2024年08月23日
福岡でマジカルミライ2024が開催?!
マジカルミライ、それは初音ミクを初めとするボーカロイドの祭典。
「ボーカロイドって何?」っていう人は見なくていいです(正論)。
今まで東京、大阪、札幌などで開催されていたこのイベントが初めて関門海峡を超えて九州に来る!
コレはもう、ボカロ(ロカボじゃねーぞ)好きなウチの娘は浮き足立って仕方がない。
「ウチの職場、土日休みとれるかな」と就職前から気が気でない模様。
そして今年6月、娘が「暫くは土日休みだから・・・マジカルミライ2024福岡行ける(確信)!」
「早くチケット取らなきゃ(迫真)」と静かに興奮気味。
そこにしゃしゃり出る我輩「どうやって行く?泊まる場所とかどーする?福岡の回り方知ってる?」
すると娘「父さんも来てくれるとありがたい」と。
心配するな、我輩はその日夏休みだし、母上と弟のヂャキに連絡して、
実家の暖かい布団と暖かい朝飯を準備するよう伝えとくわ。
ところで我輩は他の開催地の事情がよく解らんのですが、
マジカルミライには福岡を牛耳る大企業?天下の西鉄もタイアップしているみたいで
西鉄福岡駅に隣接するソラリアステージやソラリアプラザで別口イベント開催するんですね。
というわけで我輩はイベント会場を調べ、脳内行動計画の作成。
ライブ会場の福岡サンパレス、企画展の福岡国際会議場、ソラリアプラザ、ソラリアステージ、
全て高校生or20代の頃イベントで行った場所なので行き方も駐車場も把握済み。
さて、娘は無事チケットの抽選に当たったかな?
我輩はライブで流れて来るよーな今時のボカロ曲は知らんからライブはどーでもいいけど、
色んな販売元が来て初音ミクグッズを売る企画展だけはどーしても行きたい!
しかし、くじ運の悪い我輩の血なのかメインのボカロライブはおろか企画展のチケットも当たらず、
入手したのはサブイベント的な「Digital Stars」というクラブで実施するイベントのチケットのみ。
その日の晩、扉が閉ざされた娘の部屋から啜り泣く音がした気がします。
念願のイベントが九州上陸したのに、ハナクソ程度しか絡めない、悲しすぎる。
というわけで我輩もライブチケットその他入手のため水面下で動こうとしたところ、
ライブは無理でも企画展は当日チケットを先着順で販売することが判明。
というわけでワンチャン当日券を入手して企画展に入れる期待を抱き、
無理ならソラリアのイベントと「Digital Stars」にいく方向で福岡に行く事にしました。
そして8月17日朝、我輩も娘もワクワク早起きして予定時間より30分早く出発!
我輩はローソンでモンエナを買い、娘もサンドウィッチを購入。
娘の運転で西都ICから高速に乗り、我輩が知っている昔の初音ミクの曲を車内に流しながら、
東九州自動車道を走りとりあえず山江SAに向かいます。
山江から広川まではプリキュアオールスターズFのDVD見ながら我輩が運転、
広川から基山までは劇場版アイカツ!のDVD見ながらまた娘が運転、
基山から福岡は全て土地勘のある我輩がステアリングを握ります。
しかし娘の15年落ちのダイハツムーヴ、軽自動車なのに高速でも結構飛ばせるな。
実家に到着したら母上と弟のヂャギ、弟の嫁が我輩と娘を快く出迎えてくれたので、
土産に買って来たたかなべギョーザを渡して家に入ろうとすると
「早よう飯食ってイベント会場さん向かわんといかんとやろ!ラーメン食いに行くよ!」
我輩もかなりせっかちだが、我輩の家族はそれ以上にせっかちである。それが福岡人。
いつもの家からクルマで2分程度の場所にある長浜御殿に行って昼メシ。
未だに590円でラーメン売れるのに家族全員で驚愕、でもラーメンは旨し。
その後実家に戻り、まだ30分ぐらい余裕があったので家に上がると、
弟がドクターペッパーダイエットを出して来て「久しぶりの再会に乾杯だ」と。
ドクターペッパーを飲み干したらミクさんに会いに福岡国際会議場に向かいます。
実家からはクルマで30分弱、然程遠くはない。
駐車場満席だったらどーしようかと思いましたが、サンパレス前の駐車場空いててラッキー。
(しかし駐車場出る時、料金2000円払わなければならなくてなんだこれはたまげたなあ)
下車したら我輩的にナイスでクールなマツダ・RX-8が居たので、
既に企画展を見終わって車内でコンサート待ちのオーナーに声をかけて写真撮らせて貰いました。
(エンジンもかけずに車内で待機なのはロータリーエンジンのクルマなのでお察し下され)
その後、企画展の当日券を買うためにサンパレス裏?隣りの福岡国際会議場に向かうと、
何という事でしょう、絶望感しか湧いて来ない長座の列が出来ているではありませんか!
ミクさんグッズで身を固めた(時々リンレンあり)歴戦の勇者達が一杯だ!
でも一蘭のラーメン食うのに並ぶ気は毛頭ありませんが、企画展なら話が変わります。
大人しくそっと列の最後尾に並び、40分後に始まるであろう当日券の販売を待ちます。
途中で「当日券売り場列最後尾」のプラカードを手にしたスタッフが
「後ろに並んでいる方は当日券が買えないかもしれませんのでご了承下さい」と
言ってるのを聞きながら「ウチらの分はあるだろうか」という恐怖心に駆られますが、
列に並んで1時間後ぐらいですかね、企画展の当日券ゲットだぜ!
このクソ暑い最中並んだ甲斐があった。
企画展は2階と4階、5階で実施しており、2階はマジカルミライ関連企業の出店。
とりあえず2階で展示物や商品を眺めながら、物欲を抑えてブツを吟味します。
いやしかし、初音ミクのグッズって宮崎ではほぼほぼ入手不可能だから、
「この機会に買わなきゃ(使命感)という気持ちが昂り過ぎて頭がバグりますね。
THEアルフィーの高見沢さんのみたいなギター発見、何だこれはたまげたなぁ。
その後4階へ上がり展示を拝見、5階でマジカルミライ2024福岡オフィシャルグッズを物色。
またカオスな行列が出来ているかと思いきや、人意外と並んでなくてすんなり会計。
ミクさんのトートバッグ的なのが欲しかったんですが、
バッグ類はクセとコレクション要素が強すぎる物しか無い。
他はアクスタとか缶バッジとかポスターとかぬいぐるみやフィギュアみたいな
我輩のようなノンケには不必要なものが大多数を締めておりました。
んで、結局買ったのはド派手なTシャツ2枚。
コレだけで結構な額ですが、こーいうのずっと欲しかったからまぁ多少はね。
あと、職場に持って行くチロリアンも買いましたw
ああ、今考えるとタオルも買うべきだったか・・・
5階の奥にはボカロで曲を作っている方々がCDやグッズを販売していましたが、
マトリョシカや深海少女やローリンガールでミクさん歴が止まっている我輩には
最近のボカロ曲は全くコレもうわかんねえななので軽くスルー。
娘は「オレの推しのPが来てないんだよおおお!」と小さく叫びながら撤退。
コンサートが始まるまで涼しい場所で待機している方々を脇目も振らず、次の現場へ。
駐車場にコレまたホットなミク愛に満ちたクルマが停まっていたので勝手に撮影。
宮崎ナンバーだったので、また何処かで会えるかも?イヤ既に会っているかも?
いやしかし、マジカルミライ福岡は会場の場所が良いね。
博多駅や西鉄福岡駅からバスに乗れば直ぐに行ける場所ばかりだし、解りやすい。
まあ福岡は九州では大都会(クリスタルキング)だけど、
街の規模的には然程デカくもなくて然程複雑じゃないからね。
114514日ぶりに天神に来たので、駐車場を見つけきれずに30分ぐらい流浪の民と化していましたが、
どーにか地下駐車場に入れてソラリアプラザに突入。
そして娘、ここでようやく西鉄コラボの初音ミクTシャツを購入。
ついでにボードに渾身の?いや完全手抜きの5分ミクをお絵描き。
その後ソラリアステージへ移動、ミクさんグッズ売り場で浮かれようとするも、
企画展でかなり散財したのでココで何か買うべきか2人で悩む。
いやねー、西鉄コラボのグッズがもっと色々あれば何か買いたかったんだけどなー。
というわけで時間的にも夕方、腹ごしらえをして脳みそを切り替えようと、
すぐ近くにあった「台湾夜市カシンフウ」という居酒屋に突入。
そこで2人、お茶を飲みながら酒の肴になりそーなメニューをチマチマ注文。
奥の皿は牡蠣のオムレツ。手前の台湾ソーセージ謎の甘味があってクセになりそう。
この店に決めた最大の理由、ルーロー飯が食いたかった。
うむ。コレは肉にスパイスが効いて旨い。でももう少し煮込んだ方が好き。
あと、卵は温玉じゃあなくて味がしっかりした煮卵が良かったなぁ。
ソラリアはプラザもステージも食い物屋さんが色々あるのが便利ですが、
マジカルミライに来た連中がソラリアのオサレな料理店に食いに行くのかは不明。
再びソラリアプラザに戻り、イベント会場横にあった高級チョコレート屋さんで、
食後のデザートのチョコレートソフトクリームを買って食します。
力強いチョコレート風味が品よく伝わる味わいの逸品。
あ、嫁への土産もココで買いました。みかんの皮(オレンジピールとも言う)。
そして娘が唯一入手したイベントのDigital Stars @ MAGICAL MIRAI 2024 in FUKUOKAの会場
「DRUM LOGOS」に向かうのですが場所は親富孝通りの細い路地の先、
昔の親不孝通りを知る我輩的にはタトゥーの入ったガラの悪い輩に
クスリでも勧められるんじゃなかろうかと心配だったのですが・・・
クラブの入り口に鳥肌実閣下のポスターが貼っているのを見つけて「あ、ココなら問題なし」
我輩は娘を放流後、小学校からの友人に会いに行きました。
久しぶりに会ったので近況報告だけで話が弾みまくりますが、
イベントが終わる前には親富孝通り近くのセブンイレブンに到着。
ライブを終えた娘曰く「目の前でボカロPがアレンジ曲とかリミックスを流すんだけどね、
こうして音楽は作られるんだっていうリアルと、作っている人が奏でてくれるライブ感が感動!」
「気が付いたら腕ちぎれるぐらい振り回して乗ってたよ!」と言ったのでかなり楽しかった模様。
本番を見る事は叶わなかったが、己同様ボカロを愛する者達と言葉は交わさなくても、
心が一体になって好きな曲を聴きながら皆んなで盛り上がる、
その悦びを感じる事が出来ただけでも娘は充分満足したようですね。
その後、実家に帰宅して兄弟でドクターペッパーダイエットを飲みながら、
「やっぱりドクペはビールの1000倍旨い!」と叫びながら夜中の2時まで騒いだのでした。
そして次の日、息子の土産を買いにアニメイトに行った後、
櫛田神社の近所の「西鉄ホテルクルーム博多」で初音ミクコラボメニューの
「ミクネード」を注文し、爽快感に包まれてマジカルミライを締めくくり、
「君たちはどう生きるか」のDVDを見ながら筑紫野ICへ突っ走って帰路についたのでした。
あ、途中で個人的にエチゴヤ南福岡店にパーツ買いに寄りましたw
娘が生まれた頃から聞かせていた初音ミク。(当時はニコニコ動画全盛期&ボカロ創成期)
幼稚園児になったら一緒に「みっくみくにしてあげる」や「ワールドイズマイン」、
「ブラックロックシューター」をカラオケで歌いながら親子で盛り上がり、
我輩がボカロへの興味が薄れても更に娘はボカロにどハマりしていき、
小中学校ではクラスにボカロ好きが誰も居なくて悲しい思いをしたけど、
ボカロに支えられて無事社会人になった我が娘はマジカルミライに行けて
「我が生涯に一片の悔いなし!」の想いでしょうが、
娘的には次回も福岡で開催してくれるかがかなり気掛かりなようです。
尚、帰りの昼メシに牧のうどんを食した事は言うまでもないでしょう。
最近宮崎にも資さんうどんが出来て、福岡のうどんを普通に食える環境にはなりましたが、
牧のうどん独特のフワフワした麺のうどんは牧のじゃないと食えないんだな。
2024年02月19日
松屋が近くに無いから自分でシュクメルリ作る事にした
松屋という牛丼屋さんに「シュクメルリ定食」なるものがあるそうな。
写真を見たが、こってりしていて旨そうである。
ただ、本場のものには無いチーズとサツマイモが入っているのはどーなんでしょうか?
我が家の近くには松屋が無いので、確認出来ないのが悔しいです(ザブングル)!
ていうか宮崎って松屋あるの?
シュクメルリとはジョージアという国の料理。
ジョージアはウクライナよりも南の方に離れた国で、隣にはロシア、
そして我輩が大好きなデカ肉料理を作るYouTuberが居るアゼルバイジャンかあります。
ソ連発足時にソ連の一部として無理矢理ねじ込まれ、ソ連崩壊と共に独立し、
旧ソ連の国家の中では珍しく主力ライフルにM4を採用している国(ここ重要)です。
我輩がジョージアという国を意識したのは三沢に住んでいた頃、
中居酒店で陶器のボトルに入ったワインを見つけ、購入した時でした。
あの時買ったワイン、さっぱりした飲み味で実に旨かった。
当時はまだジョージアの事を「グルジア」と呼んでいましたが、
ロシアとの仲が悪くなり?国名の呼び方を自国語にした「ジョージア」に改名したみたいです。
そんな日本にはあまり馴染みの無さそうな中央アジア辺りの国ですが、
親日家のティムラズ・レジャバ在日ジョージア大使が自身の国を日本に知ってもらうべく、
youtubeでジョージア料理のレシピを紹介しているんです。
勿論、そのレシピ中に今回紹介する「シュクメルリ」もあり、
ジョージア大使の嫁さんとお母さんが作り方を伝授しておりましたので、
本来どんな味がする料理なのか解らないけど、それが簡単で旨そうだったので参考にして作りました。
シュクメルリのレシピには色々あり、どれが基本なのかはこれもうわかんねえななんですが、
ジョージア大使が紹介しているレシピだからコレは間違いない
本場の本格的レシピと言っても過言では無いはず(断言)。
材料は以下の通り(4人前だが旨すぎて足りない可能性が微レ存)
◎鳥モモ肉(骨付き)2本、或いは5〜600gの鶏もも肉、鶏胸肉
◎ニンニク・・・6〜8片(多い方が絶対旨い)
◎タマネギ・・・大〜中1個
◎牛乳・・・200ml
◎オリーブオイル・・・大さじ2
◎バター・・・大さじ山盛り1〜2ぐらい
◎パプリカ(粉)・・・大さじ1
◎コリアンダーシード・・・大さじ1
◎フェヌグリーク・・・大さじ1
◎塩コショウ・・・計った事無いから解らん!
まずは下ごしらえ。
鶏肉は食べやすい大きさにカットします。
現代社会に骨抜きにされただらしねぇノンケ共は骨無し肉で作ってもいいですが、
見栄えや食った時の満足感を得たいなら断然骨付き肉です。
唐揚げ用の骨無し肉なら4cm角ぐらいに切り、骨付きもも肉は写真のように切ります。
その際、肉の厚みがある部分に幾らか切れ目を入れておけば、肉に火の通りが良くなります。
タマネギとニンニクは同じぐらいのサイズ(1cm弱ぐらい)にみじん切りにしましょう。
ニンニクの量は「二郎系のマシマシかな?」と思えるぐらいブチ込んでいいです。
でもペペロンチーノじゃないんでアフォみたいに細かく切らないでいいです。
あ、因みに日本でもよく食べられているペペロンチーノというパスタ、
アレは正式には「アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ」という名称で、
アーリオはニンニク、オーリオはオイル、ペペロンチーノは唐辛子を意味しているので、
ペペロンチーノと略すると「唐辛子」になってしまうのでご注意?
準備完了したらまずはフライパンを用意し、オリーブオイル入れて中火で温めて、
鶏肉に旨そうな焼き目が付くぐらい焼いたら蓋をして肉を加熱します。
焦がさないように10分ぐらい焼いて骨の近所が赤くなければ肉を取り出します。
今回のシュクメルリのレシピでは肉は煮込まないので、ここで充分に肉に火を通しましょう。
ティムラズ・レジャバ在日ジョージア大使のシュクメルリのレシピ動画では
別の鍋を準備してニンニクを炒めてソースを作っておりましたが、
我輩は面倒臭がり屋なので同じフライパンでソースを作ります。
鳥を焼いた時に出た余分な油をキッチンペーパーで適度に除去し、
バターを溶かして弱火にしてニンニクを入れて温めます。
ニンニクにほんのり焦げ色が付いたら、タマネギを入れて一緒に弱火で炒めます。
大使のレシピではタマネギは鶏肉と一緒に炒めていたので、
その方法で作るのがいいでしょうが、変にカスタマイズしてしまうのが我輩の悪い「癖(へき)」。
タマネギに色が付きそう。或いはニンニクが焦げそうになったら牛乳を注ぎます。
大使のレシピでは火から下ろして牛乳を入れておりましたが、
我輩はスパイスを軽く加熱してソースに馴染ませたいので、弱火で温め続けます。
余談ですが、ガチのシュクメルリはソースを牛乳や生クリームで白くしないそうです。
鳥の脂とバターで炒めたニンニクに水を入れて乳化させるのが本物なのだとか?二郎のスープか?
でも現在では牛乳を使用するのがデフォルトで、乳化ソースは一般的ではないそうなので、
我々は堂々と、毅然とした態度でソースに牛乳を使いましょう(王者の風格)。
牛乳を入れたら間髪入れず3種のスパイスを振り込みます。
スパイスを入れたらかき混ぜて、ソースが沸かない程度に温めます。
シュクメルリに使用するスパイスはパプリカ、コリアンダー、フェヌグリーク。
フェヌグリークはスパイスの揃っているスーパーに行かないと置いていませんので、
無ければ入れなくてもいいと言いたいところですが、言いません。
フェヌグリークが手に入らないならシュクメルリは作るな(迫真)。
最後に、先程焼いた鶏肉をソースに戻し、軽くかき混ぜて肉にソースを絡ませれば完成です。
好みでパセリやコリアンダーの葉を刻んだものを振りかけましょう。(本場では入れてないっぽいけど)
出来上がった瞬間「コレ絶対旨いヤツやん!」と唸る事間違いなしです。
こんがりよく焼いた鶏肉に濃厚なニンニク風味とスパイス香るソース。
ソースをパンに付けて食べるとスパイスの偉大さが実感出来ます。
嫁と娘はスパゲッティ茹でてソースに絡めてましたが、旨い旨いを連呼しながら啜ってました。
結構単純で材料も少ないですが、旨さは本物です(確信)。
確かにコレはご飯にも合いそうな、日本人向けのジョージア料理です。
こんな旨い鶏肉料理を教えてくれたティムラズ・レジャバ在日ジョージア大使に感謝!
そしてシュクメルリ、我が家の定番料理に決定!
我輩は飛行機苦手なので海外旅行にあまり興味がないのですが、
シュクメルリを食うだけのためにジョージアに行ってみたいと真剣に考えてしまいました。
写真を見たが、こってりしていて旨そうである。
ただ、本場のものには無いチーズとサツマイモが入っているのはどーなんでしょうか?
我が家の近くには松屋が無いので、確認出来ないのが悔しいです(ザブングル)!
ていうか宮崎って松屋あるの?
シュクメルリとはジョージアという国の料理。
ジョージアはウクライナよりも南の方に離れた国で、隣にはロシア、
そして我輩が大好きなデカ肉料理を作るYouTuberが居るアゼルバイジャンかあります。
ソ連発足時にソ連の一部として無理矢理ねじ込まれ、ソ連崩壊と共に独立し、
旧ソ連の国家の中では珍しく主力ライフルにM4を採用している国(ここ重要)です。
我輩がジョージアという国を意識したのは三沢に住んでいた頃、
中居酒店で陶器のボトルに入ったワインを見つけ、購入した時でした。
あの時買ったワイン、さっぱりした飲み味で実に旨かった。
当時はまだジョージアの事を「グルジア」と呼んでいましたが、
ロシアとの仲が悪くなり?国名の呼び方を自国語にした「ジョージア」に改名したみたいです。
そんな日本にはあまり馴染みの無さそうな中央アジア辺りの国ですが、
親日家のティムラズ・レジャバ在日ジョージア大使が自身の国を日本に知ってもらうべく、
youtubeでジョージア料理のレシピを紹介しているんです。
勿論、そのレシピ中に今回紹介する「シュクメルリ」もあり、
ジョージア大使の嫁さんとお母さんが作り方を伝授しておりましたので、
本来どんな味がする料理なのか解らないけど、それが簡単で旨そうだったので参考にして作りました。
シュクメルリのレシピには色々あり、どれが基本なのかはこれもうわかんねえななんですが、
ジョージア大使が紹介しているレシピだからコレは間違いない
本場の本格的レシピと言っても過言では無いはず(断言)。
材料は以下の通り(4人前だが旨すぎて足りない可能性が微レ存)
◎鳥モモ肉(骨付き)2本、或いは5〜600gの鶏もも肉、鶏胸肉
◎ニンニク・・・6〜8片(多い方が絶対旨い)
◎タマネギ・・・大〜中1個
◎牛乳・・・200ml
◎オリーブオイル・・・大さじ2
◎バター・・・大さじ山盛り1〜2ぐらい
◎パプリカ(粉)・・・大さじ1
◎コリアンダーシード・・・大さじ1
◎フェヌグリーク・・・大さじ1
◎塩コショウ・・・計った事無いから解らん!
