2021年01月21日
そうだ、ロシア軍迷彩服を買おう
どーでもいい話かもしれませんがね、我輩のブログの読者登録数、
我輩のツイッターのフォロアー数よりも遥かに多いんですよ。
ブログって形式はすでに過去のものだと思っていたのに、びっくりですね。
まあそれだけ、我輩のブログには実用性があるということかしら(困惑)?
というわけでツイッターなんかでブラブラして10程度のいいねに満足するよりは、
もっとこのブログを見てくれている人に貢献せんといかんと思った去年の年末。
つまり、有益な情報をもっと垂れ流さないといけないと悟ったわけです。
ただ、今までの傾向を見ていると宮崎に戻ってからは
何処で飯食ったとか何処に遊びに行ったという情報よりも、
どんな武器を買った、こんな装備を仕入れたという、
サバゲー系の話題の方がアクセス数が桁違いに多いのですよ。
(参考までに同じ頃に掲載した飯ネタが平均アクセス数200ぐらいなのに対し、
てっぽーのネタは最低でも500ぐらい、下手したら1000以上アクセス数がある)
たぶんね、青森にいた頃に街の情報ネタにアクセス数が多かったのは、
青森人がネットで街の情報を探すことに貪欲だったからだと推測するんです。
だって職場で「三沢の美味しい店ネットで探していたら、にーのさんのブログ見つけました」と
10人以上の人に言われましたからね。
でも宮崎人はネットで情報検索する人が少ないから飯ネタのアクセス数が少ないんでしょうね。
だから今のところ職場の連中には我輩がブログヤッていることは
幸か不幸かあまり知られていない模様。いいこっちゃ。
そこで暫く、我輩が昨年ぐらいから温めていたロシア連邦軍装備について、
誰得なんて考えずブログにアップしてみようと思います。
でもさぁ、最近のサバゲー界隈って迷彩服を好き好んで着ようと思うプレイヤー、
殆ど居ないんでしょうし多分これからも増える気配は無いんですよねぇ。
10年以上前のサバゲーといえば、山林や草原で行うものであったので、
迷彩服を着たほうがフィールドに溶け込めて有利でしたし、
そもそもサバゲーをプレイする人が軍装も好きという思考が主流でした。
迷彩服を着ない人はナム戦初期装備のプレイヤーぐらい。
でも昨今はゲームからサバゲーに流れてくる人が多いのと、
アームズマガジン等で迷彩服を羽織らないサバゲースタイルが紹介され、
敷居の高くてくさそう(野獣)な迷彩服は流行らなくなってきたようです。
まあ、迷彩服からの脱却が昨今のサバゲーの流れであり、
ノンケに対して敷居を低くした要因であることを鑑みると脱迷彩服な現状は悪くはないんですが、
以前えびののエリア13で陸自迷彩野郎が7人ぐらい集結したとき
同じ迷彩服を着たプレイヤーが集まることで過去に面識がないプレイヤー同士なのに、
何故か湧き上がってしまう謎の結束感、あの空気は本当にいいもんなんですよねぇ・・・
さて「ロシア軍 迷彩服」で検索すると、
まあ色んな種類のロシア軍迷彩服を名乗る布切れが出てきて
一体どれを買えばいいのか迷う人もいれば、
値段につられて変なものに手を出してしまう人もいることでしょう。
そこで我輩が思い切って提言します。
「ロシア連邦軍の迷彩服は5種類!」
ロシア軍も連邦軍に絞れば迷彩の種類は限られているのです。
その5種類とは以下の通り↓
★旧ソ連時代から使用されている白樺迷彩
「ベレスカ迷彩」とか「ベリョーズカ迷彩」とも呼ばれる2色柄の迷彩。
形状はKLMK(つなぎ)KZM(上下2ピース)、KZS(2ピースのメッシュ)の3種類あります。
我輩が所有しているのはつなぎ型のKLMKという淫夢の登場人物みたいな呼び名の迷彩服です。
白樺迷彩はまだロシアがソ連だった1970年代ぐらいから使われていたようですが、
ロシア軍でも新しい迷彩服が出回るまでは使われていたようです。
なので実物の現存数も比較的多めで、新品デッドストックはなかなかありませんが、
中古品ならそれなりに出回っておりますし、お値段も5000~10000円ぐらいで入手可能です。
一般兵よりも狙撃兵が主に使用していたらしいのか、
(まあ確かに狙撃兵は出来れば迷彩模様で身を隠したいもんですよなぁ)
販売しているショップでは「スナイパー迷彩」と記されることもあります。
サイズは一般的なソ連軍戦闘服と違い、ざっくりと大中小の3サイズしかありません。
KLMKは以前紹介したM69戦闘服の上から羽織る迷彩カバー的なものです。
だから生地は朝◯新聞や毎◯新聞の中身と(生地と記事をかけたシャレ)同じぐらい薄っぺらです。
バリケードや木の枝に引っ掛けるとかなりの確率で破れるでしょう。
そして外側にはポケットが無い代わりにスリットが入っていて
その隙間から下に着ている戦闘服のポケットにアクセスできるようになっております。
我輩の場合は下は下着のみ付けて、そのまま羽織って、
夏場のサバゲーで主に使用しております。
スリットから空気が循環される?のでガッチリした上下迷彩服と比べると
まあ多少は涼しく過ごせなくもないです。
メッシュ生地のKZSなら夏場でもそこそこ通気性が良さげなんですがね
そうなると乳首に被弾した時絶対にヤバい(語彙力)。
後ろのケツの部分がガバガバなのはつなぎを脱がなくても
ボタン3つ外すだけでう◯こがしやすいようにするためだそうです?
