2018年05月20日

元祖チキン南蛮を食らう

いやー今日はすご~く天気が良かったですなぁ。
コレならサバゲーに逝ってくれば良かったかなと思いはしたものの、
来月末から長期の出張が控えているんで、
ちったぁ家族と過ごす日がないとイカンかなと思い、
今週末は家族と仲良くブラブラしていました。

昨日は川南に逝ってルピナスパークでクソガキ共を暴れさせ、
本日は山形屋のアレッタで我輩の胃袋が大暴れ。

因みに先週の土曜日、我が家は特に用事もなかったけど県北へ足を運びました。
まだ海水浴には早く、サーファーしか居なかった海を眺めた後、
はまぐり碁石の里で焼きはまぐりでも食おうかと目論んでいたのですが、
アソコって飯食うところ夕方には終わっちゃうんですね、知らんかった。

「じゃあ延岡まで足を伸ばして、トシアキ(かつての後輩)にでも会いに行くか?」
と考えて久しぶりに延岡の街に足を踏み入れたのですが、
「せっかく延岡来たんだから、元祖チキン南蛮食うか?」という思考に至り、
延岡駅の近所にある“直ちゃん”に逝ってきました。



宮崎のチキン南蛮はココから始まった。
かつて宮崎県延岡市内にあった洋食店“ロンドン”で
昭和30年代に出されていた賄い料理の一つに、
衣を付けて揚げた鶏肉を甘酢にさっと浸した料理があった。

この店で働いていた後藤直が、これを大衆食堂お食事の店“直ちゃん”にて売り出した。

なお、現在の主流となっているタルタルソースを掛けたチキン南蛮を考案したのは、
同じくロンドンで働いていた甲斐義光とされる。
宮崎市の“おぐら”2号店としてオープンした
“洋食屋ロンドン”にて1965年(昭和40年)に販売されたとのこと。
(自分で文章考えるのマンドクセ('A`)のでウィキペディアから引用)

まあ要するに「チキン南蛮は延岡が発祥」という事(迫真)。
昭和40年代頃の日本が経済的にガンガン攻めまくっていた時代は
宮崎市内よりも延岡あたりの工業都市が元気があったでしょうから、
そこで生まれたチキン南蛮は工場で働く人たちに好評を博したでしょうし、
宮崎の県民食としてのハッテン、もとい発展を遂げたのはある意味必然だったのかと。

新店舗から20mほど離れた旧店舗前に3台ぐらい停められる駐車場があったので、
リビドー号をそこに停めてトコトコ歩いて店に向かいます。

店にたどり着いたのは18時前ぐらいでしたが、
既に3組のお客さんが店の前で待ち構えており、
30分ぐらい待たされてようやく入店できるという始末。

しかも、その後2組のお客さんが入店したら以後誰も客が入ってこなかったんで、
「まさか、もう仕入れが無くなったんで閉店かな?」と思って
心も体も満腹な状態で店を出たらこの有様。
どうやらこの店、週末に食いに来る場合は17時ぐらいに来た方がよろしいようです。
19時ぐらいにノコノコ来ても飯にありつけない可能性大。



直ちゃんのメニュウは看板商品であるチキン南蛮定食、
日向鶏タタキ風定食、鶏モモ焼き定食
の3種類のみとシンプルの極み。
まあチキン南蛮で売っている店でハンバーグ定食なんか食いたくねぇんで、
(でもおぐらのポーク南蛮は旨い旨い言いながら食うけどね)
チキンのメニュウのみ3種類という品揃えはある意味正義。

チキン南蛮発祥の店に来たんだからチキン南蛮を注文すべきなんでしょうが、
チキン南蛮はクソガキ共に食わせればいいんだから我輩は別のを頼もうと思い、
オーブンでまるごと焼いて鉄板でジュウジュウしている
鶏モモ焼き定食を注文したのですが残念なことに品切れ。
というわけで子供は南蛮、大人はタタキ風を注文します。



