2022年02月08日
優雅な家遊び~ダッチオーブンを綺麗にする
我が家の周囲は元々森だったので、アホみたいに倒木が転がっております。
時々その倒木を集め、庭で燃やして炎を見つめながらニヤニヤするのが最近の楽しみ。
いやーしかし何なんでしょうかね、エロ動画でも2時間ぐらい見続けていると飽きるのに、
焚き火って結構長時間見ていても飽きないんですよね。
この焚火を燃やすだけで終わるのではなく、何か有効活用できんもんかと思ったところ、
「そういえばダッチオーブン、どんげかせんといかんな」
こないだの大晦日吉六会忘年会の際、10インチダッチオーブンでボルシチを煮たんですがね、
その後1日ほど庭に放置プレイしていたらね、案の定内側サビだらけ。
我が家のユニフレーム製ダッチオーブンは購入から既に20年経過しているんで
鍋の内部の黒皮がズル剥けてギンギラギンにさり気なくなっているんですわ。
ダッチオーブンって洗わずに油も塗らずに放置しているとスッゲェ錆びるんですよ。
正直ね、一時期この手の鍋を流行らせようとする勢力が居たみたいですがね、
ダッチオーブンの利点なんて密閉性の高さからくる無水調理的機能と、
蓄熱性の高さによって煮物料理が美味しく仕上がることと、揚げ物が少ない油で仕上がることと、
ワイルドな作りなので直火にブチ込んで使えるから野外でもオーブン料理ができることぐらいですよ。
まあ実はその全てがダッチオーブンの利点なんですが、
代わりになる鍋は圧力鍋とか何とか鍋とか他にもいくらでも有りますわ。
ぶっちゃけ、家庭で使うには持て余すのがダッチオーブン、
野外で料理をしない人種は買っちゃいけない調理器具である(断言)。
というわけで10インチの方は1月中旬ぐらいに綺麗にしたんですがね、
(実は10インチダッチオーブンは揚げ物用で頻繁に使用している)
他のやつは引越し後ずっとそのまま絶賛放置プレイでした。
我が家には他にもユニフレームの8インチダッチオーブン、10インチダッチパン(浅い鍋)、
ソロキャン用に仕入れたけどチーズフォンデュ以外出番殆どなしの6インチダッチオーブンがあるんですよ。
遠目に見れば然程悪そうでもないダッチオーブンですがね、
蓋の所々にサビが出ていますし、周辺も積年の汚れがこびり付いております。
サビに強いと定評のあるユニフレーム製ダッチオーブンですがね、
錆びないのは内側が黒いときだけ、ていうかその内側のコーティングは数年で剥がれます。
我輩なんか中にチリコンカン入れっぱなしにしていたら1週間後にはズタボロになってましたわ。
(1週間も鍋に食い物放置するなという意見は真摯に受け止めようw)
まあでも、この状態でも問題なく使えはするんですよ。
ただ、料理が焦げ付きやすくなってしまうのと油塗ってもサビ出ているのと、
料理が若干サビっぽい味がするようなしないような気がするだけ?
新品のようなコーティングを復活させるのは不可能ですが、
錆びにくくするようにする、或いは見栄えを良くすることは不可能ではありません。
事前に手を入れた10インチダッチオーブンも上記写真のようなだらしねぇ内側だったんですが、
火入れをして綺麗にしたらキレイになり、サビも出なくなりましたし、
何よりも焦げ付きにくくなって料理の味も良くなりました。
まずはダッチオーブンのサビを80~120番ぐらいの耐水ペーパーで
これでもかと言わんばかりに磨き落として洗剤で洗ってキレイにします。
正直、この作業が手は汚れるわ、指が痛くなるわで一番辛いっす。
その日の夜に気持ちいい行為で指を使う人、
皮膚が丈夫じゃない人は手袋装着で作業する事をオススメします。
そして燃え盛る焚き火の中に投入!
