2018年04月30日

浜松からの来訪者 其の壱

青森に居た頃、共にサバゲーを楽しんだ同志ヅイマー氏が、
「GWに宮崎にサバゲーやりに来ます」とコメントに書き込んでいるのを見て、
「この漢(おとこ)、とうとう頭がおかしくなったか?」と思った我輩でしたが、
ヅイマー氏、浜松から10時間掛けて宮崎まで遊びに来てくれました。

ヅイマー氏が宮崎に到着したのは27日、金曜日の夜。
という事は土曜日からサバゲー出来んことはない。
吉六会同志のわけもん(有能)の情報によると、
“レッドリーブス”は土曜日にもサバゲー開催しているとのこと。



しかし、土曜はあまりプレイヤーが集まらないというので、
吉六会同志に招集をかけてみたり、このブログで告知を出してみたところ、
ヂゴンの巣の常連さんや同志が8人程確保出来たので
後は少々他の参加者が来てくれればいいゲームが出来そうだなと思っていたら、
ゴォルデンウィィク突入の週末だからか、それとも好天に誘われたのか、
合計20人以上のプレイヤーがレッドリーブスに集結しておりました。

しかも集まったプレイヤーの誰もが純粋にサバゲーが好きそうな人物ばかり。
サバイバルゲームの「ゲーム」だけを楽しむんじゃなくて、
このフィールドでのプレイヤーとの触れ合いや対話を楽しみたいという空気。
この心地よい空気はやはり、フィールドマスターの人徳故。



多数の愉快な仲間、恵まれた天候、そして遊び心に満ちたフィールドマスター。
これだけの好条件が揃えばさぞかし楽しいサバゲーになるだろう。
そういう期待感の中、ヅイマー氏はまだゲームも始まっていないのに、
宮崎の太陽と熱気により、既にダウン気味。
「宮崎は暑いとは聞いていたが、予想以上だった・・・」



いやしかし、1チーム10人居ると戦場らしくて気分が盛り上がりますね。
最近は10人以下でのサバゲーが多かったんで、多少はね。
しかも結構、迷彩服着用率が高いのもユーザーとしてとても嬉しい
最近は「迷彩服?なにそれ美味しいの?」みたいなプレイヤーも居ますからね。

「迷彩服着ていないとサバゲーじゃねぇよ」とのたまうのは
所詮デラべっぴん世代のおっさんの戯言なんでしょうが、
アレを着ることで戦場で戦う感を醸し出したいという心情も理解して欲しい。
迷彩服は普段の日常とサバゲーという非日常を分けるファクターなんです。



参加者の武器は相変わらずM4系列が多いのですが、
タキモト様はこないだ我輩がポチらせたLCTのAKMで奮闘。
うむ、この鉄と木の醸し出す独特の世界観、いいゾ~これ。



お互いのスタート地点からの距離は充分にありますが、
バリケードが適度に点在しているので上手くすり抜ければ
敵陣への素早い接近も容易であるのがこのフィールドの面白いところ。

かと言って迷路みたいにバリケードがあるわけでもないから、
キルハウス内に侵入しない限りは
全方位を警戒する必要もそこまで無いのも好ポイント。



なのでタイヤが積まれたエリアをダッシュで突っ切ろうとしたら
何ということでしょう、タイヤの脇に隠れたいたヅイマー氏に撃たれました。



でもウチのチームには優秀なコンビが居たので、
我輩みたいなオッサンが死んだところで戦況に影響はありません。
巧みなコンビネーションプレイでガンガン突破していきます。



我輩、上手く敵陣のスタート地点まで侵入したと思ったら、
廃車に潜んでいた敵との撃ち合いに負けてゲームオーバー。

しかしその後、敵は股間を押さえながら悶絶。
「あれ?前日に股間の鉄砲弄りすぎて不具合を起こしたか?」と思いきや、
壮絶なバトルの末、股関節を痛めた模様。



その後、股関節の痛みに耐えながら態勢を立て直すも、
陸自迷彩のファイターによって惨殺。
ホント、サバゲーは地獄だぜ!フゥハハハーハァー! 



戦いも地獄だけど、休憩も地獄。
休憩所の中は直射日光は当たらないものの、野郎共の熱気でムンムン。
だからのりへい様、風通しがよろしい日陰で休憩。

我輩の知る限りではゴォルデンウィィク過ぎると暑くなる気がしますが、
今年の宮崎の夏はフライング気味のようです。迷惑な話だ。



今回はヅイマー氏とのサバゲーを盛り上げる為に
普段はBUGのフィールドで遊んでいる仲間たちが参戦。
おや、ガーナ氏、こないだ仕入れたE&L製AKS74Uはどうした?



ガーナ氏、AKS74Uは連れてきた仲間に貸しておりました。ウン、いいぞ。
そうやってAKの素晴らしさを多のプレイヤーにも伝えてくれたまえ。
コンパクトなクリンコフはこういうバリケードが多いフィールドにはもってこいです。 
ドットサイト?そんなもん要らんよ!肉の目で狙うんだよ!



