2018年04月13日

ブローニングは永久に不滅?

前々回の予告通り、我輩の武器庫に新しく仲間入りした銃器の紹介です。
ところで最近、サバゲーの過去記事を見ていたらコイツが販売された頃、
「次はコレを買うぞ!」って何回か記事に残しているんですね我輩。
という事はコレを手に入れてしまったというこの流れ、ある意味運命だったのかもしれない。



同志たちよ、BAR M1918というライフルをご存知かな?
ウィンチェスターM1887やガバメントやM2重機関銃等の
多数のベストセラー銃器を開発した銃器界の巨匠にして鬼才、
ジョン・モーゼス・ブローニングが第一次世界大戦の最中に生み出したライフルです。

ていうかこの人が現在の銃器の大半の機構を開発したと行っても過言ではないという。

フルオートで弾を撃ち出せる武器が据え付け式の機関銃ぐらいしか無かった時代に、
持ち運び式のフルオートライフルを作ったブローニング、恐るべし。
なお、BARはブローニング・オートマチック・ライフルの略で、
「バー」と読むのではなく「ビーエーアール」と読みます。


最近「アローダイナミックのBARが気になる」とブログに書いたところ、
その記事を見た同志ピーマン職人が「シュババババ!」と速攻で
「オレBAR要らないんで、買います?」とLINEしてきたんですね。

我輩も気にはなっているものの、喉から手が出る程欲しいわけではなかったんで、
「ま、とりあえず現物見てから考えますわ」とお茶を濁していたんですが、
とある日の吉六会の夜会の時にピーマン職人がBARを持参してくれた挙げ句、
「金は後でいいから、そのそびえ立つクソを持って帰ってくれ!」と吐き捨てるように告げ、
我輩の意思と物欲を完全に無視した状態でBARが手元に来てしまったのです。

ま、要するに使いものにならないので引き取れって事だったんですね。
あと、デカスギィで置き場に困っていたというのもあるのかもしれませんが。



アローダイナミックのBARは米軍最終型の
1918A2と呼ばれるものを電動ガンでモデルアップしたもので、
以前VFCが販売していたモデルの廉価版的なブツです。

新品価格は大体38000円ぐらいの模様ですが、大半の店では取り扱いなし。
フォースター系列ぐらいしか置いていないみたいですね。

全長は120cm強、M14よりも若干長いです。そして何度も言うけど重い(6kg)。
まあコイツは今で言うM60やM240みたいな位置付けの武器なんで重いのは仕方がない。
ていうかコイツがデビューした当時、フルオート撃てる武器はどれもクソ重いのが普通で、
10kgを切る重量(約9kg)だったBARは比較的軽い部類だったそうな。

実銃の口径は7.62mmですが大半のサバゲーやってる連中が知っていると思われる
薬莢長が51mmの308ではなく63mmの30-06と呼ばれるやつです。
(ブローニングM1919やスプリングフィールドM1903、M1ガーランドと同じ弾薬)

BARは第一次世界大戦~ベトナム戦争初期の米軍の武器ですが、
自衛隊でも米軍のお下がりを「30口径自動銃」という名称で使っていましたし、
(10年ぐらい前までは航空自衛隊の基地の武器庫の片隅にあったそうな)
南ベトナム軍やベトコンも使っていたので汎用度はそこそこあるようです。

外観の特徴はクソ長いバレル、銃口付近にそびえるバイポッド、
そしてピストルグリップのないクラシカルな形状。
現代の銃器のような人に優しい設計とは程遠いシロモノですが
我輩的にはこの古臭い外観がたまらない。
でもやっぱ、構えにくいし撃ちにくい。

使われている素材は大半がダイキャスト。
鉄はバイポッドとショルダーレストとマガジンぐらい。
そしてストックやハンドガードは樹脂製です(オプションで木製ストック有り)。



そこそこのお値段の中華電動ガンの例に漏れず、
アローダイナミックBARも塗装や全体の仕上がりはかなり適当です。
フラッシュハイダーやフロントサイトの塗装は
分厚くもったりしていてシャープさに欠けます。

バイポッドは鉄製ですが、錆びてます。
多分新品当時からこんなもんだったんじゃないかな?
余談ですがこのバイポッドだけで1kgぐらいあります。



バイポッドを展開するには根元の蝶ネジを緩める必要があるのが
BARが古い時代のライフルである証です。
スプリングでロックがかかるなんて親切設計、何処にもありません。

バイポッドは写真のように伸ばして使う事も可能ですが、
戦場でいちいち蝶ネジ緩めて伸ばしてまた締めるなんて愚の骨頂ですし、
我輩的には足なんて「あんなもの飾りです」なので
実際の戦場でそう使われていたようにバイポッドは取り外します。



スリットがないハイダーって、実際効果があるのかなぁ?
ていうかこのハイダー、パーティングラインが残ってるのが気になる。
でも塗装が結構分厚いのでサンドペーパーがけするの面倒くさそう。

バイポッドを外すのは逆ネジでねじ込まれているハイダーを外せば外れます。
ハイダーの根元は14mmなので大抵のハイダーが取付可能です。



先程も言いましたが、各部の仕上げがよろしくないのが中華クオリティ。
前方のスリングスイベルがガタガタでみっともないという始末です。
ネジは締まっているけど、何か斜めっている。
取り外してプライヤーと格闘して少しマシな角度に修正。



実銃では木製のハンドガードは樹脂で出来ています。
しかもこの樹脂ハンドガード、厚みがなくてペコぺコしているしモナカ構造。
木目調の仕上がりもコレまた微妙というか、所詮プラ。

木製ストックに買い替えたいけどそれを買う前に
ピーマン職人に払う本体の金を捻出しなければ・・・

キャリングハンドルも樹脂製ですが、バレル取付部は鉄製。
ただこのキャリングハンドル、ガッチリ締め付けると完全に固定されるし、
可動する程度に緩めても綺麗にスイングしない。
この角度で完全に固定してしまったほうがよろしいのかな?

ところでBARのキャリングハンドルって第二次世界大戦末期に採用されたらしいですね。
だから二次大戦装備でキャリハン付いているのはオカシイとの事。
でもBARって重たいからキャリハンで持ち運ぶ方が楽なんですよ。
我輩は自衛隊装備或いはベトコン装備で使うんでキャリハンは付ける方向で。



メインフレームは比較的綺麗な仕上がりです。
サイドに出っ張っているチャージングハンドルは
弾倉取り付けていないと動かしてはいけないとのこと。
(理由は後程説明します)

セレクターのポジションはセイフティの他に2箇所ありますが、
AもFもフルオートポジションなのでセミオートでは撃てません。
(実銃ではココで発射速度がHIGHとLOWに切り替えられるようになっている)
クリックは結構ヌルっとしていて、緩いです。しかもセレクターぐるっと一回転するし。
その上、左に付いているのに持ち替えないと動かしにくいという不親切設計。

M14と同じ場所にセレクターがあれば便利だったのにねぇと言いたいですが、
この銃は今から100年ぐらい前の設計の銃、使い勝手を求めるものではありません。
そもそもこの銃が生まれた時代はフルオートで撃てるライフル自体が貴重な存在。

トリガーガード内前方に出っ張っているのはマガジンキャッチ。
強く押すと「ポコン!」と勢いよくマガジンが落っこちます。



樹脂製のストックはハンドガード同様肉厚が薄くペコペコしています。
本体への取り付けはしっかりしているようですが、少し頼りない。
バットプレートに64式やM14みたいなショルダーレストが付いているのが特徴。
ていうか64式やM14がBARを真似したというのが正しい。

BAR M1918A2ではストックが多少はスリムな樹脂製なので、
どーせならそれを再現すればよかったのになぁと思うんです。



ところでこのストックの後方スリングスイベルの側にある穴、何だと思います?
実はココにモノポッドを取り付けるようになっているんですね。
でも実際は手持ちで使われることが多かったので、使用例は少ない模様。



バッテリーはバットプレートを固定するネジを2本緩め、ストック内に収納します。
コネクタはミニサイズですがラージもウナギも大半のバッテリーは収納可能です。

但し、デフォルトではミニバッテリーでの運用を考えているらしく、
バッテリーを固定するためのスポンジが入っております。



フレームの反対側はエジェクションポートがあるだけ。
そしてこのエジェクションポートのカバーがまた、頼りない。
薄っぺらい金属板が被さっているだけという体たらくです。
余談ですが実銃のBARの発射機構はオープンボルトです。



チャージングハンドルを引くとホップ調整レバーが現れます。
前に押したら緩み、後ろに引くとテンションが強くなります。
そしてこの調整レバーがまた、動きが渋くて調整しにくいんだな。



リアサイトは立てなくても使えんことはないですが、
切り込みが小さくて狙いにくいので狙う時は立てた方が無難。
しかしテンションを掛けている板バネが弱く、すぐに倒れそうでプラプラします。

上下の調整はサイトの上のダイヤルを回し、
左右の調整は右側のダイヤルを回します。



マガジンはデフォルトでは190連。お値段は大体2500~4000円。
M14やG3並みにデカいマガジンなのにM4のショートマガジン程度の弾数。
それもそのはず、中に入っているマガジンがコレだもんwww。
しかもピーマン職人から渡されたブツはマガジンがぶっ壊れているという有様。



幸い、我輩の手元にM4ショート多弾数マガジンがあったので、
中身を移植することにしましたがそのままでは入らないのね。
写真のようにマガジン先端部分を削る必要があります。

話によるとこのマガジン、ハナっからクオリティ的に難ありなシロモノなので、
最終的にはマルイのマガジンをブチ込むハメになることでしょう。




さて、そのままM4ショートマガジンの具をブチ込んでも装弾数は190発のまま。
そんなんじゃ使いものにならないのでもう少し弾数を増やすべく、
マガジン後部のデッドスペースを活用するために
2cm✕2cmぐらいのプラ板を写真のように貼り付けてみました。


この加工により装弾数が240発に増えましたが、まだ足りねぇなぁ。
いっその事M14のマガジンを加工してブチ込んだ方がいいのかもしれませんが、
それをするとマガジンに対して余計な銭がかかるという難点。



アローダイナミックのBARはマガジン装填していない状態では
チャージングハンドルを動かしてはいけないという話でしたが、
その理由がチャージングハンドルのリターンスプリングが
マガジンハウジング内に飛び出してくるのと、
エジェクションポートのカバーを動かすアクションレバーが曲がるからなんですね。


こうなってしまうとマガジンが突っ込めなくなるので、使い物になりません。
(ドライバーとか突っ込んでガチャガチャすればどーにかならん事もない)



というわけでアローダイナミックのBAR、
気になるところを改善するために分解してみます。

まずはキャリングハンドルの取り外し。
ハンドルの握り部分にあるマイナスネジを外し、ハンドルを引っこ抜くと、
アウターバレルに固定されている部分が二分割で外せるようになります。



キャリングハンドルを外したらハンドガード付けに付近にある
レバーを180度回転させて引っこ抜きましょう。



レバーはハンドガード&ガスバイパス部分の固定ピンになっているので、
コイツを抜けば下回りが外せるようになります。





でもチャージングハンドルのアクションレバーやスプリングが外れないので、
チャージングハンドル側のアクションレバーを固定しているネジを外します。
(もう片方のアクションレバーのネジは分解しなくてもいい)
これで前の下回りが完全に分解できるようになります。



後ろ周りを分解するにはチャージングハンドル下部にある
分解ラッチを90度回してピンを引っこ抜きます。



ストックを下に向けながら引きずり出せばメカボックスとストック部分が外せます。
メカボックスだけ手を付けたい場合はココだけ外せばいいので、
整備性という点に置いてはなかなか優秀なやつです、BAR。



メカボックスを抜くとエジェクションポートのカバーが残っているので、
コイツも摘んで外に出してしまいましょう。
カバー自体はアクションレバーの切欠きと噛み合って
連動して動くだけなので完全フリー状態です。



アクションレバーが外れてしまったチャージングハンドルは
フリー状態になってしまうので勝手に外れます。



アウターバレルとチャンバーを外すためにはこの5本のネジを緩めます。



アウターバレルを前方に引っ張り出して外してしまえば
インナーバレルとチャンバーが取り外せるようになります。



チャンバーはAKのものと似ていますが、ホップ調整レバーの形状が違います。
そしてマガジンへの給弾部分が追加されて伸ばされているという。
ていうかこの赤いチャンバー、何で中途半端に黒塗りされてんのか不明だし汚い。
(追記:前オーナーのピーマン職人がココだけ赤いのが気に入らず塗装したとのこと)

インナーバレルは500mmぐらいの長さなので、ステアーAUGと同じぐらいです。
チャンバーパッキンは多分、ピーマン職人のことだから既に交換済みであろう。
中華電動ガンを分解したらまず、チャンバーパッキンは交換必須ですからね。



チャージングハンドルのリターンスプリングはデフォルトでこのような状態です。
コイツ、何で固定するものがない状態でブラブラしとるんじゃ?



リターンスプリングがブラブラしているのが腹立たしいので、
スプリングとガイドを固定するステイを取り付けることにします。
ホムセンで買ってきた幅10mmぐらい、高さ15mmぐらいのL字型の固定金具をネジ止めします。
この加工により、リターンスプリングがマガジンハウジング内に飛び出さなくなりました。



ハンドガードやストックは質感がわざとらしくて気に入らないので塗り直します。
サイドの固定ネジを緩めればハンドガードは分解可能です。



ストックは油性ニススプレーをぶっかけて
使い込んだ木製ストックっぽく仕上げてみました。
遠目で見ればプラストックよりはま、多少はね、マシな感じでしょう。



ストックの取り外しの説明を失念しておりました。
ストックはメカボックス部分のステイに固定されているので、
後ろの2本、反対側と合わせて4本を緩めれば取り外せます。

メカボックスにアクセスするにはロアフレームを固定しているネジを緩めればおk。
メカボックスはM14に似ていますが、モーターの取り付け角度が違います。



アローダイナミック製BARのメカボックスは
メインスプリングだけ単体で取り外し可能です。

スプリングを抜くにはメカボックス上部のピンを抜けば取り外せます。

メカボックスの方は既にピーマン職人が手を付けていたので、
残念ながら分解の写真はありません。
内部パーツはスプリング以外交換していないようですが、
メカボックスとギア洗浄、シム調整を施したとのこと。
そしてスイッチ直押しなのでFET増設。
やはり中華電動ガンのメカボはそのまま使うには難ありなようです。



昔新田原基地の航空祭で見たBARには64式のようなスリングが付けられていたので、
がらくた箱の中にあったKMの古めかしいスリングを取り付けました。
クソ重たいバイポッドは取り外し、キャリングハンドルはこの位置で固定。

7.4V 2250mAのリポバッテリーを接続しての発射速度は
ノーマル旧世代電動ガンより多少遅い感じですが、
初速は80m/s台を叩き出しているしホップもまともで精度もまあまあ。
弾が出る程度の性能は確保されているようなのでサバゲーで使えんことはないでしょう。

とはいえどもやはり近代的なライフルと比べると使い勝手に劣り、
重量的にもサバゲーで使うには少々重すぎるし、長すぎて取り回しが良くない。
装弾数的にもM4に劣るので火力勝負も厳しいところ。
好きでもなければ積極的に選ぶ必然性のない武器である事実は否めません。
正直、ヒストリカルサバゲー以外では出番のない武器です。

でもね、サバゲーに逝くと何処のフィールドでもM4系列しか見かけない。
勝ちに行くこと考えて使いやすい武器しか選ばないっていうの、つまんないと思う。
どーせならこういうバカみたいな武器使って勝ちを目指した方が面白い。
大人のサバゲーってそういう楽しみ方だと思うんです。

ところで、この手のクラシックな銃器を色々弄り回しているとね、
近代的な改修を施して面白くしてみたいって考えちゃうんです。

以前作ったPPSh41の近代化ヴァージョンみたいにね。



んで、BARについて調べてみたら既にコイツを近代化している銃があるんですわ。
HCAR(Heavy Counter Assault Rifle)というヤツ。
SCAR-Hがオモチャに見えてしまう存在感ですな。

フレームやディンブルの入ったバレルの再現は厳しいにしても、
ハンドガードやストックをそれっぽくしてみたり、
マウントやグリップを増設するのは出来ないことはない。
M14EBRとキャラが被るけど、趣味人としてはチャレンジしてみたい一品です。

100年近く経った今でも近代改修型が作られて愛されているというBAR、
やはりジョン・ブローニングは偉大であり、不滅の存在なんですね(小並感)。
  

Posted by 砥部良軍曹 at 00:25Comments(6)エアソフトガン

2018年03月21日

素人にはオススメできないカラシニコフ

いやー、こないだの日曜日ヂゴンの巣でサバゲーしたんですがね、
相変わらず人集まらなくて3人でサバゲーしちゃいましたよ。

挙句の果てには参加者の1人、タキモト様が安納芋出してきて、
「寒いから焼き芋しましょ!」と言うんでイモ焼いて食っちゃった。
イモ食った後はエアガンの話で盛り上がって解散。

ま、そういうサバゲーと関係ない部分で盛り上がれるのがヂゴンの巣なんですがね、
一応サバゲーフィールドなんだからもう少しサバゲー出来る環境をどーにかせねば。

ところでこのブログがサバイバルゲームのブログであることを
ご認識の上でROMっている同志の皆様方、新しい武器仕入れてますか?

