2019年12月16日
新田原基地エアフェスタ2019
12月に突入してからずいぶん寒くなりましたね。朝と夜だけw
日中お天道様が出ていれば、そしてその下で仕事をしていると、
結構汗が滲み出てくるので太陽の威力恐るべし。
そんな燦々と輝く太陽のもと我輩の住む新富町では、
令和初の新田原基地航空祭が繰り広げられました。
ところで前回も言ってたよーな気がするんだけど、
わざわざ「エアフェス」とか変なカタカナ使わなくてもさ、
普通に「航空祭」でいいじゃんって思うんですがまあいいや。
今回の航空祭の見どころはあのカエルのマークのF-4EJ改!
そう、以前新田原基地に居た301飛行隊のF-4EJ改が、
久しぶりにフライトを見せてくれると言うので我輩も半ば興奮気味で
「行かねば(使命感)」と言う気持ちを胸に駆けつけました。
ああ、F-4EJ改、ファントムⅡの何という雄々しき佇まいよ。
戦闘機は他に多くあれど、コイツほど戦闘的な戦闘機は他に居ません(確信)。
ファントムって名称もかなりイケてます。
電源車(機体の脇にある箱がついたクルマ)がないとエンジンかけられないとか、
機体構造やレーダー等アビオニクスの性能に限界があるとか、
運動性に関してはデビュー当時からあまり芳しい評価ではなかったとか、
50年以上前に設計された機体が故に整備性に難があるとかいいますが、
それらのネガを押しのけて未だに使われてきたというのは訳があるのだと思います。
(後継機を決めるのをダラダラしていたから)
この日のために垂直尾翼にデカく誇らしげに描かれた301飛行隊のトレードマークは
百里基地の近所にある筑波山のガマガエル。
だから宮崎とは何の脈絡も関係もないと言いたいところですが、
百里基地で生まれはしたものの12年後に新田原基地へ移動し、
その後31年間新富町に根付いていたカエルのマークは
新田原基地のマークでもあると言って過言ではないでしょう。
F-4EJ改の何処が、何が戦闘機らしいかと問われると、
戦技競技会やイベントの際のスペシャルペイントの王道を征く
シャークティース(機首に描かれたサメのような口)が似合うというところです。
現存する戦闘機や攻撃機でこのサメの口が似合う奴は、
A-10とF-4EJ改ぐらいのものでしょう。(F-5Eも捨てがたいけど)
そしてそのどちらもが既にロートルの飛行機であるというw
F-4EJ改は2020年度に全ての機体が用途廃止となるということです。
機体ナンバーの「315」が「さいご」と書いているようで居たたまれんです。
コチラは同じく百里基地の所属の501飛行隊に居るF-4の偵察型機、RF-4E。
偵察機なので機首のバルカン砲が撤去されて、カメラが搭載されていますが、
戦闘機らしいフォルムはそのままなのでやはりシャークティースがキマります。
RF-4Eは2020年で全ての機体が用途廃止になるそうです。
ということは新田原基地航空祭で見られるのは今回が最後。
尚、RF-4Eの用途廃止をもって501飛行隊も無くなるのだとか。
そしてRF-4の後はRQ-4が引き継ぎ、新たなる部隊が作られるとのこと。
そうだよなー、ラジコン飛行機扱う部隊が飛行隊を名乗るというのは腑に落ちん。
とまあ、F-4EJ改の事ばかりに熱が入ってしまいましたが、
入間基地の飛行点検隊所属のYS-11もF-4EJ改に負けないロートルです。
でもこのYSの役目は人員輸送じゃなくて基地の上空からの点検がメインですが。
既に航空自衛隊でしか使われていないYS-11、いつまで日本の空を飛んでいるのやら?
こいつを航空祭で見る度に「あ、コイツまだ生きていた」と思うのであります。
コイツまだ生きていたといえば、エロ小僧もまだ生きていました。
最後のファントムを見るために福岡からバイクで駆けつけてきました。
そして戦場で全くお目にかからなくなったRODAN氏。
2年ぶりぐらいに会った気がしますが久しぶりに会えて嬉しかった。
米軍三沢基地所属のF-16ファイティングファルコン。
新田原基地の航空祭には毎回来ているようですが、
似たような飛行機が置いている築城基地の航空祭には来ていなかったと
築城の航空祭も見に行ってきた好き者のエロ小僧が申しておりました。
今回も派手に新富の空に爆音を振り撒いたかと思うと、
エンジンが故障して三沢に帰れなくなったそうです。
それさぁ、寒い三沢に帰りたくなくてわざとエンジン壊したんだろ?
