2025年04月26日

遂に我が家でもタラの芽食い放題が実現?

長年付き添ったリビドー号ことMPVに代わって我が家にやって来たアガペー号ことフリード。
1ヶ月乗り回しましたがやはり燃費以外はMPVの方がいいと嘆く毎日です。
とは言っても我が家のフリードハイブリッドの燃費はリッター14km程度、MPVの倍。
ハイブリッドって「アレ?前回給油したの何時だっけ?」と
言っちゃうぐらいガソリン減らなくてすっげえか燃費がいいイメージでしたが、
ウチのアガペー号は普通に走ってたらバンバンガソリン減ってるんすよね?
スピード出ないのに燃費はさほど良く無いと言うのはなんかムカつきます。

ただ、アガペー号にもリビドー号を凌駕する素晴らしいところがありました。
息子のママチャリ、そのままスッポリ載っちゃうんですねコレ。
この積載能力は息子が高校卒業するまでは重宝しそうです。



さて、もう宮崎では季節が過ぎましたが、4月の我が家はタラの芽フィーバー。
以前も言った気がしますが我輩はタラの芽が大好物なんです。
庭にも1本生えてますが、裏山に入るとしれっとニョキニョキ生えているんで
無心で採っていたら4人家族には充分な量が集まって「何だこれは、たまげたなあ」。
父上が生きていたなら「裏山鹿!」と博多弁で唸ってくれたでしょう、裏山だけにw



普通タラの芽を採取するのは芽の部分だけ切り取るんでしょうが、
ワイルドな我輩は分厚い手袋で掴んでノコギリで枝ごとぶった切ります。
時々棘が手袋を貫通してダメージを与えてきますが、痛みをグッと堪えるのが漢の修行。

こうする事でタラノキは2番芽ならぬ2番枝が生えて来るので来年2度美味しいのです。
なお、ぶった切った後から生えて来た芽を採ると枯れてしまうのでソレは厳禁。



ぶった切った枝からコレだけのタラの芽が採れました。
実はこれ以上に収穫したので1/4は嫁の実家に置いてきました。
コレだけでも充分に晩御飯でお腹いっぱいタラの芽が食えます。

青森に住んでいた頃はサバゲーしていた森で結構タラの芽が採れたり、
十和田や七戸の道の駅で安くて大量にタラの芽が売っていたんで、
腹の中がパンパンだぜって言うぐらいタラの芽が食えて幸せだったんですが、
宮崎に戻ってからはタラの芽とご無沙汰で寂しい思いをしていました。

しかし、家を建ててから自宅の裏山でタラの芽エルドラド発見してからは、
そのタラノキを大事に確保して育てて遂に我が家での自給自足に成功したのです?



なお、嫁の実家の湿地帯には野生のセリが生えていたので、
コイツも我が家で育てて錬金術してやろうと目論んでいます。



セリも馬鹿みたいに採れたのでコイツはセリ鍋にします。
東北人には理解不能でしょうがセリって九州では売ってないんすよ。
多分半分くらいの九州人はセリが食える山菜って知らない可能性が微レ存。

ミツカンのアゴダシ鍋のスープで豚バラ肉、キノコやゴボウを煮て仕上げにセリをブチ込んで完成。
セリ独特の香味がガンギマリで、コイツは間違いなく質の良い合法ハーブ。

我輩は久しぶりに大量に香りの強いセリを接種出来て幸せな気分に浸りましたが、
我輩以外は誰も「コレ、食えるの?食って大丈夫なの?」と半信半疑。
鍋にブチ込んだイベリコ豚肉しか食わないという体たらく。
ま、野生のセリはユニバースに売っていたセリと違って結構野草なんでまあしょうがないね。



タラの芽はそうですねぇ・・・やっぱり僕は王道を征く・・・天ぷらですか
タラの芽とは言ってもまぁ多少はね、芽というよりは育ちが良い葉っぱみたいなのが多かったんで、
葉っぱを3〜4束に纏めて揚げていい感じに仕上げたら、此方は家族に結構好評でした。

余談ですがタラの芽は大分名物とり天と共に食すのがいいですね。



タラの芽が大量に採れスギィ!で余ったので、ペペロンチーノの具にします。
ニンニクオイルを作り、パスタの湯で軽く茹でたタラの芽に絡めたものをスパゲッティに混ぜます。



何か草を混ぜたスパゲッティみたいな雰囲気ですが、
一般的にタラの芽は興味ない人から見たら多分雑草ですw
タラの芽の風味はニンニクに負けず、王者の風格を保ったまま強烈です。
こんな勿体ないタラの芽の食い方が出来る我が人生、最高じゃないか!



さて、ぶった切ってきた枝の部分、コイツをよく見ると所々小さい芽があるので。
芽の部分から下を15〜20cm残してぶった切り、水に付けて育てたのがコイツです。

セリも宮城県民みたいに根っこを食いたいのを我慢して、水に付けて育てております。



ところでオレのタラの芽を見てくれ、コイツをどう思う?
山で育ったタラの芽に比べると小ぶりですが、食べるならこれぐらいのサイズが適度です。



時々殺傷能力の高そうな棘があるヤツが居ますが、揚げれば気にならないかと思いきや、
揚げる前に指に刺さって「何だこれは、たまげたなぁ!」



そしてやっぱりとり天、最近嫁が胸肉買って来るからこうなってしまうんだな。
タラの芽は2回目も充分にタラの芽で、間違いなく山菜の王者の風格でした。

こないだ枝ごとぶった切ったタラノキは次の芽がスクスクと育っているので、
来年も4月になればタラの芽をたっぷり楽しめるぞーとニヤニヤしております。

同時進行で一部の小さいタラノキを庭の菜園、通称ダイコン・ウェルに移植し、
数年後にはルーピンで売れるぐらい増殖するのが我輩の野望ですw  
Posted by 砥部良軍曹 at 23:44Comments(0)