我輩はここんところさっぱりですねぇ。

まずカネがないし、何よりも他に必要なものが多くて武器まで手が届かない。
でも趣味って趣味のものがある程度、必要以上に揃ったら、
次に欲するものはエアガンや装備品じゃなくて予備マガジンとか、
弾速計とか、予備バッテリーとか、メカボ内部の部品とかになっちまうんです。
だから「新しい武器、何買おうかなー」と思案する人達が実に羨ましい。

ていうかパーツとか仕入れてもそんなに気分盛り上がらない。
我輩ピーマン職人とかヅイマー氏みたいに精神まで泥沼に浸かってないから、
エアガンの部品買ってもソコまでワクワクしないんですよねぇ。
マルイのハイスピードモーター(AK用)欲しいんだけど、
手に入れたとしても多分淡々とした気分で組み込むと思う。

でも新しい武器で必要に迫られて欲しいものがあるかって言われても、
それ程「欲しいぃぃぃぃぃ!」って物があるわけでもないんですねコレが。
いや勢いで欲しいものは少々ある(アローダイナミックのBARとか)けど、
冷静に考えて欲しいと思うものはそんなに無いのよね。

でもサバゲー歴はそこそこ長いものの、
現在に至るまで迷走を繰り返していた同志ガーナ殿は
一応AKが好きだけど一歩踏み出せなかった模様。

そこでクリス・コスッタ氏が「吉六会の夜会に呼んで洗脳しましょう」
提案してきたので彼を呼び出して夜中の12時まで海外製電動ガンの魅力について
吉六会同志で交互に熱く語り合ったところ洗脳成功。



最終的に「木と鉄で出来たAK、欲しいです!」と叫ばせた後、
我輩に2丁のβスペツナズと今まで愛用していたAK74(前回の記事で参照)を
託してきたのでそれらを売り払ってE&LのAKS74Uを購入。
ヤフオクで中古を仕入れたので、購入価格は送料込みで24000円、約1/2パットン。

新品のコンプリートモデルは流通価格は35000円前後、
外装だけのモデル(メカボとバレルとチャンバーが必要)なら25000円弱ぐらいが相場だから、
セコハンとは言え外装に傷も殆ど無い新古レベルのブツを
このお値段で仕入れたのは結構得した気分。

E&Lをというメーカーは以前外装パーツ類を販売していた
“LANDARMS”というメーカーがコンプリート電動ガンを販売するに辺り
立ち上げてしまったメーカーのことらしいです。
現在では先達のLCT程ではないもののロシア系のAKは大抵網羅している模様。

余談ですが大分昔、LANDARMSのAKのルーマニアンストック仕入れたら、
物凄く歪んでいるストックが来てマジ泣きしたことがある我輩。

でもLCT製のAKの素晴らしさはG2所有のAKMとかで既に認識済みなので、
まだ未体験の世界であるE&Lをこの目で見たかったという理由で購入しました。

我輩が買う前に人柱になってもらおうという魂胆も込めて。
そして「調整する」という大義名分を付けて我輩がバラバラにするwww
バラバラにしていたる所まで調べた挙げ句ブログのネタにするwww




箱から出した外観に対する所見は「冷ややかだな」。
良く言えば「AKらしい悪さ」、悪く言えば「綺麗に仕上がっていない」。

まあ正直、LCT製品見た時の「ハァ~」と何とも言えぬ溜息が出る感じではなく、
「ホォ~」と言った感じの何処か引っかかるものがある気分。

色々な部分が荒っぽくて、素直に良いものとは言い難い気がしなくもない。
RSの56式見た時のような実銃感はあまり感じられず、
どちらかと言うとデニックスのモデルガンが小奇麗になった感じ。

でもこの大半が鉄で出来ているが故の重量感、たまらん。
樹脂でできているのはマガジンだけ、金属部分は全て鉄。磁石引っ付く。
重さは2.8kg程度なんで馬鹿みたいに重たくはないけれど、
丁度よい重みが戦いたい気分を掻き立ててくれそう(小並感)。



余談ですが「クリンコフ」とはロシア語で「短いもの」という意味があると
ネット上では言われているようですが確かな情報ではない模様。
ただ、AKS74Uという名称の中にある“U(У)“には
Ukorochennyj (укороченный=短小化)の意味があるとのこと。

はいココ試験に出まーす(大嘘)。

ま、この名称が定着しているという点ではその意味がどうであっても、
それを使うことに問題はなかろうと思うのは我輩だけでしょうか?

マルイの次世代クリンコフはヤフオクで中古が
20000円前後ぐらいのお値段で取引されているようですが、
メカボックスとかを弄る能力があるならLCTやE&Lを買うのが良い選択肢だと思ふ。

マルイの次世代クリンコフにはブローバックとリコイルがありますが、
LCTやE&Lのクリンコフには壊れにくいボディとサイドマウントがありますから。
但し、サイドマウントを使用するとストックが折り畳めないのは仕方ないね。



削り出して作ったと思われるフラッシュハイダーの仕上がりは美しいの一言。
しかし鋳物で作ったと思われるフロントサイト部分はマルイと大差なし。
ハイダー内部を覗くと、インナーバレルがハイダーの手前まで来ております。



LCTとE&LのAKは何処がどのように違うのか、
それを一番理解できる部分が木製ハンドガードやストックの仕上がりでしょう。


明らかすぎるぐらいに厚ぼったく塗られたニス、コレがある意味E&Lの特徴。
LCTの木製ストックはもう少し控えめな塗りです。
どちらが良いのかと言われると好みの問題でしょうね。
実銃がどうなのかはよく解りませんが、もう少し控えめでも良かったんじゃね?



そしてフロントサイトポストの根本に脂っこいカスが付いているのはどうなんでしょ?
前オーナーはそこら辺気が付かなかったのか、それともどーでも良かったのか?



黒染のフレームとレシーバーカバーの仕上がりは鉄感溢れるシャープさ。
塗り仕上げのマルイやCYMAとは雲泥の差です。
もうね、これだけでご飯3杯はイケるよ我輩。

しかしそれと対極的なのがチャージングハンドル。
もう少し綺麗にしろとは言わんが、何か雑。
ただ、ハンドル後付のLCTと比べると全てが一体成型で硬そう。
コレならどっかにぶつけてもハンドルが折れることはないでしょう。

グリップは何処の中華メーカーでも見られる仕上がりのプラ感溢れるシロモノ。
ていうか中華電動ガン用のAK用グリップって
どっかの樹脂加工メーカーが一括して作ってんじゃないのか?

レシーバーカバーと一体化したリアサイトポストは鋳造。
リアサイトはカシメられているので取り外すにはドリルでぶっ壊すしかありません。



マルイのクリンコフは純正マウントが取り付けられないので、
フレームサイドにマウントが付属していないのですが、
中華メーカーの場合は「合うやつ探して付けりゃいいだろ?」と思っているのか、
どのメーカーのクリンコフにも構わずマウントが付属しております。

フレーム各部のリベットの頭がでかいよーな気がせんでもないですが、
ここら辺は実銃知らなければ気にならないところでしょう。

ストック固定用のフックとストック折りたたみ用のボタンのテンションは緩め。
だからストックの開閉はスムースに行なえます。
ストックをロックする部品も頑丈そうなので
マルイの次世代みたいにぶっ壊れる可能性は低そうです。



我輩が感服したのがストックの取り付け。
過去に購入した中華製品やマルイのものよりガッチリしています。
ストック自体も頑丈だし、根元部分も殆どカタカタしません。

ただ、スリングスイベルは片方にしか折り畳めない模様。
スリングの掛け方に少し気を使いそうな予感。



最近のロットのE&L製AKは少しお高く売られているやつを買うと
マグウェル部分にマガジン誤挿入防止のスペーサーが付いているらしいですが、
コイツは初期ロットだったのか、それとも廉価版だったのか、
スペーサーが付属していないので別途購入の必要性があります。

いや別になくても使えんこたぁ無いみたいだけどね、
慌てている時にマガジンが変な刺さり方するんだなコレが。



付属のマガジンはスプリング給弾式の70連のやつ(写真左)。
色はG&PやMAG製のマガジンに似ていてベークライト感ゼロ。

マルイのAK47(次世代じゃないよ)のマガジンはすんなり装着可能でしたが、
写真右にあるCYMA製500連マガジンは少々取り付けに難があります。
でもしっかり撃てたので他社製マガジンもそれなりに使えなくはないでしょう。



さて、我輩は中華の技術は全く信用していないので、
E&L製AKS74U、クリンコフに関しても試射することもなく速攻で分解に入ります。
セコハン物なんで前オーナーがいくらか発射してはいるんでしょうが、
我輩が試射した時点でメカボ破壊したら目も当てられんですからね。

レシーバーカバーを開けると勝手にアッパーハンドガードが外れます。
なお、バッテリーはこのカバーの下に細いやつ(通称ウナギバッテリー)をブチ込みます。



次はロアハンドガードを外すために、根本にあるレバーを起こすのですが、
コイツがなかなか固くて動かないので、ココ外すのに20分ぐらいかかる羽目に。
取り付け位置から180度回転させればハンドガードが外れます。



正ネジで固定されているフラッシュハイダーは外す必要はないのですが、
外してみたところこの様になっておりました。
実銃準拠の22mmのネジ山は別パーツのようですが、
相当固くねじ込まれているようで工具使わないと緩まないようです。



我輩的常識では中華AKはこの部分のピンを抜けば
前回りがズルっと外れるという思考の元、
ピンを叩き抜いてみたんですが全然動きませんでした。



「これもうわかんねぇな」と呟きながら別のところから攻めてみます。
チャージングハンドルからバラしていきましょうという事で、
まずはカバーを固するブロックの根本のイモネジを緩めます。



その後チャージングハンドルを固定&可動させるためのロッドを取り外すと、
チャージングハンドルがフリーになって取り外せます。



その後リアサイトベース内側にある2本のイモネジを緩めるのですが、
あまりにも狭いのでレンチのストロークが稼げず、なかなか緩めるのに難航します。



どうにかして2本のイモネジを緩めたら
チャンバーを固定する2本のネジを緩めます。



一般的に中華メーカーのチャンバーはチャンバー前方にバネが入っており、
そのテンションでメカボックスと密着するようになっているのですが、
E&L製AKのチャンバーはメカボックスに固定する仕様みたいです。
確か社外品のジュラルミンチャンバーがコーいう作りだったはず。

なのでメカボックス前方のネジを緩めてチャンバーが外せるようにします。



インナーバレルとチャンバーがフリーになったので
アウターバレル部分を引っこ抜こうとしたのですが、
どんだけ固く圧入されているのかハンドパワーでは全く抜ける気配なし。
手でヌケないってどうやってヌケばいいんだよ(声だけ迫真)!

結局、リアサイトブロック内側からポンチとかの固くて長いものを突っ込んで当て、
ハンマーでガンガン叩いたらようやく抜けてきやがりました。



いやしかし、AKのメカボックスにアクセスするのに、
フロント周りバラすのはそんなに苦じゃなかったけどコイツは相当苦難だな。
ここで我輩確信。「素人はE&LのAKに手を出すな!」



無事アウターバレルを分離できたらやっとインナーバレルが取り出せます。
チャンバーのある方向から後ろ斜めに引き抜きましょう。

いやーしかし、マルイのAK47系列の場合は、
フロント周りが全て一体で分離できたから分解超楽だったけど、
VFCを基礎とする中華AK系列の分解方法は意外と手間がかかる事が判明。

とはいえ、他社の中華AKは分解のためのピンやネジや部品がすぐに外せるから、
分解するにもそこまで手間がかかる印象ではなかったんですが、
E&LのAKはピン抜けても部品が外れなくて閉口する仕様なんですね。



兎に角、コレでやっとメカボックスを取り出せるようになります。
グリップ底部のネジを緩めてグリップを取り外し、
セレクターを止めるネジをプライヤー等で緩めてセレクターを外し、
フレーム上部にメカボックスをずらして取り出します。
その際、モーターに繋がっている部分の被膜が破れそうになるので注意。



他の人のブログを見たらメカボックスがシルバーの人がいましたが、
ガーナ氏のAKS74Uのメカボックスは黒ですね。
シリンダーがハマる部分の四隅に割れ防止用の凹みや盛り上がりがあります。

軸受は全部メタルで、ベベルとセクターがベアリングになっています。
ヒューズは小さくて平べったいのが付いています。
メカボ弄るのが好きな人の中にはヒューズ不要論を唱える方も居られるようですが、
我輩的にヒューズ付けないのって風俗でゴム付けないのと同じぐらい不安。


基本的にマルイと同じタイプのヴァージョン3メカボックスなので、
手持ちがあるならマルイ製のメカボックスに換装してしまえば信頼性が上がり、
再びメカボックスに手を付けるために苦難の分解行為を実施する必要が少なくなります。



モーターは“HIGH TORQUE ELM170”とか言うのが付いています。
多分中華モーターの例に漏れず、強いスプリング対応のトルク重視モーターでしょうね。
発射速度はあまり早い感じではなかったです。
ま、我輩的には弾さえ出てくれればサバゲーには使えるんで(適当)。



中華メカボックスの良いところは止めネジがトルクスじゃないところ。
クロスのドライバーで開けられるって便利だよなぁ(小並感)。
余談ですが我輩はマルイメカボックス分解したら
トルクスネジは速攻で捨ててクロスネジに交換します。

シリンダーはAKS74Uのバレル長(300mm弱ぐらい)に合わせた加速シリンダー。
ノズルやタペットプレートは特に問題なさそうなんでそのまま使います。



スプリングはマルイノーマルよりも線径は細いけど少し長め。
両端が削っていない適当仕様なので同じ長さで少し太めなSHSののM90と交換。

ピストンヘッドはサイレントピストンヘッド?なんでしょうかねコレ?
面白いんでそのまま使いますがピストンに突っ込んで先っちょ押さえて
ピストン運動を繰り返したところスッカスカだったんで、
ヘッドのOリングをマルイノーマルのものと交換すると気密アップ。

ピストンの本体は後ろの歯が2枚無い仕様、ピスクラ防止策か?
メカボの溝にハマる部分が一部短いのは多分摩擦抵抗を減らす為?
これもそのまま使って支障はないでしょう。

スプリングガイドはベアリング付きで出来も悪くない、そのまま使える。
うーむ、パーツそれぞれの出来は悪くないみたいですな。



メカボックス開けたら中華お約束の緑色のグリスかと思いきや、
うーん、最近の中華は茶色系グリスが多いみたいなのね。
でもあまり気持ちがいいもんじゃないんでパーツクリーナーで洗浄。
他の人のブログでは青いグリスが付いているのがあった模様。

我輩のエアガン人生で中華ギアが不具合を起こすという事案が
過去に全く存在しないのでギアはそのまま使用します。
ていうか我輩の近辺には中華電動ガンのメカボックスよりも、
マルイの電動ガンぶっ壊す人の方が多いような気がするんですが?



さっきパーツの出来は悪くないと言ったな、アレは嘘だ。
シムの出来は内側が何か捲れていて最悪です。
しかもコレ分厚いやつ以外は全部こんな感じ。交換じゃ!

シムはベベル両側が分厚いの1枚、他は全て中ぐらいの1枚。
そんでもってその状態で仮組みしてシムの具合を確認したところ、
どのギアもガッタガタなんですねコレが。
なので全てのギアに中ぐらいのシム1枚カマしてセットアップ。



しかしメカボックス以上に難航したのはチャンバー。
E&LのAKは金属部分が全て鉄と言った気がしますが、チャンバーは亜鉛のようです。
そしてこのチャンバー、かなり作りがよろしくない模様。
全体的に汚いんですが、ソレ以上にホップレバーがユルユル。
多分コレ、射撃中に振動で緩むなってぐらい酷い。

レバーの裏側に段差があるんでスライド部分の設置が悪く、
いくらネジを締めても埒が明かんので段差部分をプラリペアで埋めて整形し直しました。



写真上のやつはマルイAK47のチャンバー。
ご覧の通り形状的には完全に互換はありますので、
いっそ交換してしまう方が幸せになれるかもしれません。

インナーバレルは外装が少々汚かったんで交換したかったんですが。
手持ちのマルイノーマルバレルが枯渇してしまったんでピカールで磨いて再取り付け。
チャンバーパッキンはホップの出っ張りが切れ込みのあるタイプだったし、
破損も特に無かったんでそのまま使用してみることにしました。



組み立ての際、またアウターバレルをハンマーで叩き込むのは嫌なので、
指差している部分を重点的にヤスリで削り、
バレルがハマる方の穴もサンドペーパーでバリを取ったら
ま、多少はね、すんなりハマるようになりました。

今後の整備性の向上のためにもこの部分、必ず削るべきです。



バッテリーを繋いでS2Sの0.2g弾詰めて射撃してみたところ、
初速の平均は大体86m/sぐらいと少々足りない感じ。
うーん、スプリングは思い切ってM100ブチ込んでも良かったな。
でもパワーが全てじゃないんで良しとしましょう。発射速度はやっぱり遅いが。

E&L製AKはパッと見の印象は悪くありませんが、
細かい部分にアラが見られ、極上の出来栄えとは言い難いです。

でも言い換えればソレがAKらしい雰囲気と言えなくもありません。
厚塗りの赤っぽい木製ハンドガード、我輩的には好きです。

そして中身は相当なもんなのでCYMAやDBOYぐらい手を入れる必要があります。
主要な部品の出来自体は悪くないんでしょうが、細かい部分が微妙。
でも何より、分解するのに手間取るというのはかなり辛いですね。

電動ガンをバラすのが大好きな人だったらオススメしないこともないですが、
多少金額が高くても我輩はLCT製AKの方をオススメしますね。

LCT製なら箱出し状態で使えないこともありませんが、
E&L製は箱出しで使うにはリスクがありそうな気がしますし、
何度もくどいようですが手軽にバラせない鉄砲ってマジ大変。  

Posted by 砥部良軍曹 at 18:37Comments(2)エアソフトガン

2018年03月09日

安物買いの何とやら?

