2018年04月30日

浜松からの来訪者 其の壱

青森に居た頃、共にサバゲーを楽しんだ同志ヅイマー氏が、
「GWに宮崎にサバゲーやりに来ます」とコメントに書き込んでいるのを見て、
「この漢(おとこ)、とうとう頭がおかしくなったか?」と思った我輩でしたが、
ヅイマー氏、浜松から10時間掛けて宮崎まで遊びに来てくれました。

ヅイマー氏が宮崎に到着したのは27日、金曜日の夜。
という事は土曜日からサバゲー出来んことはない。
吉六会同志のわけもん(有能)の情報によると、
“レッドリーブス”は土曜日にもサバゲー開催しているとのこと。



しかし、土曜はあまりプレイヤーが集まらないというので、
吉六会同志に招集をかけてみたり、このブログで告知を出してみたところ、
ヂゴンの巣の常連さんや同志が8人程確保出来たので
後は少々他の参加者が来てくれればいいゲームが出来そうだなと思っていたら、
ゴォルデンウィィク突入の週末だからか、それとも好天に誘われたのか、
合計20人以上のプレイヤーがレッドリーブスに集結しておりました。

しかも集まったプレイヤーの誰もが純粋にサバゲーが好きそうな人物ばかり。
サバイバルゲームの「ゲーム」だけを楽しむんじゃなくて、
このフィールドでのプレイヤーとの触れ合いや対話を楽しみたいという空気。
この心地よい空気はやはり、フィールドマスターの人徳故。



多数の愉快な仲間、恵まれた天候、そして遊び心に満ちたフィールドマスター。
これだけの好条件が揃えばさぞかし楽しいサバゲーになるだろう。
そういう期待感の中、ヅイマー氏はまだゲームも始まっていないのに、
宮崎の太陽と熱気により、既にダウン気味。
「宮崎は暑いとは聞いていたが、予想以上だった・・・」



いやしかし、1チーム10人居ると戦場らしくて気分が盛り上がりますね。
最近は10人以下でのサバゲーが多かったんで、多少はね。
しかも結構、迷彩服着用率が高いのもユーザーとしてとても嬉しい
最近は「迷彩服?なにそれ美味しいの?」みたいなプレイヤーも居ますからね。

「迷彩服着ていないとサバゲーじゃねぇよ」とのたまうのは
所詮デラべっぴん世代のおっさんの戯言なんでしょうが、
アレを着ることで戦場で戦う感を醸し出したいという心情も理解して欲しい。
迷彩服は普段の日常とサバゲーという非日常を分けるファクターなんです。



参加者の武器は相変わらずM4系列が多いのですが、
タキモト様はこないだ我輩がポチらせたLCTのAKMで奮闘。
うむ、この鉄と木の醸し出す独特の世界観、いいゾ~これ。



お互いのスタート地点からの距離は充分にありますが、
バリケードが適度に点在しているので上手くすり抜ければ
敵陣への素早い接近も容易であるのがこのフィールドの面白いところ。

かと言って迷路みたいにバリケードがあるわけでもないから、
キルハウス内に侵入しない限りは
全方位を警戒する必要もそこまで無いのも好ポイント。



なのでタイヤが積まれたエリアをダッシュで突っ切ろうとしたら
何ということでしょう、タイヤの脇に隠れたいたヅイマー氏に撃たれました。



でもウチのチームには優秀なコンビが居たので、
我輩みたいなオッサンが死んだところで戦況に影響はありません。
巧みなコンビネーションプレイでガンガン突破していきます。



我輩、上手く敵陣のスタート地点まで侵入したと思ったら、
廃車に潜んでいた敵との撃ち合いに負けてゲームオーバー。

しかしその後、敵は股間を押さえながら悶絶。
「あれ?前日に股間の鉄砲弄りすぎて不具合を起こしたか?」と思いきや、
壮絶なバトルの末、股関節を痛めた模様。



その後、股関節の痛みに耐えながら態勢を立て直すも、
陸自迷彩のファイターによって惨殺。
ホント、サバゲーは地獄だぜ!フゥハハハーハァー! 



戦いも地獄だけど、休憩も地獄。
休憩所の中は直射日光は当たらないものの、野郎共の熱気でムンムン。
だからのりへい様、風通しがよろしい日陰で休憩。

我輩の知る限りではゴォルデンウィィク過ぎると暑くなる気がしますが、
今年の宮崎の夏はフライング気味のようです。迷惑な話だ。



今回はヅイマー氏とのサバゲーを盛り上げる為に
普段はBUGのフィールドで遊んでいる仲間たちが参戦。
おや、ガーナ氏、こないだ仕入れたE&L製AKS74Uはどうした?



ガーナ氏、AKS74Uは連れてきた仲間に貸しておりました。ウン、いいぞ。
そうやってAKの素晴らしさを多のプレイヤーにも伝えてくれたまえ。
コンパクトなクリンコフはこういうバリケードが多いフィールドにはもってこいです。 
ドットサイト?そんなもん要らんよ!肉の目で狙うんだよ!



でもやっぱ暑いのは耐えきれん。
何だその涼しそうなTシャツは!我輩も欲しいぞ(迫真)!
でもよーく見て、いやよく見なくてもクソTシャツでした。
コレは隠れていても匂いで解るな。

いやそれよりもこのUSB扇風機、これからの季節欲しい。
モバイルバッテリー繋げば外でも使えるってイイ発想。
暑さ対策の真剣な考察は宮崎の夏サバゲーには必須です。



13時のゲーム開始からフラッグ入れ替え戦とか復活戦とか
大統領警護戦とか小難しいゲームが繰り返されておりましたが、
15時過ぎた辺りから王道を往く殲滅戦に変わり、
ルールを覚える能力に乏しい我輩には大助かり。

但し、チーム分けは昭和生まれVS平成生まれ。
よーするにおっさんVSわけもん。
フィールドマスターの話によるとレッドリーブス、
昭和生まれと平成生まれの参加者割合が毎回半々ぐらいなのだとか。

つまりそれは、老いも若きも楽しめる有能なフィールドであるということ(確信)。



今回の戦いに参戦してくれた吉六会同志のコマじろうも平成生まれ。
吉六会の名に恥じない「攻めの姿勢」を貫きながら進撃。
ライフルとハンドガンの切り替えが上手いので、なかなかのツワモノ。

あれ、そう言えばもうひとり吉六会からドイツ軍人来ていたはずなんだが、
写真探しても何処にも写っていないのは何故?



