッターのフォロワーのうち、数人しか名前が判らないような銃だからしょうがないね。
ボルトストロークはかなり短いので、素早いコッキングが可能ですが、
ボルトハンドルが収まる切り欠きが無いのと、アクションが独特なので、
思いっきりボルトを前進させ、勢いよくハンドルを戻さないと上手くコッキングが出来ません。
ただ、ボルトハンドルを戻し損ねても2発給弾にはならないです。
ボルト後方にあるのはコッキングインジケーター。
コイツが後ろに飛び出していると射撃状態になります。
ゆっくりトリガーを引くと先にコイツが落ちて、それから弾が発射されます。
気になるのがリアサイト。
2段切替式のピープサイトは大と小があるものの、どちらの穴もガバガバで精密なエイミングが難しい。
人を狙うには充分ですが、20m先のモンスターエナジーの缶を狙うのは辛い。
それ以前にリーエンフィールドNo.4 MK1は本来なら三八式みたいな
長距離射撃用の梯子みたいな立派なリアサイトが付属しているはずで、
ARES製No.4 MK1みたいなリアサイトが簡略されたモデルはアメリカとカナダで生産されていた
No.4 MK1 *(←このけつあなみたいな記号なんて読むんだ?)なんじゃねーかと思ったんですがね?
リアサイト根本にあるレバーがセイフティで、90度後ろに回すと安全状態になります。
ぶっちゃけコレ、我輩的には使い難いです。
多分我輩の親指が短いから使い難いだけで、手のデカいジョンブルには無問題なんでしょうが。
余談ですが高級版のMK4(T)にはレシーバー左側にスコープマウントが付きます。
我輩的にリーエンフィールドの好きな部分がストックの床尾の形状。
50〜70年代のジャギュアやローヴァーを思わせる拘りに満ちた英国的雰囲気が良い。
実際、グリップ部分は握りやすいです(個人の感想です)。
バットプレートの蓋は開閉可能で、クリーニングキットを収納出来ます。
コレがある古いライフルってM1ガーランドとリーエンフィールドぐらいなんですよね。
余談ですが第二次世界大戦後期に改修されたNo.4 MK2では
バットプレートが真鍮製になっており、KTWのリーエンフィールドはその仕様みたいですが、
ARESのは前期型の?黒染めのバットプレートです。
ところで、リーエンフィールドのスリングの取り付け方ですが、
コレがまたクセがあると言うか、面倒くさいジョンブルの性格が現れているとしか思えない。
まずスリングの形状が初見殺し。
普通のフックをかける、或いはスイベルに通すだけのスリングしか知らないと意味不明。
リーエンフィールドのスリングはスイベルの切れた部分からスリングを写真の様に通し、
残り半分をスイベルに力技で押し込みます。
その後、スリングの金具を写真のようにスリングに噛ませてスリングを力技で押し込みます。
昔のイギリス軍P58装備や東ドイツ軍装備をご存知の方には馴染みのある動作でしょうが、
最近の便利な装備しか知らないノンケには難易度が高い儀式の様なもんですね。
しっかりした木材のストック、ステンレススチール304(SUS304)鋼を使用した本体のおかげか、
ずっしりとした重みと重厚感を感じるARES製リーエンフィールド。
木で出来ているようなケースは樹脂製ですが、雰囲気抜群。
邪魔だけどこの箱に入れてサバゲーに持って行きたくなります。
トリガーストロークは結構長めで、極端ではないけど重みがあります。
命中精度は文句なしに良く、30m先の人間大のターゲットにも余裕で当たります。
給弾機構が変わったシステムですが(後述)給弾不良が起こる事もありません。
ただ、ボルトの動きが滑らかでないので、それが原因で発射出来ない事がしばしば。
ARES製エアガン全般に言えることですが、何処かしら一部残念なところがあるんですよね。
という訳でボルトの動きをスムーズにする為にARES製SMLE、分解します。
しかしながらノンケが普通に知っていて普通に欲しがるライフルならともかく、
ARESのリーエンフィールド分解方法なんてマニアックな部類のボルトアクション、
ネットで探しても何処にもありませんていうか、レビューすら殆ど無いw
仕方がないので長年の経験とカンを駆使してバラす事になります。
ARES製L42の分解方法も概ね同じはずなので、まあ多少はね参考になるかもしれません。
この手のクラシックなライフルはまず、前周りを分解するのがお約束。
まずはフロントサイトの下のイモネジを緩めます。
次にフロントサイトを貫通しているマイナスネジを抜くと、フロントサイトが外れます。
その後フロントバンドを固定するネジを外し、この金属の物体を外すのですが、
良い金属を使用しているのか、かなり弾性が強く外すのは結構大変です。
次にハンドガード部分にある前方スリングスイベルを外し、
スイベルの付いていたバンドを前方に引き抜きます。
コレで銃身上部を覆うストックの部品が外れます。
次にトリガーガード周りを外します。
マガジンの前にあるU型スイベル?の前のネジを外し、
トリガーガード後端の根本にある小さなネジを外すと、トリガーとトリガーガードが外れます。
トリガーガードを外すと、シアとマガジンキャッチの間にスプリングがあるので外します。
一般的なボルトアクションライフルはトリガーアッセンブリーボックスがあって、
その中にトリガーシステムが入っていて、ピストンと連動して発射機構を形成しているのですが、
ARES製リーエンフィールドは機関部に直接シアが固定されて、
トリガーガードとセットになってトリガーと連動しているんですね。
まあ要するにシアとトリガーを磨くぐらいしかトリガープルの改善が見込めないという事です。
まあそれはともかく、コレで前周りのストックが機関部と分離します。
ストックの床尾部分が別パーツという、他には無い構成に面食らいます。
そしたら次はアウターバレルを外します。
アウターバレル根本の上下にあるネジを外すとインナーバレル、
チャンバーとアウターバレルがセットで抜けます。
ボルトはリアサイト下部のネジを外すと後方に抜けます。
要するに、このネジがボルトを固定するピンになっているわけですね。
ピストンスプリングだけ交換したい場合は前周りは分解しなくても、
トリガー周りを外してこのネジを外せば出来るという事です。
シアとマガジンキャッチはそれぞれ、緩くハマったピンで固定されているので、
それぞれの根本にあるピンを押すか、ていうか傾けるだけでバラっと外れます。
説明しよう!
ARES製リーエンフィールドorL42の発射機構はまず、ボルトハンドルを起こしてボルトを引く。
するとスプリングで固定されたチャンバーとインナーバレルがボルトと共に後退し、
マガジンの給弾部分にチャンバーがセットされ、弾がチャンバーに入る体制になる。
ボルトを前進させるとノズルがチャンバーに弾を押し込む。
そしてチャンバー&インナーバレルが元の位置に戻り、
シアが後退したピストンを固定し、コッキングインジケーターがセットされる。
そこでトリガーを引くと弾が発射されるのである。
チャンバーが給弾のために後退するというシステムは昔のMGC等の固定スライドガスハンドガンや
JACやアサヒのBV式を彷彿するのは我輩が年寄りである証w
このシステムの素晴らしさはマルイL96やS&T製ボルトアクションみたいに
ノズルに給弾パーツが付かないので整備や分解結合が容易である事。
欠点は・・・今後使い続けないと未知数である事。
そしてコレがリーエンフィールドのチャンバー部分。
チャンバーの給弾口とマガジンの給弾口が一直線になる事で弾がセットされるんですね。
で、このバレルのスプリングが覗くスリット部分に、
アウターバレルとインナーバレル&チャンバーを連結するネジがあるので、
左右のネジを外してアウターバレルとインナーバレルを分離します。
インナーバレルからチャンバーを分離するには、この部分のネジを外せばオッケー。
チャンバーは左右2分割になっているので、止めているネジ2本外せば分離します。
チャンバーパッキンが大人のオモチャみたいな色してますね(苦笑)。
こんな避妊具みたいなけしからんパッキンは要らん!と叫びながら
マルイのパッキンと交換したら何故か弾が出なくなりました。
宮川ゴムのVSR用パッキンとかみたいなやつじゃないと相性が悪いみたいです。
尚、機関部の整備だけであれば銃床は外さなくても無問題なんですが、
我輩はストック全体の塗り直しもしたいので外そうとしたら何という事でしょう、
クソ長い6mmのアレンが無いと外せない!
という訳で次の日、ホムセンて一番長いアレンドライバーを買ってきたんですが、
コレでもストック固定ネジに全然届かなくてドライバーのグリップ削ったよ!
そしてどうにか銃床を取り外す事が出来ました。
取り外したストックは全てサンドペーパーで元の色を剥がし、
ワトコオイルのマホガニーで再塗装したんですが、
無可動実銃の画像を見るともう少し薄い色合いのチェリーが良かったと絶賛後悔中。
ていうかわざわざ仕上げの良いストックを塗り直す必要があったのかと。
樹脂製のピストン、スプリングガイドはマルイVSRより小さめ短め。
マルイL96のパーツなら使えないことはなさそうですが、
別に無理してパーツ交換しなくてもいいかな?
ピストンのOリングも機密には問題ないのでそのまま使います。
驚いたのがスプリング。
マルイVSRのより30mm短いのに、コレでも初速90m/sぐらい出るんですよ(驚愕)。
写真はありませんがインナーバレルは510mm、マルイの長い電動ガンと同じぐらいです。
ボルトが通過する部分の所々にバリがあったので、サンドペーパーで磨こうとしたら
SUS304ってスッゲェ硬いのね、サンドペーパーじゃ歯が立たない。
並のヤスリでもなかなか上手く削れなくて2度ビックリ。
でもどうにかバリを削り落とし、ボルトの動きがスムーズになったので組み上げます。
トリガースプリングは組み上げの際は正規の位置にセットしないといけません。
シアとマガジンキャッチの間のスプリングははめ込むのは簡単ですが、
コレが外れないようにトリガーガードを取り付けるのが案外難しいです。
それ以外の部品は容易に組み立てられるので、ココだけ苦労したら後はサクサク進みます。
結局、内部のバリ取りぐらいしかしませんでしたが元の素材が良かったのか、
ボルトがスムーズに動くようになっただけでストレスのない操作性になり、
戦闘力は必要にして充分な武器に仕上げる事が出来ました。
今後ARES製リーエンフィールドor L42を購入検討される方は
ステンレス用の平丸ヤスリと仕上げ用のサンドペーパー数種類買えば幸せになれますよ(適当)。
ただ問題なのはソ連orロシア連邦軍装備でサバゲーしている我輩が
リーエンフィールドをどういうシチュエーションでサバゲーに使うのかと言う事です。
サバゲーの英国面に堕ちた学長に1パットンで譲ろうとしたんですが、
「積みプラが多すぎて置く場所が無い!」と迷いもなく断られたwww
多分リーエンフィールドじゃなくて、L42なら迷わず買ったんだろうなぁ(憶測)。
但し、ARES製リーエンフィールドが欲しいと考えている方にとって
大枚を叩いて買う価値のある逸品であるという事実は間違いありません。
飾ってよし、撃ってよし、使い勝手も悪くない(良いとは言ってない)。
どーでもいい話かもしれませんが、脱原発とか自称平和主義者とかで、
サバゲーしている人って間違いなく存在しないと断言する我輩ですが、
それはそーいう輩が自分達の思想こそが正しいものであると信じて止まず、
それを認めないヤツらは排除しなければという心の狭いヤツらだからなんでしょうね。
だってサバゲーって遊びは、他人に弾丸ブチ込まれても寛容で居られないと出来ない遊びですから、
イギリス人以上に振る舞いや精神が紳士でなければ絶対に楽しめないんです。
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エアソフトガン
Wed, 29 Mar 2023 21:49:30 +0900
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台湾製カラシニコフのハンドガン
本日はバカ息子の運動会でした。
去年もそうでしたが今年も息子は応援団員として派手に踊っていました。
息子1人だけ相変わらず振り付けや動きが一世風靡セピアっぽいのが謎なんですが、
今年生徒会に当選しちゃったみたいなんで来年は応援団長だなw
でも運動会でハッチャケられる人って完全に陽キャですよね。我輩には理解できん。
学生の間に運動会を100%楽しめる人種って、体育会系以外では殆ど居ないと思いますよ。
大半の人間にとって運動会は苦行であり、苦痛であり、余計なお世話のはずなんです。
そもそも息子に関しても運動神経は我輩並に低い部類(ボートを漕げる程度の能力)なので、
体重を活かせる綱引きはともかく、リレーは足手まといって感じでしたね。
それでもクラスや同じ白団からは応援の歓声が上がっていたから、優しい世界だなぁ。
(どうでもいいけど宮崎出身じゃない我輩、紅組白組を赤団白団って言うの慣れない)
いやーーーしかし良いもんですなぁ、午前中で終わる運動会って。
弁当の準備はしなくていい、疲労も然程ない(運動会は見ているだけでも疲れるからね)、
そして何より、テントの準備をしなくてもいい。
コロナ禍はマスクしたり、消毒したり、人との距離をとったりと煩わしいものですが、
感染防止で長居をさせないためにイベントが短縮されるのと
職場の面倒臭い飲み会が無くなった事だけが良かったです。
令和の時代から運動会は午前中で終了する行事に変わって欲しいものです。
昭和のくだらない慣習はある程度ぶっ壊さないと、新しい時代は作れませんね。
さて今回レビューするエアガンは、ロシア製銃器の新時代を作るかもしれないハンドガン。
台湾製KIZUNAWORKS KW-15Kのガスガンです。
「貴様はロシアの手先か?この鬼畜が!」というツッコミは受け付けません。
趣味と思想を分けて考えられない低能はいますぐ出ていけ。
ところでキズナワークスって初めて聞いたんですが、何作ってんのよコ↑コ↓?
HP見てみたんですがAKのハンドガードぐらいしか作ってないの?
そんな謎なメーカーが作るガスブローバックのハンドガンってどうなのよ?
それはさておき、このKW-15Kとはトイガンとしての製品名で、
(KWはK izuna W orks キズナワークスの略称だと思われる)
実際の名称は「PL(Пистолет Лебедева ピストレット・レベデフ)15K」。
トカレフやマカロフ、ヤリギン同様に開発者であるディミトリ・レベデフの名前が付けられています。
口径はロシアが採用してしまった現在、口実共に世界標準となった9mmパラベラム。
何で実名付けて売らないのかなーという理由に関しましては
MODIFY製PP2000のガスガンがPP-2Kという名称で売られていたように、
海外ではトイガンを実名で販売すると大人の都合が五月蝿いみたいからまあしょうがないね。
PL-15とはAKアサルトライフルで名高いカラシニコフコンツェルンが開発した
ストライカー方式(グロックみたいな外部にハンマーのない激発システムな)のハンドガンで、
フルサイズのPL-15とコンパクトモデルのPL-15Kのバリエーションがあるようです。
でもグロックと違いフレームがスチール製なのはやはり、
ロシアの極寒がポリマーフレームに優しくないからでしょうかね?
キズナワークス製KW15Kのガスガンの購入先はAK系エアガンの販売で有名なNOOBARMS。
少量生産だったRAPTOR製MP443とは違い、結構色んなショップで取り扱いしているようです。
MP443といい、PL15といい、ハンドガン界隈では結構マニアックな部類。
そんなロシアンハンドガンを台湾メーカーがわざわざモデルアップしてくれるのは、
「タルコフ」とかいうゲームの影響みたいですね(適当)。
(娘曰く、かなりマニアック且つリアルで難易度高いゲームらしい)
お値段は本体0.4パットン、予備マガジン1本は0.1パットン弱。
価格的には前回同じくNOOBARMSで仕入れたRAPTOR製MP443と同じぐらいですが、
MP443の見栄えがガレージキットのフィギュア並みなのだったに対し、
KW-15Kの外装はマルイやKSC製品に劣らないぐらいの出来の良さ。
取扱説明書に日本語表記はありませんが、分解手順はちゃんと載ってます(後述)。
使い方は一般的なハンドガンと大差ないですが、一応目を通しておきましょう。
じゃないとホップ調整の際、マジで悩みますw
かの有名なスナイパーのお方も「マニュアルは読め」とおっしゃっています。
抑えるべき事項が掲載されているマニュアルは確実に読んでおくべきでしょう。
そして重要事項を頭に叩き込んだら箱にしまって2度と見ないw
KW15Kの全体的なシルエットはグロックのグリップを少し複雑にした感じと言うか、
グロック以降のストライカー式拳銃に準じたと言っても差し支えないデザイン。
正直、好みかと聞かれると少し悩むというか、我輩的には微妙なんですが、
身体の細部が我輩の好みでは無かった嫁も気が付いたら我輩の好みと化してしまったんで、
PL15Kも感度が良くて気持ちいいなら多分好みになるでしょう(適当)。
ロシアの新時代ハンドガンと言っても差し支えなかろうPL15Kのシルエットは
良く言えば世界標準デザイン、悪く言えば「ロシアっぽい不器用さが無い」。
でも武器なんて扱う側から見れば個性的であるよりは使いやすい方がいいんです。
趣味人的には個性的で不器用な拳銃にそそられるんですがねw
ソレよりもさあ、フルサイズのPL15に対するコンパクトモデルがPL15Kのはずなのに、
MP443やグロック18と大差ないサイズなのはどーも納得いかんのですがねぇ?
という事はPL15の方はもっとデカいのか?
スライド先端部分にセレーションがあるのはロシア製ハンドガンのお約束?
マズル内部にはネジ山が切られており、別売りのサプレッサ用アタッチメントを取り付けられます。
ま、我輩はサプレッサなんか「あんなもの飾りです」なんで買いませんでしたがねw
フレーム先端にはピカティニー規格のレール?ライトを取り付けられる溝がありますので、
MP443みたいに余計な付属品を追加する必要もありません。
実銃はフレームが金属製らしいですが、トイガンのKW15は樹脂製。
トリガープルはシングルアクション並みにストロークが短く、適度に軽くキレもよし。
セイフティレバーの動きも軽く、スライドストップも使いやすい位置にあります。
セイフティをONにする(白丸に合わせる)とトリガーとシアの連結が絶たれ、
トリガーを引いてもスカスカした感触になり激発不能になります。
ただ、マガジンキャッチだけはクッソ固くてスムーズさがない。
結構強く押し込まないとマガジン抜けません。
そしてマガジン自体もスルッと落下せず、中で引っ掛かって抜けないので、
指でマガジンを摘んで引っこ抜かなければならないって新手の脱落防止か?
後期型の十四年式拳銃の真似かヲイ?
グリップのシルエットは少し拘り過ぎた感がありますが、
グリップ下部のスパーンと切り取ったデザインは意外と掌に馴染みます。
グリップ下部のフレーム切り欠きはマガジンを抜きやすくするためのもの?
ああ、だからマガジンが抜けにくいのか?
反対側のセイフティレバーの動きは軽いですが、指掛けが無いので操作性は良くありません。
スライドストップの反対側の対にあるパーツはトリガー内部パーツの固定用かな?謎だ。
先端のレール?切り溝にライトを取り付けてみました。
シュアファイアのG2を無理矢理括り付けたのでトンデモな状態になってますが、
ハンドガン用のウェポンライトならキレイに収まるはずです(買えないけど)。
マガジンサイズは一般的なこのサイズのハンドガンと同じぐらい。
装弾数は22発とマルイ製同サイズハンドガンと比べて少し物足りません。
ガス注入口が露出しているのは使いやすくて良いですね。
リアル思考でこの部分が塞がっているとそれはそれで面倒。
KW15Kも台湾ガスブロ製品のお約束でガスが入りづらいです。
(台湾ガスブロは高圧ガスを使用するので、バルブの仕様が違う)
仕方がないので同じ台湾WE製日本仕様ガス注入バルブと交換します。
この注入バルブ、1個0.01パットンとまあ多少はねいいお値段なんですが、
コイツを交換しないとスムーズにガスが入らないんで致し方ない出費です。
あとね、このマガジンフォロアーのバネが硬くて下まで下がりにくいのと、
フォロアーの形状がオカシイのか弾がスムーズに入りませんし、
弾を満タンに装填するとフォロアーが変な傾き方しています。
でも気温が高ければ普通に給弾はするんだよな?これもうわかんねえな。
フィールドストリッピングはまさかのピンを抜く方式。
その上フレーム右側からピンを指で押し込んで抜けるかと思いきや、
ポンチとハンマーで殴らないと抜けないとは・・・
どうにかピンを抜き出すとスライドとフレームが分離します。
2〜3回分解結合を繰り返したら指でかなり強く押し込めばピンが出てくるようになりました。
でもこのやり方、とても21世紀のハンドガンの分解方法とは思えない・・・
リコイルスプリングガイド、アウターバレルの取り外しは他のハンドガンと同様。
フィールドストリッピング状態はこのようになります。
リコイルスプリングガイドの形状がMP443に似てるw
アウターバレルは金属製なので、ヒンヤリして気持ちいい。
ホップ調整はインナーバレルブロックの前からアレンを突っ込んで回しますが、調整幅が少ない。
コンパクトモデル?なのでインナーバレル長は70mm程度。
とは言ってもグロック19より確実にデカいんですがねぇ?
インナーバレルはチャンバーパッキンとともにマルイ互換ですが、
交換必須という程品質は悪くないみたいです。
組み立ての際、リコイルスプリングガイドが凄く・・・入りづらいんですが、
写真のようにセットしながらブチ込めばすんなり収まってくれます。
気温が高ければ作動は確実で、重いスライドがビシバシ動いて、
「KW15のブローバック気持ち良すぎだろ!」って言うぐらい良い撃ち味なんですが、
マガジンが少し冷えるとスライドは後退するけど弾が出なくなります。
毎回スライドを引いてガスコキみたいにして撃てば弾が発射されるので、
スライドが上手く後退していない可能性が微レ存?
すり合わせ自体は悪く無いみたいなので、リコイルスプリング交換要すですかね?
ホップを上手く調整すれば10mで直径200mmの丸板に当てられるので、精度は高いと思います。
各部パーツをつぶさに見たんですが、バリとか変形はほぼ皆無なんですよねぇ。
全体的に建て付けがタイトなので、軽くスライドレールとかを均した方がいいんでしょうかね?
結論としてKIZUNAWORKS製KW-15K(PL-15K)のガスガン、
レビュー総評として作動or実射性能は夏場の気温が高い時なら凄く良い?
今の季節で夜に撃つと給弾不良が多発するので、マガジンを温めながら使わなければいけません。
でもまあ少なくとも、RAPTOR製MP443よりは外観も中身も素晴らしい製品で、
KIZUNAWORKS、今後の製品にも期待が持てそうです。
ただ、我輩的に気になると言うか引っ掛かる部分はPL15(KW15)って、
現時点ではロシア警察が採用している程度でロシア連邦軍は採用してないんですね。
でも近い時代、ウクライナとの戦いが終わって(ていうか早く止めろ)落ち着けば、
ロシア連邦軍にPL15が納入されて第一線で活躍する日が来るでしょうから(震え声)?
http://hentaigotyou.miyachan.cc/e584559.html
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エアソフトガン
Sun, 09 Oct 2022 23:54:23 +0900
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日本初のハンドガン、二十六年式拳銃
幸い、我が家ではこないだの台風の被害は殆ど無く庭が散らかる程度で終わりました。
23時過ぎに停電→2〜3分ぐらいで復活を繰り返す事態はありましたがガチ停電&断水は無く、
家は高台にあるので河川の増水からの氾濫に巻き込まれる事もなく浸水も特に無し。
周りを崖や藪で囲まれた場所に家が建っているのも功を奏したのでしょうか、
木々は風でガンガン煽られて葉っぱをばら撒いていましたが
我が家の敷地内はエアガンの的に置いている空き缶すら吹き飛ばず平和でした。
一方、下界(日向新富駅付近)は停電になって本日ようやく復旧した模様。
3日間も電気が使えない生活なんて想像出来ねぇよって思いましたが、
そーいえば青森に住んでいた時、東日本大地震で1週間ぐらい停電生活だったわ。
いやー、現代人電気が無ければ猿以下ですから電気は重要。
普段は不便極まりない我が家の地域ですが、他の地域のその様な話を聞くと、
我輩が家を建てた場所が如何に災害に強い場所であるかを再認識しました。
普段はクッソ不便な田舎ですが、こーいう時だけは上新田に家建てて良かったと思いました。
というわけで本題に移りますがその前にどーでもいい話を一つ。
台風の中、息子が三毛別羆事件(さんけべつひぐまじけん)の話をしていて、
あの事件のデカい人食いクマを倒したのはロシア製の連発可能なライフルだったと言ってたので、
「息子よそれは違う。あの時、山本兵吉さんが使ったロシア製のベルダンM1870というライフルは、
単発だったんだけど他のモブが使っていた黒色火薬の村田銃と違い、
無煙火薬で威力のデカい7.62×54Rという帝政ロシア末期に採用され、
未だにSVDやPKP機関銃に使われている優秀な?弾だったからクマを倒せたんだ」
(元々ベルダンライフルは11mm黒色火薬だったが日露戦争の時代には
当時採用されたモシンナガンと弾薬を合わせる為に改修されたものが使われていたそうな)
と説明してあげたんですが、厨二に弾の口径の話はまだ早過ぎたのか、
イマイチ理解が追い付かなかったようですが後10年したら多分解るさ(憶測)。
まあそんな我輩も高校時代にMGC福岡店で中古で購入した
マルシンのM36で射撃&リロードをチマチマ楽しんでいたら、
父上から「リボルバーは廃莢、装填を1分以内に出来なければならない」と言われ、
素早い廃莢&装填の練習をさせられるという事態がありましたので、
銃器マニアの親というものはいつの時代も面倒なもんなんだなという事で(真理)。
さて、最近我輩も歳のせいか中折れ勃発する事態が時々発生するんですが、
ムスカ大佐の「3分間待ってやる!」のシーンを見る度に中折れ式リボルバーが欲しくなり、
中折式リボルバーの出物が出てこないかとずっと探していたんですが、
ヤフオクに出ていたブツに基本相場の0.6パットン突っ込んでみたところ、
その日はライバル不在だったのか0.4パットンで落札しちゃって「私は運がいい」。
それが今回レビューをあげる、
ハートフォード製二十六年式拳銃です。
いやまあしかしこの箱のデザインよ、我輩的に何か惹かれる。
余談ですがブログやツイッターに「軍拡しました~」と
箱に入った状態の武器の写真をあげる輩が居ますが、その勿体ぶる演出イラッとしますよね?
「そんな事しなくていいから(良心)早く箱開けろよあくしろよ」と言いたくなりますよね?
でも二十六年式拳銃の箱なら、中身が解り易くて伝わり易い。
二十六年式拳銃は明治26年(1893年)に日本陸軍に採用された拳銃で、
主に騎兵が馬上から撃つための拳銃として開発されたそうです。
確かに、馬上から撃つなら当時の単発式村田銃よりは拳銃の方が軽くて使い易い。
26年式拳銃は生産は昭和で終わったものの旧日本軍には拳銃の絶対数が少なかったことから、
(ノンケには意外かもしれないがライフルと拳銃の製造コストor価格は同じぐらいであるため、
威力や命中精度の弱い拳銃よりは性能の高いライフルを優先したくなるのは当然)
数合わせのために太平洋戦争終結まで使われていたようです。
実際には使いやすくて動作も確実、信頼性が高かったというのもあったでしょう。
余談ですが終戦まで日本では高額納税者は拳銃を所持する事が許されていたので、
(その為、古い屋敷の蔵などにはそういう人が所有していた拳銃が隠されている事が時々あると言う)
各地の盟主だった人々にもある程度の数が売れ渡ったようです。
とは言ったものの二十六年式拳銃の当時の価格は二十二円(現在の44万円ぐらい)、
お大尽と言えどそう気軽に買える代物ではなかったと思われますが、
クルマを買えるぐらいの大富豪なら拳銃の一丁ぐらいなんて事なかったのかな?
二十六年式拳銃は左右(表裏?)差のない、スッキリとしたデザイン。
全体的なシルエットは良く言えばスリム、悪く?いうと華奢?
旧軍の拳銃って大抵どれもこんな感じで、日本刀に通じる銃器デザインというんですかね(小並感)。
ただ一つだけ言える事があります。
鉄砲に興味のないノンケ共には多田野リボルバー、多少銃器に詳しい輩でも反応は薄い。
実際、夜勤の時に職場に持ち込んでニヤニヤして後輩共に見せつけましたが、
いつものように「にーのさんがまた武器を持って来ている」と騒がれはするものの
古くさいとか何か変わった形してるとか言う感想を述べる者は皆無でした。
口径は9mm、つまり現在のお巡りさんの拳銃の38スペシャルと同じ。
当時の軍用リボルバーらしく、適度な長さの銃身長がよろしい。
先っちょにパーティングラインが残っているのが興醒めですが、消そうと思えば(王者の風格)。
口径は9mmあるけど、薬莢のサイズは22mmとかなり短めなので、
シリンダーの長さが現在多く見るリボルバーに比べると短いんです。
という事は火薬は少なめ→威力は弱め。
なので小柄な日本人でも撃ちやすいという利点はあったようです。
そもそも欧米の拳銃では威力的に日本人には扱い難いという事で
この日本独自の規格の拳銃&弾丸が生まれた訳です。
しかし2・26事件で後の内閣総理大臣となる鈴木貫太郎が26年式拳銃で3発撃たれたそうですが、
撃たれて直ぐはまともに話ができる状態だった上に、
その後手術により治癒したといいますからその威力不足は想像に難くないでしょうw
案外手にしっくり来る、特徴的な丸みを持つ形状の細いグリップ。
なんか少しカタカタするのが気になって仕方がない。
木製グリップだと更に心地よい感触なんでしょうが、在庫がどこにも無い・・・
刻印は「二十六年式」と書かれているだけのシンプルさ。
この軍用拳銃ならではの素っ気なさがそそります。
そして表面仕上げのクールさ「これ本当に樹脂かな?」と疑いたくなる美しさ。
リアサイトとハンマー。
ハンマーに指掛がないのはダブルアクションオンリーだから。
何でかと言いますと、馬上から弾をばら撒く事しか想定していなかったから。
連射性能重視、命中精度は二の次という割り切ったコンセプトなんですね。
そこでニワカは「連射性重視ならオートマチックが良かったんじゃね?」と言いそうですが、
世界初の実用的なオートマチック拳銃ボルヒャルトピストルが世に出たのが1893年。
明治26年なんですから当時オートマチック拳銃と言う選択肢は無かったんですよ。
二十六年式は当時の回転式拳銃にまあ多少はね見られた中折れ式。
弾を装填するためにはまずリアサイト後部にあるラッチレバーを上げます。
中折式リボルバーの利点は排莢、再装填が容易であること。
実際、ムスカ大佐は「3分間待ってやる!」と言って
おきながら、
愛銃のエンフィールド・リボルバーを排莢、再装填を1分足らずで済ませております。
難点はマグナムみたいな威力の強い弾が使えない事。
だから現在のリボルバーでは中折式を全く見かけないんですね。
するとシリンダーが開放されて実銃ならここから弾を装填しますが、
コイツはペガサスリボルバーなのでガスを注入します。
尚、二十六年式拳銃はメカニズムが複雑化するのを避けるためか、
一般的リボルバーにはお約束のシリンダーストップが付いてないので
勝手にシリンダーがくるくる回ってしまうと言う謎仕様。
多分開発陣的には「シリンダーがズレてもトリガーバシバシ引き続ければ弾出るやん」なノリだったのかな?
こいつの場合はエアソフトガンなので、弾はシリンダーの前から詰めるんですがね。
メカニズムはタナカのペガサスですが、シリンダーサイズに余裕がないのと、
メーカーが「こういう拳銃を欲する輩は多弾数は邪道と考えるだろう」と思ったんですかね、
装弾数はリアルに6発しか入りません。だがそれがいい。
銃身はここまで折れ曲がりますが、こんなに曲げなくてもガスは充填可能ですし、
フレームにダメージを与える恐れがあるのであまりアホみたいに曲げないほうがよろしいかと。
二十六年式拳銃の他に類を見ない特徴、それはプレートが工具なしでも外せること。
まずはトリガーガードを下にスイングさせます。
余談ですがこのトリガーガードスイング機能が再現されているために、
無造作にポケットにブチ込んで取り出そうとするとトリガーガードが持ち上がる事があるというw
トリガーガードをスイングさせると横のプレートが開きます。
プレート先端のセレーション部分を摘んで持ち上げます。
何度も開閉を繰り返したらスムーズに開くんでしょうが、基本動きは渋いです。
おなごの股じゃねーんだから頻繁に開け閉めするもんじゃないんでしょ?
分解するとこのようになりますので、注油やパーツ交換が容易です。
このような実射性能とは違う方向のリアルな拘りが所有欲を掻き立て、
二十六年式拳銃を所持する満足度を与えるのです(確信)。
因みに、これ以上のシリンダー等の分解は付属の専用工具を用いて実施しますが、
モデルガンとのバレル交換が出来ないようにする為、バレルは分解不可との事。
木製グリップを物色したところ、Amazonに1つだけ置いていたので3分間考えて購入。
再びプレートを開いて分解、左側のガタガタ動く樹脂製グリップを外します。
その後ハンマースプリング(板バネ)をちょっとずらし(完全に外さなくても無問題)、
反対側のグリップを固定するスクリューを緩めて新しいグリップに交換。
もう片方のグリップは下部を押し込み、慌てずにじっくり合わせながら固定、
グリップが定位置に収まったらカバーを閉めます。
グリップが木製に替わると更に雰囲気抜群になります(小並感)。
チェッカリンググリップの手に吸い付くグリップ感は悪くありませんが、
グルーブ状の滑り止めは無骨さがあって違う美しさを醸し出します。
グリップがカタカタ動く事も無くなり、握り心地が更に良くなりました。
ダブルアクションオンリーのトリガープルはある程度重みはあるものの、素直でキレが良い。
ガスが少なくなるとトリガー引く→弾が出る→トリガー離すまでガスが垂れ流しにはなるのは仕様?
