3度の飯よりサバイバルゲーム

嫁の実家から来た救援物資の中に筍が入っていたので、
筍の煮物を嫁が作ってくれました。
スコールとSUPERゲンキ快も入っていたんですが、
スコールはこっちのダイソーでも売っているんだよなぁ。残念でした。
ゲンキ快は相変わらず旨いのか不味いのか解らねぇ懐かしい味わい。
たまに飲みたくなるよね、SUPERゲンキ快？



さて我が家の、ていうか嫁の実家の筍の煮物は
料亭で出てくるよーな鰹だしで煮たあっさりとした上品なやつじゃなくて、
鶏肉や練り物が混入した田舎らしい炊き合わせのようなシロモノです。

こいつを作る為にかしわの手羽先、ちくわとかさつま揚げとかを入れて、
その出汁を筍に含める事で味わいを高めるのですが、
悲しい事にこっちのスーパーにはちくわもさつま揚げも種類が少なく、
そしてどれもが正直な話、あまり美味しくないのです。



それだけではありません。
厚揚げも我輩の想像を絶する酷い物が売っている有様です。
普通厚揚げといえば、外側がゴツゴツボコボコしたデザートカラーで、
中も小さい空洞が沢山ある奴が我輩の馴染み深い厚揚げなんですが、
こっちに売っている奴は外側は揚げ出し豆腐みたいで、
中は不自然にもっちりしている不思議な物体です。

噛み締めるとザクっとした厚揚げ独特の食感の代わりに、
チーズを噛み締めたよーな得体の知れない食感が襲ってきます。ありえねぇ。



福岡では(九州では？)一般的に“天ぷら”と呼ばれている丸天も、
こちらのスーパーには置いていない事も珍しくありません。
宮崎に居た頃はちくわは太いのとか細いのとか6種類ぐらい置いていたはずですが、
こっちには3～4種類もあればいい方です。

ちくわという代物はもう少し(いい意味で)魚臭いイメージがあったのですが、
こっちのちくわは何を食っているのか解りません。なして？

そーいえば“ちくわぶ”という小麦粉で作ったちくわもどきがありますが、
アレって食感は面白いけど正直大量に食いたくない物体ですね。

関係ないけど“ちくわ部”っていう部活があったら面白そうですよね。
ちくわの穴に何を詰めたら美味しくいただけるかとか、
ちくわを使った創作料理を作って盛り上がる部活。誰か作らないかなぁw

どうやら、こっちの方は九州のように練り物系を極めた文化圏ではないようです。
練り物だけでなく、豆腐系の食材も思った以上に種類が少ないです。
以前我が家でおでんを作ろうとした時、ガンモドキが何処にも無くてびっくり。
おでんは練り物とか厚揚げが入る事で出汁に深みが出るというのに、
練り物系が種類が少ない上に不味いんじゃあおでん作る気しねぇ。

まー確かにこっちにはこっちの旨いものがありますが、
豆腐とか油揚げとか厚揚げとかちくわとかさつま揚げとか
結構一般的な食材と思っていた代物が美味しくないと知った瞬間、
「あーボチボチ宮崎帰りてぇ」と思っても仕方がないんじゃねぇ？