3度の飯よりサバイバルゲーム

先月の話題で恐縮なんですが寒立馬見に行った帰りに
どっか旨いもん食わせてくれる店ねぇかなと思って探したら
下北半島の端っこにそんな店が沢山ある筈がねぇわなやっぱりw
ま、こんなところにファミレスとかかっぱ寿司ある方が可怪しいんですがね。
だってこの辺って宮崎で言うならサンメッセ辺りみたいな感じですぜ。



唯一というか、我輩の食欲レーダーに引っかかった店が
尻屋崎に向かう県道6号前沿いにある“海峡食堂　善”と言う店。
ここなら我輩の期待に添える食い物を出してくれそうだと思い、入店。
て言うかココ以外選択肢がなかったというのもまた事実。



こじんまりとした店内に入り、4～5席程度の座敷に腰掛けて、
メニュウを見ると予想通りのメニュウが予想通りのお値段。
ウニ丼とかホタテ丼とか海鮮丼とか刺身定食とかね。
東通黒毛和牛というのが多少気になりますが、
餅は餅屋、海辺で食うなら魚介類が間違いないでしょう。



魚介類メニュウの他にもオーソドックスな生姜焼き定食とか、
トンカツ定食や日替わり定食なんかもあります。
魚介類しか出さねぇ観光客目当て？の海辺の店よりも、
こーいう地元住民も食いそうなメニューが有る店は我輩的に大体安牌です。



各席には双眼鏡が設置され、窓の景色を見られます。
しかもこの双眼鏡、100円玉入れなくても見られるんですw
天気が良くて空気が澄んでいれば北海道が見えるはずです。



客が多いせいか、それとも今魚を釣りに行ってるのか不明でしたが、
20分ぐらい待つとようやく食い物到着です。
嫁が注文した1500円の“漁師丼”は所謂海鮮丼。
イカにホタテ、タイやカンパチ、サーモンやイクラといった定番モノから
何故かアワビまで乗っかっている気前のいい丼！
ご飯ウェイトレシオ(御飯の量に対する具材の量の多さ)も結構高め。



コレなら我輩が注文した“海峡フライ定食”も期待出来そうだと思って
ワクワクしながら待っていたら何じゃこのフライの少なさは！！
刺し身なんて余計なもの付けなくていいからフライ増やせよフライ！！
もうね、「コレなんか間違ってませんか？」ッて店員さんに聞こうと思いましたよ！

因みにフライの内容はアジとホタテとイカとサーモン。
味的には最高だっただけに量が少ないのがかなり残念。
しかもそのフライ類、娘に半分近く食われるし。
でもまあ、刺し身と小鉢の鯖の南蛮とかあら汁が旨かったので良しとするかw



揚げ物の量に多少の不満を感じながら帰り際に入口周辺見ると何という事でしょう、
食いしん坊バンザイなあの人の写真とサインがあるではありませんか！

この辺一体にこの店以外の食い物屋さんはありませんが、
「ココでもいいか」って気持ちで入店しても損はしない店です。
むしろ寒立馬を見るのとセットでココに食いに行くのをｵﾇﾇﾒしたいところ。