2017年11月18日

日本の漢(おとこ)の魂、三八式歩兵銃

こないだ、3週間程度の研修期間を終えて宮崎に戻ってきた砥部良軍曹です。
そこで本来ならば研修時の行動とかをココに綴るべきなのでしょうが、
帰還後直ぐ様それどころではない代物が手元に届いたので、
そいつの紹介を実施しなければ(使命感)!ということになりました。


ま、ここは本来サバゲーのブログなんだから、
エアガンのレビューを優先することに何ら不具合はなかろう。
というわけで興味のある方だけ入って、どうぞ。



ずっと欲しくて仕方がなかった、日本男児の魂。
S&Tのエアコキ三八式歩兵銃!
気になるお値段はショップ割引価格で大体税込み38000円ぐらい。
我輩はフォースター初期ロット予約特価で購入したので少し安く仕入れました。

マニアックな代物を世に送り出す事で定評がある
(但し、外観や性能が良いわけではない)中華エアガンメーカーS&Tが
三八式歩兵銃発売のアナウンスを出してから半年経った今、
(その間、2回ぐらい発売延期のメールが来てデカ枕を涙で濡らしたのは言うまでもなかろう)
ようやく我輩の手元に届きやがりましたよ全く。

S&Tの三八式歩兵銃のレビューにどんだけ需要があるか不明ですが、
旧日本軍の出で立ちでサバゲーするわけじゃなくても、
この存在感や佇まいに惚れたとか言う理由で購入した方も居られることでしょう。



三八式歩兵銃が何物であるかを今更説明する必要は無いでしょうが
最近のサバゲーフィールドではM4カービンやMP5ぐらいしか
知らねぇよーな軟弱なプレイヤーが多数散見されるので
一応記載しておきますと旧日本軍が日露戦争後から太平洋戦争終結まで
歩兵の主力武器として使っていたボルトアクションライフルです。


よく戦争を知らない無知な連中が「日本軍は旧式の鉄砲でアメリカと戦争していた」
とのたまうのを耳にすることがありますがそれはとんだ勘違い。
第二時世界大戦当時でも自動小銃を正式化していたのは工業大国のアメリカだけ。
アメリカ以外の歩兵は三八式のような連発不可能なボルトアクションで戦っていたんです。

三八式という名称(明治38年、西暦1905年)から古い鉄砲と言う誤解があるのでしょうが、
ナチス・ドイツが使用していたモーゼルKar98kは
基本はGewehr 98という1898年採用のライフルですし、
ソビエト赤軍が使用していたモシン・ナガンなんかは1891年。
イギリスのリー・エンフィールドも1895年の採用だから
38式歩兵銃が特別古い銃でないことはお解りでしょうかね(迫真)?

尚、アメリカが第一次世界大戦で使っていたライフルは
スプリングフィールド1903、つまり三八式よりも2年古い。



まあ旧日本軍の場合、連発でばら撒ける量の弾を作る施設と設備と資源に乏しいという時点で
明らかすぎるぐらいにアメリカとの間に越えられない壁があったんですがね。

三八式歩兵銃と言えばだいぶん前からKTWが販売しているのですが、
高級感溢れる造りでコレクション的価値を有するKTW製とは違い、
S&T製はあくまでもゲームユースに重点を置いた作りとなっております。
まあ要するに全体的な作りは明らかに安っぽいということ。

ま、KTW製三八式はお値段2パットン以上なのに対し、
(注:パットンとは吉六会内でのエアガンの価格を表す単位で、1パットン=50000円である)
0.7パットン程度で購入可能なS&T製三八式に過度なクオリティを求めるのも酷な話です。
とは言え、昔の「弾が出る程度の能力」のエアガンと比べると出来はよろしいですし、
ホンモノを見たことがないので何処がどういう風に駄目なのかはよく判らんのよ。