まずは下ごしらえ。
鶏肉は食べやすい大きさにカットします。
現代社会に骨抜きにされただらしねぇノンケ共は骨無し肉で作ってもいいですが、
見栄えや食った時の満足感を得たいなら断然骨付き肉です。
唐揚げ用の骨無し肉なら4cm角ぐらいに切り、骨付きもも肉は写真のように切ります。
その際、肉の厚みがある部分に幾らか切れ目を入れておけば、肉に火の通りが良くなります。
タマネギとニンニクは同じぐらいのサイズ(1cm弱ぐらい)にみじん切りにしましょう。
ニンニクの量は「二郎系のマシマシかな?」と思えるぐらいブチ込んでいいです。
でもペペロンチーノじゃないんでアフォみたいに細かく切らないでいいです。
あ、因みに日本でもよく食べられているペペロンチーノというパスタ、
アレは正式には「アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ」という名称で、
アーリオはニンニク、オーリオはオイル、ペペロンチーノは唐辛子を意味しているので、
ペペロンチーノと略すると「唐辛子」になってしまうのでご注意?
準備完了したらまずはフライパンを用意し、オリーブオイル入れて中火で温めて、
鶏肉に旨そうな焼き目が付くぐらい焼いたら蓋をして肉を加熱します。
焦がさないように10分ぐらい焼いて骨の近所が赤くなければ肉を取り出します。
今回のシュクメルリのレシピでは肉は煮込まないので、ここで充分に肉に火を通しましょう。
ティムラズ・レジャバ在日ジョージア大使のシュクメルリのレシピ動画では
別の鍋を準備してニンニクを炒めてソースを作っておりましたが、
我輩は面倒臭がり屋なので同じフライパンでソースを作ります。
鳥を焼いた時に出た余分な油をキッチンペーパーで適度に除去し、
バターを溶かして弱火にしてニンニクを入れて温めます。
ニンニクにほんのり焦げ色が付いたら、タマネギを入れて一緒に弱火で炒めます。
大使のレシピではタマネギは鶏肉と一緒に炒めていたので、
その方法で作るのがいいでしょうが、変にカスタマイズしてしまうのが我輩の悪い「癖(へき)」。
タマネギに色が付きそう。或いはニンニクが焦げそうになったら牛乳を注ぎます。
大使のレシピでは火から下ろして牛乳を入れておりましたが、
我輩はスパイスを軽く加熱してソースに馴染ませたいので、弱火で温め続けます。
余談ですが、ガチのシュクメルリはソースを牛乳や生クリームで白くしないそうです。
鳥の脂とバターで炒めたニンニクに水を入れて乳化させるのが本物なのだとか?二郎のスープか?
でも現在では牛乳を使用するのがデフォルトで、乳化ソースは一般的ではないそうなので、
我々は堂々と、毅然とした態度でソースに牛乳を使いましょう(王者の風格)。
牛乳を入れたら間髪入れず3種のスパイスを振り込みます。
スパイスを入れたらかき混ぜて、ソースが沸かない程度に温めます。
シュクメルリに使用するスパイスはパプリカ、コリアンダー、フェヌグリーク。
フェヌグリークはスパイスの揃っているスーパーに行かないと置いていませんので、
無ければ入れなくてもいいと言いたいところですが、言いません。
フェヌグリークが手に入らないならシュクメルリは作るな(迫真)。
最後に、先程焼いた鶏肉をソースに戻し、軽くかき混ぜて肉にソースを絡ませれば完成です。
好みでパセリやコリアンダーの葉を刻んだものを振りかけましょう。(本場では入れてないっぽいけど)
出来上がった瞬間「コレ絶対旨いヤツやん!」と唸る事間違いなしです。
こんがりよく焼いた鶏肉に濃厚なニンニク風味とスパイス香るソース。
ソースをパンに付けて食べるとスパイスの偉大さが実感出来ます。
嫁と娘はスパゲッティ茹でてソースに絡めてましたが、旨い旨いを連呼しながら啜ってました。
結構単純で材料も少ないですが、旨さは本物です(確信)。
確かにコレはご飯にも合いそうな、日本人向けのジョージア料理です。
こんな旨い鶏肉料理を教えてくれたティムラズ・レジャバ在日ジョージア大使に感謝!
そしてシュクメルリ、我が家の定番料理に決定!
我輩は飛行機苦手なので海外旅行にあまり興味がないのですが、
シュクメルリを食うだけのためにジョージアに行ってみたいと真剣に考えてしまいました。
2024年02月07日
よかったらプロフ見て〜 ついでにボルシチもw
こないだのAK vs その他の銃対決サバゲーの時、我輩がプロフと言うウズベキスタンの米料理と、
ボルシチというウクライナのスープを作ったのが好評だったのか否かは定かではないのですが、
快く食してくれた参加者の大半から「初めて食べたんですが美味しかったです」と言われました。
まー確かに、宮崎にプロフとボルシチ食わせてくれる店はありませんからしょうがないね。
我輩は20年ぐらい前に、地元福岡でロシア人が作るロシア料理店を同志エロ小僧に教えてもらい、
そこでロシア料理の魅力に取り憑かれ、興味を抱くようになりました。
特にボルシチ、ホンモノに出会った時は「デカルチャー!」と唸り、
どーしてもモノにしたくて作り方を教えてもらったぐらいです。
その後青森に転勤して、八戸でもロシア人のロシア料理店を見つけ、
そこでもレシピを教えてもらったり、ロシア料理の色んな話を聞いて、
まだ見ぬ更に北国の文化の深みにハマっていったのですが、
そうなると次に湧き上がる興味は「ロシア料理、自分でも作ってみたい」。
そんなある日、八戸の料理本が充実した本屋でロシア料理の本を発見&購入。
当時ロシア、ソビエトの軍装品集めにハマっていた我輩は同時進行で
ロシア料理作りに励んでいく事になっていったのであります。
その中でも比較的材料も入手し易く安価に、そして簡単に(注:我輩的には)作れると言う事で、
今回はプロフとボルシチ、同時に作るレシピを紹介させていただきます。
ボルシチは今更説明する必要がないぐらい有名なロシア料理でしょうが、
前述のように元々はウクライナの料理で、ソビエト時代にロシア全土に流行ったスープです。
プロフは日本では全く知られていないみたいですが、
(大体、日本でプロフって言ったらTwitterのエロ写真見せてくれないエロ垢女子?が
自己紹介のところに「プロフ見てね❤️」って書いて謎のURL載せているのしか思い浮かばねぇ)
現在ウズベキスタン共和国という中央アジアにある元ソビエトの一部だった国の炊き込みご飯で、
「ピラフ」の元祖になった米料理だとも言われております。
え?そしたらプロフもボルシチも純粋なロシア料理じゃないやん!?というツッコミはやめて下さい。
どちらの料理も、そしてどちらの国も無理やりソビエト社会主義共和国連邦に無理やりねじ込まれ、
コレらの料理もロシアの料理という事になってしまった激動の20世紀を忘れてはならない(戒め)。
さて、とりあえず必要な食材を羅列してみますか。
量的には多分少し多めかもしれませんが大体大人4〜6人分と思って下さい。
プロフ
◎米・・・2合
◎手羽元・・・8本
(本来は牛肉や羊肉で作るのだが、鶏肉でもソレはそれでまあ旨し、
ただ、イスラム教徒の料理なので我輩的には豚肉は使いたくない)
◎ニンジン・・・1〜2本
◎タマネギ・・・1/2個
◎ニンニク・・・1/2個
◎ひよこ豆・・・1缶或いは乾燥したのをカップ1杯
◎ごま油・・・100cc(冗談ではない)
◎オリーブオイル・・・大さじ1〜2杯
◎クミン・・・大さじ山盛り1杯
◎塩・・・大さじ1杯
◎コショウ・・・大さじ1杯弱
お湯・・・200ccぐらい
ボルシチ
◎スペアリブ・・・4〜500g
(無ければ豚バラ肉、牛バラ肉でも良い)
◎ビーツ・・・1缶
(生が手に入るなら、りんご1個ぐらいの量)
◎ニンジン・・・1本
◎タマネギ・・・1/2個
◎キャベツ・・・1/6個或いは葉っぱ4〜5枚
◎セロリ・・・葉の部分を適当に
◎ニンニク・・・3〜4片
◎トマトペースト・・・大さじ1杯
◎ローリエ・・・1枚
◎水・・・1リットル
◎オリーブオイル・・・大さじ1杯
※本来はジャガイモ(1〜2個)が入るが、我輩は煮たジャガイモが苦手なので入れない
まずは1番時間がかかる、ボルシチのスペアリブを準備しましょう。
鍋にスペアリブをブチ込み、水を被るぐらい注ぎ、強火にかけて茹でると、
沸騰と共にアクが出るので吹きこぼれる寸前ぐらいまで茹でて火を止めます。
湯を捨ててアクの出たスペアリブは冷水で洗って綺麗にして、
水、セロリの葉っぱ、ローリエ、皮付きのニンニクをブチ込んで蓋をして弱火で煮ます。
ボルシチのスペアリブを火にかけたら、野菜の準備をします。
我輩がロシア人に教えてもらったボルシチのお約束、それは「野菜は細く切る事」。
福岡の店のアニキも、八戸の店のおねーさんも同じ事を言ってました。
よーするにカレーやシチューみたいな塊じゃロシアじゃないよって事ですね(真理)。
国民が皆平等であるユートピア?を目指したソビエト、
皆んなの皿に平等に野菜が行き渡るように野菜は細く切るんですよ。
というわけで野菜は全て幅10mm弱ぐらいの細切りにします。
生のビーツは皮を剥いて薄切り→細切りにします(茹でなくてもいい)。
セロリは斜めに薄切りにしますが、薄切りなら何でもいいです。
プロフに入れるニンジンとタマネギも同じサイズに切ります。
ついでにプロフに入れる米もサッと洗って(研ぐまで洗わなくていい)水又はお湯に浸けておきます。
生米ブチ込んで炒めるよりもご飯がふっくら炊き上がります。
尚、水の量は米が浸水する程度にしておけば炊く際に水加減で失敗することを防げます。
野菜を切り終えたらプロフの手羽元を洗い、水気を切ってストウブやダッチオーブンに
オリーブオイルとごま油を注ぎ込んで温め、パチパチし出したら手羽元を焼きます。
油が結構跳ねるので、ダッチオーブン的な深い鍋を使うのがいいです。
手羽元にいい焼き色が付いたら、まずはニンジンを入れて炒め、
適度に油を帯びたらタマネギをいれて軽く炒めます。
油が多い?半ば油で炊くのがプロフの旨さの秘訣です。
ニンジン、タマネギを軽く炒めたところで米、ひよこ豆、クミンをブチ込んで、
大さじ1杯弱の塩を入れた塩水を米がヒタヒタになる程度注ぎ、
中央に皮付きのニンニクを埋め込んで蓋をしてまずは強火にかけて、
蓋の隙間から蒸気が出てきたら弱火にして米を炊きます。
ハイ、ココで裏技というか、手抜き作業を伝授しましょう。
鍋やフライパンで炒めた具材と米、ひよこ豆とクミンとニンニクを炊飯器にブッ込むんですよ(狂気)。
確かにね、鍋で炊いたほうがそれっぽい仕上がりになりますがね、炊飯器で炊くとまず失敗しない(断言)。
塩水の量も同じぐらいヒタヒタでいいです。
プロフを炊いている間にボルシチの野菜、ビーツとニンジンを炒めます。
適度にしんなりしてきたところでセロリとタマネギも入れて軽く炒めます。
スペアリブは1時間ぐらい煮込むと柔らかくなり、骨からスルッと肉が外れます。
肉を外したら20mm角ぐらいのサイズに切り、肉を煮たブイヨンの中に戻します。
この時にセロリやローリエ、ニンニクはどけておきましょう。
ニンニクは好みで潰してブイヨンに入れてもいいです。
そしたら先程炒めたビーツ達、キャベツをブイヨンの中に投入して中火で煮込みます。
ボルシチを煮込んでいる最中にトマトペーストを一袋、大さじ1杯弱入れてかき混ぜます。
そして煮立たないようにスープを温めます。
そろそろプロフがいい感じに炊き上がる頃です。
スプーンで米を数箇所ほじくり、下に水分が残ってなければ炊き上がりです。
全体をかき混ぜ、塩コショウで味を調整すればプロフの出来上がりです。
手羽元は骨からホロリと肉が外れ、にんじんの色が付いたカレーっぽい香りのご飯がソソります。
ボルシチもいい感じに旨そうな匂いを放っております。野菜が多めですが「だが、それがいい」。
塩コショウで味を調整すれば野菜たっぷり滋味溢れるスープの完成です。
スパイシーだけど過度ではない、ニンジンの甘みがしっかりキマッたプロフ。
豆が入ってホクホクした食感、油を纏った米、時々感じるごま油の風味が食欲をそそります。
そしてボルシチ!ビーツの甘みとスペアリブの味わいが合わさったスープは極上の一品!
本来ならスメタナ(ロシアのサワークリームのようなモノ)と
ディル(スモークサーモンに添えられる細い葉の合法ハーブ)があれば完璧ですが、無くても旨い!
ウチの猫、つけものもボルシチに興味津々ですが、塩分入ってるから食っちゃダメだぞ。
週末の夜、コレが食卓に並べばテンションアゲアゲ間違いなしのロシア料理。
(但し我が家でボルシチを喜んで食うのは我輩以外は娘だけ)
更にピロシキやビーフストロガノフ(この2つはガチなロシア料理らしい)あれば最高ですが、
プロフとボルシチだけでも優雅な気分は味わえます。ウォッカでも飲むか?
さあ同志諸君、臆せずに作りたまえ!
ボルシチというウクライナのスープを作ったのが好評だったのか否かは定かではないのですが、
快く食してくれた参加者の大半から「初めて食べたんですが美味しかったです」と言われました。
まー確かに、宮崎にプロフとボルシチ食わせてくれる店はありませんからしょうがないね。
我輩は20年ぐらい前に、地元福岡でロシア人が作るロシア料理店を同志エロ小僧に教えてもらい、
そこでロシア料理の魅力に取り憑かれ、興味を抱くようになりました。
特にボルシチ、ホンモノに出会った時は「デカルチャー!」と唸り、
どーしてもモノにしたくて作り方を教えてもらったぐらいです。
その後青森に転勤して、八戸でもロシア人のロシア料理店を見つけ、
そこでもレシピを教えてもらったり、ロシア料理の色んな話を聞いて、
まだ見ぬ更に北国の文化の深みにハマっていったのですが、
そうなると次に湧き上がる興味は「ロシア料理、自分でも作ってみたい」。
そんなある日、八戸の料理本が充実した本屋でロシア料理の本を発見&購入。
当時ロシア、ソビエトの軍装品集めにハマっていた我輩は同時進行で
ロシア料理作りに励んでいく事になっていったのであります。
その中でも比較的材料も入手し易く安価に、そして簡単に(注:我輩的には)作れると言う事で、
今回はプロフとボルシチ、同時に作るレシピを紹介させていただきます。
ボルシチは今更説明する必要がないぐらい有名なロシア料理でしょうが、
前述のように元々はウクライナの料理で、ソビエト時代にロシア全土に流行ったスープです。
プロフは日本では全く知られていないみたいですが、
(大体、日本でプロフって言ったらTwitterのエロ写真見せてくれないエロ垢女子?が
自己紹介のところに「プロフ見てね❤️」って書いて謎のURL載せているのしか思い浮かばねぇ)
現在ウズベキスタン共和国という中央アジアにある元ソビエトの一部だった国の炊き込みご飯で、
「ピラフ」の元祖になった米料理だとも言われております。
え?そしたらプロフもボルシチも純粋なロシア料理じゃないやん!?というツッコミはやめて下さい。
どちらの料理も、そしてどちらの国も無理やりソビエト社会主義共和国連邦に無理やりねじ込まれ、
コレらの料理もロシアの料理という事になってしまった激動の20世紀を忘れてはならない(戒め)。
さて、とりあえず必要な食材を羅列してみますか。
量的には多分少し多めかもしれませんが大体大人4〜6人分と思って下さい。
プロフ
◎米・・・2合
◎手羽元・・・8本
(本来は牛肉や羊肉で作るのだが、鶏肉でもソレはそれでまあ旨し、
ただ、イスラム教徒の料理なので我輩的には豚肉は使いたくない)
◎ニンジン・・・1〜2本
◎タマネギ・・・1/2個
◎ニンニク・・・1/2個
◎ひよこ豆・・・1缶或いは乾燥したのをカップ1杯
◎ごま油・・・100cc(冗談ではない)
◎オリーブオイル・・・大さじ1〜2杯
◎クミン・・・大さじ山盛り1杯
◎塩・・・大さじ1杯
◎コショウ・・・大さじ1杯弱
お湯・・・200ccぐらい
ボルシチ
◎スペアリブ・・・4〜500g
(無ければ豚バラ肉、牛バラ肉でも良い)
◎ビーツ・・・1缶
(生が手に入るなら、りんご1個ぐらいの量)
◎ニンジン・・・1本
◎タマネギ・・・1/2個
◎キャベツ・・・1/6個或いは葉っぱ4〜5枚
◎セロリ・・・葉の部分を適当に
◎ニンニク・・・3〜4片
◎トマトペースト・・・大さじ1杯
◎ローリエ・・・1枚
◎水・・・1リットル
◎オリーブオイル・・・大さじ1杯
※本来はジャガイモ(1〜2個)が入るが、我輩は煮たジャガイモが苦手なので入れない
まずは1番時間がかかる、ボルシチのスペアリブを準備しましょう。
鍋にスペアリブをブチ込み、水を被るぐらい注ぎ、強火にかけて茹でると、
沸騰と共にアクが出るので吹きこぼれる寸前ぐらいまで茹でて火を止めます。
湯を捨ててアクの出たスペアリブは冷水で洗って綺麗にして、
水、セロリの葉っぱ、ローリエ、皮付きのニンニクをブチ込んで蓋をして弱火で煮ます。
ボルシチのスペアリブを火にかけたら、野菜の準備をします。
我輩がロシア人に教えてもらったボルシチのお約束、それは「野菜は細く切る事」。
福岡の店のアニキも、八戸の店のおねーさんも同じ事を言ってました。
よーするにカレーやシチューみたいな塊じゃロシアじゃないよって事ですね(真理)。
国民が皆平等であるユートピア?を目指したソビエト、
皆んなの皿に平等に野菜が行き渡るように野菜は細く切るんですよ。
というわけで野菜は全て幅10mm弱ぐらいの細切りにします。
生のビーツは皮を剥いて薄切り→細切りにします(茹でなくてもいい)。
セロリは斜めに薄切りにしますが、薄切りなら何でもいいです。
プロフに入れるニンジンとタマネギも同じサイズに切ります。
ついでにプロフに入れる米もサッと洗って(研ぐまで洗わなくていい)水又はお湯に浸けておきます。
生米ブチ込んで炒めるよりもご飯がふっくら炊き上がります。
尚、水の量は米が浸水する程度にしておけば炊く際に水加減で失敗することを防げます。
野菜を切り終えたらプロフの手羽元を洗い、水気を切ってストウブやダッチオーブンに
オリーブオイルとごま油を注ぎ込んで温め、パチパチし出したら手羽元を焼きます。
油が結構跳ねるので、ダッチオーブン的な深い鍋を使うのがいいです。
手羽元にいい焼き色が付いたら、まずはニンジンを入れて炒め、
適度に油を帯びたらタマネギをいれて軽く炒めます。
油が多い?半ば油で炊くのがプロフの旨さの秘訣です。
ニンジン、タマネギを軽く炒めたところで米、ひよこ豆、クミンをブチ込んで、
大さじ1杯弱の塩を入れた塩水を米がヒタヒタになる程度注ぎ、
中央に皮付きのニンニクを埋め込んで蓋をしてまずは強火にかけて、
蓋の隙間から蒸気が出てきたら弱火にして米を炊きます。
ハイ、ココで裏技というか、手抜き作業を伝授しましょう。
鍋やフライパンで炒めた具材と米、ひよこ豆とクミンとニンニクを炊飯器にブッ込むんですよ(狂気)。
確かにね、鍋で炊いたほうがそれっぽい仕上がりになりますがね、炊飯器で炊くとまず失敗しない(断言)。
塩水の量も同じぐらいヒタヒタでいいです。
プロフを炊いている間にボルシチの野菜、ビーツとニンジンを炒めます。
適度にしんなりしてきたところでセロリとタマネギも入れて軽く炒めます。
スペアリブは1時間ぐらい煮込むと柔らかくなり、骨からスルッと肉が外れます。
肉を外したら20mm角ぐらいのサイズに切り、肉を煮たブイヨンの中に戻します。
この時にセロリやローリエ、ニンニクはどけておきましょう。
ニンニクは好みで潰してブイヨンに入れてもいいです。
そしたら先程炒めたビーツ達、キャベツをブイヨンの中に投入して中火で煮込みます。
ボルシチを煮込んでいる最中にトマトペーストを一袋、大さじ1杯弱入れてかき混ぜます。
そして煮立たないようにスープを温めます。
そろそろプロフがいい感じに炊き上がる頃です。
スプーンで米を数箇所ほじくり、下に水分が残ってなければ炊き上がりです。
全体をかき混ぜ、塩コショウで味を調整すればプロフの出来上がりです。
手羽元は骨からホロリと肉が外れ、にんじんの色が付いたカレーっぽい香りのご飯がソソります。
ボルシチもいい感じに旨そうな匂いを放っております。野菜が多めですが「だが、それがいい」。
塩コショウで味を調整すれば野菜たっぷり滋味溢れるスープの完成です。
スパイシーだけど過度ではない、ニンジンの甘みがしっかりキマッたプロフ。
豆が入ってホクホクした食感、油を纏った米、時々感じるごま油の風味が食欲をそそります。
そしてボルシチ!ビーツの甘みとスペアリブの味わいが合わさったスープは極上の一品!