焚き火の炎はデカい方が効果的です。
炭火でじっくり炙ってもあんまり効果的ではありません。
30分ぐらい強火でダッチオーブンを加熱すると内側が青黒っぽく変色してきます。
変色していない部分を回しながら火に当てて1時間も炙れば全体的に良い焼色が付きます。
でもこれって我が家みたいに周辺500mぐらいに隣人が居ないよーな場所に
住んでいるならともかく住宅街に住んでいる人には出来ない行為ですよね?
大体、一般家庭では焚き火は勿論、バーベキューさえもするのを憚られる事でしょう。
なのでそういう普通の人はキャンプ場でコレ、焚き火台でやりましょう。
テントを建てたら嫁と子供は遊びに行かせ、お父さんは焚き火しながらダッチオーブン炙りw
そして夜はその仕上がったダッチオーブンで料理を披露するんですよ。
蓋も同じようにサンドペーパー等でサビを落とし、一緒に炙りましょう。
余談ですがコレ、火が別の所に飛び火して火事にならなければ、
2時間ぐらい放置して忘れ去っていても問題はありません。
んで、いい感じに焼きが入ったなと思ったら、
素手で触れるぐらいまでしばらく放置(季節によって時間差あり)して冷まし、
(暑いうちに作業に着手すると火傷します、或いは手袋が焦げます)
新聞紙で焚き火によって付着した煤を落とします。
新聞紙がない場合は薄い紙なら何でもいいですし、ウエスでもいいです。
長年使用したダッチオーブンはこの取っ手部分に油とか汚れが付着して
何かカオスな塊がこびり付くんですが、焚き火にブチ込むとそれも焼け落ちてしまいます。
焼きを入れることによってサビが浮き上がってくる場合もありますが、
そういうサビはワイヤーブラシや金属タワシで擦るとキレイに落ちます。
時間と薪に余裕があるのならもう一度焚き火にブチ込んで焼きを入れてもいいでしょう。
その後洗剤でダッチオーブンを洗い、コンロにかけて水分を飛ばし、
温かいうちにオリーブオイル(出来ればピュアオリーブオイル)を全体に塗れば出来上がりです。
神経質な方はこの時にセロリの葉やネギの青い部分等クズ野菜を用意して
それを炒めて鉄臭さを十分に飛ばして、その後仕上げに入ってももいいでしょう。
青っぽく変色したダッチオーブンは油でコーティングされて新しい輝きを増すだけでなく、
使い込んだ道具ならではの美しさを醸し出し、よりいっそう料理したい気分を上げることでしょう。
我輩もこの作業の後、ダッチオーブンで豚軟骨を煮込んでみました。
家族4人分の料理なら8インチダッチオーブンは適切なサイズですね。
でもね、カレーやらシチュー、チリコンカンみたいな煮込み料理を作ると、
このコーティングあっという間に取れちゃうんですよ。
実はユニフレームのダッチオーブンの利点は錆びにくいことじゃなくて、
鋳鉄ダッチオーブンみたいに油を染み込ませなくてもいいことなんですよね。
ロッジとかの鋳鉄ダッチオーブンは油を染み込ませてその層を作ることで
鍋が熟成され、錆びつきにくく、焦げ付きにくく、そして汚れも落ちやすくなり、
そして料理が上手く出来るようになり、ダッチオーブンも立派になるという理屈なんです。
でもユニフレームのダッチオーブンは初めから簡単に使えるようにと
プレス鉄板で作られているから油を染み込ませなくてもいいんです。
だから油を除去するような洗剤で洗うことができるし、
その後は錆止めとして油を塗ればその後も問題なく使用可能です。
その代わり、油が浸透させて熟成するという楽しみはありませんがね。
でもこのようにしてダッチオーブンを炙り、表面を青錆化させることで、
表面は油の被膜を保つような作りになるのであまり洗剤で洗わないほうがいいでしょう。
ざっくり言うと鉄板ダッチオーブンを炙ることで中華鍋みたいになるということですね。
なのでまあ多少はね、熟成させる楽しみも付加されます。
6インチダッチオーブンは外側のサビも酷かったので磨いて炙ってを2回ほど繰り返して、
見違えるほどにきれいに仕上げてやりましたらああ、使うのがもったいない・・・