しっかしねぇ、解っちゃいたけど改めて見ると長いねぇ、三八式。
我輩所有のエアガンで一番長いSVDよりも10cmぐらい長いんじゃねぇかい?
でもこの「銃剣突撃を考慮した」長さこそが三八式。
とはいえ、120cm以上のライフルを収めるライフルケースってなかなか難しいのよねぇ。

着剣してロマンに馳せる為に三十年式銃剣も一緒に欲しくなりますが、
安全性の点から考えて着剣突撃はサバゲーではご法度ですし、
大抵のフィールドでは銃剣ぶら下げての参戦も不可。

残念ながら銃剣ぶら下げてゲームに参加して良いかもしれないフィールドは
ヂゴンの巣とB・U・Gのゲーム(但し、フィールドマスターの温情次第)ぐらいでしょう。



基本的にS&T製三八式歩兵銃の材質はストックが木製、
それ以外は全て金属製となっております。
なのでマズル部分も金属製です。ダイキャストですが。
照星(フロントサイト)部分にバリも残っています。

でもね、バリぐらいならヤスリで削ってど~にか出来ん事もないですが、
この特徴的な照星のガード部分、木とか石にぶつけたら折れそうで怖い。



アウターバレルは黒塗りのアルミ製のようで、仕上がりはまぁまぁキレイ。
しかもこのアウターバレル内径、インナーバレル外形とほぼ同じ。
だからインナーバレルがカタカタしないのは中華製にしては驚き。

但しアウターバレル自体はガタガタしやがるので、
ストックとバレルの間に何やら詰め物をする必要はありそうですな。

余談ですが銃身下の洗い矢(クリーニングロッド)はダミーです。(しかも仕上げが汚い)



ストックの塗りは全体で見ると一見キレイですが、
よく見ると各部にこんな感じの塗料がだららんとした残念ポイントが。

そして何故かこのストックに塗られている塗料、
不自然なぐらいに感触がツルツルスベスベなんですね。

我輩的にツルンツルンが嬉しいのはおなごの肌だけです。
そしてストックの木か、塗料のせいか知らんけど「くさそう」ではなく「くさい」。



旧日本軍の小銃らしい特徴的な作りの照門(リアサイト)もダイキャスト製。
V字ノッチの整形にシャープさが足りないのか、AKのリアサイト程狙いやすくない。
勿論、照門を立てて対空サイトとして使用することも可能です。
サバゲーではまず使わない機能ですがコレがあるだけでメーカーのやる気は感じます。

こう言う弾の発射やエアガンの性能に直結しない機能を蔑ろにしない姿勢は
喩えるならばおなごが後々脱がされるの解っている、或いは見せもしないだろうに、
デェトにセクスィな下着を着用する行為のよ~なもんですかね?


リアサイトの後ろにあるイモネジはホップ調整用。
このネジがまぁ、随分グラグラするんですねぇ。
明らかに射撃の衝撃でホップが緩みそうなぐらいグラグラです。
コレは戦闘中に紛失する恐れも微レ存?



S&Tの三八式は遊底覆(ダストカバー)が標準装備。
実銃ではコイツの存在について賛否両論ですが、
エアガンの場合は・・・別に必要性を感じないよ~な気がする。
当然ですが遊底覆はココらへん周りを分解しないと外せません。

槓桿(ボルト)のコッキング時のストロークは短く、70mmぐらい。
我輩はボルトハンドルを真上に立ててコッキングするボルトアクションライフルを
所有するのが人生初なので少し戸惑いましたが慣れると素早い装填が出来る模様。



安全子(セイフティ)は写真の状態が発射状態。
コイツをダイレクトに押し込んで時計回りに45度回し、
尖った部分が上を向くと安全状態。
尚、コッキングしないとセイフティは動きません。
コレが結構動きが軽く、使いやすいんだな。

