2012年07月07日

コメントに適当に妄想を付けて文章にした

エアガンおやぢ様がイベリコ豚を購入の際、
面白い家族エピソードが生まれてしまったというので、
我輩風文章に変換してココに紹介してみることにします。

さて、いつぞやイベリコ豚が美味しいという話を聞いたので、
40数年のただれた人生によって肉欲に塗れた私は大変興味が湧いてしまい、
どうにかしてその肉を仕入れて、食してみたいと思ったのです。

本来助平な人間ゆえ、メス豚の肉には人以上の執着と愛着を持つ私。
近所のスーパーや結構離れた街までその肉を求めて彷徨いましたが、
やっとその肉を見つけた時はお目当ての風俗店を見つけた時のような気分でしたね。
スーパーにはなかったので結局ネットショップで購入することにしました。

あまりにも嬉しくてまだ入手していないのに家族に公表してしまいました。
嫁さんや子供達も美味しい豚肉が食べられると聞いて大喜びです。

そうでしょう、私の住む北海道は肉といえば豚肉。
すき焼きも当たり前のように豚肉でやりますし、焼き鳥も豚バラ。
最近でこそとかち鹿追牛、北見牛、白老牛と有名なブランド牛がありますが、
私が幼少の頃は肉といえば豚肉しか選択肢がなかったし、
その事実に対して疑問を感じることもありませんでした。

特に興味津々だったのは小学3年生の息子。
根掘り葉掘りイベリコ豚について質問攻めです。

「パパ、その豚はどこの国の豚なの?」

流石色んな事に興味深々な我が息子、的を得た質問です。「スペインの豚なんだよ」

「パパ、その豚は餌は何を食べるの?」

えっ?「うん、ドングリを食べるそうだよ」

すると息子難しい顔をしながら「ドングリ!? 困ったな・・・」

一体何が困るんだか。まあいいや。
今の私にはイベリコメス豚の新たなる肉欲以外眼中にありません。

そしてそれから数日後、念願のイベリコ豚到着です。
去年NOOBARMSでLCTのカラシニコフとAMD-65を購入した時は
嫁から冷たい視線を浴びながら宅配業者から荷物を受け取ったのですが、
今回は家族も一緒に食べる美味しい肉なので
家族の温かい視線を浴びながらの開封です。
家族のいつもと違うざわめきに思わず私も口元が緩みます。

今日の晩御飯はイベリコ豚で焼肉。
肉を焼くといつもの豚肉と違う芳醇な香りが台所中に漂います。
そしてその匂いに誘われるようにハイエナ共、じゃなくて家族集合。

イベリコ豚は想像以上に普通の豚肉と違い、嫌な豚臭さがなく、
肉自体も柔らかく大変美味しいものだったのですが、
「ケツの穴に指を入れられるとゾクゾクする」というような私ぐらいの助平親父になると
逆に癖がなすぎて物足りない気がしなくもありませんでした。
やはりメス豚の肉も豚肉も独特の癖があるから豚肉なんですよね。
あの少しむっとするような匂いにそそられるんです。
まあイベリコ豚とどちらが好みかと言われれば私はメス豚を取りますね。

でも家族からは思いのほか好評で、「またこのお肉食べたいね!」
「パパ、久しぶりに良い物を買ったね(←余計なお世話w)」と絶賛の嵐です。
ただ、その絶賛は私に対するものではなくイベリコ豚に対するものなのでしょうが(・ε・)。
でもいいんです。家族の笑顔は私にとっても大切な宝物。
美味しい豚肉のおかげで私の株も少々上がりました。FACEBOOK株超える日も近いでしょう。

しかし家族がイベリコ豚にニコニコしている最中、
一人だけがっかりしてふてくされているのが居ました。小学3年生の息子です。

どうやら息子は私が「イベリコ豚買うぞ」と言ったのを、
「イベリコ豚飼うぞ」と完全に勘違いしたみたいです。
イベリコ豚が届いたその日、息子は開口一番「えー!違う!!何で??」
すっかりその気になっていた彼の落胆はかなりのもので、
当然一口も食すことなく、光の速度でふて寝してしまいました。

後で解ったのですが、息子はこっそりダンボールで子豚の家まで作っていたそうです。
我が家の納屋の人目に付きにくい所にガムテープベタ貼りした
ダンボールのでかい物体がありました。そこまで本気だったとは・・・

我が家は農家をやっており、私が小学6年生の頃まで農業だけでなく
養豚も手がけていたので幸運にも豚を買うノウハウはあります。
可哀想な息子の為にイベリコ豚をペットとして買うべきか真剣に検討中です。
飽きたら屠殺してイベリコ豚肉パーティすればいいですしね。ダメ?