本来ならスメタナ(ロシアのサワークリームのようなモノ)と
ディル(スモークサーモンに添えられる細い葉の合法ハーブ)があれば完璧ですが、無くても旨い!
ウチの猫、つけものもボルシチに興味津々ですが、塩分入ってるから食っちゃダメだぞ。
週末の夜、コレが食卓に並べばテンションアゲアゲ間違いなしのロシア料理。
(但し我が家でボルシチを喜んで食うのは我輩以外は娘だけ)
更にピロシキやビーフストロガノフ(この2つはガチなロシア料理らしい)あれば最高ですが、
プロフとボルシチだけでも優雅な気分は味わえます。ウォッカでも飲むか?
さあ同志諸君、臆せずに作りたまえ!
2023年09月04日
肉塊を焼いてプルドポークを作ろう
同志諸君、このクソ暑い夏を如何お過ごしですかな?
我輩はエアガン弄り倒してばかりです。夜にね。
だって昼間は暑スギィ!て何にもやる気が起きませんからねぇ。
というわけでその弄くり回していたエアガンの記事でもあげようと思ったのですが、
写真の量と記載したい事項があまりにも大スギィ!で中々完成に至れないので、
あまり需要と反響のない料理ネタでも気軽にアップする事にします。
我輩もねぇ、家が建って暫くは庭にレンガでバーベキューエリア作ったり、
ピザ窯作ったりして外で料理を楽しもうと意気込んでいたんですよ。
でもね、耐火レンガって水に濡れるとアウトらしいので、
バーベキュー窯やピザ窯って雨を凌げる場所に作らないとダメなんですよね。
ウチにそんな場所は我輩の部屋かカーポートの下ぐらいしかありゃしねぇ!
我輩の部屋(外とも言うw)には猫が寝る場所はあってもピザ窯作るスペースが無いw。
それではまず庭のクソ邪魔なカーポートを破壊しなければならないと思い、
Googleで「カーポート 破壊」で検索するも我輩1人では無理っぽいw
爆破しても残骸片付けるのが大変ですしねぇ。
でもねー、カーポートぶっ壊してそこにデカい屋根を作るとしても我輩1人じゃ無理なんすよ。
(でもこないだナフコでクソデカい屋根が工賃込みで90万円ってのを見つけて心揺らいでる)
何で庭にデカい屋根を作りたいのか、それはバーベキューグリルのためだけではありません。
大体ね、我が家は庭が南側にあるので夏は太陽がガンガン当たって死ぬ程暑いんですよ。
「君たちはどう生きるか」じゃなくて「君は生き延びる事が出来るか」なんですよ。
そんな状況下で昼間に庭でバーベキューなんかしたら、我輩が焼豚になっちまいますわ。
でもねぇ・・・肉の塊焼きたいんですよ。
アメリカの家庭には必ずあるというウェーバーって黒くて丸っこいバーベキューグリル買って、
4時間ぐらいかけてバカデカい肉の塊を焼くのって漢なら憧れますよねぇ(圧)?
と言うわけで夏季休暇に突入した次の次の日にハンズマンに行って、
アウトドア用品コーナーに鎮座しているウェーバー買おうとしたんですがね、
このクソ暑い最中に炭火なんか起こせるか馬鹿野郎って
我輩の心の中の天使と悪魔両方から糾弾されましたので、
その日はフーデリーでバーベキューソースとスパイスだけ買って帰り・・・
予てより業務用スーパーで買って来た豚肩ロース肉塊1kgに自作ミックススパイスを擦り込んだのです。
庭で肉の塊焼けないなら、オーブンで焼けば良いじゃないか!
今回我輩が作った肉塊料理は「プルドポーク」と言うアメリカンBBQではお約束の料理。
ざっくり言うとスパイスを擦り込んだ豚肩ロース肉の塊をじっくり焼いて
引っ張れば裂けるぐらいに柔らかく仕上げたワイルドなのに繊細な豚肉料理。
尚、このプルドポークという料理、肉のサイズは最低でも1kgはないとダメです。
肉が小さいと焦げが入る前に肉が硬くなり、上手く仕上がりません。
プルドポークを作るのに必要なミックススパイスは「ドライラブ」と言って
好みの味わい、肉の種類や部位によって色々なものがあるようです。
市販のものもありますが宮崎ではカルディにすら売ってないので自分で作ります。
材料は以下の通り↓
・ブラウンシュガー 大さじ3
・塩 大さじ1
・パプリカ(或いはチリペッパー) 大さじ1
・ガーリックパウダー 大さじ1
・オニオンパウダー 大さじ1
・オレガノ(コリアンダーも良い) 大さじ1
コレらドライラブの材料をデカいジップロックコンテナに入れて、
よ〜く混ぜて豚肩ロース肉の塊を放り込み、満遍なく擦り込みます。
余談ですが食材の保存のために使用するプラスチック製の容器を一般的に「タッパー」と呼びますが、
「タッパー」とはアメリカのタッパーウェア(Tupperware)が開発、販売している容器の名称です。
タッパーウェア製でないプラスチック容器は「食品保存容器」と呼ばなければいけません。
なのでジップロックコンテナや100円ショップで売っているあの手の容器を
タッパーと呼ぶのはポータブルオーディオプレーヤーを「ウォークマン」と言ったり、
ゲームハード全般を「ファミコン」と言ったり、ワンボックスを「ボンゴ」と呼ぶよーなもんです。
閑話休題。
ラブライブ、もといドライラブを擦り込んだ肉塊は1〜2日冷蔵庫に放置プレイします。
ドライラブが染み込んだ肉塊は本来ならアメリカンなBBQコンロで炭火で焼きたいのですが、
我輩は面倒臭がりやなのでアイリスオーヤマのオーブンで焼きます。
とりあえず、オーブンは200℃ぐらいで加熱しておきましょう。
肉塊を包み込める大きさに切ったアルミホイルをオーブンの板に敷き、
その上にドライラブをまぶして寝かせた肉塊を置いて200℃で1時間ぐらい焼きます。
写真はオーブンに入れて1時間後の焼けた姿です。
焼けたら一旦オーブンから取り出し、焼けた肉塊をアルミホイルで包み、
今度は140℃ぐらいで2時間焼きます。
こうする事で肉がしっとり柔らかくなります(憶測)。
アメリカンBBQではこの時にオレンジジュースをスプレーでかけて肉にしっとり感を与えてますね。
アルミホイルに包んで2時間焼くと見た目はあまり変わりませんが、
肉の中心部まで柔らかくなっており、トングで挟むと崩れそうな勢いです。
少し焼きが足りないかな?と思ったならまた肉塊を剥き出しにして200℃で10分追い焼きしましょう。
焼きスギィるとドライラブの砂糖が焦げて黒くなりますが、コレが意外と旨い。
3時間かけて焼かれた豚肩ロースの肉塊はフォークで突くとホロホロと分解します。
適度なサイズの塊で食べても美味しいのですが、プルドポークの名前の由来は、
この肉を引き裂いて細かくする動作から来ているのでバラバラにします。
そして肉の下に染み出した脂をかけて混ぜ混ぜして味付けします。
引き裂いた肉をバンズがあればソレに挟むのがいいんですが、
フランスパンや食パンにレタスと共に挟んで、バーベキューソースをかけて頬張ると
スパイシー且つ甘めな味付けされた柔らかい豚肩ロース肉が絶品の素晴らしいサンドに興奮です。
好みでチーズスプレッドやマヨネーズで味を増してもまた旨い!
そして肉は溢れんばかりに詰め込むのが最高に旨い!
野菜は出来ればコールスローが望ましいです。
キャベツを5〜6枚細切りにして、マヨネーズ大さじ2〜3、
酢を大さじ0.5、塩大さじ0.5、砂糖大さじ1、コショウ5カリカリ加えて混ぜて
少し寝かせたらご機嫌なコールスローが簡単に出来ます。
付け合わせにフライド野菜スティックを添えると更にアメリカン!
息子曰く、ジャガイモは野菜なのでポテトフライは野菜!
ビールで流し込んでも旨いでしょうが、やはりコイツに合う飲み物はコーラですよ。
余ったらジップロックコンテナに入れて次の日また楽しむも良し、
冷凍保存しても1ヶ月は美味しく頂けますが、旨すぎて直ぐ無くなるんだなぁ!
まだまだ暑い日々が続きそうです。
外に出るのは肉塊とスパイスを買うためだけに留めておいて、
エアコンの効いた部屋でプルドポークを焼きながら週末を過ごしてみては如何でしょうか?
我輩はエアガン弄り倒してばかりです。夜にね。
だって昼間は暑スギィ!て何にもやる気が起きませんからねぇ。
というわけでその弄くり回していたエアガンの記事でもあげようと思ったのですが、
写真の量と記載したい事項があまりにも大スギィ!で中々完成に至れないので、
あまり需要と反響のない料理ネタでも気軽にアップする事にします。
我輩もねぇ、家が建って暫くは庭にレンガでバーベキューエリア作ったり、
ピザ窯作ったりして外で料理を楽しもうと意気込んでいたんですよ。
でもね、耐火レンガって水に濡れるとアウトらしいので、
バーベキュー窯やピザ窯って雨を凌げる場所に作らないとダメなんですよね。
ウチにそんな場所は我輩の部屋かカーポートの下ぐらいしかありゃしねぇ!
我輩の部屋(外とも言うw)には猫が寝る場所はあってもピザ窯作るスペースが無いw。
それではまず庭のクソ邪魔なカーポートを破壊しなければならないと思い、
Googleで「カーポート 破壊」で検索するも我輩1人では無理っぽいw
爆破しても残骸片付けるのが大変ですしねぇ。
でもねー、カーポートぶっ壊してそこにデカい屋根を作るとしても我輩1人じゃ無理なんすよ。
(でもこないだナフコでクソデカい屋根が工賃込みで90万円ってのを見つけて心揺らいでる)
何で庭にデカい屋根を作りたいのか、それはバーベキューグリルのためだけではありません。
大体ね、我が家は庭が南側にあるので夏は太陽がガンガン当たって死ぬ程暑いんですよ。
「君たちはどう生きるか」じゃなくて「君は生き延びる事が出来るか」なんですよ。
そんな状況下で昼間に庭でバーベキューなんかしたら、我輩が焼豚になっちまいますわ。
でもねぇ・・・肉の塊焼きたいんですよ。
アメリカの家庭には必ずあるというウェーバーって黒くて丸っこいバーベキューグリル買って、
4時間ぐらいかけてバカデカい肉の塊を焼くのって漢なら憧れますよねぇ(圧)?
と言うわけで夏季休暇に突入した次の次の日にハンズマンに行って、
アウトドア用品コーナーに鎮座しているウェーバー買おうとしたんですがね、
このクソ暑い最中に炭火なんか起こせるか馬鹿野郎って
我輩の心の中の天使と悪魔両方から糾弾されましたので、
その日はフーデリーでバーベキューソースとスパイスだけ買って帰り・・・
予てより業務用スーパーで買って来た豚肩ロース肉塊1kgに自作ミックススパイスを擦り込んだのです。
庭で肉の塊焼けないなら、オーブンで焼けば良いじゃないか!
今回我輩が作った肉塊料理は「プルドポーク」と言うアメリカンBBQではお約束の料理。
ざっくり言うとスパイスを擦り込んだ豚肩ロース肉の塊をじっくり焼いて
引っ張れば裂けるぐらいに柔らかく仕上げたワイルドなのに繊細な豚肉料理。
尚、このプルドポークという料理、肉のサイズは最低でも1kgはないとダメです。
肉が小さいと焦げが入る前に肉が硬くなり、上手く仕上がりません。
プルドポークを作るのに必要なミックススパイスは「ドライラブ」と言って
好みの味わい、肉の種類や部位によって色々なものがあるようです。
市販のものもありますが宮崎ではカルディにすら売ってないので自分で作ります。
材料は以下の通り↓
・ブラウンシュガー 大さじ3
・塩 大さじ1
・パプリカ(或いはチリペッパー) 大さじ1
・ガーリックパウダー 大さじ1
・オニオンパウダー 大さじ1
・オレガノ(コリアンダーも良い) 大さじ1
コレらドライラブの材料をデカいジップロックコンテナに入れて、
よ〜く混ぜて豚肩ロース肉の塊を放り込み、満遍なく擦り込みます。
余談ですが食材の保存のために使用するプラスチック製の容器を一般的に「タッパー」と呼びますが、
「タッパー」とはアメリカのタッパーウェア(Tupperware)が開発、販売している容器の名称です。
タッパーウェア製でないプラスチック容器は「食品保存容器」と呼ばなければいけません。
なのでジップロックコンテナや100円ショップで売っているあの手の容器を
タッパーと呼ぶのはポータブルオーディオプレーヤーを「ウォークマン」と言ったり、
ゲームハード全般を「ファミコン」と言ったり、ワンボックスを「ボンゴ」と呼ぶよーなもんです。
閑話休題。
ラブライブ、もといドライラブを擦り込んだ肉塊は1〜2日冷蔵庫に放置プレイします。
ドライラブが染み込んだ肉塊は本来ならアメリカンなBBQコンロで炭火で焼きたいのですが、
我輩は面倒臭がりやなのでアイリスオーヤマのオーブンで焼きます。
とりあえず、オーブンは200℃ぐらいで加熱しておきましょう。
肉塊を包み込める大きさに切ったアルミホイルをオーブンの板に敷き、
その上にドライラブをまぶして寝かせた肉塊を置いて200℃で1時間ぐらい焼きます。
写真はオーブンに入れて1時間後の焼けた姿です。
焼けたら一旦オーブンから取り出し、焼けた肉塊をアルミホイルで包み、
今度は140℃ぐらいで2時間焼きます。
こうする事で肉がしっとり柔らかくなります(憶測)。
アメリカンBBQではこの時にオレンジジュースをスプレーでかけて肉にしっとり感を与えてますね。
アルミホイルに包んで2時間焼くと見た目はあまり変わりませんが、
肉の中心部まで柔らかくなっており、トングで挟むと崩れそうな勢いです。
少し焼きが足りないかな?と思ったならまた肉塊を剥き出しにして200℃で10分追い焼きしましょう。
焼きスギィるとドライラブの砂糖が焦げて黒くなりますが、コレが意外と旨い。
3時間かけて焼かれた豚肩ロースの肉塊はフォークで突くとホロホロと分解します。
適度なサイズの塊で食べても美味しいのですが、プルドポークの名前の由来は、
この肉を引き裂いて細かくする動作から来ているのでバラバラにします。
そして肉の下に染み出した脂をかけて混ぜ混ぜして味付けします。
引き裂いた肉をバンズがあればソレに挟むのがいいんですが、
フランスパンや食パンにレタスと共に挟んで、バーベキューソースをかけて頬張ると
スパイシー且つ甘めな味付けされた柔らかい豚肩ロース肉が絶品の素晴らしいサンドに興奮です。
好みでチーズスプレッドやマヨネーズで味を増してもまた旨い!
そして肉は溢れんばかりに詰め込むのが最高に旨い!
野菜は出来ればコールスローが望ましいです。
キャベツを5〜6枚細切りにして、マヨネーズ大さじ2〜3、
酢を大さじ0.5、塩大さじ0.5、砂糖大さじ1、コショウ5カリカリ加えて混ぜて
少し寝かせたらご機嫌なコールスローが簡単に出来ます。
付け合わせにフライド野菜スティックを添えると更にアメリカン!
息子曰く、ジャガイモは野菜なのでポテトフライは野菜!
ビールで流し込んでも旨いでしょうが、やはりコイツに合う飲み物はコーラですよ。
余ったらジップロックコンテナに入れて次の日また楽しむも良し、
冷凍保存しても1ヶ月は美味しく頂けますが、旨すぎて直ぐ無くなるんだなぁ!
まだまだ暑い日々が続きそうです。
外に出るのは肉塊とスパイスを買うためだけに留めておいて、
エアコンの効いた部屋でプルドポークを焼きながら週末を過ごしてみては如何でしょうか?
2023年07月21日
西都Aコープでウツボを買って食った
火曜日の「フランス空軍、新田原基地に来る」というニュースを見て
目玉が飛び出そうになったり失禁しそうになった人は我輩だけではないでしょう?
だって今までフランスに行かなきゃ見られないと諦めていたダッソーラファールが来るんですよ?
我々のような戦闘機好きには海外で有名なアーティストが来日するぐらい歓喜ですよ!
或いは、ストリップ劇場にオカズにしていたAV女優が来てくれるぐらいの衝撃。
最近航空自衛隊は三沢基地にイギリス空軍のユーロファイタータイフーン、
百里基地にドイツ空軍のユーロファ(以下略)、インド空軍のスホーイ30がやってきて、
合同訓練をするという昔では考えられないスワッピ・・・もといイベントを繰り広げており
世界情勢と自衛隊の変化に対して驚きを隠せない我輩です。
さてこないだ休みをとって病院に診察&クスリを貰いに行った後、
毎回のお約束のようにご機嫌な晩御飯のオカズになりそうなブツを探すために
西都Aコープに買い物に行きました。屋台骨でラーメン食った後に。
野菜コーナーを物色したら佐土原ナスが安かったので迷わず購入し、
「ナスは揚げ浸しにして、後は魚のアラで潮汁でも作るか」
と考えながら魚売り場に行くと何かグニャっとした気持ち悪いのが居るw
あー、昔父上の上司と一緒に百道浜に釣りに行った時に釣れてしまい、
部長さんから「ソイツは危ないから糸切って逃すよ」と言われたヤツ、ウツボ。
しかもお値段は夢グループもビックリの0.01パットン(日本円に換算すると500円)。
ウツボは一般的に店には並ばない魚ですが、実は旨いらしいと聞いていた我輩、
一度はスルーしたものの気になりスギィて心がソワソワして仕方がない。
勇気を振り絞って店内の魚捌くコーナーに居る若いあんちゃんに
「スンマセン、このウツボ捌いてもらえますか?」と声を掛けてみたら、
「いいですけど、三枚おろしでいいですか?」と返答。
ウツボなんてどーやって捌けばいいのか、女子の口説き方以上に知らない我輩は
キョドリながら「よく解らないけどお任せします(震え声)」というと
「ウツボは骨が多いんで骨切りしときますね」と言われて更に困惑。
そして114514秒後変わり果てた姿になったウツボを受け取りました。
捌き代上乗せされるのかなと思いきや、お値段そのまま540円(税込)。
ワクワクドキドキしながらレジで精算を済ませ、帰宅して、
YouTubeでウツボ料理の作り方を調べていると、驚愕の事実が判明。
ウツボの小骨はち★ぽ程ではないとはいえ普通の魚ぐらいの太さがあり、
骨切りした程度では気にならなくなるよーなレベルのシロモノではないという。
実際捌かれたウツボの身を触って見ると、確かに所々チクチクする。
という事は・・・コイツをどんなに美味しく料理しても骨が口の中にグサグサ刺さって食えないのか?