尚上記の現象、気温が低くても発生します。
パワーは0.2g弾、気温25℃ぐらいで70m/sと一般的なガスブロと変わらないぐらい。
インナーバレルは110mmのKM企画社製精密インナーバレルに固定ホップ。
リアサイトの溝が細くて狙いにくいので5m先の空き缶に当てるのは難しかったですが、
上手く狙えば10m先の人間大のターゲットには当たらない事もないです。
サバゲーで使えない事はないでしょうが、コレを持ち出すシチュエーションが思い付かない。
この手のコレクション要素が強いクラシックな拳銃はモデルガンを購入して
拳銃黎明期当時の独特なメカニズムを愛でるのが正しい方向性なのでしょうが、
エアガンの「弾が撃てる」という魅力は拳銃本来の魅力。
ハートフォード製二十六年式拳銃のガスガンはモデルガンの高貴さと
エアガンの歓びを同時に手にする事が出来る素晴らしいコレクターズアイテムと言えるでしょう。
我輩的には「他に我輩が欲しいハンドガンはブローニングハイパワーぐらいだ」
と断言していいと思えるぐらい達成感に満ち溢れているので、
フィールドに持ち込んで見せびらかしたい気持ちは大きいんですが、
我輩のような老害なら兎も角、大半のプレイヤーには刺さらないんでしょうねぇ・・・
(実際、ZEROBASEに持っていっても見せてくれとか握りたいというリクエストは皆無でした)
でもまあ、他のプレイヤーが興味を持たないハンドガンを持つという行為は、
所詮自己満足の域を出ないとは言え、精神的充実感は相当高いものです。
http://hentaigotyou.miyachan.cc/e583804.html
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エアソフトガン
Wed, 21 Sep 2022 22:07:15 +0900
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優雅な家遊び~木製ストックを塗り直す
現在、台風14号が絶賛上陸中の我が家でございますが、
隣の山の杉の木が倒れはしましたが我が家に突っ込んでくることはなく、
幸いにも停電の難は逃れておりますのでブログの更新やっちゃいます。
台風で仕方なく家に籠もるような状況でも時間は有効活用したい。
そういう時、我輩は銃の銃床(所謂ストックという部分ね)の色塗りを実施します。
あーでも今日は流石に台風が強烈過ぎてそういう気にはなりませんですがねw
さて、国産のマルゼンやマルシン、KTW、海外製品ならLCTやE&Lと言ったメーカーの銃で、
ストックに木が使われているものはお値段なりに良い仕上げが施されており、
ストックの色塗りなんて面倒な事やらなくても充分美味しいのですが、
中華製のCYMA、S&T、スノーウルフと言ったメーカーの製品は、
木製ストックが安っぽい家具みたいな仕上げなんでどうしても塗り直したくなるんですよね。
我輩はエアガンのストックの色塗り(直し)に
イギリス製の「ワトコオイル」を使用します。
一般的にDIYで制作した木製家具はニスやペンキで仕上げるんでしょうが、
ニスやペンキが木の上に塗ることで皮膜を作ってコーティングのに対し、
ワトコオイルは木材に染み込ませて色を付けるという違いがあります。
ワトコオイルで仕上げた木製製品は色彩的にも美しく仕上がり、
尚且つ質感がダイレクトに感じられて、木ならではの良さを再認識できます。
そしてワトコオイルは木製ストックの耐水性、耐久性を高める亜麻仁油が入っています。
そして、大抵の軍用銃はオイル(亜麻仁油)による仕上げが一般的なんですね。
だからストックにワトコオイルを塗るのはある意味王道を征く行動であるわけです。
今回はスノーウルフ製MP18をのストックを染めてワトコオイルの塗り方を説明します。
つるんつるんの表面にそのまま色を塗ってもワトコオイルは染み込まないので、
まずは分解してストックだけの状態にし、元々の安っぽいニスっぽい?塗料を剥がします。
余談ですがこのワトコオイル、無垢材or合板じゃないとキレイに仕上がりません。
税抜980円ぐらいのカラーボックスとかは集積材なので、
この手法で色を塗り直すことは不可能ですのでご了承ください。
あと、ツーバイフォー材みたいな針葉樹は染めることは出来ますが、
塗りムラが出来やすいというのも念頭に置いといたほうがよろしいでしょう。
元の塗料を剥がしてオイルを浸透しやすくするために表面をサンドペーパーで研ぎます。
我輩はエアガンの調整で金属部品を磨くので耐水ペーパーの使用頻度が多いのですが、
木の表面を研ぐなら普通のサンドペーパーの方が値段も安いですし、
何よりサンドペーパーが目詰まりしにくいので効率的に作業が進みます。
手でシコシコ研いでも構わないのですが、機械があれば作業時間の短縮に繋がります。
機会を購入するという行為は作業効率を高める=時間を買うという事なんです。
サンダーに120番のサンドペーパーを取り付けて半ば強引に塗料を剥がします。
120番で荒研ぎして、180番で仕上げるとある程度キレイに仕上がりますが、
その後240番で更に表面をツルツルにするともっといいでしょう。ツルツル最高(意味深)。
ニス或いは元の塗料を剥がし、ブラシやウエスで削り粉を落としたら、
いよいよワトコオイルをストックに塗る作業になります。
オイルが垂れるので下に新聞紙やダンボールを敷くか、外の汚れてもいい場所で作業しましょう。
塗料と違って塗った後に拭き取るので、ホコリが付くとかは気にしなくていいです。
ワトコオイルは色が8種類ぐらいあります。
ホワイト(木の地肌そのまんま)、ナチュラル(少し黄色っぽくなる)、
ミディアムウォールナット(薄っすらと茶色)、ドリフトウッド(軽く茶色)、
ダークウォルナット(少し濃い茶色)、チェリー(赤茶色)、
マホガニー(結構赤め)、エボニー(焦げ茶色)があります。
ワトコオイルをエアガンのストックの塗装に使用する場合は
ダークウォールナット、チェリー辺りを塗るのが無難ですが、
AKみたいに赤っぽいのがいい場合はマホガニー、古さを表現するためにエボニーを使うのもアリです。
我輩が所有しているのは左から順にダークウォールナット、マホガニー、チェリー、エボニー。
MP18は1910年代の銃なので、使い込まれた感を醸し出すために黒めなエボニーを使用します。
ワトコオイルを塗るための道具は塗料が手に付着すると面倒なので薄手の使い捨てゴム手袋、
色を塗るために刷毛、塗ったオイルを拭き取るためのウエス(着なくなったTシャツが理想)が必須です。
色を塗るのには刷毛でなくてもウエスやキッチンペーパーでも構いません。(刷毛を洗う手間が省ける)
我輩は劣化した歯ブラシを使って塗る事が多いです。
他には塗るためのオイルを入れる容器があるといいでしょうが、蓋に入れても問題なし。
尚、重要事項としてワトコオイルが染み込んだ布類は熱を持つと自然発火する恐れがあるので、
塗装に使用したウエスやキッチンペーパーは水を染み込ませて捨ててください。
ワトコオイルの缶を2~3分ぐらい振り、中身を充分に撹拌したら色を取り出し、
刷毛やウエス、歯ブラシにつけてよく伸ばしながらストックに塗ります。
あまりべちゃベチャ塗っても然程染み込まないので、軽くしっとりする程度塗ります。
塗ったら30分〜1時間ぐらい放置してオイルを染み込ませます。
それ以上放置してもオイルは染み込まずにベタベタになるだけなので、
余分なオイルをウエスやキッチンペーパーで拭き取ります。
ワトコオイルは1度塗った程度では上手く染まらないので、
もう一度軽く薄く(厚く塗っても効果がない)塗って更に浸透させて深みを出します。
もっと色を濃くしたい場合は塗りを3~4回繰り返してもいいでしょう。
(しかし5回以上塗っても濃さはあんまり変わらないんだなこれが)
1回目と同様、塗って30分〜1時間放置したらウェット研磨をします。
塗料が付着した状態で320番の耐水ペーパーで研ぎます。
この作業によって耐水ペーパーで削った粉が木目の隙間に入り込み、
スベスベ感が増して心地よい手触りになります。
この後、ストック全体をまたウエスで拭き取り、1日ぐらい放置して乾燥させます。
染み込みきれなかった油分が浮いて出るのでそれを拭き取ります。
拭き取った後はワトコオイルの匂いが消えるまで雨の当たらない野外or室内に置いて、
(匂いが気にならなければ自室に置いていても構わない)
匂いが無くなるというか、落ち着けば完成でございます。
しかしこのウェット研磨作業によって中華エアガンの木製ストックは
せっかく塗った色が剥げて白くなってしまうことが多々あるんですよ。
ストックの木の質が良くなくてこうなっちまうんでしょうかね?
なので我輩はウェット研磨で耐水ペーパーかけて白くなった部分は
バーナーで焼き、焼いた部分を240番のサンドペーパーで削り、
ウエスで拭いて再度ワトコオイルを塗り直します。
何種類ものトイガンのストックをワトコオイルで塗った我輩に言わせると、
ぶっちゃけた話、トイガンのストックに関してはウェット研磨はしなくてもいいと思います。
オイル塗る→30分浸透→また塗るを4~5回繰り返して
じっくりワトコオイルを浸透させてから、最後に拭き取るぐらいでいいと思います。
軽く焦がすことで白っぽかった部分の木の質感が変化し、
場合によっては素の状態よりもワトコオイルがよく染み込みます。
余談ですが中華エアガンのストック、
時々元の色を剥がすと割れていることがあるんですよねwww
このMP18のストックも写真のように軽く割れていてガッカリです。
割れが浅い場合は余計に削って割れを消すことが出来ますが、
コイツのように深い場合はこの部分に別の木を細く切ったものを貼り付けて、
サンドペーパーで均してキレイに整形するしか無いですね。
全ての作業を終え、抜群の仕上がりになったMP18。
箱出しだと不自然にツルツルテカテカしていたストックが
木目が鮮やかになり、触り心地も自然になりました。
ワトコオイルで仕上げたストックの最大の利点は、
傷がついて色落ちしたらその部分にワトコオイルを塗って乾かせばいい感じになる事。
つまり、手入れが簡単。
下は生まれて初めてストック塗り直しを施したARES製PPSh41。
ワトコオイルのチェリーで仕上げて、時々軽く上塗りをして使っております。
もう8年ぐらい使っておりますが、色褪せる事もなく寧ろいい感じに育ってます。
ワトコオイルで仕上げたストックは2~3年に1度ぐらいの割合で、
ワトコオイルを染み込ませたウエスで拭いて乾かせば更にキレイになりますが、
そのまま放置していても然程劣化することがないのも良いですね。
何より、自分が仕上げたストックは愛着が湧きます。
ワトコオイルマホガニーで塗ったS&T製モシン・ナガンのストック。
赤みのあるストックが如何なものかとも思いましたが、赤軍の銃だけに赤がよく似合う?
ワトコオイルは小さい缶で1200円ぐらいするのでお高い感はありますが、
質感が思いっきり変化するので一度塗っちゃうと病みつきになることでしょう(確信)。
更に質感を高める為に「蜜蝋ワックス」を使う手法もあります。
ウエスで蜜蝋ワックスを取り、ストックに薄く伸ばしながら塗りつけると、
ストックにツヤが出て更に美しさが増しますので興味のある方は是非お試しくだされ。
http://hentaigotyou.miyachan.cc/e583891.html
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エアソフトガン,サバゲー道具
Sun, 18 Sep 2022 20:57:55 +0900
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スリムで高身長のロシア美女、モシンナガン
世の中には注文して30年待たないと食えないコロッケが存在するそうです。
マジかよ!?と思う方は上記の文章をクリックしてご覧なさい。
しかしながら、30年も待つ程の甲斐がある(確信)と信じて、
そのコロッケを注文している人はどれぐらい居るのでしょうか?
多分、大半の人は「本当に30年後にコロッケが来るのかな?来たら超ウケるwww」
的な軽いノリでそのコロッケ注文してんじゃないですかね?
我輩は精々、待っても1年ですね。
それ以上時間がかかるとなると待つのが苦痛です。
デラーズ閣下が3年間待ったのというのも「随分辛抱したなぁ」と思えるぐらい
我輩は待つという行為が到底無理な人間です。
しかしながら今回レビューをあげるS&T製モシンナガンM1891/30は
予約を入れてから手元に届くまで丸々1年かかりました。
去年の7月上旬、ツイッターで「S&Tからモシンナガンのリニューアルバージョン出ます」
「10月には販売される予定です」というアナウンスを目にしたので、
速攻でフォースターのHPにアクセスして、買うべきか否か114514秒(32時間ぐらい)悩んでから
「かおりがくれた夏のボーナスの小遣いキープしとけば買える(確信)」という結論に至り、
覚悟を決めて本体と予備マガジン2本を注文。
しかしwktkしながら全裸待機するもコロナ禍による開発or生産の遅れが生じたのか
去年の10月に来た知らせは「申し訳ありませんが販売は延期になります」。
そして「もうすぐ販売します」のアナウンスがツイッターに出て来たのが今年の6月末、
「商品が入荷しました」のメールが我輩に来たのが今年の7月上旬という有様。
そしてブツが届いたのがこないだの陸自迷彩祭りの3日前。
だいたい1年ぐらい待たされて念願のサバゲーで使えるモシンナガンを手にしたのです。
いやー、夏のボーナス後で丁度手元に金がある時期でよかった。
さて1年待たされたモシンナガン、ワクワクしながら箱を開けると
中には同社三八式歩兵銃みたいな茶色の長い物体とマガジン、そして取説と証明書。
うーむ、やはり19世紀のライフルだから長い(三八式と同じぐらい)。
こりゃあ現代の感覚では銃器というよりは槍だな。銃剣欲しいw
弾を撃ち切ったら銃剣突撃が当たり前だった時代のライフルなんですよコイツは。
モシンナガン1891/30は帝政ロシア時代に開発され正式採用されたボルトアクションライフルを
ソビエト時代初期に改良した(名称の/30は1930年に改良された事を表す)ものです。
モシンナガンは日露戦争を皮切りに第二次世界大戦終了まで活躍し、
AK47が採用された後もスコープ付きの狙撃銃がSVD登場まで第一線で使われていました。
追記:今でもロシア連邦軍で使われているってどういうことなの???
自衛隊も大概物持ちがいいですが、ロシアには勝てないか???
S&T製モシンナガン自体は数年前に既に販売されており、
エアコッキングタイプとガスコッキングが存在しているのですが、
我輩が仕入れたS&Tモシンナガンは
エアコッキングの改良版(新型)です。
今までのモシンナガンとの最大の違いは給弾方式がマガジン式になりました。
(過去のモデルは本体に直に弾をブチ込むクソ面倒な方式)
この改修により戦闘中のリロードが容易になるわ、装弾数が増えるわと良い事尽くめ。
しかもエアコキなので地球に優しい、エコロジー!
ところでさぁ、この手のボルトアクションライフルをまあ多少はね銃を知ってる輩が、
「コレってスナイパーライフルですよねー(ドヤ顔)」って言うのが腹立たしく感じるんですが、
モシンナガンが第一線で使われていた時代はね、こーいうライフルが主力だったんだよ。
ボルトアクションだからスナイパーライフルって単細胞な思考をお持ちの
勉強不足な方は頼むから我輩に近づかないで下さいお願いします。
スナイパーライフルの主流がボルトアクション方式なのは
オートマチックに比べて構造が単純だから命中精度が優れているからなのです。
しかしそれは火薬という強烈なパワーを発するモノを使用する実銃の話であって、
エアガンの場合は必ずしもボルトアクションが命中精度が良いというわけでもありませぬ。
あと、映画「スターリングラード」で銃は2人に1丁と言うシーンがありましたが、
実際モシンナガンは独ソ戦が始まる前には兵隊の数よりも多く生産されていたそうです。
それはさておき、S&T製新型モシンナガンの出来栄えを見てみましょう。
アウターバレルとは別パーツになっているマズルは細く、
とても実銃で7.62mmを撃ち出すサイズとは思えません。
我輩の記憶では同社モーゼルkar98kや三八式よりも細い可能性が微レ存。
(追記:後程比べてみましたがあまり大差ありませんでした)
そしてこの時代のライフルにはフラッシュハイダーなんてぇモンが付いてない
(発射炎を逃がすハイダーが一般的になったのは第二次世界大戦以降)のが我輩的にソソります。
ハンドガード上部を見ると、そのスリムな形状がハッキリわかんだね。
この辺がセクシー、エロいっ!
しかしながらS&T製品の木スト、相変わらずの安物家具みたいな色が気に入りません。
同社製三八式みたいにストックがカタカタしないのは嬉しいですが、
上下ハンドガードを固定するリングは結構ガバガバです。
モシンナガンが他のボルトアクションライフルとの違いを見せつけるのがボルトの形状。
一般的なボルトアクションはボルト後部にボルトハンドルが付いており
ボルトと連動しながらハンドルが作動する機構になっているんですが、
モシンナガンはボルトハンドルがボルトと一体化しているんですね。
エアガンではこの構造の違いが然程影響を及ぼすわけでも無いんですが、
ボルトハンドルの位置がレミントン系、Kar98Kや三八式とはま、多少はね違って
前の方にあるのでコッキング時に軽い違和感があります。
まあ使っているうちにすぐ慣れるんですが。
ボルトストロークは8cmぐらいとかなり短めで、コッキングも軽いです。
動きもスムーズで慣れると素早い装填が可能。
マルイ製ボルトアクションと比べるとボルトは少しガタつきが感じられます。
ボルトピースを引っ張って左に傾けるとセイフティがかかります。
素早く扱いにくいのが難点ですが、オリジナルの得体のしれないセイフティ付けられるよりはマシ。
過去の製品はセイフティついていないモノもありましたからね。
ストック後部も独特の曲線で構成されており、好き嫌いが分かれそうな形状。
我輩はあまり好きじゃなかったんですが、現物を目の当たりにすると案外悪くない。
寧ろ「この辺がセクシー、エロいっ!」。
デカい乳輪は好きじゃなかったんですが現物を見たら
「コレはコレでなかなか・・・」と思えるようになったのと同様?
ただね、我輩的にモシンナガンのどうにかしろよ的ポイントはスリング。
スリング穴の付き方が独特スギィて普通のスリングが付きません。
モシンナガン専用のスリング(レプリカがヤフオクで出回っている)を入手し、
そのスリングに付属するベルトをスイベルに取り付け、
スリングを取り付けるというクソ面倒くさいやり方をしなければいけないのが難点です。
まあパラコードを適当な長さに切ってスリング穴にループを取り付けて
そこに好きなスリング付ければ良いだけの話なんですがね。
タナカ98kに似ている着脱式マガジンの装弾数は37発。
マガジンは実銃の弾倉部分に入るので、同社製三八式よりもリアル。
マガジン装填は前方を突っ込んで引っ掛けて、後ろをカチッとなるまで押し込みます。
予備マガジンのお値段は2000円弱ぐらいと財布にも優しい。
過去にKTWを筆頭にZETA-LAB、REDFIRE、PPS、旧型S&Tと
数々のメーカーがモシンナガンのエアガンをモデルアップしていましたが、
全てKTWのパクリでマガジンは本体内蔵式、装弾数は15発程度と、
弾数的にも使い勝手的にも不満しか出ないシロモノばかりでした。
オリジナルのマガジンシステムを開発したS&T製新型モシンナガンの存在は歓喜に値します。
ただね、このマガジン結構デカいから赤軍装備のモシンナガン弾薬ポーチには収まらないのよ。
ロシア連邦軍のSVD用マガジンポーチには収まるんですがね。
リアサイトはこの当時お約束のタンジェントサイト。
20まで数字があるけど、2000m先は実銃でも流石に狙えねーでしょう?
リアサイトの後ろにある小さい穴はホップ調整用、アレンレンチで芋ネジを回す方式です。
そして本体上面の刻印を見ると「1944」の数字が。
コレはまさか?バリエーションとしてカービンが発売されるという前振りか?
(追記:後からモシンナガン・カービン出ましたが1944じゃなくて1938でした)
ココにしれっと「S&T ARMAMENT」の刻印が入っているのがナンですが、
全体的な出来は良いし、メカの動きもスムーズ、パワーは85m/s弱ぐらいと多少物足りなさを感じますが、
命中精度は10m先のモンスターエナジーの缶を狙えるポテンシャル。
30m先の人間大の木に当てることも可能(射手の能力による)です。
ようやくサバゲーで使えるモシンナガンが販売された悦びを噛み締めております。
難点といえば・・・やはりこの長さでしょうかね・・・
宮崎(特に我輩の住んでる地域の付近)はインドアフィールドが多いんで、
この長さはどーしても持て余してしまいます。
そして所々、ガタつきや作りの甘さが見受けられるんですね。
あとね、トリガープルがあんまり良くない。ストロークは短いけど重い。
でもこの長さ、そして凹凸の豊富なスリムボディに、
マルイ製ボルトアクションとタメを張れる「いいゾ〜これ」な性能。
新型S&T製モシンナガンは正にロシア美女と言っても過言ではないでしょう。
ただね、新型S&T製モシンナガン、中華エアガンにしては素の状態があまりに良すぎて、
然程分解の必要性を感じないのが我輩的には腑に落ちないというか、
もっとダメ要素やネタ要素が欲しいと思いもしたんですが、
分解しなくて済むのであればそれはそれで良い事でしょう。
でもこの後、分解するけどね。
ストックの塗り直ししたいんですよ・・・
というわけでS&T製モシンナガン(改良型)、
細かいところが気になるんで分解して弄りました。
改善点は以下の通り↙
◯安物家具みたいなストックの塗り直し
◯本体やバレルにガタがあるので修正
◯性能は悪くないとはいえ中華だからそのまま使うのは不安
まずは昔のライフルお約束のバレルとハンドガード、ストックを束ねているリングを外します。
リングの下にイモネジがあるので、それを緩めてしまいます。
2つのリングはストックに埋め込まれた板バネで押さえられているので、
板バネを押さえてリングを外します。
実銃だとこの板バネがめっちゃ固いらしいんでココの弾性だけでリングを留めているんですが、
エアガンはその弾性が弱いんでイモネジで押さえているんでしょうね。
前のリングを留めている板バネは板じゃなくて、中にバネが入っているんで、
それを無くさないようにしましょう。
我輩はストックを塗り直すのでこの部分は外します。
リングを外す際、三八式の場合はフロントサイトが邪魔なんで、
フロントサイトを叩いて取り外す必要があるんですが、
モシンナガンの場合はフロントサイト外さなくてもリングが外せるのが楽でいいですわ。
前回りを分解したらボルト後部セイフティ部分をマイナスドライバーで外します。
コイツを外さないとストックからフレームが分離できないというw
大抵のボルトアクションはこんなパーツが無いんで
我輩的には「なんで外す必要なんかあるんですか?」な気分ですがね。
その後、フレームを固定するネジをマイナスドライバーで外します。
ひっくり返してマガジンハウジング&トリガーガードの塊を外すために
この部分のマイナスネジを外します。
コレで巨大な金属の塊が外れます。
少しバリがありますが、気にしないことにします。
(嘘です、気になったんでサンドペーパーで磨きました)
モシンナガンの分解で面倒なのがこの横から固定している謎のネジ。
第二次世界大戦当時何を使っていたのかは全く不明なんですが、
我輩はロングノーズプライヤーみたいな工具を突っ込んで回しながら外します。
よーしコレでフレーム&バレルとストックが分離できるゾーと思いきやコレが外れないんですね。
クリーニングロッドをねじって外さないとダメなんですよ。
そこでクリーニングロッドの先の穴に細いドライバーを突っ込んで
回そうとしたら何ということでしょう、穴の部分外れましたwww
仕方がないのでロッドをプライヤーで掴んでグリグリして外します。
そして外れたパーツをアロンアルファでロッドに接着。
バットプレートはストック塗り直しする人以外は外さなくてもいいです。
S&T製モシンナガンはマルイL96みたいな給弾機構になっているので、
バレルとフレームを切り離さないとシリンダーボルトが外せません。
コレはマガジンがリアルな位置にあるボルトアクションエアガンの難点ですが、
まあしょうがないね、まずここの部分を太めのアレンレンチで外します。
その後両側の4つの小さいクロスネジを外すと・・・
バレルとフレームが分離してノズルとL96みたいな給弾パーツが顔を出します。
トリガーアッセンブリー中央のボルト固定ピンを抜き、
前後のクロスネジを外すとトリガーアッセンブリーが外せます。
まあこの辺はボルトアクション弄る人的には常識の範疇ですね。
トリガーアッセンブリーはネジを3本緩めれば開けられます。
トリガープルが結構重いので改善のために分解してみようと思ったんですが、
このクソ暑い中、先が見えない作業をするのが辛いので止めときます。
ノズルにひっ付いている給弾パーツは下からハマっているだけなので、
静かに引っ張れば(勢いよく引っ張るとぶっ壊れるはず)外れます。
給弾パーツを外せばボルトが後ろに引っこ抜けます。
シリンダーボルトのケツの部分に付いているスナップリングを外せば
シリンダーとボルトハンドルが分離できますが、
そこまでしなくてもシリンダーは分解できるので問題ありません。
ノズルにはVSRとかのカスタムノズルのように取り外し用の穴があるので、
ソコにロングノーズプライヤーの先っちょを突っ込んで回せば外せます。
シリンダー内部には茶色いグリスがたっぷり盛られていてドン引きです。
拭き取ってマルイのグリスを塗り直します。
VSR持っていないのに、何でVSRのカスタムパーツがあるんですか?
それは他のボルトアクションに流用出来るかなと思ったから。
それはさておき、手持ちのVSRのパーツと比べるとピストンもスプリングガイドも少し短いです。
スプリングガイドは8mmぐらい削れば流用できそうですが、ピストンは無理ですな。
スプリングはVSRのものと径が近いのでカスタムスプリングぶち込みました。
KM企画 マルイ エアライフル VSR/G対応 微調整スペーサー付属 テンションスプリング 0.9Jです。
付け根の樹脂パーツを固定しているクロスネジ2本外すと
多分チャンバーに弾を送り込むパーツの一部であろう部分が外れます。
給弾パーツを外すと、インナーバレルとチャンバーが引っこ抜けます。
インナーバレルがアルミ製だったのは意外&残念。
世界的なコストダウンの波は中華エアガンにも押し寄せております。
チャンバーは2本のクロスネジを外せば真っ二つに分割できます。
中にはVSR or L96と同じ形状のインナーバレル、
マルイガスブロハンドガンorVSRと同じ規格のチャンバーパッキンが入っています。
というわけでインナーバレルはこないだSV98にぶち込んだ時に余ったマルイL96のを、
チャンバーパッキンは4年ぐらい前にエチゴヤ南福岡店で買ってきた
グロック18用と書かれた袋に入ったパッキンを取り付けました。
でもインナーバレルを入れ替えたとき気が付いたんです。
「アウターバレルめっちゃグラグラするやん!」
アウターバレルを固定するネジはタンジェントサイトの下に隠れているので、
まずタンジェントサイトの板バネを外し、ピンポンチでタンジェントサイトを外します。
リアサイトを外したらその下に2本小さいクロスねじがあるので、
コイツをガッチリ締め込めば解決かなと思ったんですがダメみたいなので、
アウターバレルの付け根にブックテープを半周巻いて突っ込んだら問題解決。
フレームが何かすっげぇ汚かったんでサンドペーパーで色落としして塗り直します。
説明しにくいんですがね、皮膚病みたいな感じでとにかく汚いんですよ。
ガンブルー液で染めるとスプレーで塗るよりも色落ちにしくいのがいいですね。
難点はガンブルー液って結構いい値段がする&キレイに染めるのは結構難しい。
今まではバーチウッドのガンブルー液を使っていたんですが、
数年前から日本では入手できなくなってしまったんで
換わりにアマゾンでデカいボトルの液仕入れたんですがこのブルーイング液がクソ。
亜鉛合金はとりあえず染まるんですが、鉄を染めると凄く汚い仕上がりにしかならない。
ブルーイングって染めた後に洗う必要があるんですが、洗うと色が落ちるwww
そして捨てようにも毒性の液体なので気軽に捨てられない。
全長1300mm以上あるライフルを収めることが出来て、
尚且入手しやすいライフルケースは釣り竿ケース以外無いでしょう(断言)。
ストックをワトコオイルで塗り直し、細かい部分を弄って更に愛着が湧いた我輩のモシンナガン。
スプリングを入れ替えて初速は90m/sぐらいになり(しかし気持ちコッキングが重くなった)、
チャンバーパッキンを入れ替えたおかげで命中精度も・・・然程変わらんな?
どうやら射手の性能が良くないので、銃の性能が変わらないみたいです。
ただ、全体的にガタが無くなったんで扱っていて気持ちがいいですし、
何よりもストック塗り直して匂いと手触りが良くなったのがたまりません。
新型S&T製モシンナガン、暫くは我輩の良き相棒となりそうです。
カービンが販売されたらそっちに乗り換えますがねw
追記
予想通りS&TがモシンナガンM1938、所謂カービンを出してしまったので、
適度に悩んだ挙句M1891/30は売り払い、カービンに乗り換えてしまいましたwww
短くても的に当たるなら、サバゲーでは長いより短い方が使いやすいw
いや、実はM1891/30を極限までぶった切って魔改造しようかと目論んではいたんですが、
カービンモデルが出たんなら無理して改造するより買い替えた方が楽だなと思ったんすよ。
人間歳を取るとね、あまり無駄な行動を避けたくなるんです。
それにモシンナガンカービンは三八式騎銃と違い、同じマガジンが使用可能なのが嬉しい。
1891/30よりも200mm短くなったM1938、明らかに短くて使いやすいです。
信じないかもしれませんが、全長1020mmのモシンナガンカービンはAK74より60 mm長い程度。
ぶっちゃけて言うと64式(全長990mm)と大差ない長さ、M14(1118mm)よりも短い!
コレだけコンパクトならインドアフィールドでも無理なく使える事でしょう(酔狂)。
まあ1番の利点は釣り竿ケースじゃなくて120cmサイズガンバッグに収まる事です。持ち運び楽。
しかし、前に購入したモシンナガンM1891/30が敢えて内部パーツ交換しなくても
必要にして充分サバゲーに使える当たり個体だったのに対し、
M1938の方は着弾が10cmぐらい上にズレている、コッキングが渋い、
バレルが短くなってパワーも下がったのか?初速もガスブロハンドガン並とハズレ個体でした。
中華エアガンは製品にバラツキがあるのが当たり前なのは今でも健在か・・・
仕方がないので命中精度向上&着弾改善を目論んで、
マルイVSR10 Gスポットのインナーバレルをヤフオクで入手、
チャンバーパッキンもストックしていたマルイVSR10用パッキンに交換、
パワー向上のために再びKM企画 マルイ エアライフル VSR/G対応スプリングを仕入れました。
モシンナガンカービンの分解方法は前述のライフルと全く同じ。
バレルが抜けるまでバラすとほぼ完全分解状態になります。
全分解して点検してみると、シリンダーが通過する部分が凸凹でバリだらけ。
ヤスリで磨き、サンドペーパーで更に磨き、調子に乗ってピカールで磨きます。
この一手間でシリンダーの動きがスムーズになり、コレが実にンギモヂィィィ!
S&T製木製ストックの仕上げはツルツルして滑りやすいのが気に入りません。
実際、コッキングする時に銃を握る左手が滑って上手くコッキング出来ない時があります。
なのでいつものようにストックは色を剥がしてワトコオイルで塗り直し。
コレでまあ多少はねストックが握りやすくなり、銃の保持が確実になりました。
アウターバレルのガタもアルミテープを巻いてガッチリ固定。
インナーバレルは100mm短くなりましたが命中精度は箱出しよりも向上、
マルイ製パッキンのおかげか、着弾も狙った所に当たるようになり、
20m先の直径20cmの的にほぼ確実に当てられるようになりました。
ただ、パワーの方は平均86m/sと物足りないです。
バレルをもう少し長いのにするか、スプリングを強めのものにするか悩みどころですが、
この状態でも充分サバゲーには使えるはずなので、ヨシ!としときます。
http://hentaigotyou.miyachan.cc/e582455.html
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エアソフトガン
Wed, 13 Jul 2022 15:51:21 +0900
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安物ロシアンスナイパーライフルはマルイL96の半端コピーだった
どーでもいい話かも知れませんが、ヴィーガンの人達って確実にいじめっ子体質ですね。
だってあの人達、動物の命は守りたいのに植物の命は完全無視でしょ?
植物は抜き取っても刻んでも抵抗もしないし文句を言わない、だから食う。
やり返して来ない人間をターゲットにするクソな輩と思考回路が一緒なんですよ。
そしてヴィーガンの特徴として「ヴィーガン以外の人間を否定する」。
植物の生命を蔑ろにしておきながら何を偉そうにしてんですかね?
そういう輩共は砂でも食って生きてなさいってマジ思いますね。
あと、蚊取り線香と殺虫剤とカビキラーとゴキブリホイホイ使わないで。
虫もカビも普通に生き物ですよ。
さて、日本中の新築住宅でオール電化が流行りだというのに、
我が家は乾燥機とコンロと風呂は未だにガスでございます。
敢えて言おう!ガスであると!
だってしゃーない、ガス式の洗濯乾燥機「乾太くん」がどーしても欲しかったからね。
そしてコンロで中華鍋使いたかったからどーしてもガスは譲れなかったんですわ。
いやでもガス式乾燥機いいっすよ。62リットルの洗濯物が1時間で乾燥できますからね。
バカ息子が日曜日の夜に「父ちゃんゴメン、給食エプロン出すの忘れてた!」と言っても、
速攻で洗濯して2~30分ぐらいで乾かして渡すことが出来ますからね。
あと、中華鍋で作るチャーハンor麻婆豆腐最強。
でもね、我輩のサバゲーの武器はオール電化。
サバゲー用の長物は電動ガンしか無いんすよ。
ハンドガンは一応ガスだけど、アレは立ち位置的にはカセットコンロのよーなもん。
我輩的にハンドガンはメインじゃない(使いこなせるほど上手くもないからね)。
まあ大抵のフィールドでは電動ガンさえあれば快適にサバゲー出来るんで、
寧ろ「オール電化何が悪い?」って思わなくもないんですが、
やはり1丁ぐらいは電動じゃない武器を持ちたくなるんですよ。
というわけで電気もガスも使わない、地球に優しいエアコッキングガン買いました。
中華SNOWWOLF製SV98です。
ブツはヤフオクで新品を購入。
お値段は予備マガジン4本付きで0.5パットンと国産のマルイ製ボルトアクションよりは安価ですが、
以前購入した同社製M24が結構金と手間を掛けなければ使えなかった事実を鑑みると、
コイツも多分、結構な難物で決してお安くない結果になる事態は容易に想像できますが
最近のボルトアクションで欲しいブツがコレしか無いんだからしょうがないね。
我輩が欲するのはロシア軍が使用している銃器だけなんで、
ロシア軍完全無視の安牌マルイ製品は購入の余地がないんですわ。
VSR-ONE?何ソレ美味しいの(喧嘩腰)?
箱の中身は本体と本体に追従する付属品、ローダー、銃口通し、
ゴミのようなスリングとBB弾、そして発泡スチロールの細かいカスが少々。
余談ですが我が家にはこの細いローダーがアホみたいに4つぐらい転がっております。
中華エアガン買いスギィ?
最近の中華エアガンは取扱説明書もしっかり入っているんですが、
特に目を通すべき事項があまり描かれていない気がするのは何なんでしょうかね(呆れ)。
どーせ後からバラす予定なんですが、スノーウルフ製SV98のレビューをあげるために組み立てます。
SV98とはSnaiperskaya Vintovka Model 1998を略した名称で、
GRAUコード6V10が与えられたロシア軍のボルトアクション式スナイパーライフルです。
従来、ロシア軍の長射程ライフルといえばSVD(所謂ドラグノフ)が主流だったんですが、
アレはあくまでもAKM or AK74の弾が届かない位置に居る敵を撃つための分隊の補助武器。
専門の狙撃手が遠距離から正確に射撃、目標を無力化するには難があると言う事で、
21世紀の軍事状況に対応したライフルとして開発されたのがSV98と言うわけです。
口径はロシア軍大好きな7.62mm×54R、モシンナガンの頃から使われているアレです。
外観はアキュラシーインターナショナル製L96に寄せたシルエットで、
PP2000みたいな奇抜路線ではなく、オーソドックスな作りです。
細かいところを除けばw
外装の金属部分はアルミダイキャストで作られていますが、かなり重いです。
作業場の片隅にひっそり置いていても嫁にバレてしまうぐらい派手な緑色のストックは
本来は合板で作られているのですが、コイツは安物なので樹脂製です。
しかも質感がものすごく安っぽい。ユニクロのパンティぐらい安っぽい。
いやーしかし、解ってはいましたがSV98、全長1200mm以上あるから長いですね。
コレじゃあ宮崎の大半のフィールドではさぞかし使いづらい事でしょう。
広い野外フィールドじゃないと確実に持て余す長さ。
SV98の特徴といえば先ずはこのクソデカハイダー。
前周りの重量過多の原因はコイツのせいであると言っても過言ではないでしょう(適当)。
ただ、コイツが付いていないとSV98らしくないので外すわけにもいかない。
初音ミクからツインテを取るよーな暴挙です。
このクソデカハイダー、ネジ込みで一応外せるんですが、
外した下にあるのは直径25mmはあろうかと言うネジ山。
25mmと言ったらF35Aの機関砲と同じ口径ですよ(錯乱)!