ケツにアクセスしやすいなんて、なんてホモに優しい作りなんでしょうか?
我輩的には女子に是非とも着ていただきたい迷彩服。
スリットからパンツがチラチラ見えたら我輩もう、サバゲーどころじゃねぇ。
KLMKはM69戦闘服の上から羽織る仕様なので、
全体的にもっさりしたシルエットで整斉さには欠けるのですが、
夏場に着る戦闘服、或いは冬に着込むための戦闘服としては使えます。
KLMKはリバーシブルの仕様になっており、状況に合わせて色を変えることが出来ます。
裏返しにすると薄い風合いの柄になりますが、何処でどうしろというのかは不明。
確か暗視装置で見難くするために裏返すんでしたっけ?
KLMK、KZM、KZSといった白樺迷彩はソ連時代~ロシア初期に使われていますので、
使用する武器はAKM、AK74、RPK、RPK74、SVDといった
木製ストック装着のカラシニコフと合わせて使用するのが正しいと思われます。
でも後述するフローラ迷彩が出た頃でも使用例がありますので、
樹脂製ストックAKと合わせても然程違和感はないでしょう。
合わせる装備は以前紹介したソ連軍装備一式でもいいですし、
お手軽に済ませるなら人民解放軍の56式チェストリグでもいいでしょう。
但しヘルメットは旧ソ連時代の重いテッパチ!SSh68、コレに尽きます。
★ブタン迷彩(TTsKO迷彩)
三色迷彩(TTsKOは三色迷彩という意味らしい)とも呼ばれる、
旧ソ連時代末期に作られた空挺部隊用の迷彩服です。
ブタンとはこの迷彩服が開発された地域の名称らしく、当然ながら正式名称ではありません。
コレだけは現物をお目にかかる機会もなく、尚且この迷彩に対する知識も乏しかったので、
手に入れようとも思わなかったが故に写真は他所から頂きました。
見た感じはM81戦闘服(アフガンカ)に似た作りの戦闘服です。
服の裁断、ポケットの位置、ズボンの形状はだいたい似ております。
写真のものは茶色基調ですが、緑基調のものもあります。
80年代ぐらいに限られた部隊にしか配布されていないらしく、
現存数はかなり少ないようでヤフオクでも殆ど見かけません。
相場は中古品で10000円前後といったところでしょうか?
ブタン迷彩には夏用と冬用が存在するようで、
冬用は上下内側にインナー、襟にボアが付いた仕様となっております。
ソ連軍時代から戦闘服は夏用冬用があり、冬用は暖かそうな形状で、
東日本から北の地域ではさぞかし重宝するんじゃなかろうかと思っちゃいます。
この迷彩服もロシア建国からしばらく使われていたらしいので、
ソ連崩壊前~チェチェン紛争コスには使用可能でしょう。
装備はKLMKと同様、旧ソ連の装備一式でよろしいと思われます。
★一般的にVSR迷彩とかスコフィールド迷彩と呼ばれているもの
VSRとは「ロシア軍迷彩」と言う意味で、西洋諸国で使われる呼び方。
時々、VSR93(93年迷彩服、ロシア建国後)と呼ばれていることがあります。
西側に紹介されたのがロシア建国後だったために
ロシアの迷彩と名付けられたようですが実際はソ連末期には使われていた模様。
尚、よく言われるスコフィールド(ショーフィールドとも言う)は
この迷彩服を西側諸国に紹介した人の名前らしく当然ながら正式名称ではないので、
検索する時に使うのは良しとしても、人前で説明する時にドヤ顔でいう名称じゃない模様。
リアルな話、ソ連時代の迷彩服にはどれにも特に決まった名称がないらしいのですが、
それでは迷彩服を売る際に困るということで業者が勝手に色々名前を付けているようです。
我輩はコレを1996~1997年頃ぐらいに福岡の「SWAT」で見つけ、
上下帽子付き8000円ぐらいで購入した記憶があります。
(その時は確か、「ソ連軍スペツナズ迷彩服」と言う名称で売られていた記憶)
我輩所有の緑/茶色基調のものと、砂色/オレンジ基調のものがあります。
裁断、形状はほぼM81アフガンカと同様です。
ただ生地の質があまり良くなく、使い込むと表面に毛玉が出てきやがりました。
ポケットを留めるベルクロ(この部分だけボタンで止めるM81と違う)も安っぽい。
但し、生産された工場や時代によって仕様や色合いや品質にかなりばらつきがあるようです。
既に20年以上前の迷彩服で、レプリカも見ないので入手はかなり難しいですね。
新品デッドストックは20000円以上で取引されておりますが、
運が良ければ中古品を5000円弱で手に入れることが出来るかもしれません。
ただ、生地は傷んでヨレヨレになっているかもしれませんが。
VSR迷彩服もロシア建国~第2次チェチェン紛争(2009年)まで使われていたようなので、
木製ストックのAKだけでなく樹脂ストックのAKを合わせて使ってもよろしいようです。
装備も旧ソ連時代の装備と同様でよろしいですが、後述の6SH92を付けるのもありでしょう。
★フローラ迷彩
VSR98という名称で呼ばれることもある、ロシア時代の迷彩服。
1998年頃に採用されたかもしれないということでそういう呼び名があるのでしょう。
21世紀に入る頃にはロシア軍のパレードではこの迷彩をよく見かけます。
フローラとは「植物柄」と言う意味らしいですが、
この呼び名も実はロシアでの正式なモノなのかこれもうわかんねぇな。
ロシアが数々の迷彩服を試した結果、たどり着いたのは王道を征くウッドランドパターン。
知らん輩が見ると「パチもんウッドランドね、何処のしまむらで買ったの?」と言われそう。
コレが市場に出回っていた頃はまだウッドランド迷彩も見かける時代だったので、
「ロシアなのにアメリカと思われそうで嫌だなぁ」と考えた我輩は
ずっと買うのを躊躇していましたが、改めて見るとウッドランドよりもどんよりしていて好き。
出回っているのは官品が多いみたいですが、レプリカもある程度出回っているようです。
コレが出た数年後ぐらいまではそこそこ入手可能だったのに、
今となってはなかなか市場に出てこないから困ったもんだ。
我輩はヤフオクで運良く8000円程度で購入しました。
以前はグルジア、現在ではジョージアと呼ばれる国と盛り合っていた、
南オセチア紛争の時に着ていたのがこの迷彩服です。
肩には階級章を付けるエポレットがあり、上着のポケットは4ポケット。
袖にもポケットがあるのはアフガンカからの伝統ですかね?