試しにオリーブオイルを少量垂らしたT-falのフライパンで焼き、
マキシマムをぶっかけて食ってみたところ、まぁ多少はね骨が気になるものの、
身は結構旨みがあって柔らかく、皮は程よい弾力でコレまた旨し。
骨片が口の中が流血するレベルではない事が判明したのでレッツクッキング。
この手の謎の魚を調理するに辺り、最も無難な調理法は間違いなく「唐揚げ」。
醤油2、みりん1、ショウガ適量ニンニク少々を混ぜて、
そこに一口サイズにぶった切ったウツボを30分漬け込み、
片栗粉を付けて160℃ぐらいで10分ぐらいじっくり揚げれば骨も柔らかくなるかなと思いきや
骨、油で揚げたぐらいじゃレベル5の戦士がウィルオーウィスプに攻撃するぐらい効果無くて涙目。
半分は唐揚げにしましたが、半分フライパンで焼いてウナギのタレで味付け。
簡易的蒲焼きにしてみたんですが、ぶっちゃけコレは味的な意味で失敗。
やはり骨が気になりますし、甘ったるいタレは味わい的にコレジャナイ感。
形状的にはウナギ的ですが、アナゴ同様ウツボは似て非なる生命体でした。
ウツボは白身で比較的淡白な味わいですが、食感がしっかりしているんで、
塩コショウのみでサッパリした味付けにしたり、ワサビ醤油で食うのが旨いみたいです。
でも唐揚げは家族に好評で、骨も然程気にならないとの事でしたが、
時々噛みきれない骨があって軽いテロかなって思う事もしばしば。
次回ウツボを見かけたら、己の手で捌いて邪魔な骨を取り除いて料理しなければ。
YouTubeの動画を見ると結構面倒みたいですが、やろうと思えば(王者の風格)。
まあ、頭ぐらいは切り落としてもらえばどーにかならん事もないかな?
骨がかなり硬いらしいですが、ウチには母上から頂いたエクスカリバーがあるから無問題。
しかし、次にウツボに会える日は何時になるのやら・・・
誰か釣り人が持って来てくれない限り、セカンドインパクトは訪れないかも?
尚、更新回数も少ないこんなくだらねぇブログにお付き合いしてくださる、
沢山の優しい同志達のお陰で本日ブログ開設14年を迎える事が出来ました。
もうね、こうなったらみやchanブログが続く限りブログ辞められませんな。
目玉が飛び出そうになったり失禁しそうになった人は我輩だけではないでしょう?
だって今までフランスに行かなきゃ見られないと諦めていたダッソーラファールが来るんですよ?
我々のような戦闘機好きには海外で有名なアーティストが来日するぐらい歓喜ですよ!
或いは、ストリップ劇場にオカズにしていたAV女優が来てくれるぐらいの衝撃。
最近航空自衛隊は三沢基地にイギリス空軍のユーロファイタータイフーン、
百里基地にドイツ空軍のユーロファ(以下略)、インド空軍のスホーイ30がやってきて、
合同訓練をするという昔では考えられないスワッピ・・・もといイベントを繰り広げており
世界情勢と自衛隊の変化に対して驚きを隠せない我輩です。
さてこないだ休みをとって病院に診察&クスリを貰いに行った後、
毎回のお約束のようにご機嫌な晩御飯のオカズになりそうなブツを探すために
西都Aコープに買い物に行きました。屋台骨でラーメン食った後に。
野菜コーナーを物色したら佐土原ナスが安かったので迷わず購入し、
「ナスは揚げ浸しにして、後は魚のアラで潮汁でも作るか」
と考えながら魚売り場に行くと何かグニャっとした気持ち悪いのが居るw
あー、昔父上の上司と一緒に百道浜に釣りに行った時に釣れてしまい、
部長さんから「ソイツは危ないから糸切って逃すよ」と言われたヤツ、ウツボ。
しかもお値段は夢グループもビックリの0.01パットン(日本円に換算すると500円)。
ウツボは一般的に店には並ばない魚ですが、実は旨いらしいと聞いていた我輩、
一度はスルーしたものの気になりスギィて心がソワソワして仕方がない。
勇気を振り絞って店内の魚捌くコーナーに居る若いあんちゃんに
「スンマセン、このウツボ捌いてもらえますか?」と声を掛けてみたら、
「いいですけど、三枚おろしでいいですか?」と返答。
ウツボなんてどーやって捌けばいいのか、女子の口説き方以上に知らない我輩は
キョドリながら「よく解らないけどお任せします(震え声)」というと
「ウツボは骨が多いんで骨切りしときますね」と言われて更に困惑。
そして114514秒後変わり果てた姿になったウツボを受け取りました。
捌き代上乗せされるのかなと思いきや、お値段そのまま540円(税込)。
ワクワクドキドキしながらレジで精算を済ませ、帰宅して、
YouTubeでウツボ料理の作り方を調べていると、驚愕の事実が判明。
ウツボの小骨はち★ぽ程ではないとはいえ普通の魚ぐらいの太さがあり、
骨切りした程度では気にならなくなるよーなレベルのシロモノではないという。
実際捌かれたウツボの身を触って見ると、確かに所々チクチクする。
という事は・・・コイツをどんなに美味しく料理しても骨が口の中にグサグサ刺さって食えないのか?
試しにオリーブオイルを少量垂らしたT-falのフライパンで焼き、
マキシマムをぶっかけて食ってみたところ、まぁ多少はね骨が気になるものの、
身は結構旨みがあって柔らかく、皮は程よい弾力でコレまた旨し。
骨片が口の中が流血するレベルではない事が判明したのでレッツクッキング。
この手の謎の魚を調理するに辺り、最も無難な調理法は間違いなく「唐揚げ」。
醤油2、みりん1、ショウガ適量ニンニク少々を混ぜて、
そこに一口サイズにぶった切ったウツボを30分漬け込み、
片栗粉を付けて160℃ぐらいで10分ぐらいじっくり揚げれば骨も柔らかくなるかなと思いきや
骨、油で揚げたぐらいじゃレベル5の戦士がウィルオーウィスプに攻撃するぐらい効果無くて涙目。
半分は唐揚げにしましたが、半分フライパンで焼いてウナギのタレで味付け。
簡易的蒲焼きにしてみたんですが、ぶっちゃけコレは味的な意味で失敗。
やはり骨が気になりますし、甘ったるいタレは味わい的にコレジャナイ感。
形状的にはウナギ的ですが、アナゴ同様ウツボは似て非なる生命体でした。
ウツボは白身で比較的淡白な味わいですが、食感がしっかりしているんで、
塩コショウのみでサッパリした味付けにしたり、ワサビ醤油で食うのが旨いみたいです。
でも唐揚げは家族に好評で、骨も然程気にならないとの事でしたが、
時々噛みきれない骨があって軽いテロかなって思う事もしばしば。
次回ウツボを見かけたら、己の手で捌いて邪魔な骨を取り除いて料理しなければ。
YouTubeの動画を見ると結構面倒みたいですが、やろうと思えば(王者の風格)。
まあ、頭ぐらいは切り落としてもらえばどーにかならん事もないかな?
骨がかなり硬いらしいですが、ウチには母上から頂いたエクスカリバーがあるから無問題。
しかし、次にウツボに会える日は何時になるのやら・・・
誰か釣り人が持って来てくれない限り、セカンドインパクトは訪れないかも?
尚、更新回数も少ないこんなくだらねぇブログにお付き合いしてくださる、
沢山の優しい同志達のお陰で本日ブログ開設14年を迎える事が出来ました。
もうね、こうなったらみやchanブログが続く限りブログ辞められませんな。
2023年03月26日
千ト康らくは間違いなくあの幸楽だった
宮崎に戻り、旨い地鶏のタタキor炭火焼き、鮎や鰻や鯉といった川魚、
マンゴーやライチや日向夏等々、食の面で色々と充実した人生を送っておりますが
(尚、脂っこい宮崎牛は年2回ぐらい食えば満足)
それでも「魚介は青森が段違いに旨かった」
「八食センター、何もかも全てが懐かしい」
「強烈な煮干しラーメンで胸焼けしたい」
「名川でさくらんぼ1人一箱買って食いたい」
「タラの芽、コゴミ、ギョウジャニンニク、山菜の宝庫青森が羨ましい!」
「クソデカ天然舞茸や謎野生キノコを味わう事はもう無いのかな・・・」
とまあ、東北の山海の幸を懐かしむ事も多々ある訳なんですがね、
こないだまで我が家が1番満たされていなかったのは「中華」なんです。
三沢市には中華のスタンダードから変わり種まで多種多様な品揃えの
ニューみやき(現在はオーナーとシェフが変わって龍宝飯店というらしいが)と、
質より量、ラーメンは微妙だけど唐揚げがデカくてチャーハンが旨くて変なメニューもある餃子坊(現在は星月楼というみたい)があって、
気分に応じて中華料理を楽しめる機会があったんですが、
宮崎にはシャレオツだけど値段高めorノーマルスタンダードな中華料理店しかなくて
我が家は数年間、過激な中華に飢えた満たされない人生を送っておりました。
しかし、我輩が新兵の頃「宝船」という弁当屋だった所(新富町のホテルAZの隣)に出来ていた
「千ト康らく」という店が評判がいいという噂を聞いたので行ってみたんです。
(当初店名をどう読むのか全く理解不能だったが「せんとこうらく」と読むそうな)
我輩的に旨いかどうか以上に気になったのがこの店が以前日向新富駅の近所にあった
デカ盛り&壁に大量のメニューが貼り付けてあった新富町の伝説の中華料理屋さん
(しかし大半のメニューは「今日は材料ないから作れない」と断られるw)
幸楽の大将の息子が開いた中華料理店だという事でした。
店内はカウンターが4人ぐらい、2人掛けのテーブル席が5つぐらい、4人掛けのテーブル席2つぐらい。
そしてメニューは日替わりランチやセットメニュー、
エビチリやレバニラ、春巻きや餃子や焼売と言った馴染み深いものがありますが、
黒板の方には普通の中華料理店では聞かないよーなオリジナルチャーハンメニューが書いています。
トラディショナル中華メニューとオリジナル中華メニューが半々といったところでしょうか?
何にしようか悩んでいたらカウンター席のお客さんになんか旨そうなのが運ばれて来たので、
「スミマセン、アレと同じモノを下さい」
そして目の前に運ばれてきた「モリケンさん大好き海老入りピリ辛卵スープ炒飯」
まともに品名言うと舌を噛むか、途中でバグりそうになるメニューw
カモフラージュの草の下にはゴロゴロしたチャーシューが入ったエビレタスチャーハン。
そしてラーメンの麺無しやろ?!とツッコミたくなる丼スープは
辛麺みたいな味のスープに卵に海老にトマトに白菜、とにかく野菜が具沢山。
チャーハンを頬張るとあの旨油っこい懐かしい感触が口に広がる!
チャーハンで窒息しそうになったら野菜卵スープを啜ってコレがまた旨い!
でもスープの野菜が多くてまた窒息しそうw甘き死よ来たれwww
ああ。この過剰な量と油と勢いで攻める感じ!
コレはまさにあの我輩が愛していたあの中華料理店「幸楽」だ(確信)。
この日我輩は休みだったので、学校が午前中で終わった娘を迎えに行ったついでに来店。
(厳密には役場にマイナンバーカードを取りに行くついでに来店)
食い物に関しては常に安牌路線を貫く娘が注文したのは海鮮あんかけ焼きそば。
うん、コレは味的には懐かしい味がして安牌だけど量が安牌じゃないね。
皿の面積がカブトムシがサバゲー出来そうなぐらい広いよ。
そして間違いなく麺よりも具が多い。
娘「何かさぁ全然減らない」とあんまり好きじゃない白菜の芯を食い切る事を断念。
帰宅後2人で「今日の晩飯はうどんでいいかな」。
お互い、腹の中がパンパンだぜ状態になったのは言うまでもありませんが、
この日の晩、消費期限が切れた手羽元があったので晩飯に唐揚げ作ったら娘からブーイング。
その後、毎月1回お約束の病院に行った後、今度はラーメン的なモノが食いたくてまた来店。
注文したのは「角煮チャーシューと野菜のガッツリスープ麺」
(実はラーメン的なメニューは日替わりメニュー以外ではコイツぐらいしか存在しない)
大盛り野菜と核煮、じゃなくて角煮が主張しスギィて麺の存在感が・・・
ラーメンというよりはチャンポンみたいな味のスープは複雑な風味と油ギトギトで旨し。
電動ガンでも穴が空きそうにない厚みのチャーシューも味が濃くてたまらん。
ああ、また血糖値が上がる(血糖値が高いとは言ってない)。
でも野菜たっぷりだからヘルシー(断言)、シャキシャキ野菜も勿論旨い。
ただ、野菜や角煮とのバランスを考えると麺が大盛りだった方が嬉しいなコレは。
尚、麺大盛りに出来るか否かは不明。
そしてその1週間後、嫁が帰宅後「今日はホワイトデーだからなんか食べに行こう(錯乱)」と言うので、
下山して(注:我が家は新富町でも山の方の「上新田」に住んでいるので、富田まで出る事を下山と言う)
またこの過剰な中華料理屋さんに足を運ぶ事にしたのです。
嫁はかつての幸楽を知っている地元民なので、期待と不安を抱きながら入店。
息子は中華大好きなので何の疑いもなくルンルン気分で入店。
そして娘は入店後、どれを食えばしくじらないかでメチャクチャ悩む。
とりあえず2本510円の春巻きを2皿注文したら全長200mmぐらいの長い春巻きが来ました。
あー懐かしい、幸楽って大体何でも1.5倍ぐらいのサイズだったんだよな。
でも大きめなだけじゃなくて、旨いんだ。
昔々、幸楽で2ちゃんねるのオフ会10人ぐらいで実施したとき、
胡麻団子注文したらガチャガチャのカプセルぐらいのが
4〜5個出てきて参加者一同ドン引きした記憶を呼び覚ましてくれましたね。
あ、でも唐揚げは幼稚園児の握り拳ぐらいの普通のサイズでしたよ(安堵)。
尚、我輩は以前の店で唐揚げを食った記憶ないんですが、
唐揚げがカレー味っぽい風味だったのは昔もそうだったのかな?
でもこの程よく味の濃い感じ、いいなあ。
嫁は調子こいてビール2杯目を注文してます。
唐揚げをガリガリしているとやってきたのは息子のリクエスト、蟹あんかけ炒飯!
尚、あんかけチャーハンという響きでガチムチ何とかレスリング思い出してニヤニヤしてしまう我輩。
うーん、やっぱり皿の面積広いなー、コストコのピザよりは小さいけど。
テーブルはそんなに広くないのに・・・
あ、味は問題なくあんかけチャーハンですよ(意味深)。
息子曰く「このチャーハン、1人で全部食いたい」。
ああ要するに、そのあんかけの海で溺れたいって事だな。
富田浜の漕艇場でボート転覆して溺れるよりは幸せになれそう(小並感)。
娘が注文したありがとナス、じゃなくて麻婆茄子は娘の嫌いなタマネギが散りばめられていて、
娘、己の選択肢の誤りに愕然しながらナスだけ食ってました。
タマネギは我輩が旨み油たっぷりの麻婆と共に食してやるよ。
我輩的にはもう少しビリビリ辛い方が好みだけど、そうすると食い手を選んでしまう。
最後に来たのは嫁が注文した「海老イカ香港焼きそば」。
オイスターソース風味な解りやすい味の海鮮焼きそば。
今回注文したヤツでコレが1番好きでしたね。
こういう味付けの焼きそばって中華料理屋さんではあまり見かけない。
まあ我輩が麺類大好きの麺ヘラってのもあるんですが、中華系焼きそばは大好きですね。
コレに先程の麻婆茄子をかけて食べたら更に旨くてンギモヂイィ!
まあとにかく、この日は家族で随分盛り上がる夕食タイムを過ごせたのでございます。
そしてこないだの週末、学長が遊びに来たので一緒にまた来店。
12時前ぐらいに来たら店の前の駐車場は満杯だったので、
裏のマルショク跡地駐車場にクルマを停めて入店したらほぼ満席。
今回は以前より気になっていた定番中華「レバニラ炒め」を注文。
尚、レバニラ炒めや麻婆豆腐はご飯の有り無しが選択可能(料金はどちらも同じ)です。
だからサービス品のコーン卵モヤシスープ(おかわりもあるぞ)を付ければプチ定食になります。
余談ですがこのスープが案外旨いので調子に乗っておかわりしてしまうと
メインのおかずが食えなくなる可能性があります。
前回息子はそれで失態を犯しました。
いやしかし、このレバニラ旨いね(語彙力皆無)。
レバーのクセが中華調味料マジックで破壊されて旨みに昇華しとる。
コレは味付けが濃くてどうしようもなく米が食えるヤツですよ。
やっぱり脂っこいけどレバーだから健康にいい(断言)!
米もおかずもガッツリ攻めたいという学長のチョイスはパーコー飯。
でもパーコーって確か豚肉のスペアリブだったはずだけど、
なんかゴロゴロした違うの(鶏肉みたい)が入ってないかい?
ま、学長は大変満足そうだからいいか。
ゴロゴロ塊分けて貰ったらじゅんわりして旨かったし。
しかしその学長の満足を半ば絶望へと変化させたのが麻婆豆腐。
こないだ食した麻婆茄子もイけてましたがやはりあの味付けは豆腐がベストマッチ!
我輩的にはやはり辛さが足りませんが濃い旨みと油感は抜群です。
でも学長はメインのパーコー飯が予想以上に腹に来たようで、
麻婆豆腐を半分ぐらい食ったら「もうヤバいっす」。
半分は我輩が美味しく頂きながら「ああ、コレもやっぱり米が進むヤツですねぇ」
そしたら学長「脳味噌はコメを欲しがっているんすよ、でも物理的に無理なんです!」
はい、我輩も同じ気分です。舌的には米食いたいけれど胃袋が受け付けないwww
やはり、物足りなさそうだからのもう一品は餃子か焼売にしとくべきでした。
ワシらが浜松で出会って意気投合したあの頃と比べると胃袋大分弱くなりましたね。
とまあ、何度か千ト康らくに飯食いに行って「昔程過激じゃないけど、確かに幸楽だ」と
胃袋で確信しましたが、また近いうちに来店して別のメニューを試したい気持ちが高まって仕方がない。
そこで再び、学長と共に来店して我輩は「鮭海老のガーリックレタスチャーハン」を注文。
コレが今回の最大の認めたくない若さ故の過ちだったのです。
あの面積が広い皿に食えるもんなら食ってみろとばかりに盛られた炒めた米。
中には鮭と数匹の海老が散りばめられて我輩が口に放り込むのを待ち構えています。
そしてレタス、コレがなかなか良いアクセントとして存在している。
学長が注文した回鍋肉ご飯付きは以前見覚えがあるあのアブラギッシュな回鍋肉。
豆豉醬の豆の塊がキャベツや豚バラ肉、ピーマンの間からチラッと顔見せしながら旨さを強調。
程よく火が通って味がしっかりしている野菜や肉が米を胃袋にガンガン送り込みます。
尚、この日はサイドメニューに春巻きを注文したので、
胃袋破裂の危機はなかったと言いたい所ですが、チャーハンが想像以上に手強かった・・・
新富のデカ盛り名物中華料理店だった幸楽を息子さんが継ぎ、
令和の世に新しく復活させた千ト康らくは以前と多少の違いはあれど
間違いなく懐かしい、でもやっぱり新しい中華料理屋でした。
マンゴーやライチや日向夏等々、食の面で色々と充実した人生を送っておりますが
(尚、脂っこい宮崎牛は年2回ぐらい食えば満足)
それでも「魚介は青森が段違いに旨かった」
「八食センター、何もかも全てが懐かしい」
「強烈な煮干しラーメンで胸焼けしたい」
「名川でさくらんぼ1人一箱買って食いたい」
「タラの芽、コゴミ、ギョウジャニンニク、山菜の宝庫青森が羨ましい!」
「クソデカ天然舞茸や謎野生キノコを味わう事はもう無いのかな・・・」
とまあ、東北の山海の幸を懐かしむ事も多々ある訳なんですがね、
こないだまで我が家が1番満たされていなかったのは「中華」なんです。
三沢市には中華のスタンダードから変わり種まで多種多様な品揃えの
ニューみやき(現在はオーナーとシェフが変わって龍宝飯店というらしいが)と、
質より量、ラーメンは微妙だけど唐揚げがデカくてチャーハンが旨くて変なメニューもある餃子坊(現在は星月楼というみたい)があって、
気分に応じて中華料理を楽しめる機会があったんですが、
宮崎にはシャレオツだけど値段高めorノーマルスタンダードな中華料理店しかなくて
我が家は数年間、過激な中華に飢えた満たされない人生を送っておりました。
しかし、我輩が新兵の頃「宝船」という弁当屋だった所(新富町のホテルAZの隣)に出来ていた
「千ト康らく」という店が評判がいいという噂を聞いたので行ってみたんです。
(当初店名をどう読むのか全く理解不能だったが「せんとこうらく」と読むそうな)
我輩的に旨いかどうか以上に気になったのがこの店が以前日向新富駅の近所にあった
デカ盛り&壁に大量のメニューが貼り付けてあった新富町の伝説の中華料理屋さん
(しかし大半のメニューは「今日は材料ないから作れない」と断られるw)
幸楽の大将の息子が開いた中華料理店だという事でした。
店内はカウンターが4人ぐらい、2人掛けのテーブル席が5つぐらい、4人掛けのテーブル席2つぐらい。
そしてメニューは日替わりランチやセットメニュー、
エビチリやレバニラ、春巻きや餃子や焼売と言った馴染み深いものがありますが、
黒板の方には普通の中華料理店では聞かないよーなオリジナルチャーハンメニューが書いています。
トラディショナル中華メニューとオリジナル中華メニューが半々といったところでしょうか?