余談ですがコッキングの後ボルトハンドルがうまく倒れてくれない時、
ここを押し込むとボルトが“パタン!”と倒れてくれます。



銃把、床尾部分に関しては「まあ、こんなもんでしょ」。
でも実銃のようにストックの上下貼り合わせを再現しているのは良し。
たださっきも言ったように、何か臭うし、ツルツル感が不自然。

あと、床尾板は材質はともかく作りは結構キレイなんですがね、
立て銃を繰り返していると次第に傷だらけになるんだろうな。



S&T製三八式歩兵銃の最大の利点であり、
難点なのがこの弾倉システム。

着脱型マガジン方式はゲームユースには有利だけど、
外観のリアルさという点において「ふざけんな!(声だけ迫真)」。
だがしかし、我輩的にはサバゲーでバンバン撃ちまくりたいのでこのデフォルメは大歓迎。

弾倉交換が出来るからマガジン内蔵式のKTW製三八式より
戦闘中の素早いリロードが出来はしますがこの弾倉結構取り出しにくい。
尚、マガジンリップがある方が後ろ(ボルト側)になります。

箱型マガジンの装弾数は26発。長さは8.5cmぐらい。
9mmパラハンドガンのマガジンポーチには収まりそうだけど、
サバゲーで三八式を使う輩がナイロン装備を使うのかと小一時間問い詰めたい。
ま、我輩は陸自迷彩でこいつを使うつもりなのでハンドガンマグポーチに入れるんですがね。

三八式用の箱みたいな弾納、アレの中の仕切りがなければ、
弾納1つに2マガジンは収まりそうな予感だけど、ね。

尚、この弾倉、銃装着状態で少し飛び出ているのがイラッとする。
でもこの弾倉装着部分が丁度左手を添える部分になるので、
丁度隠れてしまっていい感じになるから気にしないことにします。



本来の弾倉がある部分は一体成型になっており、可動しません。
そして誇らしげに「メイドインチャイナ」と書かれているのが癪ですが、
三八式をコレだけリーズナブルに出してくれるエアガンメーカーなんて、
中国ぐらいしか無いんだろうから仕方ないね。
尚、弾倉の蓋が開かないので、用心鉄(トリガーガード)前方のアレもダミー。



三八式の刻印と菊のご紋もしっかり再現されておりますが、
我輩の個体は菊の御紋に傷が入っているのが悲しい。
中華エアガンは新品の時点で結構傷が入っているもんなんですが、
菊の御紋に傷がついているのは天皇陛下に申し訳がない。

とまあ、所々出来栄えに首を傾げたくなる部分はあるものの、
4万円弱という価格帯でサバゲーで使える三八式歩兵銃としては
なかなか良く出来たもんじゃなかろうかというのが我輩の感想です。

しかし、いざ弾を詰めて撃ってみると、
性能的に少々難があることが判明したのです。


まず着脱可能な箱型弾倉、コレ案外弾詰めるのに手間取る。
マルイのBBローダーで入れられないことはないですが、
リップを指でしっかり押さえとかないとなかなか弾がマガジンに収まりません。

ボルトのテンションは少々重めですが、後退距離は短いので、
素早く引きにくいと言うほどでもなく、まあ許せる範囲かな。
トリガープルは少々重めですが、遊びが少なくストロークが短くて素直に落ちます。

初速はG&Gの0.2gバイオ弾使用時、
ノンホップで90~95m/sぐらい、適正ホップで88~80m/sぐらい、
弾が浮き上がるぐらいだと75~68m/sとかなりバラツキがあります。


命中精度は15m先の直径5cmの柱に当たるか当たらないかというレベル。
そして時々、明らかに着弾がズレております。
一回の発射で2〜3億を放出可能な股間の鉄砲と違って
連射が出来ない分1発必中が必須のボルトアクションにおいて、
このバラツキのある発射性能はある意味致命傷です。