コレじゃあ社外品のハイダーやサプレッサに交換するのは無理です。
先っちょの細い部分にダイスタップで14mmネジを切ればどうにかなるかもしれませんが、
地味に忙しい我輩にそんな気力は耳糞程もごさいません。
ストック前部にはバイポッドを取り付けられるようになっており、
L96のようにハリスタイプ、ヴェルサタイプのどちらにも対応しておりますが、
我輩的には脚なんて「あんなもの飾りです(キリッ)」なので。
そしてSV98のもう一つの、ていうか最大の外観的特徴がこの「取っ手」。
何やら「狙撃手が移動時にスコープをキャリングハンドル代わりに持つ事で
スコープの照準が狂うのを防ぐために付属している」そうなのです。
ロシア兵そこまで意識低いんか?という疑問が脳裏を過ったんですが、
ウクライナに侵攻しているロシア軍の暴挙をみていると「さもありなん」。
まあ我輩的にはこのキャリングハンドル、持ち運びに便利で嬉しいんですがね。
SV98にはスリングスイベルがなくてどーしようかと思っていたんですが、
このクソデカ取手があればスリング要らない。
ボルトハンドル周りを見ると、どこかで見た気が(既視感)。
アレ?コレまんまマルイL96のコピーじゃね?
ボルトハンドルの形状、角度、ボルトエンドの角ばり具合、
そしてセイフティレバーの形状&位置なんか完全に一致です。
(実銃のSV98は斜め下ストレートな形状のボルトハンドルで、
ボルトエンドの形状はこんなに角張っていないし、
セイフティレバーがボルトエンドではなく、ストック寄りにある模様)
スプリングが弱いのか、ボルトの引きはかなり軽くてスムーズ。
ボルトハンドルの起こし戻しは軽いのですが動きにメリハリが無くクリックが緩いので、
ボルトを戻す際、ボルトハンドルが少し下がって引っ掛かります。
ストックはチークパッドは勿論、モノポッドが飛び出したりバットプレートが上下に動いたりと、
射手の体型や体勢に合わせてありとあらゆるところが調整可能。
でも軍用銃にコレだけの稼働部、必要か?
スコープのゼロイン時、モノポッドは便利でしたがね。
ホップはストック下部のダイヤルを回すことで調整可能。
ってアレ?こ↑こ↓もなんか見覚えがある(既視感)?
マガジンはここに突き刺さります。
そして着脱は後方のマガジンリリースレバーにて行いますって、
コレ完全にマルイL96と同じシステムやん?
(実銃ではCA870みたいにマガジンにマガジンキャッチが付属している)
余談ですがスノーウルフ製SV98、マルイのL96のマガジンも使用可能です。
マガジンは樹脂製で、65発ぐらい入ります。
だからあんなに大量に予備マガジン要らないんですよね。
ま、ぶっ壊れた時の予備という事にしときます。
尚、SV98のマガジン、SVD用マガジンポーチにはすんなり収まりますが、
SVDよりマガジンが小さいのでまあ多少は取り出し難い。
スコープは我輩が長年愛用しているハッコーのスコープを載せて使用しました。
過去に我輩のスーパー9PRO、SR16、ファントムステアー、M24の照準を任された古参兵です。
20年以上前に買ったブツですが、3〜12倍の倍率変更が可能で視野も明るく、
イルミネーションも付いた優秀なスコープなので捨てきれずにずっと所有しております。
スコープ載せたから「何でそんな事する必要あるんですか」なんですが、
フロントサイトがあるのにリアサイトがないのが納得行かないので、
RAPTOR製SV98用のリアサイトを別途購入。
3800円もしたのに上下左右の調整は出来ない、ポン付け出来ないとクソみたいなシロモノですが、
(ポン付け出来ないのは純正品じゃないからしょうがないね)
レールが噛む部分をヤスリで30分ぐらい削って付けられるようにしました。
ボルトの引きが軽い割には初速はだいたい83m/sぐらいとまあまあいい感じですが、
チャンバーパッキンがボロいのか命中精度はあまり良くありません。
スコープ載せた後、15mで3発撃ちながらゼロインしていたんですが、
一辺7cmの三角形のグルーピングが出来てしまい(呆れ)。
つまり、スナイパーライフルとしてはあまりにもおそ松さん。
スナイパーライフルの重要ポイントは命中精度。
当たらないスナイパーライフルなんて正しい情報を伝えないニュースと同じ。
というわけでスノーウルフ製SV98、分解して精度を高める為の考察をすることにします。
尚、分解方法はまるっきりマルイ製L96と同じです。
先ずは本体とストックを固定する3本のネジを緩め、分離します。
余談ですがグリップ後ろの固定ネジは全部抜けるまで緩めなくても、
半分ぐらい緩めてしまえば抜け落ちることなくストックに残り、分離できます。
その後大抵のボルトアクションライフルの場合、ココのピンを抜けば、
ボルトがスッポーンと抜けるはずなんですが・・・
SV98の場合、マガジンからの弾を遠く離れたチャンバーまで送り込むパーツが
シリンダーノズルに付属しているのが邪魔でボルトが抜けません。
なのでそのパーツが絡んでいる部分を分解する事になります。
マガジンからチャンバーに弾が通るルート部分を3本のネジを緩めて外します。
その後マウントレールを外し、その下に隠された小さいネジと
このネジを外してアウターバレルを切り離します。
コレでアウターバレルとフレームが分離しますが、まだまだ作業が残っています。
シリンダーノズルに付いている給弾用のパーツはストッパーリングを
細いマイナスドライバーで持ち上げる事により外れますが、雑にやると割れそうです。
その後トリガーアッセンブリーを外せば、ようやくシリンダーが抜けます。
シリンダーはアルミ製で頼りない雰囲気です。
ピストンは樹脂製、Oリングの気密はまあ及第点。
スプリングは細く、スプリングガイドは樹脂製。
ノズル部分はオープナーorロングノーズプライヤーがあれば開けられますが、
シリンダーをボルトハンドルボスから切り離すのは無理そうです。
(エンド部分がカシメられている為、破壊しなければならない)
やっぱりスノーウルフだったか・・・一筋縄ではイカンな(落胆)。
ボルトハンドル、ボルトエンドはケツのネジと細いネジを外せば分解可能です。
ここのクリック部分のバネを強いものに交換すれば、多少ハンドルの動きにメリハリが出るでしょう。
チャンバー部分はチャンバー下部の銀色の固定パーツを外し、
その後アウターバレル根元部分に仕込まれた銀色のリングを外し、引き抜く事で外れます。
その際、チャンバーに付属する左右のスプリングが吹っ飛ばないように注意して下さい。
我輩はコイツをすっ飛ばして10分ぐらい捜索しておりました。
後はそのままチャンバーごと引き抜けばクソ長インナーバレル(500mmぐらいある)と
チャンバーを取り出すことが可能です。
ところでインナーバレル中心にバレルスペーサーみたいなのが付いていますが、
スッカスカなお前の存在は命中精度向上に何か貢献しているのかね?
インナーバレルからチャンバーを外すには、
チャンバー前部の2つのネジを外せば分離出来ます。
ホップを押さえる部分のバネをなくさないように注意しましょう。
当初は「チャンバーパッキンだけでも替えればちったぁ当たるよーになるもんじゃろかい?」
ぐらいの気持ちでスノーウルフ製SV98の分解をしていたのですが、
色々と改善、修正を要する箇所が見つかりましたので羅列してみました。
◯チャンバーパッキンは信用ならないので交換
◯出来ればインナーバレルも交換したい
◯アルミ製の頼りないボルトはどーしても交換したい
◯欲を言えばスプリングやスプリングガイド、ピストンも交換したい
◯操作製の確実さのためにボルトハンドル周りを改善要する
ううむ、やはり一筋縄では行かない代物であったようだな、SV98。
はっきり言わせてもらいますが、エアガン弄れない人は買っちゃあいかん代物ですわこれ。
そして我輩がこれらの事項を解決する為に最終的に導いた結論は・・・
マルイL96を仕入れ、そのパーツを組み込む(確信)!
見た目的にはマルイL96と酷似しているので、どれかのパーツが組み込めるはずと予想。
というわけでSW製SV98の改修のために
ヤフオクでドナーのマルイ製L96仕入れちゃいました。
中古品なので本体のみで0.2パットン。安い。
PDIとかのVSRのカスタムパーツをある程度揃えるとコレより高く付きますからね。
でもしかしL96って中古だとあんまり人気無いんだね、はっきりわかんだね。
多分VSR10の方がカスタムしやすいから人気があって、
分解に手間がかかるL96はあまり人気がないのかな?
まずは試しにマルイL96の機関部をスノーウルフSV98のストックに載せてみると・・・
アレ?案外すんなり収まってしまったじゃねぇか(錯乱)???
当然なのですがこの状態で普通に撃てます。
でもアウターバレル部分がストックから浮いてしまっております。
固定用のネジ穴とかもほぼ一致しているのですが、完全に合わないのがこの部分。
マルイL96はアウターバレルが太くて、スノーウルフSV98のストックに収まらないんですね。
ったく、太くていいのはチ★ポぐらいだろうにねぇ。
ということは・・・スノーウルフ製SV98、
アウターバレル以外はマルイL96の完全コピーということか?
ということは中身も互換性がある可能性が微レ存、いや確実か(確信)!
そこで我輩に与えられた選択肢(試練とも言う)は2つ。
①ストックを削ってマルイL96が収まるように改造するか
②マルイL96の中身を取り出してSW製SV98にブチ込むか
40秒考えた結果、②を選択することにしました。
ストックを削るのはかなり修羅の道である事は容易に想像出来ましたんで。
マルイL96を分解しながら、お互いのパーツを比べてみます。
写真の上がスノーウルフSV98、下がマルイL96です。
メインフレームは完全に一致ですが、マルイL96のフレームは
アウターバレルのねじ込みのためのネジ山が切られており、
それが邪魔なのでフレームもSV98のものを使用します。
トリガーアッセンブリーやローディングルートもほぼ一致です。
品質的にマルイ製の方がいいはず(適当)なので、マルイのものと交換します。
ローディングルートはそのままポン付けできましたが、
トリガーアッセンブリーは少々手間がかかりました(後述)。
ノズルに付属する弾をチャンバーに送り込むパーツも微妙な違いはありますが、
パーツを入れ替えても給弾に違いはないのでSWのものを取り付けました。
マルイのものは予備パーツとして保管しときます。
しかし、シリンダーを外したときにスノーウルフ製SV98と
マルイL96の大きな差が露見して我輩愕然でございます!
シリンダーの直径が違いスギィ!(右がSW、左がマルイ)
スノーウルフの方はVSRと同じぐらい太いのです。
ったく、チ★ポじゃねぇんだから太けりゃいいってもんじゃなかろうに。
この妙なところで独自性をぶっ込んでくるスノーウルフ、嫌い。
という事はインナーフレームを交換しなければ、シリンダーが使えません。
(写真上がマルイ製、下がスノーウルフ製)
中身を移植するととりあえずフレーム内に収まりはしましたが、
フレームに取り付けるネジ穴が合わなかったのでヤスリで削って穴を広げる羽目になりました。
マルイのシリンダーを使うということで、リング(正式名称不明)も交換必須です。
左のガバガバなSW製SV98のリングではシリンダーが保持されずに動きが悪くなるので、
右側のマルイL96のリングと交換するんですが、
リングを収めるためにアウターバレルを削る(写真のこ↑こ↓部分)必要があります。
このようにして綺麗にリングを収めれるように削ればオッケー。
アウターバレルは薄いアルミなのでヤスリと10分ぐらい格闘すればなんとかなります。
と思って余裕ぶっこいていたらコイツをフレームに固定するネジ穴が合わないんですね。
ココも細い棒ヤスリでガッシガシ削って穴が合うようにします。
削っては合わせ、ネジをブチ込み、入らなければ外してまた削るを繰り返す事30分。
ぶっちゃけ、今回の行程で一番時間がかかったのがココなんじゃなかろうか・・・
その後、トリガーアッセンブリーを交換してとりあえずポン付け。
そしたらシアがこ↑こ↓の部分で引っかかって発射できないんですね。
トリガーは妥協してスノーウルフでいいかと思いもしたんですが、
こ↑こ↓の部分を軽く削って穴を拡げたら解決しました。
穴を拡げるって、本当にいいものですね。拡げられるのは勘弁ですがw
「チャンバーもマルイ製がいいに決まっている!マルイ最強!」という信念の元、
チャンバーブロックとチャンバーも交換した(ここは特に問題なく交換できた)んですが、
L96はホップを押さえる出っ張りが小さいみたいで、ホップがかかりませんでした。
というわけでホップの押さえ部分にマルイ電動ガンのホップの押しゴムを付けて組み込みます。
尚、インナーバレルはマルイL96のものだと長さが足りなくて銃口で固定されないので、
SW製SV98のバレルのホップ窓をダイアモンドヤスリで磨いて再利用することにしました。
勿論、チャンバーパッキンもマルイのものと交換しました。
組んでは不具合箇所にブチ当たり、再度バラして調子を見たりを何度も繰り返して、
5時間ぐらいかけてようやく組み上がったスノーウルフ製SV98。
命中精度は15mで1辺7cmぐらいの三角形から、3cmぐらいの三角形に収まるようになりましたし、
ボルトハンドルもカッチリ切れの良い動きで引っかかることもなくなり、良いことづくめ。
時間をかけた甲斐がある逸品に仕上がりました。
マルイL96と比べるとフレームが全体的に太めでゴツいのですが、
グリップは意外と握りやすいし、ストックの調整幅があるのも嬉しい。
でもね、重量はあるし、長くて勝手が良くないし、多分コレあまり使わないわw
でもボルトアクションは撃ってて楽しいんで、庭撃ち用で持つのも悪くない。
現在、バレルを200mmぐらいパイプカットしてやろうかと目論んでいる最中です。
アウターバレルを短くすればマルイのインナーバレルが使えるから、
まあ多少はね命中精度向上に繋がるでしょうし、何よりも使いやすくなる(確信)。
正直な話、コイツもロシア軍装備に拘る人じゃないと買う必要性のない銃ですね。
コイツじゃなきゃダメだというメリットはあの「取っ手」ぐらいしかありませんからwww
信頼性が高くて当たるボルトアクションが欲しいならマルイ製品を買うべきです。
何かゲームに出てきてカッコいいなーという浮ついた気持ちで手を出してはいけません(戒め)。
でもドナーのマルイのL96があれば多少の加工で改善は可能なので、
ロシア軍サバゲー同志は臆せずに買ってカスタムして使いなさい。
但し、フレームとかボルトハンドル周りが気になる人や眺めてニヤニヤしたい人は、
もう少し金を貯めて台湾のRAPTORというメーカーが出している
リアルな出来栄え(ストックも木製!)のSV98を買わないと幸せになれないかも知れません。
http://hentaigotyou.miyachan.cc/e581951.html
http://hentaigotyou.miyachan.cc/e581951.html
エアソフトガン
Wed, 15 Jun 2022 10:16:24 +0900
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AK12電動ガン、LCTとE&Lどちらがいいか?
どーも、最近ストレスが溜まっている実感もイライラ感も然程無い我輩ですが、
それは学長が一緒に遊んでくれる事で我輩の心を満たしてくれているからでしょうか?
余談ですが人間にとって最も効果的なストレス解消法は
「目下の人間に説教する」事や「自分の自慢話をする」事なんだそうですよ。
説教や怒鳴りつける行為って結構ドーパミン出て心地よくなれるらしいです(当社比)。
でもねぇ、一度精神的に落ち込むと人に説教する程度じゃあストレス解消にはならないどころか、
己の発言が相手をどれだけ嫌な気持ちにしたのだろうかとか、
我輩の叫びは相手に届いているのだろうかとか、余計な事しか考えられなくなり、
ドーパミンどころか冷や汗しか出てこなくて余計辛くなるんですね。
ていうかね、相手を嫌な気持ちにして自分が気持ち良くなるってぇのは人間のクズですよ。
ツイッター見てるとそーいうクズをよく見かけますがね、
アイツらは意見したいんじゃなくて快楽を得たいだけだと思うと反吐が出ますね。
我輩が思うに、楽しめる趣味、そして趣味を語り合える友人が居ない人間は、
人が共感出来ない汚い感情をぶち撒けるしか楽しくなる術が無いんですよ。
さて、学長が宮崎に転勤して来た際「実家に置く場所が無いんでコレ安く譲りますよ」
と言われてKSC製トカレフ&マカロフ、G&P製XM177、S&T製Kar 98K、
タナカのエアウェイト、ポリスポジティブ、マルシンポリスリボルバーを押しつけられました。
更に「CZがお好き?けっこう、ではますます好きになりますよ。システム7のファーストです」
と言われてKSC製CZ75ファースト予備マガジン付きまで渡されました。
コレだけ貴重で大量なエアガンをタダで頂くわけにもいかんので、
我輩の手持ちの「勢いで買ったはいいが実は全然使わないエアガン」を
ヤフオクで売り払って(実はこの時ポリスポジティブも売ったw)その銭を学長に渡そうとしたら
「アレ?その金はロシア軍最新ライフル購入資金じゃないんですか?」と
全く以て頭がおかしい意味不明なことを言われたんですね。
じゃあ新しいロシアのライフル「見たけりゃ見せてやるよ(震え声)」。
そこで仕入れたのがコレ、E&L製AK12です。
高岡のZEROBASEにある宮崎一エアガンが売れている店
「どんげ屋」で0.76パットンで仕入れました。
通販で買うと少しは安いんでしょうが、それ以前に何処にも売っていねぇ?
でも我輩的には仕方がないから近場で買うという気持ちよりも、
「かつて共に戦った戦友の店の売上に貢献したい」
「どうせカネを使うなら宮崎に金を落としたい」という気持ちでどんげ屋で買いました。
やっぱね、地元にカネを落とすことで地元の経済が潤うんでそういう経済貢献は必要です。
ウチの常連的には大半がご存知でしょうがAK12とは
現在ロシア連邦軍が採用している主力ライフルです。
当然ながら現在ウクライナに侵攻しているロシア連邦軍兵士もこいつを持って(以下自粛)
・・・と言いたいところですが意外とAK74Mも使っているんですね。
ロシア連邦軍、流石に全てを更新して攻め入る事は出来なかったか?
それともキリコみたいに「使い慣れているのがいい」とのたまう兵士が居たんですかね?
ところで箱に書かれている「センセンシャルモデル」ってどういう意味?
TDN、もといタダノモデルじゃないよって事?
赤い帯に書かれた言葉の意味もわからん!
というわけでE&L製AK12を去年末ぐらいに仕入れてそのまま放置プレイしていた
LCT製AK12と比較してみてレビューをあげましょう。
「ハァ?なんで貧乏人の貴様がLCTのAK12まで持ってんの?」とお思いの方も居られるでしょうが、
コレは去年の冬のボーナスの小遣いでメルカリで買ったんです。
ボーナス後軽い気持ちでAK12探していたらメルカリで33000円ぐらいで出ていたんですね。
そしたら我輩よりも貧乏な方が「30000なら買います」と値下げ交渉していたんですわ。
そして出品者が「じゃあ30000円で」とコメントして数分後、我輩が33000円でお買い上げしたんすよ。
我輩のストレス解消法、それはサバゲーで隠れているプレイヤーの背後に回り込むのと、
メルカリで値下げ交渉している矢先に商品を掻っ攫っていく事です(ゲス顔)。
んじゃあLCT製AK12、何故レビューあげなかったのかと言いますと、
現物見た瞬間「あ、ロシア連邦軍の武器だからと思って仕入れたけど
やっぱコレ多分我輩が好き好んで使う武器じゃねぇわ」って思っちゃって
そのまま箱に入れたままヤフオクに再放流と思って放置プレイしていたんですね。
今回の記事では上がLCT製、下がE&L製のAK12になっております。
AK12とはロシア連邦軍が21世紀の新型小銃として
開発を依頼して作られ、満を持して誕生した?ライフルです。
当初は最新小銃の常識である体型に合わせてポジション調整出来る収縮式ストック、
光学照準器を載せられるレール、ライトやグリップを付ける為のハンドガードのレール、
そして遂にグリップを握ったまま切り替え可能なセレクターを搭載した
21世紀に相応しい武器としてデビューするはずだったのに、
ロシア軍上層部が「形状が変わりスギィでどうやって使えばいいのかわからない」
「使い慣れているのがいい」とでも文句を言ったんでしょうかね?
第二案、三案と紆余曲折を繰り広げた結果、
何故か最終的には元のAKに毛が生えたようなデザインに戻ってしまったという?
まずはハイダー周り。
我輩がLCT製AK12を仕入れて、まずガッカリ感極まりなかったのがここ。
LCT製ハイダーと言えば鉄削り出しのピカピカしたヤツがお約束じゃなかったの?
何だよこの湯ジワみたいなのが出てる汚いハイダーはよぉ?
正直この部分を見た瞬間、速攻で手放そうっておもいましたね。
その点、E&Lのヤツは削り出しのエッジが効いたエッチなハイダーです。
油分が切れると間違いなく錆びるヤツです。ブラボー!
尚、どちらのハイダーもフロントサイト付け根のストッパーピンを押し込み、
90°捻れば取り外し可能ですが下にネジ山が存在しないので、
豚ハイダーもサプレッサも取り付けることが出来ません。
ガスチューブ周りはどちらも然程変わりはない感じですね。
エアガンの機能的には何ら関係ないですが、ガス調整ノブを回す事が出来るのは拘りを感じますね。
こういう「女子のパンツのリボン」みたいなエロスを増幅させる以外
なーーーんにも効果がないオプションってホント、いいですよね。
ようやくレールが標準装備となったハンドガードは
素材と細部が多少違うかな?ぐらいな感じ。
4面レールが標準化されましたが、サイドレールは最低限控えめです(取り外し可能)。
ハンドガードの細かい部分の作りに違いはありますが、
大きな違いは特に見られず、AK12っぽさは表現されていますし、
レールの作りもどちらとも綺麗でライトやらドットサイトを載せてもガタが少ないです。
従来のAKシリーズから大幅変更されたのは多分、この部分じゃないでしょうか?
リアサイトが撤去されてしまったのでこの部分、何て呼べばいいのかこれもうわかんねえな。
E&L製のAK12はこの部分にすっげぇ溶接痕があるんですが、
実銃的にはどっちが正しいんでしょうかね?
一番解りやすく違いが見られるのはセレクターの形状。
伝統のAKセレクターに新たに追加された指をかける部分が
LCT製AK12では大きく下に突き出しているのに対し、
E&L製AK12では控えめな形状(但し横の突き出しが長い)になっております。
どちらが使いやすいかと言えば、どっちも然程使いやすくないというw
セレクターの締めネジを少し緩めれば動かしやすいんですが、脱落のリスクが高まります。
もうね、どうして第一案、二案のグリップセレクターを採用しなかったのかと小一時間問い詰めたい。
実は意外と違いがあるのがストック。
E&L製の方はストックを最小まで縮めてもパイプが少し出っ張っているんですが、
実銃は確かストックを縮めた状態ではパイプが見えなかったはず?
尚、LCT製はストックを縮めたままだとグリップ握るとストックが干渉します。
ていうか邪魔なので最低1段階ストックを伸ばさないと使えません。
E&L製はストックがまぁ多少はね、離れているんで握れない事もない。
ストックパッドも形状が違うんですが、ストックパイプもなんか違う。
あと、LCTはストックパイプがマルイ準拠サイズみたいなので、
マルイのM4に合うストックに交換可能なのに対し、
E&Lは独自規格なのでパイプに合うストックを探さなければならないと言う。
尚、このようにしてストック下部の斜め部分の突起を引っ張りながら
バットプレート部分を上にずらすと・・・
バットプレートが外れてパイプのところにクリーニングキットがブチ込めるんですね。
でもココに何か突っ込むのかと問われても、何も入れるものはないですが、
こういう機能はブラジャーのフリルのよーなもんで、付いている事だけが重要視なんすよ。
両社のAK12の大きな違いがこ↑こ↓。
ストック折りたたみの際にストックを引っ掛けるフックの出っ張り。
LCTの方が出っ張りがでかいんですよ。
この造形がストック折り畳みの際、大きく影響します。
LCTの方はストックを最小まで縮めた状態ではストックに干渉して折りたためません。
E&Lは最小に縮めた状態でも折りたたむことが出来ます。
つまり、LCT製AK12はストック折り畳みの際もわざわざストックを伸ばさなければならない。
ちょっとした手間ですが、飯食う前に神に祈りを捧げなさいと言われるぐらい煩わしい。
なお、どちらのAK12もストック折り畳んでもガッチリ固定されずに、
30°ぐらいガバガバ開いてしまうのも鬱陶しいですね。
まあ我輩的にはストック折り畳みの機能はガンケースにブチ込む時以外使わないんで
特に影響無いんですがガチガチが売りのLCTorE&L製品が
ストック折り畳みの基部がこの体たらくというのが納得いきません。
まさか?実銃もそういう作りなのか?
更に納得いかないというか、それは如何なのかねと問いたくなるのがストックを戻すレバー。
ストック基部の真ん中にあるこのレバー?フック?を摘んで下げるんですが、
コレがまたRPKSのと同じぐらい使い難いったらありゃしないんですね。
なのでゲーム中状況に応じてストックを操作するのは完全無理ゲーです。
ストックの折りたたみのときは従来と同じく、フレーム付け根のボタンを押せばいいんですが、
戻すレバーが固くて使いにくいというのは21世紀の銃器としてはどうなんでしょ?
AK74系列ではサイドマウントが取り付けられていたフレーム右側ですが、
AK12ではマウントレールがカバー上部に標準装備化されたので
フレームはスッキリして何も機能的なものはございません。
LCTでは別売りのマグウェルスペーサーを別途購入しなければいけませんが、
(これがないとマガジン取り付けの際マガジンが奥まで入り込んでしまう)
E&Lの場合は樹脂製とはいえ、標準装備でスペーサーは付属しています。
ただこのスペーサー、取り付け部分が脆弱で壊れやすいみたいなんですがね。
(以前中古で仕入れたE&L製AKMSのは割れていた)
余談ですがLCT製AK12(中古)は購入時マガジンキャッチがガバガバで
マガジン交換の際に支障をきたすレベルでしたので、
マルイAK47のマガジンキャッチと交換しております。
最近のLCT製品はロットによって作りが悪いのが散見されます。
右のカバーピンが外れているのがLCT、左のカバーピンがフレームに残っているのがE&Lで、
どちらのAK12もレールが搭載されたカバーは前部がピンによって固定、
後部はスプリングでテンションがかかるフックによってガッチリ固定されているので、
光学照準器を載せてもぐらつくことなく照準の狂いも少ないです。
尚、リアサイトは好みで固定のイモネジ緩めれば取り外しor移動可能。
バッテリーは大抵のAKシリーズと同じく、メカボックス上、
カバー内部にロングタイプの細いのが搭載可能。
だがしかし!このカバーを取り外すのが案外大変!
ガッチリとカバーを固定しているピン、LCTのは比較的外しやすいのですが、
E&Lのは購入時点ではハンマーとポンチで叩き出さないと抜けないぐらい固いのです!
そのため、我輩の個体はピンが刺さる部分の穴をヤスリで適度に削りました。
右がLCT製、左がE&L製のAK12マガジンです。
実銃では残弾確認用に四角い穴が空いているんですが、
そんなの空けてしまうと中にホコリが入ると思ったのか、
それとも作業工程の単純化を図るためか、どちらも穴はホゲてません。
見た目的にはLCT製マガジンのほうが実銃に似ています。
そしてどちらも多弾数マガジンではなく、120連ぐらいのノーマルマガジンです。
LCT製AK12には450連の多弾数マガジンがあるそうですが、
E&L製には無い(そもそもE&Lは他のAKも多弾数マガジンが無い)です。
マガジンの引っ掛け部分がLCTとE&Lでは見た目が違いますが、
互換性がないというわけでもありません。
ただし、LCT製AK12にE&Lのマガジンは付けられますが、
E&L製AK12にLCTのマガジンを付けようとすると引っ掛かりがあってかなり付きにくいです。
尚、どちらのAKもCYMAやLCTのAK74用マガジンは使用することが可能です。
ただ、APSや謎メーカーのワッフルマガジンとかは弾上がりが悪いとか、
取り付けるとガタガタするという不具合がありました。
まあ結局、我輩はハイダーの作りが気に入らない、
ストックを伸ばさないと折り畳めないというのが気に入らなくて
E&L製のAK12を選ぶことにしました。
勿論、LCT製AK12は撮影後ヤフオクにて売り飛ばしましたが、
購入時よりも少し値下がりしてショボーン。
しかしながらLCT製AK12はカバー固定ピンが抜きやすい、
ストックが交換可能であると言った点で優位性もあります。
結局、どちらを選ぶかは細かい仕様にどれだけ納得するかになるんでしょうね。
余談ですがLCT製AK12はメカボックスを調整しなくてもそのまま使えるみたいですが、
E&L製AK12は多分、シムがガバガバでピストンOリングもスカスカでしょうから、
(その割にはノーマル状態で初速90~94m/sぐらい出ていた)
メカボックスを取り出して再調整する必要性があるでしょう。
尚、どちらの製品もモーターはトルク型のもっさり回転型なので、
財布に余裕があるのならマルイEG1000あたりに交換するのがベストです。
モーター交換によって毎秒11発ぐらいの連射速度が14発ぐらいになります。
ま、トータル的に見ると素人はLCT製AK12を買った方が幸せになれる、
捻くれた玄人はE&L製AK12の方が気にいるんじゃなかろうかというのが我輩の考察です。
http://hentaigotyou.miyachan.cc/e580661.html
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エアソフトガン
Mon, 13 Jun 2022 15:19:49 +0900
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ロシアのサブマシンガンを手に入れた
何を血迷ったか工業系の高校へ進学してしまったウチの娘、
更に血迷って「弦楽部」というヴァイオリンやらヴィオラやらチェロやらコントラバスで
演奏するという意識よりも敷居の高そうな部活に入っちゃいました。
どの楽器担当になるか決める際、一通り弾いてみたところ、
チビっ子の娘にはクソデカいチェロorコントラバスは物理的に演奏不可能ということで、
無難にヴァイオリンに決まったということです。
んで、最近コロナがまた流行りだしたのでゴォルデンウィィク突入前、
部活が中止になって家で練習しろという事になり、
娘がウチにヴァイオリン持ってきたんですがね、
まさか我が家にリコーダーと鍵盤ハーモニカとはランクが違う
高貴な楽器が来てしまうとは夢にも思いませんでしたよ全くもうw
さて、今まで弦楽器は当然、他の文化的な楽器なるものを触ったことがなかった娘が、
ヴァイオリンというイメージ的には華麗なる一族の子供が習わされるような楽器を
奏でることが出来るのかという一抹の不安はありましたが、
まだ曲を演奏出来ないものの音を出すだけならどうにかなるもんなんですね。
さて、コレが曲を演奏できるようになるまでどれぐらいの時間がかかるのやら?
まあ我輩的にはヴァイオリンが入っていたケースを見ながら
「コイツなら今度仕入れるサブマシンガンをブチ込むケースに出来るな」
としか考えないという相変わらずの人間失格ぶりです。
そのヴァイオリンケースに収まりそうなサブマシンガンが、
今回レビューを上げる「MODIFY製PP2000 CO2」です。
(ロシアの銃器なので、表記するならПП2000と入力するのが正しい?)
モディファイという聞き慣れないメーカーは台湾のトイガンメーカーで、
CARBON8(カーボネイトと読むらしい)というガバメント系の
CO2ハンドガンで一躍有名になった?メーカーみたいです。
そしてこのPP2000もCO2をパワーソースに使用するガスガンです。
CO2ガスガンの利点は「フロンガス程冷えない」。
要するにフロンのガスガンが動かなくなる冬場でも、それなりに作動するんです。
一度吉六会同志所有のCARBON8のガバを撃たせてもらいましたが、
キン★マが縮こまりそうな冬場でもスライドが動いて弾が飛んでいくさまには感動しましたね。
但し、8連射ぐらいしたら我輩のフ★ックのように勢いがなくなりましたがw
とまあ、気温10℃を切ると流石に厳しいものの、
連射するとすぐにマガジンが冷えて作動不良を起こすフロンガスと違い、
パワー、作動性共に(比較的)安定しているのがCO2ガスガンの利点です。
なお、モディファイのPP2000ですが商品名としては
「PP-2K」と言う商品名で販売されているようで、
箱やフレームにもそのように明記されております。
(本名を名乗れないのは大人の事情があるからまあしょうがないね)
製品はハードケース、本体、ショートマガジン、説明書、ボンベ取付用アレンレンチ、
ホップ調整用クソ長アレンレンチ、MODIFYのステッカーやパッチが付属して、
定価は大体1パットンぐらいですかねと結構な高級品です。
まあ近いうちに発売されるであろうマルイ製ガスブロAKMよりは安いですな。
(あっちはフルサイズのライフルなので比べることがお門違いなのだが)
だがしかし、同サイズのマルイ製MP7ガスブローバックが30000円強と考えると、
10000円以上高いコイツがまあ多少割高に思えてしまいがちですが、
出来が良いことで定評のあるVFCやKSCのMP7ガスブローバックは
PP2000と同程度の価格なので別に割高というわけでもないでしょう(確信)。
余談ですがハードケースの中身のスポンジは
ペリカンケースのように細かいブロック状のタイプなので、
PP2000の形状に仕上げていい感じに固定することが可能です。
なお、本体とショートマガジンだけではサバゲーで戦力的に物足りないので、
ロングの予備マガジン(定価10000円超え!)を2本追加して購入しました。
(定価を記入しているが、購入元のBATONでは多少割引価格で販売している)
購入するにあたり「56発しか装填できない弾倉を2000発装填可能な
AKドラムマガジンと同じ金額を出して買うのか・・・」という葛藤がありましたが、
コイツはガスブローバックという動きを楽しめるオトナのオモチャ、
所謂ロマン武器なのでそういうコスパ重視思考をしてはいけないのです。
我輩の父上も生前申しておりました。
「コストパフォーマンスを気にするなら、趣味なんか持っちゃいけない」
「趣味とは、損得を無視した方向にある無駄なものなんだから」とね。
他にもオプションとして専用サプレッサー(7000円ぐらい)、専用ライト(10000円ぐらい)、
カイデックス製のホルスター(7000円ぐらい)がありましたが、
それら全てを揃えてしまうととてつもない価格になってしまい、我輩の手に負えない(落胆)。
ロマンを求めるという行為にはカネがかかるもんですね。
でもロマンを求めないと面白くないのが人生と言うもんなんです。
PP2000という銃はロシアが2001年から開発、2004年に発表、
2008年にロシア警察に採用され、その後ロシア軍に採用されたという、
9mmパラベラム弾を使用する携行性に念頭を置いた小型のサブマシンガンです。
ぱっと味の出来栄えは高額商品に恥じない丁寧な作り。
フレーム部分は樹脂、バレルやアッパーフレーム周りは金属製です。
樹脂部品のバリはありますが(実銃でもある模様)、金属部品の仕上げは比較的丁寧。
こないだ購入したRAPTOR製MP443と比べると実によく出来ております。
ストックを畳んだ長さは35cmぐらい、ストックを展開したら60cm程度。
携行性を重視した作りなので、実銃も重量は1.5kgとかなり軽量。
MODIFY製PP2000も重量はマガジン装填時でも実銃と大差ない(1.3kg)ようで
マルイガスブロMP7の2.2kgと比べるとサブマシンガンとしては軽量な部類なのですが
持って構えてみると数字よりは案外ずっしりしております。
PP2000、現代的な分類ではPDW(パーソナル・ディフェンス・ウェポン)でしょうかね?