我輩はまた三沢に行きたくて仕方がないんだけどな!
多分パイロットとグランドクルーはこの後、チキン南蛮食いに行ったでしょう(適当)。
故障したといえばブルーインパルスのパイロット1名がインフルで故障。
そのためか、ブルーは上空に星もハートも描きませんでした。
うーん、悪天候で飛ばないよりはいいけれどやっぱ、
青空のキャンバスに煙で絵を描かないブルーインパルスは
ホルモンのない焼肉みたいで物足りない。
ま、2020年の東京オリンピックではまた五輪の輪を描いてくれるでしょう。
どうでもいい話だけど1964年の東京オリンピックの前日はどしゃ降りで、
10月10日も晴天は期待できないと聞いたブルーのパイロットは
夜中の1時までギロッポンで飲みまくっていたそうですが、
夜が明けると当日は晴天、慌てて入間基地に引き返して、
F-86Fに乗り込んで美しい五輪の輪を描いたと言われております。
(民明書房 源田実著 天竜組の栄光より)
おっともう一つ、もうすぐ空自から無くなるという噂があるものがありました。
VADS(ヴァルカン・エア・ディフェンス・システム)という基地防空のための対空砲。
F-4EJ改やF-15にも搭載されている20mm機関砲を対空砲にしたやつです。
昔みたいに戦闘機が敵陣に堂々と乗り込んで爆撃してくるご時世ではないので、
射程距離の短い機関砲では防空能力に限界があるということで、
SAMのような射程距離と正確性に富むものに置き換えられるのだそうです。
じゃあそのSAMってなんぞや?といいますとコレのことです。
コイツは81式短距離地対空誘導弾、通称「短SAM」と呼ばれるものです。
レーダーで敵機を補足し、コンピューターで弾道計算をして、
適切なところでコイツを投げつけて地上から敵機を撃ち落とす。
対空機関砲のような射手による職人芸は要求されないものの、
高度な専門の知識や技術が要求される世界です。
時々さ、軟弱な若者を見て「日本も徴兵制を復活させるべき!」
みたいな極論を吐くバカが居ますけどね複雑化した現代戦は
徴兵のニワカ兵隊にどうにか出来るよーなもんじゃないんすよ。
戦闘はその道のプロが担う時代になってしまったんです。
コッチはAH-64Dに機種変されるかと思いきや、
予算の問題で色々あって未だ現役続行中のAH-1Sコブラ対戦車ヘリ。
結局AH-64Dの調達は13機で終わってしまったんで、
後継機が決まらずズルズルと使い続けてきたF-4EJ改と同じように
長きに渡って使い続けられる運命になるんでしょうね。
さて、今年の航空祭では平仮名を多用した、
お子様にも解りやすい説明書きが多く見られましたが、
コレは人材不足に悩む自衛隊が若い世代を
自衛隊に取り込むための苦肉の策ってヤツでしょうかね?