何にしようか悩んでいたらカウンター席のお客さんになんか旨そうなのが運ばれて来たので、
「スミマセン、アレと同じモノを下さい」
そして目の前に運ばれてきた「モリケンさん大好き海老入りピリ辛卵スープ炒飯」
まともに品名言うと舌を噛むか、途中でバグりそうになるメニューw
カモフラージュの草の下にはゴロゴロしたチャーシューが入ったエビレタスチャーハン。
そしてラーメンの麺無しやろ?!とツッコミたくなる丼スープは
辛麺みたいな味のスープに卵に海老にトマトに白菜、とにかく野菜が具沢山。
チャーハンを頬張るとあの旨油っこい懐かしい感触が口に広がる!
チャーハンで窒息しそうになったら野菜卵スープを啜ってコレがまた旨い!
でもスープの野菜が多くてまた窒息しそうw甘き死よ来たれwww
ああ。この過剰な量と油と勢いで攻める感じ!
コレはまさにあの我輩が愛していたあの中華料理店「幸楽」だ(確信)。
この日我輩は休みだったので、学校が午前中で終わった娘を迎えに行ったついでに来店。
(厳密には役場にマイナンバーカードを取りに行くついでに来店)
食い物に関しては常に安牌路線を貫く娘が注文したのは海鮮あんかけ焼きそば。
うん、コレは味的には懐かしい味がして安牌だけど量が安牌じゃないね。
皿の面積がカブトムシがサバゲー出来そうなぐらい広いよ。
そして間違いなく麺よりも具が多い。
娘「何かさぁ全然減らない」とあんまり好きじゃない白菜の芯を食い切る事を断念。
帰宅後2人で「今日の晩飯はうどんでいいかな」。
お互い、腹の中がパンパンだぜ状態になったのは言うまでもありませんが、
この日の晩、消費期限が切れた手羽元があったので晩飯に唐揚げ作ったら娘からブーイング。
その後、毎月1回お約束の病院に行った後、今度はラーメン的なモノが食いたくてまた来店。
注文したのは「角煮チャーシューと野菜のガッツリスープ麺」
(実はラーメン的なメニューは日替わりメニュー以外ではコイツぐらいしか存在しない)
大盛り野菜と核煮、じゃなくて角煮が主張しスギィて麺の存在感が・・・
ラーメンというよりはチャンポンみたいな味のスープは複雑な風味と油ギトギトで旨し。
電動ガンでも穴が空きそうにない厚みのチャーシューも味が濃くてたまらん。
ああ、また血糖値が上がる(血糖値が高いとは言ってない)。
でも野菜たっぷりだからヘルシー(断言)、シャキシャキ野菜も勿論旨い。
ただ、野菜や角煮とのバランスを考えると麺が大盛りだった方が嬉しいなコレは。
尚、麺大盛りに出来るか否かは不明。
そしてその1週間後、嫁が帰宅後「今日はホワイトデーだからなんか食べに行こう(錯乱)」と言うので、
下山して(注:我が家は新富町でも山の方の「上新田」に住んでいるので、富田まで出る事を下山と言う)
またこの過剰な中華料理屋さんに足を運ぶ事にしたのです。
嫁はかつての幸楽を知っている地元民なので、期待と不安を抱きながら入店。
息子は中華大好きなので何の疑いもなくルンルン気分で入店。
そして娘は入店後、どれを食えばしくじらないかでメチャクチャ悩む。
とりあえず2本510円の春巻きを2皿注文したら全長200mmぐらいの長い春巻きが来ました。
あー懐かしい、幸楽って大体何でも1.5倍ぐらいのサイズだったんだよな。
でも大きめなだけじゃなくて、旨いんだ。
昔々、幸楽で2ちゃんねるのオフ会10人ぐらいで実施したとき、
胡麻団子注文したらガチャガチャのカプセルぐらいのが
4〜5個出てきて参加者一同ドン引きした記憶を呼び覚ましてくれましたね。
あ、でも唐揚げは幼稚園児の握り拳ぐらいの普通のサイズでしたよ(安堵)。
尚、我輩は以前の店で唐揚げを食った記憶ないんですが、
唐揚げがカレー味っぽい風味だったのは昔もそうだったのかな?
でもこの程よく味の濃い感じ、いいなあ。
嫁は調子こいてビール2杯目を注文してます。
唐揚げをガリガリしているとやってきたのは息子のリクエスト、蟹あんかけ炒飯!
尚、あんかけチャーハンという響きでガチムチ何とかレスリング思い出してニヤニヤしてしまう我輩。
うーん、やっぱり皿の面積広いなー、コストコのピザよりは小さいけど。
テーブルはそんなに広くないのに・・・
あ、味は問題なくあんかけチャーハンですよ(意味深)。
息子曰く「このチャーハン、1人で全部食いたい」。
ああ要するに、そのあんかけの海で溺れたいって事だな。
富田浜の漕艇場でボート転覆して溺れるよりは幸せになれそう(小並感)。
娘が注文したありがとナス、じゃなくて麻婆茄子は娘の嫌いなタマネギが散りばめられていて、
娘、己の選択肢の誤りに愕然しながらナスだけ食ってました。
タマネギは我輩が旨み油たっぷりの麻婆と共に食してやるよ。
我輩的にはもう少しビリビリ辛い方が好みだけど、そうすると食い手を選んでしまう。
最後に来たのは嫁が注文した「海老イカ香港焼きそば」。
オイスターソース風味な解りやすい味の海鮮焼きそば。
今回注文したヤツでコレが1番好きでしたね。
こういう味付けの焼きそばって中華料理屋さんではあまり見かけない。
まあ我輩が麺類大好きの麺ヘラってのもあるんですが、中華系焼きそばは大好きですね。
コレに先程の麻婆茄子をかけて食べたら更に旨くてンギモヂイィ!
まあとにかく、この日は家族で随分盛り上がる夕食タイムを過ごせたのでございます。
そしてこないだの週末、学長が遊びに来たので一緒にまた来店。
12時前ぐらいに来たら店の前の駐車場は満杯だったので、
裏のマルショク跡地駐車場にクルマを停めて入店したらほぼ満席。
今回は以前より気になっていた定番中華「レバニラ炒め」を注文。
尚、レバニラ炒めや麻婆豆腐はご飯の有り無しが選択可能(料金はどちらも同じ)です。
だからサービス品のコーン卵モヤシスープ(おかわりもあるぞ)を付ければプチ定食になります。
余談ですがこのスープが案外旨いので調子に乗っておかわりしてしまうと
メインのおかずが食えなくなる可能性があります。
前回息子はそれで失態を犯しました。
いやしかし、このレバニラ旨いね(語彙力皆無)。
レバーのクセが中華調味料マジックで破壊されて旨みに昇華しとる。
コレは味付けが濃くてどうしようもなく米が食えるヤツですよ。
やっぱり脂っこいけどレバーだから健康にいい(断言)!
米もおかずもガッツリ攻めたいという学長のチョイスはパーコー飯。
でもパーコーって確か豚肉のスペアリブだったはずだけど、
なんかゴロゴロした違うの(鶏肉みたい)が入ってないかい?
ま、学長は大変満足そうだからいいか。
ゴロゴロ塊分けて貰ったらじゅんわりして旨かったし。
しかしその学長の満足を半ば絶望へと変化させたのが麻婆豆腐。
こないだ食した麻婆茄子もイけてましたがやはりあの味付けは豆腐がベストマッチ!
我輩的にはやはり辛さが足りませんが濃い旨みと油感は抜群です。
でも学長はメインのパーコー飯が予想以上に腹に来たようで、
麻婆豆腐を半分ぐらい食ったら「もうヤバいっす」。
半分は我輩が美味しく頂きながら「ああ、コレもやっぱり米が進むヤツですねぇ」
そしたら学長「脳味噌はコメを欲しがっているんすよ、でも物理的に無理なんです!」
はい、我輩も同じ気分です。舌的には米食いたいけれど胃袋が受け付けないwww
やはり、物足りなさそうだからのもう一品は餃子か焼売にしとくべきでした。
ワシらが浜松で出会って意気投合したあの頃と比べると胃袋大分弱くなりましたね。
とまあ、何度か千ト康らくに飯食いに行って「昔程過激じゃないけど、確かに幸楽だ」と
胃袋で確信しましたが、また近いうちに来店して別のメニューを試したい気持ちが高まって仕方がない。
そこで再び、学長と共に来店して我輩は「鮭海老のガーリックレタスチャーハン」を注文。
コレが今回の最大の認めたくない若さ故の過ちだったのです。
あの面積が広い皿に食えるもんなら食ってみろとばかりに盛られた炒めた米。
中には鮭と数匹の海老が散りばめられて我輩が口に放り込むのを待ち構えています。
そしてレタス、コレがなかなか良いアクセントとして存在している。
学長が注文した回鍋肉ご飯付きは以前見覚えがあるあのアブラギッシュな回鍋肉。
豆豉醬の豆の塊がキャベツや豚バラ肉、ピーマンの間からチラッと顔見せしながら旨さを強調。
程よく火が通って味がしっかりしている野菜や肉が米を胃袋にガンガン送り込みます。
尚、この日はサイドメニューに春巻きを注文したので、
胃袋破裂の危機はなかったと言いたい所ですが、チャーハンが想像以上に手強かった・・・
新富のデカ盛り名物中華料理店だった幸楽を息子さんが継ぎ、
令和の世に新しく復活させた千ト康らくは以前と多少の違いはあれど
間違いなく懐かしい、でもやっぱり新しい中華料理屋でした。
2023年03月04日
今年は卯年だから兎肉食べてみた
最近、国が来たるべき食糧難?対策にコオロギを養殖して食うことを奨励し、
コオロギを育てるor食物にぶち込んでくれる会社や団体に助成金を出すという事で、
多くの食品メーカーや関係なさそうな会社が「乗るしかない、このビッグウェーブに」
と言わんばかりにコオロギビジネスに便乗する動きがあるようですが、
何で新たに謎食材を盛り上げる以前に、従来の農業をどうにかして守り、
食料確保するするという思考にどーして至らないのかという疑問しか湧き上がらねぇ。
日本人の主食である米に関しては大分昔から「減反政策」で生産量を調整された挙句、
米農家が大分減ったからもういいか的なノリで最近政策廃止になって今に至る感じですし、
野菜や牛乳は市場の都合で普通に食えるものでも毎日大量に廃棄されているし、
畜産、養豚や養鶏農家は餌代や燃料代の高騰で廃業に追い込まれる農家も少なくないという。
農業の衰退が国の食料事情を悪化させると考えてくれる政治家は日本には居ないのか?
国が農家を適切に支援すれば食糧難は難なく解決するはずなのに、
何故にそれをせず昆虫食を推そうとするのかが全く理解不能。
乳牛なんかカネにならんから、乳牛は処分して牛舎潰してコオロギ舎にしてしまえと言うのか?
ピーマンなんか作らなくていいからビニールハウスでコオロギ飼えってか?
ふざけんな(声だけ迫真)!
まあね、我輩もバッタとかセミとかスズメバチの幼虫とか食った事ありますがね、
味はまあ悪くないんですがね、食感がイマイチなんですよね。
足とか羽根の部分とか揚げても結構硬いんだよなぁ。
日本で昆虫食が一部の地域に留まり、全国的に流行らなかった(のは、
日本人が食に対して味以上のものを求める煩い人種だったからなんでしょうね。
とりあえず我輩はコオロギよりもローストチキンコオロギか興梠豆腐の方が好きです。
日本で現在一般的に食われている動物性タンパク質の殆どに共通するのは
風味、食感の良さ、そして入手性or飼育が容易である事でしょう。
だからクセのある羊肉、育てるのに広い敷地が必要なダチョウ、
神経質で育てにくいスッポン、可食部が少ないカエルなんかは一般的ではないんですね。
じゃあウサギは?昔は小学校でウサギ飼ってませんでした?
実はウサギって結構神経質で育てにくい動物らしいんですね。
ネコはほっといても育ちますが、ウサギはメチャクチャ手が掛かるペットで、しかも懐かない。
だから日本では肉食厳禁だった江戸時代以前は野生のウサギを捕まえて
ウサギ汁とかにして食べていた歴史はあれど、今はあまり食べられていないみたいなんですが、
ヨーロッパでは結構普通に飼育され、食べられているんですね。
というわけで今年は卯年、ウサギ肉を知る良い機会だと思い、ウサギ肉を仕入れました。
購入先は以前生ハム原木を購入した「グルメミートワールド」。
気になるお値段は5000円弱ぐらいでしたが、1匹丸ごとで1.2kgぐらいだったので、
100g480円ぐらいと焼肉用カルビ肉とあまり変わらないぐらい。
長い物体が冷凍された状態で袋に入っていたので「コレ冷凍庫に入るやろか(困惑)?」でしたが、
新居と共に仕入れたデカい冷蔵庫には余裕で収まりました。
あ、この先生々しい画像が出て来ますがウチのブログ常連はどうって事ねぇよなw
しかし我輩、鶏や鯛やニベは捌いたことあるんですがウサギは初。
でも何ですな、ウサギって毛がないとネズミみたいだなw
とりあえずyoutubeで「ウサギ肉」と検索したら解体動画があったので、
そこで説明されていたよーに腹を捌いて内臓をぶっこ抜き、半分にぶった斬ります。
その後前足、後ろ足を関節に沿って切り、胴体アバラ部分を解体します。
尚、40歳の誕生日に両親から贈られた出刃包丁の上に乗っているのは、
バニーガールでいうところのケツに付いている丸いモフモフしてるやつ、つまり尻尾。
さて、ウサギをどのようにして食すか、そのヒントはピーターラビット。
ピーターラビットのお父さんはパイにされたというお話はみんな知ってるよなぁ?
んじゃあ一品目はパイで食うのが「当たり前だよなぁ」。
材料は以下の通り↓
ウサギ肉:胴体部分を食べやすい大きさに切る
ニンジン:半分を乱切りにする
タマネギ:半分を1cm厚ぐらいに切る
セロリ:15cmぐらいのを薄切りにする
シメジ:別に無くてもいいけどあったから入れた
ハインツのホワイトソース缶1個
塩コショウ:今回はチャムスのオリジナルスパイスを使用
パイシート:冷凍のを2枚使う、使う前に外に出して解凍すべし
卵黄:パイの表面に照りを付けて旨そうに魅せる
]
まずは頭やアバラをパイに入れる野菜と一緒に1時間ぐらい煮込んでスープをとります。
後で思ったんですが、このスープと一緒にパイに入れる肉も煮込めばよかった。
フライパンにオリーブオイルを入れてウサギ肉を軽く炒めます。
ガッツリ炒めると硬くなるし、どーせ後からホワイトソースで煮るんで軽く焼き目がつく程度で。
その後野菜をニンジン、セロリ、タマネギ、シメジの順に炒め、
弱火にして頭やアバラでとったスープをレードル2杯ぐらい注ぎ、
ホワイトソースをぶち込んで加熱します。
スープをとった後の骨に付いた肉はむしってパイに入れるもよし。
ま、我輩は居候猫に食わせましたけどね。
あのケダモノ共、ウサギ肉喜んで貪り食ってましたよw
先程のホワイトソースで煮込んだウサギ肉&野菜をパイ皿に入れて、
パイ生地を被せて生地の表面に卵黄を塗り、200℃のオーブンで20分焼きます。
(我輩はオーブンにぶち込める鍋で調理し、その鍋を一旦冷ましてパイ生地を直接乗せた)
パイにした胸周りのウサギ肉の率直な感想は「弾力が程よい鶏肉」。
最近フーデリーで見かける「鶏肉のハラミ」みたいな食感です。
でも鶏肉よりはまあ多少はね、クセがある感じですかね?
脂身が少ないから鶏肉よりはサッパリしているかな?
でも我輩的には以外と好きかもしれない味です。
少なくともマトンよりは自然に食える。
ただ、ウチの家族的には背中周りの肉を塊でじっくりバターを掛けながら焼いて、
アルミホイルで包んで5分ほど放置して5mm厚にスライスしたのが好みだったようです。
余談ですがウサギ肉、骨が結構細くて柔らかいので出刃包丁があれば簡単に切れます。
さて、足の部分はどうやって食すか?
焼きか?それともトマトで煮込むか?
結局、フライドチキンならぬフライドウサギにし[ました。
前足、後ろ足の肉にミックススパイス(この時はほりにしを使用)を振って1日寝かせ、
ミックススパイスを振り入れたフライドチキンの衣をつけて油で揚げます。
160℃ぐらいの油で片面5分、計10分加熱したら一旦引き上げ、
少し冷まして180℃で2分ぐらいまた揚げます。
「おー。いいゾこれ〜」。衣もキレイに付いているし、色も良い。
てなわけでこの時は確実に優勝した気だったんですが・・・
火の通し具合は完璧だったんですがねぇ・・・硬くて食べにくいんですよ。
地鶏程は硬くないけど、フライドチキンよりは硬くて骨から身が解れない。
味は悪くないというか、充分良かったんですが、
包丁で切らないとスムーズに食えないという点では大失敗でした。
やはりウサギの足は上下切断して揚げるか、塊で煮込むべきでした。
ウサギ肉を解体していた動画ではクリーム煮にしていましたしね。
でもね、コレでウサギ肉の肉質や適した調理法を理解したんで、
次にウサギ肉が手に入ったら確実に美味しく、食べやすく仕上げる自信がありますが、
わざわざウサギ肉を送料かけて仕入れるぐらいならトライアルでオージービーフ買うわwww
野生のウサギ捕まえる機会があるなら捕まえて食いたいところですが、
ウサギって捕まえて食っていいのかな?
やはり、日本人は日本の文化に根付いた肉を食すべきなんだなと思うと共に、
どーして明治時代以降ウサギ肉が流行らなくなったのか解ったような気がしました。
最後にまた、冒頭のコオロギの件についてもう一言述べさせてもらいますが、
コオロギが旨いなら別にコオロギ育てて商品化してもいいんですがね、
コオロギ飼育するなら金は出すよ、でも野菜や牛乳作る農家には金出さねーよと言うのは
何か狂った方針なんじゃねーかと言うのが我輩の正直な意見です。
ま、コレもSDGsの一環なんだよと言う人が居るんでしょうが、
農業が持続出来ない世界にしてしまって「サスティナブル」と言われても説得力ねーぞ。
コオロギを育てるor食物にぶち込んでくれる会社や団体に助成金を出すという事で、
多くの食品メーカーや関係なさそうな会社が「乗るしかない、このビッグウェーブに」
と言わんばかりにコオロギビジネスに便乗する動きがあるようですが、
何で新たに謎食材を盛り上げる以前に、従来の農業をどうにかして守り、
食料確保するするという思考にどーして至らないのかという疑問しか湧き上がらねぇ。
日本人の主食である米に関しては大分昔から「減反政策」で生産量を調整された挙句、
米農家が大分減ったからもういいか的なノリで最近政策廃止になって今に至る感じですし、
野菜や牛乳は市場の都合で普通に食えるものでも毎日大量に廃棄されているし、
畜産、養豚や養鶏農家は餌代や燃料代の高騰で廃業に追い込まれる農家も少なくないという。
農業の衰退が国の食料事情を悪化させると考えてくれる政治家は日本には居ないのか?
国が農家を適切に支援すれば食糧難は難なく解決するはずなのに、
何故にそれをせず昆虫食を推そうとするのかが全く理解不能。
乳牛なんかカネにならんから、乳牛は処分して牛舎潰してコオロギ舎にしてしまえと言うのか?
ピーマンなんか作らなくていいからビニールハウスでコオロギ飼えってか?
ふざけんな(声だけ迫真)!
