2011年08月27日

頼むから頭の悪い奴は子供作らないでくれ!

大分前に何気なく口半開きでニュースを見ていると、
栄養失調で亡くなった2歳の子供を司法解剖したら
腹の中からオムツの残骸が出てきたと言うショッキングなニュースを見た。
よーするに親が適当で食い物を与えていなかったから
自分の履いていたオムツを食って飢えをしのごうとして窒息死したわけですな。
更にショックなのはその亡くなった子供の姉はゴミ箱から食えそうなものを漁って
飢えをしのいでいたというのだからドンだけ親は育児をサボっていたのやら。

この手のニュースは嫌でもよく見かける。
子供を暗い部屋や箱やベランダに押し込めて飢え死にさせたとか、
泣き声が五月蝿いからと言ってぶん殴って殺したとか、
遊び半分でライターの火を近づけたり刃物で切りつけたとか、
子供に口でクソたれる前に「サー!イエッサー!」と叫べと強要するとか、
まあ色々あげていけばA4用紙の紙面が数十枚埋まるぐらい例はある。

まあ昔から子供への虐待と言う行為は行われてきたわけであるが、
だからと言ってそれを親がやっていいというわけではなかろう?
親となるべき人間にはそれなりの常識と良識が必要なはずだ。
少なくとも、人間らしい生活をさせられない人間に親になる資格はない。
親は子供に何をしてもいいというわけではないのである。
子供は親のモノではあるが、物ではないと言う事を理解出来ない親が多すぎて嘆かわしい。

それと同様に、人間らしい生活をさせられない人間に親になる資格もない。
まあざっくり言うと仕事も出来ない、金も稼げない人間は親になってはいけない。
それと当たり前であるが、子供にまともな常識や良識を教えられない人間、
よーするにまともじゃない人間は子供を作るのはおろか
、結婚してもいけないね。去勢しなきゃ。

それ以前に「ガンジーでさえも敵視する」と言われた我輩よりも
人間性に乏しい人間に交尾をする相手が出来るのが不思議である。
まあでも世の中、見る眼のない頭の悪い人間のほうが圧倒的に多いからね。

学歴云々じゃなくてとにかく非常識な人間が多すぎるのは、
親が子供に与える知識として学問のみを最優先して人間性を学ばせないからである。
でもまあ、そういう親に限って教育は塾や学校に任せている人間ばかりで、
親自身は子供に何も教える事ができないのである。

いっそのことそういう常識力に欠ける人間や銭を稼げない人間には親権を与えないとか、
それ以前に結婚してはいけないとか言う法律を日本でも作るべきだと思う。
義務教育の段階でその人間がどれだけまともであるかを分析した上で、
結婚していいとか悪いとか、子供を生んでいいとか決めるべきである。
頭の悪い親に育てられる、或いは親が自分勝手ゆえにまともに育ててもらえないという事態は
先進国としてあってはいけない事だと思うのである。
子供に何も教えられない親は親権を剥奪されても文句は言えない。

子供に教える必要があるのは常識や良心だけではない。
何が危険であるか、生きる為にはどうすればいいのか、
そういう人間の動物的な本能を鍛えられない駄目な親が最近は散見される。
そういう親に育てられた子供はこんにゃくゼリーを喉に詰まらせて死んでしまったり、
串に刺さった食べ物を食べる際に何かの拍子で喉に刺してしまったり、
公園の遊具で遊ぶ時も注意不足で事故を起こしてしまったりするのである。
つーか、公園で死ぬ子供ってドンだけ貧弱なの???

因みに我輩の子供達は2歳のころから我輩のこんにゃくゼリーを勝手に食っていたが、
喉に詰まらせるどころか、確実に租借して喰らっていたのだから実に腹立たしい。
しかし最低限それぐらい逞しく子供を育てられなければ、
その子供は親になった時、その子供をまともに育てられるのだろうか?否!

国は少子化を問題視し、とにかく何でもいいから子供を作れと考えているようであるが、
重要なのは子供の数ではなく質ではなかろうか?
いくら国の目論見どおり沢山日本の人口が増えたとしても、
その国民の質が低ければ国はいつまでたっても不景気のままである事は疑いようのない事実。
頭の悪い人間がいくら沢山居ても何にもならないのである。
まともな人間として成長して国に貢献する子供が居なければ
この国はいつまでたってもよくならないと思うのであるが、どうかな?
その為には子供を不幸にする親、子供にまともな教育を施せない親は日本に居てはならない。

親というものは決して子供を不幸にしてはならないのである。
それが親の最低限の資格であり、義務である。
でも国の親である政治家たちが国民を不幸のどん底に突き落とそうとしている現状を鑑みると、
子供を見殺しにする親が増えるのもいたし方がない流れなのであろうか?

タグ :魂の叫び

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Posted by 砥部良軍曹 at 16:30│Comments(8)演説
この記事へのコメント
虐待をする親自体が子供の頃
似たような虐待を受けたり、親に構ってもらえなかったりした率が高いそうですね。
それなら逆に子供に同じような状況を体験させないように可愛がるような気がするんですが
子供とどう接していいか分からないんでしょうね…
Posted by 熊頃氏 at 2011年08月27日 18:04
素晴らしい記事に感動しました!

我が息子は茶髪ロングの出来そこないですが親権あっても良いですかね?

