3度の飯よりサバイバルゲーム

昨日十和田湖に向かう途中で道の駅で購入した山菜です。
右側は“こごみ”というぜんまいみたいな感じの山菜。
茹でてお浸しにしたり、天ぷらにすると美味しいです。
九州ではあまり見かけないので知らない人も居るのでは？

左側の山菜に関しては説明は不要ですね。
山菜の王様、タラの芽です。天ぷらが最高！
これだけ立派な奴で１パック２００円は「安い！」

他にもセリやクレソン、ミツバなんかも置いていたのですが、
我輩的にその手の山菜は自分で取ってくるものなので、
正直、銭を払うのが惜しいっす。
特に青森ではフキノトウってそこら辺にいくらでも生えているから、
銭出して買う奴の気が知れません。

まあ、それを言ったらタラの芽やコゴミも
山から採って来るのが筋が通っているのでしょうが、
あの手の山菜は結構際どい所に逝かないと生えていませんのでねぇｗ
特にタラの芽なんか採れる数が少ないから、
苦労して採りに行くぐらいなら買った方が早い。

昔父上と一緒に背振山の崖っぷちやダムの際に生えているタラの芽を、
我輩の身体に命綱を付けて採りに逝くのが我が家の春の恒例行事でした。
落ちれば其処にあるのは「死」。そういう状況下でタラの芽採取。
あの時父上が命綱を引っ張ってくれたお陰で今日の我輩がある。
そういう思いをしながら普通タラの芽採りに逝くか？おい？



閑話休題。
余談ですがこないだ嫁がアザミを買ってきて、
味噌汁の中にぶち込んで食わせてくれました。
どうやらこっちでは普通に食する野菜の範疇らしいです。
新芽の部分を採り、お浸しや天ぷらにするのは知っていましたが、
味噌汁にぶち込んで食う羽目になるとは思いませんでしたよ。
しかし食ってみるとこれが結構悪くない。
味はほうれん草？食感は白菜？そして一寸棘棘を感じる？？？



まあ、銭を出してその辺に生えている草を買うのも
この季節の風物詩と言うことにしておいて、
タラの芽とコゴミの一部は天ぷらにして食う事にします。
上半身裸体なのは見せびらかしたいからではなく、
揚げ物をしていると暑くなったから脱いだだけです。
しかし、これをやると油が跳ねて乳首にダイレクトヒットした時にとても熱い！
諸刃の剣。素人にはお勧め出来ない。



写真左下は昨日帰り道で娘がゲロを吐いた時に採った土筆。
はかまを取って油で炒め、卵とじにしました。
頭の部分の苦味が卵で中和され、いい感じに仕上がります。
右下はコゴミの醤油マヨネーズ和え。
しゃきしゃきした茎の食感と葉っぱのさわやかな苦味が旨い！
そして上のでかい皿が天ぷら。
嫁の実家から送ってきたグリーンピースもかき揚にしました。

その他嫁の実家から送ってきた筍の味噌汁と、
娘がこっちに来て好きになった稲庭うどんが昨晩の晩飯でした。
（稲庭うどんとは秋田名産の細いうどんの事）
あれ、肉類無いな。まあ、たまにはいいか。