3度の飯よりサバイバルゲーム

7月に入ったというのに随分涼しい青森県。
今日も霧が出てエアコンの風かと言わんばかりに涼しいです。
外の風が涼しすぎて窓を開けたくないぐらい。
宮崎に居た頃は今ぐらいの季節になるとエアコン全快だったんですがねぇ。

しかしその霧がさくらんぼの出来に影響を与えるとは・・・



今年も三沢に転勤して恒例となった名川のさくらんぼ狩りに出かけたんです。
しかも今回はさくらんぼ狩りの後、チェリリン村でキャンプというダブルイベント。
子供だけでなく我輩ももうウキウキワクワクです。
嫁もノリノリでキャンプ用の食材費を出してくれました。

ただ、今回我々24時間営業全国チェーンの皆さんはボーナス大幅カット。
恐ろしい事に去年より10万円ボーナスが少なかったんです。
10万円ですよ、10万円。もうね、気楽に「寿司でも食うか？」って言える状況じゃねぇ。
だから我輩、買い物した後に家族の言いましたね。
「キャンプの食材を買い過ぎたのでさくらんぼ狩りは無しにしようか？」
勿論、嫁＆子供から大ブーイングの嵐です。だからさくらんぼ狩りに行きましたよ。



そしたら今年はさくらんぼが不作という話じゃないですか。
何でも霧の影響でさくらんぼが色付いた後、
身が割れまくったりブヨブヨになったりして売り物にならないという話です。

さくらんぼ狩りに行く前に名川のチェリーセンターに
ピーマン職人と実家に送るさくらんぼを物色に出かけたら
いつもはどれにしようか悩むぐらい並んでいるさくらんぼが殆ど置いていないんです。
しかも置いているさくらんぼも身が割れているやつや、柔らかいやつばかり。
これじゃあ宮崎に送りつけても大半が腐ってしまいます。
だから今年はさくらんぼを送るのは止めにしました。

という訳でまことに申し訳ありませんが、
前回言ってたプレゼント企画は無しにします。
ていうか、贈る予定のブツが無いんじゃあ無理っす。



気を取り直してとりあえずさくらんぼ園に向かい、
大人1000円娘700円クソガキ300円支払ってさくらんぼ畑に入ると
一応さくらんぼはたわわにぶら下がってはいますが、どれもだらしねぇ感じです。
それでも気分だけ味わおうと赤い実をちぎって口の中に頬張ります。
身が割れている奴も見た目はともかく、味は美味しいです。



しかしさくらんぼ園に居た兄弟が我輩にフレンドリーに絡んでくれたので、
さくらんぼの質はともかく、楽しいさくらんぼ狩りになったのがせめてもの救いです。
でも最近こういうの多いな。我輩に絡んでくる子供。
なんでも田舎がこっちで久しぶりにばーちゃんのところに遊びに来たそうです。
いいなぁ、実家がさくらんぼ農家って。裏山鹿。

そこでその子供たちの親から“佐藤錦”と“南部錦”の違いを教えてもらいました。
丸いのが佐藤錦で尖っているのが南部錦だそうです。
9mmパラべラムと8mmナンブの違いと似たような感じですかね？



さくらんぼを腹一杯食した後はしょっぱい物が食べたくなったので、
今回のキャンプ地であるチェリリン村のキャンプ場の敷地内にある
“そばの里　けやぐ”でそばを食べることにしました。
しっかしいつも思うんですがこういう晒し者状態で
そばとかうどんとかケーキ作ったりする人ってどういう気分なんでしょ？
見られて興奮しているか、人目を気にしていないかのどっちかでしょうが。



高級そば屋さんのように洗練された代物じゃありませんが、
お値段もそこそこ手ごろで(写真のぶっかけそばで630円)味は本格派。
噛み締める度に口の中に広がるそば粉の風味がたまりません。
ただ、器がプラスチックなのはどーもいただけません。



さっき死ぬほどさくらんぼを食ったはずの娘も3/4のざるそばをたいらげました。
我輩もそうですが、麺類は別腹なんですね。
しっかしいつも人が少ないのに今年に限ってえらく人が多いのね。
過去数回この店に来ていますが、名前書いて待たされたのは初めてでした。

そして心と腹を完全に満たした後、今回のキャンプ地に向かったのですが、
その話はブログの更新数を稼ぐ為にまた後日報告いたします。