海上自衛隊の機種更新は着実に進んでいるようです。
鹿屋からは以前日本の領海を見守っていたP-3Cに代わり、
川崎重工が満を持して作り上げたP-1が来ておりました。
我輩は以前八戸航空祭でその姿を拝みましたが、
新田原基地に来たのは初めてです。
どうでもいい話ですが我輩はこのP-1の開発に難色を示した石破茂が嫌いです。
そしてUS-1も既に新型のUS-2に置き換えられている模様。
純粋な航空機とは機体形状が一味違う、水陸両用機です。
船と飛行機が合体したようなフォルムが独特でマジマジと見つめたくなる機体。
尚、US-2はインドが一時期欲しがっていたみたいですが、
お値段があまりにも高くて(140億円)手が出ないそうな。
航空祭に足を運びすぎて飛行機に飽きてきた我輩的にはこういうのの展示が刺激的です。
(飽きたんなら航空祭に来るなよというツッコミは黙殺する)
以前八戸駐屯地ではアメリカ製オシュコシュの消防車を見ましたが、
航空自衛隊ではドイツ製のローゼンバウアーの化学消防車が配備されております。
まだ少しクルマであることを捨てていない気がするオシュコシュのやつに比べると、
ローゼンバウアーのやつはほぼ戦隊モノのメカに近づいていますね。
尚、コイツも運転席はマクラーレンF1みたいに真ん中にあります。
中に乗ってみたかったけど、いい歳こいたおっさんがはしゃいで乗り込むのもねぇ・・・
空自といえば欠かせない乗り物がこの3tTUG(「さんとんたぐ」とよむ)。
正確には「トーイングトラクター」というのが正しいそうです。
トヨタのV8エンジンを搭載した、戦闘機を牽引する牽引車両です。
ミッションは4速マニュアル、最高時速は40km/h程度。
戦闘機を引っ張る時は10km/h以下じゃないと怒られるそうです。
余談ですが最近は入隊する若者がAT限定免許の輩ばかりなので、
自動車学校で限定解除しないとコイツを運転させられないというのが悩みの種だとか。
そしてコレは陸上自衛隊の最新型戦車、16式機動戦闘車。
10式戦車のエンジンを半分にした4気筒ディーゼルエンジン(570馬力)を搭載し、
8つのタイヤで最高時速100km/hで舗装道路を駆け抜ける走行力を誇ります。
キャタピラではないので不整地での移動は戦車に劣りますが、
戦闘区域への展開の迅速さでは戦車に勝ります。
車体が戦車の半分なので主砲は105mmとそれほどでもないですが、
必要にして充分な破壊力と恐ろしいほどの正確さを兼ね揃えているそうな。
因みに、運転席はコチラになります。
高速道路に乗る時はもう少し大きいのと交換するそうです。
23飛行隊のF-15DJ。
なんか今年は随分張り切った飛行を見せてくれた。
築城8飛行隊のF-2。
タンク無しで抜群の機動性を魅せてくれました。
何故かBGMは「宇宙刑事ギャバン」。誰のチョイスだよ?
301飛行隊のF-4EJ改の主翼はそれなりに綺麗に写せたんでま、いいか。
フライト時のBGMはファントムだからB'zの「LOVE PHANTOM」。
肝心の戦闘機のフライトの写真は我輩の性能が低すぎてあまり上手に撮れず。
ていうかやっぱ、空飛んでいるの取るならデカいカメラ買わなきゃいかんし。
とは言ってもデカいカメラの出番なんて航空祭以外には
クソガキ共の学校行事ぐらいしかないだろうから食指が動かない。
ま、最近はツイッタで誇らしげに飛んでる飛行機の写真載せている人がいっぱい居るんで、
我輩は飛んでる飛行機じゃなくて他のものにスポットを当てて紹介すればいいのかな?
どうでもいい話かもしれませんが記念塗装のF-15Jを撮影しようとしたら、
記念塗装機の前に懐かしい野郎ども(辞めてしまった後輩たち)が居て、
コイツラとの再開を喜んでいたら写真撮るの失念してしまったのですが、
再開は喜ばしくて素晴らしいものだからね、まあしょうがないね。
というわけで写真はデカいレンズのカメラ引っさげてやってきた
ピーマン職人が撮影したものを使わせていただくことにしました。
やっぱりね、こういうのは自分でただ写っているのを撮って自己満足するんじゃなくてね、
いいカメラ持った人が撮った綺麗なのを見るほうが楽でスッキリするんですよ。
というわけで今年の航空祭も充分に堪能しました。
でも我輩は飛行機よりも人との出会いが楽かったよーな気がします。
日中お天道様が出ていれば、そしてその下で仕事をしていると、
結構汗が滲み出てくるので太陽の威力恐るべし。
そんな燦々と輝く太陽のもと我輩の住む新富町では、
令和初の新田原基地航空祭が繰り広げられました。
ところで前回も言ってたよーな気がするんだけど、
わざわざ「エアフェス」とか変なカタカナ使わなくてもさ、
普通に「航空祭」でいいじゃんって思うんですがまあいいや。
今回の航空祭の見どころはあのカエルのマークのF-4EJ改!