でもやっぱ暑いのは耐えきれん。
何だその涼しそうなTシャツは!我輩も欲しいぞ(迫真)!
でもよーく見て、いやよく見なくてもクソTシャツでした。
コレは隠れていても匂いで解るな。

いやそれよりもこのUSB扇風機、これからの季節欲しい。
モバイルバッテリー繋げば外でも使えるってイイ発想。
暑さ対策の真剣な考察は宮崎の夏サバゲーには必須です。



13時のゲーム開始からフラッグ入れ替え戦とか復活戦とか
大統領警護戦とか小難しいゲームが繰り返されておりましたが、
15時過ぎた辺りから王道を往く殲滅戦に変わり、
ルールを覚える能力に乏しい我輩には大助かり。

但し、チーム分けは昭和生まれVS平成生まれ。
よーするにおっさんVSわけもん。
フィールドマスターの話によるとレッドリーブス、
昭和生まれと平成生まれの参加者割合が毎回半々ぐらいなのだとか。

つまりそれは、老いも若きも楽しめる有能なフィールドであるということ(確信)。



今回の戦いに参戦してくれた吉六会同志のコマじろうも平成生まれ。
吉六会の名に恥じない「攻めの姿勢」を貫きながら進撃。
ライフルとハンドガンの切り替えが上手いので、なかなかのツワモノ。

あれ、そう言えばもうひとり吉六会からドイツ軍人来ていたはずなんだが、
写真探しても何処にも写っていないのは何故?



今回のゲームでの我輩最大の強敵が彼。
我輩が攻めるところに必ず待ち構えているゥゥゥ!
しかも結構素早くて、強い(確信)。
我輩の殺意を掻き立てるその戦闘力、やりますねぇ。



おっさんチーム、序盤は優位に攻め込んでいたのですが、
時間が経つに連れて消耗率が高くなります。
技術では勝る部分があっても、体力だけは敵わないから仕方ないね。



まだだ!まだ終わらんよ!
若いもんには負けんぞと張りきってはいますが、
角度が付いておりませんのでその時点で負けてます。

イヤそんな事よりもこの銃、随分マニアックなものをお持ちで。
デンマークのメーカー、ASG製のスコーピオンEVO3ではありませんか!
クソ田舎宮崎でこの銃に目をつけるプレイヤーが居たとは・・・

しかもストックをHK416Cの収縮タイプに交換。
こういうカスタムも昭和生まれならではの発想ですね。



人数稼ぎのために声かけてみたらホイホイ来てくれたアンディ先輩。
何やら実家がレッドリーブスの近所だとか、裏山鹿。
でもそろそろその服装は暑くて蒸し焼きになるんじゃないかと。



ドローンパイロットの漢(おとこ)、さっくん様もご参戦。
県北からココまで、結構遠いんだけどなぁ・・・
ヅイマー氏といい、ガチのサバゲー好きは足伸ばしてまでサバゲーしたいんかい?
でも楽しそうなサバゲーが有ると思えば苦にならないのですかね?



赤い炊飯ジャーさんもヅイマー氏歓迎サバゲーに駆けつけてくれました。
今回は青鹿フィールドの常連が結構集まってくれたので、
何かBUGのゲームに来ているよーな錯覚。



「もう16時過ぎか、楽しい時間はあっという間だね」
最近はサバゲーに参戦できなかったのりへいさん、
久しぶりのサバゲーを満喫している模様。

しっかし今回はBUGのゲームの常連さんが結構来てくれたんで、
いつもと似たよーな環境で楽しく過ごせましたね。



そして敵側にはタクティカルトレーナー。
彼ほど美しい戦い方を魅せるプレイヤーはなかなか居ないだろう。
こういうプレイヤーと一戦交えるのがまた楽しい。



ゲーム終了前に女子2人が参戦。
キルハウス内からハンドガンで巧みにパンパン売ってくるのが脅威。
ま、我輩は一戦も交えることなかったんですがねw



戦果はともかく(いや結構ブッコロしたよ今回は)
久しぶりに陸自迷彩来てグリースガンぶっ放したら
「カ・イ・カ・ン」でしたね。

ヅイマー氏も「いやぁ、宮崎まで来て良かったです(確信)!」と満足げ。
環境もいいし、集まるプレイヤーもいい、言う事なしと感激しておりました。

我輩的にはぶっちゃけ、殲滅戦とフラッグ戦以外のゲームがどーでもいいし、
真ん中のデカいキルハウスが邪魔で仕方がないんですが、
フィールドマスター&ココに集まるプレイヤーが楽しいから全て良しって気分。
ヅイマー氏も言ってたけど、サバゲーってフィールドの良し悪しより、
人の良し悪しが楽しいかどーかのファクターなんですよね。

もうね、ヂゴンの巣のゲームに人が集まらないときは、
とっととゲーム中止にしてココに来るかな?



ところで、なんかデカいのが置いていたんで、
ウチの長いを横に置いて比べてみたんですが、
何ということでしょう、三八式とチェイタックM200って同じぐらいの長さなのね。
どっちがよく当たるかは判りませんがね。



ゲーム終了後は吉六会秘密基地、ピーマンプラントに集合し、
昼間共に戦ったうろたえないドイツ軍人、そして場所提供者のピーマン職人、
スカルガンナー氏や樽職人、ラウンジャー提督、クリ◯◯ス・コスッタ氏を交えて、
バーベキューしながらヅイマー氏との懇親会を実施。
勿論焼くのは宮崎牛、何故ならヅイマー氏は特別な存在だからです。

真ん中の炎は地鶏焼きすぎて炭化寸前状態。
やっぱ地鶏は専門店で食うのがよろしいようで。



そして焼き肉を喰らいながらエアガンのカスタム談義に花を咲かせる
ヅイマー氏とピーマン職人とクリ◯◯ス・コスッタ氏。
美味しい肉があっという間に無くなるのと同様、
楽しい時間はあっという間に過ぎていくのでありました。  

Posted by 砥部良軍曹 at 23:06Comments(2)サバイバルゲーム