しかしサブマシンガンとは拳銃弾を使用する銃器全般のことを指し、
PDWはライフル弾やそれに準ずる威力を有する個人携行武器のことを指すので、
9mmパラベラム弾を使用するコイツに関してはサブマシンガンと呼ぶのが正しいのです。
このPP2000、ロシア軍に採用されていると言われてはいますが、
ロシア連邦軍の武器としてではなく、国防軍や内務省軍が使用している模様。
だから前々回説明したロシア連邦軍の武器に割り当てられるGRAUインデックスは無い模様。
まあ今の御時世このサイズのサブマシンガンは
軍隊よりも法執行機関での運用が主流ですからね。
使用用途が限定されるサブマシンガンは軍隊の武器としては不向きなのです。
だからロシア連邦軍装備しか受け付けない我輩が買う義理はなかったんですがね、
1丁ぐらいガスブロのサブマシンガン、欲しかったからまあしょうがないね。
しかも寒さに比較的強いと言われるCO2ガスガンですから、
10月ぐらいまではフィールドでも充分な戦力となりえそうです。
さて、このPP2000と言うサブマシンガンの外観を一言で表すと
「ロシアの精神が形になったようだ(意味深)!」。
イモネジで下部を固定されたフラッシュハイダーは14mm逆ネジで締められており、
取り外せばマルイ電動ガンに使用可能なハイダー、サプレッサは取付可能。
シュタイアーAUGみたいにグリップと(ていうかフレームと)一体化した
独特スギィ!なフォアグリップはとっつきにくて握りにそうではありますが、
コレが案外フィット感が良くて(個人の意見です)驚きです。
残念なのはこのフォアグリップ周りにレールが付属しないことなんですが、
ロシア的には「レール?そんなのどーせライトぐらいしか付けねぇだろ?」なんでしょうね。
AKみたいな雰囲気のフロントサイトは上下調整が可能です。
まあでもこの手の武器は光学サイト載せての運用が現代の主流でしょう。
それよりもさぁ、フロントサイト根本からピンがとびだせどうぶつの森しているのは何?
注:専用サプレッサーを取り付ける時に引っ掛けるピンでした。
フロントサイト奥のパイプみたいなのがチャージングハンドルになります。
射撃時にはココが豪快に前後しやがるのです。
H&K G36みたいに左右どちらかに折り曲げてコッキングしますが、
G36みたいにバネで真っ直ぐには戻らず、折れ曲がった状態で保持されます。
コレもとっさに使いやすいかと問われると微妙(多分慣れの問題)ですが、
銃を構えて操作しやすいという点では後端部をコッキングするMP7よりも良い感じです。
実銃では9mm弾を詰め込むマガジンが収まる
謎の前傾グリップの握り心地は意外と普通というか、良い。
厚みがなくて握りやすいのが掌が小さい我輩には良きかな。
でもグリップ後端部の穴の意味がさっぱり解りません。
パラコードでも通して、スリングでも引っ掛けろと言いたいのでしょうか?
(しかしスリングスイベルはまた別のところに付いているという)
棒を削って指掛を付けたような細いトリガーのキレは意外と普通&素直で、
RAPTOR製MP443みたいな変な癖はなし。
マガジンキャッチは一般的なハンドガンと同じ場所に設けられており、
使用感もハンドガンとほぼ一緒でマガジンも素直に抜けてくれます。
なお、トリガーガード後部とトリガー後部に空いている穴がホップ調整用の穴。
ココにクソ長アレンレンチを突っ込んで回し、ホップダイヤルを調整します。
ところでさぁ、ロシア人ってデカいセレクターどんだけ好きなんですかねぇ?
親指で操作可能な位置に設置されてはいるものの、このセレクターの存在感よ。
見た目より使いやすい形状ではありますが、動きは渋いです。
なお、セレクターの位置は一番上がセイフティ、真ん中がフルオート、一番下がセミ。
AKと同じポジション設定はAKを使い慣れたロシアの兵士にも優しい設計?
なお、セイフティ状態でコッキングするのはダメみたいですね。
マガジンを抜く前にセレクターをセーフに入れるのもダメらしいです。
ジャムった時にセイフティをかけるのもダメなんですと。
上記事項を守らないと、銃がぶっ壊れるらしいです(迫真)。
リアサイトはレールに侵食され、とりあえず付けときました感半端なし。
まあ前述のようにレールにドットサイト取り付け前提で開発されたんでしょうし、
このサイズのサブマシンガンに過度な命中精度は
期待するなというのが本音なのでしょうか?
サイドスイングで射手の体型に合わせて調整できない
折りたたみストックは前時代的と言うか、武器に身体を合わせろなロシア的。
構えた感触は我輩の体系的には特に問題なし。
銃本体を掴みながらストック本体を持ち上げて握ってロックを解き、ストックを展開します。
折りたたむ時も同様の操作にて実施しますが、正直慣れないと展開しにくい。
MP7みたいなスライドタイプのストックって使いやすくていいですね。
余談ですが折りたたみ状態ではすっげぇガッタガタで
遠慮なしに本体にバシバシ当たりやがるのが困りものです。
そしてこの無愛想で前時代的な折りたたみストックは
レシーバー後端部分のボタンを押すことで取り外しが可能です。
(余談であるがボタンの近所にある出っ張りはスリングスイベル)
何でストックが外れる必要なんかあるんですか(正論)
それはねロングマガジンをストックの代わりにするためなんですね。
発想は面白いと言うか、誰も考えもしなかった的ではありますが、
その機能が果たして必要だったのかと問われると
我輩的には「そんなことしなくていいから(良心)」という思いなんですがね。
どうでもいい話ですがストックを外した状態でも撃てます。
でも当たりにくくなるのでやっぱりストックが欲しくなります。
付属のショートマガジンは22連とマルイガバメントよりも少ない残念な装弾数。
その上「お前さっきグリップにマガジン突っ込んだ時チラチラ見てただろ(因縁)」と
言いたくなる程マガジンからCO2ボンベがチラリズムで存在感を見せつけます。
リアルさという点ではこのCO2マガジンの外観は・・・ダメみたいですね(諦観)。
そしてこのショートマガジン、お値段が定価8000円ぐらいっていうんですから、
マルイのMP7みたいに予備マガジンを大量に揃えるのも金銭的に修羅の道です。
ロングマガジンは装弾数56発とショートマガジンの倍以上のキャパなのに、
お値段の差はショートマガジン+2000円。
前述のようにこの銃にコスパを求めること自体が愚かなのですが、
戦力的or金銭的お得感はロングマガジンのほうが断然高いと我輩は思います(個人の感想です)。
でもロングマガジン、長スギィ!でかなり邪魔なんですがね。
因みに、基本はCO2での運用が主であるMODIFY製PP2000ですが、
フロンガスをチャージするマガジンも販売されております。
(お値段はロング、ショート共にCO2マガジンよりも1000円ぐらい安い)
但し、CO2を使用したときよりも10m/s程パワーが劣る模様ですし、
気温が低くなるとマトモな作動は期待できないとのことです。
実はMODIFY製PP2000がCO2ガスガン初体験の我輩、
ボンベをマガジンに「よし、じゃあブチ込んでやるぜ」に多少戸惑いましたが
ボンベを横から突っ込んでアレンレンチ突っ込んで
下から真っ直ぐねじ込めばとりあえず収まりますが
我輩がブチ込むと3本に2本は入れて直ぐ「シュー!(迫真)」って音がするのが恐怖。
まずは22連ショートマガジンにボンベを挿入、
とりあえず空撃ちでもしてみようかと弾を込めずにマガジンぶっ挿して
チャージングハンドル引いてみたら何ということでしょう、
マガジンフォロアーにノズルが引っかかってハンドルが中途半端な位置で止まります。
なるほど、撃ち終わるとこのようにしてホールドオープンするのか。
ボルトリリースレバー的なものは付いておらず、マガジン抜くとボルトは戻ります。
弾を詰めてセミオートで発射。
夕方でも気温が20℃ぐらいある宮崎の今の季節、作動は快調そのもの。
セミオートでも面白いぐらいに銃が暴れます。
全て弾を撃ち尽くしたら次弾装填、次はフルオート。
22連マガジンはあっという間に空になります。
弾速計で測ってみると秒間16~18発ぐらいだったので、サイクルは若い頃の我輩の腰ぐらい。
次は56連ロングマガジンにボンベ装填、弾を詰めますが56発キレイに入りません。
ボンベをブチ込んで1回目の射撃(セミオート)では初速は平均75m/s位を叩き出しました。
2回目、マガジンの少し冷えた状態での射撃初速は65m/sぐらいに落ちて、
「バッチェ冷えてますよ!」な3回目は半分ぐらい弾を残した状態で閉鎖不良になって弾が出なくなりました。
飛距離に関しては電動ガンより劣るのは仕方ないですが、
デカいハンドガンと考えれば充分な飛びっぷり。
コンパクト電動ガンぐらいの飛距離は出ているので文句なしですね。
但し、銃自体が軽いのとリコイルが災いしているのか命中精度は然程期待できません。
セミオートなら狙って当てられないことはないですが、
フルオートではかなり飛び散って正確に当てるのは難しいです。
まあガスブロのフルオートに命中精度を期待しちゃいけないんですがね。
気になる燃費は1ボンベでセミオートならロングマガジンで2.5マガジン、
フルだと2マガジン撃つとガス欠でスライドが動かなくなります。
まあ大体100発は撃てると考えて差し支えないでしょう。
なお、ガス欠前の最後の方の弾速&リコイルはジジィのファ★クの方が気合が入っています。
途中でガスを追加or交換できないのがCO2ガスガンの欠点ですね。
今後起こることが予測されるであろうジャムのトラブルシューティングに必要なので、
取説を見ながらMODIFY製PP2000を分解してみます。
グリップ内部の分解レバーを銃先端側に倒すことで
アッパーレシーバー(アウターバレル?)が分離できます。
見たところボルトの立て付けや滑り具合に特に問題はないので、
すり合わせを良くする等、特に手を加える要素はないみたいですし、
明日も仕事で忙しいのでコレ以上分解はしません。
アッパーレシーバーはバレルASSY、リコイルスプリング、ボルトASSYに分離できます。
一通り内部を見てみましたが、コレと言った不具合はない感じです。
インナーバレルやパッキンを交換するのであれば、バレル周りを分解する必要がありますが、
他の部分は分解調整しなくてもどうにかなりそうですし、
多分社外品のスプリングとかブリーチとかは出なさそうな予感。
ロアフレーム内部もわざわざバラして中身を取り出し、
パーツ類を耐水ペーパーで滑らかにする必要はないのでこれ以上手はつけません。
MODIFY製PP2000、残念ながら分解してもバラバラにする必要性は皆無の模様。
というわけで元に戻しましょうかね。
リコイルスプリングをロアフレーム内部の凹み部分に押し当てて、
アッパーレシーバーを組み込みます。
その後、バレル部分を上から押さえて、
ロック部分を結合すればちゃんと組み上がるはずです。
携行性の高い軽量サブマシンガンということで、
その性格をスポイルしない小型のドットサイトを搭載し、
スリングを取り付けて持ち運びしやすくしてみました。
ロングマガジンはP90用のマガジンポーチに収まったので、
(但し、太いP90のマガジンが入る入れ物に細いマガジンをブチ込むからガバガバ)
予備マガジンの携行をご検討の方はぜひとも購入すべし。
以前スカルガンナー氏に撃たせてもらったKWC製MINI UZIと比べると
作動は安定している感がありますし、扱いやすいし、リコイルも抜群ではありますが、
他の21世紀前後に登場したサブマシンガンと比べると利便性は恐らく微妙です。
我輩的にはMODIFY製PP2000、実に気に入りました。
ロシアの銃器、独特なのに構えやすい外観、CO2ならではの激しい撃ち味、
そして海外製品とは思えない作動の良さは我輩を虜にしてくれました。
但し、MP7じゃ面白くない、人とは違うガスブロが欲しいというような、
浮ついた気持ちで手を出してはいけない気がするMODIFY製PP2000。
コレはロシアの大地のように壮大で大雑把な気持ちで
購入して運用しなければいけない銃でしょうね。
但し、現時点でCO2を使用するサブマシンガンは選択肢が少ないですし、
モノによってはパワー的にそのまま使えない物もあるようなので、
安心して使えるCO2サブマシンガンが欲しいという層には良い選択肢なのかも?
http://hentaigotyou.miyachan.cc/e573412.html
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エアソフトガン
Tue, 18 May 2021 01:11:12 +0900
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E&L製AKMをフリマで安く買えた
どーも、去年の11月初め頃にエイトドラゴンに行って以来、
全然サバゲーしていないけど特に何とも感じない砥部良軍曹です。
何なんだろう、この倦怠感と言うかやる気の無さは?
まあいいや、やる気というものは勝手に湧き上がるものではなく、
「何かをしなければ」と言う状況の中から生まれるものらしいので、
「今は何もしなくて良い時なんだ」と思うことにしときましょう。
話が横道にそれますが最近インスタ始めました。
でもアレの何が面白いのかさっぱり理解できません。
アレだけのために面白い写真とか旨そうな食い物をアップしたがる輩の気がしれんです。
多分我輩、4月ぐらいにはインスタ止めているでしょう。
まあ、前述のように「何もしなくていい」と思っているから面白くないんでしょうがね。
自分表現って何かしら必然性があるからやることなんですよ。
我輩の場合は「宮崎でもっとサバゲーを流行らせたい」とか、
「新富町にはロシア連邦軍親父が居るよアピール」いう必然性のもとで
このブログをチマチマとアップしているのでありますが、
最近ではそんなアピールしなくてもいいような気がしてきましたからね。
でも少しはアピールしたいので月イチで更新だけしときます。
さて、今回のネタは昨年末に開催されたホークウッドでのフリマ「ホーク売っど!」で
同志スカルガンナー師がE&L製AKMを0.4パットンで出していたので、
40秒も考えずに持ってきていた諭吉2枚で速攻お買い上げしましたという話です。
箱なし説明書付属品なし、本体とマガジンのみの販売ですがこのお値段は破格。
いやーやっぱり我輩的に木製ストックが付いているライフルは最高ですな。
旧車のウッドステアリングとか、一枚板のテーブルとかいった木製製品は我輩の大好物ですよ。
ていうか昔、父上から貰った日産ラルゴに乗っていた時は、
ナルディのウッドステアリングに交換して乗っていましたからね。
(でも1年後にひび割れしたのでMOMOのステアリングに交換したけどね)
ていうか我輩、過去に色んなメーカーのAKMとAKMSとを交互に仕入れては、
「やっぱ要らないか」と思って手放すという行為を幾度となく繰り返している気がする。
コレはやはり、決定版的な満足度の高いブツを手にしなかったが故の愚行ですかね?
という事はやはり、過去に無理してでもLCT製のAKMを買うべきだったか?
さて、我輩的にE&Lというメーカーのエアガンのレビューを
ざっくり一言で書いてしまうと「ジェネリックLCT」です。
(注:ジェネリックと言う言葉は本来「一般的な」と言う意味の言葉で
海外では薬を販売する際、ブランド名でなく一般名を使うことからこう呼ぶそうなのだが
敢えて後発医薬品を意味する「ジェネリック」と言う意味で使わせてもらう)
LCTとは細かいところで違いがあるけれど知らん人が見ればどっちも似たよーな見栄え。
素人が指摘できる違いは精々ストックの色合いの違いぐらいでしょう。
でもメカボックスの中身の精度や構成部品の工作精度とか、
LCT製品を所有していれば「ああ、コイツは違う」と解る部分も多々あります。
実銃のAKファミリーの中でAKMがどういう位置づけのライフルであるか
今更説明する必要はないでしょうが軽く適当に説明すると
「試作品的要素が残っていたAK47の完全版」であると我輩は断言します。
解りやすく言うとAK47が旧ザクならAKMがザク。
つー事はAK74はザク高機動型?それとも後継が違うから「ザクとは違うのだよ」グフ?
余談ですがAK47は日本のサバゲー界隈的には
マルイがAKMの電動ガンを出してくれなかったせいで一番知名度が高いですが、
(ていうかマルイさん、AKMのガスブロ販売あくしろよ)
ソビエト連邦的には1940年代後半~1960年代前半までしか使われなかったAK47に対し
1960年代~2000年代まで永きに渡って使われた7.62mm×39のAKの代表です。
過去に我輩、CYMA、DBOY、VFC、LCT、E&Lと色んなメーカーのAKを仕入れましたが、
E&L製AKMは中華AKの中ではCYMAやDBOYの1ランク上の出来栄えですね。
但しお値段も少々お高め、VFCやLCTと同じぐらいではありますがw
(E&L製AKの新品相場は42000~48000円ぐらい、うわー高いな)
AKが万人に受け入れられない理由はセレクターがグリップ付近でなく
フレーム右側の使いにくい位置にあるが故に指で素早く切り替えることが
出来ないということで使いにくいという難点があるからでしょう。
正直な話、我輩的にもタクトレやシューティングマッチで使うなら、
操作が容易なM4系列のライフルを勧めるところですが、
スタートの合図前にセレクターを切り替えればいいサバゲーでは
AK系列のライフルを使うことに特に不具合を感じたことはありません。
そしてまだ光学照準器が一般的ではなかった時代に出たAKMには
サイドマウントがないのでドットサイト等を取り付けることが出来ないというのも
AKMが一般的なサバゲープレイヤーの購入対象にならない理由でしょう。
相場がお高めなだけあってフロントサイトやフラッシュハイダー、アウターバレル、
ガスバイパス部分の作りは実によく出来ておりますし、素材はFe(鉄)。
但し、フロントサイトとガスチューブ周りはダッチオーブンと同じキャストアイアンでしょう。
そういえばこないだツイッタ見ていたらLCT製AKのフロントサイトやガスチューブ部分が
亜鉛合金のようにばっくりクラックが入っている写真がアップされていたんですが、
キャストアイアンが削り出しやプレスの鉄と比べるとまあ多少は衝撃に弱いとはいえ、
割れるぐらいまでダメージを与える状況ってどれだけの衝撃なんでしょうかね?
まあ木のバリケードにぶつかった程度では割れることはないでしょうが、
ブロックとか石にぶつければダメージはまあ多少はあると思われます。
青森に居た頃、後輩のG2所有のLCT製AKMと砂井さんのE&L製AK74を比べたところ、
E&L製の方がストックやハンドガードが少し赤っぽい塗りだったイメージが有りましたが、
こないだ我輩が仕入れたLCT製RPKS74と比べたところ
E&L製のAKのハンドガードは色がどうこうと言うよりは塗りが濃いみたいです。
リアサイトはしっかりホワイトが入って字が大きめ。
リアサイトブロックはLCT製と比べると少しザラザラ感。
そしてブロックのあちこちに錆があるというwww
LCT製AKも鉄で出来ているんで水分含むとサビは出るんですが、
E&L製AKの方が錆びやすいとAK界隈ではよく言われているようです。
フレームの仕上がりは単体で見ると綺麗なんですが、
LCT製AKと比べてみたら少々粗さがありますね。
レシーバーカバーは閉まりが悪かったんで後部を少し削る必要がありました。
チャージングハンドルはLCT製と比べると後退量が1cm程少ないです。
セレクターの動きが渋いのはLCT製、E&L製も同じぐらい。
尚、E&L製AKは全てバッテリーをレシーバーカバー内に収める仕様になっているようです。
収納可能なサイズはリポバッテリーorリフェの細長いタイプになります。
ニス塗りのストックはうっとりする出来栄えと言いたいところですが、
この部分の塗りは悪くてB品になっていたものを
同志スカルガンナー師は安価にて購入したそうです。
でもやはり、木製ストックってゴシックロリィタ的な奥ゆかしさと華やかさを感じますね。
露出がないのにエロスを感じる的な何と言うか、男心を擽るものであります。
下向きに取り付けられたスリングスイベルはタクティコゥな使用には向きませんが、
どーせ我輩は古典的なコットン製2点スリング使うから無問題。
余談ですが我輩は女性の下着はコットンが好みです。
ストックはバッテリーを入れられない(入れない)構造なので、
ストック後部の蓋の中にはクリーニングキットが入れられます。
そしてこのストックがまた、いい感じにガッチリ固定されているんですね。
相当ぶん殴らないとガタガタになら無さそうなぐらいガッチガチ。
AKMには本来サイドレールがないので光学照準器は諦めましょう。
ていうかそういうタクティコゥ思考ならAKM買うな、AK105とか買えよって話です。
あと、E&L製AKはトリガーガードがリベットで固定されているので、
LCT製AKに取り付けるよーなマグウェルが付けられませんと言うか、
どーしても付けたいならリベットをドリルでぶち抜く&穴にねじ切る加工が必要です。
だから、タクティコゥ思考ならLCTのZENITパーツが付いたの買いなさい。
デフォルトで付属するマガジンは120連マガジン。
フレーム同様の染め加工で結構キレイなのが好みですが、多分錆びるw
マルイやCYMAのノーマルor多弾数600連マガジンも使用可能です。
バッテリー繋いで撃ってみたところ、予想通りスカルガンナー師が手を入れていたようで、
モーターは信頼性の高いマルイEG1000に換装済みでしたし、
メカボックスの動きや音に特に不満はなくパワーも85m/s以上出ていたので
バラす必要はなかったのですがストック塗り直したくてバラしました。
E&L製AKMの分解方法は以前紹介したLCT製AKMとほぼ同じですが、
とある理由で少しだけ違う部分があるので取り合えず分解方法を上げときます。
まずはお約束のハンドガード周りの分解。
リアサイト横のレバーを上に回してガスチューブ部分を外します。
その後(ていうか一番初めでもいいけど)クリーニングロッドを引き抜き、
ハンドガード前方を固定している部分の内側にあるレバーを上に回して
ハンドガード固定しているパーツを前方にずらしてハンドガードを外します。
そしてチャージングハンドルを外すためにデッキロックボタンの根元のイモネジを緩め、
バネが飛んでいかないように注意しながらチャージングハンドルを外します。
LCT製AKの場合はリアサイトブロックをアウターバレルに固定している
ピンを叩いて抜けばリアサイトブロックがずれて分解可能なんですが、
E&L製AKの場合はこの部分のピンがガッチガチで抜けません。
相当ぶっ叩きまくってどーにかははピンを抜いてみたのですが、
リアサイトブロックをいくら殴っても1mmたりとも動く気配すらありません。
仕方がないのでリアサイトを外そうとしたら何ということでしょう、
リアサイトを固定している板バネが硬くてリアサイトが外れません。
仕方がないのでリアサイトブロック内部にアレンレンチ(L字部分が短いの)をツッコみ、
チマチマとイモネジを緩めてフレームからアウターバレルを外すしか無いという悲劇に襲われます。
この部分が容易に分解できないという時点で我輩的にE&L製AKはオススメしません。
E&L製AKのジェネリック製品、アローダイナミック製のAKも同様の難所があるので、
多少安いからといってうかつに手を出すのはオススメできません。
イモネジとの仁義なき戦いの後、無事アウターバレルが外れたら、
チャンバーをフレームに固定するネジを緩めましょう。
因みに、E&L製AKはデフォルトではチャンバーは金属製のものが付いておりますが、
コレがあまり出来がよろしくないのでマルイ製AK用チャンバーに交換するのが望ましいです。
ついでにチャンバーパッキンもマルイ製に換えておいたほうが無難かと。
欲を言えばインナーバレルもマルイ製に換えてしまいたいですがね。
アウターバレルを前にずらしたらインナーバレルを後ろに抜き、
バレルをフレームから外せばようやくメカボックスが取り出せるようになります。
ここに至るまでの所要時間、CYMAやLCTなら20分程度で済むんですが、
E&Lの場合はイモネジとの格闘があるので30分以上かかります。もう嫌だ。
セレクターを留めているネジをプライヤーで摘みながら外し、
グリップ底部のネジを外してグリップを外してしまえば
後は配線に注意しながらメカボックスを上に引き抜くだけです。
余談ですがフレームのマガジン挿入口の下にあるパーツは
マガジン挿入口に取り付けてマガジンチェンジを円滑にするスペーサー。
マガジン挿入部がスカスカなLCT製AKにはお約束のパーツですが、
E&L製AKも同様の作りになっているのでコイツは必需品です。
ストックは根元の上下のネジを緩めて外します。
でもこのままスポッと抜けるような代物じゃないんですねコレが。
ネジを緩めてもストックはガッチガチに固定されております。
尚、ストック付け根部分のフレーム内部はこの様になっており、
ストック内にバッテリーを収めるにはストック付け根部分を
相当根性入れて機械でガリガリ削る必要があるので素直に諦めましょう。
結局、ストックの細い部分にウエスを巻き、
プラスチックハンマー(出来ればゴムハンマーが良い)で30分ぐらい殴り続けて、
2mm程ストックとフレームの間に隙間が出来たところにマイナスドライバーをツッコみ、
少しずつグリグリしながらどうにかストックを外すことに成功しました。
この後、ストック内部とフレーム根元を少しヤスリで削り、
ストックが適度に緩くフレームにハマるように加工して以後の取り付けが楽になりました。
E&L製AKのメカボックスはグリスが中華青グリス、
シム調整も適当らしいのでグリス塗り直しとシム調整が必須のようです。
LCT製AKと同じノリで箱出しでそのまま使うと後々不具合発生しそうです。
外装パーツの構成的にはLCT製AKと大差ないので、
LCT用のパーツも少し加工すれば、あらるいは少し無理すれば取り付けられます。
でもぶっちゃけ正直、E&L製AKは外装そのままで使うことをオススメしますね。
カスタム志向ならハナっからLCT製AKを買うべきです。
我輩的にE&L製AKMは中身を多少手を入れる手間はあれど、
外観は良く出来ているので大変満足の逸品です。
ソ連軍装備orベトコン装備でサバゲーする時に使うので外装のカスタムは必要ありませんしね。
コレで今後、我輩がAKMに飽きて手放すことは無さそうですw
猫も杓子もレール付きの銃を欲する昨今、我輩のような木製ストックフェチも少なくなり、
市場が小さく需要が少ないためかAKMの再販予定のアナウンスを聞く事もありません。
なのでここ数年、木製ストックのAKMは品薄でなかなか入手が困難なようです。
だから悪いことは言わん、欲しいなら見つけたら直ぐに買わないと後悔する。
http://hentaigotyou.miyachan.cc/e250941.html
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エアソフトガン
Sun, 07 Mar 2021 01:08:32 +0900
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性懲りもなくまた買ってしまった長いヤツ
こないだの記事で我輩は「ブルマーは既に絶滅した」と綴りましたが、
実は絶滅しているどころか、我輩の知らないところで進化を遂げておりました。
なんと女子陸上の世界では「レーシングブルマ」という勇ましい名称を名乗り、
大会出場を許された選ばれしアスリートのみが着用できる
勇者の鎧的な存在として君臨しているのだそうです。
ていうか、最近メチャクチャ早そうな女子陸上の選手が履いている、
アシックスとかミズノの海パンみたいなのってそういう名称だったんか・・・
確かにレーシングブルマはブルマの最も機能的だった部分、
脚の付け根の部分を更に露わにすることで可動域を高めることによりスタイリッシュになり
申し訳ない劣情を催すレベルのエロスを醸し出した
紛うことなきブルマの進化系と言っても差し支えないものではありますが、
アレをブルマと呼ぶのには些か違和感を感じるのは我輩だけでしょうか?
スタイリッシュすぎるモノってどうも我輩の性癖には合致しないんですよね。
我輩もサバゲーの装備を決める際、特殊部隊の装備を検討はしましたが、
癖(へき)と言うもんなんでしょうかねぇ、一般兵の装備の方に惹かれるんですね。
というわけなので我輩は選ばれしアスリート(特殊部隊)のレーシングブルマよりは、
普通の女の子(一般兵)が着用する普通のブルマが好きです。
でも皆さん知ってますか?
ブルマってまだ女子が体育を嗜むのが相応しくないと言われていた明治時代に
「運動する女子が居てもいいじゃないか!」という女性の自由を叫ぶ声のもと、
女性向けの体操着として考案された言わば「女性の自由」の象徴なんですよ。
発足当時はもんぺ状の楽な履物という形状だったんですが、
さらなる機能性を追求した結果ちょうちんブルマに進化した後、
最終的に我々の知る太ももを露わにする形状のブルマに変化したそうです。
余談ですが我輩はローカットブルマの控えめなエロスが好きです。
さて、ブルマの話は置いといて今回もタイトル通り性懲りなくエアガンのレビューです。
レーシングブルマみたいに進化を遂げてスタイリッシュになった銃ではなく、
昔の体育の授業で見かけたブルマみたいに古臭さ、野暮ったさを感じるヤツです。
ソレがこのLCT製RPKS74軽機関銃。
この銃の正確な名前を直ぐに答えられた人はかなりの通です。
RPKまでは出てくるかもしれませんが「74」が出てくる人はその中でも30%程度、
「S」まで分かる人は10%ぐらいだと思われます。
よく「RPKとRPK74はどう違うのか?」という質問を受けることがありますが
(大嘘、宮崎のサバゲープレイヤーにそこまでAKについて
詳しく知識を得ようと掘り下げる人間はめったに存在しないw)
外観の大きな違いはRPKはハイダーがAK47同様のものであるのに対し、
RPK74では鳥かご型の発射炎を散らすタイプのものへと変化。
実はソレ以外、特に大きな外観の違いはないという。
でも一番の違いは口径でRPKはAKMと同じ7.62mm×39弾を使用するのに対し、
RPK74ではAK74と同じ5.45mm弾を使用するという違いがあります
ソ連軍装備orロシア軍初期装備用の電動ガンで使えそうなもの、
そして我輩の物欲を満足させてくれるものを検討していた時、
エアガン.JPという通販サイトで中古が0.7パットンで売っていたのを買いました。
新品を買うと1パットン以上するので大変お買い得でした。
こういうなかなか市場に出回らなくて尚且高額な武器を買う場合は、
長期に渡って中古銃取扱店やヤフオクをこまめにチェックしながら
じっくりと探し続ける根気が必要とされますが、
コロナ禍で外出自粛を迫られている現時点、物色の暇は結構あるから、
外に出られなくて辛いと愚痴をいうよりは物欲を煮詰める時間に費やすというのもありかと。
「ところでRPK74とRPKS74、何処が違うのよ?」
ストックが折り畳める、ソレだけです。
RPK74が出た後、装甲車に乗り降りする際に銃身の長いRPKでは、
不便が生じたという現場の意見からストックを折り畳めるRPKSに変化したのでしょう。
以後、ソ連軍及びロシア連邦軍の小火器はストック折りたたみ式が主流になり、
固定ストックのライフルは国境警備隊とか基地防衛隊とかが使用するものとなります。
でもこのストックが折り畳める機能って我輩的には重要なんですよ。
一般的に売られているガンケースの長さは大抵80cmサイズ。
一般的なサバゲープレイヤーが使用している
M4ライフルに適したサイズのものが主流です。
しかしRPK74の全長は1m以上。
そうなると別口で100cmのガンケースを買う必要があります。
でもRPKS74だとストックを折りたたむと80cmぐらいになるので、
AKS74と同じガンケースに入れて持ち運べちゃうんですね。
ぶっちゃけ、ソレ以上の利点はありません。
ストック折りたたんだ状態でサバゲーで使う事はないですからね。
時々この手の折りたたみストックのライフルに対して
「狭い場所ではストックを折りたたんでコンパクトに出来る」と説明している
小火器や戦闘の何たるかを全く理解していない輩が居るようですが、
ストックの折りたたみ機構は運搬時や車載のための機能です。
M14みたいな長いライフルをサバゲーで愛用している人には解るかもしれませんが、
長いライフルを使う時はソレに対応した立ち回りの方法というものがあるので、
(但し、ソレを習得するにはかなりの練習が必要とされるが)
サバゲーでライフルの長さってそれ程障害にはならないんですよね。
寧ろ、長さからくる重さの方が苦になるんですねコレがwww
RPKをRPK足らしめるもの、ソレはこのバイポッド(二脚)。
RPKは軽機関銃という役回りなので遠くに安定した弾丸を撃ち込むために
地面及び遮蔽物に据え付けるためのコレが必要なんですね。
LCTのRPKのバイポットは脚部分は鉄板加工で良く出来てはいますが、
付け根部分がダッチオーブンのような鋳鉄みたいなので
調子に乗ってあまりガチャガチャ動かしていると破損しそうで怖い。
まあ、亜鉛合金のCYMA製RPK74よりは頑丈でしょうけどね。
後もう一つ苦言を述べるとすると、
RPKは長時間の連射に耐えるようにAKよりもバレルが太いのですが、
CYMA製RPK74ではしっかり再現されていたその部分が
LCT製RPK74では再現されていないのも残念ポイントです。
ついでにもう一つ、クリーニングロッドは同社AKの使い回し。
だからノーマルサイズのAKではリアルサイズですが、
RPKではハンドガード先端までしかありません。
RPKのバイポッドを展開すると脚フェチにはたまらない光景がそこにあります。
余談ですがハイレグ好きは大抵、脚の長い女性がお好みのようです(偏見)。
レーシングブルマが良いって言う人種もそこの派生なんでしょうね。
陸上女子のスラッとした脚はRPKのバイポッドと通じるものがある?
但し、昔のフィールドのように敵からの距離が遠いフィールドなら、
銃をバリケードに据え付けての射撃に有効だったんでしょうが、
現在のバリケード多めの戦闘の展開が早いフィールドでは邪魔なだけでしょう。
しかもRPKのバイポッドは展開がかなり面倒ですからね。
そして昔の宮崎ローカルルールでは「全長1m、バイポッド付きのライフルは
機関銃として扱うので弾数無制限(或いは1000発)」というのがあったので、
(昔の宮崎のサバゲーでは1ゲームの持ち弾が300発制限だった)
トリガーハッピー的な意味でRPKの存在意義がある程度有りはしたのですが
何処のフィールドでも弾数無制限となってしまった現在では
敢えてRPKを選択する意味がないのでこいつは完全に漢(おとこ)のロマン武器です。
「じゃあバイポッド外せばいいじゃん?」とツッコみたい方もいるかも知れませんが、
RPKってバイポッドが無くなるとコレジャナイ感半端ないんですよね。
7.62mm口径のRPKと特に変わりのないハンドガードは
LCTお得意の質の良い合板製&美しい仕上がりで
木製ストックフェチの我輩の興奮ポイントです。
木製ストックとブルマは雰囲気が醸し出す温かみが似ていると思うのは多分我輩だけでしょう。
RPKのハンドガードがAKMやAK74みたいなコブ付きでない理由は
(AKM、AK74のハンドガードのコブは握りやすくするためのもの)
RPKがAK47からAKMに変わる時点に開発されたのが理由とされております。
尚、ハンドガードがAKMやAK74と規格が違う(全体的に太い)ので
ガスチューブ部分はAKMorAK74のパーツと交換可能ですが、
ハンドガード部分はRPK専用のものでないとポン付け不可能です。
そしてRPKといえばこの「横調整が可能なリアサイト」。
実はこのリアサイトだけでも0.1パットンします。
しかもこのリアサイト、案外外れやすいんですね。
ガンケースから雑に引っこ抜いただけで外れます。
戦闘中に脱落したらマジ泣きしちゃいますねコレは。
鉄製のフレームは心地よいため息が出るほどの出来栄えです。
フレームの強化リブも入っていてRPKであることを主張。
レシーバーカバーはAKMやAK74と違い、強化リブ無しなのもRPKの特徴。
でもね、何故かLCT製RPKでは樹脂グリップなのが、
RPKS74ではAK47と同じ木製グリップなんですねコレが。
RPKならばAK47のグリップが付いていても可笑しくはないのですが、
Ak47が一線を退いた時代に登場したRPK74でこのグリップは少々可笑しい。
ま、AK74グリップはいくつか持っているんでソレと交換しました。
木製グリップは綺麗なんですが、太くて握りにくいんです。
バイポッド使用時に左手を添えるために膨らみをもたせた
RPK独特の形状の木製ストックも美しいの一言です。
スリングスイベルがこちら側についているのは他の折りたたみストックAK同様、
ストック折りたたみ時にスリングが左に位置するため。
ストック後部には稼働する蓋がついていて、
クリーニングキットを突っ込めるようにもなっています。
余談ですがこのストック、AK74Mのものよりも2cm程短いです。
そのせいかRPKS74、AK74Mと5cmぐらいしか長さに違いがありません。
フレーム左側にはサイドレールマウントは付属しません。
AKMもAK74もRPKもココにマウントが付くようになったのは
ソ連崩壊少し前の80年代中半ぐらいからだったらしいです。
フレームとストックの結合部分にはストック折りたたみレバーがあります。
コレが見た目以上に小さい上に固くて使い難いんだな。
この世で一番使い難い折りたたみストックだと言って過言ではありません。
写真のように親指でグッとレバーを押し込み、ストックを折り曲げます。
当初この部分がなかなか硬くて動かなくて愕然。
でも某国産AK74みたいにレバーが破損する心配は少なさそうです。
そしてストックを伸ばす時はフレーム内部のレバーを押し込んで
ストックを展開しますがこれが折り曲げレバーよりも硬くて指と心が折れそうです。
まあ折りたたみレバーが使いにくい事から、
RPKSの折りたたみストックは戦闘中に使うことは全く想定されておらず、
車載時にコンパクトにするためだけのものであることが伺えます。
それと同時にサバゲーの折りたたみストック武器のレビューに
「狭い場所ではストックを折りたたんで~」とか言っている輩の
知能指数の低さとア*ルの弱さが露見するはずです。
マガジンは茶色の樹脂製550連マガジンが付属します。
このマガジンの色がリアルではないのがLCT製AKの本当に残念部分ですね。
リアルなスリムモーター&グリップなんて作る暇があるなら、
1000円増しになっても構わないからリアルな色合いのマガジン作って欲しい。
実銃では40連マガジンを模した800連マガジンは
CYMA製のものが3000円弱程度で販売されていますが、
全弾撃ち切るのに3回ぐらいゼンマイを巻かなければならないし、
クソ長いマガジンはソレを打ち込むマガジンポーチを探す必要性があるし、
何よりも戦闘中に邪魔なので別に要らないかな?