内ポケットも左側だけですが付属しております。
生地はノンリップですが丈夫そうで品質的にも悪くありません。
ズボンは大分シンプルな作りで、BDUお約束の太ももポケットがありません。
後ろにもポケットがないので使い勝手が微妙です。
でも裾が出てこないようにするための昔のジャージの紐みたいなのは付いているんだな。
股間部分は一般的なボタン留め、上はフックで引っ掛けます。
ベルトループは太いベルトにも対応していますが、
一般的にはソ連時代の弾帯ベルトを巻いて留めるようです。
ココらへんの時代になるとロシア連邦軍も大分垢抜けてきており、
ヘルメットも過去のSSh68鉄ヘルから6B7というケブラーヘルメットに様変わりしておりますが、
装備品は6SH92というベストっぽいけど簡易的な作りのものです。
ていうか、フローラ迷彩でフル装備している写真があまり見当たらないんですねコレが。
フローラ迷彩時代のロシア連邦軍の武器は様々で、
一般的には樹脂ストックのAK74Mを使用しているようなのですが、
時々木製ストックのAK74、AKS74を使用している写真も見かけます。
★デジタルフローラ迷彩
最近流行りのデジタル化された迷彩服で、2011年ぐらいから支給されているようです。
現用ロシア連邦軍装備をするには必須の迷彩服、VKBO。
(VKBOとはロシア軍の被服システムの名称、キリル文字だとВКБО)
入手難易度は上記迷彩服に比べるとかなり低いですが、
マルチカムみたいに何処其処で手に入るものでもないですし、
お値段も結構高め(新品で15000~20000円程度)。
この写真の迷彩服はロシア製の迷彩服ではなく、
MOMCOMというショップが日本仕様で作ったものです。
お値段は大変リーズナブルで上下セットで8000円程度でした。
ただ、悲しいことに追加発注はしていないみたいで、
現在は少量の在庫しか販売していないようです。頼むから在庫増やしてくれ。
MOMCOMのデジタルフローラ迷彩服はロシア規格の
50-3みたいな(50は胴回り及び胸回り、-3は身長)解りにくいサイズ表記ではなく、
陸上自衛隊迷彩服みたいな5Aとか3Bといったようなサイズ表記になっております。
サイズ表はMOMCOMのHPに記載しているので、
ソレと照らし合わせながら選べばジャストサイズのものが入手可能です。
でも我輩は当時持っていた陸自迷彩が5Bだから同じサイズでいいやんと思って
5Bを注文したら何ということでしょう、ズボンが少し細くて入りませんでしたwぐはぁ!
まあ2022年に入ってMOMCOMさんから「再生産しまーす」というメールが届いたんで、
我輩のわがまますぎるボディに合うサイズのデジフロ速攻で注文しましたよ!
服の形状は襟の部分がベルクロで止められるようになっているのが特徴。
(多分ロシアの冬の糞寒い冷気が入りにくいようになっているんだ、間違いない)
ソレ以外の特徴は胸だけでなく、袖にパッチを付けるベルクロが標準装備されていること。
右胸に所属部隊(ロシア連邦軍のもの)、左胸に名前が描かれたパッチ、
右腕に部隊のパッチ、左袖にロシア軍の国旗のパッチを付けるようです。
10000円を切っている割に生地の質は良く、縫製もしっかりしています。
ロシア軍の迷彩服は官品準拠のものと民生品とでは結構色合いが違うのですが、
MOMCOMの製品は比較的再現度が高くていいものです。
(例を上げると、SPLAVという民生品メーカーのものは黄緑が強く少し色が明るい)
形状は特に奇をてらった部分もなく、一般的な迷彩服と同じ作りです。
当然のようにソ連からの伝統である裾のずり上がり防止用紐もしっかり再現。
官品に拘らなければ現時点で出来栄え、コスパともに最強のデジフロ迷彩服でしょう。
さて、ロシア連邦軍装備コンプリートのためにヤフオクを覗いていたら、
デジタルフローラのデザート迷彩(しかもサイズは我輩にも着れる54-4)を見つけたんで
使わないハンドガン数丁売り払った銭で買いました。
ついにロシア連邦軍もデザート迷彩を作ることになったか?