そう、以前新田原基地に居た301飛行隊のF-4EJ改が、
久しぶりにフライトを見せてくれると言うので我輩も半ば興奮気味で
「行かねば(使命感)」と言う気持ちを胸に駆けつけました。
ああ、F-4EJ改、ファントムⅡの何という雄々しき佇まいよ。
戦闘機は他に多くあれど、コイツほど戦闘的な戦闘機は他に居ません(確信)。
ファントムって名称もかなりイケてます。
電源車(機体の脇にある箱がついたクルマ)がないとエンジンかけられないとか、
機体構造やレーダー等アビオニクスの性能に限界があるとか、
運動性に関してはデビュー当時からあまり芳しい評価ではなかったとか、
50年以上前に設計された機体が故に整備性に難があるとかいいますが、
それらのネガを押しのけて未だに使われてきたというのは訳があるのだと思います。
(後継機を決めるのをダラダラしていたから)
この日のために垂直尾翼にデカく誇らしげに描かれた301飛行隊のトレードマークは
百里基地の近所にある筑波山のガマガエル。
だから宮崎とは何の脈絡も関係もないと言いたいところですが、
百里基地で生まれはしたものの12年後に新田原基地へ移動し、
その後31年間新富町に根付いていたカエルのマークは
新田原基地のマークでもあると言って過言ではないでしょう。
F-4EJ改の何処が、何が戦闘機らしいかと問われると、
戦技競技会やイベントの際のスペシャルペイントの王道を征く
シャークティース(機首に描かれたサメのような口)が似合うというところです。
現存する戦闘機や攻撃機でこのサメの口が似合う奴は、
A-10とF-4EJ改ぐらいのものでしょう。(F-5Eも捨てがたいけど)
そしてそのどちらもが既にロートルの飛行機であるというw
F-4EJ改は2020年度に全ての機体が用途廃止となるということです。
機体ナンバーの「315」が「さいご」と書いているようで居たたまれんです。
コチラは同じく百里基地の所属の501飛行隊に居るF-4の偵察型機、RF-4E。
偵察機なので機首のバルカン砲が撤去されて、カメラが搭載されていますが、
戦闘機らしいフォルムはそのままなのでやはりシャークティースがキマります。
RF-4Eは2020年で全ての機体が用途廃止になるそうです。
ということは新田原基地航空祭で見られるのは今回が最後。
尚、RF-4Eの用途廃止をもって501飛行隊も無くなるのだとか。
そしてRF-4の後はRQ-4が引き継ぎ、新たなる部隊が作られるとのこと。
そうだよなー、ラジコン飛行機扱う部隊が飛行隊を名乗るというのは腑に落ちん。
とまあ、F-4EJ改の事ばかりに熱が入ってしまいましたが、
入間基地の飛行点検隊所属のYS-11もF-4EJ改に負けないロートルです。
でもこのYSの役目は人員輸送じゃなくて基地の上空からの点検がメインですが。
既に航空自衛隊でしか使われていないYS-11、いつまで日本の空を飛んでいるのやら?
こいつを航空祭で見る度に「あ、コイツまだ生きていた」と思うのであります。
コイツまだ生きていたといえば、エロ小僧もまだ生きていました。
最後のファントムを見るために福岡からバイクで駆けつけてきました。
そして戦場で全くお目にかからなくなったRODAN氏。
2年ぶりぐらいに会った気がしますが久しぶりに会えて嬉しかった。
米軍三沢基地所属のF-16ファイティングファルコン。
新田原基地の航空祭には毎回来ているようですが、
似たような飛行機が置いている築城基地の航空祭には来ていなかったと
築城の航空祭も見に行ってきた好き者のエロ小僧が申しておりました。
今回も派手に新富の空に爆音を振り撒いたかと思うと、
エンジンが故障して三沢に帰れなくなったそうです。
それさぁ、寒い三沢に帰りたくなくてわざとエンジン壊したんだろ?
我輩はまた三沢に行きたくて仕方がないんだけどな!