まあ中華エアガンが箱出しで使えるなんて幻想は抱いておりませんでしたので、
S&T製三八式歩兵銃、分解してみることにしたのですが、
こないだ販売したばかりのエアガンの分解方法なんてググっても出てきやしません。
仕方がないので先っちょから手当たり次第にバラしてみることにしました。

まずはフロント周りから分解。
ダミーのクリーニングロッド先端にマイナスドライバーを差し込み、
捻ってグリグリして外すと前回りが外れます。



実は分解をするに辺り、この作業を先にヤるべきなのですが、
フロントサイトを横からポンチとかで軽く叩いて外し、
その下に隠れているイモネジを緩めてフロントサイトを
ハンマーでコツコツ叩けばマズル部分が外れます。
コレを先にヤラないと前回り部分が完全に外れません。



次は被筒部分を固定しているバンドを外すため、
写真のようにしてスプリングを押さえて前に抜きます。
ココで雑にリングを外そうとするとストックに傷が入るのでご注意。
外れたバンドは速やかに前に抜いてしまいましょう。



トリガーガードの前後のボルトを緩めると、機関部がストックから分離します。
ココらへんの作りは一般的なボルトアクションと同じですね。



機関部を取り出すのに必要はありませんが、
ストックの塗り直しをするために他の付属品もボルトを緩めて外します。



フロント部のダミークリーニングロッド固定部分は
ストックにしっかりと食い込んでくっついており、
ドライバーの先でこじってようやく外れました。
ま、機関部整備のための分解なら外さなくてもおk。



ストック前方部分はちっこい木ネジで固定されております。
コレが多少グラグラするのが気になるので、
ネジを交換するか、後から接着剤で固定することを検討しましょう。
我輩はネジを3mm程長いものと交換して固定をガッチリさせました。



ストック塗り直しのため、バットプレートも取り外してしまいます。
余談ですが各部のネジはマイナスで見た目にはリアルなのですが、
ネジの頭にバリが多くて少しイラッとします。
後々服に引っかからないように、ネジの頭のバリをヤスリで削っておきます。



ココからが機関部へのアクセスとなります。
マガジンハウジングは2本の6角ネジで固定されているので、緩めて外します。
ココを外さないとチャンバーにアクセス出来ません。

でもマガジンハウジング後方の銀色のプレート部分は、
別に外さなくてもシリンダーやチャンバーに影響はないのでございます。




引き金室部(トリガー部分)は2本のネジで固定されているので、
緩めたら直ぐ外れますが、「アレ?シリンダーの固定ピンは何処にあるの?」
我輩的常識だと、トリガーASSY外せばシリンダーが抜けるはずなんだけど・・・



もしかしてと思ってシリンダーのサイドにある
実銃ならシリンダー開放ラッチと思しき部分の蓋を緩め、
中の2本のクロスネジを緩めたらピン状の物体が外れてシリンダーが抜けました。
ダストカバー(遊底覆)を外す場合はココまでバラせば外せます。



チャンバーへのアクセスにはリアサイトを分解する必要があります。
リアサイト前方のマイナスネジを緩めて、リーフスプリングとリアサイトASSYを外します。



その後リアサイトに隠れていた小さい4本のネジを緩めると、
半分だけパカっと割れてチャンバーがお目見えになります。
この時にアウターバレルも一緒に外れます。

ていうかS&Tの三八式、チャンバーASSY的なものが無くて、
本体がそのままチャンバーになっているのに驚き。
しかし三八式の細い銃身にチャンバーを収めるとなると、こうなってしまうんでしょうね、



尚、チャンバーの構成はこのようになっております。
リアサイトから露出しているイモネジがチャンバーパッキンの上にある
小さい四角いゴム板を押さえながらホップを掛けるという仕組み。

ホップパッキンはVSR-10のものとほぼ変わらない形状ではあるものの、
パッキンのゴムの厚みが微妙に厚みがあり、
尚且つホップの突起がVSRのものより出っ張っています。