今回のゲームでの我輩最大の強敵が彼。
我輩が攻めるところに必ず待ち構えているゥゥゥ!
しかも結構素早くて、強い(確信)。
我輩の殺意を掻き立てるその戦闘力、やりますねぇ。



おっさんチーム、序盤は優位に攻め込んでいたのですが、
時間が経つに連れて消耗率が高くなります。
技術では勝る部分があっても、体力だけは敵わないから仕方ないね。



まだだ!まだ終わらんよ!
若いもんには負けんぞと張りきってはいますが、
角度が付いておりませんのでその時点で負けてます。

イヤそんな事よりもこの銃、随分マニアックなものをお持ちで。
デンマークのメーカー、ASG製のスコーピオンEVO3ではありませんか!
クソ田舎宮崎でこの銃に目をつけるプレイヤーが居たとは・・・

しかもストックをHK416Cの収縮タイプに交換。
こういうカスタムも昭和生まれならではの発想ですね。



人数稼ぎのために声かけてみたらホイホイ来てくれたアンディ先輩。
何やら実家がレッドリーブスの近所だとか、裏山鹿。
でもそろそろその服装は暑くて蒸し焼きになるんじゃないかと。



ドローンパイロットの漢(おとこ)、さっくん様もご参戦。
県北からココまで、結構遠いんだけどなぁ・・・
ヅイマー氏といい、ガチのサバゲー好きは足伸ばしてまでサバゲーしたいんかい?
でも楽しそうなサバゲーが有ると思えば苦にならないのですかね?



赤い炊飯ジャーさんもヅイマー氏歓迎サバゲーに駆けつけてくれました。
今回は青鹿フィールドの常連が結構集まってくれたので、
何かBUGのゲームに来ているよーな錯覚。



「もう16時過ぎか、楽しい時間はあっという間だね」
最近はサバゲーに参戦できなかったのりへいさん、
久しぶりのサバゲーを満喫している模様。

しっかし今回はBUGのゲームの常連さんが結構来てくれたんで、
いつもと似たよーな環境で楽しく過ごせましたね。



そして敵側にはタクティカルトレーナー。
彼ほど美しい戦い方を魅せるプレイヤーはなかなか居ないだろう。
こういうプレイヤーと一戦交えるのがまた楽しい。



ゲーム終了前に女子2人が参戦。
キルハウス内からハンドガンで巧みにパンパン売ってくるのが脅威。
ま、我輩は一戦も交えることなかったんですがねw



戦果はともかく(いや結構ブッコロしたよ今回は)
久しぶりに陸自迷彩来てグリースガンぶっ放したら
「カ・イ・カ・ン」でしたね。

ヅイマー氏も「いやぁ、宮崎まで来て良かったです(確信)!」と満足げ。
環境もいいし、集まるプレイヤーもいい、言う事なしと感激しておりました。

我輩的にはぶっちゃけ、殲滅戦とフラッグ戦以外のゲームがどーでもいいし、
真ん中のデカいキルハウスが邪魔で仕方がないんですが、
フィールドマスター&ココに集まるプレイヤーが楽しいから全て良しって気分。
ヅイマー氏も言ってたけど、サバゲーってフィールドの良し悪しより、
人の良し悪しが楽しいかどーかのファクターなんですよね。

もうね、ヂゴンの巣のゲームに人が集まらないときは、
とっととゲーム中止にしてココに来るかな?



ところで、なんかデカいのが置いていたんで、
ウチの長いを横に置いて比べてみたんですが、
何ということでしょう、三八式とチェイタックM200って同じぐらいの長さなのね。
どっちがよく当たるかは判りませんがね。



ゲーム終了後は吉六会秘密基地、ピーマンプラントに集合し、
昼間共に戦ったうろたえないドイツ軍人、そして場所提供者のピーマン職人、
スカルガンナー氏や樽職人、ラウンジャー提督、クリ◯◯ス・コスッタ氏を交えて、
バーベキューしながらヅイマー氏との懇親会を実施。
勿論焼くのは宮崎牛、何故ならヅイマー氏は特別な存在だからです。

真ん中の炎は地鶏焼きすぎて炭化寸前状態。
やっぱ地鶏は専門店で食うのがよろしいようで。



そして焼き肉を喰らいながらエアガンのカスタム談義に花を咲かせる
ヅイマー氏とピーマン職人とクリ◯◯ス・コスッタ氏。
美味しい肉があっという間に無くなるのと同様、
楽しい時間はあっという間に過ぎていくのでありました。  

Posted by 砥部良軍曹 at 23:06Comments(2)サバイバルゲーム

2018年04月13日

ブローニングは永久に不滅?

前々回の予告通り、我輩の武器庫に新しく仲間入りした銃器の紹介です。
ところで最近サバゲーの過去記事を見ていたら、コイツが販売された頃、
「次はコレを買うぞ!」って心意気を何回か記事に残しているんですね我輩。
という事はコレを手に入れてしまったというこの流れ、ある意味運命だったのかもしれない。



同志たちよ、BAR M1918というライフルをご存知かな?
ウィンチェスターM1887やガバメントやM2重機関銃等の
多数のベストセラー銃器を開発した銃器界の巨匠にして鬼才、
ジョン・モーゼス・ブローニングが第一次世界大戦の最中に生み出したライフルです。

ていうかこの人が現在の銃器の大半の機構を開発したと行っても過言ではないという。

フルオートで弾を撃ち出せる武器が据え付け式の機関銃ぐらいしか無かった時代に、
持ち運び式のフルオートライフルを作ったブローニング恐るべし。
なお、BARはブローニング・オートマチック・ライフルの略で、
「バー」と読むのではなく「ビーエーアール」と読みます。


最近「アローダイナミックのBARが気になる」とブログに書いたところ、
その記事を見た同志ピーマン職人が「シュババババ!」と速攻で
「オレBAR要らないんで、買います?」とLINEしてきたんですね。

我輩も何度か欲しいと言いはしたものの、手持ちの軍事費も乏しい上に、
どーしても欲しいというわけではなかったんで、
「ま、とりあえず現物見てから考えますわ」とお茶を濁していたんですが、
とある日の吉六会の夜会の時にピーマン職人がBARを持参してくれた挙げ句、
「金は後でいいから、そのそびえ立つクソを持って帰ってくれ!」と吐き捨てるように告げ、
我輩の意思と物欲を完全に無視した状態でBARが手元に来てしまったのです。

ま、要するに使いものにならないので引き取れって事だったんですね。
あと、デカスギィで置き場に困っていたというのもあるのかもしれませんが。
まあそう言う経緯がありまして、我輩はBARを手にしてしまったのです。



アローダイナミックのBARは米軍最終型の
1918A2と呼ばれるものを電動ガンでモデルアップしたもので、
以前VFCが販売していたモデルの廉価版的なブツです。

新品価格は大体38000円ぐらいの模様ですが、大半の店では取り扱いなし。
フォースター系列ぐらいしか置いていないみたいですね。

追記:2019年に入ってS&TがBARの電動ガンを販売するようになった模様。
尚、外見も中身も全く同等のブツみたいです。

全長は120cm強、M14よりも若干長いです。そして何度も言うけど重い(6kg)。
まあコイツは今で言うM60やM240みたいな位置付けの武器なんで重いのは仕方がない。
ていうかコイツの実銃がデビューした当時、フルオート撃てる武器はどれもクソ重いのが普通で、
10kgを切る重量(約9kg)だったBARは比較的軽い部類だったそうな。