でもコロナが収まったら吉六会の皆でソロキャンプする予定だから、その時に使おう。
時々その倒木を集め、庭で燃やして炎を見つめながらニヤニヤするのが最近の楽しみ。
いやーしかし何なんでしょうかね、エロ動画でも2時間ぐらい見続けていると飽きるのに、
焚き火って結構長時間見ていても飽きないんですよね。
この焚火を燃やすだけで終わるのではなく、何か有効活用できんもんかと思ったところ、
「そういえばダッチオーブン、どんげかせんといかんな」
こないだの大晦日吉六会忘年会の際、10インチダッチオーブンでボルシチを煮たんですがね、
その後1日ほど庭に放置プレイしていたらね、案の定内側サビだらけ。
我が家のユニフレーム製ダッチオーブンは購入から既に20年経過しているんで
鍋の内部の黒皮がズル剥けてギンギラギンにさり気なくなっているんですわ。
ダッチオーブンって洗わずに油も塗らずに放置しているとスッゲェ錆びるんですよ。
正直ね、一時期この手の鍋を流行らせようとする勢力が居たみたいですがね、
ダッチオーブンの利点なんて密閉性の高さからくる無水調理的機能と、
蓄熱性の高さによって煮物料理が美味しく仕上がることと、揚げ物が少ない油で仕上がることと、
ワイルドな作りなので直火にブチ込んで使えるから野外でもオーブン料理ができることぐらいですよ。
まあ実はその全てがダッチオーブンの利点なんですが、
代わりになる鍋は圧力鍋とか何とか鍋とか他にもいくらでも有りますわ。
ぶっちゃけ、家庭で使うには持て余すのがダッチオーブン、
野外で料理をしない人種は買っちゃいけない調理器具である(断言)。
というわけで10インチの方は1月中旬ぐらいに綺麗にしたんですがね、
(実は10インチダッチオーブンは揚げ物用で頻繁に使用している)
他のやつは引越し後ずっとそのまま絶賛放置プレイでした。
我が家には他にもユニフレームの8インチダッチオーブン、10インチダッチパン(浅い鍋)、
ソロキャン用に仕入れたけどチーズフォンデュ以外出番殆どなしの6インチダッチオーブンがあるんですよ。
遠目に見れば然程悪そうでもないダッチオーブンですがね、
蓋の所々にサビが出ていますし、周辺も積年の汚れがこびり付いております。
サビに強いと定評のあるユニフレーム製ダッチオーブンですがね、
錆びないのは内側が黒いときだけ、ていうかその内側のコーティングは数年で剥がれます。
我輩なんか中にチリコンカン入れっぱなしにしていたら1週間後にはズタボロになってましたわ。
(1週間も鍋に食い物放置するなという意見は真摯に受け止めようw)
まあでも、この状態でも問題なく使えはするんですよ。
ただ、料理が焦げ付きやすくなってしまうのと油塗ってもサビ出ているのと、
料理が若干サビっぽい味がするようなしないような気がするだけ?
新品のようなコーティングを復活させるのは不可能ですが、
錆びにくくするようにする、或いは見栄えを良くすることは不可能ではありません。
事前に手を入れた10インチダッチオーブンも上記写真のようなだらしねぇ内側だったんですが、
火入れをして綺麗にしたらキレイになり、サビも出なくなりましたし、
何よりも焦げ付きにくくなって料理の味も良くなりました。
まずはダッチオーブンのサビを80~120番ぐらいの耐水ペーパーで
これでもかと言わんばかりに磨き落として洗剤で洗ってキレイにします。
正直、この作業が手は汚れるわ、指が痛くなるわで一番辛いっす。
その日の夜に気持ちいい行為で指を使う人、
皮膚が丈夫じゃない人は手袋装着で作業する事をオススメします。
そして燃え盛る焚き火の中に投入!
焚き火の炎はデカい方が効果的です。
炭火でじっくり炙ってもあんまり効果的ではありません。
30分ぐらい強火でダッチオーブンを加熱すると内側が青黒っぽく変色してきます。
変色していない部分を回しながら火に当てて1時間も炙れば全体的に良い焼色が付きます。
でもこれって我が家みたいに周辺500mぐらいに隣人が居ないよーな場所に
住んでいるならともかく住宅街に住んでいる人には出来ない行為ですよね?