インナーバレルは600mmとかなりの長さです。
それでもインナーバレルの先端はマズルより大分奥にあるので、
インナーをギリギリまで伸ばそうと思えば650mmぐらいまでイケるはずです。
(因みにSVDやRPKのインナーバレルが650mmサイズ)

インナーバレルはVSRやL96のものが流用可能のはずですが、
(但し、ホップ窓は電動ガンのインナーバレルと同じ形状)
長さ的にはどう考えてもかなり足りないですね。

しかしながらS&T製三八式はアウターバレル内部に段差がないので、
短いバレルを突っ込んで組み上げて使用することも可能です。



シリンダーの構成はこんな感じです。
パッと見た時点でマルイ製ボルトアクションとの互換性、ナシですな。
シリンダー長173mm、直径25.4mm、内径23.5mmで真鍮製、
しかも黒く塗っているだけで所々色剥げてる。
なるほど、この真鍮のシリンダーを隠すために遊底覆が付属しているのか?
そしてこのシリンダー、今まで見たこと無いぐらい肉厚。

ノズルは明らかにVSRより長スギィ!互換性のあるパーツなさそう。
アルミ製の黒いピストンもVSRのものより短く(長さ73mm)、
スプリングガイドも見たことない形状で短い(長さ68mm)。
スプリングはVSRと電動ガンの間ぐらいの直径(外形12mm)。

シリンダー周りは特に交換すべきものが見当たらなかったし、
Oリングの気密も取れていたのでそのまま使用することにします。
ていうかピストンのOリング、メッチャキツキツなんですけど大丈夫なんかコレ?
試しに手元にあったVSR用のOリングブチ込んだら
何ということでしょう、Oリング自体が細すぎてスカスカでした。

我輩的に気に入らないのはシリンダー内部の塗装。
剥げた塗料が後々、作動や精度に影響を及ぼしそうですからね。
というわけでシリンダー内側の色落としのために全バラ実施。
エンドボスを固定している割りピンをポンチで叩いてみたところ、
何ということでしょう、この割りピン貫通式じゃなくてはめ殺し式だ。

よーするに長い割りピン1本で固定しているんじゃなくて、
シリンダーの両サイドから短い割りピンで固定しているんで、
いくらポンチで叩いても抜けないわ奥に押し込まれて袋小路。



結局、ステンレス用ドリルの刃を購入してきて、
ピンごとガリガリぶち抜いてエンドボスのピンがハマる穴を削りましたよ。
そして手元にあった適当な長さと太さのピンを打ち込み直して修復。
というわけで、S&T製三八式のエンドボスには手を出すな!
ま、この部分は外す必然性も特に無いんで触らぬ神に祟りなし。

とりあえずシリンダーの後ろからアルミパイプに巻き付けたサンドペーパー突っ込んで、
シリンダー内部を磨いた後にピカールでしごきましたが作動性はそこまで変わらず。



トリガーASSYはどう見ても独自設計で、
明らか過ぎるほどに従来の既製品が使えない模様。
トリガープルの調整とかいった機能は全くございません。



蓋を開けてみると驚くほどシンプルな設計に驚き。
そしてトリガープルは全てがトリガースプリングに依存していることも判明。
この分だとシアとかのパーツを磨いたところで
トリガータッチの改善は望めそうにありませんので終了。



とりあえず、難がある部分を探しながら機関部を色々舐め回すように見たところ、
チャンバーパッキンのホップの出っ張り部分が削れていました。
なのでパッキンはVSR純正のものと交換。やっぱゴムは日本製が一番ですよ。

しかしVSRのチャンバーパッキン、ノズルが入る部分の内径が太い。
(右がS&Tの、左がVSRのチャンバーパッキン)
要するにガバマン状態で気密もへったくれもあったもんじゃないのです。
とりあえずそのまま組みこんでパワーを測ってみたところ、55m/sぐらいに激減。



