2011年08月04日

暫く九州には戻りません!

暫く九州には戻りません!

先日同志ミハイル殿から我輩帰還時の夏のイベント開催について連絡がありました。
九州か・・・何もかもが全て懐かしい・・・(元ネタ解った人は挙手)
同志一同、我輩が帰還することでヂゴンの巣が盛り上がるのを期待しているようです。
ううむ、我輩のカリスマはまだまだ衰える事はないようだ。

しかし同志達には真に申し訳ありませんが、我輩は数年間九州に帰る予定はありません。
だって安売りチケットを買っても三沢から九州まで交通費14万円かかるんですぜ。
暫くしたら息子が大きくなって更に飛行機代がアップするし、
そうでなくてもこないだの帰省で中古のスズキ・アルトが買えそうなぐらいの銭が吹っ飛びました。
1週間の九州の空気を味わうためだけに30万円ぐらい吹っ飛ばすのはきついっす。
交通費だけでもかなりかかるのにお土産代や九州を満喫する銭も考えると、
我輩のカラスの涙程度のボーナスは直ぐに底を付いてしまいます。

ていうか同志諸君、我輩に会いに来いと言われて気軽に来れますか?
あえて言おう!絶対無理!!誰も来ない!!!
誰一人とて一人分の交通費を捻出する事もこっちに来る暇を作る事も出来るはずがない!
断言する!我輩が青森に居る期間、我輩の両親以外誰も我輩の所には遊びに来ないね。
個人で宮崎から青森まで来る事が出来ないのに、
家族でそう気軽に九州に戻れるわけがないじゃないですか?
日本は狭いと言われますが、宮崎と青森は距離的には意外と遠いです。

だったら交通費の半額の10万使ってこっちで休みを過ごして、
残りの銭をこつこつ貯めて10年後に迫り来る定年の為の資金に回す方が
よっぽど建設的且つ効率的且つ有効的じゃねぇですか?
ていうか、飛行機代数回分貯めれば小川原湖付近の中古車屋さんに置いていた
青のスバル・アルシオーネ(初代)が買えちゃうじゃないですか!

あ、我輩本当の定年まで今の職場にいるつもりはありませんから。
青森で5~6年ぐらい過ごしたら上司に楯突いて宮崎に戻って、
40代半ばぐらいで今の仕事辞めて“上新田ベース”を作って余生を過ごす予定です。
廃材で作ったぼろいガレージ状の建物の中にぼろいシトロエン2CVとMINIと
農作業用に使うイラ魔王から安く仕入れたトラクターが置いていて、
その隅にはクルマと農機具の整備のと武器の整備の為の“工房”があり、
庭には廃材で作ったテーブルを置いたカフェスペースとバァベキュウブース。
いつまでたっても大人になれない野郎共の汗臭い楽園。

まあ具体的に言えば我輩の趣味であるサバイバルゲーム、
そして今年から本格的に実行に移すキャンプに関する商売、
我輩が予てから興味を抱き、可能性を実現してみたい農業への着手、
それらの集合体を具体化してみたいというのが我輩の野望です。

まあそういう話を切り出すと大抵の、と言うか99%ぐらいの人間は
「やれるのか、おい!」と言わんばかりの反応しか示しませんが、
ノッポさんと人生は「できるかな」じゃねぇんだよ、やるんだよ。
やれるかどうかってのは他人の設定した目標に対する言葉であって、
自分が設定する目標に対しては「やる」しかないのですよ。

ていうか我輩、周囲から「絶対結婚できねぇ」と言われていたけど結婚しました。
しかも結婚した相手は我輩がどんなに早い出勤であっても必ず弁当を作ってくれるし、
毎日のように我輩を労って(股間以外の)マッサージもしてくれる出来た嫁です。
他にも数え切れないほど嫁のいい所はありますが、それを書き連ねると紙面が足りない。

所詮他人の我輩に対する見積もりなんてその程度です。
ブッ〇オフの買取の見積もり程度のレベルしかありません。
でも他人の見積もり以上の能力が我輩にはある、そう信じています。
と言う事はやろうと思えば何でも出来る気がして仕方がないのです。

いや流石に自分の想像以上の代物を造る事が出来るとも思えませんが、
自分の掌に納まるぐらいの範疇ならば出来ない事はないと思います。
あれだ、よくニートが「今の自分は本気を出してないだけ」と言ってるのと同じだ。
え、それじゃ駄目じゃないかって、ごもっともw

しかし普通に人生生きていて、普通に友達作って、普通に就職して、
普通に彼女作って、当たり前のように結婚して子供作って、
多少の苦難はあれどもそれなりに普通に生きている人間には
我輩のような無謀さが理解出来ないのかもしれませんが、
他人の決めた常識の中で生きられない、生きていたくない我輩にとっては
このどうしようもない無謀さこそが我輩の人生の生き様。