今回の記事とは何の関係もないんですが当ブログを御覧の皆様、
ビリー・ヘリントンという方をご存知でしょうか?
大分前に“ガチムチパンツレスリング”という動画で一世を風靡した
アメリカのゲイポルノ俳優の名前なんですがね、
その人が3月2日に交通事故でお亡くなりになったそうです。

注釈:“ガチムチパンツレスリング”とは筋肉質の野郎2人がパンツ一丁で戦い合い、
先にパンツを脱がした方が勝ちというシンプルな漢(おとこ)の戦い。
肉薄する野郎同志の熱気と漢(おとこ)気が伝わる動画です。


実は我輩がニコニコ動画にハマったきっかけはガチムチパンツレスリング。
それ以来ニコニコ動画、いや、パンツレスリングの虜になってしまったというか、
ビリー・ヘリントン関連の動画を探す&鑑賞するのが楽しかったあの頃。

全裸でハーレー洗車している動画とか、ハーネス装着して悦に入る動画とか、
ノンケなのに野郎の裸が面白い&興味深いと思わされる動画が跳梁跋扈しており、
どの動画でもビリー・ヘリントンさんは男の魅力を輝かせていた。
今思えばあの頃が一番ニコニコ動画が輝いていた頃かもしれない。

でもビリー・ヘリントンさんの何が凄いってネタにされて笑われているというのに、
ニコニコのイベントに本人降臨して更に笑いを提供してくれたところですね。
その様はまさに「Mr.エンターテイナー」そしてMr.漢(おとこ)気。兄貴流石だぜ。

そんなビリー・ヘリントンさんが48歳でお亡くなりになったと言うのは
我輩的に実に惜しく、悲しい事態でございます。
この場を借りてご冥福を祈りたいと思います。

さて、本題に戻ってサバゲーの話、武器の話をしましょう。
今回紹介するのは中華製電動ガン、CYMAのAK74。
CYMAのAKシリーズはCM0◯◯(◯の中に数字が入る)で表されますが、
今回レビューするモデルはCM031という名称のブツで、
所謂“スポーツライン”と呼ばれている廉価版モデルでございます。



このブツの持ち主は我輩ではなく、宮崎では数少ないAK同志のガーナ氏。
具体的な購入金額は聞いていないのですが相場は18000円ぐらいの模様。
マルイの次世代じゃない電動ガンと同程度か、
ソレより少々安いぐらいの価格のようですが、
我輩ココ10年ぐらいマルイの新品電動ガン買ったこと無いからよく解らん。

CYMAといえば中華電動ガンの中では比較的安価で、
フルメタル&ウッドストックの外装を持つAK系列の電動ガンが有名ですが、
プラスチックのボディ&ストックの安い電動ガンも生産しており、
今回紹介するAK74、CM031もその安く手に入る電動ガンの一つ。


安価で入手可能ということで我輩も幾度となく購入を検討しておりましたが、
メタルボディのAKから先に手を出してしまったので
「いくら安くても樹脂製フレームはねぇ・・・」と思い購入には至らなかったが故に、
スポーツラインのAKに触れるのは今回が初体験でございます。

付属品は本体、マガジン、微妙に役に立たない説明書、クリーニングロッド、
そして性能的に微妙なニッスイミニバッテリーとノーマル充電器。
ペラペラのスリングが付属していたかどうかは不明ですが、要らんよなあんなの。



安いスポーツラインとは言え、パッと見た印象は案外悪くないんですよ。
シルエットは特にツッコミどころもなく、結構よく出来ております。
何処らへんがどう可笑しいみたいな部分は特に見られません。

フレームの仕上がりなんかもマルイAK47みたいな
テカテカした樹脂感漂うやつじゃなくてAKのHCみたいなマット調。
我輩も一見騙されましたもんね、メタルじゃないかって。



でも反対側を見ると瞬時にメタルフレームじゃないって解るんです。
だって最近のAKに必ず付属しているサイドマウントが無いんだもん。
そう、フレームが樹脂だからマウント付けると破損するんですね。仕方ないね。

だからCYMAの樹脂製ストックのAK74でも
メタルフレームのCM040とかになるとサイドマウントが付属しております。

但し、メタルフレームじゃなくてもAKの構成自体は
比較的頑丈なので想像するほどボディは軋みません。
マルイのAK47と同程度の剛性感は確保されております。



AK74の特徴である大げさなフラッシュハイダーは鉄製。
マルイAK47同様逆ネジで取り付けられております。

フロントサイトがやガスバイパスは亜鉛合金、
アウターバレルとクリーニングロッドは鉄製。
ボディが樹脂なのにアウターバレルが鉄なので結構フロントヘビーです。

因みに、フロントサイトを下から固定しているネジは緩みやすいので、
ネジロックを塗ってガッチリ固定しておかないと確実に紛失します。



ハンドガードは次世代AK74MNと同形状の樹脂製。
プラの質感は安っぽいですが、形は悪くない。

リアサイト周りはサイトも含めて亜鉛合金、
ハンドガードを固定するパーツは前が亜鉛で後ろが鉄。
ココらへんの構成、ていうか全てにおいてマルイAK47と同様の構成です。
だからマルイAK47対応の社外品ハンドガードなら取り付け可能です。



フレームは前述のように樹脂製、トップカバーは鉄製。
よく見ると金属フレームよりは見劣りしますね。だらしねぇな。
微妙にAK47と形状が違うトリガーガードとセレクターは鉄製です。

セレクターの固定はマルイAK47同様、
ネジで取り付けた上に蓋をかぶせるようになっているので、
この部分がAK74っぽくなくて残念な感じです。
そして何故かこのセレクター、カチッとしたクリック感がない。
フルに入れてもセミにしてもグラグラする。

グリップは当然樹脂製。
この部分に関してはLCTやハイエンドモデルのAKのものが使用可能。
フレーム形状がAK47とは異なるのでマルイAK47対応グリップは
付きませんというか、フレームとグリップの間に隙間が出来ます。



樹脂製ストックのモデルなので、ストックも当然樹脂。
そしてストックの蓋の部分も樹脂製です。

バッテリーの交換はマルイAK47同様、ストックの蓋をずらして蓋を開け、
ストック内にバッテリーを突っ込みます。
このストックの蓋が結構保持力が弱く、すぐに外れそうになります。
なおこの蓋の部分、マルイAK47のものは取り付けられません。

ストック内部は広いのでラージバッテリーも入りますが、
コネクタがミニ用なのでラージ用コネクタを別途購入する必要あり。
まあウナギバッテリー以外なら大抵収まるでしょう。



標準装備のマガジンは500連の多弾数マガジン。
AK系列のマガジンのお約束に漏れず、
1回の巻き上げで全てを撃ちつくすことは不可能。
300発ぐらい撃ったら再度巻き上げ必須です。

ただ、マガジンそのものの弾上がりに特に不具合はない模様。
CYMA製のマガジンは安い割には案外使えます。



トップカバーの中身もご覧のとおり、マルイAK47で見慣れた風景です。
チャージングハンドルが黒であること以外はマルイ製と完全互換。



この写真を見てマルイのAK47に精通しておられる方は気が付くでしょう。
マガジン突っ込む部分とその前に部分にフロント部分を固定するネジの存在に。
そう、全体の構成は完全にマルイAK47のパクリなんですね。
だから分解方法はマルイAK47と同様です。
だからCYMA製AK74の分解方法を敢えて載せる必要もないでしょう?



嫁を抱いた回数よりマルイのAK47をバラした回数の方が多いと豪語する我輩ですが、
実は嫁を抱いた回数の方が多いような気がしなくもありません。
そういうわけでマルイAK47に準じたCYMA製AK74(CM031)を分解するのも速攻です。

なお、メタルフレームのCYMA製AK74(CM040)やAK104は、
木製ストックのCM048とかと同じく分解方法になるのでココを見ても参考にはなりません。

ガーナ氏は箱出し状態で使用して不調になったと言うので、
(我輩的に中華エアガンを箱出しで使うなんて自殺行為に等しいのだがw)
メカボックス内部の点検清掃、部品交換、
そしてついでにチャンバーパッキンの交換を実施します。



しかしこのメカボックスがとんでもないシロモノでした。
色々と弄くり回すのに必死で写真を撮る余裕もない有様。
(メカボックス内を弄ると手がグリスまみれになるので、
精神的に余裕がある時じゃないと撮影は出来ない)

まず、セレクタープレートがガタガタ。道理でセレクターが落ち着かないわけだ。
原因はセレクタープレートの後ろの黒いやつがガバガバだった事。
手持ちのマルイAK47のものと交換したらカチッと動くようになりました。

メカボックスを開くと更に地獄を見ます。
とりあえず中華電動ガンお約束の緑グリスがべっとりは予想の範疇。
全てのパーツを取り出してブレーキパーツクリーナーで洗浄します。

モーターは無印ですがCYMAだから多分机モーター。
手持ちにAK用のモーターがないのでそのまま使いましょう。
サイクルは遅いけど必要にして充分です。

パワーダウンの為メインスプリングがぶった切られていたので、
ピーマン職人から貰ったSHSのM90スプリングと交換。
ピストンの気密がスカスカだったのでピストンのOリングはマルイ純正と交換。
透明樹脂のノズルは気に入らないけどそのまま使用。
ピストンヘッドはまあ普通だったんでそのまま使用。
ギア類も特に不具合なさそうだったのでそのまま使用。
スプリングガイドは何の変哲もないやつだったけど、マルイ純正と交換。
白い樹脂製のタペットプレートは削れていたんでマルイ純正と交換。

その後各ギアに付属していたシムをそのままセッティングし、
メカボックスを閉じてネジを締めてシムの具合を確認と・・・
何か中ですっごいカタカタするんですが?

よく見てみるとシムが足りなくて全てのギアが遊んでいる状態。
確かに、シムはどのポジションも薄いのが1枚しか入っていなかったな。
というわけで全てのギアにシムを追加し、セクターは両側に厚みのあるやつ入れたら、
どーにかいい塩梅になったんでグリスアップして組み込み。



CYMA製AK74(CM031)の分解方法がマルイAK47と同様ということは、
組み立て方の手順もマルイAK47と同様ということ。
マルイAK47同様、ドライバーで挿している部分の配線が上手く収まるように、
そして後方への配線がストック取り付け部分に収まるように注意しながら

丁寧にメカボックスをフレーム内に収めます。



フレーム内にメカボックスを突っ込んだらグリップを取り付けて固定し、
セレクタープレートを取り付けます。



その後ストック配線を取り付け、ストックをネジで固定します。
ココのネジも緩みやすいのでネジロックを塗ってねじ込みます。



フロント部分を取り付ける前に、バレルとチャンバーを確認。
案の定、チャンバーパッキンは質感が悪いのでマルイ製と交換。

インナーバレルも見た目が汚すぎるので、マルイAK47のと交換。
中古のバレルですがこのだらしねぇバレルよりはマシでしょう。
欲を言えばチャンバーも交換したいところですが、余剰のパーツがない。

元々の命中精度がどんだけのものであるかは不明ですが、
ココを交換するだけで大分マルイ製品に近い性能になるのは
過去の経験から実証済なので迷わず交換してしまいます。




バレルとチャンバーパッキンを交換したら速やかに元に戻し、
写真で示している部分のバネを紛失しないように気をつけながら、
フロント周りとフレームを合体させます。



そしてフレーム下側から4本のネジで固定。
デフォルトではアレンレンチで締め込むネジだったようですが、
紛失していたので手元にあるステンレスネジと交換。
勿論、ココも紛失しやすいのでネジロック必須。



その後チャージングハンドル部分をはめ込み固定と言いたいところですが
マルイAK47同様この部分が脆いのは仕方ないね。
ま、トップカバー被せれば少しは気にならなくなるんですが、
こういう適当なところが我輩がマルイ製品から遠ざかった理由の一つではあります。



最後でもいいんですが忘れてはならない重要箇所。
ホップレバーを取り付けないと戦場でホップ調整が出来なくて泣きを見ます。



仕上げにトップカバーを取り付けて完成!
射撃してみたところ、初速はホップ最弱で88m/s、適正ホップで84m/sぐらい。
命中精度は15m程度なら直径10cm程度の木に当たるので上々でしょう。
発射サイクルは少しナマクラですが、弾は出てるから問題ない。

いやーしかし、18000円弱で買える電動ガンとは言ったものの
交換したインナーバレル2000円ぐらい、チャンバーパッキン360円、
タペットプレート500円、ピストンOリングやシムの金額や手間も考慮すると、
安い電動ガンとはいい難いシロモノですな。

コレがメタルフレームやマルイにはないモデルのCYMA製AKならば
マルイ製品よりも多少のアドヴァンテェジがあるんですが
素人は素直に次世代AK74買った方が性能的に無難です。
だってヤフオク見ていたら次世代AK74の中古、25000円ぐらいで買えるのね。

というわけでマルイのパーツが使えるという利点がありはしますが、
CYMA製プラフレームのAKはあまり手を出さないほうがよろしいかと。
カスタムベースに買うとしても既にカスタムされたモデル買う方が幸せになれそうです。
安物買いの銭失いとは昔の人は上手い事を言ったもんです。

大分手を入れたんで強気の10000円でヤフオクに出品してみたところ、
樹脂フレームの中華AKだからか予想通り全く盛り上がらずに
10000円で落札されてしまいましたがまあそんなもんでしょうね。
資産的価値にも乏しいという意味でもコイツは正直、買いじゃないですが、
落札者様の手元で無事に動き続けてくれることを切に願うばかりです。



余談ですがガーナ氏が認めたくない若さ故の過ちで購入したという
カスタムされたβスペツナズはコレまたノリで購入してしまった
マルイAK47 HCの外装と組み合わせてトンデモカスタムにしてしまいました。
長いサプレッサーが付いた外観は少しVSSっぽい気がしなくもない?



βスペツナズなのにAK74と同じぐらいの長さがあるというのは
タクティコウアドヴァンテェジ全く皆無ですが悪くはないでしょ?
でもやっぱり、中華電動ガンで数多くの魅力的なAKが出ているのを見ると、
お値段安く買えるとは言えどもβスペツナズはねぇなって思ふ。


ガーナ氏はあまりお気に召さなかったようなのでヤフオクに出したところ、
コイツは14500円で無事引き取られて逝きましたので、
両方の購入代金で新たに歪みねぇなAKを購入してあげましたが、
(実は本人の了解も得ずに勝手に商品を落札し、
その後に本人に連絡したという不届き者な我輩w)
そのAKに関しましてはまだ調整していないのでアップするのは後程。
  

Posted by 砥部良軍曹 at 00:48Comments(2)エアソフトガン

2017年11月18日

日本の漢(おとこ)の魂、三八式歩兵銃

こないだ、3週間程度の研修期間を終えて宮崎に戻ってきた砥部良軍曹です。
そこで本来ならば研修時の行動とかをココに綴るべきなのでしょうが、
帰還後直ぐ様それどころではない代物が手元に届いたので、
そいつの紹介を実施しなければ(使命感)!ということになりました。


ま、ここは本来サバゲーのブログなんだから、
エアガンのレビューを優先することに何ら不具合はなかろう。
というわけで興味のある方だけ入って、どうぞ。



ずっと欲しくて仕方がなかった、日本男児の魂。
S&Tのエアコキ三八式歩兵銃!
気になるお値段はショップ割引価格で大体税込み38000円ぐらい。
我輩はフォースター初期ロット予約特価で購入したので少し安く仕入れました。

マニアックな代物を世に送り出す事で定評がある
(但し、外観や性能が良いわけではない)中華エアガンメーカーS&Tが
三八式歩兵銃発売のアナウンスを出してから半年経った今、
(その間、2回ぐらい発売延期のメールが来てデカ枕を涙で濡らしたのは言うまでもなかろう)
ようやく我輩の手元に届きやがりましたよ全く。

S&Tの三八式歩兵銃のレビューにどんだけ需要があるか不明ですが、
旧日本軍の出で立ちでサバゲーするわけじゃなくても、
この存在感や佇まいに惚れたとか言う理由で購入した方も居られることでしょう。



三八式歩兵銃が何物であるかを今更説明する必要は無いでしょうが
最近のサバゲーフィールドではM4カービンやMP5ぐらいしか
知らねぇよーな軟弱なプレイヤーが多数散見されるので
一応記載しておきますと旧日本軍が日露戦争後から太平洋戦争終結まで
歩兵の主力武器として使っていたボルトアクションライフルです。


よく戦争を知らない無知な連中が「日本軍は旧式の鉄砲でアメリカと戦争していた」
とのたまうのを耳にすることがありますがそれはとんだ勘違い。
第二時世界大戦当時でも自動小銃を正式化していたのは工業大国のアメリカだけ。
アメリカ以外の歩兵は三八式のような連発不可能なボルトアクションで戦っていたんです。

三八式という名称(明治38年、西暦1905年)から古い鉄砲と言う誤解があるのでしょうが、
ナチス・ドイツが使用していたモーゼルKar98kは
基本はGewehr 98という1898年採用のライフルですし、
ソビエト赤軍が使用していたモシン・ナガンなんかは1891年。
イギリスのリー・エンフィールドも1895年の採用だから
38式歩兵銃が特別古い銃でないことはお解りでしょうかね(迫真)?

