2013年08月03日

究極にして至高のAKM

後輩のG2に同志一同から左遷祝いに頂いたAKS74を使わせて以来、
彼は夢にまでAKが出てくる勢いでカラシニコフを欲してした模様。
そこで我輩、最近ずっと気になっていたメーカー、
各所で大いに崇められているLCTのAKとはどぉいうシロモノであろうかとふと思い、
この機会にG2に買わせてみることにしました。

彼自身はAKよりもその派生版であるガリルARMが欲しかったみたいなんですが、
欲しい時、買える時にその品が何処にも置いていないのがエアガン界の常識なんですな。
そーいや我輩もM3グリースガン買える資金が集まった頃は
どこの店もグリースガン売り切れで仕方なくボッタクリ価格の
バ◎ンに注文した苦い思い出がありますからね。

究極にして至高のAKM

数多くあるLCTのAKのバリエーションの中からG2が選んだのはAKM。
ノンケの間では武器のお勉強をしていないアホゥなジャーナリスト達の影響か、
AKといえばAK47の事を指すと思われているようですが、
実際中東辺りや北アフリカの紛争とか内戦の映像に写っているのはこのAKM。
(ただ、本家ロシア製のヤツよりも他国生産モデルが多いみたいだが)
実銃の世界ではAK47よりも撃ちやすく、生産性に長けている事で知られています。

究極にして至高のAKM

LCTのAKを初めて触りましたが、この実銃っぽい質感ハンパないですね。
全体的に切削痕が残り、仕上げが荒い感じがたまりません。
木製ストックの質感はCYMAより少し色がいいぐらいな感じですが、
金属パーツが鉄で出来ているので質感はかなり高いです。
これならダイキャストみたいにパーツの腐食や破損に悩まされる心配もありません。

LCTのAKMのお値段は今回仕入れたNoobArmsで35000円ぐらいでしたが、
この質感、そして強度を考慮すれば安い買い物のような気がします。


究極にして至高のAKM

ハンドガードの木製ストックの色合い、形状も自然な感じ。
合板独特のしましま感も萌えポイント高しです。下に水抜き穴もあるし。
しかし我輩的に一番嬉しいポイントはハンドガードがカタカタしない事。
そしてフロントサイトも全くガタが感じられません。素敵。

ただね、上下のハンドガードを分解する時に回すラッチ、
これが物凄く固くてなかなか動かないの。ガタが無いにも程があるw

究極にして至高のAKM

フレームの美しい仕上がりは見ているだけで惚れ惚れします。
もうね、手元のCYMA製RPK74売り払ってコレに買い換えたいぐらい。
マガジンもマルイのと違って少し赤っぽい色です。染めてんのかなこれ。
チャージングハンドルが奥まで引けないのは少し残念ですが、
ここをフルストロークにするにはCYMA製RPKとかICSのAK74みたいに
ピストンアッセンブリーを設けなきゃいかんので仕方ないね。

唯一「これはどーにかならなかったのか?」的残念ポイントはグリップ。
他社製中華AKと全く変わりないつるんとした樹脂グリップです。
まー確かにベークライト独特の質感を表現するのは難しいとはいえ、
これだけのお値段ならもう少し考えてくれよって感じです。
一応別売りで質感リアルなグリップもあるみたいですがね。

究極にして至高のAKM

ストックは案外木目にアラが目立ちましたが、実物もそんなんだから仕方ない。
でもね、控え銃する時に右手で握る部分のカーブが自然なのは認める。

バットプレートの丸い部分を押すと引っ込むのはスゲェ!
クリーニングキット入れまで表現してくれたのはコイツぐらいです。
でもここからバッテリーを入れる事は出来ないから
バッテリー交換時には止めネジ2本外さなきゃいけないんだけど、
そうすると中の蓋がかなり邪魔だという嫌なオマケがついています。

究極にして至高のAKM

箱出しの初速はマックスで93m/s、適正ホップで86m/sぐらいと優秀。
とりあえずメカボックスの様子を見る為に分解してみました。
ここまでは工具もなく分解可能ですと言いたいところですが、
前述の様に部品がどこもガッチリしているのでドライバーとプラハン必須。

