2012年12月18日
日本自動車博物館其の弐
世に存在する、或いは存在したクルマを何を以て“名車”と呼ぶか
人によって基準は違うかもしれませんが我輩が考えるに、
「以後のクルマに多大なる影響を与えたクルマ」と
「他のメーカーが思いつかなかった思想で作られたクルマ」こそが
名車の称号を冠するにふさわしいクルマなのだと思います。
世界の名車メーカーといえばメルセデス・ベンツの存在を忘れる事は出来ません。
その中でも名車の誉れ高い車種といえば初代300SLである事は疑いようのない事実です。
世界初のガソリン直噴エンジン、1950年代当時では考えられない最高速度260km/hという性能、
そして強化フレーム採用の副産物である特徴的なガルウィングドア、
まさに公道を合法的に走れるレーシングカー的な存在。
これこそまさに「ナチスの化学力は世界一ィィィ!!」って存在ですね。
やっぱなんだかんだ言ってもドイツ車って凄いわ。興味ないけど。
そしてメルセデス・ベンツといえば世界を代表する高級車。
写真の600リムジーネはかつてナチス高官やヒトラーが愛用したグロッサーの再来と呼ばれ、
このデカイボディのくせに最高速度200km/hという走行性能を有し、
1960年代のクルマであるにもかかわらずパワーウィンドゥ、パワステ付きです。
大事な事なのでもう一度言います。「ナチスの科学力は(ry」
ま、我輩的にはドイツ車はベンツよりもBMWが好みなんですがね。
我輩が大好きなフォッケウルフFw190もBMWのエンジンですしね。
この博物館、沢山のクルマを見る事が出来るのは嬉しいのですが、
館内に所狭しとクルマを詰め込んでいるので細部まで見る余裕がないのが残念。
折角BMWも700とか508とかレア物があるのにフロントしか見られねぇ。
他にもドイツ車はオペルとかフォルクスワーゲンとかあったんですが、
これといって珍しい車種が置いていなかったので載せません。
この写真を見てピンときた人は・・・あんまり居ないでしょうね。
ハリー・ポッターの一番最初の映画に出てきた空飛ぶクルマです。
フォード・アングリアというイギリスフォードのクルマ。
正直ハリー・ポッターに出てこなかったらデカイマツダキャロルですねw
だってイギリス車といえば基本オースチンとかモーリスでしょう?
どっちの会社も今では存在してないのが残念ですが、
戦後のイギリスを代表する大衆車といえばオースチンなんです。異論は認めん。
昔は日産でもオースチンのサマーセットというやつが作られていたんですよ。
んで、この会社は後にロングセラーとなるあの名車を生み出すんですよ。
それよりもオースチンといえば忘れてはならないのがこのちっこいオープンカー。
オースチンセブンという戦前のちっこい大衆車をカスタムして
レーシング仕様にしてしまったこのクルマを作ったのはかのウィリアム・ライオンズ。
イギリスを代表するスポーツサルーンメーカー、ジャギュアの創立者ですよ。
イギリスのスポーツサルーンといえば忘れてはならないのがベントレー(写真左)。
高級オーナーズサルーンとしての存在は他社の追従を許しません。
一時期有名になった白洲次郎の愛車も確かベントレーだったでしょ?
そして今はなきアルヴィス(写真右)も戦前戦後を代表するスポーツサルーン。
アルヴィスは日本でも結構金持ちの伊達男共が愛用していたらしいです。
所謂これらは戦前のイケル漢(おとこ)達の愛する車だったわけですよ。
まー何が言いたいのかといいますと、世界で一番格好いい車は英国車w
そしてそのジョンブル魂を世界的に解り易い形で供給したのがジャギュア。
一般的には“ジャガー”と言われているようですが発音としては“ジャギュア”が正しい。
名車の誉れ高いXJ6(写真左)はマジで買おうか悩んでいた時期があったぐらいです。
因みに隣は某有名国産メーカーが最近名前をパクったジャギュアマークX。
いやぁ、ト〇タのと違ってボディラインの全てが綺麗につながっていてセクシィ。
モーリスって日本ではあまり馴染みのないメーカーですが、
往年のイギリスを代表する大衆車のメーカーです。
写真左はイギリス車としてよりもインドの車と知名度が高いオックスフォード。
ヒンドゥスタン・アンバサダーっつうインドのクルマの原型になったモデルです。
写真右のクルマはその名も“マイナー”。うーん、確かに日本ではマイナーな存在だわ。
でもマイナーは次に紹介するクルマが出て来るまではメジャーな存在だったらしいっすよ。
日本でメジャーなモーリスの車といえば“ミニ”ですからね。
大抵のノンケはミニ=ローヴァーって勘違いしているようですが、
元々ミニはオースチンとモーリスが作っていたんです。
んで、どっちの会社もが潰れてしまってローヴァーが製造権を握って、
女子供でも知ってるあのローヴァー・ミニになったんですよ。
このカントリーマンと呼ばれるモデルはミニのワゴン。
あまりにもトランクに実用性のないミニの中でも実用性に富んだスペシャルモデル。