尚、実銃ではドラムマガジンはRPKもRPK74もロシア製では存在しない模様。
LCTとかBATTLEAXEが販売しているドラムマガジンはノリンコ製のコピーらしいです。
軍隊ではドラムマガジンは弾薬装填に手間がかかるのと、
携行に難がある、確実性に欠けるということであまり使われないそうです。
PPsh41が大戦後期にはバナナマガジンになった理由もそうらしいです。
バッテリーはレシーバーカバー内にスティックバッテリーを収めます。
メカボックスは発射時に特に雑音もなく、ある程度の調整はされているようです。
初速も90m/s前後と必要にして充分な威力で、
常に安定したパワーと作動なので分解調整は必要ないようです。
但し650mmのロングバレルが命中精度に恩恵を与えているかどうかは不明。
発射速度は秒間13~14発程度と可もなく不可もない速度ですので、
無理してモーターを交換しなくてもそのままでも十分美味しくいただけます。
我輩的には見て良し撃って良しのLCT製RPKS74。
木製ストックが醸し出す雰囲気はソ連時代のノスタルジーな香りを感じるような気がすると共に、
体操服ブルマの野暮ったさの中にある奥なるエロス的な魅力を秘めているような気がするのです。
でも正直な話、長くて振り回しにくい(でもAK74Mとの差は数cm程度)、
バイポッドが余計に重い、M4ライフルユーザーには無視されると、
サバゲーでのタクティカルアドヴァンテージは皆無です。
このロングバレルには漢(おとこ)のロマン以外、後は何もありません。
つまり、敢えてRPKをサバゲーの武器としてフィールドに持ち込むプレイヤー、
ソイツらは真のロマンチストであると言っても過言ではないでしょう。
ていうかM60とかM240とか三八式とかM14とかSVDとか長い武器を使いたがるプレイヤーは
我輩みたいにサバゲーに勝利以外、勝利以上のロマンしか求めていないんです。
ソレがなにか他人に説明するのが非常に難しいのは、
漢(おとこ)のロマンは漢(おとこ)達一人ひとりの
心の内に秘めてじっくり温めるものであって
他人に理解してもらうものではないからなんですよね。
http://hentaigotyou.miyachan.cc/e571018.html
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エアソフトガン
Thu, 04 Feb 2021 17:44:03 +0900
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(大分前の話だけど)LCT製AK、ついに入手
どーも、最近嫁がパートで帰るのが遅いこともあって、
夕飯は我輩が作ることもしばしばなのですが、
我輩も精神的によろしくないと飯が作れない性分なので、
最近はうめこうじ西都店で税抜250円という破格で売られて種類も多い
「逆ギレ弁当」を買うことが多い砥部良軍曹です。
さて我輩、ロシア連邦軍装備をある程度整えてふと気がついたんですよ。
「アレ?ウチってひょっとしてロシア連邦軍のライフル無いんじゃね?」
そう、ロシア連邦軍の兵士は皆んなAK74Mを使っているんですよ。
でも我輩の手元にあるのはマルイ次世代AKS74と謎仕様βスペツナズ、
ピーマン職人から頂いたジャンクのマルイAK102をレストアしたタクティコゥ仕様AK、
そしてG&G製RK74EというKEYMOD付きAK。これもうわかんねえな。
ロシア連邦軍装備がフルコンプしたのに、
我輩の手元にロシア連邦軍のライフルは無い。
つまりソレはブルマーの下に何も履いてないのと同じぐらいありえねぇ事態。
ブルマーが絶滅した昨今ではブルマーの着こなしを知らん人が居るのか、
(多分ブルマーは下着のようなもんだと勘違いしている)
それとも「どーせ脱がすからパンツは要らんやろうもん」と思っているのか、
AVではブルマーの下はノーパンであることが多いんですが、
我輩世代がリアルで見ていたブルマー着用同級生女子は絶対にパンツを履いていた!
時々、白いパンツが太股の付け根からはみ出している女子がいて、
ソレをチラチラ見ながら瞼にじっくり焼き付けた遠い日の思ひではこの際置いといて、
肝心のライフルが揃わなければコスプレフルコンプしたと公言できない!
というわけで急遽ジャンクから蘇らせたタクティコウAKをwakanax様に売りつけ、
ヤフオクにマルイのAK74MNがいちまんえんぐらいで出てくるのをじっと待っていたら
LCT製AK74Mが0.5パットンで出ているではありませんか?
ええ勿論、即入札しましたよ。
最近はレール付きとかカービンモデルのAKが売れ筋なのか、
ノーマルハンドガードのAK74Mは誰も見向きもしなかったんで
出品時の価格そのままですんなり落札してしまってウハウハ。
だってLCTのAKって樹脂ハンドガードのでも定価0.8パットンぐらいですからね。
(まあソレ以前に最近LCTはAK74Mを生産してない模様)
そしてコイツが去年の夏に仕入れたLCT製AK74M。
こいつを手に入れた時、謎の感動が我輩の脳内を駆け巡り、
感慨深いものを感じたことは言うまでもありません。
「ああ、ついに我輩もトイガンAKの頂点?であるLCT製AKを手に入れたぞ・・・」とね。
というわけで今更ですがLCT製AK74Mのレビューを上げることにします。
ていうかホント、何で今までLCTのAKを買わなかったんだろうって気分でしたね。
まあコイツを買う金がなかったと言うか、迷走していたと言うか、
金がある時に限って欲しい型のLCT製AKが売り切れだったとか、
キャンプ用品買うのに精一杯でてっぽーに気が行かなかったとか、
理由はいくらでもあるんですがコレでやっと我輩も己をAKマニアであると自負できます。
尚、AK74には数種類の形状があります。
受験には出ないから別に覚えなくてもいいけど説明しますから見ろよ見ろよ〜。
まずは素の状態の初期のAK74。
木製ストック&ハンドガードでサイドマウントのレールが無いものです。
そして折りたたみストックのAKS74。
ストック部分が折り畳める空挺部隊、戦車兵用のAK74ですが、
装甲車とかの車両に乗り込む際、全長を縮められるこちらの方が便利であるということで、
国外へ展開する部隊(連邦軍)は大半がAKS74を支給されました。
少し遅れて現れたのが短い派生型、AKS74U。
そして分隊支援用に長い派生型のRPK74というのもあります。
その後AK74の木製ストックは樹脂製のストック&ハンドガードに改められました。
ソ連時代に生産されたものはストック&ハンドガードがプラム色らしいです。
そして1980年代ぐらいにAK独特のサイドレールマウントが付けられ、
光学照準器が取り付けられるようにはなりましたが、肝心の光学照準器は部隊へ支給されなかったというw
そしてソ連崩壊後、最終形態としてAK74Mが作られて今に至るわけです。
本来AK74Mのハンドガードにレールは付属していないのですが、
いつかこういう日がいつか来るだろうと思って同志スカルガンナー氏から
事前にLCT製TK104用の樹脂製レール付きハンドガードを頂いていたので早速交換しました。
ロシア連邦軍の歩兵はレールハンドガードなんて付けていないんですが、
レールがあれば夜戦でも使いやすいからまあ多少はね、勘弁してくれ。
よく「AK47とAK74ってどう違うんですか?」という質問を受けるのですが
(大嘘、そもそも宮崎にはAKを愛用するプレイヤーは我輩とスカルガンナー氏ぐらいしか居ないし
AK持ってきているプレイヤーが居たとしてもとりあえず1丁持っている程度であるが故、
M4ライフルVSカラシニコフの大会を開催するとAKチームは2人プラスα程度しか
居ないという事態になるぐらい宮崎にはAKに興味のあるプレイヤーが存在しない)
ぶっちゃけて言うと口径と弾倉と先っちょ(消炎制退器)が違うだけです。多分。
AK74Mの「M」とはマゾヒストという意味ではなく、
AKMの「M」同様「Модернизированный(改良型)」という意味です。
余談ですがマルイのAK74MNの「N」はナガノヤのNです(大嘘)。
そしてその改良とは歩兵(自動車化狙撃兵)、空挺部隊、戦車兵全てに支給できるように、
ストックを樹脂製の折りたたみ式に改修したことをいいます。
ストックを折り畳めるようにしたことで全長が20cmぐらい短縮できるので
狭い車内に搭載するにも邪魔になりにくいですし、
空挺降下の際も荷物を短縮化出来るというメリットがあります。
国軍正式の小銃のストックを折りたたみ式にすることで全部隊に対応させる手法は
スイスのSTG90(SIG550)、ドイツのG36、ベルギーのFNCと同様です。
ストック以外にも機関部にも地味な改修が加えられており、
射撃時の反動が軽減されて扱いやすくなっているそうです。
尚、折りたたみストックなのに固定ストックみたいな形状である理由は不明。
LCT製AK74Mは先端からケツまで何処を見てもその造形に惚れ惚れします。
ハイダーも削り出しなので亜鉛合金鋳造の他社メーカー品に比べるとシャープな出来栄え。
なお、この逆ネジで固定されているハイダーを外すと、
下には22mmのネジが出てきますがLCT製AK74の全ての機種は
このネジ部分も外して14mm逆ネジのオプションを取付可能です。
ハンドガードはLCT製TK104(AK104にM4ストックが付いたやつ)の
樹脂製TDIレールハンドガードに交換しております。
(元のハンドガードはその後、我輩の汚部屋の中で行方不明)
ところでこの中華製の「タクティカルAK」と呼ばれている機種に
よく搭載されているこのTDIレールハンドガードって、
ロシア軍が使っているの見たこと無いんですが何処が発祥なんですかね?
デザイン的には野暮ったいものですが4面にレールがあるので最低限、
ライトやグリップ等の付けたいものを付けることは出来ます。
LCTのAKは樹脂パーツもよく出来ていると言いたいところですが、
ブッチャケた話、樹脂クオリティはCYMAと大差ないです。
LCT製AKお約束の黒染めフレームの美しい出来栄えは
「実銃のAK74は黒塗装なんだよなー」という文句すら封印します。
LCT製品って実は細部までガッチガチにリアルってわけじゃないんですけどね、
造形や仕上げの良さで実銃らしいリアルさというか、説得力を生み出しているのが見事です。
AK74Mではレシーバーカバーも強化されてAK47と同じ形状の
リブ無しのつんつるてんなカバーになっているのですが、
実はコレ、LCTの箱出し状態では他のAK74と同じリブ付きカバーらしいんですね。
このAK74Mの前オーナーが拘ってリブ無しのカバーに交換した模様。
我輩がAK74Mを好きになれなくて、今まで買うに至らなかったのは、
ストック後部の肩を当てる部分にあるポコっと飛び出した
ストック展開用ボタンが邪魔そうな気がしたからなんですが、
実際肩付けしてみるとボタンのテンション弱めだから然程気にならないんですねコレが。
後部スリングフックは全部スリングフックとは反対の位置にあるのですが、
コレはストックを畳んだ時にスリングが適正位置に来るようにするためです。
ストックはフレーム左側の根本のボタンを押し込むと折れ曲がり、
フレーム全部にあるフックに引っかかって固定されますが、
コレが意外とスパッと収まらなくて少し残念な気分。
まあでも、戦闘中にストック開いたり畳んだりするわけではないんで、
(折りたたみストックは基本、銃をコンパクトに持ち運ぶための機能であって、
戦闘中に狭い場所に入る時に折りたたむものではない)
展開がスムーズじゃないというのは然程難点でもないですがね。
AK74Mの難点はサイドマウントレール。
ココにマウント付けて光学照準器付けてしまうと、
ストックを折り畳めなくなってしまうんですね。
AKのこういう不器用な部分が好きになれないという人も居るようですが、
光学照準器を多用しない性格の我輩的には然程気にならないんだなコレが。
AKにドットサイトを付けようと企んでいる人は最新型のAK12を買いましょう。
LCT製AKはマガジン挿入部分に隙間がアリスギィ!なので、
別売のスペーサーをブチ込まないとスムーズにマグチェンジ出来ないのが難点です。
我輩の落札した個体はそのスペーサーも込みだったのがありがたかったです。
余談ですがLCT製AKはトリガーガードがネジでガッチリ固定されているので、
マガジンキャッチ部分に取り付けるマグウェルを取り付けることが可能ですが、
実はこのマグウェルを付けられるという機能、
フレームが頑丈なLCTの真骨頂であることを知るものは少ない。
コレがE&L製AKだとこの部分がリベット留めだから
リベットをステンレスドリルでぶち抜いてタップでねじ切りしないといけないとか、
マルイのAKだとネジとフレームがガッチリしていないので
マグウェルを取り付けるとガタガタするんですねコレが。
バッテリーはスティックタイプの1200mAぐらいのを使います。
M4のストックパイプに収めるタイプのものは然程太くなければ使用可能です。
レシーバーカーバーを外しメカボックス上部に収める方式は
初めはまあ多少はね挿入に手こずりますが、慣れればそうでもなし。
我輩は手持ちの武器の大半がこの部分にバッテリーを詰め込こむAKなので、
色々な形状のバッテリーを買わなくて済むのが便利なんですねコレが。
LCT製AK74系列に付属のマガジンは大抵多弾式の樹脂製550連マガジンです。
LCT製と銘打って販売している予備マガジンはあまり市場に出ておりませんが、
CYMA製のマガジンと中身はほぼほぼ一緒なので予備はそちらを買いましょう。
お値段も550連が3000円弱程度、ノーマル80連も2500円弱程度で、
弾の巻き上がりもだいたい確実で比較的リーズナブル。
ただ、難点を述べるとすればAKの樹脂製マガジンは
マガジン前方先端のフレームに引っ掛ける部分、
この部分も樹脂なんで非常に破損しやすいんですね。
現在では多種多様な面白いスリングが販売しているようですが、
AK74といえば2点式スリング、異論は認めん。
最近では写真のようなODのスリングも使われているようですが、
やはりミリフォトでよく見かける主流は茶色のスリングですね。
写真のような状態でスリングを調整して取り付けると、
ストックを折りたたんだ状態で銃を携行しやすい状態になり、
ストックを伸ばすとスリングが適度に緊張して邪魔になりません。
LCT製電動ガンは余程変な機種を買わない限り、
メカボックスの品質が悪いとか、構成が適当だという事は無いようなので、
分解もせずにそのまま使用しておりますが故、AK74Mの分解時のレビューは割愛します。
LCT製AKは箱出しでそのまま使える数少ない海外製品です。
モーターはマルイEG1000に交換したほうが良いかもしれませんがね。
レールハンドガード、M4タイプストックが主流の最近のサバゲー界隈では
カスタム要素がハンドガードぐらいしか無いAK74Mをわざわざ買う理由or必要性は
「ロシア連邦軍コスプレのため」しかないので敢えてコレを買う必要性は皆無です。
でもマルイAK74MNを定価で買うよりは、
中古でもLCT製AK74Mを買った方が幸せになれるのは事実。
ストック基部のレバーも折れにくいし、予備マガジンは安いし、
バッテリーも入れやすいし、何より全体的に頑丈で美しい。
美しくて丈夫な女性は世の中になかなか存在しませんが、
LCT製AKはその両方を兼ね揃えております。
そのままでも充分楽しめる、充分な満足感を得られる、
ソレがLCT製AKの最大の特徴であり利点です(断言)。
そしてカスタムパーツの幅はマルイ製品よりLCT製品の方が広いです。
まあカスタムするなら既にカスタム済みのLCT製AK買うのが得策ですがね。
(但し、パーツの金額もピンキリで天井知らず、深い沼が待っているw)
http://hentaigotyou.miyachan.cc/e570918.html
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エアソフトガン
Fri, 29 Jan 2021 17:52:30 +0900
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念願のロシア軍装備用ハンドガン、ついに入手!
せっかくの冬休みだというのにコロナが再び蔓延したせいで、
陽気に福岡に帰ることすらままならない砥部良軍曹です。
娘が来年高校受験なんで福岡帰って太宰府天満宮にお参りに行きたいところなんですが、
正月三が日の大宰府は前方に居るおなごのケツを触っても気が付かないぐらい
すし詰めギュウギュウの人多スギィ!状態なので
何処からウィルスが飛んで来て憂き目に遭うか解りませんからね。
受験前に変なウィルスにやられて人生パーになるのだけは勘弁です。
ところで娘といえば昨晩のクリスマスイブの夜、
我輩が渾身のチキン丸焼きを作ったにもかかわらず、
「ウチのクリスマスといえば、父さんのボルシチだよね!」と言いやがるんですよ。
(2週間前に生ビーツが手に入ったのでボルシチも作っていた)
我輩、もう2度とクリスマスにチキン丸焼きは作るまいと心に誓うと同時に、
娘は我輩を無意識のうちにロシア的男子と認識しているのでは?
さて、少々減りはしたものの今年も無事にボーナスを頂きました。
それに伴い嫁から小遣いを頂いたので軍拡しちゃいました。
「お前は毎回冬のボーナス時に軍拡してんじゃねぇのか?」という
至極もっともなツッコミは逐次受け付けておりますのでご遠慮無くどーぞ。
今回我輩が小遣い叩いて仕入れたのは
台湾のRAPTORなるメーカーの
MP443というロシアの拳銃です。
ハンドガンなので、当然ながらガスを使って動く銃(パットン氏曰く)です。
余談ですがこのロシアンピストルのMP443と言う名称は
この拳銃を生産しているイジェフスク工場の商品名的なもので、
ロシア軍では6П35(Пは「ぺー」と読む)と呼ばれているようです。
まあアレだ、H&K USPがドイツ連邦軍ではP8、
ベレッタM92FSが米軍ではM9と呼ばれているのと同様。
またこのMP443と言う拳銃はソ連、ロシアの銃器が一般的に、
「カラシニコフ」や「ドラグノフ」というような設計者の名前で呼ばれる例に漏れず
「ヤリギン」「グラッチ」と言う名称でも呼ばれております。
ヤリギンとはこの拳銃の設計者の名前で、
トカレフとかマカロフと同じニュアンスですね。
グラッチというのはこの拳銃の開発プロジェクトの名称らしく、
ロシア語で「ミヤマガラス」と言う意味なのだとか。
ロシア軍装備をするにあたり、一番のネックとなっていたのがハンドガン。
ソ連、ロシアの拳銃自体がそもそも少ない(PMとAPSとコレぐらい)というのに、
モデルアップされているのがKSC製マカロフぐらいしかないという状況。
そしてそのマカロフは小型が故にマルイ製ハンドガンと渡り合うには不向き。
そんなシベリアの永久凍土的なお寒いロシアンハンドガン事情を
打ち破ってくれたのがこのRAPTOR製MP443なのでございます。
こういうマニアックなモデルを出してくれるという点において、
海外メーカーの存在は「ユーザーとしてとても嬉しい」
しかしながらこの台湾ラプター製MP443、
取扱店がAKの品揃えに定評のあるNOOBARMSぐらいしかなく、
ツイッタで予約受付開始した次の日(8月下旬ぐらい)に予約を申し込み、
手持ちの武器を売り払って必死且つ迅速に資金集めをしたにもかかわらず、
初回生産分は当日予約した方々に全て奪われしまい、
予約から4ヶ月経った12月中旬になってようやく手に届くという有様なのでした。
なので今から買おうとしても手元に届くのは何時になるか解りませんですし、
そもそもこのラプターのMP443は本来フルメタルで生産しているものを
規制のせからしい日本向けにフレームを樹脂製に作り変えたもので、
生産数が限定されているが故に今後入手可能であるかも定かではありません。
我輩が購入したのは予備マガジンとマウントのセットであるデラックスバージョン。
お値段は0.5パットンぐらいとハンドガンにしては結構お高めではありますが、
(注:1パットン=50000円ぐらいですかね?)
後から予備マガジンを買うことを考慮するとお買い得な選択肢とも言えます。
海外製品はオプションや予備マガジンの流通が不安定なので、
出来ることなら予備マガジンも一緒に手に入れたいですからね。
ていうかハンドガンなのに本体だけでも20000円ぐらいするというお値段は
マルイ製ハンドガンしか買わない方々から見るとお高く感じるでしょうが、
タナカやKSCのハンドガンもだいたいそんぐらいのお値段なので特別高いわけでも無し(錯乱)。
尚、付属の取扱説明書に日本語記載がないのは仕方ないね(ビリー兄貴)としても、
フィールドストリッピングの方法ぐらい載せてくれよというツッコミは入れたくなります。
取扱説明書の情報量が少ないのは大抵の海外製エアソフトガンの難点です。
初速は平均83.4m/sとマルイ製ガスハンドガンと同等な数字が書かれておりますが、
我輩の個体は桐灰マグマカイロでマガジンを適度に温めても70m/s超えるぐらいでした。
夏場の暑い時期ならコレぐらい出て欲しいなと期待したいところです。
ラプター製MP443の外装レビューの前に軽く実銃の説明。
MP443はかつてのソ連、ロシア軍の拳銃とは異なり、
(永きに渡りソ連及びロシアは独自の企画の弾薬を使う拳銃しか作らなかった)
世界的に一般的な9mmパラベラムを使用する拳銃です。
実銃の装弾数は17+1発、その後改良されて18+1発になったのは、
MP443開発以前からFSB(旧KGB)やロシア連邦軍以外の部隊で使われている
グロック17(装弾数17+1発)に対抗するためですかね?
トリガーメカは実銃ではダブルアクションらしいですが
RAPTORのMP443は何故かシングルアクション。意味不明。
全体的なシルエット的には最近のポリマーフレーム拳銃よりは
一昔前のベレッタM9やスタームルガーP85に似た感じのものですね。
21世紀に採用された拳銃なのにアンダーマウントレールがないのも1世代前感。
そして余計な刻印や印字がないのが実にロシア。
でも、フィンガーレストが設けられたグリップや、
フレームに配置されたセイフティレバーと言うデザインは
昨今の流行に則ったものとなっております。
反対側に余計なものが飛び出していないのもある意味ロシア的。
でも此方側にもセイフティレバーがあるのは現代風。
サイズ的にはグロックやP226といった9mm口径の
中型オートマチックピストルと大差ない大きさですが
スライドはグロックより細く、グリップはグロックよりも太いです。
MP443は1990年代に開発され、2003年にロシア軍に採用され、
2010年ぐらいからロシア軍に配備された拳銃であるにも関わらず、
フレームはポリマーフレームではなく鉄製という変な拘り。
「プラスチックが我が祖国の極寒の環境に耐えられるのか?」と、
ロシア軍上層部は考えたから手堅く鉄製フレームを選択したのでしょうかね?
民生モデルのMP446は樹脂製フレームを採用しているらしいです。
そういえば大分昔、アカ嫌いの父上が元気ビンビンだった頃に、
「ソ連のライフルが木製ストックなのは、寒くても割れにくいから」
という共産主義を半分バカにしたよーな、でも真意っぽい話をしてましたが、
今ではあながちジョークとも思えない心境です。
トリガーは電動ガンのAKみたいに細く、我輩的には引きやすい形状です。
但しシングルアクションであるにも関わらずトリガーストロークは
異様に遊びが多くハンマーの落ちる感覚は掴みにくいという。
強いて言うならタナカ製ブローニング・ハイパワーのような感触。
スライドリリースレバーはセイフティレバーが少し邪魔で使い難い。
セイフティレバーは丁度いい位置でまあ使いやすいのですが
箱出し状態ではセイフティレバーが馬鹿みたいに固くて動かなくて唖然。
尚、このセイフティはハンマーがどの状態でもかけられます。
一体型のグリップパネルは太めで、嫁よりも掌が小さい我輩には握り辛いです。
後ろの妙な角張った形状が手に馴染まないんですね。
まあロシアの武器は「武器に身体を合わせる」もんなんで、
軟弱な思考のプレイヤーにはロシア軍装備なんて無理なんですがw
マガジンリリースは形状的には可もなく不可もないボタン式ですが、
内部がキツイのかマガジンが中で引っかかってスルッと落下しない。
そしてマガジン装填時も途中で引っかかるので少し戸惑いを感じます。
21世紀の拳銃であるにも関わらず、古めかしさを感じるハンマー式。
ストライカー式にすればハンマーが引っかかる心配もないのにねぇと思うんですが、
どうやらロシア人はストライカー式の拳銃に親でも殺されたようです。
トカレフみたいにフレーム後部がハンマーを包み込む形状は
厚着の状態でハンマーが引っかかって暴発する可能性を防ぐロシアの伝統的デザイン。
ちなみに、この起こしにくいハンマーを手動でダウンさせると、
マガジンのガス放出バルブを強制的に叩いてガス全部出ます。
マガジンは25発装填可能。必要にして充分なキャパシティ。
但し取説のように上から弾を詰めるのは結構無理です。
まあそこら辺はマルイのガスガンのマガジンと同じように
フォロアーを下げてスリットから装填すれば無問題。
不便なのはガスを充填する際、マガジンボトムをずらす必要があること。
面倒なのでボトムに穴開けてやろうかと目論んでおります。
そして注入バルブが海外製高圧ガス対応型で
ジャパニーズフロン134や152はなかなか充填されないので、
WEガスガン用の日本バージョン注入バルブに交換したら何ということでしょう、
パッキン形状が合わなくて貴重なガスがダダ漏れしやがったんで、
パッキンは元のバルブに付いているものと入れ替える必要があります。
MP443、一つの拳銃として見るとロシア製消火器らしい大雑把で取っ付きにくさのある
何時ものロシアンクオリティといった感じのブツです。
正直、グロックやUSPといったような西側製拳銃と比較すると洗練が足りない。
そしてラプター製のMP443という点から見ると正直、雑な作り。
アルミ製のスライドはホコリが付いた上から塗装していたり、塗装が雑だったり、
スライド自体も出来がよろしくなくて至るところにボコボコが見られます。
中身にしても割り箸を割るようなトリガーのキレの悪さ、
ご機嫌斜めな時の嫁の股以上に動かないセイフティレバー、
築40年の中古物件の引き戸かと思うぐらい動きの渋いスライドの動き、
ケツ★ン開発されてないホ★ガキのようなマガジン出し入れのキツさ、
どれをとってもマルイ製ハンドガンには到底及ばない作りに泣きそうです。
撃ってみると弾は確かに飛びますが、精度がいいかと問われると微妙。
アルミスライドが重いのか、スライドの動きもかったるくて時々ジャムります。
多分、本来はパワーのあるガスでAV男優のように激しくバシバシ動かして、
使っている間に各所が削れてだんだん滑らかになるという仕様なんでしょう。
コレ、マルイ製エアソフトガンしか知らない人種からすると完全に不良品です。
ラプター製MP443、初期状態のレビューを上げるのは躊躇われるシロモノ。
というわけでバラして調整するかと目論んだのですが、
前述のようにスライドをフレームから外す方法すら説明書に記載してないという体たらく、
初見殺しとはまさにコイツのためにある言葉です。
ま、ネットで検索したらすぐにスライドストップを外す方法が見つかって事なきを得ましたが、
その外し方が他の拳銃とは随分異なる方法なのに戸惑った我輩。
まずマガジンを抜いて(常識ですね)スライドを引き、スライドストップをかけます。
謎形状のリコイルスプリングガイドを露出させます。
その後リコイルスプリングガイドを少し引っ張り出すと、何処かで引っかかります。
そしてスライドを戻し、スライドストップをガバメントみたいにフレームの反対側から押し出すと、
スライドストップが抜けてフレームとスライドが分離します。これもうわかんねぇな。
リコイルスプリングガイドをずらして90度ひねり、持ち上げて外したら、
リコイルスプリングガイドが抜けてアウターバレルが外れるようになります。
コレがなかなか外れなくて少しイラッとするんだな。
尚、組み込みの際は更に面倒なのですがそれを解消する方法は後述にて。
スライドを何度か動かすor何度か撃っていると、
アウターバレルのチャンバー部分上部に傷が入っているのが確認できるでしょう。
その部分はスライドと干渉して作動不良の原因になっているので、
ヤスリである程度削って作動を滑らかにすることをオススメします。
目安はスライドを動かしても傷が入らなくなるまで。
ドライバーの先で示している部分がホップ調整ダイヤルです。
ストロークは少ない上に、調整は結構シビアです。
しかも指では動かないというオマケ付き。ドライバー必須。
チャンバーは小さなクロスネジで固定されています。
外部、内部共に仕上げが悪く引っかかるので
目の細かいヤスリやサンドペーパーでバリを取ります。
インナーバレルとチャンバーはマルイハンドガンと同規格です。
マルイのと交換してみたところ、チャンバーのゴムが気持ち柔らかいためか、
作動が少し滑らかになり、フライヤーがなくなりました。
どうやらゴム製品は日本製が性能がよろしいようです(意味深)。
インナーバレルの長さは95mmぐらいなので、グロックやP226のものが丁度いいでしょう。
インナーバレルが全体的に仕上げが良くなかったので、
マルイ製に交換すれば性能向上が期待できそうです。
ブリーチ部分は2つの6角ネジで固定されているので、緩めて取り外しますが、
初期段階では愛し合う2人の棒と穴よりもスライド内部にガッチリハマっているので
プラスチックハンマーでスライドをぶん殴らないと外れません。
勢いよく外そうとしてブリーチ上部のスプリング2本が無くならないように注意してください。
ブリーチブロックの外側サイド部分をサンドペーパーでキレイにすると、
取り外しor組み込みの時に引っかかりにくくなって楽になります。
ノズルの先端部分と弾のローディング部分にバリがあるので、
この部分もしっかりキレイに仕上げますが
削りすぎると作動不良の原因になるので丁寧に作業しましょう。
アレだ、指1本入れて大丈夫そうだから3本入れようみたいなのは止めとけという。
ノズルはブリーチ上部のスプリングを外せば前方に引き抜くだけで外れます。
(ていうかスプリングはすぐに外れるていうか、無くしそうになる)
あと、ドライバーで指している部分に半月状の金属パーツがあるので、
コイツもなくさないようにすぐに外しておきましょう。
この後、ブリーチ内部のピストン部分が外せるか試みたのですが、
結構キツキツにハマっているようで外せませんでした。
ノズル内部も分解してバリを取ります。
ノズルの右側に小さいクロスねじがあるので、それを緩めます。
ノズル内部はこのようなパーツ構成になっております。
左から順にノズル、スプリング、センサーバルブ、ストッパー。
センサーバルブとストッパーもバリがあるのでキレイにします。
さて、このストッパーですが我輩の個体(2期ロット以降生産品?)では、
ハの字部分が下を向くこの状態で付いておりました。
初期ロットでは写真のように上が広がっている状態(上下反対)で組まれていたらしく、
コレを反対に入れ替えて組み上げた方が動きが良くなるという情報がありました。
試しに入れ替えて組み上げてみたところ初速が70m/s強⇒70弱ぐらいになったたので、
ココの組付け次第でガスの流量が変化していると思われます。
初期ロットをお持ちの方は上下入れ替えて組んだほうがよろしいでしょう。
でもガスの流量が増えてマズルエナジーが上がっても
根本的にスライドの動きの渋さが作動の妨げになっているみたいなので、
スライドのレール部分、フレームのレールが噛み合う部分をサンドペーパーで均し、
引っかかりがないように仕上げればスライドの動きが大分改善され、動きが良くなります。
ついでにスライド内部もアウターバレルが干渉する部分は軽く磨きました。
更にスライドの表側のボコボコした部分や塗装の汚い部分も磨いて塗り直しました。
ここまですれば大分、作動がまあ多少は良くなりジャムの可能性が下がります。
結構大変な作業ですが、ここまでしてもアルミスライドが思いのほか重いのか、
リコイルはよいものの数発撃つと動きは悪くなります
あと、バルブを日本仕様の社外品に変えたにもかかわらず、
ガスがなかなか入りにくいのでボトムのピン2本抜いてマガジン底部をバラし、
パイプをプライヤーでつまんで引っこ抜いてみたのですが、
ガスは相変わらず入りにくいままで改善されなくてがっかりです。
マルイ製ハンドガンなら4秒程度でガスが満タンになるのに、
2分突っ込んでも5発分ぐらいしかガスが入らない。
コレってどうにかならんもんですかねと海外製ガスガンに詳しい
同志クリ〇〇ス・コスッタ氏に問いかけて現物見せたところ、
「WAの注入バルブに変えてみてはどうでしょうか?」と言う回答が来たので、
手元にあるWAベレッタM92FSのマガジンの注入バルブを付けてみたところ、
面白いようにガスが入って3秒で満タンになったので同志に感謝!
でもね、WAの注入バルブなんてそんなに簡単に手に入るもんじゃないのよね。
だから今後マガジン増やしたらどうやってバルブを入手するかが課題。
さて、我輩が全国のMP443ユーザーにオススメしたい加工が、
リコイルスプリングガイドのスライドストップレバーのハマる部分の加工。
写真のこ↑こ↓が示している「くの字」の部分を
目の細かい細いヤスリで軽く削って丸めると
あら不思議、組立時にリコイルスプリングガイドをガチャガチャ弄らなくても、
スライドストップレバーを押し込んだ勢いで経験豊富な女子のように
棒の部分がカシャッとハマって直ぐに組み立てられます。
削る目安はリコイルスプリングガイドを組んだ状態で、
写真のようにスライドストップレバーを押し込んでハマるようになるまで
少しずつ調整しながら削るという完全に現物合わせなんですが、
(然程削らなくてもスルッと入るようにはなる)
この加工によってイチイチ組立時に反対側の穴から
ドライバーを突っ込んでスライドストップレバーを押し込む手間が省けます。
ここまで手を加えないと使うのが難しいであろうRAPTOR製MP443、
正直、ロシア軍装備に拘る人以外は全く手を出す必要性のない代物です。
ロシア軍装備でもスペツナズとかFSBとかやっている人は
余計な思考に陥ることなくマルイのグロック17を使いなさい。
かなり珍しいハンドガンが欲しい的な軽い気分で手を出すと地獄を見ます。
ただ、ロシア連邦軍装備をシメる一品としては
銃剣やスコップ以上に必要不可欠な品でしょう。
だってハンドガンだから、銃剣やスコップよりはサバゲーに使える。
装弾数的には普通のプレイヤーが使用しているハンドガンと大差なく、
パワーも然程変わらないので互角に渡り合えなくはないのですが、
信頼性ではやはり、マルイ製ハンドガンには敵わないなというのが正直な感想です。
我輩的にはロシア軍装備のサイドアームとしてMP443を手にしたことで、
ようやくロシア軍装備という名のパズルの完成に終わりが見えたという気分です。
まあ要するに、それなりには満足しているということだ。
でも我輩って実はロシア軍装備の時は案外、ハンドガン使わない人なんで、
コイツの存在がどれぐらいのタクティカルアドバンテージが有るかは未知のエリアーッ!