尚、アメリカが第一次世界大戦で使っていたライフルは
スプリングフィールド1903、つまり三八式よりも2年古い。



まあ旧日本軍の場合、連発でばら撒ける量の弾を作る施設と設備と資源に乏しいという時点で
明らかすぎるぐらいにアメリカとの間に越えられない壁があったんですがね。

三八式歩兵銃と言えばだいぶん前からKTWが販売しているのですが、
高級感溢れる造りでコレクション的価値を有するKTW製とは違い、
S&T製はあくまでもゲームユースに重点を置いた作りとなっております。
まあ要するに全体的な作りは明らかに安っぽいということ。

ま、KTW製三八式はお値段2パットン以上なのに対し、
(注:パットンとは吉六会内でのエアガンの価格を表す単位で、1パットン=50000円である)
0.7パットン程度で購入可能なS&T製三八式に過度なクオリティを求めるのも酷な話です。
とは言え、昔の「弾が出る程度の能力」のエアガンと比べると出来はよろしいですし、
ホンモノを見たことがないので何処がどういう風に駄目なのかはよく判らんのよ。



しっかしねぇ、解っちゃいたけど改めて見ると長いねぇ、三八式。
我輩所有のエアガンで一番長いSVDよりも10cmぐらい長いんじゃねぇかい?
でもこの「銃剣突撃を考慮した」長さこそが三八式。
とはいえ、120cm以上のライフルを収めるライフルケースってなかなか難しいのよねぇ。

着剣してロマンに馳せる為に三十年式銃剣も一緒に欲しくなりますが、
安全性の点から考えて着剣突撃はサバゲーではご法度ですし、
大抵のフィールドでは銃剣ぶら下げての参戦も不可。

残念ながら銃剣ぶら下げてゲームに参加して良いかもしれないフィールドは
ヂゴンの巣とB・U・Gのゲーム(但し、フィールドマスターの温情次第)ぐらいでしょう。



基本的にS&T製三八式歩兵銃の材質はストックが木製、
それ以外は全て金属製となっております。
なのでマズル部分も金属製です。ダイキャストですが。
照星(フロントサイト)部分にバリも残っています。

でもね、バリぐらいならヤスリで削ってど~にか出来ん事もないですが、
この特徴的な照星のガード部分、木とか石にぶつけたら折れそうで怖い。



アウターバレルは黒塗りのアルミ製のようで、仕上がりはまぁまぁキレイ。
しかもこのアウターバレル内径、インナーバレル外形とほぼ同じ。
だからインナーバレルがカタカタしないのは中華製にしては驚き。

但しアウターバレル自体はガタガタしやがるので、
ストックとバレルの間に何やら詰め物をする必要はありそうですな。

余談ですが銃身下の洗い矢(クリーニングロッド)はダミーです。(しかも仕上げが汚い)



ストックの塗りは全体で見ると一見キレイですが、
よく見ると各部にこんな感じの塗料がだららんとした残念ポイントが。

そして何故かこのストックに塗られている塗料、
不自然なぐらいに感触がツルツルスベスベなんですね。

我輩的にツルンツルンが嬉しいのはおなごの肌だけです。
そしてストックの木か、塗料のせいか知らんけど「くさそう」ではなく「くさい」。



旧日本軍の小銃らしい特徴的な作りの照門(リアサイト)もダイキャスト製。
V字ノッチの整形にシャープさが足りないのか、AKのリアサイト程狙いやすくない。
勿論、照門を立てて対空サイトとして使用することも可能です。
サバゲーではまず使わない機能ですがコレがあるだけでメーカーのやる気は感じます。

こう言う弾の発射やエアガンの性能に直結しない機能を蔑ろにしない姿勢は
喩えるならばおなごが後々脱がされるの解っている、或いは見せもしないだろうに、
デェトにセクスィな下着を着用する行為のよ~なもんですかね?


リアサイトの後ろにあるイモネジはホップ調整用。
このネジがまぁ、随分グラグラするんですねぇ。
明らかに射撃の衝撃でホップが緩みそうなぐらいグラグラです。
コレは戦闘中に紛失する恐れも微レ存?



S&Tの三八式は遊底覆(ダストカバー)が標準装備。
実銃ではコイツの存在について賛否両論ですが、
エアガンの場合は・・・別に必要性を感じないよ~な気がする。
当然ですが遊底覆はココらへん周りを分解しないと外せません。

槓桿(ボルト)のコッキング時のストロークは短く、70mmぐらい。
我輩はボルトハンドルを真上に立ててコッキングするボルトアクションライフルを
所有するのが人生初なので少し戸惑いましたが慣れると素早い装填が出来る模様。



安全子(セイフティ)は写真の状態が発射状態。
コイツをダイレクトに押し込んで時計回りに45度回し、
尖った部分が上を向くと安全状態。
尚、コッキングしないとセイフティは動きません。
コレが結構動きが軽く、使いやすいんだな。

余談ですがコッキングの後ボルトハンドルがうまく倒れてくれない時、
ここを押し込むとボルトが“パタン!”と倒れてくれます。



銃把、床尾部分に関しては「まあ、こんなもんでしょ」。
でも実銃のようにストックの上下貼り合わせを再現しているのは良し。
たださっきも言ったように、何か臭うし、ツルツル感が不自然。

あと、床尾板は材質はともかく作りは結構キレイなんですがね、
立て銃を繰り返していると次第に傷だらけになるんだろうな。



S&T製三八式歩兵銃の最大の利点であり、
難点なのがこの弾倉システム。

着脱型マガジン方式はゲームユースには有利だけど、
外観のリアルさという点において「ふざけんな!(声だけ迫真)」。
だがしかし、我輩的にはサバゲーでバンバン撃ちまくりたいのでこのデフォルメは大歓迎。

弾倉交換が出来るからマガジン内蔵式のKTW製三八式より
戦闘中の素早いリロードが出来はしますがこの弾倉結構取り出しにくい。
尚、マガジンリップがある方が後ろ(ボルト側)になります。

箱型マガジンの装弾数は26発。長さは8.5cmぐらい。
9mmパラハンドガンのマガジンポーチには収まりそうだけど、
サバゲーで三八式を使う輩がナイロン装備を使うのかと小一時間問い詰めたい。
ま、我輩は陸自迷彩でこいつを使うつもりなのでハンドガンマグポーチに入れるんですがね。

三八式用の箱みたいな弾納、アレの中の仕切りがなければ、
弾納1つに2マガジンは収まりそうな予感だけど、ね。

尚、この弾倉、銃装着状態で少し飛び出ているのがイラッとする。
でもこの弾倉装着部分が丁度左手を添える部分になるので、
丁度隠れてしまっていい感じになるから気にしないことにします。



本来の弾倉がある部分は一体成型になっており、可動しません。
そして誇らしげに「メイドインチャイナ」と書かれているのが癪ですが、
三八式をコレだけリーズナブルに出してくれるエアガンメーカーなんて、
中国ぐらいしか無いんだろうから仕方ないね。
尚、弾倉の蓋が開かないので、用心鉄(トリガーガード)前方のアレもダミー。



三八式の刻印と菊のご紋もしっかり再現されておりますが、
我輩の個体は菊の御紋に傷が入っているのが悲しい。
中華エアガンは新品の時点で結構傷が入っているもんなんですが、
菊の御紋に傷がついているのは天皇陛下に申し訳がない。

とまあ、所々出来栄えに首を傾げたくなる部分はあるものの、
4万円弱という価格帯でサバゲーで使える三八式歩兵銃としては
なかなか良く出来たもんじゃなかろうかというのが我輩の感想です。

しかし、いざ弾を詰めて撃ってみると、
性能的に少々難があることが判明したのです。


まず着脱可能な箱型弾倉、コレ案外弾詰めるのに手間取る。
マルイのBBローダーで入れられないことはないですが、
リップを指でしっかり押さえとかないとなかなか弾がマガジンに収まりません。

ボルトのテンションは少々重めですが、後退距離は短いので、
素早く引きにくいと言うほどでもなく、まあ許せる範囲かな。
トリガープルは少々重めですが、遊びが少なくストロークが短くて素直に落ちます。

初速はG&Gの0.2gバイオ弾使用時、
ノンホップで90~95m/sぐらい、適正ホップで88~80m/sぐらい、
弾が浮き上がるぐらいだと75~68m/sとかなりバラツキがあります。


命中精度は15m先の直径5cmの柱に当たるか当たらないかというレベル。
そして時々、明らかに着弾がズレております。
一回の発射で2〜3億を放出可能な股間の鉄砲と違って
連射が出来ない分1発必中が必須のボルトアクションにおいて、
このバラツキのある発射性能はある意味致命傷です。



まあ中華エアガンが箱出しで使えるなんて幻想は抱いておりませんでしたので、
S&T製三八式歩兵銃、分解してみることにしたのですが、
こないだ販売したばかりのエアガンの分解方法なんてググっても出てきやしません。
仕方がないので先っちょから手当たり次第にバラしてみることにしました。

まずはフロント周りから分解。
ダミーのクリーニングロッド先端にマイナスドライバーを差し込み、
捻ってグリグリして外すと前回りが外れます。



実は分解をするに辺り、この作業を先にヤるべきなのですが、
フロントサイトを横からポンチとかで軽く叩いて外し、
その下に隠れているイモネジを緩めてフロントサイトを
ハンマーでコツコツ叩けばマズル部分が外れます。
コレを先にヤラないと前回り部分が完全に外れません。



次は被筒部分を固定しているバンドを外すため、
写真のようにしてスプリングを押さえて前に抜きます。
ココで雑にリングを外そうとするとストックに傷が入るのでご注意。
外れたバンドは速やかに前に抜いてしまいましょう。



トリガーガードの前後のボルトを緩めると、機関部がストックから分離します。
ココらへんの作りは一般的なボルトアクションと同じですね。



機関部を取り出すのに必要はありませんが、
ストックの塗り直しをするために他の付属品もボルトを緩めて外します。



フロント部のダミークリーニングロッド固定部分は
ストックにしっかりと食い込んでくっついており、
ドライバーの先でこじってようやく外れました。
ま、機関部整備のための分解なら外さなくてもおk。



ストック前方部分はちっこい木ネジで固定されております。
コレが多少グラグラするのが気になるので、
ネジを交換するか、後から接着剤で固定することを検討しましょう。
我輩はネジを3mm程長いものと交換して固定をガッチリさせました。



ストック塗り直しのため、バットプレートも取り外してしまいます。
余談ですが各部のネジはマイナスで見た目にはリアルなのですが、
ネジの頭にバリが多くて少しイラッとします。
後々服に引っかからないように、ネジの頭のバリをヤスリで削っておきます。



ココからが機関部へのアクセスとなります。
マガジンハウジングは2本の6角ネジで固定されているので、緩めて外します。
ココを外さないとチャンバーにアクセス出来ません。

でもマガジンハウジング後方の銀色のプレート部分は、
別に外さなくてもシリンダーやチャンバーに影響はないのでございます。




引き金室部(トリガー部分)は2本のネジで固定されているので、
緩めたら直ぐ外れますが、「アレ?シリンダーの固定ピンは何処にあるの?」
我輩的常識だと、トリガーASSY外せばシリンダーが抜けるはずなんだけど・・・



もしかしてと思ってシリンダーのサイドにある
実銃ならシリンダー開放ラッチと思しき部分の蓋を緩め、
中の2本のクロスネジを緩めたらピン状の物体が外れてシリンダーが抜けました。
ダストカバー(遊底覆)を外す場合はココまでバラせば外せます。



チャンバーへのアクセスにはリアサイトを分解する必要があります。
リアサイト前方のマイナスネジを緩めて、リーフスプリングとリアサイトASSYを外します。



その後リアサイトに隠れていた小さい4本のネジを緩めると、
半分だけパカっと割れてチャンバーがお目見えになります。
この時にアウターバレルも一緒に外れます。

ていうかS&Tの三八式、チャンバーASSY的なものが無くて、
本体がそのままチャンバーになっているのに驚き。
しかし三八式の細い銃身にチャンバーを収めるとなると、こうなってしまうんでしょうね、



尚、チャンバーの構成はこのようになっております。
リアサイトから露出しているイモネジがチャンバーパッキンの上にある
小さい四角いゴム板を押さえながらホップを掛けるという仕組み。

ホップパッキンはVSR-10のものとほぼ変わらない形状ではあるものの、
パッキンのゴムの厚みが微妙に厚みがあり、
尚且つホップの突起がVSRのものより出っ張っています。

インナーバレルは600mmとかなりの長さです。
それでもインナーバレルの先端はマズルより大分奥にあるので、
インナーをギリギリまで伸ばそうと思えば650mmぐらいまでイケるはずです。
(因みにSVDやRPKのインナーバレルが650mmサイズ)

インナーバレルはVSRやL96のものが流用可能のはずですが、
(但し、ホップ窓は電動ガンのインナーバレルと同じ形状)
長さ的にはどう考えてもかなり足りないですね。

しかしながらS&T製三八式はアウターバレル内部に段差がないので、
短いバレルを突っ込んで組み上げて使用することも可能です。



シリンダーの構成はこんな感じです。
パッと見た時点でマルイ製ボルトアクションとの互換性、ナシですな。
シリンダー長173mm、直径25.4mm、内径23.5mmで真鍮製、
しかも黒く塗っているだけで所々色剥げてる。
なるほど、この真鍮のシリンダーを隠すために遊底覆が付属しているのか?
そしてこのシリンダー、今まで見たこと無いぐらい肉厚。

ノズルは明らかにVSRより長スギィ!互換性のあるパーツなさそう。
アルミ製の黒いピストンもVSRのものより短く(長さ73mm)、
スプリングガイドも見たことない形状で短い(長さ68mm)。
スプリングはVSRと電動ガンの間ぐらいの直径(外形12mm)。

シリンダー周りは特に交換すべきものが見当たらなかったし、
Oリングの気密も取れていたのでそのまま使用することにします。
ていうかピストンのOリング、メッチャキツキツなんですけど大丈夫なんかコレ?
試しに手元にあったVSR用のOリングブチ込んだら
何ということでしょう、Oリング自体が細すぎてスカスカでした。

我輩的に気に入らないのはシリンダー内部の塗装。
剥げた塗料が後々、作動や精度に影響を及ぼしそうですからね。
というわけでシリンダー内側の色落としのために全バラ実施。
エンドボスを固定している割りピンをポンチで叩いてみたところ、
何ということでしょう、この割りピン貫通式じゃなくてはめ殺し式だ。

よーするに長い割りピン1本で固定しているんじゃなくて、
シリンダーの両サイドから短い割りピンで固定しているんで、
いくらポンチで叩いても抜けないわ奥に押し込まれて袋小路。



結局、ステンレス用ドリルの刃を購入してきて、
ピンごとガリガリぶち抜いてエンドボスのピンがハマる穴を削りましたよ。
そして手元にあった適当な長さと太さのピンを打ち込み直して修復。
というわけで、S&T製三八式のエンドボスには手を出すな!
ま、この部分は外す必然性も特に無いんで触らぬ神に祟りなし。

とりあえずシリンダーの後ろからアルミパイプに巻き付けたサンドペーパー突っ込んで、
シリンダー内部を磨いた後にピカールでしごきましたが作動性はそこまで変わらず。



トリガーASSYはどう見ても独自設計で、
明らか過ぎるほどに従来の既製品が使えない模様。
トリガープルの調整とかいった機能は全くございません。



蓋を開けてみると驚くほどシンプルな設計に驚き。
そしてトリガープルは全てがトリガースプリングに依存していることも判明。
この分だとシアとかのパーツを磨いたところで
トリガータッチの改善は望めそうにありませんので終了。



とりあえず、難がある部分を探しながら機関部を色々舐め回すように見たところ、
チャンバーパッキンのホップの出っ張り部分が削れていました。
なのでパッキンはVSR純正のものと交換。やっぱゴムは日本製が一番ですよ。

しかしVSRのチャンバーパッキン、ノズルが入る部分の内径が太い。
(右がS&Tの、左がVSRのチャンバーパッキン)
要するにガバマン状態で気密もへったくれもあったもんじゃないのです。
とりあえずそのまま組みこんでパワーを測ってみたところ、55m/sぐらいに激減。



やはり、ノズルとチャンバーの気密って重要なんですねということで、
ノズルの直径をアップするいい方法がなかろうかと思案した挙句、
直径6mmの収縮チューブを被せることにしました。

ただ、そのまま被せてもパッキンにハマって抜けてしまうので、
ノズル表面をある程度サンドペーパーでザラザラにして、
アロンアルファを塗って収縮チューブを先端から2mm程はみ出るぐらい被せ、
その後ライターで軽く炙って密着させて仕上げました。

この加工によってパワーは元通りになったのですが、
給弾する度にノズルのチューブが弾と当たって
少々ダメージを受けるのが気になるところ。
絶対コレ、後々チューブがズルムケになるよ。



インナーバレルは内部に謎の汚れがあったので、
サンドペーパーで落としてピカールで磨いて処置。
金があればPDIとかのロングインナーバレルを組みたいところですが、
我輩の手持ちの予算は本体と予備マガジン買うので精一杯なので保留。

ホップ調整用のイモネジはM3の頭付きのネジと交換。
ネジ山には緩み止めを塗り、容易にネジが回らないようにしました。

尚、組みたてる時は写真のようにして合わせてから組み上げると、
内部でパッキンが捩れることも少ないですし、キレイに収まります。




ストックは軍用銃に似つかわしくない安物家具のような
スベスベ感が気に入らないのでワトコオイルで再塗装することを決意。
120番のサンドペーパーで1時間掛けて色を剥がし、
「すっげぇ白くなってる、はっきりわかんだね」状態にしてしまいました。

そしたら何ということでしょう、ストックの材質がよろしくないのか、
色んな所にひび割れみたいなのが入っていて泣きそうになります。



晴天の空のもとでワトコオイルのマホガニーを塗り、
1~2時間ぐらい乾かしたら染み込まなかった分をウエスで拭き取ってまた色塗り、
コレを4回ほど繰り返して色濃く仕上げてみましたが、
もう少し黒っぽい、ウォールナットの色で仕上げた方が良かったかな?