まあね、我輩もバッタとかセミとかスズメバチの幼虫とか食った事ありますがね、
味はまあ悪くないんですがね、食感がイマイチなんですよね。
足とか羽根の部分とか揚げても結構硬いんだよなぁ。
日本で昆虫食が一部の地域に留まり、全国的に流行らなかった(のは、
日本人が食に対して味以上のものを求める煩い人種だったからなんでしょうね。
とりあえず我輩はコオロギよりもローストチキンコオロギか興梠豆腐の方が好きです。
日本で現在一般的に食われている動物性タンパク質の殆どに共通するのは
風味、食感の良さ、そして入手性or飼育が容易である事でしょう。
だからクセのある羊肉、育てるのに広い敷地が必要なダチョウ、
神経質で育てにくいスッポン、可食部が少ないカエルなんかは一般的ではないんですね。
じゃあウサギは?昔は小学校でウサギ飼ってませんでした?
実はウサギって結構神経質で育てにくい動物らしいんですね。
ネコはほっといても育ちますが、ウサギはメチャクチャ手が掛かるペットで、しかも懐かない。
だから日本では肉食厳禁だった江戸時代以前は野生のウサギを捕まえて
ウサギ汁とかにして食べていた歴史はあれど、今はあまり食べられていないみたいなんですが、
ヨーロッパでは結構普通に飼育され、食べられているんですね。
というわけで今年は卯年、ウサギ肉を知る良い機会だと思い、ウサギ肉を仕入れました。
購入先は以前生ハム原木を購入した「グルメミートワールド」。
気になるお値段は5000円弱ぐらいでしたが、1匹丸ごとで1.2kgぐらいだったので、
100g480円ぐらいと焼肉用カルビ肉とあまり変わらないぐらい。
長い物体が冷凍された状態で袋に入っていたので「コレ冷凍庫に入るやろか(困惑)?」でしたが、
新居と共に仕入れたデカい冷蔵庫には余裕で収まりました。
あ、この先生々しい画像が出て来ますがウチのブログ常連はどうって事ねぇよなw
しかし我輩、鶏や鯛やニベは捌いたことあるんですがウサギは初。
でも何ですな、ウサギって毛がないとネズミみたいだなw
とりあえずyoutubeで「ウサギ肉」と検索したら解体動画があったので、
そこで説明されていたよーに腹を捌いて内臓をぶっこ抜き、半分にぶった斬ります。
その後前足、後ろ足を関節に沿って切り、胴体アバラ部分を解体します。
尚、40歳の誕生日に両親から贈られた出刃包丁の上に乗っているのは、
バニーガールでいうところのケツに付いている丸いモフモフしてるやつ、つまり尻尾。
さて、ウサギをどのようにして食すか、そのヒントはピーターラビット。
ピーターラビットのお父さんはパイにされたというお話はみんな知ってるよなぁ?
んじゃあ一品目はパイで食うのが「当たり前だよなぁ」。
材料は以下の通り↓
ウサギ肉:胴体部分を食べやすい大きさに切る
ニンジン:半分を乱切りにする
タマネギ:半分を1cm厚ぐらいに切る
セロリ:15cmぐらいのを薄切りにする
シメジ:別に無くてもいいけどあったから入れた
ハインツのホワイトソース缶1個
塩コショウ:今回はチャムスのオリジナルスパイスを使用
パイシート:冷凍のを2枚使う、使う前に外に出して解凍すべし
卵黄:パイの表面に照りを付けて旨そうに魅せる
]
まずは頭やアバラをパイに入れる野菜と一緒に1時間ぐらい煮込んでスープをとります。
後で思ったんですが、このスープと一緒にパイに入れる肉も煮込めばよかった。
フライパンにオリーブオイルを入れてウサギ肉を軽く炒めます。
ガッツリ炒めると硬くなるし、どーせ後からホワイトソースで煮るんで軽く焼き目がつく程度で。
その後野菜をニンジン、セロリ、タマネギ、シメジの順に炒め、
弱火にして頭やアバラでとったスープをレードル2杯ぐらい注ぎ、
ホワイトソースをぶち込んで加熱します。
スープをとった後の骨に付いた肉はむしってパイに入れるもよし。
ま、我輩は居候猫に食わせましたけどね。
あのケダモノ共、ウサギ肉喜んで貪り食ってましたよw
先程のホワイトソースで煮込んだウサギ肉&野菜をパイ皿に入れて、
パイ生地を被せて生地の表面に卵黄を塗り、200℃のオーブンで20分焼きます。
(我輩はオーブンにぶち込める鍋で調理し、その鍋を一旦冷ましてパイ生地を直接乗せた)
パイにした胸周りのウサギ肉の率直な感想は「弾力が程よい鶏肉」。
最近フーデリーで見かける「鶏肉のハラミ」みたいな食感です。
でも鶏肉よりはまあ多少はね、クセがある感じですかね?
脂身が少ないから鶏肉よりはサッパリしているかな?
でも我輩的には以外と好きかもしれない味です。
少なくともマトンよりは自然に食える。
ただ、ウチの家族的には背中周りの肉を塊でじっくりバターを掛けながら焼いて、
アルミホイルで包んで5分ほど放置して5mm厚にスライスしたのが好みだったようです。
余談ですがウサギ肉、骨が結構細くて柔らかいので出刃包丁があれば簡単に切れます。
さて、足の部分はどうやって食すか?
焼きか?それともトマトで煮込むか?
結局、フライドチキンならぬフライドウサギにし[ました。
前足、後ろ足の肉にミックススパイス(この時はほりにしを使用)を振って1日寝かせ、
ミックススパイスを振り入れたフライドチキンの衣をつけて油で揚げます。
160℃ぐらいの油で片面5分、計10分加熱したら一旦引き上げ、
少し冷まして180℃で2分ぐらいまた揚げます。
「おー。いいゾこれ〜」。衣もキレイに付いているし、色も良い。
てなわけでこの時は確実に優勝した気だったんですが・・・
火の通し具合は完璧だったんですがねぇ・・・硬くて食べにくいんですよ。
地鶏程は硬くないけど、フライドチキンよりは硬くて骨から身が解れない。
味は悪くないというか、充分良かったんですが、
包丁で切らないとスムーズに食えないという点では大失敗でした。
やはりウサギの足は上下切断して揚げるか、塊で煮込むべきでした。
ウサギ肉を解体していた動画ではクリーム煮にしていましたしね。
でもね、コレでウサギ肉の肉質や適した調理法を理解したんで、
次にウサギ肉が手に入ったら確実に美味しく、食べやすく仕上げる自信がありますが、
わざわざウサギ肉を送料かけて仕入れるぐらいならトライアルでオージービーフ買うわwww
野生のウサギ捕まえる機会があるなら捕まえて食いたいところですが、
ウサギって捕まえて食っていいのかな?
やはり、日本人は日本の文化に根付いた肉を食すべきなんだなと思うと共に、
どーして明治時代以降ウサギ肉が流行らなくなったのか解ったような気がしました。
最後にまた、冒頭のコオロギの件についてもう一言述べさせてもらいますが、
コオロギが旨いなら別にコオロギ育てて商品化してもいいんですがね、
コオロギ飼育するなら金は出すよ、でも野菜や牛乳作る農家には金出さねーよと言うのは
何か狂った方針なんじゃねーかと言うのが我輩の正直な意見です。
ま、コレもSDGsの一環なんだよと言う人が居るんでしょうが、
農業が持続出来ない世界にしてしまって「サスティナブル」と言われても説得力ねーぞ。
2022年12月28日
筋肉猟師が鹿肉を送ってくれた
嘗て我輩の職場に居り、今は地元の滋賀県に住んでいる後輩の長介が最近三段重、
じゃなくてショットガンを仕入れて狩猟を始めたというLINEが来た。
何やら将来、ジビエを売る商売を考えているとか言ってたが、
多分「散弾銃有れば肉食い放題じゃね?」というヤツらしい軽いノリじゃなかろうか?
でも貴様のそういう20代の頃と変わらない思考、我輩は大好きだぞ!
でもそこで長介が買った散弾銃が何処のメーカーの何であるか気になるのが
ウチのブログを見てくれている大半の同志の「癖(へき)」であろう、いや、そうだろ(断言)?
興味のない輩も居るだろうがヤツが買ったショットガンはモスバーグM500。
レミントンに並ぶアメリカのショットガンメーカーのブツだ。
そしてコレが長介が初めて仕留めた鹿肉。
赤みが強い肉の500gぐらいの塊が2つ、筋っぽい小さい肉が幾つか詰められた袋が1つ。
「団体で捕まえたので分前が少ないですが」と言ってたが、家族4人なら充分な量だ。
とりあえず次の日食う分を冷蔵庫のチルド室にぶち込み、1日かけて解凍する。
解凍後の鹿肉はキッチンペーパーで水分を拭き取り、匂いを嗅ぐ。
うん、血生臭さは全くない。良い肉だ。
捕獲して直ぐに流水で洗いながら丁寧に解体したのだろう、良い仕事してますね。
さて、我輩的に鹿肉の1番旨い食い方といえば薄切りにした生肉を
ニンニク生姜醤油に1日くらい漬け込んだヤツを熱々の白米に乗せて食うやり方なのだが、
最近ジビエ料理がまあ多少は一般にも認知されると同時に、
ジビエ肉の生食に対する危険性も叫ばれている。
E型肝炎ウィルスや腸管出血性大腸菌感染症(O157)が他の肉よりは確率が低いとはいえ、
それらの病気になる確率はあり得ない話ではないというのである。
E型肝炎ウィルスにかかる確率は3%以下らしいのであるが、
ウィザードリィ2で魔法無効化率95%のデーモンロードにマバディが効かないわけではなかったので、
多少なり可能性がある危険行為を推奨するわけにもいかんだろう。
何よりもネット空間には自称正義の味方が常に監視体制を張っており、
些細なことに関して直ぐに揚げ足を取り、己の正義を語りたくて仕方ない暇な輩が多いのであるw
ここで「ニンニク生姜醤油に漬け込んだ薄切り肉を熱々の白米に乗せて食ったら旨かったぜ」
なんて綴ろうものなら現代社会の紅衛兵がシュバって来る事態は目に見えているwww
そんなことしなくて良いから(良心)社会の為になる仕事を探せよ(正論)。
さて、上記の鹿肉に付着する可能性があるウィルスや病原菌であるが、
75℃で1分間以上加熱すれば問題ないという事なので、
鹿肉の肉質を生かしたレシピで加熱し、食すれば良いのである。
そこで柔らかい肉質を生かして鹿肉のカツを作ることにする。
鹿肉は脂身が少ないので、油で揚げることによって油感をプラスするのだ。
まずはスジを取り、不恰好な部分を切り取り(切った部分は居候猫の餌になる).、
肉塊を整形したら厚さ1.5cmぐらいに切り、小麦粉、溶き卵、パン粉の順に衣を付ける。
肉がベチャベチャしていなければ綺麗な衣が付着する。
余談であるが肉の一部にはミックススパイス、黒瀬のスパイスを事前に振りかけた。
衣を纏った鹿肉は180℃の油で片面2分、裏返して2分揚げる。
過去に色々な揚げ物用の鍋を使用してきたが、我輩的にやはりダッチオーブンが最強だ。
揚がった鹿肉の火の通り具合を確認するため、斬る!
うむ、思い描いていた通り、中心部は生感があるが温かい。良い感じに加熱されている。
何も付けずに試食するとサクッとした衣が鹿肉の旨味を受け止め、
肉は柔らかさを保った状態で旨みを増幅している。
素晴らしい。
4分揚げた半生状態のもの、6分揚げてしっかり加熱したもの、
ミックススパイスで下味を付けたものを作ったが、どれも甲乙付け難い味わい。
ただ、バランス的には6分揚げて中心部まで適度に加熱されたヤツが1番だった。
思った程肉がパサ付かず、ミディアムな鹿肉は脂身がないにも関わらず旨さを強調していた。
挽いた岩塩と粗挽きコショウで食うとまた絶品と言いたいところであったが、
残念ながらウスターorトンカツソースのパンチの良さには敵わなかった。
コレで脂身が乏しくても充分な旨味を有している事実を確認出来た。
次回鹿肉の塊が来たらローストビーフならぬ、ローストディアーを作りたい。
そのまま加熱してもあまりいい食感は期待できないであろうスネ肉は煮込むことにする。
気楽にカレーでも作ろうかと思ったが長介は金沢で2年間カレー屋に勤め、
来る日も来る日もカレーに心血を注ぐ毎日を送ったが故、
カレーが大嫌いを通り越して未だにトラウマ化しているそうなのでカレーは止めておこう。
そう、猟師が獲ってきた肉で作るのだから「猟師風(カチャトーラ)」で逝こう。
正式には鶏肉で作るイタリア料理であるが、コレを鹿肉で作る。
ニンニクを4〜5片細かく刻み、セロリは1/2本、タマネギは1個みじん切り。
ズッキーニは厚さ1cmぐらいに輪切りにする。ナスがあれば入れてもいい。
栄養価を増やす為にニンジンを細かく刻んで入れてもいいが、欲張りすぎてもよくない。
肉は食べやすい大きさに切り、スパイスで下味を付ける。
塩コショウだけでもいいが、味わいを濃くする為にほりにしを振りかける。
オリーブオイルをたっぷり入れたフライパンを弱火にかけ、ニンニクを炒める。
香りがたってきたらセロリ、タマネギを炒めてタマネギが透き通って来たら取り出す。
再びオリーブオイルをたっぷり入れたフライパンで鹿肉をメイラード反応が出るまで炒める。
旨そうな焼き色が付いたら先程炒めた野菜を戻し、缶詰のカットトマトをブチ込む。
カットトマト缶の半分ぐらいの水or白ワインを注ぎ、ローリエを2枚入れて蓋をして1.5h煮込む。
1時間ちょい煮込めば全ての食材が渾然一体となっているのが解るだろう。
トマトは全ての贖罪、もとい食材を受け止める神の野菜である。
時々ニンジンみたいなのが入っているのは気のせいだ。
鹿肉は指で押さえただけでホロリと崩れる柔らかさ。トマトやスパイスの風味も沁みている。
更に崩れるぐらい煮込んで「ラグー」にする事も検討したが、
ある程度塊があり、食べ応えのある肉料理にしたいという事で。
ズッキーニの薄切りをフライパンにブチ込み、15分ぐらい中瓶で加熱して、
パプリカを振りかけて味の最終調整、水分を飛ばすorズッキーニに火を通せば出来上がり!
皿に盛り付けて仕上げにイタリアンパセリを刻んだものをぶっかければ完成!
ついでに冷蔵庫の片隅で干からびていたパプリカを直火で黒くなるまで焼き、
直ぐに冷水に浸けて薄皮を剥いたモノを上に乗せる。
肉は脂身のない鹿肉、野菜も入っているからヘルシー(錯乱)!
パンと食べてもよし、パスタにかけて食べてもよし、米は微妙だけど合わなくはない。
でも多分、1番合わせて旨いのは粉チーズ!(我輩は粉チーズ好きじゃないがなw)
コレもまた、家族に大好評。
鹿肉は脂身が少ないので旨味に乏しい、野生動物だから独特の臭いがある、
生じゃないと固くて食いづらいみたいな言われ方をされているが、
油で揚げたり、スパイスやハーブを効かせた煮込み料理にすると最高の食材である。
何より、脂身が辛い気がする年寄りにはありがたい肉である?
今後もこのようにして長介から肉が届くのかと思うと、次はどうやって料理してくれようか悩むw
しかしまあ、我輩を慕ってくれた後輩どもはどいつもコイツも我輩に良くしてくれるが、
我輩はヤツらにそれ相応な事をしてあげたのだろうかと自問自答することが多々ある。
それと同時に、我輩を慕う後輩はほぼ例外なく辞めているのだよなぁ・・・
じゃなくてショットガンを仕入れて狩猟を始めたというLINEが来た。
何やら将来、ジビエを売る商売を考えているとか言ってたが、
多分「散弾銃有れば肉食い放題じゃね?」というヤツらしい軽いノリじゃなかろうか?
でも貴様のそういう20代の頃と変わらない思考、我輩は大好きだぞ!
でもそこで長介が買った散弾銃が何処のメーカーの何であるか気になるのが
ウチのブログを見てくれている大半の同志の「癖(へき)」であろう、いや、そうだろ(断言)?
興味のない輩も居るだろうがヤツが買ったショットガンはモスバーグM500。
レミントンに並ぶアメリカのショットガンメーカーのブツだ。
そしてコレが長介が初めて仕留めた鹿肉。
赤みが強い肉の500gぐらいの塊が2つ、筋っぽい小さい肉が幾つか詰められた袋が1つ。
「団体で捕まえたので分前が少ないですが」と言ってたが、家族4人なら充分な量だ。
とりあえず次の日食う分を冷蔵庫のチルド室にぶち込み、1日かけて解凍する。
解凍後の鹿肉はキッチンペーパーで水分を拭き取り、匂いを嗅ぐ。
うん、血生臭さは全くない。良い肉だ。
捕獲して直ぐに流水で洗いながら丁寧に解体したのだろう、良い仕事してますね。
さて、我輩的に鹿肉の1番旨い食い方といえば薄切りにした生肉を
ニンニク生姜醤油に1日くらい漬け込んだヤツを熱々の白米に乗せて食うやり方なのだが、
最近ジビエ料理がまあ多少は一般にも認知されると同時に、
ジビエ肉の生食に対する危険性も叫ばれている。
E型肝炎ウィルスや腸管出血性大腸菌感染症(O157)が他の肉よりは確率が低いとはいえ、
それらの病気になる確率はあり得ない話ではないというのである。
E型肝炎ウィルスにかかる確率は3%以下らしいのであるが、
ウィザードリィ2で魔法無効化率95%のデーモンロードにマバディが効かないわけではなかったので、
多少なり可能性がある危険行為を推奨するわけにもいかんだろう。
何よりもネット空間には自称正義の味方が常に監視体制を張っており、
些細なことに関して直ぐに揚げ足を取り、己の正義を語りたくて仕方ない暇な輩が多いのであるw
ここで「ニンニク生姜醤油に漬け込んだ薄切り肉を熱々の白米に乗せて食ったら旨かったぜ」
なんて綴ろうものなら現代社会の紅衛兵がシュバって来る事態は目に見えているwww
そんなことしなくて良いから(良心)社会の為になる仕事を探せよ(正論)。
さて、上記の鹿肉に付着する可能性があるウィルスや病原菌であるが、
75℃で1分間以上加熱すれば問題ないという事なので、
鹿肉の肉質を生かしたレシピで加熱し、食すれば良いのである。
そこで柔らかい肉質を生かして鹿肉のカツを作ることにする。
鹿肉は脂身が少ないので、油で揚げることによって油感をプラスするのだ。
まずはスジを取り、不恰好な部分を切り取り(切った部分は居候猫の餌になる).、
肉塊を整形したら厚さ1.5cmぐらいに切り、小麦粉、溶き卵、パン粉の順に衣を付ける。
肉がベチャベチャしていなければ綺麗な衣が付着する。
余談であるが肉の一部にはミックススパイス、黒瀬のスパイスを事前に振りかけた。
衣を纏った鹿肉は180℃の油で片面2分、裏返して2分揚げる。
過去に色々な揚げ物用の鍋を使用してきたが、我輩的にやはりダッチオーブンが最強だ。
揚がった鹿肉の火の通り具合を確認するため、斬る!
うむ、思い描いていた通り、中心部は生感があるが温かい。良い感じに加熱されている。
何も付けずに試食するとサクッとした衣が鹿肉の旨味を受け止め、
肉は柔らかさを保った状態で旨みを増幅している。
素晴らしい。
4分揚げた半生状態のもの、6分揚げてしっかり加熱したもの、
ミックススパイスで下味を付けたものを作ったが、どれも甲乙付け難い味わい。
ただ、バランス的には6分揚げて中心部まで適度に加熱されたヤツが1番だった。
思った程肉がパサ付かず、ミディアムな鹿肉は脂身がないにも関わらず旨さを強調していた。
挽いた岩塩と粗挽きコショウで食うとまた絶品と言いたいところであったが、
残念ながらウスターorトンカツソースのパンチの良さには敵わなかった。
コレで脂身が乏しくても充分な旨味を有している事実を確認出来た。
次回鹿肉の塊が来たらローストビーフならぬ、ローストディアーを作りたい。
そのまま加熱してもあまりいい食感は期待できないであろうスネ肉は煮込むことにする。
気楽にカレーでも作ろうかと思ったが長介は金沢で2年間カレー屋に勤め、
来る日も来る日もカレーに心血を注ぐ毎日を送ったが故、
カレーが大嫌いを通り越して未だにトラウマ化しているそうなのでカレーは止めておこう。
そう、猟師が獲ってきた肉で作るのだから「猟師風(カチャトーラ)」で逝こう。
正式には鶏肉で作るイタリア料理であるが、コレを鹿肉で作る。
ニンニクを4〜5片細かく刻み、セロリは1/2本、タマネギは1個みじん切り。
ズッキーニは厚さ1cmぐらいに輪切りにする。ナスがあれば入れてもいい。
栄養価を増やす為にニンジンを細かく刻んで入れてもいいが、欲張りすぎてもよくない。
肉は食べやすい大きさに切り、スパイスで下味を付ける。
塩コショウだけでもいいが、味わいを濃くする為にほりにしを振りかける。
オリーブオイルをたっぷり入れたフライパンを弱火にかけ、ニンニクを炒める。
香りがたってきたらセロリ、タマネギを炒めてタマネギが透き通って来たら取り出す。
再びオリーブオイルをたっぷり入れたフライパンで鹿肉をメイラード反応が出るまで炒める。
旨そうな焼き色が付いたら先程炒めた野菜を戻し、缶詰のカットトマトをブチ込む。
カットトマト缶の半分ぐらいの水or白ワインを注ぎ、ローリエを2枚入れて蓋をして1.5h煮込む。
1時間ちょい煮込めば全ての食材が渾然一体となっているのが解るだろう。
トマトは全ての贖罪、もとい食材を受け止める神の野菜である。
時々ニンジンみたいなのが入っているのは気のせいだ。
鹿肉は指で押さえただけでホロリと崩れる柔らかさ。トマトやスパイスの風味も沁みている。
更に崩れるぐらい煮込んで「ラグー」にする事も検討したが、
ある程度塊があり、食べ応えのある肉料理にしたいという事で。
ズッキーニの薄切りをフライパンにブチ込み、15分ぐらい中瓶で加熱して、
パプリカを振りかけて味の最終調整、水分を飛ばすorズッキーニに火を通せば出来上がり!