尚、写真と一緒に撮影した「おいしいロシア」というマンガ、
著者がロシア人の旦那と一緒にロシアに1年間滞在し、
そこで生活してどのような経験をしたかというエピソードを交えて
ロシアの主な料理をマンガで面白く説明するというマンガなので、
ロシア軍を極める活動の一環でロシア料理にハマりたい人(居るのか?)は是非とも買うべし。
http://hentaigotyou.miyachan.cc/e506931.html
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エアソフトガン
Fri, 25 Dec 2020 23:00:43 +0900
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中華安物電動ガンは道具としては悪くない
ツイッターを見ていると「中国製電動ガン使っているやつは売国奴!」とか、
「あんな不良品でよくサバゲー出来るな!」みたいな戯言を見かけるんですが、
そういうツイートしちゃう人って中国がアレだけ勢い付いている今の御時世、
中国製品を使わずに人生過ごすことはほぼほぼ不可能だってこと解ってんのかねぇ?
それに、エアガンに関して言えば魅力的な商品を展開しているメーカーは
どちらかと言うと中国のメーカーが多数を占めているんですよね。
中国人は厚かましさや傲慢さがある反面、冒険心とか探究心もあるみたいだから、
こんなの誰得なんだよな色んなエアガンを販売してみたり、
ソレを色んな国で売って金稼ごうみたいな行動力に繋がるんでしょうね。
さて、現在我輩がサバゲーの沼に沈めようととしている後輩のイチロク、
名前からするとアーマーライトを買わせるべきだったんでしょうが、
我輩はねぇ、アーマーライトはキャリハン付きじゃねぇと好きじゃないんだよ!
M4ライフルも欲しい?オゥ考えといてやるよ(買わせるとは言ってない)。
そんな我輩が後輩に買わせるてっぽーはAKだよ!木製ストックのAK!
というわけで本来ならばLCTの高級品を買わせたいところではありましたが、
彼はサバゲーにそれ程銭をつぎ込めない家庭の理由があるということで、
内部の手入れの必要はあるけど比較的安価で購入可能である
中華CYMA製AKS74Uを買わせることにしました。
我輩の初めてのサバゲーの武器、
それはAK47で我輩は20歳でした。
ソレはとても頑丈で信頼性が高く、
こんな素晴らしい武器を使っている我輩は
きっと特別な存在なのだと感じました。
今では我輩の武器がAK74。
後輩に買わせるのは勿論AK74。
なぜなら彼も特別な存在だからです。
余談ですが日本では一般的にAKS74Uを「クリンコフ」と呼びますが、
コレは開発者の名前ではなくロシア語で「短いもの」を指す言葉らしい(詳しくは不明)ので、
我輩的にはあまりそういう適当な名称で呼びたくはないんですねぇ。
尚、「お前のち★ちん、クリンコフなんだろ?」と言うツッコミは真摯に受け止めます。
CYMAのAKS74Uはマルイ旧世代AKと構成が同じの「CM035」と
LCTやE&Lに構成が似た「CM045」という2つのモデルが有り、
我輩が気になっていたのはマルイ準拠のCM035だったのでそっちを買わせました。
(ハンドガードが木製のモデルはCM035Aという)
お値段はフォースターで0.4パットン程度。
マ●ガ倉庫でマルイ製中古銃買うよりも安いのに、ハンドガードは木製です。
全体的パーツ構成は見慣れたもので構成されているし、
我輩自身も過去にAKS74Uは3丁ほど弄ったんで正直な話、新鮮さは皆無ですね。
ただ、コレぐらいのサブマシンガンぐらいなサイズの電動ガンは
初心者に買わせるには丁度良く扱いやすいサイズなんです。
長い武器って正直な話、どんな戦場でも使いにくいですからね。
実銃ではライフル弾を撃ち出す短い鉄砲は反動が強くて撃ちにくいらしいですが、
電動ガンなら反動がないので短さが優位性を確保します。
まあコイツを始めに買わせて戦場での戦いに慣れされた上で、
もう少し長いほうが好みだというのならフルサイズAKを買わせればいいし、
コレぐらいが丁度良いというのであればこの系列を買い足すようにすればよろしいかと。
いやしかし、正直な話、パッと見はよく出来てんなと思ったんですが、
つぶさに見ていくと結構突っ込みどころあるなコレ。
CYMAのAK74系列のハイダーは外側に22mmのインナーにかぶさり、
インナーを外すと14mm逆ネジ山が出てくるので、
このハイダーをマルイ次世代AK74に流用することが可能ですし、
インナー外して14mm逆ネジの全く違うハイダーを取り付けることも出来ます。
フロントサイトが前方に傾いているような気がするのは
少し削って調整すればどうにかなりそうなんですが、
ハンドガードが合板じゃないのはAK原理主義者的に認められません。
しかも結構柔らかそうな木材、だから安いのね。
とにかく、AKのハンドガードと女の子のパンツはしましまじゃねぇと萌えねぇんだよ。
合板ならではのハンドガード下部の縞々がAKらしさを醸し出すんですよ。
CYMAのラインナップにはフレームが樹脂製の
スポーツラインとかいうのも存在しておりますが、
このモデルはフレームは金属製(多分材質はアルミ)です。
スポーツラインのAK74とこのAKS74Uは同じぐらいの値段なので、
耐久性を求めるならAKS74Uを買うほうが得策です。
フレーム周りはそれ程不自然でもないですからね。
トリガーガードはクロスネジで止められているので、
見た目は残念ですが社外品のAKマグウェルも取付可能です。
セレクターの止めネジがマルイAK47みたいなカバーが被ったやつなのも残念。
AKM、AK74系列はこ↑こ↓の形状が平べったいネジなんだよなぁ。
折りたたみストックの出来はマルイAKS74と大差ない感じです。
色が剥げやすいのはCYMAもマルイも変わらないですからね。
新品時はガッチリしておりますが、多分使っているうちにガタガタになる?
でも根本のロック部分のパーツはマルイより丈夫かも知れない?
マルイAKS74よりCYMA製AKS74がよろしい部分は
サイドマウントベースが取り付けられていること。
マルイは純正マウントベースのレールがリアサイトに当たるので、
マウントレールを断念せざるを得なかったようですが、
CYMAの別売りマウントベースはレールをひっくり返してつければ
リアサイトと干渉しないので大丈夫なのです。
バッテリーは細いタイプなら大概のものはデッキカバー内に収まります。
少し短め&太めのリポでもどうにかならんことはないです。
因みに、チャンバーはマガジンリップに優しい樹脂製です。
ただ、チャージングハンドルはフルストロークで引けませんがね。
あ、写真を撮り忘れておりましたが純正マガジンは茶色の500連多弾マガジンです。
出来はLCTのと大差ない(予備で購入したのがLCTのやつだった)んで
ひょっとしてAK74のマガジンってパッケージだけ別で中身は同じ製品?
最近の中華電動ガンの中身は大分出来は良くなりましたが、
グリスは相変わらず青いネバッとした変なのを使っているし、
シムやスプリングも適当なのが入っているので、
CYMAのAKS74Uも内部改めのために分解します。
フロント周りがマルイ旧世代AK47のように4本のネジで固定されているだけなので、
ネジを外してフロントをそのまま前に引き出せばメカボックスへのアクセスは容易です。
マルイ旧世代AK47みたいにメカボの上に余計なインナーもないので、
なんの気遣いもなく前回りを外すことが可能です。
という事はスポーツラインのAK74(マルイ旧世代AK47と構成が一緒)の
前回りだけ持っていれば気分に合わせてフルサイズとショートを楽しめる!?
或いは前回りをβスペツナズのものと交換ということも可能です。誰もやらんだろうけどw
チャンバーの固定方法はマルイ旧世代AK47と同じなので、
ネジを外してパッキンのゴムを交換してもよろしいでしょう。
まあ我輩は素の性能を確認したいんで敢えてそのままにしておきましたがねw
その後、デッキロックから伸びているチャージングハンドルを外してしまいましょう。
分解が容易であるという点に置いてもCYMA製AKS74Uはおすすめの一品です。
分解がややこしい電動ガンの修理を依頼された日にゃあ
かかった時間と手間を考慮して2000円ぐらい整備料を頂きたくなりますが、
コイツならそれ程面倒でもないんで500円ぐらいで「オゥ、やってやるよ」。
まあ今回は特別にタダでやっておりますがね。
最近はコスパ厨が多くなって電動ガンだけでなくクルマとかでも
「部品交換しない内部調整だけでなんでそんなに金取られるんだ」
「部品入れ替えるだけの作業にカネがかかるのはおかしい」
という戯言をほざく世間知らずで馬鹿なキッズが増えてきました。
エアガンのパーツなんかはそのまま交換したからと言って性能が上がるとは限らないので、
他の部品を調整、交換するとかの作業が発生するのが普通なのです。
それに銃の分解、メカボックス開け締めするだけでもそれなりに時間はかかります。
だから人に改造や調整を頼むということはその人の時間を奪うのと同じことなんです。
だからこそその時間がかかった分、費用が発生するのは当たり前なのです。
どーしてもカネ払いたくないなら自分でメカボぐらい弄れるようになりなさい。
ま、何も出来ないやつに限って文句ばかり言うんですがね。
まあそんな苦言は置いといて、あとは他社メーカーのAKのように、
セレクター止めネジの上の蓋を外し、ネジを緩めてセレクターを外し、
グリップ底のネジを緩めてグリップを抜き、メカボックスを上に持ち上げれば、
メカボックスが完全に外に出て手術をすることが出来ます。
セレクタープレートを外してセレクターのギアをすべて外し、
モーターを固定するネジを外してしまい、トリガー後部のカバーを外し、
メカボ上部の固定プレートを外せばあとはメカボのネジを緩めるだけ。
案の定というか、期待通りというか、グリスは最近のCYMAお約束の青グリス。
この青グリスも過去の緑グリス同様、粘性が高く電動ガン向きではないと思われるので、
ブレーキパーツクリーナーで洗浄してマルイのグリスを塗り直します。
シムはそれほど酷くなかったのですが、スパーとベベルギアがガタついていたので1枚増やして調整。
スイッチ周りは過去の製品と比べると大分綺麗ですね。
ピストンはOリングがガバガバだったのでマルイ純正と交換。
スプリングはとりあえずそのままブチ込んでみましたがパワーは規制値内。
最近のCYMA製品は大体どれも日本の法規制に沿ったスプリングが入っているようです。
シリンダー、ノズル、シリンダーヘッド、タペットプレート、スプリングガイドに
特に酷い箇所は見られなかったのでタペットプレートだけ少しサンドペーパーで均して使用。
ギアも特に悪い点は見られなかったのでそのまま使用。
過去にAKM、AIMS、RPK74、SVD、SVU、AK74MとCYMA製品を扱ってきましたが、
メカボックス内はそれ程酷いパーツに当たったことはなかった・・・かな?
多分ココ数年のCYMAの電動ガンは中身入れ替えなくても案外使えます。
でも中華電動ガンの大半に言えることなんですが、
モーターは強いバネを引けるようにトルク型のもっさり回転なので、
マルイの電動ガン並みの連射速度(秒間14~16発)を求めるとなると、
モーターだけはEG1000を別途準備して交換したほうがよろしいでしょうね。
CYMA製AKS74Uのいいところもう一つ。
ハンドガードの取り付けは他社製品と同様、レバーによる固定。
だからまあ多少はね、すり合わせが必要かもしれませんが、
LCTのハンドガードを取り寄せて組み込むことも出来ます。
マルイは実銃パーツ組み込み防止のために敢えて独特の構成にしているそうですが、
ソレが仇となって最近の機種はどれも分解がややこしくなっているようですし、
リアルさを求めると限界を感じる部分が多々見られる気がします。
中華電動みたいなユーザーに優しい設計をもう少し見習ってほしいですね。
中身の調整だけでG&G0.2g弾で初速平均80m/s強ぐらい。
という事はピストンスカスカだったからノーマルはもう少しパワー低いのか?
SHSのM90スプリングに入れ替えれば初速90近くにはなると思いますが、
我輩的に電動ガンのパワーなんて80ちょいあれば充分です。
なお、連射速度は秒間12発程度なので火力的には物足りませんね。
命中精度はオリジナルパッキンのせいか、それともバレルがいかんのか結構散るようです。
イチロク本人はコレが初の電動ガンといううことでブツには満足している模様。
コレで彼は今のところかなり戦果を上げてはいるんで、
そこそこの性能が出ていれば電動ガンなんて
バカみたく性能を突き詰めなくてもいいのかなって思いました。
電動ガンをサバイバルゲーム用の弾を撃ち出す道具と考えれば
外観のリアルさとか質感の良さなんてのはそれ程重要でもないのですが、
今後サバゲーの世界にのめり込むと武器としての性能を突き詰める方向に進むか、
それとも外観への拘り&満足感を求める方向に進むはずです。
その時にこの武器に対してどう考えるか、ソレは自身が決めること。
そうなるとCYMAのAKS74Uはかなり物足りない一品だとは思うのですが、
LCTやE&Lといった上位互換品が品薄である事実を考慮すると
現時点でかなり入手しやすい(しかも安い)AKS74Uであり、
メカボックスの改造も容易であるのでまあ悪くはない選択肢ではあると思います。
追記:イチロクは最近、このAKS74Uが夜戦向きではない事に気がついた模様。
レールハンドガードのAKにしとけばよかったかと只今絶賛後悔中。
http://hentaigotyou.miyachan.cc/e564281.html
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エアソフトガン
Sat, 23 May 2020 23:09:00 +0900
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サバゲー界隈では電子トリガーが流行中?
我輩、台湾という国は素晴らしいと常日頃思っております。
東日本大震災発生後も躊躇なく義援金を沢山贈り、救助隊員も派遣してくれました。
今回のコロナウィルスの対応も迅速で、感染者をむやみに出すこともなく収めております。
そして何より、台湾製の電動ガンは分解しなくても使える!
我輩が一番最初に買った海外製の電動ガンは
台湾のICS製AK74Mだったんですがコレはなかなかいいブツでした。
後発の高級製品には劣るもののしっかりと作られた外観、
バレルやチャンバーパッキンを変えなくても充分な精度、
メカボックス内部はマルイと大差なく、変なグリスも使ってない!
そして一番嬉しいのはデフォルトで多弾数マガジン2本付き!
青森転勤前に後輩のエロ小僧のβスペツナズ&AKS47と交換してしまったので、
現在では手元にございませんが出物がアレばまた欲しいかもしれん。
まあその後もICS製品なら問題なかろうとM3グリースガンを仕入れましたが、
コレも外観は素晴らしい出来栄えで作りもしっかりしており
内部修正に必要なしに充分使える素晴らしい電動ガンでした。
最近の台湾製電動ガンは正規品なら大抵、日本仕様にして生産されているので、
箱出しでも文句なしに充分使える優秀なサバゲーツールです。
ところで我輩は基本、人の銃を見ながら「いいなぁ、コレ」と言いはするのですが、
心の底からいいと思った事はそうそうありません。
マジでコレ欲しいと思ったのはLCTの木製ストック付きAKぐらいでしょうかね。
でもね、ある日の夜戦の時にコマさんが台湾のG&G製AKを持ってきており、
ソレが思いの外ツボにはまるブツだったので、久しぶりに心の底から「いいなぁ、コレ」と思いました。
タクティコウなAKカスタムが欲しいと思っていた矢先、
外観もソソるものがあるし、クオリティもかなり高い。
何より台湾製電動ガンならメカボバラさなくても使える!
我輩その日からヤフオクで使わない武器やコレクションを売り払い、
(父上の遺品を持ち帰ったものが思いの外いい値で売れたので、天国の父上に感謝!)
ヤフオクでG&G製AKが出るのを常にウォッチしておりました。
え?ケチって中古なんか買わずに新品買えよって?
ムリムリ、我輩の小遣いじゃあ一般流通価格1パットン近い電動ガンなんか夢のまた夢。
そしたらある日、G&G製AKが新品よりも1万円安ぐらいで出品されていたので、
「誰も入札しませんよーに!」と願いながら30分前に入札ぶっこんだら0.7パットンですんなり落札。
でもその2週間後、同じ仕様のブツが0.6パットンで落札されてて少し涙目。
G&G製AKは「AK」という名称では販売されておらず、
「RK」という独特の名称をつけて販売しております。
なのでコイツの名称は「G&G RK74E」です。
G&G製RK74は3種のバリエーションが有り、
1つはフルサイズAK74と同サイズのRK74T、
今回レビューを上げるAK104orAK105のような銃身サイズのRK74E
そしてAKS74UぐらいのサイズのRK74 CQBがあります。
(厳密に言うとRK74 CQBはβスペツナズと同サイズ)
我輩がこいつを選んだ理由はコレしかヤフオクに流れていなかったわけでなく、
フルサイズはマルイの次世代があるし、CQBは短すぎて好みでなかったから。
RK74Tはフルサイズで長いですが、ストックが折りたたみ式になっているのが特徴。
RK74 CQBは極限まで短くしたサバゲー特化型のサイズが特徴です。
となるとコイツが一番中途半端なポジション?
いやいや、コレこそが理想のサイズなんですよ(我輩的には)。
G&G製RK74Eの最大の特徴は「AKメカニズムのオリジナル電動ガン」であること。
LCTやE&LにあるAK74またはAK105を母体にハンドガードやストックを
タクティコゥなものに交換したAKのカスタムモデルではなく、
AKを母体としながらAKらしさを拭い去ってしまった銃というべきでしょう。
我輩はそのAKらしくないのにAKであることをひっそりと主張している
その慎ましい佇まいが気に入ってコイツに物欲を突き動かされたのです。
全長は810mm(ストックを縮めた状態)なので、
M4A1の803mm(ストックを縮めた状態)と大差ありません。
重量は3kg弱なので、コレもマルイ次世代M4A1と同じぐらいです。
外観の最大の特徴はKEYMODというレールシステムを組み込んでいる事。
従来のレールシステムと違い、MLOK同様個人の必要に応じたポジションに、
レールを付けてアイテムを搭載したり、専用のアイテムを装着できるのが特徴です。
KEYMODハンドガードの利点はレールが付いていない分、軽く仕上がる事でしょう。
ハイダーはAK105独特のラッパ付きのアレではなく、
NOVESKE KFH風の太いハイダーが付いております。
ハイダーは下からイモネジで固定されており、
14mm逆ネジで取り付けられているので交換することも可能です。
ええ、勿論交換しますよAKのハイダーにね!
ち★こみたいな穴が特徴的なKEYMODハンドガード。
コレが素晴らしいぐらいにスマートで実に握りやすいのです。
でもハンドガード下部のフレーム寄りにレールが付いているんで、
ココに短いフォアグリップを取り付けます。
なお、写真では見えにくいのですが、
下部ハンドガード内にはダミークリーニングロッドも付いているのですが
これが下部ハンドガードにアクセサリーを付ける際、物凄く邪魔なので撤去。
ハイダーを外し、そのまま強引に持ち上げて引っ張れば外せます。
フロントサイトはAK105っぽいのが付いておりますが、
ガスチューブ部分はオリジナル設計になっており、妙なダイヤルが付いています。
このダイヤル部分を緩めると上部ハンドガードが外れます。
リアサイトブロックにあるリリーズレバーだけ動かしても開きません。
マルイ次世代AKのようにバッテリーは上部ハンドガード内に収めます。
入るサイズはM4のストックに入るぐらいのやつ。
長さ10cm、厚み1.5cmぐらいのものを上部に収めるか、
セパレートタイプのバッテリーを下部に収めることが出来ます。
下部ハンドガードの内側には妙な樹脂製スペーサー(写真下)が入っておりますが、
コレの有無が性能に差をつけるわけでもないので外してしまって結構です。
AKのリアサイトといえばタンジェントサイトですが、
AKであることを払拭したいのか、それとも光学照準器をつけるのが前提なのか、
レシーバーカバーと一体化した簡易リアサイトが付属しております。
使えない事はないですが、使い易くはないですね。
フレームだけはどうにも出来なかったのか、AKそのままですが、
チャージングハンドルはマグプルAKっぽい形状で左右にレバーがあるものです。
レシーバーカバーはリアサイトベースにヒンジで固定、トップレール付き。
マガジンキャッチはガリルみたいな形状で人差し指を伸ばして操作可能、
トリガーガードはワイドタイプで暑い手袋しても使いやすい、
グリップが妙に角ばっているけどそこそこ握りやすい形状と全てオリジナルです。
セレクターはタクティコゥAKお約束のチャージングハンドル引っかける
&人差し指で操作する部分が追加されたものですが、
オリジナルと比べると幅広でコレジャナイ感があります。
レシーバーカバーを開けると内側には細長いリポバッテリーを収めるぐらいの
スペースがあるので配線を引き直してコチラ側にバッテリーを入れる改修もありでしょう。
本来我輩はそうするつもりだったんですが、
太めの光学照準器を乗せるとレシーバーカバーが意外と重くなってしまい
開け閉めした時に下手すると破損の恐れがあると思ったので止めました。
ストックはマグプルのCTRストックを模したものが付いております。
ストックの長さは6段階調整可能です。
内側を握ってレバーをリリースしてスライド、外側を握って固定するこのストックは、
オーソドックスな形状で使いやすく構えやすく、
我輩は結構気にいったのでそのまま使用します。
ところでさぁ、このストック後ろ上部の穴ぽこは、
QDスイベル付ける穴ってのはわかったんだけどさぁ、
下部のボタンを押したらストックの中がにゅーんってなるのは誰得なのかね?
とりあえずCR123電池が入りそうだったんで突っ込んでみましたが、
M1ガーランドのストック内部にメントスを入れたまま8年以上放置した我輩、
ココになにか入れていると間違いなく忘却の彼方になってしまいそうです。
スリングスイベルは何も考えずに取ってつけたような形状。
フックタイプのスリングならどれでも使えるんで、
最近流行りのタクティコウなスリングをつけるなら特に不具合はないでしょうが
我輩的にはもう少しワイドなスリングスイベルに交換したい。
でもこのリング部分、交換するには加工が必要みたいです。
フレーム左側に近代化AKお約束のサイドマウントは付いていませんが、
サイドマウントを付ける穴にねじ山はあるので、
マルイ次世代以外のAK用マウントレールは取り付けられるかもしれません。
(マルイ次世代用のサイドレールは穴の位置が違って付けられなかった)
我輩的には反対側のチャージングハンドルが邪魔なので
ぶった切ってやりたいんですが結構硬そうな素材なのでサンダーがないと無理そう。
レシーバーカバーにチャージングハンドルが動く分のスリットがあり、
そこからメカボックスがチラ見えするのは嬉しくないですね。
シースルーで星マークが入ってファンキーな外装の
付属のマガジンは115発と中途半端な装弾数。
内側から弾丸の意匠のシールを貼り付けてそれっぽくっできるというおまけ付き。
でもこのマガジン、油断するとマガジンフォロアーが折れそうですね。
なお、別売りで430連のマガジンもあるようです。
ま、手元にあるAK74用マガジンはLCT、CYMA、ICS、どれでも使用可能だったので、
AK原理主義者の我輩としてはコチラを使用していくことにします。
G&G製RK74Eって恐らく、AKは好みじゃないけど、
M4には飽きたというプレイヤーをターゲットにしているから、
各部のAKらしさを払拭したデザインになっているんですよね。
しかしAK原理主義者(穏健派)の我輩としましてはコイツをAKらしく戻してやりたい!
というわけでハイダーはスカルガンナー氏から頂いたAK105ハイダーに交換、
夜戦でライトを付けられるように下部のみレール取り付け、
左側にQDスイベル追加、G&Pのタンゴダウンタイプフォアグリップを取り付け、
フレームにはガーナ氏から頂いたLCTマグウェル取り付け、
グリップはスカルガンナー氏が余らせていたLCT AK74用のグリップに交換、
(実はこれの方がノーマルのグリップより細身で握りやすい)
光学照準器は鹿児島のマンガ倉庫で0.1パットン以下で購入したACOGレプリカ。
コレでパッと見はAK105のカスタムっぽくなったんで我輩的には満足です。
我輩みたいにAKらしく戻すとか考えないのなら
元がカスタムメイドなので自我カスタムの幅が少なさそうなのが難ですね。
ハンドガードが完全独自設計なので、
他社製のハンドガードをつけるのも難しいみたいです。
分解に関しては申し訳ありませんが今回は実施しておりません。
だって何でG&GのRK74E買ったのかって、分解したくなかったからですよ(断言)!
ところで、我輩がG&G製RK74Eを手に入れたかったもう一つの理由を
説明するのを忘れておりましたが多分大半は知っている事項でしょう。
ココ数年に販売されたG&Gの電動ガンはETUという電子トリガーと
MOSFETを搭載してキレの良いトリガープルがウリだというので、
ARES製VZ58Sで電子トリガーの良さに開眼した我輩としては見逃せなかったのです。
そしてもう一つ、G&G製RK74にはバーストモードも付属しております。
セミオートで1発射撃したらそのままトリガーを引いたまま10秒待てば
フルオートに切り替えると3点バーストでの射撃が可能になるのです。
セミオート限定のフィールドやゲームでも、3点バーストはおkという場合もあるので、
1発でも多く撃ちたい我輩的にはこの機能はすごく魅力的でしたね。
実際、ゲームで使ってみてRK74の電子トリガーがどれぐらい気持ちいいかと問われると、
期待ほどではないと言うか、意外と電子感に乏しいというのが正直な感想。
まあ電気的レスポンスのよさはまあ多少はね感じられますが、
トリガーのキレが感動的かと問われるとそれ程でもない。
多分トリガースプリングナニソレ?な軽トリガーのARES製VZ58と違い、
RK74Eはトリガーのスプリングがある程度効いているから、
トリガーを引く力が少しかかるということでそう感じたのでしょう。
ARESの電子トリガーはまきのうどん、G&Gのは宮崎のうどん、
そして一般的なAKのトリガーは讃岐うどん、例えるならそういう感じ?
これもうわかんねぇな。
コマさんは「モーターを少し回転が高いのに交換するといいかも」と言いましたが、
モーターの回転自体は比較的シャープでスムーズですし、
連射速度は秒間15発は出ているので我輩的には然程問題なしと思います。
命中精度も30mで2リットルペットボトルにバンバン当てられるし、
初速も平均85m/sぐらい出ているので必要にして充分満足の性能です。
クオリティは高いけどオリジナルデザインなのでリアルさは首を傾げるものがあるし、
お値段もリーズナブルとは言い難いから初心者向けとも言い難い、
そんなG&G製RK74を欲する層というのがイマイチ理解できない我輩ですが、
1つの電動ガンとして見た場合、コレは優れた逸品であると言い切れます。
http://hentaigotyou.miyachan.cc/e564295.html
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エアソフトガン
Tue, 19 May 2020 21:20:00 +0900
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アローダイナミックMP18を分解
全世界を巻き込んだ形になった人類史上初の戦争と言われ、
近代の戦争から現代の戦争への転機となったと言われる第一次世界大戦。
一般的には史上初の総力戦(民間人をも巻き込んだという意味)であるとか、
戦車や航空機などが初めて投入された戦争という認識でありますが、
銃器マニアの我輩的には手持ちの機関銃が活躍した戦争である点が見逃せません。
過去の戦争では機関銃といえば台車に載せられたものや
三脚に載せた据え付け型のものしか無かったのでありますが、
(マキシム機関銃とかホチキス機関銃とかね)
第一次世界大戦ではルイス機関銃、ショーシャ機関銃、BAR M1918というような
歩兵が手で担いで運べる機関銃が主流化していった時代でもありました。
とは言っても未だ歩兵の主力武器はボルトアクションの小銃だったのですが、
機関銃の発展によって当時の陣地に多く作られた
塹壕という狭い溝のような場所での戦闘において、
弾が無くなったら着剣して突撃するが為に槍のような長さをもつ小銃は明らかに厳しい。
そもそも着剣突撃って発想は機関銃が無かった頃の発想ですからね。
そこで当時のドイツが「狭い所で使うなら拳銃弾でフルオート出来ればイイんじゃね?」と
塹壕で戦うことを考慮して開発したのがサブマシンガンなのです。
そしてその先駆けとなった銃がこのベルグマンMP18です。
このMP18はZB26やベレッタM1938やBAR M1918といった
クラシックな銃をラインナップに持つアローダイナミックの製品です。
当時のドイツはこのMP18を戦場に投入することによって
目論見通りに塹壕での戦いで多大な戦果を上げたそうなのですが、
MP18が戦場デビューしたのは第一次世界大戦終了1年前だったので、
結局自国の勝利に結びつくほどの効果を上げることは出来ませんでしたとさ。
ドイツって目の付け所はイイんだろうけど、実用化に至るのが遅くて残念なものがあります。
第二次世界大戦末期にデビューしたアサルトライフルの先駆け、
STG44も終戦前だったんでそれ程活躍せずに終わっちゃったし。
そこらへん、1年戦争末期にゲルググというガンダムに匹敵するMSがあったものの、
戦局を大きく変えること無く負けてしまったジオン軍に似ているところがありますね。
我輩が何故にコイツを仕入れてしまったのかといいますと、
三八式とセットになるフルオートが撃てる武器って無いかなと思ったらコレがあった。
MP18は少量が日本にも輸入されて海軍陸戦隊が使用していたそうですからね。
但し、コイツを仕入れはしたものの海軍陸戦隊の服が何処にも売っていない。
サブマシンガンとは言いますがまだ曲銃床の1m以上のライフルが主流だった時代の銃、
ストックはライフルのものを少し短くした程度、本体部分も直径40mmの筒みたいでかなりゴツい。
長さ的にはAK47とかM4と大差ありませんですし、重量も殆ど同じぐらいです。
曲銃床のライフルグリップはピストルグリップに慣れた現代人には使いにくいでしょうが、
普段からPPSh41とかBAR M1918を使っている我輩には特に支障なし。むしろ大好物。
いやしかし、こういう木製ストックの銃ってのはいいもんですなぁ。
夜戦ではレール付きの銃がライトが付けられるから便利ですが、
普通のゲームはこういう雰囲気重視の武器を愛でながら戦うのが好み。
とりあえずいつものように先端から少しずつ舐め回すように見ていきましょう。
マズルフェイスは他に類を見ない独特な形状。まるでA-10みたい。
当然ですが弾が出るのは真ん中の穴です。銃身は回転しません。
マズルの上にある小さい2つの穴はフロントサイトを固定するイモネジの入る穴です。
バレルジャケットは当時の機関銃や機関砲みたいな形状です。
多分射撃によって加熱したバレルを放熱させることを考えてこうなっているのでしょう(適当)。
フロントのスリングスイベルは大分前に付いているんですが
実銃の写真を見たらもう少し後ろなんだよなぁコレ。
バレルジャケットの次にあるのは排莢口、カタカナでエジェクションポート。
チャージングハンドルを引くと奥にホップ調整ダイヤルが出てきます。
ダイヤルが少し奥まっているので調整は少しやり辛いかな?
機関部周りは実にシンプルなのは弾が出るだけの武器だからですかね?
チャージングハンドルの出っ張りが長スギィ!(AKの1.5倍ぐらいの長さ)
そしてチャージングハンドルの溝の後ろは引っ掛けられるような形状ですが、
ココにチャージングハンドルを引っ掛けることは出来ませんのであしからず。
(実銃ではココにハンドルを引っ掛けてセーフ状態にする)
余談ですがこの手のライフルとかによく見られるストックの溝は
この溝の下に手を添えて、指をかけるボジションなんですね。
三八式や九九式、モシンナガンにはありますがKar98k、M1ガーランドには無い。
チャージングハンドルの下にあるレバーはセイフティ(前が安全、後ろが発射)で、
反対側にあるレバーがセミ・フルの切り替えです。
セイフティの操作はチャージングハンドルが邪魔で結構難しいですが、
セレクターの操作は銃を構えた左手で操作可能です。
でも実銃のMP18にはセレクターもセイフティも付いていないんだな。
(実銃のMP18はフルオートオンリー)
でも目立たないところにあるので、気にしなければ問題なし。
リアサイトはシンプルなVノッチで、AKに慣れた我輩はコレでもいいんですが、
ピープサイトに慣れた人はサイティングし難いんじゃないでしょうか?
尚、このリアサイト稼働するんですがどっちに倒しても特に変わりなし。
レシーバーの一番後ろの出っ張りは実銃では分解用のラッチらしいですが、
残念なことにアローダイナミックのMP18ではダミーとなっております。
ストックの塗り具合はまあ悪くはないんですが、
ややムラが見られるところが好きじゃないので暇を見つけて全部剥がし、
ワトコオイルで塗り直そうと目論んでおります。
バットプレートは工具なしでも開けられる親切設計。
上の部分を持ち上げて90°回転させればバッテリーが入れられます。
リポの2200mAh(ミニバッテリーサイズ)なら余裕で入るサイズです。
そしてヒューズは自動車用の平型ヒューズ。
ただ、バットプレートの支点になる部分のネジは緩みやすいので、
時々締めるか、ネジロックを塗ったほうがいいでしょう。
本来ならマガジンぶっ刺す部分の上に「MP18」って刻印があるはずなんですが、何もなし。
刻印がない銃ってユニクロのパンツみたいで色気がなくて駄目だなぁ。
MP18の最大の特徴は「横にマガジンをぶっ刺す」事でしょう。
尚、マグウェルの根元にあるデカいネジのようなブツがマガジンキャッチです。
操作性に関しましては正直な話、使い難い。
伏せ撃ちに有利な形状ではありますが、CQBでは壁にガンガン当たりそう。
マガジンは横に刺すので多弾マガジンが使えません。
なので専用マガジンは180連のバネ式マガジンです。
給弾は思ったよりスムーズで、概ね弾を撃ち切ることができます。
AGMのMP40用マガジンが使えるかなと思ったんですが、
マガジンキャッチの位置や給弾口が違うみたいで使えない模様。
何でMP18はマガジンを横にぶっ刺すのか、
一般的には「伏せ撃ちしやすいように」と思われているようですが、
実際のところは別の理由があったようです。
元々MP18は当時のドイツ軍が使用していた拳銃、
ルガーP08のスネイルマガジン(ドラムマガジンみたいなやつ)を
流用する事で弾数を稼ぐというコンセプトで作られました。
早く戦場に投入したいという焦りと既存のものを使えば早く仕上がるんじゃねって
思考がミックスした結果のもと、MP18は世に送り出されたのです。
こんなゴッツいマガジンが銃の下に刺さっていると邪魔で仕方がないので、
横にマガジンが刺さる形状になったのだと思われます。
(まあ横に刺さっていてもすっげぇ邪魔っぽい、はっきりわかんだね)
んじゃあアローダイナミック製のMP18は何で箱マガジンなんだよって思うでしょ?
実はこのMP18は戦後の改良型なんですね。
ルガーのスネイルマガジンはかさばる上に弾の装填に時間がかかるということで
持ち運びが容易で扱いやすい箱型マガジンに換えたそうなんです。
そして更にMP18の改修型でセミ・フル切り替えがトリガーガードの上についた
MP28という見た目は全く一緒なやつが大戦終了後に出てきたんですね。
写真のブツは実銃のMP28です。なんか少し違うでしょ?
んじゃあアローダイナミック製MP18は本当はMP28なんじゃねぇのかと
思いっきりツッコんでやりたいところなんですが、
MP28はチャージングハンドルの形状も変わり、
リアサイトがAKみたいなタンジェントサイトになり、
尚且ベルグマンじゃなくてハーネルという会社が作るようになったんで
ワーゲンタイプ1とカルマンギアぐらいの違いがあるんですね。
まあそんなわけでMP18、全体的に見るとかなり使いにくい銃です。
M4に飽きた(そんな奴居るのか?)とかゲームに出ていたから(コレが出るゲームってあるのか?)