しかし少なくとも以前のような変な臭い匂いは消えましたし、
色合い的にも我輩好みの良い感じに仕上がって気分がいいです。

そして何より、ストックの細かいひび割れが埋まっていい感じ。
ワトコオイルに含まれている亜麻仁油は木部に浸透して
繊維をつぶして硬化するらしいのでそれが功を奏しているのでしょう。



こうして、気になる部分を予算の範囲内で弄くり回し、
ボルト操作時にカチャカチャ五月蝿い遊底覆を外して再度組み直した結果、
劇的に性能が上がってはいないもののフライヤーはなくなり、
それなりに素直な弾道で弾が飛ぶようになりました。
多分パッキンが正常だったならば箱出しで充分使える代物だったかも?
コレならサバゲーで敵の指先は狙えなくても、顔面ぐらいは狙えそうです。

でもやはり、VSRとかL96といったようなマルイ製ボルトアクションと比べると、
インパクト以外では勝負にならないというのが正直なところでしょう。

まあ我輩的には命中精度なんて二の次三の次、
この木の温もりと金属の冷たさの融合がたまらんのですがね。
そしてこの三八式歩兵銃が醸し出す独特の世界観、たまらん。

今後の課題としてはコイツに使えそうな機関部パーツ、
ピストンのOリングやチャンバーパッキン、
ピストンスプリングやスプリングガイド等を考察し、
より一層の性能の向上を求めることでしょう。
そのままでは使えなくても、加工すれば使えるものもあるかもしれませんからね。

正確には三八式歩兵銃に合う軍装は旧日本軍一択なんでしょうが、
我輩的にはブラックパジャマで三八式というのも悪くないと思いますし、
(ていうか元々ベトコン装備時のエアコキ限定戦の武器として購入した)
ポリシーもアイデンティティも考慮せずに自衛隊装備でこれもアリかなと?
今更旧軍装備揃えるのも銭と労力がかかるでしょうしなぁ。

あーでも、最近の連中は木製ストックの銃という見た目だけで、
「あー古い鉄砲なんですね(小並感)」ぐらいの認識しかないだろうから、
コレ持ってナチスドイツ軍の格好してもバレやしねぇかもしれん。

マルイ製ボルトアクションと比べると造りが大雑把で、
パーツの互換も全くと行っていいほど存在せず、
各部の改修の余地も少ないS&T製三八式歩兵銃。


当たりの個体を手にすればそのままでも充分使えるかもしれませんが、
我輩みたくパッキンがバカになったものを手にした場合は多少の改修は必要ですし、
もっと性能を高めるには結構な創作意欲と知識と技術を要するので、
万人向けとは言い難いですし、そうそうお勧めできるものではありません。

しかしながら電動ガン買うぐらいのお値段で旧日本軍の魂的存在が
手に入るというのは嬉しい事態であることもまた事実。

そしてそういうエアガンを中国が販売してしまったというのもおかしな話ですが、
ソコは中国人の(いい意味での)厚かましさ、商魂逞しさというべきなんでしょう。
この勢いでS&Tには次回作として九九式小銃か、四四式騎兵銃を出していただきたい!  

Posted by 砥部良軍曹 at 23:06Comments(9)エアソフトガン

2017年10月16日

ARES VZ-58Sを分解

コンパクトな東側陣営の武器である、
知名度が低くて所有者が殆ど存在しないと、
我輩好みのファクターを兼ね揃えたARES VZ-58S。

しかし、バッテリーを中に入れられない!
いや別に外でもイイやって思わなくはないけど、
コンパクトなリポバッテリー主流のご時世、外出しっていうのはねぇ。
やっぱ中に入れた方が気持ちが良いもんじゃないですかねぇ(ゲス顔)?

というわけでバッテリーを中に収納する策を考察すべく、
ARES VZ-58Sを分解してみることにしました。


しかし今回、最終的にどうにかなったから良かったものの、
どうにもならなかったら「ふざけんじゃねぇよお前これどうしてくれんだよ!」と
号泣しながら嫁にしまむらで買ってもらったデカい枕を涙で濡らすんですよ。
そして「やっぱりアローダイナミックのAKS74U買えばよかった!」と叫ぶんですよ。

ま、周囲に誰も所有している輩が居ないエアガンの分解なんて、
「なんで見る必要なんかあるんですか(正論)」なんでしょうが、
ここは一応サバゲーのブログだから、ハィ、ヨロシクゥ!



まずは上部カバーとボルト部分を外します。
先に言っておきますがVZ58はメカボを取り外すにしても、
バレルを交換するにしても、全部バラバラにする必要があります。

まあLCTやE&L、CYMAのAKとかも大体そうなんですがね。

ただ、AK系列は全バラするにしてもソコまで手間ではないのですが、
コイツは少しだけ神経を使う作業があったのがイラッとしました。



バレルとチャンバーをフリーにしないとメカボが外せないので、
フロント周りを先に分解してしまいます。

リアサイト基部にあるピンを左から押し込み、
ストッパーがかかるところまで下げると上のガスバイパスのカバーが外れます。
少し抵抗がありますが、力任せに持ち上げると外れます。



カバーを外すとでっかいマイナスネジがありますので、
ソイツをドライバーで緩めるとハンドガード、
そしてフロントサイトアッセンブリーが外れます。



その後本体をひっくり返し、4本のネジを緩めると、
フロントサイト達に包まれていたアウターバレルが外れます。
バレルの中にはチャンバーを押さえるバネがあるのでご注意。



ストックは外す必要はありませんが、
邪魔だと思う場合はこのクソデカいマイナスネジを緩めましょう。



前回りが外れたらグリップに手を付けます。
VZ58はグリップ部分がM4系列みたいな構成になっております。
まずはグリップの底板を2本のネジを緩めて外します。
そしてモーターに繋がる配線を外します。

しかしこの蓋、放熱のためにスリット付けているんでしょうが、
戦闘中に土が詰まりそうで怖いです。
露出度が高いのは可愛いお姉さんだけで充分。



モーターをグリップから引き抜いたらバネを外し、
グリップを固定しているホルダーとグリップを外すために
4本のグリップ止めネジを長いドライバーを突っ込んで外します。
あー何かM4バラしているみたいで('A`)マンドクセ。



コレでやっとメカボが抜けるかと思いきや、
メカボックスがマガジンキャッチ部分のピンでも固定されているので、
折角取り付けたこの部分も取り外さなければいけません。
ピンポンチで叩いてピンを抜きますが、
片方がローレット入りなので叩き出す向きに注意しましょう。



尚、マガジンキャッチ(右)のバネは太いもので、
ボルトキャッチ(左)のバネは細いものとなっております。



コレでようやくメカボックスとフレームを分離できるのですが、
配線がチャンバーとタイラップで固定されているのでぶった切ります。
そして配線を傷つけないように慎重に取り外し、メカボックスを抜きます。



最後にチャンバーとインナーバレルを抜いたら分解完了。
ココまでの所要時間、大体20分ぐらい。
正直な話、ソコまで気難しい作業ではありません。



メカボックスは8mmのベアリング付きのやつですね。
ヴァージョン3に似ていますがセレクタプレートが付いていません。
ガワの形状も所々違いが散見されますので、
VZ58のメカボックスを他のAKに移植するのは至難の業でしょう。

ま、クッソ長いノズルが付いている時点で、
他の銃への流用がきくとは到底思えませんがね。



反対側もAKお約束のデカいセレクタープレートが付いていません。
尚、セイフティはトリガー上のセレクタープレートの横移動で制御し、
セミフルの切り替えはプレートに磁石が入っていてソレで制御している模様。

メカボックスは先っちょにパワーダウン用のゴミも付いていないし、
変な異音もしないのでそのまま使ってみることにします。



そしてコレですよ!基盤が付いているでしょ?
ARESのVZ58は電子制御トリガーなんです。
だからトリガータッチがとても軽く、気持ちが良いのです。
あまりにトリガーが軽いので、セイフティをこまめにかけなければ危険です。

我輩がVZ58Sを欲しかった理由のもう一つが、
この電子制御トリガーを試したかったから。

ヅイマー氏所有のハニーバジャーを撃たせてもらった時、
そのトリガータッチに感動して以来電子制御トリガーが気になっていたんです。



チャンバーはホップ調整ダイヤル上のネジを緩めると分解できますが、
クリックボールを飛ばさないように気をつけながらバラしましょう。

バレルは20cmぐらい、クリンコフと同じぐらいか?
ただ、先っちょはキレイなテーパーがかかっているのにホップ窓にバリがありました。
なので手元にあるマルイのインナーバレルをぶった切って交換。

チャンバーパッキンはシリコンっぽい白いの。破れやすそう。
しかもコイツ、ホップの出っ張りがマルイのやつより小さい。
なのでパッキンもマルイ製と交換。
中華電動ガンを頻繁に買う人はマルイのバレルとチャンバーパッキン、必須です。

気になるのがホップの押さえ部分、コレに押しゴム付いていないんですよ。
だから抑え部分を適当に削って押しゴムを接着してみました。



組み立て方はインナーバレルブチ込んだらメカボックスを押し込み、
マガジンキャッチとボルトストップを取り付け、ピンを打ち込みます。
我輩の場合はマガジンキャッチの代わりにマガジンアダプターを取り付け。

後は分解の逆手順で組み立てていけば完成します。
グリップに配線を通すのが少し('A`)マンドクセですが、
グリップ内部はM4よりも余裕がありますので配線の取り回しは楽です。



さて、肝心のバッテリー搭載の件についてですが、
まずアッパーカバーのスプリングを1本抜くことにして、
内部バッテリースペースを広げてみました。



そして配線をチャンバー付近ではなく、もう少し後ろから引き出してみました。
こうすれば短いバッテリーのコードを容易に繋ぐことが可能になります。



そしてETI800mAh細型リポバッテリーを繋いだらボルトを取り付け、
配線をつまみ出して前に引っ張り、バッテリーの配線を逃します。



バッテリーはカバーの裏に上手く収めて、本体に取り付けます。
少しコツが必要ですが、かなりスムースに収納可能です。

中にはすんなりウナギリポが搭載可能なVZ58Sもあるのでしょうが、
多分ボルト内部にバッテリーが収まらない個体が大半でしょうし、
正直な話、ウナギバッテリーよりもETI800mAhバッテリーの方が
今後の汎用性も高いのでこちらを使えるようにした方がよろしいかと。



コレで我輩のVZ58S、どうにか使える体制が整いました。
マガジンも充分にありますし、あとは予備のバッテリーが欲しいかな。
マルイのバレルとパッキンに交換して精度も上がったようですし、
パワーは少々物足りない感じがしますが、80m/sぐらいあれば充分です。

正直な話、バッテリー突っ込むのが('A`)マンドクセは電動ガンは、
MP5A5以来懲り懲りというのが我輩の思考なんですが、

フェザータッチなトリガープル、持ち運びやすくて使いやすいサイズ、
(但し重量感は結構あってサイズの割にはかなり重たいのだが、それがいい)
そして何より、誰もが所有していないという満足感。

バッテリー問題なんかどーでもいいと思わされる
魅力と個性が多くあるARESのVZ-58Sは
今後我輩の愛銃として活躍してくれそうです。

但し、コイツを皆にオススメするかと言われると答えはNOですね。
細くて小さいバッテリーもっているならまあ、多少はね。

でも我輩自身が「いいゾ~これ」と思っていても
コンパクトな電動ガンが欲しければ他にも色々選択肢はありますし、
他の電動ガンそっちのけでコイツを手にする必然性なんて
「他のプレイヤーと被らない」ぐらいしかありませんから。
  

Posted by 砥部良軍曹 at 00:13Comments(0)エアソフトガン

2017年10月15日

パーソナルディフェンスな武器を手に入れた

静岡への研修がほぼ確定となった頃、吉六会同志のLINEに、
「何かコンパクトな電動ガン欲しいんだけど」
と書き込んだところ、P90とかG36CとかSIG552とかAKS74UとかHK416Cとか
クッソつまんねぇ選択肢ばっかり上げやがるのね。

我輩はねぇ、今更マルイの電動ガンなんか欲しくねぇんだよ!
マルイというメーカー、嫌いじゃないけど好きじゃない。

ていうか毎回言っているだろ我輩!
「AK74よりも新しい世代の武器には興味が全く湧かねぇ!」
「おなごは若い方がチ★ピクするけど、銃器は古いのしか興奮しねぇ!」とね。
「何だこのオッサン!?」と思わない人だけ読んで、どうぞ。

しっかしまぁ、ストック折りたたみ(持ち運びのサイズがコンパクト)、
なるべく我輩の手持ちのマガジンが使用可能(購入時の費用削減)、
バッテリーも専用品必須ではなく、出来れば使いまわし可能、
そして尚且つ、研修終了後もずっと持っていたいと思わされる逸品ともなると、
なっかなか見つからないのが現実ってもんですなぁ。

ていうかさ、ココ数年何処のガンショップも
M4のカスタム系ばっかしか売っていないのよねぇ。
クラシックでマニアックな武器ってそんなに需要がねぇのかなぁ?
ま、ココ数年有料フィールド参加者とかご新規さんの武器を見ていると、
レール付きのM4系列ばかり散見されるんでそんなもんなんでしょう。
でも、我輩はM4系列の武器なんて鼻クソほども欲していません。

というわけで以前よりずっと気になっていた
アレに手を出してみることにしたのです。

コイツは以前、タイトロープでの戦の時にフルサイズのヤツを見て以来、
ずっと我輩の脳裏に焼き付いて離れなかったブツ。



ソレはね、ARESのVZ-58という
旧チェコスロバキアのライフル
です。
我輩が今回購入したのはフルサイズの方ではなく、
サブマシンガンサイズのVZ-58Sというモデル。
コレぐらいのサイズならPDW、パーソナルディフェンスウェポンと言っても差し支えないか?

AKに似ているけど口径が7.62mm×39(AK47、AKMと同じ弾薬)という事項以外は
構成、作動システム、セレクターの位置、マガジンの形状と、
AKとは全く互換性もへったくれもないという独自設計のアサルトライフル。
言うなればAKBとももクロぐらい違いすぎるシロモノ。

何故に旧チェコスロバキアはワルシャワパクトに属していながら、
カラシニコフに準じたライフルを作らなかったのかは謎ですが、
この国は昔から銃器開発、製造に関しては際立っていたんで、
(ZB26という当時としては革新的なマシンガンを作った国ですしね)
工業力に長けた国としてのプライドがあったのでしょう。

お値段はジーリーショップというところで30000円ぐらい。
最近出来た吉六会の単位で言うと0.6パットン。
余談ですが、久しぶりに新品の電動ガン購入した我輩。
誰だ、貧乏人がいるぞって呟いているやつは?