皿に盛り付けて仕上げにイタリアンパセリを刻んだものをぶっかければ完成!
ついでに冷蔵庫の片隅で干からびていたパプリカを直火で黒くなるまで焼き、
直ぐに冷水に浸けて薄皮を剥いたモノを上に乗せる。
肉は脂身のない鹿肉、野菜も入っているからヘルシー(錯乱)!
パンと食べてもよし、パスタにかけて食べてもよし、米は微妙だけど合わなくはない。
でも多分、1番合わせて旨いのは粉チーズ!(我輩は粉チーズ好きじゃないがなw)
コレもまた、家族に大好評。
鹿肉は脂身が少ないので旨味に乏しい、野生動物だから独特の臭いがある、
生じゃないと固くて食いづらいみたいな言われ方をされているが、
油で揚げたり、スパイスやハーブを効かせた煮込み料理にすると最高の食材である。
何より、脂身が辛い気がする年寄りにはありがたい肉である?
今後もこのようにして長介から肉が届くのかと思うと、次はどうやって料理してくれようか悩むw
しかしまあ、我輩を慕ってくれた後輩どもはどいつもコイツも我輩に良くしてくれるが、
我輩はヤツらにそれ相応な事をしてあげたのだろうかと自問自答することが多々ある。
それと同時に、我輩を慕う後輩はほぼ例外なく辞めているのだよなぁ・・・
2022年12月25日
ローストビーフはお湯に浸けて作ろう
今年のクリスマスイブ、同志達はいかがお過ごしでしたか?
我輩はいつも通り、家族だけでボチボチクリスマスディナーを食して過ごしましたよ。
毎年、普段は飲まないよーなスパークリングワインなんか買っちゃうんですがね、
今回は我輩が次の日仕事があるからアルコール抜きで過ごしましたが、
普段からアルコール全然飲まないんで特に違和感は無し。
しかしいつも思いますがね、大人数で盛り上がるクリスマスパーティーを経験するとね、
家族だけで実施するクリスマスは全く気持ちが昂りませんね。
我輩も年々料理に気合いが入らなくなってきております。
しかし今年のクリスマスディナーの1番の泣き所、それはローストチキンが無い!
23日に夜勤を終え、24日の朝からマックスバリュやトライアルを周って丸鶏を探したんですが、
去年まではチラホラ置いていた丸鶏が今年は何処にも置いてないんですよコレが。
既に調理済みの丸鶏はマックスバリュに売っていたんですがね。
代わりに食い易くて旨いもも肉のチキンレッグはいっぱい並んでいるんですが、
入籍記念日を兼ねたクリスマスイブに我輩が作りたいのは鶏の丸焼きなんですよ。
丸焼きを食いたい以上に、焼きたいんです。
こないだ学長とマンガ倉庫に行った時、マッドマックスのインターセプター置いていてね、
学長に「コレ良いっすね、欲しいっす」と話を振ったら
「私は既に組み立て済みのモノには興味がないんです!」とのたまうのです。
プラモ好きの学長にとってディスプレイモデル、模型というシロモノは、
そのブツを愛でたいのではなく、組み立てたいと言うのが美学なんですね。
それと同様、我輩も料理を食べたい以前に作りたい、そういう心境があるんです。
仕方なく我輩はもう一つのメインディッシュ、米料理の材料と、
娘がケーキを作るための材料(流石にスポンジは市販品だが)のみを購入してトボトボと帰宅。
娘がフルーツたっぷりのケーキを2種類作り終えた厨房にて
前日に嫁が買ってきた牛肉の塊でローストビーフを作ることにします。
今回紹介するローストビーフの簡単レシピを教えてくれたのは三沢在住時の戦友の砂井さん。
今まではダッチオーブンで蒸し焼きにしたり、オーブンで焼いたりして、
加熱しスギィ!な毎回灰色の肉塊を食う羽目になっておりましたが、
砂井さん方式はフライパンと鍋、ジップロックと温度計があれば作れるという素敵レシピです。
肉のサイズは500g弱、家族4人が食べるには丁度いいサイズですが、
三沢基地でアメリカンサイズのクソデカローストビーフを見てきた我が家的には小さい。
でもあんなにデカい肉を買うとなると、たとえアメリカンビーフだとしてもかなりの金額です。
まずは下ごしらえ。
肉塊の周囲の水分orドリップ(生の肉汁のをキッチンペーパーで拭き取り、
肉塊に塩だけをまんべんなくすり込み、2〜3時間冷蔵庫で寝かせます。
(まあ1日ぐらい寝かせてもいいというか、寧ろそれぐらいがいい)
この時注意してほしいのは「ミックススパイスの類いは使わない事」
肉を焼く際、スパイスが焦げて苦味や雑味が付きます。
タマネギ、ニンジン、セロリ、ハーブ類がある場合(またはそれを買う余裕がある場合)は、
適度な大きさに刻んだ野菜と一緒に寝かせると風味が増して美味しくなりますが、
ぶっちゃけローストビーフは風味より焼き加減です。
でも旨いけどね、野菜の香り豊かなローストビーフ。
全面を満遍なく焼き、メイラード反応を起こします(よーするに焼き色をこんがり付ける)。
一回横着してテフロンフライパンで焼いてみましたが、
我輩的には鉄フライパンの方がいい焼き色が付きますけど無理して鉄フライパン買わなくてもよし。
あ。肉を焼くのと同時進行で深めの鍋に湯を沸かすのを忘れないで下さい。
このお湯がローストビーフの出来栄えの2/3ぐらいを決めますんで。
肉が焼けたらジップロック的な密閉型のバッグに焼いた肉を入れて、
肉の入った袋の中にスパイス(我輩は今回「ほりにしプレミアム」を使用した)をふりかけ、
69℃ぐらいのお湯に浸けて鍋の蓋を閉め、じっくり肉を加熱します。
この「69℃」という数字が重要です。
お湯が沸騰するまで温まったなら水を入れて温度を下げましょう。
旨さの秘訣はシックスナイン、覚えて下さい。
これ以上温度が高いと、肉に熱が入りすぎて固くなりますし、
逆に低いといつまでも加熱されずに半生状態の血生臭い肉塊になります。
浸ける時間は肉のサイズによって変わるのは当然の事実ですが、
一般的にジャパンで売られているローストビーフ用の肉のサイズ(300〜500g)なら
1時間ぐらいお湯にブチ込んでおけば次の写真のようなローストビーフが出来上がります。
「あっ(察し)」な方も居られるでしょうが、要するに低温調理の手法なんですね。
肉のタンパク質は60〜70℃以上の加熱で変化&硬化するため、
その少し手前の温度で加熱する事で肉に無駄に熱を与えないよーにするわけです。
ぶっちゃけ、低温調理器買って作ればそれが最強なんですが
年に何回食うか解らんローストビーフのために専用機材仕入れるかい?
低温調理器は他にも色々作れて料理のバリエーションが云々とか言われても、
それを日常で活用、多用出来る人間ってほんの一握りですよ。
んじゃあいつも使ってる鍋で作れる方が無駄が無いし、何よりも楽です。
炊飯器の炊飯機能で温めてローストビーフ作る方法もあるみたいですが、
そーいうテクニカルな手法はクックパッドに掲載しているのを参考にしてくだされ。
余談ですがクックパッドの「ご家庭でも作れるケン★ッキー」みたいなレシピで
ケ★タッキーが出来た試しが無いのは我輩がまだ未熟なのでしょうか?
それとも、我輩の作り方or舌がおかしいのでしょうか?
1時間ぐらい経過するとお湯の温度は50℃ぐらいまで低下しますが、
お湯の温度が60℃代の時点で肉に熱が入ってタンパク質を変化させているので無問題。
ただ、今の季節のように気温が低いとお湯の温度低下が早いので、
30分経ったらまたお湯の温度を測り、低いようならまた加熱する必要性がある事も考慮して下さい。
鍋からパックを出したら軽く粗熱を取り、冷蔵庫で1〜2時間ぐらい冷やして肉汁の流出を抑えます。
また、冷やす事によって肉が固まってスライスし易くなります。
何ならこのまま1日冷蔵庫に入れて、次の日に食べても構いません。
さて、今回の出来栄えは・・・(・∀・)イイ!!
ウン、凄く良いよ。
まだ手前の部分しか切ってないのに、このフレッシュ感。
中心部はもっとレアな感じですが、生焼けではなくしっかり加熱されています。
そして切る度に軽く滴る肉汁、柔らかい感触。
肉は確かカナダ産だったけど、つまみ食いしたら多少スジがあるけど肉はいい食感!
尚、この時に熱が入りすぎて全体的に灰色になった場合はと言いたいところですが、
それはお湯の温度が高スギィ!なので†悔い改めて†。
逆に真ん中辺りが生っぽい感じだったら電子レンジ500Wで30秒ぐらい追い加熱しましょう。
そして今後ローストビーフ作る際は更に時間&温度管理に気をつけましょう。
いつもは適当に皿にぶち撒けて「ほら食えよ!」的な感じなんですが、
クリスマスなので刺身みたいにキレイに並べて盛り付けました。
我輩の好みは山ワサビのすり下ろしたやつに醤油をかけたものを乗せて食べる方法ですが、
市販のチューブワサビも原材料の大半は山ワサビなのでワサビ醤油でも問題なし。
真ん中に盛り付けた適当に切ったアボカドもワサビ醤油で一緒に食います。
勿論、黒瀬のスパイスや喜びスパイスで食べるというのもなかなかイケます。
マスタードで食べるのも悪くありませんが、日本人のDNAにはハマらないかな?
本格感を出すならジップロックに残った肉汁を肉塊を焼いたフライパンに入れ、
醤油2、赤ワイン1(或いはバルサミコ酢)を加えて一煮立ちさせたモノに
粗挽きコショウを振ってソースを作るのも良いでしょう。
余談ですがいつもはこのようにして上に積み重ねて山のようにして盛り付けています。
肉が塊感が乏しく、キレイに薄切りに出来なかった時はこの方法がゴマカシが効いてイイですね。
そして周囲には彩だけの為に野菜を添える。
我輩は生野菜食うんですが、嫁やクソガキは食べないんすよねー。
今年のクリスマスディナーはローストビーフと海鮮ピラフのみ。
毎回定番のボルシチはおろかスープ類を作って無いという状況から、
我輩がどれだけクリスマスに冷めているかが解りますかね?
この砂井さんが伝授してくれたローストビーフの作り方を知ってからは
ローストビーフの敷居がベルリンの壁(あ、平成生まれには解らんかw)から
近所の家の垣根ぐらいに下がりまくってしまいました。
でもローストビーフ用の塊肉は普通に買うと普通に高いんで、
我が家では消費期限近くて安売りしている肉がある時しか作れませんが、
それでも我が家のローストビーフ頻度はイギリス人程では無いにしても大分増えました。
正月料理にローストビーフ作ろうかとお考えの家庭も多い事でしょう?
でも毎年、中まで灰色に変色した硬い肉で新年を迎える家庭も少なくはないでしょう?
そんな貴方、是非ともこのローストビーフのレシピを試してみてください。
余談ですがおせち料理のローストビーフには「薄っぺらに見えるが実は味のある人になれるように」
という意味が込められているそうです。
おまけ
娘が作った中に外側クリームたっぷり、中はフルーツがたっぷり入ったケーキ。
ケーキ中心部にはイチゴ、缶詰のモモ、バナナ、キウイの薄切りが大目にブチ込まれていて、
周囲は「甘さ控えめ?何それ美味しいの?」と言わんばかりの甘ーーーいクリーム。
尚、2種類作ったのは白(ロウ)と黒(カオス)を表しているとの事(哲学)。
我輩はいつも通り、家族だけでボチボチクリスマスディナーを食して過ごしましたよ。
毎年、普段は飲まないよーなスパークリングワインなんか買っちゃうんですがね、
今回は我輩が次の日仕事があるからアルコール抜きで過ごしましたが、
普段からアルコール全然飲まないんで特に違和感は無し。
しかしいつも思いますがね、大人数で盛り上がるクリスマスパーティーを経験するとね、
家族だけで実施するクリスマスは全く気持ちが昂りませんね。
我輩も年々料理に気合いが入らなくなってきております。
しかし今年のクリスマスディナーの1番の泣き所、それはローストチキンが無い!
23日に夜勤を終え、24日の朝からマックスバリュやトライアルを周って丸鶏を探したんですが、
去年まではチラホラ置いていた丸鶏が今年は何処にも置いてないんですよコレが。
既に調理済みの丸鶏はマックスバリュに売っていたんですがね。
代わりに食い易くて旨いもも肉のチキンレッグはいっぱい並んでいるんですが、
入籍記念日を兼ねたクリスマスイブに我輩が作りたいのは鶏の丸焼きなんですよ。
丸焼きを食いたい以上に、焼きたいんです。
こないだ学長とマンガ倉庫に行った時、マッドマックスのインターセプター置いていてね、
学長に「コレ良いっすね、欲しいっす」と話を振ったら
「私は既に組み立て済みのモノには興味がないんです!」とのたまうのです。
プラモ好きの学長にとってディスプレイモデル、模型というシロモノは、
そのブツを愛でたいのではなく、組み立てたいと言うのが美学なんですね。
それと同様、我輩も料理を食べたい以前に作りたい、そういう心境があるんです。
仕方なく我輩はもう一つのメインディッシュ、米料理の材料と、
娘がケーキを作るための材料(流石にスポンジは市販品だが)のみを購入してトボトボと帰宅。
娘がフルーツたっぷりのケーキを2種類作り終えた厨房にて
前日に嫁が買ってきた牛肉の塊でローストビーフを作ることにします。
今回紹介するローストビーフの簡単レシピを教えてくれたのは三沢在住時の戦友の砂井さん。
今まではダッチオーブンで蒸し焼きにしたり、オーブンで焼いたりして、
加熱しスギィ!な毎回灰色の肉塊を食う羽目になっておりましたが、
砂井さん方式はフライパンと鍋、ジップロックと温度計があれば作れるという素敵レシピです。
肉のサイズは500g弱、家族4人が食べるには丁度いいサイズですが、
三沢基地でアメリカンサイズのクソデカローストビーフを見てきた我が家的には小さい。
でもあんなにデカい肉を買うとなると、たとえアメリカンビーフだとしてもかなりの金額です。
まずは下ごしらえ。
肉塊の周囲の水分orドリップ(生の肉汁のをキッチンペーパーで拭き取り、
肉塊に塩だけをまんべんなくすり込み、2〜3時間冷蔵庫で寝かせます。
(まあ1日ぐらい寝かせてもいいというか、寧ろそれぐらいがいい)
この時注意してほしいのは「ミックススパイスの類いは使わない事」
肉を焼く際、スパイスが焦げて苦味や雑味が付きます。
タマネギ、ニンジン、セロリ、ハーブ類がある場合(またはそれを買う余裕がある場合)は、
適度な大きさに刻んだ野菜と一緒に寝かせると風味が増して美味しくなりますが、
ぶっちゃけローストビーフは風味より焼き加減です。
でも旨いけどね、野菜の香り豊かなローストビーフ。
全面を満遍なく焼き、メイラード反応を起こします(よーするに焼き色をこんがり付ける)。
一回横着してテフロンフライパンで焼いてみましたが、
我輩的には鉄フライパンの方がいい焼き色が付きますけど無理して鉄フライパン買わなくてもよし。
あ。肉を焼くのと同時進行で深めの鍋に湯を沸かすのを忘れないで下さい。
このお湯がローストビーフの出来栄えの2/3ぐらいを決めますんで。
肉が焼けたらジップロック的な密閉型のバッグに焼いた肉を入れて、
肉の入った袋の中にスパイス(我輩は今回「ほりにしプレミアム」を使用した)をふりかけ、
69℃ぐらいのお湯に浸けて鍋の蓋を閉め、じっくり肉を加熱します。
この「69℃」という数字が重要です。
お湯が沸騰するまで温まったなら水を入れて温度を下げましょう。
旨さの秘訣はシックスナイン、覚えて下さい。
これ以上温度が高いと、肉に熱が入りすぎて固くなりますし、
逆に低いといつまでも加熱されずに半生状態の血生臭い肉塊になります。
浸ける時間は肉のサイズによって変わるのは当然の事実ですが、
一般的にジャパンで売られているローストビーフ用の肉のサイズ(300〜500g)なら
1時間ぐらいお湯にブチ込んでおけば次の写真のようなローストビーフが出来上がります。
「あっ(察し)」な方も居られるでしょうが、要するに低温調理の手法なんですね。
肉のタンパク質は60〜70℃以上の加熱で変化&硬化するため、
その少し手前の温度で加熱する事で肉に無駄に熱を与えないよーにするわけです。
ぶっちゃけ、低温調理器買って作ればそれが最強なんですが
年に何回食うか解らんローストビーフのために専用機材仕入れるかい?
低温調理器は他にも色々作れて料理のバリエーションが云々とか言われても、
それを日常で活用、多用出来る人間ってほんの一握りですよ。
んじゃあいつも使ってる鍋で作れる方が無駄が無いし、何よりも楽です。
炊飯器の炊飯機能で温めてローストビーフ作る方法もあるみたいですが、
そーいうテクニカルな手法はクックパッドに掲載しているのを参考にしてくだされ。
余談ですがクックパッドの「ご家庭でも作れるケン★ッキー」みたいなレシピで
ケ★タッキーが出来た試しが無いのは我輩がまだ未熟なのでしょうか?
それとも、我輩の作り方or舌がおかしいのでしょうか?
1時間ぐらい経過するとお湯の温度は50℃ぐらいまで低下しますが、
お湯の温度が60℃代の時点で肉に熱が入ってタンパク質を変化させているので無問題。
ただ、今の季節のように気温が低いとお湯の温度低下が早いので、
30分経ったらまたお湯の温度を測り、低いようならまた加熱する必要性がある事も考慮して下さい。
鍋からパックを出したら軽く粗熱を取り、冷蔵庫で1〜2時間ぐらい冷やして肉汁の流出を抑えます。
また、冷やす事によって肉が固まってスライスし易くなります。
何ならこのまま1日冷蔵庫に入れて、次の日に食べても構いません。
さて、今回の出来栄えは・・・(・∀・)イイ!!
ウン、凄く良いよ。
まだ手前の部分しか切ってないのに、このフレッシュ感。
中心部はもっとレアな感じですが、生焼けではなくしっかり加熱されています。
そして切る度に軽く滴る肉汁、柔らかい感触。
肉は確かカナダ産だったけど、つまみ食いしたら多少スジがあるけど肉はいい食感!
尚、この時に熱が入りすぎて全体的に灰色になった場合はと言いたいところですが、
それはお湯の温度が高スギィ!なので†悔い改めて†。
逆に真ん中辺りが生っぽい感じだったら電子レンジ500Wで30秒ぐらい追い加熱しましょう。
そして今後ローストビーフ作る際は更に時間&温度管理に気をつけましょう。
いつもは適当に皿にぶち撒けて「ほら食えよ!」的な感じなんですが、
クリスマスなので刺身みたいにキレイに並べて盛り付けました。
我輩の好みは山ワサビのすり下ろしたやつに醤油をかけたものを乗せて食べる方法ですが、
市販のチューブワサビも原材料の大半は山ワサビなのでワサビ醤油でも問題なし。
真ん中に盛り付けた適当に切ったアボカドもワサビ醤油で一緒に食います。
勿論、黒瀬のスパイスや喜びスパイスで食べるというのもなかなかイケます。
マスタードで食べるのも悪くありませんが、日本人のDNAにはハマらないかな?