実銃の口径は7.62mmですが大半のサバゲーやってる連中が知っていると思われる
薬莢長が51mmの308ではなく63mmの30-06と呼ばれるやつです。
(ブローニングM1919やスプリングフィールドM1903、M1ガーランドと同じ弾薬)

BARは第一次世界大戦~ベトナム戦争初期の米軍の武器ですが、
自衛隊でも米軍のお下がりを「30口径自動銃」という名称で使っていましたし、
(10年ぐらい前までは航空自衛隊の基地の武器庫の片隅にあったそうな)
南ベトナム軍やベトコンも使っていたので汎用度はそこそこあるようです。

外観の特徴はクソ長いバレル、銃口付近にそびえるバイポッド、
そしてピストルグリップのないクラシカルな形状。
現代の銃器のような人に優しい設計とは程遠いシロモノですが
我輩的にはこの古臭い外観がたまらない。
でもやっぱ、構えにくいし撃ちにくい。

使われている素材は大半がダイキャスト。
鉄はバイポッドとショルダーレストとマガジンぐらい。
そしてストックやハンドガードは樹脂製です(オプションで木製ストック有り)。



そこそこのお値段の中華電動ガンの例に漏れず、
アローダイナミックBARも塗装や全体の仕上がりはかなり適当です。
フラッシュハイダーやフロントサイトの塗装は
分厚くもったりしていてシャープさに欠けます。

バイポッドは鉄製ですが、錆びてます。
多分新品当時からこんなもんだったんじゃないかな?
余談ですがこのバイポッドだけで1kgぐらいあります。



バイポッドを展開するには根元の蝶ネジを緩める必要があるのが
BARが古い時代のライフルである証です。
スプリングでロックがかかるなんて親切設計、何処にもありません。

バイポッドは写真のように伸ばして使う事も可能ですが、
戦場でいちいち蝶ネジ緩めて伸ばしてまた締めるなんて愚の骨頂ですし、
我輩的には足なんて「あんなもの飾りです」なので
実際の戦場でそう使われていたようにバイポッドは取り外します。



スリットがないハイダーって、実際効果があるのかなぁ?
ていうかこのハイダー、パーティングラインが残ってるのが気になる。
でも塗装が結構分厚いのでサンドペーパーがけするの面倒くさそう。

バイポッドを外すのは逆ネジでねじ込まれているハイダーを外せば外れます。
ハイダーの根元は14mmなので大抵のハイダーが取付可能です。



先程も言いましたが、各部の仕上げがよろしくないのが中華クオリティ。
前方のスリングスイベルがガタガタでみっともないという始末です。
ネジは締まっているけど、何か斜めっている。
取り外してプライヤーと格闘して少しマシな角度に修正。



実銃では木製のハンドガードは樹脂で出来ています。
しかもこの樹脂ハンドガード、厚みがなくてペコぺコしているしモナカ構造。
木目調の仕上がりもコレまた微妙というか、所詮プラ。

木製ストックに買い替えたいけどそれを買う前に
ピーマン職人に払う本体の金を捻出しなければ・・・

キャリングハンドルも樹脂製ですが、バレル取付部は鉄製。
ただこのキャリングハンドル、ガッチリ締め付けると完全に固定されるし、
可動する程度に緩めても綺麗にスイングしない。
この角度で完全に固定してしまったほうがよろしいのかな?

ところでBARのキャリングハンドルって第二次世界大戦末期に採用されたらしいですね。
だから二次大戦装備でキャリハン付いているのは少々オカシイとの事。
でもBARって重たいからキャリハンで持ち運ぶ方が楽なんですよ。
我輩は自衛隊装備或いはベトコン装備で使うんでキャリハンは付ける方向で。



メインフレームは比較的綺麗な仕上がりです。
サイドに出っ張っているチャージングハンドルは
弾倉取り付けていないと動かしてはいけないとのこと。
(理由は後程説明します)

セレクターのポジションはセイフティの他に2箇所ありますが、
AもFもフルオートポジションなのでセミオートでは撃てません。
(実銃ではココで発射速度がHIGHとLOWに切り替えられるようになっている)
クリックは結構ヌルっとしていて、緩いです。しかもセレクターぐるっと一回転するし抜けそうになるし。
その上、左に付いているのに手を持ち替えないと動かしにくいという不親切設計。

ま、この銃は今から100年ぐらい前の設計の銃、使い勝手を求めるものではありません。
そもそもこの銃が生まれた時代はフルオートで撃てるライフル自体が貴重な存在。

トリガーガード内前方に出っ張っているのはマガジンキャッチ。
強く押すと「ポコン!」と勢いよくマガジンが落っこちます。



樹脂製のストックはハンドガード同様肉厚が薄くペコペコしています。
本体への取り付けはしっかりしているようですが、少し頼りない。
バットプレートに64式やM14みたいなショルダーレストが付いているのが特徴。
ていうか64式やM14がBARを真似したというのが正しい。

BAR M1918A2ではストックが多少はスリムな樹脂製なので、
どーせならそれを再現すればよかったのになぁと思うんです。



ところでこのストックの後方スリングスイベルの側にある穴、何だと思います?
実はココにモノポッドを取り付けるようになっているんですね。
でも実際は手持ちで使われることが多かったので、使用例は少ない模様。



バッテリーはバットプレートを固定するネジを2本緩め、ストック内に収納します。
コネクタはミニサイズですがラージもウナギも大半のバッテリーは収納可能です。

但し、デフォルトではミニバッテリーでの運用を考えているらしく、
バッテリーを固定するためのスポンジが入っております。



フレームの反対側はエジェクションポートがあるだけ。
そしてこのエジェクションポートのカバーがまた、頼りない。
薄っぺらい金属板が被さっているだけという体たらくです。
余談ですが実銃のBARの発射機構はオープンボルトです。



チャージングハンドルを引くとホップ調整レバーが現れます。
前に押したら緩み、後ろに引くとテンションが強くなります。
そしてこの調整レバーがまた、動きが渋くて調整しにくいんだな。



リアサイトは立てなくても使えんことはないですが、
切り込みが小さくて狙いにくいので狙う時は立てた方が無難。
しかしテンションを掛けている板バネが弱く、すぐに倒れそうでプラプラします。

上下の調整はサイトの上のダイヤルを回し、
左右の調整は右側のダイヤルを回します。



マガジンはデフォルトでは190連。お値段は大体2500~4000円。
M14やG3並みにデカいマガジンなのにM4のショートマガジン程度の弾数。
それもそのはず、中に入っているマガジンがコレ、
マルイM16ベトナムに付属している190連マガジンの中身のコピーだもんwww。
しかもピーマン職人から渡されたブツはマガジンがぶっ壊れているという有様。