尚、付属品は本体とマガジン、チャージングロッドとクリーニングロッド、
そして図しか載っていない申し訳程度の取扱説明書。
粗悪BB弾とか謎バッテリーとか日本では使えない充電器は付いていません。



何で我輩がコイツを買うに至ったのか、理由は3つあります。
まず一つ、1958年採用という古さ。
1958年といえばスバル360がデビューした年ですよ。
吉六会同志なんか誰も存在はおろか、精子にすらなっていねぇ時代。

最近PPShみたいな古い鉄砲が愛おしくて仕方が無い我輩にとって、
「弾が出る程度の能力」的な武器ってたまらなく魅力的なんです。
人間工学?使い勝手?ソレって美味しいの?

ところでこのVZ58って言うライフル、
昔の、ていうかオリジナルは木製グリップ&ストックなんですが、
ARESがモデルアップしたのは近代のモデルなので、
グリップやハンドガードが樹脂製になります。

尚、ARESがモデルアップしているのは、
フォールディングストックのVZ58Vというモデルのみなので、
固定ストックのモデルが無いのは残念。



そしてもう一つ、コイツをフィールドで見たことがない。
東側のエアガンなんて唯でさえお目にかからないというこのご時世、
旧チェコスロバキアの武器なんて誰も手を出そうとしないであろうから
我輩が所有することで唯一無比の存在になれるという目論見。

基本長い武器が好きな我輩的にコンパクトな電動ガンってぇシロモノには
あまり愛情を注げないというのが正直な心情なんですが、
VZ-58Sぐらいにマニアックなブツならば研修から帰ってきた後も、
愛情を持って接することが出来るんじゃなかろうか?

ただ、プレイヤーの大多数はVZ58の存在自体知らないでしょうし、
VZという名称から「ソレってスコーピオンですか?」と言われる可能性微レ存。
ていうか知らなさすぎて誰からも注目されないでしょうね。
だからARESのVZ-58Sのレビューを載せたところで誰得なんだかと。



そして最後の1つ、そして最大の要点。
ストックを折りたたむとコンパクトであること。
この状態だとAKS74Uクリンコフとほぼ同じサイズです。
コイツより短いフルサイズ電動ガンを求めるとなると、
MP5Kか現在絶版のUZIを買うしかありません。

研修先にはクルマを乗って逝けないので、
武器や装備は事前に宅急便で送る必要があります。
そうなると研修先に送るダンボールに収まる武器が必須だったのです。
また、研修先での置き場や持ち運びを考慮すると、
折りたたみストックで全長50cm以下である必要アリ。



さて、御託はこのへんで終わらせといて細部にツッコミを入れましょう。
しっかしARES製品は以前PPSh41を購入した際、
その剛健な造りと仕上げの良さに感銘を受け
「ああ、同じ中華メーカーでも独自開発メーカーは気合が違う(確信)」
「コピーするだけのメーカーとは出来栄えが段違いだ」と感じたのですが、
VZ58Sは正直、そこら辺の中華電動ガンと大差ないです。

正ネジで取り付けられているフラッシュハイダーは
ねじ込みが甘くてガタガタ浮いていますし、
更にねじ込もうとしたらハイダーの奥のネジ山少し潰れてんの。

フロントサイト周辺の塗装はモッタリしていますし、
ガスバイパス部分の部品はバリが残っています。
フロントサイトアッセンブリーは下から大きなイモネジで止めています。

申し訳程度の小さなハンドガードも若干雑な整形ですが、
コレに関しては多分実銃もこんな感じでしょうから(震え声)。
しかしガタつきが一切感じられないのは流石ARES製品。
βスペツナズよりも小さいハンドガードですが、
手を添えるには必要にして充分なサイズ、
レールなんて要らない(確信)。



リアサイトはAKシリーズでお馴染みのタンジェントサイト。
中身は独自設計なのに、こういうところは独自性がないのね。
コレがかなりガッチリとハマっていて、
脱落の心配はなさそうですがどうやって取り外せば良いのやら?

大抵のAK系列の電動ガンはタンジェントサイトが90度起き上がって、
持ち上げるなり撚るなり、或いは板バネを外せばサイトが外せるんですがねぇ・・・
ココを外してレールを取り付ける予定だったんですが、完全に目論見が外れました。

尚、フロントサイトとリアサイトは20cmしか離れていないので、
正確なサイティングとか、命中精度に関しては期待しない方が良いでしょう。




フレームもパット見た感じでは結構きれいなんですが、
所々、仕上げが雑でボコボコしているのが残念。
多分素材はアルミダイキャストでしょう。
研修から帰ってきたらば全部色を剥がして、ブルーイングしてやろうか。

グリップは現代風の若干人間工学じみたモノが付属。
AKのグリップに比べると太いんですが、案外握りやすいです。

AKシリーズならば右側面には自己主張の激しいセレクターがあるのですが、
VZ58のセレクターはグリップ上部に居る謙虚なヤツ。
コイツ一見使いやすそうな位置に居ますが、人差し指では操作し難いです。
結局親指を持ってきて回さないと切り替え出来ません。

写真の状態で“安全”、単発は後ろ、連発は前。
安全状態だとセレクターが邪魔でトリガーに指を掛けづらくなっております。
クリック自体はカッチリしていて、誤作動を起こす心配はなさそうです。

フレーム上部の半分はボルト&コッキングレバー、後ろ半分がカバー。
ココにバッテリーを収納するので、頻繁に開閉するという事か、立て付けがガッタガタです。



特徴的なのがトリガーガードの形状。
左側半分(写真奥)にマガジンキャッチがあるという変な造りのために、
コスパの悪そうな形状になっているのはある意味共産主義的。

トリガーガード手前、右側(写真手前)の出っ張りがボルトストップ。
チャージングハンドルを引きながらココを押し込むと、ボルトが固定されます。



ボルトを固定すると上部が完全むき出し状態。
まるで64式みたいな作りですね。
中にある円盤はホップ調整のダイヤルです。
そしてチョコっとはみ出しているのがバッテリーのコネクタ。



左側面には何にもなく、スッキリとした形状。
フレームに有る2つの穴は別売りのマウントベースを取り付ける穴。
ここは後からネジで埋めとこう。

尚、マガジンリリースレバーがこちら側にあるので、
左手で銃を握って、右手でマガジン交換するのは至難の業。



折りたたみ式のストックは根元の出っ張りを握って開閉します。
ストックは畳んでも展開してもグラグラして、剛性感皆無。
形状も無骨そのもので、美的センスの欠片すら感じない共産主義デザイン。

バットプレート部分に多少の滑り止めでも有るかと思いきや、ツルンツルン。
ゴム板とか貼り付けてすべり止め加工してしまいたいですね。
一応、別売りでM4のストックを取付可能なカスタムパーツがアリます。



マガジンはAK47と形が似ていると言いたいところですが、
意外と似ていないし前方部分が意外と太い。
そして給弾口が全然別のところにありますので互換性皆無。

但し、形状は実際のマガジンっぽくって少しリアル。
装弾数は160発、予備マガジンのお値段は3500円ぐらい。
悲しいことに多弾数マガジンは用意されていません。



VZ58はマガジンキャッチがAK以上に扱いにくい、
そして我輩の財布には予備マガジンを買うカネがない。
そして何より、この短いボディにバナナマガジンはあまり格好良くない。
AKのバナナマガジンってぇのはフルサイズだからこそ映えるんですよ。

というわけで本体と一緒にSTANAGマガジンが使えるアダプタを購入。
取り付け方はピンを抜いて本来のマガジンキャッチを取り外し、
アダプターをの前方(マガジンの前方みたいな引掛けがある)を噛ませて、
再びピンを叩き込んで取り付けるだけ。
ボルトストップは再度取り付ける必要があります。



VZ58用M4用マガジンアダプターは
予備マガジンよりお値段が高い(5000円ぐらい)ですが、
コレで手持ちの旧世代M4用マガジンが使えるので、
品薄気味な予備マガジンを探す&買う手間も省けるし、
何よりも使える装備の幅が広がるのがよろしい。

そして見た目が随分纏まりよくなった気がします。
ま、東側の銃なんで「5.56mmは邪道だ!」という意見も聞こえそうですがね。



でもね、フレームには5.56mmと刻印されているんで
本来のあるべき姿に戻ったと言えるんじゃないですか(ゲス顔)。

ていうかこのVZ58自体が現在生産されているモデルで、
そのラインナップには5.56mmも存在しているということで
口径の表示が7.62mm×39ではないみたいなのです。



フルサイズのVZ58はハンドガード内にバッテリーを収めるのに対し、
VZ58Sは他社AK系みたいにアッパーレシーバー内に収めるのですが、
コレがねぇ、修羅の道となろうとは思いもしませんでした。

まずはストック根元にあるピンを左側から押し込み、
ピンをある程度抜きます(ストッパーがあるので全部抜かなくていい)。



ピンを抜くことで後部のカバーが外れるので、
ボルトアッセンブリーを後部にスライドして、
切り溝から抜けばアッパー部分がむき出しになるので、
この部分に7.4V 1200mAh AK用リポバッテリーを突っ込めばいい。
一応ね、ショップのHPにはそういう説明が書かれていたんですよ。

まあ悲しいことに、我輩の手元には細長いリポバッテリーがなかったんで、
ピーマン職人から「おまたせ!小さいリポしか無かったけどいいかな?」
な感じで頂いたETIの800mahのバッテリーを頂いてブチ込もうとしたら・・・



ファッ!?バッテリーが収まりません。
ボルトアッセンブリー内部の空間にバッテリーが入り切らないのでございます。
おいおい、コレはヒョットして各ショップで売っているであろう、
VZ58S対応と記載されているバッテリーじゃないとダメなのか?
ふざけんな!(声だけ迫真)

しかし、対応、専用とされているバッテリーは何処も売り切れ、
でもサイズが記載されていたんで比べてみたら・・・
太さはこのちっこいバッテリーと同じでした。

という事は?この製品は不良品ということなのか?
それとも、VZ58Sは本来こういうもんなのか?
我輩的には「だからこんなんじゃ商品になんねぇんだよ(棒読み)」と言いたい。

さあココでコイツをどうしてやるべきか、悩むことになります。
時間があればショップやメーカーに問い合わせて、ていうか問い詰めて、
ボルトの交換品を送ってもらうか、対処法を聞くなりするのですが、
研修の日まで時間がないのでそんな悠長なことはしていられない。

中身を削ってバッテリーが収まるようにしてやるか、
それとも、配線の取り回しでどうにか解決するものなのか、

最終手段は外装バッテリーで運用するか、さあどうしてくれようか?
とりあえずボルトの中身削ってみたけど、ダメみたいですね(諦観)。

でも一応、バッテリーさえ繋げれば「撃とうと思えば(王者の風格)」。
作動点検は可能なので射撃だけしてみたところ、
メカボックスの作動音は落ち着いているから機関部は問題なさそうですが、
ホップは最強にしてやっと普通に弾が飛ぶという体たらく、
そして時々、あらぬところに弾が飛んで行く。

弾速系が壊れているのでパワーは測定不能ですが、
1m先のダンボールを貫通しないからソコまでパワーはない感じ。
うーむ、コレはバッテリー搭載問題と重ねて分解必須のようですな。

追記:フルサイズのVZ-58はハンドガード内に
セパレートタイプのリポバッテリーを収める仕様らしいですが、
そのハンドガード内もキッツキツらしくてまともに収まらないとか。  

Posted by 砥部良軍曹 at 22:10Comments(0)エアソフトガン

2017年10月12日

パーソナルディフェンスな武器が欲しい

近いうちに3週間ほど静岡に研修に逝くんで、
現在静岡在住のヅイマー氏orコマさんと一緒に
サバゲーするためのコンパクトな武器が欲しいと妄想していたところ、
スカルガンナー氏がM240と共に「これヤフオクで売っぱらって」と持ってきたのが
VFCのKAC PDWでした。
むむむ、コレは我輩にKAC PDWのレビューを書けという事かね?



この記事を掲載するために実銃のKAC PDWについて調べたんですが、
コイツってプロトタイプのみで市販されてないらしいですね。

近接戦闘で弾数が多く、取り回しのしやすい高威力の銃器というコンセプトに基づき、
SR16とかで知られるナイツアーマメントが開発した銃器らしいんですが、
生産に至らなかったということは性能面で問題があったのか、
それとも他社のシェアに食い込む自身がなかったから販売に至らなかったのか?

実銃では6mm×35弾という特殊な弾薬を使用するため、
M4よりも撃ちやすく、近距離の命中精度が高いという噂だったようですが、
従来とは違う弾薬を使用する武器ってある意味冒険的というか、
販売面に関してはリスキーな気がする。(だから売らなかったのか?)



そんなプロトタイプのみの存在だったにも関わらず、
紹介されるやいなや速攻で開発、販売にこぎつけてしまうVFC、
海外メーカーの腰の軽さというか、商売に対する熱意が伺えますな。
逆の言い方をすれば、マルイの展開の遅さが(以下略)

VFCのKAC PDWは外装キットとして販売されているのが主で、
一部はショップにてメカボックスを組み込まれて販売していた模様。
スカルガンナー氏が仕入れた個体も完成品として販売していたものだとか。

サイズ的にはM4よりも少々短い程度。
サバイバルゲームで使う武器としてはコンパクトな部類ですが、
馬鹿みたいに短いかと言われると案外そうでもない中途半端。

フルメタルなので重量は少々重め(この状態で3kg弱ぐらい)ですが
苦になるほどではなく、ちょうどいい重さで重量バランスも適切。



特徴的かつ、好き嫌いが分かれそうなのはこのバレル。
ボコボコにして全体の面積を多くすることで
射撃時の放熱性を高める効果があるようですが、
こういう凝った加工がある武器って生産性低そうでコストも高そう。

VFCのKAC PDWはスタンダードとデラックスがあって、
デラックスの場合はアウター部分が取り外し可能で短くすることも出来るようですが、
このモデルはスタンダードなのか、いくら捻っても外せませんでした。

ハンドガードは独立したものではなく、アッパーフレームと一体になったもの。
メタルフレームなので剛性感は極めて高し。
フォアグリップを握ってもしっかりしております。

但しハンドガード内にバッテリーを収める空間が皆無なので、外付け必須。
だからバッテリーコードが外に飛び出しているのがちょっと興ざめ。
AN/PEQ-15タイプとかのバッテリーケースを別途購入する必要があります。



尚、右側のレールは左と比べると少し短くなっております。
フォアグリップは社外品で、本来はナイツタイプのやつが付いているとの事。
まあこういうエアガンは、自分の好みで色々と変えられるのが魅力ですからね。
折りたたみ&取り外し式のフロントサイトは上下左右の調整が可能。



フレームが綺麗なのは流石VFC。ナイツアーマメントの刻印もシャープ。
DBOYやGOLDEN EAGLEと言った中華製品とは一線を画する部分ですね。

KAC PDWという名称ですが、基本的な構成はM4と同様なので、
M4ユーザとしては特に頭をひねる部分はないはずです。
多分分解方法もM4に準ずるものだと考えてよいかと。
(アッパーとロアのフレーム分離に関しては全く同様)

M4との違いはセレクターがHK416みたいなアンビタイプです。
クリック感は今一つで、写真を見ての通りビシっと決まらない。
でもセミフルの切り替えは確実なんで、まあ多少はね。

グリップはツルンとしていてホールド感に疑問を感じますが、
マルイのM4グリップよりは細身な感じがして握りやすいのが我輩的には好み。
ま、コレも不満がある人は交換すればいいだけの話です。

因みにセレクター前方にある見慣れないプレートのパーツは、
トリガーピンを固定&脱落防止するためのパーツ。



M4に準ずる形状ですが、所々M4的じゃない造形があるのもコイツの魅力。
AKMとAK74の違いみたいな感じで所有欲を掻き立てる部分ですかね?
我輩はマガジンキャッチ部分の造形が好きです(小並感)。
尚、フレーム後端の穴はQDスイベルを取り付ける穴。



付属のマガジンは樹脂製で、120連のノーマルタイプ(刻印付き)。
樹脂製なので軽くて沢山持ち運べるのが魅力です。
勿論、M4用のマガジンポーチにも収まりますが若干スカスカ。

このタイプのマガジンの多弾数タイプはないようなので、
トリガーハッピーには弾数的に物足りませんが、
マルイの旧世代M4マガジンも使用可能ですので、
多弾数マガジンやドラムマガジンを取り付けて撃ちまくることも可能です。



VFCのKAC PDWの面白い機能が1つ。
チャージングハンドル(略してチャーハン)を引くと
チャンバーを覆うカバーが後退したままの状態で固定されます。
んで、ホップを調整した後はフレーム左側のボルト閉鎖ノブを押せば良し。



マルイのSR16と似たようなリアサイトが付いているんで、
サバゲーで使うにあたって光学照準器は必要ないのかもしれませんが、
レールマウントが付いているエアガンに光学サイトが無いのはなんか間抜けです。
ていうかさ、M4とか買う人って光学照準器乗せるの前提だよね?
ドットサイト買うカネがないのにM4欲しいとか抜かしているやつって池沼でしょ?