本格感を出すならジップロックに残った肉汁を肉塊を焼いたフライパンに入れ、
醤油2、赤ワイン1(或いはバルサミコ酢)を加えて一煮立ちさせたモノに
粗挽きコショウを振ってソースを作るのも良いでしょう。
余談ですがいつもはこのようにして上に積み重ねて山のようにして盛り付けています。
肉が塊感が乏しく、キレイに薄切りに出来なかった時はこの方法がゴマカシが効いてイイですね。
そして周囲には彩だけの為に野菜を添える。
我輩は生野菜食うんですが、嫁やクソガキは食べないんすよねー。
今年のクリスマスディナーはローストビーフと海鮮ピラフのみ。
毎回定番のボルシチはおろかスープ類を作って無いという状況から、
我輩がどれだけクリスマスに冷めているかが解りますかね?
この砂井さんが伝授してくれたローストビーフの作り方を知ってからは
ローストビーフの敷居がベルリンの壁(あ、平成生まれには解らんかw)から
近所の家の垣根ぐらいに下がりまくってしまいました。
でもローストビーフ用の塊肉は普通に買うと普通に高いんで、
我が家では消費期限近くて安売りしている肉がある時しか作れませんが、
それでも我が家のローストビーフ頻度はイギリス人程では無いにしても大分増えました。
正月料理にローストビーフ作ろうかとお考えの家庭も多い事でしょう?
でも毎年、中まで灰色に変色した硬い肉で新年を迎える家庭も少なくはないでしょう?
そんな貴方、是非ともこのローストビーフのレシピを試してみてください。
余談ですがおせち料理のローストビーフには「薄っぺらに見えるが実は味のある人になれるように」
という意味が込められているそうです。
おまけ
娘が作った中に外側クリームたっぷり、中はフルーツがたっぷり入ったケーキ。
ケーキ中心部にはイチゴ、缶詰のモモ、バナナ、キウイの薄切りが大目にブチ込まれていて、
周囲は「甘さ控えめ?何それ美味しいの?」と言わんばかりの甘ーーーいクリーム。
尚、2種類作ったのは白(ロウ)と黒(カオス)を表しているとの事(哲学)。
2022年11月21日
フィリーチーズステーキを喰らえ!
先日、息子が2泊3日の修学旅行から帰って来ました。
「思い出を沢山写してこい」と言って我輩の長年の相棒の
キヤノン製20倍光学ズーム付きコンデジを持って行かせたんですが、
予想以上にパリピな写真を撮ってくれていてお父さんは嬉しいぞ!
娘の修学旅行の写真は同級生との写真、あんまり無かったからな。
しかしその写真の中に変な形の戦艦が写っていて我輩困惑。
息子が「ああそれ、父ちゃんなら知ってると思って写して来た」と言いますが、
こんなステルスみたいな船あったっけ?と思い調べてみたら「もがみ型」という船でした。
我輩に聞くために戦艦の写真を撮るとは、おぬしも解っているよのう。
しかしながらそれよりも嬉しかったのは、
我が家が弟のググレカス一家と共に太宰府天満宮に行った際、
一緒に梅ヶ枝餅を食った店「甘木屋」を覚えてくれていて、
そこで土産の梅ヶ枝餅を買って来てくれたことですね。
さて、金曜日夕方に職場に来ると(先週は夜勤だったので夕方出勤だった)
「有田牧場肉安売り!」の広告を見つけた我輩。
その日の晩はもう頭の中が牛肉100%、浮き足立って仕事が手につかないwww
仕事を終えて帰った後も牛肉のことばかり考えて眠れない。
(まあ普段から睡眠導入剤ブチ込まないと寝られないんですが)
そして土曜日、歯医者での治療を終え、トライアルもうめこうじもガン無視で有田牧場へGO!
店内に侵入するとステーキ肉、焼き肉色々な肉が安売りしておりますが、
我輩の狙いは一つ、すき焼き用の切り落とし肉。
普段は100g398円のブツが半額の198円!1kgで1980円!
マルイのエアコキガバメントより安いんですよ奥さん!
我輩的に焼肉やステーキ肉は焼いて食う以外使い道に乏しいですが、
薄切り肉はすき焼き、牛丼、炒め物、煮物と何にでも使える汎用性の高さが利点。
クルマで言うならランクル、戦闘機ならF4ファントムのよーなもんです(断言)!
まあ、いつもなら我が家全員が「アガる」すき焼きを作るのですが、
今回は前日に高鍋町の「ふふふ」で買ってきた極上のブツ、バタールがあるので、
将来アメリカンカフェ開店を目指す我輩はアメリカンなサンドを作ります。
ソレがタイトルにもある「フィリーチーズステーキ」。
発祥はアメリカの東側、ペンシルベニア州にあるフィラデルフィアという都市。
ホットドッグ屋を営んでいたパット・オリヴィエリという人が、
自分の賄いメシに薄切りリブアイ肉(リブロースの中心部分の肉)
タマネギを炒めたものをホットドッグのパンに挟んで食っていたのを、
馴染みのタクシードライバーに見つかり、ソレを食わせたら瞬く間に評判が広がり、
ホットドッグ屋はフィリーチーズステーキサンド屋にジョブチェンジして、
今ではアメリカを代表する料理になった(日本ではあまり知られてないみたいだが)そうです。
フィリーチーズステーキの基本的な材料は4つ。
牛薄切り肉、タマネギ、アメリカンなチーズ、柔らかめの細長いパン。
今回我輩は脂たっぷり宮崎牛を使いましたが、本場では薄切り肉ならなんでもいいっぽい。
ていうかそもそも肉は塊で食うアメリカ人の料理なのに薄切り肉ってのが珍しいよね?
チーズは本場ではプロヴォローネという白いチーズを使うそうですが、
普通に売っているシュレッドチーズ(ゴーダチーズ入りが理想)でも充分です。
カルディとかに売っている瓶やチューブに入ったチーズソースとかでもおk。
難しいのがパン。
オリジナルはホギーロールというパンを使うそうですが、日本には無い。
サブウェイのパンみたいなのってなかなか無いんだよなニッポン。
形状的にはフランスパンがいいのですが、硬いと食べにくいのでソフトフランスを使うべき。
まあ、食パンでもそこそこ美味しくは作れますが、食パンは万能感はあれど、コレじゃない感もあるのでホットドッグのパンみたいなのが理想。
好みでパンにバターを塗ったり、マヨネーズを足したり、
レタス挟んだり、ピーマンやマッシュルームを炒めたものを入れたり、
ハラペーニョのピクルスの薄切りをブチ込んでパンチを効かせたり、
トマトソースを足して上からチーズをかけ、オーブンで焼く等バリエーションは様々ですが、
基本的に使われるのは上記4種の食材と油と味付け調味料だけです。
フィリーチーズステーキのレシピは至って簡単。
炒めて、ブッカケて、挟むだけ!
まずはタマネギをみじん切り、或いは薄切りにして茶色くしんなりするまで炒めます。
肉がメインなんでタマネギの量は適当でも良いんですが、強いて言うなら4人分で1個。
三沢の赤のれんのバラ焼じゃないんであくまでも主役は「ビーフ!」。
炒める油はサラダ油でもいいんですが・・・
もこみちオリーブ真理教の我輩は迷わずオリーブオイルですね。
アメリカ原理主義者はバターを使ってもよろしいのでは?
スーパーや肉屋で牛脂がタダで手に入るならソレがベストでしょう。
あ、そうそう。
パンが香ばしいのが好みの人は肉を焼く前にパンをオーブンで温めてください。
或いはフライパンで切り口を焼く。
炒めたタマネギは皿に待機させておき、牛肉の薄切りを300gぐらい炒めます。
何で300gぐらいなのかは後述。
我輩みたいにヘラでガツガツしてもびくともしない(但し傷は入るがなw)
鉄フライパン愛用者は牛肉をそのまま炒めても無問題ですが、
軟弱オカマ野郎なアルミフライパンユーザーは
先に2cmぐらいに肉を切ってから炒める事を推奨します。
肉を炒めながら、味付けをします。
調味料はダイショー味塩コショウでも結構ですが、
味に深みを与えるために黒瀬やほりにしといったスパイス調味料を使ってはいかがでしょうか?
スパイス調味料で肉に味を付けると、後からマヨネーズとかブッカケなくてもご機嫌旨いですよ?
そして肉に味付けしたらスパチュラやトングで肉を刻みます。
なんちゃらコーティング付きのアルミフライパンだと表面に傷が入って
コーティング台無しになるので炒める事前に肉を切りましょう。
さっきも言った気がするが大事な話なのでもう一度言う。
肉を充分に炒めたらチーズを大量にふりかけ、溶かします。
我輩的には300gの肉に対してスライスチーズ換算で4〜5枚はブチ込みたいところです。
言ってなかったですがこの料理はカロリーの塊、チーズをケチるのはカロリーの神への冒涜です。
世間一般的にカロリー+カロリーな食い物を「犯罪的」と揶揄する傾向がありますが、
大体誰が決めた?カロリー過多な食い物が犯罪って?
決めたやつを我輩の前に連れて来い、けつあな確定してやるから!
チーズがいい感じにドロっとして、肉に絡み付いてきたらパンに乗せましょう。
その後、先に炒めておいたタマネギも加えます。
ハラペーニョ、ピーマンやマッシュルームの炒めたのを入れるのもココで入れましょう。
事前にパンにバターやマスタードを塗ったり、肉を乗せてマヨネーズをかけたりしてもいいです。
肉を乗せたパンは素早くクッキングシートに包み、型崩れしないようにします。
そして食べやすいサイズに切断し、断面から見える肉とチーズの密集感にうっとりします。
付け合わせには野菜スティック(フライドポテトとも言うらしい)をばら撒き、
気休め程度のレタスやピクルスを散りばめ、サンドを乗せて見栄え良く置きます。
どーでもいいですが緑色って料理を美味しく見せるのに必須の色ですよね?
サンドを齧るとパンの弾力の奥に控える肉肉しい幸せな歯ごたえ、
ほとばしる肉汁(て言うか脂)、そしてチーズのねっとりした食感とコク。
時々現れるタマネギの甘みとしゃりしゃり感、全てがまんべんなく旨い!
コレはゴージャス&バイオレンス(確信)!
元は薄切り肉だけどこれは間違いないぐらいステーキ!
SDGs?何ソレ美味しいの?そんな事よりフィリーチーズステーキ食おうぜ!って気持ちが湧き上がる。
元々、娘が「アタシ本当はすき焼きそれほど好きじゃないんだよね」と言いやがるんで、
んじゃあ三沢の米軍基地で食ったアレを作るかと言うノリで
YouTubeでフィーリーチーズステーキで検索して作り方調べたんですが、
作って正解、娘は大喜びでしたね。
前述のオプションを足して味の玉手箱にするのもまた一興なんですが、
肉とチーズ大盛りなだけでも充分すぎるぐらいの満足感は得られます。
ただ、半分ぐらい食っていたらレタスを挟みたくなりました。我輩も年老いたなwww
肉の量は個人が欲するだけ準備しろとしか言えませんが、
基準としてフランスパン半分で300gぐらい入れれば肉肉しさを感じられます。
アメリカンな豪快さを求めるなら500gぐらいブチ込んでやりましょう。
まあステーキが1人前で大体150~200gぐらいですから、
×人数分の肉の薄切り用意すれば良いということです(真理)。
シンプルで旨く、胃袋も満足なフィリーチーズステーキ。
同志諸君も安売りの薄切り肉を見つけたら作ってみてはいかがかな?
尚、我が家みたいに脂身の多い宮崎牛を使うとパンに脂が浸透しまくって、
ベトベトなサンドを食うハメになるのでご注意というか、お手拭き必須。
「思い出を沢山写してこい」と言って我輩の長年の相棒の
キヤノン製20倍光学ズーム付きコンデジを持って行かせたんですが、
予想以上にパリピな写真を撮ってくれていてお父さんは嬉しいぞ!
娘の修学旅行の写真は同級生との写真、あんまり無かったからな。
しかしその写真の中に変な形の戦艦が写っていて我輩困惑。
息子が「ああそれ、父ちゃんなら知ってると思って写して来た」と言いますが、
こんなステルスみたいな船あったっけ?と思い調べてみたら「もがみ型」という船でした。
我輩に聞くために戦艦の写真を撮るとは、おぬしも解っているよのう。
しかしながらそれよりも嬉しかったのは、
我が家が弟のググレカス一家と共に太宰府天満宮に行った際、
一緒に梅ヶ枝餅を食った店「甘木屋」を覚えてくれていて、
そこで土産の梅ヶ枝餅を買って来てくれたことですね。
さて、金曜日夕方に職場に来ると(先週は夜勤だったので夕方出勤だった)
「有田牧場肉安売り!」の広告を見つけた我輩。
その日の晩はもう頭の中が牛肉100%、浮き足立って仕事が手につかないwww
仕事を終えて帰った後も牛肉のことばかり考えて眠れない。
(まあ普段から睡眠導入剤ブチ込まないと寝られないんですが)
そして土曜日、歯医者での治療を終え、トライアルもうめこうじもガン無視で有田牧場へGO!
店内に侵入するとステーキ肉、焼き肉色々な肉が安売りしておりますが、
我輩の狙いは一つ、すき焼き用の切り落とし肉。
普段は100g398円のブツが半額の198円!1kgで1980円!
マルイのエアコキガバメントより安いんですよ奥さん!
我輩的に焼肉やステーキ肉は焼いて食う以外使い道に乏しいですが、
薄切り肉はすき焼き、牛丼、炒め物、煮物と何にでも使える汎用性の高さが利点。
クルマで言うならランクル、戦闘機ならF4ファントムのよーなもんです(断言)!
まあ、いつもなら我が家全員が「アガる」すき焼きを作るのですが、
今回は前日に高鍋町の「ふふふ」で買ってきた極上のブツ、バタールがあるので、
将来アメリカンカフェ開店を目指す我輩はアメリカンなサンドを作ります。
ソレがタイトルにもある「フィリーチーズステーキ」。
発祥はアメリカの東側、ペンシルベニア州にあるフィラデルフィアという都市。
ホットドッグ屋を営んでいたパット・オリヴィエリという人が、
自分の賄いメシに薄切りリブアイ肉(リブロースの中心部分の肉)
タマネギを炒めたものをホットドッグのパンに挟んで食っていたのを、
馴染みのタクシードライバーに見つかり、ソレを食わせたら瞬く間に評判が広がり、
ホットドッグ屋はフィリーチーズステーキサンド屋にジョブチェンジして、
今ではアメリカを代表する料理になった(日本ではあまり知られてないみたいだが)そうです。
フィリーチーズステーキの基本的な材料は4つ。
牛薄切り肉、タマネギ、アメリカンなチーズ、柔らかめの細長いパン。
今回我輩は脂たっぷり宮崎牛を使いましたが、本場では薄切り肉ならなんでもいいっぽい。
ていうかそもそも肉は塊で食うアメリカ人の料理なのに薄切り肉ってのが珍しいよね?
チーズは本場ではプロヴォローネという白いチーズを使うそうですが、
普通に売っているシュレッドチーズ(ゴーダチーズ入りが理想)でも充分です。
カルディとかに売っている瓶やチューブに入ったチーズソースとかでもおk。
難しいのがパン。
オリジナルはホギーロールというパンを使うそうですが、日本には無い。
サブウェイのパンみたいなのってなかなか無いんだよなニッポン。
形状的にはフランスパンがいいのですが、硬いと食べにくいのでソフトフランスを使うべき。
まあ、食パンでもそこそこ美味しくは作れますが、食パンは万能感はあれど、コレじゃない感もあるのでホットドッグのパンみたいなのが理想。
好みでパンにバターを塗ったり、マヨネーズを足したり、
レタス挟んだり、ピーマンやマッシュルームを炒めたものを入れたり、
ハラペーニョのピクルスの薄切りをブチ込んでパンチを効かせたり、
トマトソースを足して上からチーズをかけ、オーブンで焼く等バリエーションは様々ですが、
基本的に使われるのは上記4種の食材と油と味付け調味料だけです。
フィリーチーズステーキのレシピは至って簡単。
炒めて、ブッカケて、挟むだけ!
まずはタマネギをみじん切り、或いは薄切りにして茶色くしんなりするまで炒めます。
肉がメインなんでタマネギの量は適当でも良いんですが、強いて言うなら4人分で1個。
三沢の赤のれんのバラ焼じゃないんであくまでも主役は「ビーフ!」。
炒める油はサラダ油でもいいんですが・・・
もこみちオリーブ真理教の我輩は迷わずオリーブオイルですね。
アメリカ原理主義者はバターを使ってもよろしいのでは?
スーパーや肉屋で牛脂がタダで手に入るならソレがベストでしょう。
あ、そうそう。
パンが香ばしいのが好みの人は肉を焼く前にパンをオーブンで温めてください。
或いはフライパンで切り口を焼く。
炒めたタマネギは皿に待機させておき、牛肉の薄切りを300gぐらい炒めます。
何で300gぐらいなのかは後述。
我輩みたいにヘラでガツガツしてもびくともしない(但し傷は入るがなw)
鉄フライパン愛用者は牛肉をそのまま炒めても無問題ですが、
軟弱オカマ野郎なアルミフライパンユーザーは
先に2cmぐらいに肉を切ってから炒める事を推奨します。
肉を炒めながら、味付けをします。
調味料はダイショー味塩コショウでも結構ですが、
味に深みを与えるために黒瀬やほりにしといったスパイス調味料を使ってはいかがでしょうか?
スパイス調味料で肉に味を付けると、後からマヨネーズとかブッカケなくてもご機嫌旨いですよ?
そして肉に味付けしたらスパチュラやトングで肉を刻みます。
なんちゃらコーティング付きのアルミフライパンだと表面に傷が入って
コーティング台無しになるので炒める事前に肉を切りましょう。
さっきも言った気がするが大事な話なのでもう一度言う。
肉を充分に炒めたらチーズを大量にふりかけ、溶かします。
我輩的には300gの肉に対してスライスチーズ換算で4〜5枚はブチ込みたいところです。
言ってなかったですがこの料理はカロリーの塊、チーズをケチるのはカロリーの神への冒涜です。
世間一般的にカロリー+カロリーな食い物を「犯罪的」と揶揄する傾向がありますが、
大体誰が決めた?カロリー過多な食い物が犯罪って?
決めたやつを我輩の前に連れて来い、けつあな確定してやるから!
チーズがいい感じにドロっとして、肉に絡み付いてきたらパンに乗せましょう。
その後、先に炒めておいたタマネギも加えます。
ハラペーニョ、ピーマンやマッシュルームの炒めたのを入れるのもココで入れましょう。
事前にパンにバターやマスタードを塗ったり、肉を乗せてマヨネーズをかけたりしてもいいです。
肉を乗せたパンは素早くクッキングシートに包み、型崩れしないようにします。
そして食べやすいサイズに切断し、断面から見える肉とチーズの密集感にうっとりします。
付け合わせには野菜スティック(フライドポテトとも言うらしい)をばら撒き、
気休め程度のレタスやピクルスを散りばめ、サンドを乗せて見栄え良く置きます。
どーでもいいですが緑色って料理を美味しく見せるのに必須の色ですよね?
サンドを齧るとパンの弾力の奥に控える肉肉しい幸せな歯ごたえ、
ほとばしる肉汁(て言うか脂)、そしてチーズのねっとりした食感とコク。
時々現れるタマネギの甘みとしゃりしゃり感、全てがまんべんなく旨い!
コレはゴージャス&バイオレンス(確信)!
元は薄切り肉だけどこれは間違いないぐらいステーキ!
SDGs?何ソレ美味しいの?そんな事よりフィリーチーズステーキ食おうぜ!って気持ちが湧き上がる。
元々、娘が「アタシ本当はすき焼きそれほど好きじゃないんだよね」と言いやがるんで、
んじゃあ三沢の米軍基地で食ったアレを作るかと言うノリで
YouTubeでフィーリーチーズステーキで検索して作り方調べたんですが、
作って正解、娘は大喜びでしたね。
前述のオプションを足して味の玉手箱にするのもまた一興なんですが、
肉とチーズ大盛りなだけでも充分すぎるぐらいの満足感は得られます。
ただ、半分ぐらい食っていたらレタスを挟みたくなりました。我輩も年老いたなwww
肉の量は個人が欲するだけ準備しろとしか言えませんが、
基準としてフランスパン半分で300gぐらい入れれば肉肉しさを感じられます。
アメリカンな豪快さを求めるなら500gぐらいブチ込んでやりましょう。
まあステーキが1人前で大体150~200gぐらいですから、
×人数分の肉の薄切り用意すれば良いということです(真理)。
シンプルで旨く、胃袋も満足なフィリーチーズステーキ。
同志諸君も安売りの薄切り肉を見つけたら作ってみてはいかがかな?
尚、我が家みたいに脂身の多い宮崎牛を使うとパンに脂が浸透しまくって、
ベトベトなサンドを食うハメになるのでご注意というか、お手拭き必須。