10分ぐらい待つとクソガキ共のチキン南蛮定食が来ました。
飯と味噌汁、小鉢(キンピラゴボウ)、漬物、そしてチキン南蛮。
チキン南蛮はムネ肉を使用しております。

直ちゃんのチキン南蛮は一般に知られているソレとは違い、
タルタルソースがかかっておらず、甘酢に漬けただけのガチな南蛮。
一般的なタルタルソースがかかったチキン南蛮に慣れていると、
ビジュアル的に少々物足りない感を感じなくもありません。



しかし、ムネ肉を使用しているにもかかわらずその触感はソフトで味わい豊か、
タマゴの衣には味付けの甘酢がしっかりと染み込んでおり、肉の味を引き立てる
「タルタルソースは別に必要なかろう」と思わされる出来栄えに感服です。
必要にして充分な味付けなので、食がどんどん進みますし、
米と共に口に運ぶと口の中に幸福感が溢れてきます。

そしてもう一つ、コレジャナイ感が漂うのはキャベツが千切りではなく、
福岡の焼き鳥屋さんの付け合せみたいなざく切りであることなのですが、
チキン南蛮の甘酢の味わいが付着したざく切りキャベツは
焼き鳥屋さんのキャベツを彷彿させる食べごたえでコレはコレでアリ(断言)。

直ちゃんのチキン南蛮はタルタルソースがない代わりに
テーブルの上にちっこいパックのカラシと柚子胡椒が置いているので、
それを付けて食うとまた違った味わいが楽しめます。
さっぱりとした甘さのタレにカラシor柚子胡椒はいいアクセントになります。



一方、我輩&嫁が注文した日向鶏タタキ風定食は、
千切りのキャベツの上に外はこんがり中はしっとりと焼かれたモモ肉が乗り、
唐辛子と万能ネギのみじん切りが散らされております。

「こりゃあゴハンのおかずと言うよりは、酒の肴だなぁ」と思い、
己の選択肢の誤りを痛感しながら箸を付けてみたところ、
コレがとんだ誤算と言うか、旨いじゃねぇか!



恐らくポン酢で味付けされているであろう焼いたモモ肉は
焼き加減が絶妙なミディアムでしっとり感を維持しており、食感が絶妙。
そこに唐辛子と万能ねぎのアクセントが加わり、旨味が増幅。
千切りのキャベツと共に口に放り込むと、全てが結託して我輩の口を感動に誘う。
一言で言えば「こんな鳥料理、食ったことがない!」

そして不思議なことにこの味付けが何故か、米とよく合う!
いや恐らく、どちらかと言うと酒の肴側のスペックの持ち主なんだろうけど、
時と場合によってはゴハンの相手も出来てしまう実力の持ち主。
ライフルで言うならM4カービン、クルマで言うならインプレッサSTi、
そしてドラクエⅢで言うなら勇者のような存在(意味深)。

全てを食い尽くした後、我輩は一つの結論に至りました。
「元祖チキン南蛮の店、直ちゃんは鶏肉を知り尽くした店である(確信)」
鶏肉の食材としての属性や性格を知っているからこそ、
タルタルソースに頼らないチキン南蛮に拘り、
そしてタタキのようでタタイていないグリルチキンを出すのであると。

我輩ぶっちゃけ、直ちゃん初来店で食べるべきメニュウは、
チキン南蛮ではなく“日向鶏タタキ風定食”であると断言したい!

タルタルソースなしのチキン南蛮は初セッ★スのような味わいでしょうが、
日向鶏タタキ風は初オ★ニーと同等の興奮と快感を得られることでしょう。


こうなってしまうと食い損ねた“鶏モモ焼き定食”の存在が気になって仕方がない!
次回延岡に来たときには出来るだけ早く来店してモモ焼き定食を食わねば(使命感)!



「オイ、もう一杯ロックで頼む」
「馬鹿かお前氷は出てこねぇよ、ていうか水飲み過ぎ」
クソガキ共にタルタルソースなしのチキン南蛮は有りかと問うたところ、
息子は「この店、味噌汁が旨い」という小学生並みの感想を述べたのでした。
味噌汁のお代わりはないのかと終始ブツブツつぶやいておりました。

まあ確かにこの店の味噌汁、煮干しと干しシイタケの出汁が効いてて格別。


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Posted by 砥部良軍曹 at 23:38│Comments(0)めしお店
 
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