シリア派兵の際に作った砂漠用迷彩服ということで、生地が薄いです。
そして全体的に短めで、腰ぐらいまでしか長さがありません。
でもデジフロ迷彩服の上着って全般的に短めなんですよね。
仕様は我輩所有のデジフロとあまり大差ない・・・と思ったら、
前回りはジッパーで止める(砂漠で使うのに風通しが悪いジッパーは如何なものか?)とか、
上衣の胸ポケット以外にも腹部分にもポケットが有るとか、
脇の下にメッシュが付いていて風通しが良さげな感じとか、
一応暑い地域で使える戦闘服としての工夫はされているようでそうでなかったりこれもうわかんねえな。
普通ロシア軍の戦闘服はサイズ表記が印字なんですが、
デジタルフローラのデザートカラー仕様はサイズ表記がタグになっております。
ズボンはデジフロのズボンと然程仕様に違いはないみたいです。
と思いきや、チ★チン出す部分がジッパーでした。
コレは戦闘服としてどうなんでしょうかねぇ?
股間の部分がメッシュなのは風通し的に嬉しい仕様です。
女子が履いてくれるとパンツの色が解るというスペシャルボーナス付きです。
余談ですが今回デジフロデザート迷彩の記事を追記するにあたり、
娘に「何で大半の女性って意地でもパンツ見せないよーにするんだろうかね?」と問うたところ
「父さんの様な犯罪スレスレの野獣が大量に存在するからだろ?」と言われました。
上衣と同じく、生地は薄めでサラッとしていて履き心地は良いです。
但し、耐久性は如何なものでしょうかね?
ケツポケットが1つしか無いのはロシア軍の伝統なのかな(白目)。
不思議なのは膝の脇?辺りにジッパーのポケットが追加されているんですがね、
このポケットがまた小さくて使い勝手が微妙なんですねぇ?
勿論、ロシア連邦軍戦闘服お約束の裾のヒモ(ベルト)は健在です。
デジフロデザートはあまり見かけないので入手はなかなか困難でしょう。
そしてコイツに合わせるためのデザートカラーの装備はもっと入手困難です。
多分、シリアに行く連中の分しか作っていないでしょうから現存数は少ないでしょうね。
ウクライナ侵攻初期(3~4月頃)にはこの迷彩服に緑のデジフロの装備という
ロシア連邦軍兵士をニュースで見たような気がしたんですが気のせいかな?
追記:ロシアがウクライナに進行して初期の頃(夏ぐらいまで?)は
大半の兵士がマルチカムみたいな迷彩服を着ていたようでした。
一時期「ロシアの梅」で売られていたFSBとかスペツナズ用のアレがそうだったのかな?
でも我輩的にマルチカムにロシア味は感じられないからあんまり興味ないんですよね。
秋ぐらいからまたデジフロの兵士ばかり見るようになってきて安心している我輩。
最近は他国の軍隊もマルチカム堕ちが著しくなっているが故、
個性を出すために軍装でサバゲーしたいと考えている我輩の悩みどころです。
KLMK(KZM)、ブタン、VSR、フローラ、デジフロの上記5種類以外にも
ロシア軍迷彩服にはウッドランドやDPM(ロイヤルアーミーの迷彩柄)、
タイガー迷彩や青色基調の都市迷彩、WW2のドイツ軍みたいな迷彩、リード迷彩、
ドイツ連邦軍のフレックパターンみたいなのとかマルチカムとか色々あるんですが、
実はそれはロシア連邦軍の迷彩服ではないのです。
じゃあ何処の迷彩服なんだよって突っ込みたくなるでしょう?
我輩もよく解らんのですが、ロシアには連邦軍以外にも内務省軍や国家親衛軍とかいう
国内で起こった暴動やテロに対抗するための部隊や政府のための軍隊があり、
そういう部隊が使用している迷彩服みたいなのです。
スペツナズ(ロシア語で「特殊部隊」を意味する言葉)なんかは
特殊部隊お約束の黒服の他にマルチカムも使っているようですし、
空挺部隊もデジタルフローラとは違う迷彩服を使用しているみたいです。
我輩が以前ロシア軍装備って言いながらサバゲーの時に着ていたタイガー迷彩、
アレなんかは実は内務省軍の迷彩服なんですね。
あと、KLMK迷彩みたいだけど色合いが全然違うやつも着ていましたが、
アレはKLMKの民生モデル(SPLAV製)でロシア軍のものではないというw
余談ですがSPLAV製のロシア軍迷彩服は案外入手しやすく、
生地や縫製もしっかりしているのはいいんですが、
迷彩の色合いが官品とは少し違うのが残念です。
ロシア軍の迷彩服についてつぶさに調べようとすると
柄が色々ありすぎる割に情報量が少なくて頭が痛くなりそうになります。
(日本語で検索しても大した情報出てこないから、ロシア語で検索しなきゃいかん)
なので我輩はロシア軍でも連邦軍に的を絞って調べ、
今日に至るまでに情報を集めてソレに沿って装備を揃えました。
これでスペツナズやら内務省軍やらも含めて探すとなると、
相当な労力と財力が必要だったでしょうね。
というわけで現在お持ちの武器に合わせてロシア連邦軍装備を揃える同志(居るのか?)は
以下の事項を参考にして己に必要な迷彩服を検討してください。
◎AKM、AK74、RPKといった木製ストックAKをお持ちならKLMK、ブタン迷彩、VSR迷彩
◎木製ストックAKも好きだけど、AK74MやAKS74Uもお持ちならVSR迷彩orフローラ迷彩
◎樹脂ストックAK(RPKS74M含む)、PKP、AK12をお持ちならデジタルフローラ迷彩
◎AS VALまたはVSSをお持ちのの場合はどの迷彩でもオッケーです(適当)
そして迷彩服が決まったら次は装備を探しましょう。
我輩のツイッターのフォロアー数よりも遥かに多いんですよ。
ブログって形式はすでに過去のものだと思っていたのに、びっくりですね。
まあそれだけ、我輩のブログには実用性があるということかしら(困惑)?