やはり、ノズルとチャンバーの気密って重要なんですねということで、
ノズルの直径をアップするいい方法がなかろうかと思案した挙句、
直径6mmの収縮チューブを被せることにしました。

ただ、そのまま被せてもパッキンにハマって抜けてしまうので、
ノズル表面をある程度サンドペーパーでザラザラにして、
アロンアルファを塗って収縮チューブを先端から2mm程はみ出るぐらい被せ、
その後ライターで軽く炙って密着させて仕上げました。

この加工によってパワーは元通りになったのですが、
給弾する度にノズルのチューブが弾と当たって
少々ダメージを受けるのが気になるところ。
絶対コレ、後々チューブがズルムケになるよ。



インナーバレルは内部に謎の汚れがあったので、
サンドペーパーで落としてピカールで磨いて処置。
金があればPDIとかのロングインナーバレルを組みたいところですが、
我輩の手持ちの予算は本体と予備マガジン買うので精一杯なので保留。

ホップ調整用のイモネジはM3の頭付きのネジと交換。
ネジ山には緩み止めを塗り、容易にネジが回らないようにしました。

尚、組みたてる時は写真のようにして合わせてから組み上げると、
内部でパッキンが捩れることも少ないですし、キレイに収まります。




ストックは軍用銃に似つかわしくない安物家具のような
スベスベ感が気に入らないのでワトコオイルで再塗装することを決意。
120番のサンドペーパーで1時間掛けて色を剥がし、
「すっげぇ白くなってる、はっきりわかんだね」状態にしてしまいました。

そしたら何ということでしょう、ストックの材質がよろしくないのか、
色んな所にひび割れみたいなのが入っていて泣きそうになります。



晴天の空のもとでワトコオイルのマホガニーを塗り、
1~2時間ぐらい乾かしたら染み込まなかった分をウエスで拭き取ってまた色塗り、
コレを4回ほど繰り返して色濃く仕上げてみましたが、
もう少し黒っぽい、ウォールナットの色で仕上げた方が良かったかな?

しかし少なくとも以前のような変な臭い匂いは消えましたし、
色合い的にも我輩好みの良い感じに仕上がって気分がいいです。

そして何より、ストックの細かいひび割れが埋まっていい感じ。
ワトコオイルに含まれている亜麻仁油は木部に浸透して
繊維をつぶして硬化するらしいのでそれが功を奏しているのでしょう。



こうして、気になる部分を予算の範囲内で弄くり回し、
ボルト操作時にカチャカチャ五月蝿い遊底覆を外して再度組み直した結果、
劇的に性能が上がってはいないもののフライヤーはなくなり、
それなりに素直な弾道で弾が飛ぶようになりました。
多分パッキンが正常だったならば箱出しで充分使える代物だったかも?
コレならサバゲーで敵の指先は狙えなくても、顔面ぐらいは狙えそうです。

でもやはり、VSRとかL96といったようなマルイ製ボルトアクションと比べると、
インパクト以外では勝負にならないというのが正直なところでしょう。

まあ我輩的には命中精度なんて二の次三の次、
この木の温もりと金属の冷たさの融合がたまらんのですがね。
そしてこの三八式歩兵銃が醸し出す独特の世界観、たまらん。

今後の課題としてはコイツに使えそうな機関部パーツ、
ピストンのOリングやチャンバーパッキン、
ピストンスプリングやスプリングガイド等を考察し、
より一層の性能の向上を求めることでしょう。
そのままでは使えなくても、加工すれば使えるものもあるかもしれませんからね。

正確には三八式歩兵銃に合う軍装は旧日本軍一択なんでしょうが、
我輩的にはブラックパジャマで三八式というのも悪くないと思いますし、
(ていうか元々ベトコン装備時のエアコキ限定戦の武器として購入した)
ポリシーもアイデンティティも考慮せずに自衛隊装備でこれもアリかなと?
今更旧軍装備揃えるのも銭と労力がかかるでしょうしなぁ。