因みに我輩、ミニ嫌いです。だってFFなのにトランク狭すぎ。
でもカントリーマンは外側ウッドパネル&ハッチが観音開きで好き。
余談ですがミニの事を“ミニ・クーパー”と勘違いされている御仁が
日本には多数居られるようですがそれは間違い。
クーパーってぇのは普通のミニのエンジンをパワーアップした特別版の事。
更に余談ですが今のBMWミニはでかすぎてミニじゃねぇですよね。多田野テンロク車。
かつてのミニは他の小型車に多大な影響を与えたまさに“名車”でしたが、
今のミニは他のクルマの影響を受けて作られた“商品”に過ぎませんからね。
うひゃあ!コイツはまた何処から持ってきたのって感じのクルマですねぇ。
トライアンフですよ!ヴィテス(左)とMB(右)。
普通こーいうところに置くトライアンフといえばTRシリーズでしょ?TR-3とか。
何でまたこんな変態グルマがこんなところに鎮座しているのか、嬉しいですねぇ。
こーいう斜め45°ぐらいの思考がこの博物館の素敵。
博物館の最上階には“間違いだらけの車選び”で一世を風靡した
徳大寺御大が愛したジャギュアマークⅡがありました。
おっと、御大風に言えばジャガーは“ジャグワー”でしたね。また父上に指摘されるわw
思えば我輩がクルマの世界に馬鹿みたいにのめり込んだのも
父上の蔵書の中にあった徳大寺有恒御大の著書が原因。
この人のお蔭で我輩のクルマ好きが偏向したものとなった事実は疑いようのない事実。
でもマークⅡ、いいなぁ、これほど優雅なサルーンって他に無いよなぁ。
うーん、我輩って外車はシトロエンしか保有していたこと無いんですが、
独身時代にイギリスの車の味わいをもっと知っていれば、
もっと品のある真摯で紳士な大人の人間として心身共に成長し、
人生観がもっと違う奥行きのあるものになったのかなぁって今更ながら思いますね。
人によって基準は違うかもしれませんが我輩が考えるに、
「以後のクルマに多大なる影響を与えたクルマ」と
「他のメーカーが思いつかなかった思想で作られたクルマ」こそが
名車の称号を冠するにふさわしいクルマなのだと思います。
世界の名車メーカーといえばメルセデス・ベンツの存在を忘れる事は出来ません。
その中でも名車の誉れ高い車種といえば初代300SLである事は疑いようのない事実です。
世界初のガソリン直噴エンジン、1950年代当時では考えられない最高速度260km/hという性能、
そして強化フレーム採用の副産物である特徴的なガルウィングドア、
まさに公道を合法的に走れるレーシングカー的な存在。
これこそまさに「ナチスの化学力は世界一ィィィ!!」って存在ですね。
やっぱなんだかんだ言ってもドイツ車って凄いわ。興味ないけど。
そしてメルセデス・ベンツといえば世界を代表する高級車。
写真の600リムジーネはかつてナチス高官やヒトラーが愛用したグロッサーの再来と呼ばれ、
このデカイボディのくせに最高速度200km/hという走行性能を有し、
1960年代のクルマであるにもかかわらずパワーウィンドゥ、パワステ付きです。
大事な事なのでもう一度言います。「ナチスの科学力は(ry」
ま、我輩的にはドイツ車はベンツよりもBMWが好みなんですがね。
我輩が大好きなフォッケウルフFw190もBMWのエンジンですしね。
この博物館、沢山のクルマを見る事が出来るのは嬉しいのですが、
館内に所狭しとクルマを詰め込んでいるので細部まで見る余裕がないのが残念。
折角BMWも700とか508とかレア物があるのにフロントしか見られねぇ。
他にもドイツ車はオペルとかフォルクスワーゲンとかあったんですが、
これといって珍しい車種が置いていなかったので載せません。
この写真を見てピンときた人は・・・あんまり居ないでしょうね。
ハリー・ポッターの一番最初の映画に出てきた空飛ぶクルマです。
フォード・アングリアというイギリスフォードのクルマ。
正直ハリー・ポッターに出てこなかったらデカイマツダキャロルですねw
だってイギリス車といえば基本オースチンとかモーリスでしょう?
どっちの会社も今では存在してないのが残念ですが、
戦後のイギリスを代表する大衆車といえばオースチンなんです。異論は認めん。
昔は日産でもオースチンのサマーセットというやつが作られていたんですよ。
んで、この会社は後にロングセラーとなるあの名車を生み出すんですよ。
それよりもオースチンといえば忘れてはならないのがこのちっこいオープンカー。
オースチンセブンという戦前のちっこい大衆車をカスタムして
レーシング仕様にしてしまったこのクルマを作ったのはかのウィリアム・ライオンズ。
イギリスを代表するスポーツサルーンメーカー、ジャギュアの創立者ですよ。
イギリスのスポーツサルーンといえば忘れてはならないのがベントレー(写真左)。
高級オーナーズサルーンとしての存在は他社の追従を許しません。
一時期有名になった白洲次郎の愛車も確かベントレーだったでしょ?
