3度の飯よりサバイバルゲーム

昨晩ようやく三沢の街は電気と水道が復活しました。
これでようやく人並みの生活が出来る！
帰宅後２日ぶりの風呂に入り、これでもかといわんばかりに
己の身体をガシガシこすって綺麗にしました。
それはもう、ストロンガーに変身するかのごとく。

しかし八戸や三沢の沿岸部は津波の影響でかなり凄いみたい。
と言うより後片付けどうするの？と言うぐらいの酷い有様。
今度の３連休の時に北海道の弟が遊びに来る予定でしたが、
「この分だと別件で東北に来る羽目になりそうだわ」と言う事で中止。
仕方ないね。未だにこっちの方は数時間に一度揺れているし。
ていうか、その別件の現場で兄弟合流とか想像したくねぇ。
お互いの仕事柄在り得るけど。



しかし一番想像したくないのは宮城や岩手の被害が酷い現場の状況。
写真や映像で第三者の立場から見る限り、
「これ、どうするの？」としか言えない・・・形容出来ないぐらいに酷すぎです。
無礼を承知でしいて言うなら大空襲の爆撃後の状態。
この状況で動員する自衛隊の数を増やせっていわれてもねぇ・・・
人数だけでかい数字をたたき出してもその大量の自衛官をどう操作して
何処からどうやって手をつければいいのか解るか能無し政治家？
やっぱりBA菅首相は状況を理解出来ていねぇな。口だけ民主党。
福島の原発も己のアピールの為に見学に来ただけだろ？
そういえば前首相もCo2２５％とかいうでかい数字を口先でほざいていましたね。

まあ我輩にはぼやくよりも他にやる事があります。
次何時また停電断水になるか予想がつかないので、
溜まった洗濯物を大急ぎで洗い、風呂の水も新たに貯めます。
勿論飲み水もペットボトルに確保。すみません、全部嫁がやりました。

その後リビドー号とストーブと家族の燃料を物色に出かけましたが、
家族の燃料(要するに食材ですな)は何処のスーパーも開いており、
水とかカップラーメン以外は手に入ったので問題なかったのですが、
灯油とガソリンが・・・ガソリンスタンド殆ど開いていねぇ。



そして開いているガソリンスタンドがあるかと思いきや、
「この店は美味しい付け麺でも出すのか」と言わんばかりに行列が出来ています。
しかもその行列が渋滞を引き起こしている有様です。
このありえない駆け込み需要に完全に戦意喪失させられました。
しかもこの行列を耐えて店内に辿り着いてもガソリン軽油ともに
２０ℓしか給油出来ないらしいと言う悲しい真実。
灯油も一人ポリタンク２本までらしいです。たまらんが。

幸い灯油はポリタンク２本限定ながらも
ホームセンターに売っていたのですんなり購入。
良かった、これで我が家は凍死しなくて済むｗ
リビドー号の燃料はまだ半分あるからジオンはあと２週間戦える？

さて、地震の後から同志や後輩から冷やかしの電話やメールが来るのですが、
宮崎にいた頃殆ど付き合いも無かった後輩から来たり、
退職後殆ど消息不明な先輩から電話が来たりと困惑する場面も。
しかしカズヤから電話が来るとは思わなかったなぁ。



こういう時は陸上自衛隊のアニキ達が物凄く頼もしく見えます。
これだけ活躍していると言うのに自衛隊の予算を減らそうと思う
売国政治家は津波に巻き込まれて氏んで欲しいですね。
しかしこういう兄貴達の姿を見せ付けられると、
この状況下に対して何もしてあげられない自分が悲しくなります。
でも下手に素人が手を出してもどうしようもないのもまた真実。

こういう時は己の無事に感謝して、己の与えられし事を遂行するのみ。
さて、我輩も文句を言わず暗くなったら夜の仕事に出かけよう。