3度の飯よりサバイバルゲーム

嫁の実家がある新富町にもついに口蹄疫が進出。
そして県からは非常事態宣言が発令。
それを受けて発生元から半径１０ｋｍ圏内の家畜は全て処分との事。
要するに嫁の実家の牛さんも全てパァになるという事です。

国がようやく重い腰を上げたかと思いきや、この有様です。
アカ松ちゃんが得意げな面をしながら何かほざいていましたが、
今更遅い！思慮が足りなすぎる！寝言は寝て言え！
殺処分が貴様の足りない脳みそで考えた上での対処なのか？
どうせ「畜産農家の今後よりも口蹄疫の拡大防止が重要」ぐらいしか考えず、
簡単に「殺処分」と言っただけでしょう。予想がつきます。
あのしたり顔を見ると虫唾が走ります。

報道に関しても「そういう事しか伝えないのか？」
「他に言い方はないのか？」と言わんばかりのもどかしさ。
現場が本当に伝えて欲しい現状や真実はそういう事じゃねぇだろう？
報道関係の人間は我輩よりも頭のいい人間ばかりかと思っていましたが、
どうやら成績だけがいい人間ばかりの集まりで、
空気を読むとか、人の心を理解する能力はないみたいです。

嫁の話によると、嫁のお袋さんは電話の向こうで泣いていたそうです。
今まで手塩にかけて育てた牛さんが全て殺されるのですから当然です。
しかしそれよりも忘れてはいけないのは、
この家畜の牛さんはペットのような愛玩動物とは違い、
嫁の実家の家計を支える商売道具であり、財産であり、家族なのです。
アホ松が考えている以上に重要且つかけがえのないものなんだよ！

つまり口蹄疫にかかった牛さんを抱えた畜産農家、
嫁の実家、そして半径１０ｋｍ圏内の畜産農家はすべて無一文。
仕事も財産も奪われるという状況に落とし込まれるのです。
今後嫁のお袋さんの血圧が悪化しないか心配です。
とりあえず嫁には「家族に何かがあったら迷わず家に帰れ！」
と言っておきましたが、本当にそうなったらと思うと((((；ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
親父さんに連絡を入れたいところですが、
さぞかし忙しい状況なんでしょうな。

噂によると今回の事態は餌代を浮かすために
安価に入手可能な別口で仕入れた餌から発生したとか、
その発生元が某政治家の息のかかった畜産農家だったとか、
その為に報道にも規制が入り、処置が遅れたとか色々噂がありますが、
どれも推測の域を出ない上に真実は不明です。

しかし、ひとつだけ言える事がある。「火のないところに煙は立たない」
結局報道に規制が入ったりとか、今頃になって対策したりするのは、
政治家の中に今回の件にかかわりのある人が居たりして、
発生元をうやむやにする必要があったからなんでしょうと
疑わずにはいられませんし、その可能性はきわめて高いです。
ろくでもない事の裏には常に権力が渦巻いているのは基本ですからね。