多分パイロットとグランドクルーはこの後、チキン南蛮食いに行ったでしょう(適当)。
故障したといえばブルーインパルスのパイロット1名がインフルで故障。
そのためか、ブルーは上空に星もハートも描きませんでした。
うーん、悪天候で飛ばないよりはいいけれどやっぱ、
青空のキャンバスに煙で絵を描かないブルーインパルスは
ホルモンのない焼肉みたいで物足りない。
ま、2020年の東京オリンピックではまた五輪の輪を描いてくれるでしょう。
どうでもいい話だけど1964年の東京オリンピックの前日はどしゃ降りで、
10月10日も晴天は期待できないと聞いたブルーのパイロットは
夜中の1時までギロッポンで飲みまくっていたそうですが、
夜が明けると当日は晴天、慌てて入間基地に引き返して、
F-86Fに乗り込んで美しい五輪の輪を描いたと言われております。
(民明書房 源田実著 天竜組の栄光より)
おっともう一つ、もうすぐ空自から無くなるという噂があるものがありました。
VADS(ヴァルカン・エア・ディフェンス・システム)という基地防空のための対空砲。
F-4EJ改やF-15にも搭載されている20mm機関砲を対空砲にしたやつです。
昔みたいに戦闘機が敵陣に堂々と乗り込んで爆撃してくるご時世ではないので、
射程距離の短い機関砲では防空能力に限界があるということで、
SAMのような射程距離と正確性に富むものに置き換えられるのだそうです。
じゃあそのSAMってなんぞや?といいますとコレのことです。
コイツは81式短距離地対空誘導弾、通称「短SAM」と呼ばれるものです。
レーダーで敵機を補足し、コンピューターで弾道計算をして、
適切なところでコイツを投げつけて地上から敵機を撃ち落とす。
対空機関砲のような射手による職人芸は要求されないものの、
高度な専門の知識や技術が要求される世界です。
時々さ、軟弱な若者を見て「日本も徴兵制を復活させるべき!」
みたいな極論を吐くバカが居ますけどね複雑化した現代戦は
徴兵のニワカ兵隊にどうにか出来るよーなもんじゃないんすよ。
戦闘はその道のプロが担う時代になってしまったんです。
コッチはAH-64Dに機種変されるかと思いきや、
予算の問題で色々あって未だ現役続行中のAH-1Sコブラ対戦車ヘリ。
結局AH-64Dの調達は13機で終わってしまったんで、
後継機が決まらずズルズルと使い続けてきたF-4EJ改と同じように
長きに渡って使い続けられる運命になるんでしょうね。
さて、今年の航空祭では平仮名を多用した、
お子様にも解りやすい説明書きが多く見られましたが、
コレは人材不足に悩む自衛隊が若い世代を
自衛隊に取り込むための苦肉の策ってヤツでしょうかね?
海上自衛隊の機種更新は着実に進んでいるようです。
鹿屋からは以前日本の領海を見守っていたP-3Cに代わり、
川崎重工が満を持して作り上げたP-1が来ておりました。
我輩は以前八戸航空祭でその姿を拝みましたが、
新田原基地に来たのは初めてです。
どうでもいい話ですが我輩はこのP-1の開発に難色を示した石破茂が嫌いです。
そしてUS-1も既に新型のUS-2に置き換えられている模様。
純粋な航空機とは機体形状が一味違う、水陸両用機です。
船と飛行機が合体したようなフォルムが独特でマジマジと見つめたくなる機体。
尚、US-2はインドが一時期欲しがっていたみたいですが、
お値段があまりにも高くて(140億円)手が出ないそうな。
航空祭に足を運びすぎて飛行機に飽きてきた我輩的にはこういうのの展示が刺激的です。
(飽きたんなら航空祭に来るなよというツッコミは黙殺する)
以前八戸駐屯地ではアメリカ製オシュコシュの消防車を見ましたが、
航空自衛隊ではドイツ製のローゼンバウアーの化学消防車が配備されております。
まだ少しクルマであることを捨てていない気がするオシュコシュのやつに比べると、
ローゼンバウアーのやつはほぼ戦隊モノのメカに近づいていますね。
尚、コイツも運転席はマクラーレンF1みたいに真ん中にあります。
中に乗ってみたかったけど、いい歳こいたおっさんがはしゃいで乗り込むのもねぇ・・・