個人の好みでスコープなり、ホロサイトなり、COMPM2なり
好きなものを載せればいいんでしょうが
コンパクトさを活かすにはAIMPOINT T1タイプが個人的好み。

ただコイツ、電池がコンビニでも売っている一般的なCR2032じゃなくて、
家電屋さんやホムセンにしか売っていなくて値段が高いCR1620なのが悩みどころ。



実銃はボルトシステムが前にあるので、ストックチューブがありません。
だからLR300みたいに折りたたみ式ストックになった模様。
ストックが折りたためるので持ち運び時のサイズが短くなるのが利点。
但し、ストックのサイズを調整できないのが難点。

ストックの折りたたみは付け根のボタンを押し込んでスイングします。
ストックにストッパーがあるので引き伸ばす時はそのまま引っ張ればおk。

尚、フレームとヒンジ部分が一体化したデザインのため、
ストックの交換は多分不可能。



ストックを折りたたむと結構コンパクトになりますが、
実はAK74より若干マシな程度だという事実。
少なくともAKS74Uよりはコンパクトではありません。

メカボックスはマルイのヴァージョン2なので
性能的には中身をどれだけ調整したかによるでしょう。
バレルはM4よりも5cm程短いですが、精度的には大差ない感じです。
まあ電動ガンの性能なんてARESのハニーバジャーみたいな
電子制御とか付いていない限りどれもそう大差ありませんからね。


じゃあ使いやすいかと言われると基本が旧世代M4なので使い易いです。
昔からM4に慣れ親しんでいる人なら違和感なく扱えるでしょう。

但し、構成自体は旧世代M4に準じてはいますが、
フロント周りやストックは専用なのでカスタムの幅は少ないです。
ま、コイツ自体がカスタムされた完成形なので、
外装を弄る要素が少ないのは致し方ないところでしょう。

販売当時は鳴り物入りで現れたKAC PDWでしたが、
カスタムの幅の無さと独特な構成が受け入れられなかったのか、
後発の誰得M4カスタムに押されて存在感が薄くなってしまったみたいです。


バッテリー外装式というシステムが嫌われた要因なのかもしれませんが、
無理やりストックチューブにバッテリーを押し込むよりは
スマートなバッテリー交換が可能なのでそこら辺どうなんでしょ?
やっぱストックが調整できないのがイカンかったのかなぁ?

フィールドでもあまり見かけないところを見ると、
フォールディングストックのM4系というシロモノは
ユーザーとしてはあまり嬉しいものではないのかもしれません。

我輩的にはKAC PDWの形状(特にストック)は好きですし、
VFC製品ということで全体的なリアリティが高く、質感も整形も良く、
コレクションとしても価値があるという麺では評価したい逸品だと思うのですが、

現在我輩が欲しているのはもっとコンパクトなPDWなので、
M4より少々短い程度の武器には興味が無いのでございます。

でもヤフオクに出してみたら35000円ぐらいという
購入価格よりは多少安いぐらいのお値段で取引されちゃったんで、
やはり外装の出来がよろしいVFC製品は流石だなと思った次第です。  
タグ :大人の玩具

Posted by 砥部良軍曹 at 21:30Comments(0)エアソフトガン

2017年10月04日

機関銃にはロマンがあるけど年寄りにはキツイw

先日、同志スカルガンナー氏が要らないエアガンを
ヤフオクに出したいと言って我輩の元に色々持ってきやがりました。
その中に凄く・・・大きいですなやつが居ましてねぇ・・・



ソレはある意味同志のシンボル的アイテムであり、
同志の口癖と言えば「汚物は消毒だ!」というイメージを築き上げた武器、
“トリガーハッピー製M240 GPMG”。
通称“汚物消毒銃器”と呼ばれて周囲をドン引きさせていたブツです。

因みにM240とはベルギーのFN MAGという機関銃を
米軍がM60の代替、後継として採用したモノで、
口径はM60と同じく7.62mm×51。


日本ではM60やMINIMIと比べるとマイナーな銃器扱いみたいですが、
ベルギーやアメリカ以外にもイギリス、スウェーデン、オーストラリア、台湾、
その他80カ国ぐらいで採用されているというメジャーな機関銃なんです。


同志がコイツを仕入れたのは今から10年ぐらい前ですかねぇ?
吉六会の3大悪意の2人、同志イラ魔王殿か電マ野郎様のどっちかが、
「そうだいいこと思いついた、吉六会の入会条件に、
『機関銃所有』という事項を付けようぜ(ゲス顔)!」
という
誰得なのか全く理解出来ねぇ発言をしやがったんですよ。

当時A&K製MINIMIが30000円ぐらいで出回りだした頃で、
同志一同、仲良くMINIMIを仕入れてニヤニヤしていたんですがね、
人と同じ鉄砲を持ちたくない捻くれ者のスカルガンナー氏は何を血迷ったのか、
このそびえ立つク●みたいなマシンガンを仕入れやがったんですね。
因みに購入価格は200000円ぐらいと言っていたよーな?



んで、MSCの方々と高原で合同サバゲーの時に、
同志一同で機関銃持ってきてドヤ顔で並べてみたんですねぇ。
しかし、現時点で同志の中にこれらの機関銃を未だ所有しているのは、
何人ぐらい存在するのやら全く。



トリガーハッピー製のM240は完成品としてではなく、
マルイのM14のメカボを組み込む外装キットとして販売されていました。


イノカツ、VFCと言った当時の真っ当な海外トイガンメーカーは
メカボックスの特許絡みでマルイの逆鱗に触れないようにするためか、
外装だけを販売しているというのがスタンダードでしたね。
LCTなんかは今でも外装キットだけ販売していますよね。

スカルガンナー氏が仕入れたのはショップがメカボックスや
インナーバレルを組み込んで完成品として販売していたものだそうです。
なのでインナーバレルの長さやメカボックスのパワーはM14のノーマルと大差ない模様。

尚、随分デカくて迫力のある外観を持つトリガーハッピーのM240ですが、
重量的にはMINIMIと同程度か、下手したら軽いかもしれない。

MINIMIやPKMと違って、アルミ削り出しで作られているんですねコレ。



だから細かい部分の造形がシャープなのが特徴。
安物中華製のもっさり感はどこにもありません。
フラッシュハイダーやフロントサイトもシャキッとした印象です。
フロントサイトは別パーツで調整可能。

フラッシュハイダーはフロントサイトポストにねじ込まれる形状で
ハイダー部分に雄ねじが付いています。
正ネジですが14mm系よりもデカい為、社外品ハイダーは付けられません。



ヒートガードもシボが入った上質感溢れる仕上げ。
サビが年月を感じさせますが、ソレもまた味わい深い。
左右に組み込まれたレールシステムも歪みねぇ出来栄え。

M240の元となったFN MAGはレールが付いていませんが、
このレール自体は後付のようなものなので外して運用することも可能です。



マシンガンらしさを強調するバイポッドは鉄製。
展開は根元のストッパーを開放して、バイポッドを摘んでスイングします。
ただ、このストッパーがアホかって言う程固くてガッチガチ。

尚、バイポッドを外すと少し軽くなるという利点がありますが、
置く場所が限定されてしまうという難点があります。



重量の大半を占めるであろうボディもアルミ製。
給弾口はこちら側になります。

グリップは後ろのピン1本のみで固定されています。
少々ぐらつき感はありますが、外れそうな程ではありません。

セイフティはグリップ上部の出っ張りを押し込むだけ。
トリガーをロックする機構なので動作は確実です。
勿論、作動はフルオートオンリー。



反対側はベルトリンクの排莢口があります。
実銃では薬莢は下部から排莢される模様。

キャリングハンドルは可動式ですが、銃にガッチリと固定されます。
このまま持ち運んでもびくともしません。
射撃時はロックを開放して横にずらします。

コッキングレバーはフルストロークで稼働しますが、
動きが軽いのが少し興ざめかな?
こちら側にセイフティが出っ張ると安全状態。
トリガー機構はスイッチ直押し。



リアサイトの作り込みも気合が入っていますし、調整も可能。
リアサイトを立てて長射程用にすることも出来ますが、そこまで弾飛ばねぇです。



ストックは樹脂製でシボ加工も綺麗。
このご時世調整出来ないストックなんてとお思いの方も居られるでしょうが、
ストックの調整なんてこまけぇ事を気にする人に機関銃は扱えません。

まあそれ以前に、M240の元となったFN MAG自体は1950年代のマシンガンですし、
ストックも元々は木製なんですよねぇ。



ストック根元のストッパーを開放してスライドさせるとストックが外れます。
バネがしっかりと利いているので不意に脱落することはありません。



くびれのあるストックなのでニッ水のラージバッテリーは搭載できませんが、
3000mAの大型リポバッテリーは搭載可能です。
ミニバッテリーも使えますが、装弾数が多いから大容量が便利。

ストックを外さなくてもバッテリー交換は可能ですが、
そうなるとネジ止めされているストックのバットプレートを
ドライバーで緩めなければいけないのでどう考えてもストック外すほうが楽。



実銃同様にバレルを外すには写真で親指で押している部分を押さえ、
キャリングハンドルのロック部分を開放して上にして揺すれば外れます。

バレルが外れるタイプの機関銃は弾づまりした時に
トラブルシューティングし易いのがいいですね。



アウターバレルを引っこ抜くとチャンバー丸出し。
チャンバーはGOLDEN EAGLEやS&TのM240と同じ模様。
ま、後発製品はトリガーハッピーのコピーでしょうから当然か?
でも恐らく、作りに関してはコッチの方が断然上でしょう。



M240は本来ベルトリンク給弾のマシンガンなので、
弾倉、マガジンというものは存在しないのでありますが、
流石にマガジンがないとサバゲーでは使えないのが現実。
なのでベルトリンクを突っ込むポーチがマガジンとして付属しております。

取り付け方はまずフィードカバーを開けるところから始まります。
写真で示している部分にマガジンのステイを引っ掛けます。



マガジンを本体に引っ掛けると必然的に給弾部分がチャンバーの口と合います。
そしたらマガジンから飛び出しているコネクタをフィードカバー内部にあるコネクタと接続。
そうすることで本体バッテリーから電源を供給しながら、
マガジンが作動して本体に弾が給弾されるという仕組みです。

ポーチの中身は厚紙という値段的にあり得ない作りのマガジンは
装弾数4000発ぐらいぶち込めます。
尚、使っているうちにこの厚紙が多少変形して少し残念な事態になる模様。
但し、給弾不良は殆ど起こったことはないらしい。

一番の問題はマガジンが左側にはみ出すような形状なので、
構えるのも持ち運ぶのも難があるのですねぇ。


同志はレイル部分にフォアグリップを取り付けて、
ザクマシンガンみたいな構え方で弾をばらまいていましたが、
普通に構えて狙いながら撃つとしたら排莢口部分を握る事になります。
実銃だとありえない撃ち方なんですが、多少は仕方ないね。



組み立てると全長125cmあるデカブツなので、
フィールドに持ち出すのも一苦労なのが最大の難点。
同志はホムセンで購入したRV BOXに分解して持ってきておりました。
コイツが丸ごと収まるガンケースなんてそうそうありませんからね。



M240ぐらいデカいマシンガンともなると所有欲も優越感も満たせるでしょう。
しかしコイツをサバゲーで使うとなるとクソ長くて使える場所が限定されるし、
マガジンの位置がよろしくないので狙い撃ちするのも一苦労。

バイポッドを展開してプローンで構えて撃つならいいんでしょうが、
狙われたら一巻の終わりですし、どーせなら立射で撃ちまくりたい。
マシンガンと言えば王道を往くランボー撃ちでしょう?

宮崎では以前は「ノーマル電動ガンは300発制限、機関銃は無制限」
と言ったルールを適応しているフィールドがあったんで、
そういう場所では火力的にマシンガン有利だったんですが、
最近流行りの有料フィールドは初心者向けに弾数無制限の場所が多いので、
そうなるとクソ重くて長いマシンガンのアドヴァンテェジゼロ。


そして何よりも、我輩みたいな貧乏人には、
大量の弾を詰め込める武器があっても弾を買うカネがない。
「たまに撃つ、弾がないのが玉に瑕」
宮崎に戻ってから我輩、MINIMI1回もゲームに持ち出していませんw

スカルガンナー氏がM240を手放すと言ってウチに持ってきた時、
「値段次第で我輩が買っちゃおうかな?」なーんて邪な考えも浮かんだんですが、
これだけデカい武器を使おうとする威勢も無くなりつつある歳頃なんですよ。

でも確かにね、こういう武器を持ってフィールドに出るとね、
注目度も結構なもんですしドヤ顔になっちゃうんですよ。

「マシンガンは漢(おとこ)のロマン(断言)!」異論は認めん。
だからこういう武器を否定するつもりはないですし、
欲しいプレイヤーが居るというのであれば止めはしませんが、
精神的&肉体的な余裕と弾を買う金銭的余裕がなければオススメはしませんね。  

Posted by 砥部良軍曹 at 14:32Comments(0)エアソフトガン

2017年05月04日

ヒマだったのでSVDを短くしてみた

せっかくゴォルデンウィィク連休に突入したと言うのに、天気は雨。
とうとう天は我を見放しやがった模様。
冷蔵庫には燻製にするための食材が待機しているというのに・・・
仕方がないので予てより検討していた武器の改造をすることにします。

我輩がロシア軍装備でサバゲーする際、
電動ガン禁止戦で多用しているのがA&KのエアコキSVD。
箱出しではスチャラカなシロモノですが手を加えれば
VSR並みとまではいかなくても充分に使える頼もしいやつです。

念願のSVD専用のチェストリグも手に入れたので、
コレを期にそろそろ改修をしてもいいんじゃないかと思いました。
ところで、過去の記事を確認していたら2年ほど前のゴォルデンウィィクも、
我輩は何処にも逝くことが出来ずにドラグノフ弄っていたんですねぇw



さて、上がオリジナルサイズのCYMA 電動ドラグノフ。
下のやつが完成したA&K ドラグノフ砥部良カスタム。
バレルを15cmぐらいぶった切ってショートバレルにして
扱いやすいサイズにカスタムと言いたいところですが、
改めて見てみるとノーマルM14とM14SOCOMぐらいの違いしかねぇなこりゃ。

ところで“チューニング”と“カスタム”の違いって何なんでしょうかね?
ざっくり辞書的に言っちゃうとチューニングは“調整”、カスタムは“改造”なんでしょうが、
言葉というものは額面通りに意味を有しているかというとそうでもないもんなんです。

中身の改修がチューニング、外装の改修がカスタムかというとそうでもないし、
パワーを上げる、パワーに追従する改修はチューニングなのか、カスタムなのかとか、
万人が使える改修がチューニングで、限られた人間だけが使えるのがカスタムか、
ソフトの改修がチューニングでハードの改修がカスタムなのか、議論は尽きません。



我輩的には恩紗ちゃんのこの言葉がチューニングとカスタムの違いを
端的かつ適切に表していると思いますね(異論は認めん)。

ま、作った本人が満足する出来栄えなら違いがどーとか関係ないっちゃないんです。
だがしかし、使って直ぐ不具合発生、ぶっ壊れるよーな改修は、
カスタムでもチューニングでもねぇって思うところはあります。



デビューから10年ぐらい経っている上にあまり所有者が少なさそうな
A&K SVDの分解方法を説明しても需要がなさそうなんでババっと分解します。
エアコキであることを考慮してもコイツの分解は非常に楽。
Lレンチのセットがあれば15分ぐらいでバラバラにすることが可能です。



まずはバレルを短くする改修。
アウターバレルをガスチューブから3,4cm残してぶった切り、
フロントサイトとフラッシュハイダーが取り付けられるように
ヤスリで外形を一回り削ってしまいます。

加工のキモはオリジナルのようにフロントサイトが歪まないように
アウターバレルの下を平べったく加工するところ。
そしてガタを少なくするために均等に丸く、ギリギリのサイズで削り込むこと、
少しづつ現物合わせながら削るのでかなり神経を使いますし、時間もかかりました。

そしてアウターが短くなったので、インナーバレルは450mmのものと交換。
(オリジナルは590mm、PSG-1のインナーと同等)



バレルの次はハンドルの掴む部分の延長を実施します。
コッキングレバーに3.5mmのドリルで穴を開けてM4サイズのネジ山を切り、
ソコにホームセンターで購入したL字の金具を取り付けてみました。

オリジナルだと遠くて掴みにくいコッキングレバーが
10cm程手前に来るので素早い次弾装填が可能になります。
見た目的には「う~ん?」な感じですが使いやすいから仕方ないね。



ココからは以前から手を付けている箇所の紹介。
A&Kのエアガン全般に言える難点がチャンバーの形状。
A&K SVDはチャンバーパッキンがマルイ電動ガンのものと同等なのが救いなのですが
押しゴムが独特で、調整はイモネジの締め具合でというのが悩みどころ。

オリジナルのブツは透明のゴムチューブなのですが、
コイツが耐久性の無さと安定性の無さで悪評高い逸品。
耐久性と安定したホップ性能を求めるために
マルイ電動ガンのピストンOリングをぶった切ってぶち込みます。