あーでも、最近の連中は木製ストックの銃という見た目だけで、
「あー古い鉄砲なんですね(小並感)」ぐらいの認識しかないだろうから、
コレ持ってナチスドイツ軍の格好してもバレやしねぇかもしれん。

マルイ製ボルトアクションと比べると造りが大雑把で、
パーツの互換も全くと行っていいほど存在せず、
各部の改修の余地も少ないS&T製三八式歩兵銃。


当たりの個体を手にすればそのままでも充分使えるかもしれませんが、
我輩みたくパッキンがバカになったものを手にした場合は多少の改修は必要ですし、
もっと性能を高めるには結構な創作意欲と知識と技術を要するので、
万人向けとは言い難いですし、そうそうお勧めできるものではありません。

しかしながら電動ガン買うぐらいのお値段で旧日本軍の魂的存在が
手に入るというのは嬉しい事態であることもまた事実。

そしてそういうエアガンを中国が販売してしまったというのもおかしな話ですが、
ソコは中国人の(いい意味での)厚かましさ、商魂逞しさというべきなんでしょう。
この勢いでS&Tには次回作として九九式小銃か、四四式騎兵銃を出していただきたい!


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この記事へのコメント
オレも木製ストックのボルトアクション欲しいッス

まあつってもオレが欲しいのはKTWのウインチェスターM70っていうベトナム戦争初期の頃の海兵隊狙撃銃なんですが、高くて手が出ません❗

オマケにクラウンに隠してるヘソクリも中々貯まらんし、今度出る次世代のAK47欲しいし、木製ボルトアクションは当分憧れですね★
Posted by ペガサス at 2017年11月19日 20:06
>ペガサス様
KTWのウィンチェスターとはまたいい趣味ですなぁ。
アレ、結構キレイで良い出来なんですよねぇ。

木製ストックだけならVSRのストックを交換すればいい話なんでしょうが、
そういうのじゃなくて昔の木製ストックの銃が良いんですよねぇ。
Posted by 砥部良軍曹砥部良軍曹 at 2017年11月19日 21:52
>ペガサス様
自分もストックの塗装はワトコオイルでやりました。
自分の場合は、ダークウォールナット、マホガニー、エボニーの3色で行いました。
最後は、トゥルーオイルを塗布しすばやく拭き上げましたが。微妙なつやがいい感じでした。
Posted by フクシマン at 2017年11月30日 22:42
>フクシマン様
色んな色で塗ると更にいい色になりそうですが、
ヘタしたら変な色になりそうなのが怖いですね。

仕上げの吹上って何を使えば良いのかよく解らなかったんですが、
今度ホムセンでトゥルーオイル、探してみます。
Posted by 砥部良軍曹砥部良軍曹 at 2017年12月04日 21:46
ボルトハンドルを外すにはピンをドリルでぶち抜かなければならないということでしょうか?ガタガタするのでなんとかしたいのですが...
Posted by 私 at 2017年12月17日 11:31
>私様
ボルトハンドルだけ外すのならばセイフティのサイドのネジを外して、
セイフティとボルトハンドルの間のパーツを固定しているピンを脱いて、
そのまま後ろに引き抜けば外れますのでピンをぶち抜く必要はありません。

シリンダーからエンドボスを外す時はピンをぶち抜く必要があります。

我輩もボルトハンドルのガタ、遊びの多さは少し気にはなったのですが、
解消する方法が見いだせなかったのでそのまま使用しております。
Posted by 砥部良軍曹砥部良軍曹 at 2017年12月17日 20:49
返信ありがとうございます!そちらもガタガタしますか...こういう銃はきっちりしてないと発狂しそうになるので私的になんとかしてみます。ありがとうございました!
Posted by 私 at 2017年12月17日 21:35
 
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