記事を再読し、もう一度、親としての自覚を取り戻したいと思います。
Posted by OHAMARO at 2011年08月27日 18:34
実に耳が痛いことです。

戦後自由を標榜する国々に教えられた?自由というものを自分勝手にねじ曲げて解釈した日本国民や教育者がいかに多かったかと言うことでしょうか。

自由に制約がないと思いこみ、子育てし、今のような親を育ててしまった責任は戦後世代にもあるのではないでしょうか。

教育者にしてもしかり、全て横並びで金太郎飴がごとき教育しようなどと考えることが間違いだと気づかない。

間違ったので最近はゆとり教育などと何か解らんことを言ってみたりして。

人間はそれぞれに個性を持っているにもかかわらず伸ばすべきところを伸ばしてやれないなんておかしいでしょう。

私もそんな人たちを悪くはいえないかもしれません。

仕事でも家庭でも子供たちを伸ばしてやれなかった一人でしょうから。

だけど、基本的な躾と物事の善悪についてだけは誰にでもきっちり教えたつもりですが。
そのために、今なら虐待と捉えられかねない罰も与えましたから。

と言っても、私が笑っているのに「親父は目が笑っていない」と子供に指摘され、負うた子に教えられたことも多々あります。

おかげで、最近はそんなこともななり、商売がやっていけてますから。

子育ては親子関係が希薄ではいけないことも教えられました。

親も子供に育てられているのかもしれません。

こういうことは全学連の人たちには理解出来んでしょう。
Posted by 骨董屋の親父 at 2011年08月27日 18:40
まじめに書きます。

私もご存知のとおり娘がおります。
同じくらいの年の子の虐待のニュースを聞くたび心が痛みます。
涙が出ることもあります。
そうしてもその子と自分の娘をかさねてしまうのです。

その時いつも思うのが、自分が同じことをされたときどう思うか?です。

正直虐待した親には同じ目にあって死んでいただきたい。
たとえばパチンコの駐車場で放置した親は、同じように動けないようにして
猛暑日の車の中で死んでいただきたい・・・・・・・

少し過激な意見でありますが、これくらいしないと同じような悲劇は続くのではないかという気がします。
Posted by 電マ野郎 at 2011年08月27日 22:38
毎回楽しく読ませてもらっています、今回は考え深い内容ですね…


でも、
>>仕事も出来ない、金も稼げない人間は親になってはいけない
>>銭を稼げない人間には親権を与えない
は、ちょっと…私には不愉快に感じました…病気で稼げない男もいるのです…そんな親もいるのです…金が無くとも子供は元気で、すくすくと育っています。
Posted by 悲しい… at 2011年08月28日 00:20
>>熊頃氏殿
しかし子供とどう接していいか分からなくても
子供を殺す事態に持ち込んでしまうのは親失格だとおもいますね。
こういう事件がある度に親のしての自覚と愛の与え方について
自身がどうあるべきかをいろいろ考えてしまいます。

>>OHAMARO様
我輩はOHAMARO様のブログを読ませていただく限りでは、
悲観するような人間性の持ち主ではないと断言します。
氏は麺類にも子供にも愛を抱いて接している、そう思いますよ。
髪の毛の色は問題ではないでしょう。

>>骨董屋の親父様
まあ、我輩が父親となった今こういう偉そうな事を書けるのも
父上の普通とは違うけど愛に溢れた子育ての努力のたわもの。
少なくとも言葉だけで実践がなっていない頭でっかちな人間に
育てられるよりは意義のある育てられ方をされたと思います。

>>電マ野郎様
自分も同年代の子供が虐待で亡くなったニュースを見る度に、
「こいつらは何で子供を生んでしまったのか??」と疑問を感じます。
そしてその子供に対してどうしようもない悲しみを感じるのです。
そしてそういう人間には生きていて欲しくない、マジでそう思います。

>>悲しい…様
しかし実際イギリス等欧米では病気や精神的な面で
不当に親権が与えてもらえない人達も居ます。
とはいえ、全てのそういう人達が親になる権利がないとは思いません。

氏がこのような意見を発する真意に氏の子供への充分な愛を感じます。
たとえ不自由の身であっても我々健常者同様子供に愛を捧げられる、
そういう人間が居る事は素晴らしい事です。
Posted by 伍長閣下伍長閣下 at 2011年08月28日 22:07
出遅れました!

国民の義務、でしたかね?
労働・納税・教育だったかな?違ったですかね?
この3つの何かが欠けていたら国民では無いのでしょうね!
ある問題に対して、これが絶対!って答えより 考え方・見方が、四方八方からあるように思います
親になれば、子育ての理想論もあるかと思いますが、親になって、初めて 子供から教えられ 子供と共に親も成長したように私は感じます
最初は、うちの亭主は息子を山に連れ出して 竹の子採りや 山菜採りに!田舎ですから・・・挙げ句には ヒヨドリを食べたいが為に 罠の仕掛け方、ダウンジャケットの剥がし方まで 小さい時から教え込んでいたので 今では「もう、そろそろヒヨドリが美味い時期やがな!」とまで言って来ます! たくましく我が家の息子は勉強が出来ません!が、亭主は 勉強より大事な事を誰よりも息子が知ってる!と偉そうに言うのですが・・・これで良いのかな?と、いつも思います!
私の考えは 国民の義務を果たせない人は、要するに・・・ 閣下様と同じ意見です!
働かず、収入の無い人は、当然 税金も納められない 子供もまともに教育出来ない  何を勘違いしてるのか?義務教育だからって給食費まで払わないって親もいるくらいですし! 子供の教育より親の教育が先ですね!
Posted by はにわ熟 at 2011年09月08日 00:42
>>はにわ熟様
>国民の義務を果たせない人は・・・
>子供の教育より親の教育が先ですね!

まったくその通りです、我輩の言いたかった事を
綺麗にまとめて頂きありがとうございます!

そして勉強なんか人並みに出来ればいい、
それよりも逞しく生きていく事が大事である。
子供を逞しく育てる事で親も逞しくなる。
我輩もはにわ塾様同様、同じ考えでございます。
Posted by 伍長閣下 at 2011年09月08日 13:01
 
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