ホップの調整がイモネジなのでビシっと決まる弾道を叩き出すのは困難ですが、
ココを入れ替えるだけでも大分マシな飛び方になるので侮れません。



次はインナーバレルの歪み止め改修。
このチャンバー、バレルの歪み止めの出っ張りがチャンバーと合っていないんです。
だから指で指している部分の切り溝を削ってキレイにハマるようにします。



トリガーアッセンブリーはトリガープルの調整をする余地もないようですし、
ノーマル状態でもそんなに切れが悪いというものでもないので、
シアが削れてコッキング出来なくなるまでは特に弄る部分はないでしょう。

ただ、トリガー自体にガタというか遊びがあるので、
トリガーガードを固定しているネジを3mm程長いものに交換します。
コレでトリガーの遊びが少しだけ軽減されます。
あまり長いネジを突っ込むとトリガーが引けなくなるので注意。

余談ですがA&K SVDはマガジンキャッチのテンションが緩く、
マガジンがブッシュとかに引っかかっただけで脱落するので、
マガジンキャッチのスプリングをマルイAK47のものと交換しました。



精度を求められるスナイパーライフル(厳密に言うとドラグノフは狙撃銃ではなく、
射撃の腕が良い兵士に持たせる遠距離攻撃用の武器なのだが)は
こまめにチャンバーパッキンやホップパッキンの状態を確認しとくべきでしょう。
幸いにもA&K SVDはバレル&チャンバーのアッセンブリーの分解が容易です。

バレル交換、チャンバーパッキン交換が完了したところで組み立て開始。
勿論、イモネジはオリジナルからホムセンのものへと交換。



バレルの組み立てが終わったら機関部の組み立て。
デッキカバーリリーズレバーを写真の位置に合わせ、
チャージングハンドルブロック&シリンダーをフレーム後端から差し込み、
スライドさせればすんなり収まります。



トリガーアッセンブリーをフレームに取り付ける際、
セレクターレバーは写真の位置、上に上げましょう。
じゃないとセレクターの裏側が干渉してハマりません。

トリガーアッセンブリーをフレームに差し込み、
セレクターレバーを戻しながら内側の噛合せを合わせて
前方の固定ピンを差し込めばおk。



次にピストンをシリンダーに突っ込み、
メインスプリング、スプリングガイドアッセンブリーを取り付けます。
電動ガンやボルトアクションと違ってデッキカバーを開けるだけで
スプリングの交換が容易なのもA&K SVDの利点。

スプリングは電動ガン用の不等ピッチで長めのものが相性がよろしい感じ。
KMの0.98Jスプリングを組み込むと適正ホップで初速88m/sぐらいになりました。
中華電動ガンの太くて短いスプリングを入れると95m/sぐらいの初速を
すんなりと叩き出せはしますがコッキングがスムーズじゃなくなるのが難点。



デッキカバーの取り外し付けする時の
デッキカバーリリーズレバーの位置はココ。



後はアウターバレルアッセンブリーをフレームに取り付けて・・・



ハンドガードを取り付けてハンドガード前方を固定する
部品の根本のイモネジを締めれば完成!



全長が短くなったのとは言っても1mぐらいは余裕であるので、
明らかに取り回しが良くなった感は薄いのですが
ネットで探してみてもインナーバレルを短くする人は居ても
ショートバレル化したドラグノフ作った人はソコまで存在しないようなので
我輩オリジナルカスタムとしての存在感はアリアリだという事にしときましょう。


ただ、コイツの名称を短いSVDという事で“SVDS”としようと思ったのですが、
SVDSは実銃に折りたたみストックのハイダーが小さいやつが存在しているので、
我輩の個体は果たして何という名前で呼べばいいのか、目下の悩みどころ。
騎兵銃でもないのに“SVDカービン”と呼ぶのも何か可笑しいですしね。

追記:ピーマン職人殿の案により、コイツの名称はSVD EBRにしました。

あとね、A&KのSVDのを運用するにあたって一番の悩みどころは
予備マガジンがなかなか手に入らないんですよ。
折角マガジンポーチを手に入れたのに、マガジンがないんじゃあどーしようもねぇ。
因みに我輩のエアコキSVDは販売してすぐに仕入れたので、
マガジンが多弾数のプラスチックなんだよコレが。  

Posted by 砥部良軍曹 at 10:47Comments(2)エアソフトガン

2016年12月18日

ロシア軍装備用ハンドガン?

ボーナスで嫁がありえねぇぐらいの小遣いをくれたので、
調子に乗ってハンドガンを購入してしまいました。
いや本当は長モノ買いたかったんですが、64式買うには予算が足りなかった。
(このやうに記載すると、小遣いの金額が察しのいい同志なら解るはず)

以前からロシア軍装備に合わせるハンドガンが必要であると考え、
旧ソビエト時代の忘れ形見、マカロフPMを検討していたのですが、

KSCのマカロフは2次ロット以降性能は良くなったという話は聞くものの、
装弾数が10発程度と戦闘には明らかに向いておらず、しかも高額。


理想は現行ロシア軍の制式採用銃であるMP-443ヤリギンなのですが、
マニアックなシロモノが故にトイガンとしてモデルアップされておりません。
となると、ソレに似たイメージのハンドガンで我慢するしか無いのが現実。

え?漢(おとこ)ならソコはマカロフでハンドガン戦参加するとこだろって?
いやね、KSC製品は予備マガジンの入手が結構困難なのよ。
そして予備マガジンだけではなく、近代的なナイロンのホルスターや、
マガジンポーチとかもブツが無いからサバゲーには使いにくい。

ってコイツ、一体何の話をしているんだとお思いの貴方、
そうなんですよ、実はココ、サバゲーのブログだったんですよ。
そして今、我輩がしているのはサバゲーの武器のお話。



てなわけで、近代的コンバットハンドガンの中から、
「ロシア軍がMP-443納入までの間、拳銃の数を揃える為、
海外から取り寄せて仮採用している」という脳内設定
で仕入れたのが
台湾メーカーのKJワークス製、CZ-P09 DUTY
チェコ共和国の拳銃です。

KJワークスは他にもマルシン製スタームルガーMK-1のコピー?や、
タニオコバのスタームルガー10/22のカスタムモデルHAWK EYEや、
M4カービンのガスブロ等を販売しているメーカーで、
他の海外メーカー製エアソフトガンとの最大の違いは
機関部が日本仕様になっており、フロン134対応になっております。

(注:海外製ガスガンは基本、ハイパワーな高圧ガス対応)

気になるお値段は定価14800円と、マルイハンドガンと大差ない感じ。
ガンショップの通販で仕入れても良かったんですが、
(通販で買えば税抜き12800円程度で購入可能)
開店当初から本体はあまり買わずにマルイ純正パーツを仕入れてもらったり、
なかなか入手困難なマルシンのパーツを仕入れてもらったりと、
色々迷惑をかけていたりお世話になっていた宮崎のガンショップ“JOKER”にて
過去の罪滅ぼしの意味を込めて購入してきました。


箱の中には本体、マガジン、説明書、試射用の弾、分解図、製品カタログ、
そして気温が低い状態でも確実に作動させるための
ソフトハンマースプリングが付属しており(デフォルトではハードスプリング)、
このスプリングを交換するための手順書も付属しております。
でもね、銃口通しのスペースが有るのにソレは付属してないんだなコレが。



CZ-P09という拳銃はかつて世界的に有名であった?名銃、
CZ-75の近代改修型なので
基本構造はCZ-75と全く同じ。
トリガーやマガジンキャッチ、セイフティ、スライドストップの位置もCZ-75と全く一緒。

とは言ってもシルエットラインは全体的に角ばっていて、別物。
学生時代細身で美人だった、そしてオカズにしていたクラスのあの子が、
久しぶりの同窓会で遭遇したら随分代わったなぁな感じです。

西側諸国の各拳銃メーカーが20世紀後半に
拳銃のフレームの樹脂化を進めていたっつー事で、
CZもソレに習ってフレームをプラスチックにしてしまった挙句がコイツ。
だからKJ製CZ-P09もフレームは樹脂、何やら強化ナイロンファイバー製らしいです。
そしてスライドも日本仕様という事で樹脂製、同じ強化ナイロ(以下略)。

でもトリガー、ハンマー、スライドストップ、セイフティレバー、マガジンキャッチは金属製。
フロントサイトはフレームと一体の樹脂ですが、リアサイトは金属製。

余談ですが日本の代理店を通さずにヤフオクで出回っている製品の中には
スライドが金属製の海外バージョンのブツがあるみたいです。


金属スライドはあの重みと冷たさ、そして作動音がたまらんとですが、
ガス圧が下がると作動が極端に悪くなるから正直、
法的に如何なものかと問われる以前にゲーム向きじゃない。

でもね、このKJワークス製CZ-P09、スライドが樹脂のくせに結構な重量感。
マルイSIG P226が795gぐらいなのに対し、
コイツはカタログスペックでは910gあるらしいです。
スライドもフレームも樹脂のコイツの何処にオモリが詰め込まれているのやら?



反対側はアンビのセイフティレバーが付いている程度の外観。
残念ながらエキストラクターはスライド一体のモールドですが、
お値段的にもそんなに高いもんじゃないんで期待はするな。

とはいえ、全体的に表面仕上げは程よいザラザラ感があり、
マルイのハンドガンと比べるとよく出来ていると思います。

ところでこの拳銃のスライド前方部分を見て、どう思いますか?
そう、このスライド、先っちょめっちゃ握り難いていうか、掴めねぇ。
スライド先端が変に三角になっちまっているんですよコレ。

まあ拳銃の正しい使用動作の中に「装填する際はスライド後部を握れ」という
事項があるんで敢えてこういう形状にしているのかな(適当)?

まあ何にせよ、CZ-75から引き継いでいる、
フレームがスライドを包み込むという独特の形状は
スライド部分が狭くなるので掴み難いったらありゃしねぇ。



試しに似たサイズの手持ちのハンドガン、マルイのSIG P226と比べてみると、
何ということでしょう!スライドの高さが倍ぐらい違うやんけ!

でもね、全体的なフォルム、サイズ的にはCZ-P09の方が、
テールがある分フレームが少し長い程度で、全く大差なし。
CZの方が細身に見えるけど、面白いぐらいサイズ感が一緒という不思議。
せいぜい、グリップパネルがあるSIG P226の方がグリップ太めという程度。



さて、その掴み難いスライドを掴んで引くと、
フレームが銃身先端まで伸びているデザインが故に微妙ちゃあ微妙ですねぇ。
ただ、アウターバレルが金属製なのでスライド引くといい音がします。

スライドを動かした感触は多少重みを感じはしますが、意外と素直。
トリガープルの感触はダブルで結構な抵抗を感じた後、ガクッと落ちる感触。
シングルではストローク自体は短いものの、
引ききるまでに少々の引っ掛かりがあるのが気になります。
お世辞にも滑らかであるとは言い難いものではあります。



インナーバレルは先っちょから6~7mm程度奥なので、丸見えで少々残念。
そしてやはり、好みが分かれそうなスライド先端の形状。
どー考えてもこの意匠は、グロックとかUSPとデザインに差をつける以外の何モノでもねぇ。

フレーム先端のレイルは彫りが深く、
G&PのM3ライトも素直に装着出来てガタも少ないです。



スライド先端が独特なのに対し、トリガーガードの形状がグロックに酷似。
でもコレはこれで悪くない気がする。
トリガーの感触は褒められるものではないですが。
トリガーを指にかけた時の感触は収まりがよくて気持ちが良いです。

セイフティレバーとスライドストップレバーの位置はCZ-75を継承。
セイフティ操作は非常にやりやすいと思うんですが、
(但し、セイフティはシングルアクション時しか掛けられない)
スライドストップの開放は右手親指では握り変えないと無理です。
そこんところの操作性はやっぱ、SIG P226がいいですね。



しかしグリップはダブルカーラムのグリップの中では握りやすい部類。
結構細身(しかも肉薄)で、グリップ前方、後方のセレーションがいい感じにホールド。
側面のシボ加工もグリッピングに貢献しているようですが、見た目がキモい。

グリップ後方のバックストラップは交換可能な形状ではありますが、
マルゼンワルサーP99みたいに別サイズのストラップの付属はないし、
別売り販売も今のところナシ(或いは今後もナシ?)。



日本仕様である事が非常にありがたいのはマガジン。
海外仕様のものだと日本で使用可能なフロン134、152ガスが注入出来ねぇのです。
しかしコイツは注入バルブが変更されているのでその心配は無用。
でもガス、意外と入りにくい?季節のせいかな?
2秒ぐらいブチ込んだらすぐにブシュブシュガスが漏れやがります。

マガジンの装弾数は25発、他社製品の同サイズのハンドガンと大体同じ。
弾の装填はフォロアーを下げて下の溝から入れるか、
上からプチプチ詰める(但し、指結構痛い)か。

マルイP226やグロック17用マガジンとサイズも同じぐらいなので、
マガジンポーチに悩む心配は全くもって無用。
予備マガジンのお値段は定価3900円とマルイ製品と同じぐらい。
尚、今回は予算の都合で予備マガジンを買うには至らず。

余談ですがマガジンを仕入れる際は日本仕様のものを探しましょう。
間違って海外仕様を買ってしまうと注入バルブ交換の手間がかかります。



分解方法もCZ-75同様、スライドをフレームの写真赤丸部分、
合いマークに合わせてスライドストップを引き抜くという少しマンドクセ('A`)。

組み立てる時はスライドをフレームに噛ませ、後ろにスライドさせて、
フレーム内部左側の引っかかるレバーを下げながらスライドを下げ、
スライドストップを突っ込みながら合いマークを合わせればおk。



リコイルスプリングのところにワッシャーが1枚と
ゴムワッシャーが1枚入っているんですがこれは動作を調整するものなのか?
余談ですがリコイルスプリングは先端がダブルの方が前方。

アウターバレルからインナーバレルを取り外すには、
チャンバー部分にあるピンを叩き抜く必要があります。

後方の機関部を分解するにはリアサイトを取り外せば外せる模様。
今のところ、作動には問題ないようなので分解の必要はないみたいです。

スライドは樹脂製ですが、スライドストップがかかる部分に、
ピンが打ち込まれて摩耗防止策が施されている
ので
某社製品みたいにスライドストップのノッチが削れまくって
スライドストップがかかりにくくなる心配はなさそうです。



ホップ調整はこのネジをドライバーで弄くり回してキメますが、
(結構硬いので指先では回りません)
ホップのキマる部分がマルイ製品と比べると少しシビアな気がします。
マルイ製品ほどホップ調整は楽ではないようです。



ダブルアクションのCZ-P09ですがトリガーを引きながら
ハンマーダウンしようとするとスライドが動いて邪魔します。
よーするにハンマー起こしたら、マガジン突っ込んだ状態ではハンマー戻せません。

ハンマーダウン状態で携行したい場合は一旦マガジンを抜いてから
トリガーを引いてハンマーダウンさせるしか無いです。



射撃時の感覚はマルイ製ガスブローバックとそんなに大差なく、
気温14℃程度でも作動はなかなか順調です。
とはいえ、連射するとなるともう少し気温が高い方がよろしいか、
ハンマースプリングを交換した方がいいかもしれません。

命中精度は比較的よろしい方?5m程度ならマルイ製品と遜色なし。
多分マルイのものと比べて多少精密さに劣る程度かな?
それでも10m先の人間大のターゲットには確実に命中するので、
サバゲーでも使える頼もしい武器ではあると思います(小並感)。



コレがロシア軍制式採用拳銃、MP443ヤリギン。
どちらかと言うとベレッタM92FとワルサーP99を足したよーな醜悪なシロモノで、
正直、CZ-P09とは似ても似つかないデザインなのです。
今後、何処かの海外メーカーが間違って出す可能性もなさそうです。

だからP-09をロシアが仮採用しているという脳内設定も
相当に無理矢理感が否めないのではありますが、
チョット気風の違う、でもそれなりにゲームで使えるハンドガンとして、
CZ P-09という選択肢はあながち間違いでもないのかなとは思わなくはありません。


余談ですがかつて旧ソ連と同じ共産主義国であったチェコ(当時はチェコスロバキア)、
他の共産主義国家が旧ソ連のAKやマカロフに準じた小火器を使用していたのに対し、
チェコスロバキアだけはVZ-58突撃銃、VZ-61短機関銃、VZ-59機関銃、
そして拳銃はCZ-52と全く独自路線、独自開発の小火器を使用しており、
尚且つ旧ソ連がチェコスロバキアの武器を採用した試しもないことから、
まかり間違ってロシア軍がCZ-P09を使うという事自体ありえねぇんですよね。

正直な話、CZよりはグロック17の方がロシアが使っていそうではあります。
でもいいんだ、我輩はCZ-P09が欲しかったと言うだけで、
ロシアが使いそうな拳銃が欲しかったわけじゃないんだから(言い訳)。
細かいデザインに不満はありますが、トータル的には好きですコレ。

でもさ、やっぱ我輩は旧ソ連のサバゲーに使える拳銃欲しいんだよ。
KSCとっととスチェッキンAPS出してくれよ、あくしろよ。
  

Posted by 砥部良軍曹 at 23:41Comments(2)エアソフトガン