というわけでツイッターなんかでブラブラして10程度のいいねに満足するよりは、
もっとこのブログを見てくれている人に貢献せんといかんと思った去年の年末。
つまり、有益な情報をもっと垂れ流さないといけないと悟ったわけです。
ただ、今までの傾向を見ていると宮崎に戻ってからは
何処で飯食ったとか何処に遊びに行ったという情報よりも、
どんな武器を買った、こんな装備を仕入れたという、
サバゲー系の話題の方がアクセス数が桁違いに多いのですよ。
(参考までに同じ頃に掲載した飯ネタが平均アクセス数200ぐらいなのに対し、
てっぽーのネタは最低でも500ぐらい、下手したら1000以上アクセス数がある)
たぶんね、青森にいた頃に街の情報ネタにアクセス数が多かったのは、
青森人がネットで街の情報を探すことに貪欲だったからだと推測するんです。
だって職場で「三沢の美味しい店ネットで探していたら、にーのさんのブログ見つけました」と
10人以上の人に言われましたからね。
でも宮崎人はネットで情報検索する人が少ないから飯ネタのアクセス数が少ないんでしょうね。
だから今のところ職場の連中には我輩がブログヤッていることは
幸か不幸かあまり知られていない模様。いいこっちゃ。
そこで暫く、我輩が昨年ぐらいから温めていたロシア連邦軍装備について、
誰得なんて考えずブログにアップしてみようと思います。
でもさぁ、最近のサバゲー界隈って迷彩服を好き好んで着ようと思うプレイヤー、
殆ど居ないんでしょうし多分これからも増える気配は無いんですよねぇ。
10年以上前のサバゲーといえば、山林や草原で行うものであったので、
迷彩服を着たほうがフィールドに溶け込めて有利でしたし、
そもそもサバゲーをプレイする人が軍装も好きという思考が主流でした。
迷彩服を着ない人はナム戦初期装備のプレイヤーぐらい。
でも昨今はゲームからサバゲーに流れてくる人が多いのと、
アームズマガジン等で迷彩服を羽織らないサバゲースタイルが紹介され、
敷居の高くてくさそう(野獣)な迷彩服は流行らなくなってきたようです。
まあ、迷彩服からの脱却が昨今のサバゲーの流れであり、
ノンケに対して敷居を低くした要因であることを鑑みると脱迷彩服な現状は悪くはないんですが、
以前えびののエリア13で陸自迷彩野郎が7人ぐらい集結したとき
同じ迷彩服を着たプレイヤーが集まることで過去に面識がないプレイヤー同士なのに、
何故か湧き上がってしまう謎の結束感、あの空気は本当にいいもんなんですよねぇ・・・
さて「ロシア軍 迷彩服」で検索すると、
まあ色んな種類のロシア軍迷彩服を名乗る布切れが出てきて
一体どれを買えばいいのか迷う人もいれば、
値段につられて変なものに手を出してしまう人もいることでしょう。
そこで我輩が思い切って提言します。
「ロシア連邦軍の迷彩服は5種類!」
ロシア軍も連邦軍に絞れば迷彩の種類は限られているのです。
その5種類とは以下の通り↓
★旧ソ連時代から使用されている白樺迷彩
「ベレスカ迷彩」とか「ベリョーズカ迷彩」とも呼ばれる2色柄の迷彩。
形状はKLMK(つなぎ)KZM(上下2ピース)、KZS(2ピースのメッシュ)の3種類あります。
我輩が所有しているのはつなぎ型のKLMKという淫夢の登場人物みたいな呼び名の迷彩服です。
白樺迷彩はまだロシアがソ連だった1970年代ぐらいから使われていたようですが、
ロシア軍でも新しい迷彩服が出回るまでは使われていたようです。
なので実物の現存数も比較的多めで、新品デッドストックはなかなかありませんが、
中古品ならそれなりに出回っておりますし、お値段も5000~10000円ぐらいで入手可能です。
一般兵よりも狙撃兵が主に使用していたらしいのか、
(まあ確かに狙撃兵は出来れば迷彩模様で身を隠したいもんですよなぁ)
販売しているショップでは「スナイパー迷彩」と記されることもあります。
サイズは一般的なソ連軍戦闘服と違い、ざっくりと大中小の3サイズしかありません。
KLMKは以前紹介したM69戦闘服の上から羽織る迷彩カバー的なものです。
だから生地は朝◯新聞や毎◯新聞の中身と(生地と記事をかけたシャレ)同じぐらい薄っぺらです。
バリケードや木の枝に引っ掛けるとかなりの確率で破れるでしょう。
そして外側にはポケットが無い代わりにスリットが入っていて
その隙間から下に着ている戦闘服のポケットにアクセスできるようになっております。
我輩の場合は下は下着のみ付けて、そのまま羽織って、
夏場のサバゲーで主に使用しております。
スリットから空気が循環される?のでガッチリした上下迷彩服と比べると
まあ多少は涼しく過ごせなくもないです。
メッシュ生地のKZSなら夏場でもそこそこ通気性が良さげなんですがね
そうなると乳首に被弾した時絶対にヤバい(語彙力)。
後ろのケツの部分がガバガバなのはつなぎを脱がなくても
ボタン3つ外すだけでう◯こがしやすいようにするためだそうです?
