2016年05月04日

芦野公園の桜、そしてストーブ列車

今年の青森の桜も去年同様、随分先走り汁だった模様で、
三沢の桜は昭和の日を待たずして散ってしまいました。
もうね、挿入前に手マンでとっとと昇天しやがって!みたいな状況ですよ。
残された我輩の立場はどうしてくれる!自分で出せってか?
仕方がない、何処かで“シロ”って名前の犬でも拉致して灰にして、
それを桜の木に撒いて花を咲かせてやるか。




しかし!芦野公園の桜は我輩を待ってくれていた!
僕には・・・まだ桜を見る場所があるんだ・・・
こんなに嬉しいことはない・・・

というわけで去年雨でキャンプ出来なかった芦野公園キャンプ場に
リベンジキャンプしに来てみたら桜がまだ咲いていたというお話でございます。

ララァには何時でも会いにいけるよねなんてどうでもいい話です。



だがしかし!桜の花に誘われてやってきたキャンパーが多数
既にメインエリアの美味しい場所を陣取っていたので
我輩一家はキャンプ場の場末の道ばたにテントを張る羽目になります。

飯も食っていないのに水曜どうでしょうの「ヨーロッパ・リベンジ」みたいな状況に陥りますが、
12時過ぎたのに飯も食わずにせっせとテントを張って今回のキャンプに備えるのです。



芦野公園は日本さくら名所100選にも選ばれている場所なのですが、
100選の名にふさわしい桜の咲きっぷりに家族一同(息子除く)満足ゥゥゥ!
残り99箇所の桜の名所が何処にあるかなんてどーでもいいです。
よし、桜はもう見たから次は食い物だ!

因みに宮崎のさくら名所100選は母智丘公園らしいです。
残り98箇所が何処にあるのかは各人で調べよ。
ついでに本当に100箇所あるのかも調べろ、多分無いからw



デカいシェイク発見。とりあえず吸っときます。
何か「しゃぶれよ」と言われているよ~な気がしたんで、ね。

メシが先だとは言いましたが次の電車が何時に来るのか芦野公園駅で見てきて、
次の時刻まで40分ぐらいあるのを確認して切符まで購入してメシ探しに行きます。



三沢の祭りでは常に行列が出来ているケバブサンドががら空きだったので、
速攻で滑り込んで頂くことにしましたが何時食ってもこれ旨いな。
余談ですが隣の三沢名物チーズロールは行列出来ていました。

他にも上に目玉焼きが乗っかっている横手やきそばとか、
麺を固めてバンズにしたラーメンバーガーとか食って飢えをしのぎます。
なんか旨そうな焼き肉も売っていたけど、どーせキャンプで肉焼くからスルー。



バカ息子は己の財布の中に100円玉があるのを確認後、
六本木のカローラBMWの試乗会に出掛けました。
我輩的にはベーエムベーなんてM3と635csi以外興味ないんですがねぇ。

だがな息子よ、そのベーエムベーはまだSOHCの頃のやつだから、
エンジンパワーが弱くてブルーバードにも置いて行かれる勢いだぞ。
多分グリル周りの意匠からE21の3シリーズと見た。



次はポルシェ911に乗りたがっていた息子を引き剥がして
次の食い物を探しに行きますがもう焼きそばは食わなくてもいいかな。
因みに店のおばちゃん曰く、ウホッ!いい男が来てくれたら更に増量とのこと。



そろそろ汽車が来る時間というわけでもなかったんですが、
10分ぐらい駅で黄昏れていても悪く無いかなと思ってホームに入ると、
駅には大量の電車を待つ客どもがカメラを構えて「まるでゴミのようだ!」

暫くすると走れメロス号、津軽鉄道津軽21形気動車が入ってきて、
大量の客、吸い込まれるように車内に侵入。そして誰もいなくなった(嘘)。
そしてオレンジ色の車体は金木駅方面を目指して出発。



暫くすると74式戦車でも来たんかと言わんばかりの轟音を上げて
古臭いディーゼル機関車が駅に侵入してきました。

走れメロス号は1996年製らしいので大分新しい車体ですが、
我輩一家が乗るディーゼル機関車(DD35というらしい)は車体のプレートを見ると
“昭和34年製”と書かれていたのでデゴイチ程ではないけど相当古い車体です。

年代的に見て走れメロス号はスカイラインのR33、
このディーゼルはプリンススカイラインぐらいの違いがありますな。



この列車は冬季限定で津軽鉄道を走っているストーブ列車。
我輩は知らなかったのですが芦野公園の金木桜まつりの時も
特別運行しているらしく運よく乗ることが出来ました。

客車の中には石炭仕様のだるまストーブが置かれています。
冬場ならこの上でスルメとか焼いて食えるんですが、
石炭は置いているもののストーブは炊いていないので雰囲気だけ。

