3度の飯よりサバイバルゲーム

昨晩と今晩は三沢市の七夕祭りに逝って来ました。
メイン会場となる三沢基地ゲート前と我輩の通勤路である商店街は
我輩の帰宅時には既に祭りモード全快だったので
我輩もそのお祭り気分に誘われて家族共々ホイホイ出撃です。
商店街のところどころにぶらぶらしている七夕の飾り
（仙台の七夕にあるでかいひらひらした奴）が気分を盛り上げます。



しかし祭りとは言えど神社や伝統的祭りの類ではなく、
内容的にはえれこっちゃみやざきと似たような感じ。
メイン会場ではダンスとか楽器演奏していましたが、どうでもよし。
と言うことは祭りのメインはやはり食い物を提供する出店。
しかし出店ですいとんが売っていると何か戦後の闇市みたいですね。



こっちの祭りの出店でよく見かけるのがきゅうり。
きゅうりの漬物丸ごとを竹串や割り箸に刺した物が
１本１００円で売られているのに遭遇します。
確かにきゅうりは夏の風物詩ですが・・・きゅうり？



チョコバナナと共にきゅうりが刺さっている風景は
何処からどう見てもどうしようもなくシュールです。
因みに青森のチョコバナナは輪切りにしたバナナが
４～６切れぶっ刺さってチョコとトッピングがかかっています。
確かにこの方式だとバナナが食いやすい。青森県民流石。



基地正門前に逝くと米軍の兄貴達がベイクドケーキを売っています。
兄貴達が試食しろと迫るので「断るとケツを掘られるかも」と思いながら
食ってみたらやはり甘みこってりの落雁みたいなケーキです。
販売しているのは真っ黒なチョコケーキと普通の？イエローケーキ。
ちょっと待て、イエローケーキって名称何かやばくねぇか？
（多分このネタが理解出来るのは父上とスカルガンナー氏位だな）



で、ケーキ以外のブツはないのかと物色していたら
マフィンとスイカを売っている米軍兄貴がいたので、
１切れ１００円のスイカを購入して娘に食わせました。
形はジャパニーズスイカと微妙に違うブツでしたが、
味は日本のスイカと余り変わりない美味でした。
勿論我輩は英語を喋れないので日本語で応戦して
アメリカ人のでかい手のひらに汗ばんだ１００円玉を握らせてやりました。



で、結局この日お好み焼きやらとうもろこしやらタイ風焼きそばやら
ジントニックやら色々購入して食って飲んでみたのですが、
一番旨かったのがこれ、三沢名物？バラ焼きドッグ。
ばら肉と玉ねぎの焼肉をパンにはさんだだけなのに、シンプルに旨い！
嘘だと思うなら自宅で戸村のたれで焼肉炒めて試してみたまえ。



あ、でも近所のインド料理屋さんのカレーとナンのセットは
辛くないカレーだったけれど美味しかった。
タンドリー（インドの炭火オーブン）まで持参して
出店しているのが気合入りすぎですね。



で、本日夕方も懲りずに祭り会場に出撃。
晩飯に宮崎名物？肉巻きおにぎりを購入したらこれが結構再現度高し。
不満点はレタスが小さい事ぐらいでした。
ほかにも２件ほど肉巻きおにぎりを発見しました。
確かに祭りの出店で売るには適しているよな、肉巻き。



しかしその後購入した佐世保バーガーが糞不味な代物でがっかり。
店の裏で小さな声で「このバーガー肉が牛肉じゃねぇ！不味い！」
と独り言をつぶやいた後、ラーメンバーガーを購入したら
こちらの方が食いにくいけれど美味で嬉しい誤算。
他にも秋田地鶏の焼き鳥を購入したらこれもかなり不味くてがっかり。
我輩はどちらかと言うと筋肉よりも、
出店の食い物を見極める目を鍛える必要がありますな。



しかし娘は食い物よりもおもちゃの方が興味津々。
仕方がないのでくじ引きで風船がもらえる奴をやらせてみたら
とても無駄に邪魔な風船を手に入れる羽目になりました。
娘は「これはいい武器だ」と喜んでいましたが。



で、肝心の催し物は何があったのかわからないまま
出店の食い物だけを堪能＆がっかりして引き上げましたとさ。
いやあ、祭りって胃袋だけが楽しいなぁ。