幸い、我輩の手元にM4ショート多弾数マガジンがあったので、
中身を移植することにしましたがそのままでは入らないのね。
写真のようにマガジン先端部分を削る必要があります。

話によるとこのマガジン、ハナっからクオリティ的に難ありなシロモノなので、
最終的にはマルイのマガジンをブチ込むハメになることでしょう。




さて、そのままM4ショートマガジンの具をブチ込んでも装弾数は190発のまま。
そんなんじゃ使いものにならないのでもう少し弾数を増やすべく、
マガジン後部のデッドスペースを活用するために
2cm✕2cmぐらいのプラ板を写真のように貼り付けてみました。


この加工により装弾数が240発に増えましたが、まだ足りねぇなぁ。
いっその事M14のマガジンを加工してブチ込んだ方がいいのかもしれませんが、
それをするとマガジンに対して余計な銭がかかるという難点。



アローダイナミックのBARはマガジン装填していない状態では
チャージングハンドルを動かしてはいけないという話でしたが、
その理由がチャージングハンドルのリターンスプリングが
マガジンハウジング内に飛び出してくるのと、
エジェクションポートのカバーを動かすアクションレバーが曲がるからなんですね。


こうなってしまうとマガジンが突っ込めなくなるので、使い物になりません。
(ドライバーとか突っ込んでガチャガチャすればどーにかならん事もない)



というわけでアローダイナミックのBAR、
気になるところを改善するために分解してみます。

まずはキャリングハンドルの取り外し。
ハンドルの握り部分にあるマイナスネジを外し、ハンドルを引っこ抜くと、
アウターバレルに固定されている部分が二分割で外せるようになります。



キャリングハンドルを外したらハンドガード付けに付近にある
レバーを180度回転させて引っこ抜きましょう。



レバーはハンドガード&ガスバイパス部分の固定ピンになっているので、
コイツを抜けば下回りが外せるようになります。





でもチャージングハンドルのアクションレバーやスプリングが外れないので、
チャージングハンドル側のアクションレバーを固定しているネジを外します。
(もう片方のアクションレバーのネジは分解しなくてもいい)
これで前の下回りが完全に分解できるようになります。



後ろ周りを分解するにはチャージングハンドル下部にある
分解ラッチを90度回してピンを引っこ抜きます。



ストックを下に向けながら引きずり出せばメカボックスとストック部分が外せます。
メカボックスだけ手を付けたい場合はココだけ外せばいいので、
整備性という点に置いてはなかなか優秀なやつです、BAR。



メカボックスを抜くとエジェクションポートのカバーが残っているので、
コイツも摘んで外に出してしまいましょう。
カバー自体はアクションレバーの切欠きと噛み合って
連動して動くだけなので完全フリー状態です。



アクションレバーが外れてしまったチャージングハンドルは
フリー状態になってしまうので勝手に外れます。



アウターバレルとチャンバーを外すためにはこの5本のネジを緩めます。



アウターバレルを前方に引っ張り出して外してしまえば
インナーバレルとチャンバーが取り外せるようになります。



チャンバーはAKのものと似ていますが、ホップ調整レバーの形状が違います。
そしてマガジンへの給弾部分が追加されて伸ばされているという。
ていうかこの赤いチャンバー、何で中途半端に黒塗りされてんのか不明だし汚い。
(追記:前オーナーのピーマン職人がココだけ赤いのが気に入らず塗装したとのこと)

インナーバレルは500mmぐらいの長さなので、ステアーAUGと同じぐらいです。
チャンバーパッキンは多分、ピーマン職人のことだから既に交換済みであろう。
中華電動ガンを分解したらまず、チャンバーパッキンは交換必須ですからね。



チャージングハンドルのリターンスプリングはデフォルトでこのような状態です。
コイツ、何で固定するものがない状態でブラブラしとるんじゃ?



リターンスプリングがブラブラしているのが腹立たしいので、
スプリングとガイドを固定するステイを取り付けることにします。
ホムセンで買ってきた幅10mmぐらい、高さ15mmぐらいのL字型の固定金具をネジ止めします。
この加工により、リターンスプリングがマガジンハウジング内に飛び出さなくなりました。
つまり、マガジン突っ込まなくてもチャージングハンドルが引ける。



ハンドガードやストックは質感がわざとらしくて気に入らないので塗り直します。
サイドの固定ネジを緩めればハンドガードは分解可能です。



ストックは油性ニススプレーをぶっかけて
使い込んだ木製ストックっぽく仕上げてみました。
遠目で見ればプラストックよりはま、多少はね、マシな感じでしょう。



おっと、ストックの取り外しの説明を失念しておりました。
ストックはメカボックス部分のステイに固定されているので、
後ろの2本、反対側と合わせて4本を緩めれば取り外せます。

メカボックスにアクセスするにはロアフレームを固定しているネジを緩めればおk。
メカボックスはM14に似ていますが、モーターの取り付け角度が違います。



アローダイナミック製BARのメカボックスは
メインスプリングだけ単体で取り外し可能です。

スプリングを抜くにはメカボックス上部のピンを抜けば取り外せます。

メカボックスの方は既にピーマン職人が手を付けていたので、
残念ながら分解の写真はありません。
内部パーツはスプリング以外交換していないようですが、
メカボックスとギア洗浄、シム調整を施したとのこと。
そしてスイッチ直押しなのでFET増設。
やはり中華電動ガンのメカボはそのまま使うには難ありなようです。



昔新田原基地の航空祭で見たBARには64式のようなスリングが付けられていたので、
がらくた箱の中にあったKMの古めかしいスリングを取り付けました。
クソ重たいバイポッドは取り外し、キャリングハンドルはこの位置で固定。

7.4V 2250mAのリポバッテリーを接続しての発射速度は
ノーマル旧世代電動ガンより多少遅い感じですが、
初速は80m/s台を叩き出しているしホップもまともで精度もまあまあ。
弾が出る程度の性能は確保されているようなのでサバゲーで使えんことはないでしょう。

とはいえどもやはり近代的なライフルと比べると使い勝手に劣り、
重量的にもサバゲーで使うには少々重すぎるし、長すぎて取り回しが良くない。
装弾数的にもM4に劣るので火力勝負も厳しいところ。
好きでもなければ積極的に選ぶ必然性のない武器である事実は否めません。
正直、ヒストリカルサバゲー以外では出番のない武器です。

でもね、サバゲーに逝くと何処のフィールドでもM4系列しか見かけない。
勝ちに行くこと考えて使いやすい武器しか選ばないっていうの、つまんないと思う。
どーせならこういうバカみたいな武器使って勝ちを目指した方が面白い。
大人のサバゲーってそういう楽しみ方だと思うんです。

ところで、この手のクラシックな銃器を色々弄り回しているとね、
近代的な改修を施して面白くしてみたいって考えちゃうんです。

以前作ったPPSh41の近代化ヴァージョンみたいにね。



んで、BARについて調べてみたら既にコイツを近代化している銃があるんですわ。
HCAR(Heavy Counter Assault Rifle)というヤツ。
SCAR-Hがオモチャに見えてしまう存在感ですな。

格子模様のフレームやディンブルの入ったバレルの再現は厳しいにしても、
ハンドガードやストックをそれっぽくしてみたり、
マウントやグリップを増設するのは出来ないことはない。
M14EBRとキャラが被るけど、趣味人としてはチャレンジしてみたい一品です。
木製ストックが入手出来なかったらチャレンジしてみようかな?