そして今はなきアルヴィス(写真右)も戦前戦後を代表するスポーツサルーン。
アルヴィスは日本でも結構金持ちの伊達男共が愛用していたらしいです。
所謂これらは戦前のイケル漢(おとこ)達の愛する車だったわけですよ。
まー何が言いたいのかといいますと、世界で一番格好いい車は英国車w
そしてそのジョンブル魂を世界的に解り易い形で供給したのがジャギュア。
一般的には“ジャガー”と言われているようですが発音としては“ジャギュア”が正しい。
名車の誉れ高いXJ6(写真左)はマジで買おうか悩んでいた時期があったぐらいです。
因みに隣は某有名国産メーカーが最近名前をパクったジャギュアマークX。
いやぁ、ト〇タのと違ってボディラインの全てが綺麗につながっていてセクシィ。
モーリスって日本ではあまり馴染みのないメーカーですが、
往年のイギリスを代表する大衆車のメーカーです。
写真左はイギリス車としてよりもインドの車と知名度が高いオックスフォード。
ヒンドゥスタン・アンバサダーっつうインドのクルマの原型になったモデルです。
写真右のクルマはその名も“マイナー”。うーん、確かに日本ではマイナーな存在だわ。
でもマイナーは次に紹介するクルマが出て来るまではメジャーな存在だったらしいっすよ。
日本でメジャーなモーリスの車といえば“ミニ”ですからね。
大抵のノンケはミニ=ローヴァーって勘違いしているようですが、
元々ミニはオースチンとモーリスが作っていたんです。
んで、どっちの会社もが潰れてしまってローヴァーが製造権を握って、
女子供でも知ってるあのローヴァー・ミニになったんですよ。
このカントリーマンと呼ばれるモデルはミニのワゴン。
あまりにもトランクに実用性のないミニの中でも実用性に富んだスペシャルモデル。
因みに我輩、ミニ嫌いです。だってFFなのにトランク狭すぎ。
でもカントリーマンは外側ウッドパネル&ハッチが観音開きで好き。
余談ですがミニの事を“ミニ・クーパー”と勘違いされている御仁が
日本には多数居られるようですがそれは間違い。
クーパーってぇのは普通のミニのエンジンをパワーアップした特別版の事。
更に余談ですが今のBMWミニはでかすぎてミニじゃねぇですよね。多田野テンロク車。
かつてのミニは他の小型車に多大な影響を与えたまさに“名車”でしたが、
今のミニは他のクルマの影響を受けて作られた“商品”に過ぎませんからね。
うひゃあ!コイツはまた何処から持ってきたのって感じのクルマですねぇ。
トライアンフですよ!ヴィテス(左)とMB(右)。
普通こーいうところに置くトライアンフといえばTRシリーズでしょ?TR-3とか。
何でまたこんな変態グルマがこんなところに鎮座しているのか、嬉しいですねぇ。
こーいう斜め45°ぐらいの思考がこの博物館の素敵。
博物館の最上階には“間違いだらけの車選び”で一世を風靡した
徳大寺御大が愛したジャギュアマークⅡがありました。
おっと、御大風に言えばジャガーは“ジャグワー”でしたね。また父上に指摘されるわw
思えば我輩がクルマの世界に馬鹿みたいにのめり込んだのも
父上の蔵書の中にあった徳大寺有恒御大の著書が原因。
この人のお蔭で我輩のクルマ好きが偏向したものとなった事実は疑いようのない事実。
でもマークⅡ、いいなぁ、これほど優雅なサルーンって他に無いよなぁ。
うーん、我輩って外車はシトロエンしか保有していたこと無いんですが、
独身時代にイギリスの車の味わいをもっと知っていれば、
もっと品のある真摯で紳士な大人の人間として心身共に成長し、
人生観がもっと違う奥行きのあるものになったのかなぁって今更ながら思いますね。
福岡でマジカルミライ2024が開催?!
旧車からしか摂取できない栄養がある
114514時間ぶりに都井岬に来た
伊勢海老の最高の食い方はしゃぶしゃぶだ!
岩牡蠣を食いに行って緋扇貝の旨さに開眼する
マイナスイオンとパワースポットを求めて高千穂へ
旧車からしか摂取できない栄養がある
114514時間ぶりに都井岬に来た
伊勢海老の最高の食い方はしゃぶしゃぶだ!
岩牡蠣を食いに行って緋扇貝の旨さに開眼する
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Posted by 砥部良軍曹 at 01:00│Comments(0)
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