みたいな軽い気持ちで買ったら確実に嫌になる電動ガンに位置するでしょう。
でも世界初のサブマシンガンなんだから、まあ多少はね。
まあそんな我輩も軽い気持ちで仕入れたアローダイナミック製MP18ですが、
中国製の電動ガンなので箱出しで使うのはどうも躊躇われるのです。
我輩が中華電動ガンを買うようになって10年ぐらい経ち、
中国製品も国産に近い品質を持つものも大分増えてはきましたが、
やっぱり中身を開けてみるとグリスが青かったり、シムがボロかったり、
スプリングがなんじゃこりゃだったりとトンデモ仕様なわけなんですよ。
というわけでアローダイナミック製ベルグマンMP18も例に漏れず、
一通り舐め回すように眺めて写真を撮った後は1発も撃たずに分解します。
しかし何ですな、スマートフォンの普及によって、
今までパソコンを持っていなかった層でも情報を気軽に発信できるはずなのに、
何故かネット界隈は昔より有益な情報が少なくなっている気がするのは我輩だけ?
アローダイナミック製MP18の分解方法も何処にも載っていなかったので、
手探りで銃を隅々まで眺め、今までの教訓を元に分解したところ、
コレがかなり電動ガンの中ではシンプルな構成になっており、
今までバラした電動ガンの中では相当ハードルが低いんじゃないかと思いました。
但し、MP18を買うという行為がかなりハードル高めな気がせんでもないですがw
まずは機関部とストックを分離しなければと考えたので、
ストックと機関部を固定している後ろのスクリューを緩めます。
このスクリューがマイナスネジで見た目にはいいんですが、
やはり中華製品、ネジのクオリティは相変わらず低く、
油断するとネジの頭が舐めて削れてしまいます。
でもねぇ、マイナスネジってホムセンに気軽に売っていないんだよなぁ。
そろそろ我輩もピーマン職人のようにモノタロウを活用せねばと考えております。
後ろのネジを緩めればココからヒンジで折れ曲がるんじゃなかろうかと思いましたが、
全くその気配がなかったのでこの部分のデカいネジも緩めてしまいます。
トリガーガードとその前方にあるデカいネジ合計3本を緩めてみましたが、
トリガーガード後ろ側のネジは緩めなくても分解には支障はなかったようです。
というわけで下部の前2本のネジを外すということにします。
その後アウターバレルとフレームを前に抜くと
チャージングハンドルとリターンスプリングとスプリングガイドが
びよ~んと勢いよく外れて少し面食らってしまいますが、
コレでインナーバレルとバレル&フレームが外れます。
結局、バレル&フレームをストックから分離するのに、
ストック下部のネジを緩める必要はなかったのですが
この後メカボックスを分離するために結局は外さなければいけません。
でもメカボックスを外す前にストック内のコネクタを引き抜きます。
コレをしないとストックのクビレ部分でヒューズが引っかかってしまいます。
ヒューズレスに改造してしまえばこの手順は必要なくなるのでしょうが、
ヒューズレスってパンツ履かないで外に出るのと同じぐらい不安。
3つ前の手順でストックとメカボックスの結合は解かれているので、
後はそのままメカボックスを持ち上げてしまえば取り出せますが、
配線が引っかからないように気をつけるのは言うまでもないでしょう。
MP18はマガジンを横から刺すようになっているので
チャンバーは当然どの電動ガンとも互換性はないでしょう。
つまりココがぶっ壊れるとア ウ ト。
チャンバーパッキンは少し固めだったので、マルイ製と交換。
でもねコレ、ホップの出っ張りが最強にしても適正ホップぐらいなんですね。
なのでホップアームに収縮チューブを被せて少しだけ嵩上げしたんですが、
それでも適正ホップにするには調整を2/3ぐらい回さないとダメみたいですね・・・
径が一回り太い押しゴムみたいなのがあれば問題は解決するのかな?
図体の割にバレルは20cmぐらいと結構短いです。
ホップ窓が少し汚かったんでコレ同じぐらいじゃねって思いながら
マルイβスペツナズのバレルを入れてみたら何ということでしょう、
インナーバレルが1cmぐらい外にはみだし刑事情熱系。
結局、バレルはそのまま使う事に。
メカボックスは多分というか確実に独自設計。
でもよく見ると、ひょっとしたらP90に使われているヴァージョン6かもしれません。
面白いというか、ナンジャコリャなところは、
VER2メカボではトリガーと連動するスイッチの部分から
長いロッドが後ろに伸びてトリガーと連動するという作り。
そのせいかアローダイナミック製MP18、トリガーストロークが恐ろしく長いです。
ピストンの下にあるのはセイフティレバー。
更に下にある謎のブロックはストック内にメカボを固定すると同時に、
アウターバレル&フレームをメカボに固定するためのブロックです。
反対側の中央、ピストンの下にあるのがセレクターで、
ココを移動させることによってカットオフスイッチを制御します。
セイフティレバーもセレクターもメカボックスを分解するのに
外す必要はないのでそっとしといてあげます。
メカボックスの分解はまず、トリガーとスイッチの連動を絶ちます。
トリガー側でロッドを固定しているネジを緩めて、ロッドを外します。
次にメカボからモーターを分離するのですが、
その作業の前にモーターを上から固定しているステイを外します。
メカボックス側の太いの1本、モーター側の小さいの2本外しましょう。
先程のステイを外して、後ろからスプリングガイドを撚ると、
メインスプリングを抜き出せる設計なのは嬉しいですね。
ユーザーがバラすことを前提に考えて設計されているあたり、
中華電動ガンは結構好感度高いなって思うのが我輩の感想。
21世紀以降、日本の製品が海外でウケなくなったのは、
こういうアマチュアリズムに乏しいが故だと我輩は思うのです。
後は配線をモーターから外し、配線を固定している2箇所のステイを外し、
モーターホルダーを左右からネジを緩めて外せばモーターが分離できます。
モーターは無記名の相変わらず磁力が強いやつで
ショートタイプのモーターと互換があるようです。
組み上げ後連射速度を測ってみたところ、秒間10発ぐらいしか出ないんで、
もう少し回転速度のあるモーターに交換したいところです。
メカボックス上部はヴァージョン3メカボのように
ステイで固定されているのでスライドさせて外し、
ピンポンチが刺さっている部分のピンを抜き、外側のネジを4本外します。
メカボックスのネジが普通にクロスネジなのも中華電動ガンをバラすにあたって
面倒くさがり屋の我輩がそれ程苦痛にならない理由の一つであります。
メカボックスを割って一番驚いたのが、グリスの色が青や緑じゃない!
マルイのシリコングリスが少し黄色っぽくなったようなグリスが付着しております。
そしてもう一つ「あっ、おい待てい(江戸っ子)」だったのが、シムの数が多スギィ!
各ギアに表裏合わせて5~6枚入っているじゃねぇか!
しかもそのシムの半分以上は内側の穴にバリがあるという体たらくなので、速攻交換。
しかし少ないシムで良好なセッティングを導き出すのが厳しく、
手元のシムの在庫が尽きるぐらい大量にシムを突っこむ羽目になってしまい
シム調整だけで2時間以上費やす羽目になってしまいました。
中の部品を見てみましょう。
ノズルは他の電動ガンよりも5mmほど長いので互換品がない模様。
ピストンシリンダーとピストンヘッドは接着されていて外せません。
両方とも品質に問題はないようなのでそのまま使用。
ピストンは中にベアリングが付いており、
レールは抵抗の少ないタイプ、ピストン歯は外が1つ無いタイプ。
Oリングがスカスカで気密がなかったので、マルイ純正ピストンのものと交換。
タペットプレートはVER6に似ている気がするけど、現物が手元にないので不明です。
ギアは全て最近のCYMAとかS&Tに使われているのに似ています。
そのまま使用しても特に差し支えはないみたいです。
ベベルギアが少し小さい気がするので、VER6メカボのギアと互換性がある可能性が微レ存。
問題なのはメインスプリング。これもうわかんねぇなってぐらい短い。
一番下が純正、真ん中がマルイ純正、上がSYSTEMAの1Jスプリング。
でも1Jスプリングをブチ込んでみたらどういうわけか初速がノンホップで96~98m/s出てしまいます。
コレじゃあ我輩のホームフィールドであるホークウッドでは使えないという事で、
マルイ純正に換えたところ初速が78~80m/sぐらいになってしまいました。
というわけでSHSのM90をブチ込んでみたらノンホップで80~85m/s
適正ホップで何故か85~90m/sになってしまいましたがコレでキマリという事に。
中身を調整し終わったんで組み立てようとしたところ、
チャージングハンドルのスプリングが付けにくくて閉口します。
そこでスプリングガイド部分後端をフレーム後端とイモネジで連結してしまいました。
フレーム上、左右にステンレスドリルで穴を開けてネジ山を切り(意外と固くて削れない)、
イモネジで固定したらフレームとチャージングハンドルが一体になって組み立てやすくなりました。
バレルが短いのか、精度良くないのか判りませんが20m以上だと結構着弾が散ります。
トリガーの遊びが大きく、発射速度が遅いせいかセミオートのキレがあまり良くありませんが、
そこんところはEG30000あたりを突っ込んで回転を上げるぐらいしか手がつけられません。
ギアは社外品が使えそうなので、単純にハイサイクルにするか?
何にしてもセミオート重視のセッティングは難しいみたいです。
ま、元々弾をばらまくために作られたサブマシンガンなんだから、
サイクルを上げるほうがそれらしいかなとは思います。
ところで、我輩的にはこのクラシックなサブマシンガンを、
どのような出で立ちで使うべきかが一番の課題なのですが、
第一次世界大戦のドイツ軍装備なんて何処で買えばいいのか解らないし、
最近のサバイバルゲームの服装は大半のプレイヤーが自由な感じで、
それに影響されてか我輩も軍装に対する拘りがなくなりつつあるので、
まあ普通にというか、適当に使いたいように使うかなと思っています。
最近、古い銃、それもかなり古い銃じゃないと興奮しないこの性癖は、
骨董品が好きだった父上の血を引き継いでいるんじゃないかと思う事がしばしばです。
だからといって最近の鉄砲が嫌いってわけでもないんですよね。
同じ値段ならどっちを買うかと言われると古い鉄砲買うよって事です。
そんなわけでタクティコゥな戦闘にはいささか不向きである
アローダイナミックのベルグマンMP18ではありますが、
誰もが持ってこないような電動ガンを所有しているという
謎な悦びには満ち溢れておりますが故、勢いで手を出しても悪くはないかも?
http://hentaigotyou.miyachan.cc/e562155.html
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エアソフトガン
Sun, 08 Mar 2020 01:22:38 +0900
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SVU!SVU!
ボーナス前になると「次はどんな武器を買おうか」と
エアガンショップのサイトを見ながらニヤニヤするのが
我輩の毎年のルーティンとなっております。
我輩が武器を選定するにあたり、念頭に置いているのは以下の事項。
◎手持ちの予備マガジン、バッテリー、ポーチ等が使用可能であること
◎折鶴が折れない我輩の不器用さでも分解結合がどーにかなりそうであること
◎外装が頑丈であること
◎他のプレイヤーが買わなさそうなブツ
◎我輩の予算で買えること(ここ重要!)
上記事項を踏まえるとマガジン独自規格のPPSH41とかBARとかM3グリースガンを買うのは
可笑しいじゃねぇかのってツッコミはごもっともなので黙殺しますが、
全ての条件を満たした武器が最近日本上陸したんでソレを買いました。
中華のCYMA製SVU M-LOKです。
解る人ならフレーム見れば速攻で解るんでしょうが
SVUとはロシアのSVD(所謂ドラグノフって呼ばれているアレ)を
ブルパップ(銃床部に機関部を設けて短縮化したライフル)にしたものです。
ブツは中華電動ガンの品揃えに定評のあるフォースターで0.7パットンで購入。
(その後レールを探すためにフォースターのサイトを覗いてみたら
プラチナセールとやらで0.6パットンになっているのを見て我輩号泣)
青森に居た頃、砂井さんがAPSというメーカーのSVUを持っていたのを見て、
「あ、コレがあればSVDとマガジンorバッテリー使い回せるな」と思い、
コレは仕入れねば(使命感)!と前々から目論んでいたブツだったのです。
APS製のSVUはずっと品切れ状態で入手困難でしたが、
良いタイミングでCYMAが出してくれたんで我輩的には渡りに船でした。
手元にある我輩のブツを穴が開くほど見つめながら、
砂井さんのブログに掲載されたAPS製SVUと見比べてみたところ、
販売元がCYMAになっただけで、ブツそのものは同じである可能性が大。
ま、APS製SVUの情報はまあ多少はねネットに流れているようですが、
CYMA製SVU、しかもM-LOKのレビューあげてる人は、
まだ居ないみたいなんでまあ多少はね参考になるでしょう。
いやしかし、FA-MASとかAUGというよーな元からブルパップとして作られたライフルって、
普通のライフル以上に銃全体の構成に創意工夫があるのが面白いのですが、
SVUはSVDをそのまま何も考えずにブルパップにしたやっつけ感が凄い。
「いやマジコレ、ドラグノフなんですけどそれは大丈夫なんですかね・・・」
CYMA製SVUはオリジナルに準じたハンドガードに
トリガーガード付近から不自然ににょーんと伸びた
ステイに付けられたバイポッドがあるノーマルモデルと、
我輩が今回購入したM-LOKハンドガードのものがあります。
余談ですがコイツに付けられそうなレールが手元に無かったので、
(数年前に我輩はレール不要論を唱えてレール類は殆ど手放した)
吉六会のLINEにて「親愛なる同志一同よ、MLOK対応のレールが余っておらぬか?」
と問うたところ一部の同志は「あの閣下がMLOKとは、どういうご乱心か?」とか
「まさか・・・閣下がM4に手を出すという暴挙に出たのか・・・」と思ったそうな。
んで、SVUの写真を送ったところ「平常運行」と一同一安心した模様w
いやね、元々SVU仕入れたらあのヘンテコリンなバイポッドは撤去して、
下からレール生やしてフォアグリップ付けようと妄想していたので、
(その上、ヘンテコリンなフロント&リアサイトとサプレッサーも撤去予定だった)
んじゃあ無改造であんなもの飾りですな足がなくて、
レール付ける事が出来るMLOKがいいじゃんってなったんですわ。
ロシアのライフルにアメリカンなレールシステムはどうかと思わなくもなかったんですが、
元々スリムなSVUにスリムなM-LOKハンドガードは意外とお似合いです。
好みに合わせて好きなところにレールを増設可能なのがM-LOKの利点みたいですが、
レール無しのほうがスッキリしていて見栄えがいいかなと?
元々全長120cm位あるSVDがブルパップ化してどれぐらい短くなったのかといいますと、
AK74と同じぐらいの長さになっているんで扱いやすさは大分向上しているはずです(適当)。
苦労して作ったA&K製SVDショートバージョンよりも更に短い。
その上、SVUにはフルオートも付いているんでSVD以上の活躍が期待できます。
ていうかセミオンリーのSVDは今後使用しない可能性も微レ存?
しかし、砂井さんがブログで「発射速度が遅い!」と記載していたとおり、
箱出し状態では実銃のM3グリースガンと同じぐらいの発射速度。
写真はメカボックス調整後、再度モーターを元のやつに戻し、
7.4V 1200mAhリポバッテリー繋いで射撃した時の結果ですが、
やはりそのままでは夏バテ寸前のスカルガンナー氏にも避けられそうな勢いです。
9.9V 900mAhのリフェバッテリーを繋いでもこの体たらく。
高橋名人の16連射まではいかなくても、
せめてマルイのノーマル電動ガンぐらいの発射速度は欲しい。
実銃のSVUではフルオートは緊急時以外使用禁止らしいですが、
我輩はサバゲーでフルオート思いっきりぶっ放したいんでそんなスロー発射は嫌。
ところで、SVUの実弾は7.62mm×54Rだから7.62mm×51のG3とかM14よりも、
まあ多少はね反動が強い程度じゃないのかなって勝手な推測。
実銃ではその反動を押さえるのがこのサプレッサー兼ハイダー的なブツ。
コイツのお陰で反動がかなり軽減され、SVU実用化に至ったそうです。
サプレッサーの中にはスポンジが詰め込まれておりますが、
サプレッサーの先端付近までインナーバレルが伸びているので
発射音が軽減されている気配は全くございません。
サプレッサー自体は14mmの逆ネジで取り付けられているので、
外して別のハイダーを取り付けることも可能です。
そして奥に見える折りたたみのフロントサイト。
デザイン的にもう少しどうにかならんかったんかと思いはしますが、
このやっつけ感がロシアっぽいといえばロシアっぽい。
MLOKハンドガードは20mm幅のトップレール付属。
レールはアルミ製で軽く、塗装も綺麗、ガタツキも無し。
最近の中華パーツはレールのコマも均等で良い出来栄えです。
リアサイトの傍にあるボタンを強く押し込むとトップカバーが外れます。
トップカバー内部にはリポの細長いバッテリーを搭載可能。
少し厚みのある短いバッテリー(M4ストップパイプ用)を
突っ込んでみたんですが隙間が狭いようで無理でした。
MLOKハンドガードがスケスケなんでバッテリーや配線が丸見えなのは興ざめですが、
このハンドガード、結構細身で握りやすくてコレならフォアグリップ要らねぇかな?
樹脂製グリップはSVDのものを切り取ったような形状。
握り難いわけじゃないですが、縦に短い気がせんでもない。
スラブ系のゴツいロシア人には物足りないんじゃないでしょうか?
トリガーの上にある丸いポッチがセイフティ。
M870みたいにトリガーをロックするタイプになっております。
(実銃は従来のポジションにセイフティがある)
銃の右側に出ている状態でセイフティ、左側でファイア。
セーフからファイヤへは人差し指で操作できるので
リアルさはともかく、オリジナルよりは使いやすいです。
問題なのは無理やり増設したようなブサイクな折りたたみリアサイト。
先っちょの小さい穴を覗いて照準を合わせるんですが、
コレがまあ使いにくい見にくいったらありゃしない。
しかも上下左右の調整なんて気が利いた機能もございません。
ブルパップの難点としてマガジン交換がやり辛いことが挙げられますが、
SVUの場合マガジンが短い、そして太いということで、
マガジンとグリップの間隙が短くなっており、更にマグチェンジの難易度が高いです。
多分コレ、同志熊頃氏はグリップとマガジンに手が挟まって抜けんぞ。
正直な話、手がデカい人はSVU買わないほうがよろしいかと。
撃とうと思えば(王者の風格)撃てん事はないでしょうがかなり扱いづらい筈です。
でも手がデカい人ってほぼ例外なく、ち★ちんがデカいんだよなぁ・・・
セレクターは実銃では上から順にセイフティ、セミオート、フルオートらしいですが、
電動ガンの場合はメカボックスの都合でセイフティ状態でセミオート、
その下もセミオート、一番下がフルオートになります。
スリングスイベルはQB、じゃなくてQDスイベルです。
(QBはキュウベェなんだけどさ、QDって何の略だ?)
他社製のQDスイベルが使えるか否かは
我輩の手元にそういう近代的なブツがないので不明。
追記:2種類程試してみたところ、使える模様。
SVDではグリップが付くところにストックが設置されております。
グリップにモーターが入るSVDのメカボックスを使いまわしている都合上、
ストックに謎の傾斜が付いていてリアルさを損ねている&構えにくいのが難点。
しかもバットプレート部分がツルツルなんで、滑るんだコレが。
後でゴム版でも貼り付けましょうかね?
マガジンはCYMA、S&T、RSのマガジンと共通です。
デフォルトでは多弾数マガジンが付属。
ところでこのCYMA(或いはS&T製)ドラグノフ用の多弾数マガジン、
ショップによって120連とか190連とか表記がまちまちでどっちが正しいんじゃ?!
な感じなので弾詰めて数えてみたところ180発ぐらいしか入らなかったので
ドラグノフの多弾数マガジンは今後180連マガジンということにします。
尚、戦闘中のリロードを楽しみたい方は別売りの80連マガジンを買うべし。
でもノーマルマガジンもRSのやつは96連って書いているし、
実際何発入るのかこれもうわかんねぇなですわ。
チークパッドはトップカバーにネジ止めされております。
当然ながら高さ調整なんてぇ気の利いたものはありません。
そしてご覧のとおり、コイツは構成的に完全に右利き用のライフルです。
イギリスのL85同様、左で構えて射撃することは全く想定されておりません。
そしてこのトリガー上部のフレーム部分の樹脂製モッコリカバーに
SVU本来のマウントレールが隠れており、ネジ4本緩めるとカバーが外れます。
我輩がMLOKのSVUを購入したもうひとつの理由がコレ。
ノーマルのSVUだとドラグノフ用のスコープを別途購入しないと
光学照準器が取り付けられないのでその分財政的負担がかかりますが、
MLOKならトップレールに一般的な光学照準器が載せられるので、普遍性が高い。
MLOKの場合は上部ハンドガードにレールが付属しているんで、
この部分が使えなくても特に不具合はないんですが、
「ロシアのライフルにはPSO-1だろ?」的な原理主義者は
ココを外せば手持ちのロシアンスコープが搭載可能です。
当然ながらデフォルトのマウントレールには各社製AK用マウントが取付可能ですが、
AK用のマウントを取り付けると光学サイトの位置が高スギィ!
ロシアのゴツいヘルメット、ALTYN装着時ならコレでもいいんでしょうが、
見た目的にも実用性的にも我輩的にもコレはいただけません。
我輩のCYMA製SVDに絶賛装着中のPSO-1レプリカを取り付けると
これが本来の姿って気がしますし、しっくり来ます。
でもSVD取り付け時と同じく、スコープは左にオフセット。
まあおそロシアの暗黒面に飲み込まれた変態プレイヤー的には
「この左オフセットがいいんじゃねぇか!」なんでしょうがね。
我輩の回答はACOGレプリカ無倍率ドットサイト装着。
ACOGはマウント位置が元から高めなので、丁度いい高さです。
尚、社外品のスコープ類を搭載する場合はハイマウントのものを選ばないと、
装着は可能でもサイティングが出来ないのでご注意。
本体価格はノーマルより5000円ぐらい割高なMLOKですが、
光学サイトを選ばないという点では安上がりとも言えます。
さて、中華電動ガン黎明期にCYMA製AIMSを購入したら、
ノズルにゴミが刺さってディチューンされていたのに戦慄を覚えた我輩、
CYMA製SVU M-LOKも何かしら不安要素は秘められているに違いないということで、
メカボックス調整のために今回も1発も撃たないまま分解しちゃいますよ。
この部分はバラさなくても影響はないんですが、
サプレッサー兼ハイダーはハナっから外すつもりだったので速攻外します。
斜め位置にセットされているイモネジを緩め、逆ネジに回して外します。
フロントサイトは下からイモネジで止められているので、コレも外します。
まずはフレーム後部にあるカバー取り外しレバーをCW方向に回し、
トップカバーを持ち上げて外します。
その後チャージングハンドル上部にあるスプリング&シャフトを
メカボックス後端から外せばチャージングハンドル一式が外れます。
その後写真の位置にセレクターをCCW方向に回すと、
セレクターが外れますがココは後からでもいいでしょう。
バットプレート部分は下部のスクリューを緩めると外せます。
まあココも後から外していいんですがね。
尚、CYMA製SVUは外装の至るところにケツの穴みたいな
トルクスタイプのネジが使われているのが嫌ですね。
何度も分解するとなるとトルクスネジは煩わしいだけです。
我輩は中華電動ガン整備用or交換用に事前にハンズマンやサンワドーで
各種クロスネジや六角ネジを購入してストックしているので、
ア★ルネジを外しては捨て、それらのネジと交換します。
余談だけど八戸のサンワドー、結構ネジとか小物パーツ充実していてたし、
キャンプ用品や業務用食材とかも充実していて結構好きだった。
CYMA製SVUのメカボックスを取り出すためには、
フロント周りやバレル周りを全部分解しないといけません。
そう言うとフレーム割ればメカボックスに到達する
M4系の電動ガンの方が分解が楽な気がせんでもないですが、
手順そのものに神経を使う部分は少ないので我輩的には意外と楽です。
まず初めにチャンバーとアウターバレルを
左右から固定しているこのネジを外してしまいます。
SVDの時はコイツの有無で精度が変わるとか2発給弾が出なくなるという話だったので
面倒とは思いながらも取り付けていましたが付けなくても影響ない模様。
アウターバレルとフレームはリアサイトの下に隠れている
2本のイモネジで固定されているのでリアサイトを起こし、
リアサイト根本のマイナスネジを外し、更に根本のブロックを外して、
写真で示した部分にアレンレンチを突っ込んで緩めます。
SVDの場合はコレだけでアウターバレルが外れるんですが、
前方にトリガーやセイフティがあるSVUはそうは行きません。
トリガーガード前方にある2本のネジを緩め、
更にフレームとバレルの連結を解きます。
するとトリガー上部の中にあるセイフティのクリックが緩むので、
セイフティボタンを抜き出して外せるようになります。
ココを外さないとMLOKのハンドガードを外す時にモロに干渉します。
その後、トリガーを固定しているピンをポンチで叩いて、
トリガーの固定を解かなければアウターバレルが抜けないから困ったもんだ。
MLOKのハンドガードは下部のネジ2本でバレルに固定されているので
コレを緩めればスルッと前方に抜き出せます。
その後アウターバレルをゆっくりと前方へ引き出せば
アウターとインナーバレルが分離するので、
ゆっくりとインナーバレルをメカボックス方向へ引っ張り出して、
チャンバーが引っかからないように外せば前回りの分解は完了。
メカボックス下部のSVDので言うところのトリガーハウジングは
セレクターとカバー取り外しレバーを回して外せば、
マガジンキャッチ上部にあるピンを軸にしてこのように持ち上がるので、
このままクルッと外してしまいましょう。
写真ではトリガーハウジングを外す前に着手しておりますが、
ハウジングを外したらマガジンキャッチがあった場所の上部に
メカボックスとフレームを固定するクロスネジがあるのでソレを外します。
ハンドガード内にあったバッテリーコネクタ&ヒューズボックス部分を
ちぎれないように丁寧に引っ張って外し、
写真で指差している部分の配線の固定を緩めて、配線をフリーにします。
かなり判りづらいでしょうが場所的に写真に撮りづらいんで仕方がないね。
ドライバーで差している部分がメカボックスとトリガーをつなぐリンケージです。
トリガーにかかっているこのバーを上に持ち上げれば外れます。
そしてメカボックスをフレームから上に持ち上げて引っ張り出すと、
多分レバーも一緒に外れてくれるでしょう(適当)。
尚、組立時はメカボックスをフレームに入れると同時に、
このリンケージバーも一緒に組まないといけません。
そしてコレが結構面倒orコツを必要とするんだな。
ブルパップはこういうところが結構手間であります。
メカボックスは同社SVDのものと変わらないようで、少し違う。
SVDでは下部に出っ張っているトリガーが無く、
代わりにフルオートポジションに移動させるためのクリックや
リンケージ用のプレートが付加されております。
赤丸部分がリンケージバーのハマるポイント。
反対側はフルオートにするためのカットオフレバーや
ソレを動かすためのギアが付属しております。
とりあえず、モーターのプラス極にマイナスのコードが繋がっていても、
「ああ、このメカボはギアが4枚だから回転が逆なんだ」と認識した上で
モーターに繋がるコードを外し、モーターハウジングごとネジ緩めて外します。
上の写真がドラグノフのメカボ、下のがSVUのメカボ。
この写真を見比べながら「ひょっとしてSVUのメカボが手に入れば、
CYMA製ドラグノフをフルオートに出来るんじゃね?」って妄想しましたが、
セイフティをどうするかとか、フレームの加工とか、課題が山積みの模様。
変な妄想をする以前に、目の前にある課題を片付けましょう。
メカボックス右側のセレクターがハマるプレートを外し、
その下にあるセレクターと連動するプレートとギアを外します。
この時、◯部分にハマっているバネとポッチを無くさないように注意!
ギアとシャフトが一緒になっているパーツを外すと、
左側にあるフルオート切り替えの小さいパーツがポロッと外れるので注意。
コイツを紛失するとSVUはフルオートで撃てなくなります。
細かいパーツを確保したらギアの配置をカメラで撮影してポジションを把握。
その後外側に付いているギア類をねじを緩めて外していきます。
そしてトリガーパーツを外し、根本のバネを丁寧に外せば、
やっとメカボックスを開けることが出来るようになります。
メカボックスの尻にある穴に細いドライバーを突っ込み、
逆転防止ラッチを開放したらメカボックス周囲のネジと
上部にあるプレートを外してメカボックス開放。
デチューンのためのプラの破片とか、変なゴミとかは入っていませんでしたが、
青くて粘度が高くて気持ち悪いグリスがベッタリと塗られております。
ギア類は速攻で外し、ギアもメカボ内部もブレーキパーツクリーナーで洗浄。
シムは上下ともに0.2mmのやつが1枚ずつと適当にぶっ込んでいるのみ。
とりあえず手持ちのキレイなシムと交換してデフォの状態で組んでみました。
メカボックス内パーツはCYMA製ドラグノフと同じです。
謎に短いノズル、オフセットしたシリンダーヘッド、
長いタペットプレートとシリンダーとピストン、スプリング。
一般的なパーツが流用可能なのはスプリングガイドとピストンヘッド、
そしてピストンのOリングぐらいであることを再確認し、
青いグリスを拭き取ってマルイ純正グリスでも塗りましょう。
参考までにスプリングの写真を掲載。
一番上・・・CYMA SVU純正スプリング
2段め・・・SHS M100スプリング
3段目・・・SYSTEMA M110スプリング
一番下・・・旧世代マルイ純正スプリング
同じぐらいの長さのスプリングを入れないと、確実に作動に支障をきたしますので、
ぶっ込むとしたらM100ぐらいの長いスプリングを入れることになるでしょう。
砂井さんのブログによるとハイスピードモーター換装が
発射サイクル上昇の一番手っ取り早い手段ということなので、
ヅイマー氏曰く「強いバネも引けて、サイクルもアップ、いいゾ^~これ」という
「SPARK High Torque Moter INAZUMA」をぶっ込んでみました。
後はスカスカだったピストンのOリングをマルイ純正のものと交換、
650mmのクソ長いインナーバレルは450mmのマルイAK47用と交換、
チャンバーパッキンもマルイ純正と交換して組み直します。
どうでもいい改修ですが、セイフティのポッチがONでもOFFでもどちらかに飛び出していて
パット見解りづらかったのでフレームとほぼツライチになるように3mmほど削りました。
コレによってセイフティのON/OFFが解りやすくなりました。
レールはMLOK用の80mmサイズを同志クリ◯◯ス・コスッタ氏から提案&提供。
フォアグリップだけ付けるならコレでも必要にして充分です。
握り具合に疑問の残るグリップをAKのものと交換したいなと思い、
とりあえず底蓋外してグリップ外してみたんですが、
AKのグリップ内部にパテ盛り加工しないと付けられない模様なので今後の課題に。
組み込み時の注意点は以下のとおり。
◎トリガーとトリガーリンケージの組み込み
◎配線のルーティング
◎セイフティボタン組み込み
◎モーターに配線つなぐ時は黒をプラスに、赤をマイナスに繋ぐ
これらの事項に注意すれば、すんなり組み上がるはずです。
ロシア原理主義者的には外装のカスタムなんてもっての外なんでしょうが、
特徴的なサプレッサーを外してKMのドラグノフハイダーと交換し、
フロント&リアサイトは撤去してコレも同志クリ◯◯ス・コスッタ氏から提供された
マルイM4用のフリップアップサイトをバックアップ用に取り付け、
(余談だがこのフリップアップサイト、フェイスマスク装着状態ではサイティング出来ないw)
ハンドガード下部にマルイのショートグリップ取り付けて一応の完成。
ハイダーが長いので全長はさほど変わりませんが、
全体的なシルエットがスッキリして野暮ったさが無くなったと自負。
欲を言えばもう少しコンパクトでインパクトのあるハイダーを付けたいとか、
ガスチューブの直ぐ先にハイダーを付けたいとか、課題は山盛りです。
初速は適正ホップで88~90m/sぐらいとまあ悪くない数値ですが、
それよりも特筆すべきというか、目を疑うのは発射速度。
INAZUMAモーターを搭載しているのに毎分600発程度の発射速度とは・・・
まあそれでも、ノーマルより多少マシにはなったんでなんとか戦えそう。
9.9Vリフェを使えば大抵の電動ガン並みの発射速度になるんで、
新たにスティックタイプのリフェバッテリー仕入れたい衝動に駆られております。
11.1Vのリポ使えばもっと早くなるんでしょうが、
それをすると確実にメカボ、ぶっ壊れるでしょうねぇ・・・
モーター換装でサイクルがまあ多少はね早くなったお陰か、
ドラグノフで多発していた2発給弾は起こらず、
セミオートでも安定した性能を発揮してくれるのが嬉しいです。
という事はCYMAのドラグノフも、ハイスピード系のモーターに換えれば良くなるかも?
ただ、バレルをAK並みに短くしたのが災いしたか、
命中精度は普通の電動ガンレベルなのが少し不満ですね。
まあ、コレでもサバゲーに使えないことはないのでしょうが、
もう少し突き詰めて性能アップを図りたいところです。
L85に匹敵するぐらい使いにくいブルパップであるとか、
サイズ的にも中途半端で取り回しが良いとも言えないとか、
メカボックス内部が専用パーツてんこ盛りで改修の幅がないとか、
我輩のように運良く専用のチェストリグ持っていないと
予備マガジンの持ち運びさえもままならないとか、
何よりも発射速度に難有りという素人には到底オスス出来ない電動ガンのSVU。
正直「なんで買う必要なんかあるんですか?」と言いたくなるような電動SVU、
コレを買うぐらいならLCTのAK買う方が利口だとは思うんですが、
こんなアホっぽい電動ガンなんて宮崎では我輩ぐらいしか使わないでしょうし、
何よりもロシア装備の武器が一つ増えた悦びの方が大きいので、
少しずつ性能向上を考察しながら、暫く手元で愛でることにします。
http://hentaigotyou.miyachan.cc/e554625.html
http://hentaigotyou.miyachan.cc/e554625.html
エアソフトガン
Wed, 10 Jul 2019 18:25:06 +0900
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自衛隊装備用サイドアームの決定版!
「更新するのはいいけど、鉄砲の話題ばっかじゃん」と
お思いの同志も少なくないと思います。
でも何度もしつこく言いますが実はココはサバゲーのブログです。
いやね、なんだかんだ言って我輩、エアガン弄ったり、
銃器に纏わる話をしている時が一番楽しい、元気になれるって理解しました。
只の暇つぶしではない、生きがいとかライフワーク的な趣味があるということは、
人が人らしく生きるために、そして自分を取り戻すために必要であると確信しました。
まあ我輩に関しては嫁の実家でM1ガーランド見つけたことがきっかけで
回復に至る事が出来る程度の小さい心の痛みだったとも言えなくもありませんが、
趣味があることで、そして趣味に関わる友人が居てくれることで、
精神的な傷口を癒せるというのは間違いではないと思います。
さて、去年膝を怪我した時の保険金(0.5パットン程度)が年明けに入ったので、
「我輩的にコレは買わなければイカンだろう」なハンドガンを買いました。
買ったのは大分前の話なんですが、その時はブログアップする気力がなかったんで、
遅ればせながらクスリが効いて元気な今、アップする事にします。
今回レビューするのはタナカのSIG P220IC 9mm拳銃です。
現在、自衛隊が採用しているハンドガンです。ガスを使って動きます(名言)。
初見で「箱がP220モデルガンの色違いだな」って思ったんですが、
調べてみたら実銃(P220)もこんな感じのロゴが入った箱(色は淡い青)の模様。
自衛隊の9mm拳銃はスイスのSIG社とドイツのザウエル&ゾーン社が
共同開発したSIG SAUER P220という名前の拳銃を
日本のミネベア(現ミネベアミツミ)がライセンス生産したものです。
尚、ミネベアミツミという会社はベアリングを主に作っている会社で、
世界最小の1.5mmベアリングを開発したトンデモな会社。
世界一よく回るハンドスピナーの中身はミネベアが作っているんだって。
ところで一時期アレだけ流行ったハンドスピナー、どこに逝ったんだ?