100年近く経った今でも近代改修型が作られて愛されているというBAR、
やはりジョン・ブローニングは偉大であり、不滅の存在なんですね(小並感)。
  

Posted by 砥部良軍曹 at 00:25Comments(8)エアソフトガン

2018年04月10日

娘、中学生になる



本日は娘の中学校の入学式。
まあココで普通なら「こないだ入学式と思ったら、もう中学生」とか、
「本当に、子供の成長は早いもんです」とか書くところなんでしょうが、
ココはそんな小学生並みの感想文、略して「小並感」を羅列するブログじゃないていうか、
ROMっている皆さんは我輩にそういうの期待していないの、解ってる。

でもね、世の中どうしようもなく適切な文章が思いつかない時が3つあるんです。
一つは鼻クソほども興味が湧いてこないものを見せられた時、
そしてもう一つは感情の起伏に乏しい定規杓子なものを見せられた時、
最後の一つは「我輩自身の感情が死んでいる時」。

大体見てくださいよ、娘のこのふてくされたよーなツラ。
明らかに「あーこれからだりー毎日が続くんだろーなー」な思考しか読み取れません。
まあ、中学進学という状況に対して特別な感情の湧き上がりなんて無いんでしょう。
我輩も同じ頃、同じよーな感情だったんでま、多少はね。

多分ココで本物のM3グリースガン渡したら、
躊躇なく校舎内の動く標的めがけて射撃することでしょう。
でも感情は無いから「カ・イ・カ・ン」なんて言わねぇの。

卒業後、娘とパソコン弄りながら色々くだらん話しをする機会があったんですがね、
我輩と娘、目指している方向性は違えど思考はほぼ一緒。

人の印象には残りたいけどそのために自ら騒ぎ立てるのは嫌だとか、
人と話すのはイヤじゃないけど人間と付き合うのは嫌いだとか、
自分の興味にある話をする人としか話をしたくないとか、
本当に興味のあることに対してどのように挑めばいいのか試行錯誤しているとか、
そもそも、他人が信じられないから人前では感情を殺しているとか、
恐ろしすぎるぐらいに我輩と一致しているではありませんか。

結局コイツも我輩同様、趣味や興味の世界でしか生きられない人種なのかと思うと、
嬉しくもあり、悲しい気がせんでもありませんが突き詰めると人間そういうもんです。
大体、ウチラみたいな省エネタイプの人間は、
興味のないことに対して敢えて絡むほどのバイタリティはないんすよ。


まあ結局、淡々と繰り広げられる入学式の内容を傍観しながら、
娘に対して特に何の感情が湧き上がることもなく終始ボーッとしていた我輩。
精々「中学生になったらまた色々面倒なことがあるんだろうなぁ」と思う程度。

「昼飯何食おうかな?」という思考に至れないぐらい退屈な入学式、
わざわざ休みをとって出てくるほどのもんなのかなと思いつつも、
入学式とかじゃない限りなかなか休みが取れんのよね、ウチの職場。

さて、入学式やら教科書の受けとりや先生の紹介を終えて帰宅。
昼飯の時間になったんで本日の主役である娘に何を食いたいか問うたところ、
「特に何もねぇ、ソコの五月蝿いのが食いたいもんでいい」と言いやがります。
最近の我輩もそうだけど、世の中が面白くないと思うようになると、
何を食いたいとかいう感情すら失いそうになりますね。


横で五月蝿い息子は「何か・・・旨いもんが食べたいねぇ」
「米と~刺し身と~醤油と~いちごパフェが食べたいな~」とか抜かしやがるんで、
「回転寿司ってはっきり言えよ!」と言うことになり、
高鍋のスシローに逝ったところ本日は児湯郡全部の小中学校が入学式、
同じよーな流れで来たであろう家族連れの客がそこそこ居りました。

ところでさ、ファミレスって安いよーな気がするけど、
気がついたら家族4人で0.1パットン超える時ありますよね?
調子こいてデザート食ったら6000円台になることがあるもん。イヤマジで

でも回転寿司って高い皿取らなきゃ5000円弱で収まるんですねコレが。
調子にのって100円じゃない皿食いまくるとどうなるか解りませんが。
因みに我が家の回転寿司屋でのルールは「高い皿は1人1回まで」www

帰宅後、娘が格好への提出物の記入をしながら、
少し悩んでいるフリをしていたんでツッコんでみたところ、
「クラスの皆に一言」というところを悩んでいた模様。



「もうね、コレでいいやん」と言ってあげたんですが、
「そのネタ、何人か知っているやつが居るから使いたくない」と反論するんです。
そうか、こんな田舎の中学校にもあのクソ漫画見ている輩は居るのか。

でもね、お前の脳みそでなんか気の利いた捨て台詞思いつくのか?
我輩でさえもそういうのは淫夢語録からパクったりしてブログやってるんだぞ。
オリジナリティってぇもんは一朝一夕で醸し出せるもんじゃないのよ。

じゃあ仕方ないな、もう、誰も知らなさそうなネタ、アレで逝こう。
中学生で田所浩二知ってるやつなんかほぼほぼ居ないだろーから、
「いいよ!来いよ!」でいいだろ?と言ったところ、
「これもうわかんないし、別に誰かに来てほしいわけじゃない」とあっさり却下。

もういい、「オナシャス」か「ハイ、ヨロシクゥ!」のどっちかにしろと吐き捨てて、
我輩は部屋に戻り煙草を吸う事にしたのでした。

やはり、一般的な文化に疎い我輩や娘のような人種が、
ノンケの世界で順風満帆に生きていくのは難しいようです。


その後、パンイチでナチュラルアメリカンスピリットを吸う我輩のもとに、
娘が中学校で渡された防犯ブザー持ってきながら、
「これ、ダメみたいですね(諦観)」というんで開けてみたところ、
電池が液漏れしていて「だからこんなんじゃ商品になんねぇんだよ(棒読み)」だったんで、
液漏れして錆びている部分ガリガリしてどーにかしてやりました。

こんな不良品掴まされるとか、どうなってんだろうかねこの中学校。
我輩だったからサクッと修理して事なきを得たけど、
どうにも出来なかったら変態に襲われた時どうすりゃいいのかね全く。
4年に1度、変質者の目撃情報があるという新富町、
子供にまともに可動する防犯ブザーは必須なんですよ。
  