ただ、問題なのは肉屋や大手スーパーにも置いていなかったイベリコ豚、
生きているやつはどこで買えるのだろうかと・・・
これは大きく股を開くメス豚を探すよりも困難を極めそうです。


Posted by 砥部良軍曹 at 13:39│Comments(5)
この記事へのコメント
いい話だ(涙)
道徳の教科書に載せてもいいくらいですな。動物を愛でる環境があったからこそ、このお子様の発想があったのでしょう。

ちなみにうちのハウスの隣でも豚飼ってましたが、ミニ豚のはすがリアルサイズだったというオチが。牙を抜いてなかったせいで、親父が負傷したことありました(汗)
当然、そのあとバーベキューになったのは言うまでもありませんw

言葉がわかる子供でさえやっとですから、何も通じない動物を育てるのは言わずもがなかなと思う今日この頃です。

今日はいい天気だなぁ〜。
Posted by P職人 at 2012年07月08日 10:31
感動した!! 感涙した!! 

閣下、まさか本当にブログにUPされるとは…
本当にありがとうございます!! 保存版にします。
しかもその内容が、盗聴器でも仕掛けているのでは??と疑うくらい、我家の日常のありのままを書いてらっしゃるではないですか!
私の変態描写もしかり…
とても嬉しいのですが、全裸で神輿を担いで町を練り歩いているような…とでもいいましょうか、「うんもぅ、フンドシくらいはかせてよぉ!」というような、誇らしいけど恥ずかしいよく分かんない心持です。

イベリコ豚を飼う件はいまだ検討中ですが、一応知り合いの養豚農家さんに乳首…いや入手可能か確認してもらってます。
普通のブタならタダでくれるそうなので、それでもいいような気がするのですが、やっぱり…ねぇ…
Posted by エアガンおやぢ at 2012年07月08日 12:23
感動した!! 感涙した!!  

閣下、まさか本当にブログにUPされるとは…
本当にありがとうございます!! 保存版にします。
しかもその内容が、盗聴器でも仕掛けているのでは??と疑うくらい、我家の日常のありのままを書いてらっしゃるではないですか!
私の変態描写もしかり…
とても嬉しいのですが、全裸で神輿を担いで町を練り歩いているような…とでもいいましょうか、「うんもぅ、フンドシくらいはかせてよぉ!」というような、誇らしいけど恥ずかしいよく分かんない心持です。

イベリコ豚を飼う件はいまだ検討中ですが、一応知り合いの養豚農家さんに入手可能か確認してもらってます。
普通のブタならタダでくれるそうなので、それでもいいような気がするのですが、やっぱり…ねぇ…
Posted by エアガンおやぢ at 2012年07月08日 12:25
閣下、すみません。

みやChanの検閲に引っかかる内容だったらしく、いろいろ削除していたら2度カキコになってしまいました。
大事なことだったから2度書いたんじゃないですから。

一度目のそんなに酷かったのかなぁ…
ちなみに2度目と3度目の違う部分はどこでしょう?
そこのヒマな人、すぐ答えなさい!
Posted by エアガンおやぢ at 2012年07月08日 12:32
>p-マン職人殿
それよりも豚ってペットに買う生き物なんでしょうかね?
大概危険そうで素人にはお勧めしないような感じですが・・・

でも笑えるような笑えない話ですね。

>エアガンおやぢ様
入手→乳(にゅう)首(しゅ)
この手の真面目なブログってアダルト用語はダメみたいですもんね。

いやーしかし他人に成り代わって文章作るのは大変でした。
それでも30分ぐらいで大まかな文章は出来ましたがね。

どーせ飼うならイベリコでしょう。入手出来るかどーか不明ですが。
そして息子さんに餌のドングリ拾ってきてもらう。これ最強。
しかしあまりドングリ拾いすぎると縄文人と間違えられる。諸刃の剣。
素人にはお勧めしない。
Posted by 伍長閣下 at 2012年07月08日 21:18
 
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コメントに適当に妄想を付けて文章にした
    コメント(5)