究極にして至高のAKM

メカボックス抜き出す為にはセレクター外す。これAK使いの常識。
グリップ底のネジを外し、グリップを引っこ抜き、
ネジ状になっているセレクター止めをペンチとかプライヤーで緩めて外します。
セレクター自体にインサートが一体化しているので、
多分普通に販売されている社外品セレクターは使えないか、相性が悪いでしょう。

究極にして至高のAKM

前周りを分解しないとメカボックス取り出せないのもお約束。
この辺がM4系列に比べると少し('A`)マンドクセですね。
我輩は過去にずっと同じ事やっているので慣れましたが。

ポンチ突っ込んでいる部分のピンを叩いて抜きだすのは他社中華AK同様ですが、
その下の2つのイモネジを外すのはLCT独特の分解方法ですね。
因みにこのピンとイモネジを外せばリアサイトブロックが外れます。
他社中華AKみたいに太いピンを抜く必要はありません。ていうか抜けねぇし。

究極にして至高のAKM

他社中華AKはコッキングハンドルやそのスプリングやバーが
独立して外れるよーになっていますが、
コイツはコッキングハンドルを外すには後ろのLレンチ突っ込んでいる部分の
イモネジを緩めてスプリングとバーを抜く必要があります。

究極にして至高のAKM

前方のLレンチ突っ込んでいる部分のイモネジを2本緩めて、
チャンバーを止めている2本のネジを緩めれば前周りがフリーになります。
そこでようやくメカボックスが取り出せるわけですね。あー('A`)マンドクセ。

あ、固定ストックAKのお約束でメカボックス取り出す時は
ストックも事前に取り外して配線が引っかからないようにする配慮も必要です。

究極にして至高のAKM

インナーバレル抜くのにアウターバレルを一旦前に出して、
それからチャンバーごとインナーを後ろに抜き出すのも('A`)マンドクセ。
何かインナーバレルの一部が腐食していました。
チャンバーはマガジンに優しい樹脂製です。
ホップパッキンはマルイと変わりない感じなのでこのまま使用。

究極にして至高のAKM

結局全部バラしてみましたが、結合がガッチガチなので結構苦労。
しかしメカボックスから特に異音もせず、グリスも白かったし、
ノズルのところに変なのも挟まっていなかったので、
そのまま組み上げて暫くそのままで使うことにします。

どーせ戦闘中に不具合が出てもオレの銃じゃねぇしwww
でもクオリティ自体はマルイ並に高いので神経質に弄らなくても大丈夫でしょう。

全体的に仕上がりが良く、何よりも鉄と木が醸し出すこの雰囲気がたまらん。
コイツは確かにAK好きを豪語するなら持っておくべき1丁ですな。
ていうかエアガンおやぢ様もLCTのAMD63か何かを仕入れた時に
メールでLCTのAKの素晴らしさについて何やらおっしゃっていましたが
確かにLCTのAKを手にしたら他社のAKが「まるでゴミのようだ!!」

いやゴミとまでは言いませんがLCTのAK、欲しくなりますなぁ。
我輩的には木と鉄のAK(普通のAK74とか欲しいよね)も魅力的なのですが、
今のところは夜間戦闘用にTK104とかいうやつが欲しいです。
やっぱRPK-74ヤフオクで売っぱらって買い換えようかな・・・


同じカテゴリー(エアソフトガン)の記事画像
腐ってやがる
マルイのじゃないAKストームを買った
紳士の国のボルトアクションライフル
台湾製カラシニコフのハンドガン
日本初のハンドガン、二十六年式拳銃
優雅な家遊び~木製ストックを塗り直す
同じカテゴリー(エアソフトガン)の記事
 腐ってやがる (2024-10-21 01:04)
 マルイのじゃないAKストームを買った (2023-07-04 20:59)
 紳士の国のボルトアクションライフル (2023-03-29 21:49)
 台湾製カラシニコフのハンドガン (2022-10-09 23:54)
 日本初のハンドガン、二十六年式拳銃 (2022-09-21 22:07)
 優雅な家遊び~木製ストックを塗り直す (2022-09-18 20:57)
Posted by 砥部良軍曹 at 23:51│Comments(0)エアソフトガン
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
削除
究極にして至高のAKM
    コメント(0)