Posted by 砥部良軍曹 at 12:34Comments(4)出来事

2018年04月09日

面白いコピペ見つけた

最近野党が必死になっている森友学園の問題?
アレを麻雀に例えて解りやすく例えてみたコピペを見つけましたので、
どうぞご覧になって苦笑してみてください。

玉木「ロン!36000点!」
麻生「・・・」
玉木「早く点棒を出したらどうなんですか」
菅 「いや、先に手牌を倒せよ」
玉木「この手牌は、最大限守ってあげたい」
菅 「チョンボなんじゃねえの」
玉木「どのようにして、その先入観を打ち破る事が出来るのか。本当に悩ましい」
安倍「4枚目の西でロンってことは国士無双か?俺『北』を4枚持ってるぞ」
玉木「この一方的な攻撃、この風景、こんなところに手牌を倒したらかなわないと感じるのは当然」
菅 「だったらロンなんて言うなよ」
玉木「一言聞いただけでガセだと決め付ける、言論封殺、もっとも恥ずべき行為」
安倍「誤ロンは8000点だよ、早く払え」
玉木「どのような条件をクリアすれば、真性なモノと認める事ができるのか、知恵を貸してください」
菅 「おまえがロンって言ってるんだろうが」

玉木「マスター!マスター!!ちょっと来てこいつらに言ってよ」
検察「う?ん、こんな役知らない。テンパって無いでしょうこれ?」
玉木「・・・話にならない。前原さん!前原さん!」
前原「これはアガってる。アガってないってんなら証拠を見せるべき。全力を挙げて支援するよ」
麻生・安倍・菅「え??!」

安部「なんて役かだけでも教えてよ」
前原「役名は現在協議中」
麻生・安倍・菅「え??!」

これからの国の動きをいろいろ考察すべき国会で
国の運営とは何の関係もないネタをこんなノリでやっちゃっている野党、
果たしてコイツラはまともな仕事をしていると言って良いのでしょうかね?

大体、あの問題については政治家がどうとかじゃなくて、
財務省の問題なんじゃなかろうかと思うんですがねぇ?

そしてワイドショーや週刊ナンチャラとかを見て政治を解った気になって
こんな野党に対して「いいぞもっとやれ」とか言っている人(居るのか?)、
そんな人はなんにも解っていない恐れがありますし、
野党の連中みたいに変な言いがかりを付けてくる
恐れがありますので速攻で縁を切りましょう。  
Posted by 砥部良軍曹 at 22:30Comments(0)

2018年04月08日

Who Dares Wins

宮崎は桜の季節も終わり、夏の接近を感じさせる日差しです。
でも風が結構吹いている事があって意外と寒かったりもするという。
うーん、今年も桜、見るには見たけどじっくり見るほどの余裕がなかったなぁ。

でも八重桜は今ぐらいからが本番です。
ていうか我輩はソメイヨシノとかよりも八重桜が好きなんですよ。
あの「ブワッ!」と感じで咲く八重桜独特の艶やかさは
レースの装飾を沢山付けているパンツみたいで大好きです。

ていうかレースがヒラヒラしているパンツって本当に良いものですよね?
しましまも好きなんですが、レースの魅力はまた別格。

レースのヒラヒラが八重桜のように重なり合っているやつなんか
あからさますぎるぐらいに「この辺がセクシー、エロいっ!」って感じで、
どう考えても野郎の劣情を催すために考えられたとしか思えん!

だが現実はあーいう下着を常時着用する女性って少数派なんだろうね。



ああ、気温もそれなりに上がってきてサバゲーに良い季節ですね。
というわけでまた、青鹿キャンプ場のBUGのゲームに逝ってまいりました。
いつも思うんですがクルマで30分程度で遊びにいける
フィールドがある我輩って恵まれた人生送ってるなぁ。


フィールドに到着すると既に第1戦目が始まる前でしたが、
フィールドマスターのらんたろー氏、旧ソ連軍のアミアミ迷彩服でお出迎え。
最近は旧ソ連軍装備での参戦が多いですね、同志。

我輩もコレ、ヤフオクで見かける度にウォッチリストに入れるんですが、
謎のスケスケ感が気になって落札には至れません。



そう言えば前回、新しく仕入れた武器の紹介するって言った気がしますが、
あれはウソですので気の所為だったということにしといてください。


いや、マガジンの装弾数増やす方法考えてそれを実行に移していたら、
色々ゴチャゴチャする羽目になってしまってアップどころじゃなくなってしまったという。
ていうか人生、予定は未定であって決定じゃねぇんだよ!



前回も参加していたドローン使いの漢(おとこ)から
ヂゴンの巣仕様のマンターゲットをいただきました。

コイツを使って今度、的撃ち競争でもしちゃおうかな?
しかし我輩は的撃ちが物凄くヘタクソだという。

ピーマン職人から押し付けられた武器が出来上がらなかったんで、
手持ちの武器の中から信頼性に富むものだけピックアップして持参しました。
左からマルイのAKS-74、準ハンドガン戦用にA&Kドラグノフ、
そして予備用の武器としてベータスペツナズ改。

うーん、そろそろ我輩もE&LとかLCTのAK欲しい(迫真)。

しかし鉄と木のAKの出物が出る前に不思議な武器を押し付けられたり、
謎の掘り出し物を見つけたりして予期せぬ出費が我輩を襲うので、
鉄と木のAK買う機会を逃している現実がそこにあるのです。



お蔭でこういう小型大砲みたいなシロモノに
手を出す余裕が無いのがせめてもの救い。

グレネードランチャーって使い道がなかなか思いつかないけど、
時々心の迷いで欲しくなる恐れがある武器ですね。

でもジョイフルでなんとか定食みたいなの頼んでしまって
「アッー!やっぱり王道を往くハンバーグにしときゃよかったー」
みたいな後悔の念を抱きそうなのがグレネードランチャー。



と、戦闘中にそんなくだらねぇことを考えているから瞬殺する我輩。
本日も人数は少ないものの、殺る気満々の戦士たちが集まっているんで、
我輩としましても気を抜く暇なんか全くありません。

前回に引き続き今回もドローン使いの漢(おとこ)が
ドローンよりもトリッキーな動きで攻めてくるんで
我輩も年甲斐なく少々ムキになってしまいました。



ガーナ殿も午前中だけ参加していたので
新しい武器、E&L製AKS74Uを渡す事が出来ました。
時々初速に69m/sという数字が出てくるのが気になりましたが、
どーせ我輩の武器じゃないし、ま、多少はね。

コレを使うことで戦闘意欲が増してサバゲー熱も更に上がることでしょうが、
夫婦仲の円満に繋がる可能性は全くと言っていいほど皆無でしょう。
まあ我輩的には夫婦仲がどうとか他人事なんで、
このまま木と鉄のAKの泥沼にハマってほしいところなんですがね。