大体、一般家庭では焚き火は勿論、バーベキューさえもするのを憚られる事でしょう。
なのでそういう普通の人はキャンプ場でコレ、焚き火台でやりましょう。
テントを建てたら嫁と子供は遊びに行かせ、お父さんは焚き火しながらダッチオーブン炙りw
そして夜はその仕上がったダッチオーブンで料理を披露するんですよ。
蓋も同じようにサンドペーパー等でサビを落とし、一緒に炙りましょう。
余談ですがコレ、火が別の所に飛び火して火事にならなければ、
2時間ぐらい放置して忘れ去っていても問題はありません。
んで、いい感じに焼きが入ったなと思ったら、
素手で触れるぐらいまでしばらく放置(季節によって時間差あり)して冷まし、
(暑いうちに作業に着手すると火傷します、或いは手袋が焦げます)
新聞紙で焚き火によって付着した煤を落とします。
新聞紙がない場合は薄い紙なら何でもいいですし、ウエスでもいいです。
長年使用したダッチオーブンはこの取っ手部分に油とか汚れが付着して
何かカオスな塊がこびり付くんですが、焚き火にブチ込むとそれも焼け落ちてしまいます。
焼きを入れることによってサビが浮き上がってくる場合もありますが、
そういうサビはワイヤーブラシや金属タワシで擦るとキレイに落ちます。
時間と薪に余裕があるのならもう一度焚き火にブチ込んで焼きを入れてもいいでしょう。
その後洗剤でダッチオーブンを洗い、コンロにかけて水分を飛ばし、
温かいうちにオリーブオイル(出来ればピュアオリーブオイル)を全体に塗れば出来上がりです。
神経質な方はこの時にセロリの葉やネギの青い部分等クズ野菜を用意して
それを炒めて鉄臭さを十分に飛ばして、その後仕上げに入ってももいいでしょう。
青っぽく変色したダッチオーブンは油でコーティングされて新しい輝きを増すだけでなく、
使い込んだ道具ならではの美しさを醸し出し、よりいっそう料理したい気分を上げることでしょう。
我輩もこの作業の後、ダッチオーブンで豚軟骨を煮込んでみました。
家族4人分の料理なら8インチダッチオーブンは適切なサイズですね。
でもね、カレーやらシチュー、チリコンカンみたいな煮込み料理を作ると、
このコーティングあっという間に取れちゃうんですよ。
実はユニフレームのダッチオーブンの利点は錆びにくいことじゃなくて、
鋳鉄ダッチオーブンみたいに油を染み込ませなくてもいいことなんですよね。
ロッジとかの鋳鉄ダッチオーブンは油を染み込ませてその層を作ることで
鍋が熟成され、錆びつきにくく、焦げ付きにくく、そして汚れも落ちやすくなり、
そして料理が上手く出来るようになり、ダッチオーブンも立派になるという理屈なんです。
でもユニフレームのダッチオーブンは初めから簡単に使えるようにと
プレス鉄板で作られているから油を染み込ませなくてもいいんです。
だから油を除去するような洗剤で洗うことができるし、
その後は錆止めとして油を塗ればその後も問題なく使用可能です。
その代わり、油が浸透させて熟成するという楽しみはありませんがね。
でもこのようにしてダッチオーブンを炙り、表面を青錆化させることで、
表面は油の被膜を保つような作りになるのであまり洗剤で洗わないほうがいいでしょう。
ざっくり言うと鉄板ダッチオーブンを炙ることで中華鍋みたいになるということですね。
なのでまあ多少はね、熟成させる楽しみも付加されます。
6インチダッチオーブンは外側のサビも酷かったので磨いて炙ってを2回ほど繰り返して、
見違えるほどにきれいに仕上げてやりましたらああ、使うのがもったいない・・・
でもコロナが収まったら吉六会の皆でソロキャンプする予定だから、その時に使おう。