ケツにアクセスしやすいなんて、なんてホモに優しい作りなんでしょうか?
我輩的には女子に是非とも着ていただきたい迷彩服。
スリットからパンツがチラチラ見えたら我輩もう、サバゲーどころじゃねぇ。
KLMKはM69戦闘服の上から羽織る仕様なので、
全体的にもっさりしたシルエットで整斉さには欠けるのですが、
夏場に着る戦闘服、或いは冬に着込むための戦闘服としては使えます。
KLMKはリバーシブルの仕様になっており、状況に合わせて色を変えることが出来ます。
裏返しにすると薄い風合いの柄になりますが、何処でどうしろというのかは不明。
確か暗視装置で見難くするために裏返すんでしたっけ?
KLMK、KZM、KZSといった白樺迷彩はソ連時代~ロシア初期に使われていますので、
使用する武器はAKM、AK74、RPK、RPK74、SVDといった
木製ストック装着のカラシニコフと合わせて使用するのが正しいと思われます。
でも後述するフローラ迷彩が出た頃でも使用例がありますので、
樹脂製ストックAKと合わせても然程違和感はないでしょう。
合わせる装備は以前紹介したソ連軍装備一式でもいいですし、
お手軽に済ませるなら人民解放軍の56式チェストリグでもいいでしょう。
但しヘルメットは旧ソ連時代の重いテッパチ!SSh68、コレに尽きます。
★ブタン迷彩(TTsKO迷彩)
三色迷彩(TTsKOは三色迷彩という意味らしい)とも呼ばれる、
旧ソ連時代末期に作られた空挺部隊用の迷彩服です。
ブタンとはこの迷彩服が開発された地域の名称らしく、当然ながら正式名称ではありません。
コレだけは現物をお目にかかる機会もなく、尚且この迷彩に対する知識も乏しかったので、
手に入れようとも思わなかったが故に写真は他所から頂きました。
見た感じはM81戦闘服(アフガンカ)に似た作りの戦闘服です。
服の裁断、ポケットの位置、ズボンの形状はだいたい似ております。
写真のものは茶色基調ですが、緑基調のものもあります。
80年代ぐらいに限られた部隊にしか配布されていないらしく、
現存数はかなり少ないようでヤフオクでも殆ど見かけません。
相場は中古品で10000円前後といったところでしょうか?
ブタン迷彩には夏用と冬用が存在するようで、
冬用は上下内側にインナー、襟にボアが付いた仕様となっております。
ソ連軍時代から戦闘服は夏用冬用があり、冬用は暖かそうな形状で、
東日本から北の地域ではさぞかし重宝するんじゃなかろうかと思っちゃいます。
この迷彩服もロシア建国からしばらく使われていたらしいので、
ソ連崩壊前~チェチェン紛争コスには使用可能でしょう。
装備はKLMKと同様、旧ソ連の装備一式でよろしいと思われます。
★一般的にVSR迷彩とかスコフィールド迷彩と呼ばれているもの
VSRとは「ロシア軍迷彩」と言う意味で、西洋諸国で使われる呼び方。
時々、VSR93(93年迷彩服、ロシア建国後)と呼ばれていることがあります。
西側に紹介されたのがロシア建国後だったために
ロシアの迷彩と名付けられたようですが実際はソ連末期には使われていた模様。
尚、よく言われるスコフィールド(ショーフィールドとも言う)は
この迷彩服を西側諸国に紹介した人の名前らしく当然ながら正式名称ではないので、
検索する時に使うのは良しとしても、人前で説明する時にドヤ顔でいう名称じゃない模様。
リアルな話、ソ連時代の迷彩服にはどれにも特に決まった名称がないらしいのですが、
それでは迷彩服を売る際に困るということで業者が勝手に色々名前を付けているようです。
我輩はコレを1996~1997年頃ぐらいに福岡の「SWAT」で見つけ、
上下帽子付き8000円ぐらいで購入した記憶があります。
(その時は確か、「ソ連軍スペツナズ迷彩服」と言う名称で売られていた記憶)
我輩所有の緑/茶色基調のものと、砂色/オレンジ基調のものがあります。
裁断、形状はほぼM81アフガンカと同様です。
ただ生地の質があまり良くなく、使い込むと表面に毛玉が出てきやがりました。
ポケットを留めるベルクロ(この部分だけボタンで止めるM81と違う)も安っぽい。
但し、生産された工場や時代によって仕様や色合いや品質にかなりばらつきがあるようです。
既に20年以上前の迷彩服で、レプリカも見ないので入手はかなり難しいですね。
新品デッドストックは20000円以上で取引されておりますが、
運が良ければ中古品を5000円弱で手に入れることが出来るかもしれません。
ただ、生地は傷んでヨレヨレになっているかもしれませんが。
VSR迷彩服もロシア建国~第2次チェチェン紛争(2009年)まで使われていたようなので、
木製ストックのAKだけでなく樹脂ストックのAKを合わせて使ってもよろしいようです。
装備も旧ソ連時代の装備と同様でよろしいですが、後述の6SH92を付けるのもありでしょう。
★フローラ迷彩
VSR98という名称で呼ばれることもある、ロシア時代の迷彩服。
1998年頃に採用されたかもしれないということでそういう呼び名があるのでしょう。
21世紀に入る頃にはロシア軍のパレードではこの迷彩をよく見かけます。
フローラとは「植物柄」と言う意味らしいですが、
この呼び名も実はロシアでの正式なモノなのかこれもうわかんねぇな。
ロシアが数々の迷彩服を試した結果、たどり着いたのは王道を征くウッドランドパターン。
知らん輩が見ると「パチもんウッドランドね、何処のしまむらで買ったの?」と言われそう。
コレが市場に出回っていた頃はまだウッドランド迷彩も見かける時代だったので、
「ロシアなのにアメリカと思われそうで嫌だなぁ」と考えた我輩は
ずっと買うのを躊躇していましたが、改めて見るとウッドランドよりもどんよりしていて好き。
出回っているのは官品が多いみたいですが、レプリカもある程度出回っているようです。
コレが出た数年後ぐらいまではそこそこ入手可能だったのに、
今となってはなかなか市場に出てこないから困ったもんだ。
我輩はヤフオクで運良く8000円程度で購入しました。
以前はグルジア、現在ではジョージアと呼ばれる国と盛り合っていた、
南オセチア紛争の時に着ていたのがこの迷彩服です。
肩には階級章を付けるエポレットがあり、上着のポケットは4ポケット。
袖にもポケットがあるのはアフガンカからの伝統ですかね?