ただ、生まれてくる子供は大事に育てないと
ウチの息子みたいに齢9歳にしてロクでなしに仕上がってしまうのよ。
でもうちの息子、小学校では優等生キャラなのか、
今日の宮日新聞に新学期の決意掲載されちゃってんのね。



午前中のゲームはフラッグ戦、
という事はパパっとフラッグ取れば、終わりっ!
ええ、1回ぐらいはやっぱ吉六会総裁らしい戦いを見せんとイカンでしょ?
美味しいものは先に頂くのが我輩のマナーです。



そろそろ暑いよーな気がするんで、昼飯にカップラーメンはどうかと思い、
肛門印のカップヌードル型のクッカーでマルタイ棒ラーメン作ることにしました。

神宮駅の近所にある“シェルパ”という山登りグッズ専門店で
半額ぐらいで売っていたやつを衝動買いした逸品です。
実はこれを買った日、JOKERでCZ P09の予備マガジン買う予定だったんですが、
コイツを買ってしまったがために当初の予定がオジャンになったという。



クッカーのハンドルが加熱されて調理後に持てないのが難点でしたが、
具が野菜しか入っていないにもかかわらず戦場で食うラーメンは美味!
肉は家に帰ってから食うからへーきへーき。

お前はまたラーメン食っているんかいというツッコミは黙殺する。
だって我輩、ラーメン大好き小池さんだから。



前回のヂゴンの巣の焼き芋の時にスカルガンナー氏の洗脳を受け、
更にガーナ殿のE&Lを製AKS74Uを目の当たりにして
木と鉄のAKを買いたい衝動が抑えられなくなったタキモト様、
とうとうLCTのAKMを買う気になったものの、注文ボタンを押せない。

ココはもう、AK推進委員会会長の我輩の出番ですね。
背中を押す、イヤ、注文するのところを押して無事注文完了。
コレで水曜日ぐらいにはプラウダから木と鉄のAKMが届き、
その日の晩タキモト様はニヤニヤしながらAKMと共に布団に入ることでしょう。
その後チャージングハンドルの突起が刺さって目が覚めるまでが全体の流れ。

でも我輩、さっきも言っていたよーに人に散々LCTやE&LのAK勧めておきながら、
我輩自身はどっちのAKも所有していないという不届き者なんですよねー。
ていうか我輩、実はAK系列の銃たったの4丁しか持っていないのね。



昼一発目はBUGのゲームのいつものお約束、準ハンドガン戦。
午前中とは違うフィールドに場所を変えての戦いとなります。

らんたろー氏は何故かVSRを引っ張り出しての参戦。
ま~確かに旧ソ連軍装備で適したハンドガンとかってなかなか無いのは解るけど、
ココはA&Kのドラグノフ買って使えばいいのになぁと思いつつ、我輩はモーゼルで参戦。
まー次のゲームでモーゼルMAXIの性能に呆れてドラグノフに持ち替えるんですがね。



ハンドガンの射程の都合上、戦闘距離が短くなる準ハンドガン戦。
敵のと距離が近いからグレネードも効果を発揮・・・することはなくこのまま泥沼化。
どうやらグレネードは相手を逆上させる効果しかない模様。
闇雲に大量に放出してもなかなか当たらないのはアレと一緒だな。



グレネードの攻撃で戦闘意欲が増したのか、
残った2人の仁義なき戦いは弾が無くなるまで続くのでした。

ただ、この交戦距離、電動ガンだと速攻で決着が着く距離なのに、
ココから決着が着くまでにウルトラマンの変身できる時間の2倍ぐらいかかってんのね。
そういうところがハンドガン戦って面白いけど、疲れる。



ハンドガン戦を終えた後、もう少しこのフィールドでゲームしたかったんで、
らんたろー氏に「次はココでセミオート戦やりましょう」と上申したところ、
あっさりとおkしてくれたので電動ガンセミオート戦開始。

コッチのフィールドは「草生えるwww」と言わんばかりに
草の量が多いので敵陣に侵入するのはなかなか神経を使いますが、
コピロフ様と甥っ子コンビは絶妙なコンビネーションでグイグイ攻めて
「よし、じゃあブチ込んでやるぜ」

うむ、やはりサバゲーは本日のタイトル通り、
「危険を冒す者が勝利する」もんなんだよな。




セミオート戦終了後、元のメインフィールドに戻り、再びフラッグ戦開始。
マルイに修理に出してやっと帰ってきたタキモト様のHK417、
修理が終わったにもかかわらず調子がよろしくない模様。
コレだからマルイの次世代は・・・ブッチッパ!

でもゲーム終了後、バッテリーの電圧計ったところ、
7.5Vしか無かったんで電圧不足で動かなかっただけだったことが判明。



タキモト様が脱落した後、フラッグ付近の守りが薄くなったのを見計らって、
コピロフ様が猛ダッシュでフラッグアタックを掛けて時間ギリギリでゲーム終了。
横でひっそりと隠れていた黄色チーム、唖然としながら呆然。
この戦いでも「Who Dares Wins」が実証されました。



そして最終戦、どう攻めて本日のゲームを〆るべきか考察したところ、
「黄色チームは隠れて慎重に攻撃を仕掛ける方向性で動くはず」
「ならばアンブッシュ完全ガン無視で突破すればいいんじゃね?」という結論に。

そこで我輩がまず前線突破、そしてメインの遊撃手を撃破、
案の定黄色チームはフィールド中央で待ち構えておりましたが
らんたろー氏の「進撃せよ!」の合図で全員フラッグ目指して前進!
前進速度が早すぎて相手チーム、あっけにとられる。

ま、我輩は目前でアンブッシュに横から撃たれましたが、
我輩が囮と化している間にイケメンと共に突っ込んだ
らんたろー氏見事にフラッグゲット。
ダッシュで疲れてへたりこんでおりますが、最後が気持ちよかった。

サバイバルゲームって如何にして生き残るかを競うゲームじゃなくて、
如何にして危険を顧みず、そして危険を回避しながら、
最終的には「危険を冒す者が勝利する」という
遊びであると実感した本日のゲームでした。


ま、こういうふうに突撃ブチかまして勝っちゃうと、
次のゲームでもその時の気持ちよさが忘れられずに同じよーにやっちゃって、
挙げ句ボコボコにされるのが関の山っていうのがお約束なんですがね。

でも弾は当たっても決して死ぬことはないサバイバルゲーム、
弾が当たるのを恐れずに戦いの世界に身を投じながら
結局状況によってはヒットすることはあったとしても、
「あえて挑んだ者が勝つ!」のが楽しいと思うんですね。


しかし、ゲーム終了後何故か淫夢の話で盛り上がってしまい、
語録が飛び交い不思議な空気になってしまうBUGの夕方なのでした。
ていうか「ホモの欲張りセット」ってなんなんだよ?
最近ウチの職場の若い衆にウナギゐヌみたいな
余計に濃い知識の所有者居ないからこれもうわかんねぇな。  
タグ :鯖芸

Posted by 砥部良軍曹 at 23:28Comments(4)サバイバルゲーム

2018年04月01日

ダラダラ過ごした春休み



我輩、28日から30日まで休暇だったんで、
自堕落デブらしくダラダラ過ごしておりました。

そう、ブログのネタになるよーな事も何もせずに、な!