でもね、今時定年まで仕事してもその後のまともな仕事なんてありませんぜ。
定年までこつこつ銭をためて余生を過ごすにも莫大な量の銭が必要とされるこのご時勢。
定年しても安楽な生活が目の前にあるのはほんの一握りの裕福な人間だけ。

そしたら定年後も老体に鞭打ちながら仕事をするしか生きていく術はないわけですが、
今のすさんだ時代に企業や団体に寄生してどうにか職にありついても、
辛い思いをする事はあれど、美味しい思いをする事なんて無いでしょう。
就職先を見つける苦労、いつまでも居続ける為の苦労をするぐらいなら、
その労力を自分の自分による自分の為の居場所を作るための苦労に回した方がいい。
その苦労の一環だと思って暫くは九州に帰るのを我慢します。

そして我輩の夢と野望の詰まった“上新田ベース”を作った暁には
エロ小僧とウナギゐヌと長介には今の仕事を辞めて貰って
我輩の右手、もとい右腕として働いてもらうからそのつもりで考えときなさい。
そしてミハイル殿には“上新田ベース 富田出張所”管理人として多少協力をしていただく予定。


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Posted by 砥部良軍曹 at 21:49│Comments(8)演説
この記事へのコメント
沖田艦長〜!!

ワタシもいつ帰れるのやら。

真面目に農業を営み、古い車をレストアしながら、冬は猟、日々シューティングしながら暮らしたいです。
Posted by wakanax at 2011年08月04日 22:39
らじゃ(^^ゞ
私にはエアガンとピーマンと唐辛子ぐらいしか作れませんが(汗)
真剣にお待ちしている次第ですよ。

因みに私の野望は、50m長距離射撃専用のビニールハウス、名付けて「熊頃士射撃場」を1棟建てる事です。車一台分くらいかかりますが…。
Posted by ミハイル at 2011年08月05日 00:13
無礼なケツだ

自分でよければお手伝い致します。

どうせ今の会社でも一生平ですし、好きなことして死にたいです
Posted by ウナギゐヌ at 2011年08月05日 07:32
アルシオーネ探索で辿り付きました
"小川原湖付近の中古車屋さんに置いていた青のスバル・アルシオーネ(初代)"とありますね
差し支えなければ店舗情報教えていただけませんか?
只今、アルシオーネ情報を蓄積する作業をしております
ご検討お願い致します
Posted by ぼつ at 2011年08月05日 08:04
青春ど真ん中のネタですから
わかります。
ユキと呼んでも良くってよ。あ、石投げないで。

私もそちらへ立ち寄ることはないでしょう。
数年が過ぎて、
帰って来られる状況になったら
また会えるさ。
Posted by キリンさん at 2011年08月05日 10:22
閣下、雄々しいバックショットありがとうございます!
我が家のネタ…いや家宝として、先祖の遺影の横にお祀りさせていただきます。

閣下の実現なされようとしている事、いいですね!!
私は無謀だとは思いませんね。
閣下ならやるだろうって容易に想像できますもん。

私は農業人として死ぬまで農業を続けるのが目標です。 農業には定年がありませんからね。
歳を取ったら嫁と二人で出来る位の規模にして、若い時は採算を考えてできなかった事や、新品種なんかの試験を引き受けて地域の農業に少しでも貢献したいと思っています。
90歳過ぎても、体も生き方もマッチョなかっこいいジジイになります。
そして閣下の上新田ベースに、トラクターで遊びに行きます!
Posted by エアガンおやぢ at 2011年08月05日 15:15
>>wakanax様
まったくです。お互い転勤族の辛いところですね。
そして転勤族ゆえに地元に根付いた仕事を持ちたいと思う気持ちもまた然り。

>>ウナギゐヌ
我輩の場合好きな事をしたいというのもあるけど、
どうせ仕事をするなら貴様のように我輩が心底気に入った人間と
永く一緒に仕事をしたいというのもあるのだよ。

>>ぼつ様
当方不確かな記憶で申し訳ありませんが、
アルシオーネの情報に関しましては貴方のブログの
コメント欄の方に情報を記載させていただきました。

>>キリンさん
すみません、我輩本当はヤマトにまったく興味がないのですw
我輩も出来るだけ早く宮崎に戻れるようやってみますので、
それまでボンベルタでよろしくやってください。
またお会いできる日を楽しみにしております。

>>エアガンおやぢ様
死ぬまで仕事が出来るというのはある意味素晴らしい事と思います。
そしてそういう環境を持っている事も素敵な事だと思います。
その為には数多くの苦労があるのかもしれませんが、
どうせ人間、人生に常に目標値を持って生きる必要があります。
それなら自分の行き場所、死に場所ぐらい自分で作る努力をしたいものです。
Posted by 伍長閣下 at 2011年08月05日 23:20
伍長閣下様
丁寧に説明していただきありがとうございました
アルシオーネの現存台数は260台になったとの情報がありました
今となっては貴重な個体
大事にしていただければと思います
Posted by ぼつ at 2011年08月05日 23:46
 
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