内ポケットも左側だけですが付属しております。
生地はノンリップですが丈夫そうで品質的にも悪くありません。
ズボンは大分シンプルな作りで、BDUお約束の太ももポケットがありません。
後ろにもポケットがないので使い勝手が微妙です。
でも裾が出てこないようにするための昔のジャージの紐みたいなのは付いているんだな。
股間部分は一般的なボタン留め、上はフックで引っ掛けます。
ベルトループは太いベルトにも対応していますが、
一般的にはソ連時代の弾帯ベルトを巻いて留めるようです。
ココらへんの時代になるとロシア連邦軍も大分垢抜けてきており、
ヘルメットも過去のSSh68鉄ヘルから6B7というケブラーヘルメットに様変わりしておりますが、
装備品は6SH92というベストっぽいけど簡易的な作りのものです。
ていうか、フローラ迷彩でフル装備している写真があまり見当たらないんですねコレが。
フローラ迷彩時代のロシア連邦軍の武器は様々で、
一般的には樹脂ストックのAK74Mを使用しているようなのですが、
時々木製ストックのAK74、AKS74を使用している写真も見かけます。
★デジタルフローラ迷彩
最近流行りのデジタル化された迷彩服で、2011年ぐらいから支給されているようです。
現用ロシア連邦軍装備をするには必須の迷彩服、VKBO。
(VKBOとはロシア軍の被服システムの名称、キリル文字だとВКБО)
入手難易度は上記迷彩服に比べるとかなり低いですが、
マルチカムみたいに何処其処で手に入るものでもないですし、
お値段も結構高め(新品で15000~20000円程度)。
この写真の迷彩服はロシア製の迷彩服ではなく、
MOMCOMというショップが日本仕様で作ったものです。
お値段は大変リーズナブルで上下セットで8000円程度でした。
ただ、悲しいことに追加発注はしていないみたいで、
現在は少量の在庫しか販売していないようです。頼むから在庫増やしてくれ。
MOMCOMのデジタルフローラ迷彩服はロシア規格の
50-3みたいな(50は胴回り及び胸回り、-3は身長)解りにくいサイズ表記ではなく、
陸上自衛隊迷彩服みたいな5Aとか3Bといったようなサイズ表記になっております。
サイズ表はMOMCOMのHPに記載しているので、
ソレと照らし合わせながら選べばジャストサイズのものが入手可能です。
でも我輩は当時持っていた陸自迷彩が5Bだから同じサイズでいいやんと思って
5Bを注文したら何ということでしょう、ズボンが少し細くて入りませんでしたwぐはぁ!
まあ2022年に入ってMOMCOMさんから「再生産しまーす」というメールが届いたんで、
我輩のわがまますぎるボディに合うサイズのデジフロ速攻で注文しましたよ!
服の形状は襟の部分がベルクロで止められるようになっているのが特徴。
(多分ロシアの冬の糞寒い冷気が入りにくいようになっているんだ、間違いない)
ソレ以外の特徴は胸だけでなく、袖にパッチを付けるベルクロが標準装備されていること。
右胸に所属部隊(ロシア連邦軍のもの)、左胸に名前が描かれたパッチ、
右腕に部隊のパッチ、左袖にロシア軍の国旗のパッチを付けるようです。
10000円を切っている割に生地の質は良く、縫製もしっかりしています。
ロシア軍の迷彩服は官品準拠のものと民生品とでは結構色合いが違うのですが、
MOMCOMの製品は比較的再現度が高くていいものです。
(例を上げると、SPLAVという民生品メーカーのものは黄緑が強く少し色が明るい)
形状は特に奇をてらった部分もなく、一般的な迷彩服と同じ作りです。
当然のようにソ連からの伝統である裾のずり上がり防止用紐もしっかり再現。
官品に拘らなければ現時点で出来栄え、コスパともに最強のデジフロ迷彩服でしょう。
さて、ロシア連邦軍装備コンプリートのためにヤフオクを覗いていたら、
デジタルフローラのデザート迷彩(しかもサイズは我輩にも着れる54-4)を見つけたんで
使わないハンドガン数丁売り払った銭で買いました。
ついにロシア連邦軍もデザート迷彩を作ることになったか?