28日は10年前に浜松で研修した時の同期であり、後輩であり、
でも現在は上司でもあるバーチーちゃんが青森から転勤してきたんで、
朝っぱらから宮崎港まで出迎えにイッてあげたんですが、
普通乗用車がフェリーのどっちから出てくるのか解らず困惑と言う体たらくです。

初めはターミナル付近で待ち構えていたんですが、
凄く・・・大きいですなトラックしか出てこない状況を眺めながら息子が
「父ちゃん、普通のクルマが出てこないからコッチじゃないと思う」と言いやがるので、
反対側に回り込んで待ち伏せしていたら先っちょから出てきましたね(何が?)。

まあその後、無事バーチーちゃん一家とは合流できたんですが、
青森からの長旅とフェリーの2等客席っていうんでしょうか?雑魚寝部屋?
アレがかなり過酷だったらしく体調がよろしく無くてぐったりしているんですねぇ。

でも新富町唯一のあのホテルのチェックインが13時からと言うので、
まずはイオンに連れて行って12時ぐらいまでぶらぶらしてやろうと目論んだところ、
「僕ダルいんでクルマで寝ときます」と言うのであーこりゃダメなやつかなと思い、
適当なところでイオンから切り上げて新富町に向かい、
真っ先に連れて行ったのがおしかわ内科クリニックと言うwwwwwwww

ま、熱は38度線超えていたけどインフルじゃなくてよかったよかった。
結局、この日にバーチーちゃん一家をウチに呼んで歓迎会する予定でしたが中止。
そして帰宅後の我輩の記憶がまったく無いという・・・


29日は社宅から引っ越す奴らのお土産を買うと言うので、
便乗しとけば昼飯は食えるだろうと思いとりあえずついていったのですが、
我輩は昼飯にラーメンを食べに行きたかったのに、
よりによって飯食いに逝った場所が北大路欣也さんの寿司屋だよ!

ま~確かにあの寿司屋、ラーメンあるけどさぁ、
最近あの皿5枚入れたらガシャポン出来る寿司屋のラーメン、不味くなってない?
というわけでその後は家に戻って「あーちゃんとしたラーメン食いたかったなー」
とブツブツ呟きながら己の部屋でち★ことエアガンをいじくり回しておりました。


30日は何をやっていたのか全く覚えておりません。
うーん、確か高鍋の本屋で買い物した後、
佐土原ナフコでニスのスプレーを買ったまでは覚えてんだけど、
そっから先、何をしていたのかマジで全く覚えていない・・・

あ、でも夕方にバーチーちゃん一家を呼んで、
ウチで歓迎会していたのは覚えている。
そして嫁が作った冷汁の味が薄くて微妙だったのも・・・
余談ですがうちの嫁の作ったカレーは世界で2番めに不味いです。
(1番は大分昔に母ちゃんが作った魚が入ったカレー)


31日は24時間のお仕事だったんで出勤。
どうでもいいけど土曜日に仕事付けられると
やっぱ時々、勤務付ける人にケツの穴貸さないと駄目か?」と思うの我輩だけ?



あー、明日からまた仕事かー。ダルいなぁ。
もうね、3日以上の休みの後は出勤するのがダルくてしょうがない。

ウチの職場では大抵、3月末になると休暇が貰えるんです。
そこで仕事をしない日が数日続き、気がついたら4月に突入する。
そして4月からまた、当たり前に仕事が繰り広げられる。
暇な毎日から唐突に忙しくなるから、ソレを考えただけで憂鬱になる。

そして脳みその中は「あー早く5月の連休来ねぇかなぁ」一色に侵される。
この現象を我輩は“4月病”と呼んでおります。

今日は夜勤明けだけどサバゲーに逝こうかなって思いはしたんですが、
その前に鉄砲弄らんとイカンなぁと思い、ずっと部屋に籠もっておりました。
まあそれ以前にこないだの春一番でバリケードの大半が崩壊してしまった
ヂゴンの巣の整地もどんげかせんといかんのですがやる気が出ねぇ。

もうね、明日からまた仕事が忙しいと思うだけでやる気激減。
春休みを謳歌しているクソガキ共に殺意が芽生えます。

そういえば、西都原に桜を見に行きはしたんだけど、
花が咲いているのをチョロっと見てきただけで終了。
今年こそはファイアグリル持参で花見してやろうと目論んでいたのに、
社宅の3階からキャンプ道具を持ち出すのがイヤで実施できずに居る我輩。

ところでココに来てくださる皆様方、花見って普通何するもんなんでしょ?
やっぱ桜の木の下でブルーシート敷いて、弁当食って、ビールかっ喰らうのが王道?
最近、花見の定義って何なんだろうなぁと悩んでいる砥部良軍曹です。


あ、そう言えば今月のヂゴンの巣のサバゲー開催予定、出していませんでしたね。
今月から暫く、バリケードが出来上がるまで、
ヂゴンの巣のゲームは基本開催しません。

もう少し魅力的で客が呼べるフィールドになるまで、
無理にゲーム開催するのは止めときます。



次回予告!
何の因果か、突然我輩の元に転がり込んできた大型兵器!
口径は7.62mm。でも308じゃねぇぞ!アレよりも薬莢が長いんだ!
そびえ立つクソのようにデカく、長く、そして重い!
なのに弾は190発しか入らないから戦力として明らかに使えねぇ!

バレット程はデカくないけど、ドラグノフと同じぐらい無駄に長い銃身!
こんな無駄にデカいのRED REAVESに持ってきたら
「あ、バカが居る」と言われる事間違い無しの逸品!

M14を愛用しながら長い武器じゃないと萌えないとか言っている
あの電マ野郎様でさえも呆れ果てそうなアイツ!

ていうかマグポーチはどうすれば良いんだ!
手持ちの64式の弾納にブチ込んだら抜けなくて困惑したぞ!
まさか・・・専用の弾帯を買えというのか!いや無理だし。

そして格安で譲ると言われたにもかかわらず我輩の手元には金が無い!
元オーナーは「出世払いでいいですよ」と言ったが我輩今後出世する気は全くなし!
ていうか出世するほどの甲斐性がないんだよ我輩には!

さあ、こいつを買う銭はどうやって捻出するか?!
ボーナスまで待ってもらえたらどーにかなるんだけどなぁと思いながら、
このデカブツをどうにかして戦力になるよう奮闘する我輩に乞うご期待!
とりあえず、バイポッド外してもいいかな?  
タグ :ぼやき

Posted by 砥部良軍曹 at 23:25Comments(0)出来事