嫁が「この石炭本物?」とか言いながらwktkして目を輝かせ、
「この石炭欲しい・・・」とつぶやいていましたが何に使うそれ?
石炭は確かに黒いダイヤと言われていたけど、指輪の材料にはならねぇぞ。



引っ張る車体が旧式なら客車もこれまた旧式。
オハ462と書かれていたこの車両も昭和30年代の骨董品。
戦後ウチラのじーさんばーさん世代はこんな車両に乗って
着物とか握りしめて田舎に米とか芋を仕入れに逝ってたのかなと思うと胸熱。



この車体と同世代なおばちゃんをつかまえて色々とお話しながら、
目的地の、て言うか終点の津軽中里駅に向かいます。
たまに解読不能な津軽弁が飛び交いますがとりあえず笑ってごまかします。



芦野公園駅から津軽中里駅までの所要時間は15分弱。
でも駅から出てもココは北の果て(そんなに端っこでもねぇけど)、何もないんですよねぇ。
ただ、いつの間にか隣町の中泊まで来ていたのに少々驚きます。

しかし、訪れる人が少ない終着駅って得も言われぬ哀愁がありますね。
こういう寂しい雰囲気は我輩みたいな哀愁の塊にはぴったりです。



我輩が駅のホームで客車を見ながら感慨深い気分に浸っていると、
ディーゼル機関車はいつの間にか切り離され、線路の先の切り替え地点まで進行。



そしてもう一つの線路に入って反対方向に移ります。
コレって機回し線っていうらしいですね。
九州にはないらしいのでめったに見られるもんでもないみたいです。

どうでもいいけどココだけなんか昭和の風景ですね。
奥には昔使われていた車両倉庫もあります。



そして芦野公園駅方向に来たディーゼル機関車は切り返し地点に入り、
客車の反対方向に入るための準備を実施します。



そしてゆっくり接近しながら客車と合体!
見ていると嫁との合体よりもワクワクして興奮します。



連結部分がずっぽしハマっているのを確認!



最後に決めのポーズを取って完了!
この一連の動作を見れただけでも最高の収穫です。
戦隊物のロボットが何でわざわざ合体するのか理解出来た気がします。
合体は漢(おとこ)のロマン!異論は認めん。



帰りは来た時とは違うもう一両の方に乗ります。
来た時の車両は塗装で綺麗に仕上がっていましたが、
コッチは当時の雰囲気を思わせるそのままの風景です。
板張りの内装と、ところどころ破れたシートがたまりません。



この区間、主要の駅以外全て無人駅です。
幸福な駅は北海道にかつて存在していましたが、
不幸な駅はココぐらいしか存在しないんじゃないのでしょうか?



賞味40分ぐらいの汽車の旅を終えて再び芦野公園駅に舞い降ります。
やはり鉄道は見るよりも写真撮るよりも、乗るのが楽しいですね。
ま、一番ノリノリだったのは嫁だったようですが。



その後は汽車の旅を満喫して花見のことなんかどーでも良くなったので、
桜を鑑賞することもなくとっととキャンプ場に戻ったのでした。
そしてテント設営場所を改めて見ると、やっぱ水曜どうでしょうみたいだなぁ。



昼間は極上のソメイヨシノと滅多にお目にかかれないであろうレトロな列車の旅。
夜はテントの上には八重桜、テントの中では珍しく美味しく出来上がったキャンプめし。
未だかつてこれだけ有意義なキャンプをしたことがあっただろうか?

いやーしかし、初っ端からこんなに楽しい思いをしてしまうと、
次の日は何をしても面白くないんじゃないかっていう恐怖すらあります。
まさか次の日、あのような事態が待ち受けていようとは・・・


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Posted by 砥部良軍曹 at 14:02│Comments(2)お出かけ
この記事へのコメント
道ばたをキャンプ地としたわけですねwまさしく、「ここをキャンプ地とする」状態ですね!車の窓は開いてなかったですかね?白タイツだとまんじりともせず寒さを耐えなければいけませんからねw

自分もかなり水曜どうでしょうファンです(笑)
何はともあれ、桜の下でのキャンプっていいですねー!なんか趣がありますね☆
Posted by ザキ at 2016年05月04日 21:12
>ザキ様
道ばたでキャンプとなるとどーしてもあのネタを思い出さずに
いられないのがどうでしょうフリークの性です。
たまにBSでどうでしょうクラシックやっていると見てしまうのもコレしかり。
流石にDVD購入してまでは見ませんがw
Posted by 砥部良軍曹砥部良軍曹 at 2016年05月05日 10:18
 
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芦野公園の桜、そしてストーブ列車
    コメント(2)