空自といえば欠かせない乗り物がこの3tTUG(「さんとんたぐ」とよむ)。
正確には「トーイングトラクター」というのが正しいそうです。
トヨタのV8エンジンを搭載した、戦闘機を牽引する牽引車両です。
ミッションは4速マニュアル、最高時速は40km/h程度。
戦闘機を引っ張る時は10km/h以下じゃないと怒られるそうです。
余談ですが最近は入隊する若者がAT限定免許の輩ばかりなので、
自動車学校で限定解除しないとコイツを運転させられないというのが悩みの種だとか。
そしてコレは陸上自衛隊の最新型戦車、16式機動戦闘車。
10式戦車のエンジンを半分にした4気筒ディーゼルエンジン(570馬力)を搭載し、
8つのタイヤで最高時速100km/hで舗装道路を駆け抜ける走行力を誇ります。
キャタピラではないので不整地での移動は戦車に劣りますが、
戦闘区域への展開の迅速さでは戦車に勝ります。
車体が戦車の半分なので主砲は105mmとそれほどでもないですが、
必要にして充分な破壊力と恐ろしいほどの正確さを兼ね揃えているそうな。
因みに、運転席はコチラになります。
高速道路に乗る時はもう少し大きいのと交換するそうです。
23飛行隊のF-15DJ。
なんか今年は随分張り切った飛行を見せてくれた。
築城8飛行隊のF-2。
タンク無しで抜群の機動性を魅せてくれました。
何故かBGMは「宇宙刑事ギャバン」。誰のチョイスだよ?
301飛行隊のF-4EJ改の主翼はそれなりに綺麗に写せたんでま、いいか。
フライト時のBGMはファントムだからB'zの「LOVE PHANTOM」。
肝心の戦闘機のフライトの写真は我輩の性能が低すぎてあまり上手に撮れず。
ていうかやっぱ、空飛んでいるの取るならデカいカメラ買わなきゃいかんし。
とは言ってもデカいカメラの出番なんて航空祭以外には
クソガキ共の学校行事ぐらいしかないだろうから食指が動かない。
ま、最近はツイッタで誇らしげに飛んでる飛行機の写真載せている人がいっぱい居るんで、
我輩は飛んでる飛行機じゃなくて他のものにスポットを当てて紹介すればいいのかな?
どうでもいい話かもしれませんが記念塗装のF-15Jを撮影しようとしたら、
記念塗装機の前に懐かしい野郎ども(辞めてしまった後輩たち)が居て、
コイツラとの再開を喜んでいたら写真撮るの失念してしまったのですが、
再開は喜ばしくて素晴らしいものだからね、まあしょうがないね。
というわけで写真はデカいレンズのカメラ引っさげてやってきた
ピーマン職人が撮影したものを使わせていただくことにしました。
やっぱりね、こういうのは自分でただ写っているのを撮って自己満足するんじゃなくてね、
いいカメラ持った人が撮った綺麗なのを見るほうが楽でスッキリするんですよ。
というわけで今年の航空祭も充分に堪能しました。
でも我輩は飛行機よりも人との出会いが楽かったよーな気がします。
福岡でマジカルミライ2024が開催?!
旧車からしか摂取できない栄養がある
新田原基地エアフェスタ2022
サバゲーフリマはドーパミンがダダ漏れる
吉六会チャリンコ部、今年も西都原にて燃え上がる
宮崎コスサバに参戦!
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Posted by 砥部良軍曹 at 10:21│Comments(2)
│イベント
この記事へのコメント
前日に久々閣下にお会いできて良かったです♪
ファントム来年も来ますかね~
あ、OAKマスターには会われましたか?
ファントム来年も来ますかね~
あ、OAKマスターには会われましたか?
Posted by 熊頃氏 at 2019年12月16日 19:12
>熊頃氏
ソレがですねー、あれだけ人が居ると、
奇跡の出会いはなかなか難しいものです。
来年がラストファントムでしょうね。
その日まで同志もお身体にはご自愛を。
ソレがですねー、あれだけ人が居ると、
奇跡の出会いはなかなか難しいものです。
来年がラストファントムでしょうね。
その日まで同志もお身体にはご自愛を。
Posted by 砥部良軍曹 at 2019年12月22日 23:52