何でベアリングの会社が拳銃を作っているのかといいますと、
新中央工業というニューナンブM60(お巡りさんのリボルバーね)を
作っている会社を吸収合併したからなんですね(はいココ試験に出まーす)。
タナカのSIG P220or9mm拳銃は20年ぐらい前から販売されておりましたが、
それがあまりにも出来が良くないのをようやく理解したのか、
それともついに本気を出してくれたのか真相は不明ですが、
去年「IC(インテグレーテッド・シャーシシステム)」という
名称を引っさげて完全リニューアルしちゃいました。
お値段は税抜き定価24800円と次世代じゃない電動ガンが買えそうな
WA製品と比べたらちったぁマシだけどハンドガンとしては随分法外なお値段なのですが、
(参考までにマルイのハンドガンは大半が15000~18000円ぐらい)
過去の9mm拳銃に比べるとそれだけのカネを払う価値のある逸品です。
(上の写真は20年ぐらい前に購入したマグナブローバックの9mm拳銃)
以前販売していたブツはメカがWAのマグナであるとは思えないほどの
面白みのない緩いブローバックと遠くに飛ばないホップアップシステム、
暫くするとジャムを起こすようになるし、酷い時は生ガス吹き出す。
そしてマガジンからは物凄いガス漏れという産業廃棄物レベルの代物でした。
去年まで自衛隊コスプレサバイバルゲームプレイヤーの大半は
「マルイがP220を出してくれればいいのに(迫真)」と思いながら
仕方なくタナカの9mm拳銃を腰に(装飾品として)ぶら下げていたり、
「昔は自衛隊もガバメント使っていたから」と心で呟きつつも
不本意な気分でマルイのM1911A1を使っていたことでしょう。
或いは我輩のように「自衛隊もP226を採用すればいいのに」と思っていたとか。
だってさぁ、装弾数9発+1の拳銃なんてガチで使うには弾数足りなすぎでしょ?
CQBとか想定するならドズル・ザビ中将の「戦いは数だよ兄貴!」の
言葉通り弾数多い方が明らかに有利でしょう?
まあ9mm拳銃が採用された1970年代後半~80年代という時代は
何処の軍隊でも威力に優れるアサルトライフルこそが戦場では正義、
射程の短い拳銃弾を使うサブマシンガンは警察の武器という扱い、
拳銃はさほど重要視されていなかった時代ではありましたがね。
自衛隊のとある部隊ではP226やUSPが使われているとの噂ですが、
一般的に自衛隊で使われている拳銃はこのP220。
一説によると自衛隊がM1911A1に換わる拳銃を検討していた際、
装弾数も使い勝手も勝るP226があったにもかかわらずP220を採用した理由が
「P220の方がグリップが薄く、日本人に適している」だったという逸話があるとか?
旧作との外観の大きな違いはスライドとフレームの色が同一ではない事。
スライドはパーカーグレー、フレームはブラックです。
実銃ではスライドはスチールプレス、フレームはアルミと素材が違うので、
色分けすることでそれを再現しているとのこと。
尚、全てのパーツをリニューアルして作られたという事で、
全てのパーツは旧作と互換がないそうです。
材質は普通のABS樹脂で、重量は740g。
マルイP226やグロック17、XDM-40と同じぐらい。
実銃は830gらしいので重量にそう大差はありませんね。
多分暫くしたらヘビーウェイトが限定で販売されそうな予感。
各パーツは分解レバー以外、手抜きのない出来栄えで、
(我輩の個体は分解用のラッチだけ表面がボコボコしている)
フレームのパーティングラインもしっかり処理されており、
流石モデルガンメーカーの製品だと唸らされます(感嘆)。
我輩、マルイのP226のフレーム下部のパーティングラインが気に入らなくて、
耐水ペーパーでシコシコ磨いて綺麗にしたんですがね、
作業に掛ける手間を考慮したら3000円ぐらい払ってもらわねぇとやってらんねぇ。
だからパーティングラインの処理がしている⇒その分お値段高いのは当然と思います。
上がタナカ9mm拳銃、下はマルイP226(見れば解るか)。
外観の大きな違いは装弾数の増加によるグリップの太さ、
ハンマーやレバーの形状、グリップの滑り止めの形状、ランヤードリングの位置、
そしてマガジンキャッチの位置(9mmはグリップボトム、P226はグリップサイド)。
実はP220よりもP226の方がグリップ幅が狭いんですね。
元々P220はアメリカ向けに45ACPにも対応したサイズで作られたので、
9mmパラベラムの拳銃としてはグリップが太くなっているそうです。
我輩的にはデザインは9mm拳銃(P220)の方が好み。
グリップがストレートで滑り止めがギザギザしていているのが前時代的でカッコいい。
前作の9mm拳銃がどーいう作りだったかは覚えていませんが、
新型のP220 ICは金属のシャーシレールをフレーム先端まで伸ばすことで
確実なブローバックを実現させているらしいです。
そしてこのシャーシの名称が、インテグレーテッド・シャーシなんだとか。
その上、二次的作用として長いシャーシがフレームに収まることで、
耐久性と重量アップにも貢献しているようです。
スライドを引くとインナーバレルが飛び出してくるのは
モデルガン的観点から見ると興ざめではありますが、
サバイバルゲームのツールであると考えれば些細な問題に過ぎないでしょう。
余談ですが我輩がSIG SAUERの拳銃が好きな理由、
ソレはマガジンリリース、デコッキングレバー、スライドストップといった
拳銃の各操作部が全て親指で操作可能であることです。
でも9mm拳銃はマガジンリリースがここら辺に付いていないんだな。
M1911はスライドストップが遠い、M92Fはセイフティが遠い、
USPはマガジンリリースが使い難い、となると我輩的にはP226が一番!
え?グロック?そーいえばそういう拳銃もあったよね?
マガジンリリースはワルサーP38やSIG210、ベレッタM1934といったよーな、
古い時代の拳銃に見られるグリップ底部に設けられた所謂コンチネンタルタイプなので、
先程も申しました通り、戦闘中の素早いリロードには向いておりません。
但し、戦闘中に不意にマガジンが抜け落ち難いという利点があります(適当)。
一説によると自衛隊とか防衛庁(当時)のお偉いさんはP220を見て
「このマガジンリリースは脱落防止にいい!」と感激してコイツを採用したとか?
薬莢一つ、部品一つ無くしたら大事になる自衛隊らしい噂話です。
マガジンがシングルカーラムなので、グリップは薄く握りやすいです。
グリップの質感もなかなかよろしく、フレームとのフィッティングもキマっています。
他社の色んなハンドガンに比べると、刻印は控えめで薄め。
SIG SAUERのオリジナルはもう少し主張のある刻印なんですが、
ミネベア(現ミネベアミツミ)でライセンス生産された9mm拳銃は
本物もそれ程刻印が主張していないのである意味リアル?
ところで、我輩陸自コスプレサバゲー用に9mm拳銃を買ったはずなのに、
何を血迷ったか航空自衛隊モデルを購入しちゃったんですねwww
陸自のやつとの違いは桜に翼がついていること。
何で陸自のじゃなくて空自の買っちゃったのかといいますと
今後資金難で売却する際、一般的な陸自モデルより、
生産数が少なさそうな航空自衛隊モデルの方が高く売れそうだからです。
んで、ふと思ったんですが空自の刻印ってこんなに小さかったかな?
陸自モデルの桜はもう少しデカかったはずなんですが・・・
リアサイトは別パーツですが、フロントサイトはスライド一体成型です。
サイトにはホワイトが入っていてエイミングもしやすいです。
ダブルアクションのトリガーリーチはP226より気持ち遠いですが、
シングルは可もなく不可もなく、だけど素直なトリガーフィーリングです。
尚、SIG SAUERの拳銃はデコッキングレバーでハンマーを落とした状態にする事を
安全装置としているのでセイフティは付いておりません。
但し、タナカの9mm拳銃は実銃同様マガジンセイフティが組み込まれており、
ガスと弾が入ったマガジンを装填しただけでは発射出来ないようになっております。
実銃では9発のマガジンは20発装填可能。
前作では12発ぐらいしか入らなかったので、コレは大きな進歩。
サイドアームとして充分役に立つキャパシティでしょう。
ガスは満タンで2マガジン半ぐらい射撃可能です。
しかも・・・何処からもガス漏れしない!
(何を言っているんだとお思いの方が居るでしょうが、
前作の9mm拳銃のマガジンは新品でもガス漏れした)
分解はまずマガジンを抜いて(当たり前ですね)、
スライドストップをかけたらトリガーガード上のラッチを反時計回りに90度回転。
その後スライドストップを解除すればスライドとフレームが分かれます。
余談ですが実銃の9mm拳銃は弾が入っていなければ
マガジン入れたままでも分解可能。
昔、MGCのP220のモデルガンで試したら本当に分解できた。
各パーツどれも丁寧に作られており、手を加える必要性は皆無。
インナーバレルは先端1cmぐらいに段差があります。
スライドを引くと時々、ハンマーがスライドのブリーチに引っかかりますが、
射撃してみても特に不具合はないのでハンマーを削る必要はなさそうです。
スライドストップはスライドの切り欠きではなく、
スライド内のブリーチに引っかかって止まる方式なので、
スライドが無慈悲に削れる心配はしなくてもいいです。素晴らしい!
ホップの調整はチャンバー下のダイヤルを左右に動かすことで調整可能。
右回しで弱くなり、左に回すと強くなります。
ホップの性能も前作とは段違いで、0.2g弾で30mぐらい飛んでいきます。
ブローバックはマルイUSPほどハードなキックではありませんが、
マルイのP226と遜色ないぐらい気持ちよくスライドが動きます。
前作と比べると目からウロコが100枚ぐらい落ちそうなキレの良い作動に感動します。
命中精度も確かで、10mぐらいなら幅10cm以内に収まります。
射手の能力次第では20m先の人間に当てることも可能でしょう。
つまり、マルイのハンドガンと撃ち合っても負けることはないでしょう(断言)。
ただ、マガジンが薄いので気温が低い時に連射すると厳しいですね。
そこら辺はガスの入る量が少ないシングルカーラムならではの難点です。
前作の9mm拳銃と比べると見た目、作動、性能、全てにおいて優れる新作9mm拳銃。
自衛隊装備でサバゲーするプレイヤーのお供としては勿論、
コレクションの一つとしても価値ある逸品であると断言できる!
「いいゾ~これ」「ああ^~いいっすね^~」
タナカにはこの勢いでぜひ、ブローニング・ハイパワーもリニューアルして欲しい。
http://hentaigotyou.miyachan.cc/e553540.html
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エアソフトガン
Sat, 08 Jun 2019 01:03:03 +0900
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鉄製AKの普及はココから始まった
以前も申しましたように我輩、過去にカラシニコフを10丁以上買いました。
(以下が過去購入したカラシニコフの数々です↓)
マルイ製AK47・・・8年ぐらい使用、友人に木スト予備マガジン付き5000円で売る
マルイ製AKS47・・・中古で購入、2年ぐらいでストックが折れたので誰かにあげた
マルイ製βスペツナズ・・・外装を殆ど交換してAK74になりながらも現在に至る
マルイ製AK47その2・・・実銃用バイポットを取り付けたロングバレルLMGカスタム
マルイ製AK47Sその2・・・KG9ストックを取り付け、ショートバレルにカスタム
ICS製AK74M・・・初めて購入した海外製電動ガン、ただし台湾製
D-BOY製AKS74U・・・初の中華製品、各部亜鉛部品が面白いように崩壊
CYMA製AKM・・・ストックの木材がクソだったので直ぐに手放した
CYMA製AIMS・・・念願のルーマニアカラシニコフ、3~4年所有
マルイ製AKS74・・・初の次世代電動、転勤記念に同志から贈られる
マルイ製AKS74U・・・殆ど使われることなくRPK購入資金となる
D-BOY製AKMS・・・かなり気に入ってたがメカボックスがいくら調整しても駄目だった
CYMA製RPK74・・・念願の分隊支援カラシニコフ、青森で大活躍!
CYMA製AK47・・・ベトコン装備用に仕入れた中華次世代AK、今でも所有
マルイ製AK74MN(だったと思われるもの)・・・ジャンクをタダで入手、足りない部品買い集めて復活
でも根っからの貧乏性が災いしているのか、それともただの間抜けなのか、
LCTとかE&Lといったメーカーの鉄分含有率の高い
カラシニコフを購入した試しがありませんでした。
AKが好きだと豪語しておきながら、決定版を所有していない。
それってAK好きとしてどうなんだろうかね?と思った結果、
ある日ヤフオクにVFC製AKMSのガワが0.5パットンという
中古とはいえまぁまぁのお値段で転がっていたので買うことにしました。
VFC製AKは過去にAKM、AKMS、AK74、AKS74、AKS74Uが販売され、
中身入りのコンプリートモデルは各ショップで50000円以上で売られていたのですが、
元々はマルイAK47用メカボ、チャンバー、インナーバレルを必要とする
35000円ぐらいの外装キットとして販売されていたものです。
現在では何処のショップにも新品では売っていない
(有名店では取扱はあるみたいだけど、ココ数年SOLD OUT状態)
VFC製AKMSのレビューを綴るのもどうかと思いはしましたが、
ついに決定版のAKを我が手にした悦びのほうが大きいので敢えて掲載します。
VFC製カラシニコフは史上初のマルイコピーではない
独自の構成によって作り上げられたAKでした。
マルイ製みたいなネジ止めの結合ではなく、ピンによる結合、
実銃通りの分解が可能な上下ハンドガードは全てVFCが本家。
それ以前にICSやG&G、CYMAがAKの電動ガンを販売しており、
それらはすべてマルイAK47のコピーだったのですが、
VFC製AKが登場してからというもの、AK47系列はそのままマルイコピーで製造されるも、
AKM、AK74系列のカラシニコフは全てVFC製AKをパクって開発、製造されたのです。
現在ではAKの最高峰として名高いLCTのAKも、元はといえばVFCが母体。
我輩のあやふやな記憶によるとイノカツというメーカーが
VFC製AKを真似たか、それともお互いの間に何らかの良い関係があったのか、
AKのリアルな外装キットをイノカツブランドで販売していましたが、
そのイノカツがLCTに名を変えて中身入りのAKを作るようになって今に至る模様。
つまり、タイトルにもあるようにVFC製AKこそがリアルなカラシニコフトイガンの元祖であり、
現在のAK天国(泥沼地獄とも言う)に至る要因と言っても過言ではない(適当)。
我輩が数あるロシアンカラシニコフの中で一番好きなのがAKMS。
その理由はストックを伸ばしたときの、この無骨でクールなデザイン。
現在では時代遅れ感のあるスイングタイプの折りたたみストックが
古いライフルを好ましく思う我輩の神経を刺激するんですね。
「AKS47も似たようなもんじゃないか?」とおっしゃる方も居られるでしょうが、
AKS47はストックが斜めなのがだらしねぇな、真っ直ぐなAKMSの方が美しい。
とは言ったものの、ナチスドイツのMP40を発端としたこの折りたたみストック、
展開はやり難いし頬付けで構えてもしっくり来るものではありません。
しっかり構えて撃ちたいのなら、固定ストックのAKMを買うべきでしょう。
でもAKは無骨であることこそが真骨頂であると考えれば、
このAKMSこそが数あるAKの中でも無骨さを表現しており
洗練と野暮の中間位置にある途上の美があるというのが我輩の思考。
VFC製AKはグリップ以外、外装に樹脂は使われておりません。
ハンドガードは勿論実銃と同じく合板、外装は全て鉄です。
(一部アウターバレルがアルミ製のものもあるらしい)
フロント周りから見ていきましょう。
斜めにカットされたAKM独特のフラッシュハイダーは
切り口の仕上げが意外と雑で実はLCTの製の方が綺麗。
余談ですがこの斜めハイダー、銃本体側から見ると右傾きの位置で固定されているんですが、
その理由は実銃のライフリングが6条右転のため、
発射される弾丸は右回りに出ると共に斜め右上に反動が生じるので、
発射時の燃焼ガスを斜め右上に逃がし、反動を相殺させる形状なのだとか。
フロントサイト、ガスチューブ周りは鉄ですが、キャストアイアンで出来ています。
質感的にはCYMAのものに近い感じで、出来は良いけどシャープさに欠ける。
我輩的にはLCT、E&Lの方がAKらしい立派な仕上がりな記憶。
合板製のハンドガードはLCT製とは違い、強化ピンが打ち込まれています。
下に水抜き穴も空いており、ニス仕上げもE&L製AKのように厚ぼったくない。
バランスの取れた色具合で美しいの一言です。
リアサイトブロックはキャストアイアンですが、リアサイトは削り出し。
リアサイトは1から10まで数字が書かれているタイプ。
サイトは良いんですが、基部の仕上げはLCTと比べると今ひとつですね。
フレームは鉄板加工、リベットもしっかり再現。
仕上げは他社製AKと比べても遜色ない美しい出来です。
レシーバーカバーも良い感じの仕上がりで素晴らしい。
ココだけは後発のAKに勝る部分と言えるでしょう。
チャージングハンドルは鋳造でバッテリー入れていないとガッタガタ動きやがります。
おそらく、フレーム内部のレールが短くて残念なことになっている模様。
ココの作りの甘さに我輩「VFC、言われていたほどのものじゃねぇな」と落胆。
トリガーガードはリベット留めなので交換するorマグウェル取り付けるには
リベットをグラインダーで削るかドリルでブチ抜くしかありません。
マガジンキャッチもカシメで取り付けているのでドリルでブチ(以下略)
更に残念だったのがグリップ。左がVFC製のもの。
ベークライトの色合いをどうにか表現してはいるものの
表面がテッカテカツルツルのプラ丸出しの残念なグリップだったので、
手持ちのD-BOY製のグリップ(黒い方)と交換しました。
まー恐らく、LCTやE&LのAKがよく出来ているのは、
VFCをコピーしつつ、悪い部分は出来る限り修正した結果なんでしょうね。
本来のキットではチャンバーはマルイAK47別途必要なのですが、
我輩が落札したブツにはPRO WINのCNCチャンバーが付属していました。
このメタルチャンバーはメカボにも固定するネジ穴があり、
堅固な固定で確実な命中精度が売りらしいんですが、
いざゲームに持ち込んでみると時々弾が出なくて残念な状況に。
手持ちのマルイAK用チャンバーと交換したら弾出るようになったんで、
やっぱマルイの中身は間違いない逸品なんだなと謎の感動。
そして社外カスタムパーツは相性があるんだなと再認識。
回転式のフォールディングストックは伸ばしても畳んでもガタガタします。
そして折り畳むとハンドガードに傷をつけるという・・・
可動させる時はストック取付部のロックボタンをぐっと握って押しながらストックを回す。
尚、バットプレート?に相当する銃尾部分にロックはありません。
そしてこの部分に付属している後部スリングスイベル、
見た目的には回りそうですが残念ながら回転しません。
AKMは1950年代後半に登場したライフルなので、
そこら辺今のライフルと違って優しい作りではありません。
尚、AKMSはフォールディングストックの為&光学?何それ美味しいの?な
時代の銃が故にフレーム左側にはマウントベースはありません。
どーしてもドットサイトorスコープ付けたければ固定ストックのAKMを買いましょう。
VFC製AKMSはLCTやE&L製品同様、マルイAK47用マガジン使用可能です。
キットに同封されていたマガジンはマルイの多弾マガジンと完全一致なブツでした。
最近では海外製で安いAK47用のマガジンが色々出回っておりますが、
少しぐらいお値段が高かろうが王道を征くマルイ製マガジンを買うのがよろしいようで。
でもCYMAのAK用マガジンは案外良い出来でトラブルも少なく、侮れない。
我輩の手元に来た時のVFC製AKMSの姿。
あれ、インナーバレルとチャンバーが写っていない。まあいいや。
元々バラバラ状態で分解する必要がなかったので、
VFC製AKMSの分解手順を紹介することが出来ません。
なので組み立て手順を載せることにしますが、多分需要は無いな。
尚、VFCもLCTもE&Lも構造はほぼほぼ一致なので、
そこら辺のAKをお持ちなら一応参考にはなるはずです。
メカボックスをフレームに突っ込む際は、この引掛け部分に注意。
無理やり押し込むと配線がブチ切れる恐れがあります。
尚この部分、配線が遊ばないようにするためのガードです。
塩梅よくメカボックスをぶっ込んだらグリップを取り付けましょう。
そしてセレクタープレートの取り付け。
LCT製AKのようにメカボックスのセレクターを動かすパーツが
セレクターと一体化しておりますので組付けは簡単ですが、
社外品を取り付ける場合はマルイAKのココの部品が必要。
取り付けたらセレクター固定用のスクリューを締めます。
次に取り付けるのはインナーバレル&チャンバー&スプリング。
ちゃーんとゴム(チャンバーの)を装着してから入れるんだぞ、解ったな?
スプリングを入れ忘れるとチャンバーがガタガタするのでご注意。
そしてフレーム内部のチャンバー固定ブロックにチャンバーをクロスネジで取り付けます。
その後リアサイトブロックと一体化したアウターバレルアッセンブリーを突っ込み・・・
リアサイト基部にあるイモネジを締めてフレームに固定し、
リアサイト基部のピンを叩き込んでガッチリ固定します。
リアサイトの板バネを取り付け、リアサイトを溝に突っ込みながら取り付けたら、
アウターバレルに付いている固定金具を移動させてアンダーハンドガードを取り付けます。
指さしている部分のレバーを回転させると固定されます。
尚、我輩の個体はハンドガードに遊びが無くてギッチギチで、
取り付けに相当苦しい思いをしたので基部が干渉する部分
(ハンドガードの白くなっている部分)を削ったら
1mm程削りすぎて取り付けると少々ガタが出てしまいました。
アッパーハンドガードを取り付けて固定したら
バレル下部にあるクリーニングロッド(何とリアルサイズ!長い!)を取り付けます。
そしてチャージングハンドルをフレーム内にぶっ込み、
チャージングハンドル固定ロッドとスプリングをメカボックスに取り付けて
チャージングハンドルの穴に通して固定し、
レシーバーカバーを取り付ければ完成です。
バッテリーはレシーバーカバー内部に収納します。
使えるのはリポでもリフェでもニッ水でも何でもいいですが細いバッテリーのみ。
ナム戦装備(ただし北側のなw)でAKMSというのは見慣れない感じではありますが、
1974年ぐらいまで続いたヴェトナム戦争で1959年に正式化されたAKMSが
旧ソ連から実験も兼ねて持ち込まれて当時のヴェトナムで使われた可能性は
微粒子レベルで存在しているとは思いますので問題はないでしょう。
メカボックス、インナーバレル、チャンバーと言ったパーツは、
全て手持ちのものを取り付けて調整しているので
VFC製品自体の性能をどうこう語ることは不可能ですが、
過去20数年の実績ある我輩の手で組んだので特に問題なし。
トータル的に見ると希少性や過去の良い評判や噂を元に、
わざわざVFC製AKに手を出す必然性は無いというのが我輩の見解です。
どうしてもAKMSが欲しいなら現在生産されているLCTやE&L製品を買うべき。
そして持ち運びにコンパクトである必然性がないのなら、
敢えてAKMSを選ぶ必要もないというのも我輩の持論。
逆に言えば敢えてコイツを欲する輩は我輩みたく捻くれ者である可能性あり。
でも我輩的にはVFC製AKMS、満足の逸品です。
ただやっぱりチャージングハンドルがガッタガッタなのは気になるなぁ。
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エアソフトガン
Sun, 26 May 2019 22:20:54 +0900
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紳士の国のライフルは真摯じゃないと扱えない?
我輩の浜松研修時代の同期(1個上の先輩だけど)ウズウズさんは西都の三納出身。
何時の日か宮崎に帰りたいと願いながら、まだ帰れない不幸な人です。
そんなウズウズさんの心の癒やしは、我輩同様エアガン集め。
長モノはサバゲー出来る程度の数しか持っていないらしいですが、
ハンドガンは独身貴族の財力をフルに活用して
2ヶ月日替わりで遊べるぐらい所有しているようです。この好き者がw
さて、去年の夏にウズウズさん「ボーナスでG&GのL85買っちゃったんだ(ハート)」と
LINEしてきたんで「今度の盆休み宮崎に帰ってくるんでしょ?持ってきなさい!」と返したら
「高速で警察にパクられた時にコレが後部座席にあったらヤバイやん!」と言ってたんですが、
やっぱ趣味人って基本、面白いものは見せびらかしたいんですよねぇ、
我輩に試射させるために律儀に持ってきてくれましたよ。
新富町近辺でエアガンを思う存分ぶっ放せる場所は嫁の実家の山ぐらいです。
草ボーボーのヂゴンの巣に入る前に道に威風堂々と生えている草を鎌でなぎ倒し、
20分ぐらい時間をかけてヂゴンの巣に到着という間抜けな状況。
尚、この草刈り作業が辛くてヂゴンの巣閉鎖を検討した我輩。
L85というライフルの事を知ってるサバイバルゲームプレイヤーの割合率は、
骨髄バンクに登録している人数の割合率並みに少ないようなので、
(なお、我輩は骨髄バンクに登録しておりますがその話はまた後ほど)
軽く説明をさせていただきますと、コレはイギリス軍の制式採用しているライフルです。
イギリス以外にもジャマイカとボリビアが採用しているらしいです。
特徴は見た目のとおり、ブルパップ方式であること。
ブルパップが何なのか、サバゲーしている人には説明不要でしょうが、
ウチのブログはノンケも多数拝見しておられるようなので軽く説明しますと、
グリップの後ろに機関部を配置する方式のことです。
つまり、本来はストックである部分に機関部が収まるので、
銃本体は小型化されて持ち運びしやすくなる、
銃身はそのままなので命中精度もそのままというのがウリ。
代表的なものではフランス軍のFA-MAS、オーストリア軍のシュタイアAUG、
中国人民解放軍の95式自動歩槍、イスラエルのタボールが挙げられます。
このL85はA2というH&Kが改修したモデル。
(G&Gはこの他にも前モデルのA1、カービンタイプのAFVをモデルアップ)
ジャムが起きやすい、反動がデカい、トリガーが硬い、マガジンがポンコツ、
そしてコッキングレバーの形状が悪くて薬莢が飛び出さないという欠点を
H&Kが工夫と苦労を重ねて改修したモデルがコレになります。
L85のサイズはM4カービンより8cm程短いですが、
ブルパップの形状を生かしてバレルは500mmとM16A2並です。
外装はハンドガードとグリップ、チークパッドとバットプレート以外殆ど金属製。
だからコンパクトではありますが、ソレ以上に重さが図師っときやがります。
デザイン的には他のブルパップ銃と比べると前時代的。
良く言えば無骨、悪く言えば普通のライフルをそのままプルパップにしたような感じ。
(調べてみたところ、L85はAR-18をブルパップ化したライフルらしいです)
更に悪くいうと、プルパップ化にあたって工夫した形跡が全くゼロ。
ハイダーは昔ながらのバードケージ(鳥籠)ハイダー。
先端だけでなく、根本が伸びているというあまり見ない形状のもの。
アウターバレルは多分アルミ製で握ってもぐらつきはゼロ。
剛性感に関しましては文句ない出来です。
ハンドガードは頑丈な樹脂で出来ているのか、安っぽい印象は感じません。
そこら辺は流石、高級電動ガンを売り出すG&Gらしい作りです。
上部ヒートガードを開くと(固いけど工具無しで開きます)バッテリー搭載スペース。
ガスチューブが再現されているのが嬉しい配慮ですね。
見えないところまで作り込まれているとそのメーカーの良心を感じます。
でもガスチューブのお陰でスペースが狭いんですがねw
バレルとハンドガードの隙間にバッテリーを収める様になっているので、
セパレートタイプや細くて短いタイプのリポバッテリーが収納可能です。
フロントサイトはエッジの効いた綺麗な作りで、上下の調整が可能。
ドットサイトを取り付けた時はネジ一つで取り外せるようにもなっています。
でも社外品の折りたたみタイプへの換装は、根本にレール溝を切らないと無理。
M4みたいなキャリングハンドル状のリアサイトは左右の調整が可能です。
取り外すとキャリングハンドル基部には20mmのレールがあるので、
大抵のスコープやドットサイトは取付可能ですが(ただしハイマウントであることが条件)、
M4みたいに工具無しで取り外せない(ネジ緩める必要がある)のが不便です。
ブルパップの欠点その1、機関部が後ろにある分、
フロントサイトとリアサイトの感覚が短くなるので正確な照準が付け難い。
AKシリーズもリアサイトが大分向う側にあるが故、照準が大雑把ですがねw
それを解消するためにプルパップライフルはドットサイト(例:P90)や
スコープ(例:シュタイアAUG)といった光学照準器が標準装備になっているのですが、
銃本体のお値段が光学照準器の分、光学だけに高額になりますので、
大量に武器を発注しなければならない軍隊では予算面がネックとなるが故に
価格を下げるためにアイアンサイトにしているものもあります(例:FA-MAS)。
L85にはSUSATサイトという見た目はドットサイト、でも中身は4倍のスコープ?
クロスラインの代わりに謎のオベリスクが見える光学照準器を付けるのが正当なのですが、
LS製L85に純正別売りの4倍SUSATを載せて使っていた我輩に言わせると
アレはどう考えても英国の暗黒面に満ちたサイトなので、
出来ることならごく普通のドットサイトを載せるのがよろしいでしょう。
スチール製の冷たいフレームの出来栄えも美しい。
バットプレートに構えた時の感触は可もなく不可もない感じ。
チャージングハンドルが変な形なのはH&Kがジャム解消のために
考察した結果の賜物ですがそれ程使いにくくはない。
なお、フレームのココについているレバーは64式みたいなスライド止め。
ホップ調整の際はココでチャージングハンドルを固定し、ホップダイヤルを調整。
尚、G&G製L85は疑似ブローバックが付属しているので、
射撃時にはチャージングハンドルは必ず戻さないとイカンとウズウズさん言ってましたが、
AIRSOFT97のレビューによると固定して撃っても問題ないとのこと?どっちよ?
ブルパップの欠点その2、セイフティ及びセミ/フルのセレクターが妙なところにある。
機関部が後ろにあるが故に当然セレクターも後ろになるのですが、
グリップは機関部よりも前になるので、瞬時に切り替えるのは至難の業。
フレーム後部に設置されるセレクターは上に切り替えるとフルオート、下がセミオート。
セイフティは別のところにあります(後ほど説明)。
マガジンキャッチもそのまま取って付けたような形状で、
見ての通り押さえれば抜けるんですが片手で操作しにくいんですねコレが。
その上、腰だめ撃ちの態勢を取るとマガジンキャッチを押し込んでしまい、
そのまま抜け落ちることがあるという謎ポジション(脱落防止のためにガードは付いている)。
ブルパップの欠点その3、機関部が後ろにあるがゆえにマグチェンジがやり難い。
L85の場合はマグチェンジしやすいようにとサイドにマグキャッチを付けたのでしょうが、
どっちにしてもマガジンが後ろにあるということは不自然な体勢を取らざるを得ないという。
FA-MASやAUGがマガジンの前後に解除するレバーを設けているのには
脱落しにくいポジションに設置するという訳があるのね。
しかも、付属の450連マガジンは抜けにくいと来たもんだ。
脱落防止用にマグウェルを狭くしているのか?
尚、マルイのM4マガジンor他社製STANAGマガジンも使用可能だそうです。
L85はAR18をベースに開発されたライフルなので、
グリップはAR18のものをそのまま使用しているらしいのですが、
握った感触は可もなく不可もなし。
余談ですがグリップの底はスポッと外して小物入れになるけど、
ココに何を入れればいいんか?アメとか入れるか?
尚、トリガー上部の丸いポコッとした部分がセイフティになり、
どちらかに押し込む(どっちかは忘れた)と安全、発射となります。
スリングスイベルの位置は可もなく不可もなし。
ストック根本にスイベルがあるので、マグプルの1点式スイベルは向かないかな?
実銃では悪いと酷評されていた重量バランスは、
電動ガンでは平均的で重量感をあまり感じさせません。
マガジンを突き刺し(銃を構えた状態では意外と面倒)、
チャージングハンドルを動かして装填した気分に浸り、
(変な形状だけど左手で操作するには便利である)
ストックを肩付けし、アイアンサイトで15m先のペプシコーラに狙いを定めて射撃!
弾道は可もなく不可もない、台湾製なので中華に比べるとそこらへんの出来はよろしい。
ただ、照準線が短いせいか、20m以上での精密射撃には向かない。
それでもサバイバルゲームの武器としては短くて収まりの良いサイズなので悪くはない。
ただやはり、敢えてL85を選択するという思考には至らない。
コレは完全に、ロイヤルアーミー(大英帝国陸軍)専用の武器だわ。
ウズウズ先輩が「この銃、左で構えて撃てないんすよ!」というので、
試しに左に構えて撃ってみたらどういうことでしょう、
チャージングハンドルのブローバックが目の前1mmのところまで接近してきて、
迫力がどうとか以前にビビってしまう事態に陥りましたね!
ブルパップの欠点その4、右左兼用デザインじゃないと左手では使い辛い。
FA-MASやAUGはソコのところよーく考えられていて、
イジェクションポートを任意で換えられるような設計ですし、
FA-MASに関してはチャージングハンドルも上部に設置してどちらの手でも使用可能です。
でもL85は左手で運用することを全く考えていない設計。
さて、全体を見渡して我輩が以前所有していたLS製L85電動カスタムと比べていましたが、
G&G製L85の出来栄えは玩具感を払拭するレベルで、クオリティ高い。
フレームの冷たい感触はLCT製品と同様なレベルですし、
樹脂パーツも安っぽさが見受けられないし、細部の作りも確かです。
なのに・・・全く以て欲しいと思えない!
我輩はね、M4系列以外の電動ガンならば人が持っているのを見ると
ソレはソレは羨ましくて多少なりとも物欲が湧き上がるんですよ。
その武器仕入れて、何処のフィールドで、どういう状況下で、
どういう装備に合わせて使えるかなとか、色々妄想を膨らませるんですよ。
でもね、我輩が現在、現用ロイヤルアーミー装備に興味が無いことを差し引いても、
ウズウズ先輩がL85を所有していることに対して全然羨ましさを感じないのです。
そのお値段(1パットンぐらいする)、使いにくさ、それ程格好良くない、
理由は色々あるんでしょうがコレほどマニアックな銃なのに
購入意欲を掻き立てられないブツは久しぶりです。
※写真は我輩が大英帝国陸軍のコスプレをしていた若かりし頃の写真です。
銃はLS製L85A1、FA-MASメカボ換装電動ガンカスタム。
迷彩服はDPM85、でも装備は金が無かったのでP58。(イギリスがFAL使っていた頃の装備)
マズルハイダーに被せるタイプの銃剣が欲しくて仕方なかったあの頃。
この頃の我輩にG&G製L85を見せたら確実に飛びつくでしょうね。
そして装備も思い切ってP90買っちゃうんだろうなぁ。
でも今時点でイギリス軍装備をするつもりは全く無いので、一生買わない。
逆に言うと、イギリス軍装備をやりたい人は是非ともL85を購入して、
ジョンブル魂とは如何なるものであるかを完全に理解してくだされ。
ソレを踏まえた上で「でもさ、SASはM4とかHK416とかMP5使っているから~」
とか言いながらL85に未練を感じている風を装いながらシレッと乗り換えるべし!
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エアソフトガン
Tue, 14 May 2019 22:53:45 +0900