シリア派兵の際に作った砂漠用迷彩服ということで、生地が薄いです。
そして全体的に短めで、腰ぐらいまでしか長さがありません。
でもデジフロ迷彩服の上着って全般的に短めなんですよね。
仕様は我輩所有のデジフロとあまり大差ない・・・と思ったら、
前回りはジッパーで止める(砂漠で使うのに風通しが悪いジッパーは如何なものか?)とか、
上衣の胸ポケット以外にも腹部分にもポケットが有るとか、
脇の下にメッシュが付いていて風通しが良さげな感じとか、
一応暑い地域で使える戦闘服としての工夫はされているようでそうでなかったりこれもうわかんねえな。
普通ロシア軍の戦闘服はサイズ表記が印字なんですが、
デジタルフローラのデザートカラー仕様はサイズ表記がタグになっております。
ズボンはデジフロのズボンと然程仕様に違いはないみたいです。
と思いきや、チ★チン出す部分がジッパーでした。
コレは戦闘服としてどうなんでしょうかねぇ?
股間の部分がメッシュなのは風通し的に嬉しい仕様です。
女子が履いてくれるとパンツの色が解るというスペシャルボーナス付きです。
余談ですが今回デジフロデザート迷彩の記事を追記するにあたり、
娘に「何で大半の女性って意地でもパンツ見せないよーにするんだろうかね?」と問うたところ
「父さんの様な犯罪スレスレの野獣が大量に存在するからだろ?」と言われました。
上衣と同じく、生地は薄めでサラッとしていて履き心地は良いです。
但し、耐久性は如何なものでしょうかね?
ケツポケットが1つしか無いのはロシア軍の伝統なのかな(白目)。
不思議なのは膝の脇?辺りにジッパーのポケットが追加されているんですがね、
このポケットがまた小さくて使い勝手が微妙なんですねぇ?
勿論、ロシア連邦軍戦闘服お約束の裾のヒモ(ベルト)は健在です。
デジフロデザートはあまり見かけないので入手はなかなか困難でしょう。
そしてコイツに合わせるためのデザートカラーの装備はもっと入手困難です。
多分、シリアに行く連中の分しか作っていないでしょうから現存数は少ないでしょうね。
ウクライナ侵攻初期(3~4月頃)にはこの迷彩服に緑のデジフロの装備という
ロシア連邦軍兵士をニュースで見たような気がしたんですが気のせいかな?
追記:ロシアがウクライナに進行して初期の頃(夏ぐらいまで?)は
大半の兵士がマルチカムみたいな迷彩服を着ていたようでした。
一時期「ロシアの梅」で売られていたFSBとかスペツナズ用のアレがそうだったのかな?
でも我輩的にマルチカムにロシア味は感じられないからあんまり興味ないんですよね。
秋ぐらいからまたデジフロの兵士ばかり見るようになってきて安心している我輩。
最近は他国の軍隊もマルチカム堕ちが著しくなっているが故、
個性を出すために軍装でサバゲーしたいと考えている我輩の悩みどころです。
KLMK(KZM)、ブタン、VSR、フローラ、デジフロの上記5種類以外にも
ロシア軍迷彩服にはウッドランドやDPM(ロイヤルアーミーの迷彩柄)、
タイガー迷彩や青色基調の都市迷彩、WW2のドイツ軍みたいな迷彩、リード迷彩、
ドイツ連邦軍のフレックパターンみたいなのとかマルチカムとか色々あるんですが、
実はそれはロシア連邦軍の迷彩服ではないのです。
じゃあ何処の迷彩服なんだよって突っ込みたくなるでしょう?
我輩もよく解らんのですが、ロシアには連邦軍以外にも内務省軍や国家親衛軍とかいう
国内で起こった暴動やテロに対抗するための部隊や政府のための軍隊があり、
そういう部隊が使用している迷彩服みたいなのです。
スペツナズ(ロシア語で「特殊部隊」を意味する言葉)なんかは
特殊部隊お約束の黒服の他にマルチカムも使っているようですし、
空挺部隊もデジタルフローラとは違う迷彩服を使用しているみたいです。
我輩が以前ロシア軍装備って言いながらサバゲーの時に着ていたタイガー迷彩、
アレなんかは実は内務省軍の迷彩服なんですね。
あと、KLMK迷彩みたいだけど色合いが全然違うやつも着ていましたが、
アレはKLMKの民生モデル(SPLAV製)でロシア軍のものではないというw
余談ですがSPLAV製のロシア軍迷彩服は案外入手しやすく、
生地や縫製もしっかりしているのはいいんですが、
迷彩の色合いが官品とは少し違うのが残念です。
ロシア軍の迷彩服についてつぶさに調べようとすると
柄が色々ありすぎる割に情報量が少なくて頭が痛くなりそうになります。
(日本語で検索しても大した情報出てこないから、ロシア語で検索しなきゃいかん)
なので我輩はロシア軍でも連邦軍に的を絞って調べ、
今日に至るまでに情報を集めてソレに沿って装備を揃えました。
これでスペツナズやら内務省軍やらも含めて探すとなると、
相当な労力と財力が必要だったでしょうね。
というわけで現在お持ちの武器に合わせてロシア連邦軍装備を揃える同志(居るのか?)は
以下の事項を参考にして己に必要な迷彩服を検討してください。
◎AKM、AK74、RPKといった木製ストックAKをお持ちならKLMK、ブタン迷彩、VSR迷彩
◎木製ストックAKも好きだけど、AK74MやAKS74Uもお持ちならVSR迷彩orフローラ迷彩
◎樹脂ストックAK(RPKS74M含む)、PKP、AK12をお持ちならデジタルフローラ迷彩
◎AS VALまたはVSSをお持ちのの場合はどの迷彩でもオッケーです(適当)
そして迷彩服が決まったら次は装備を探しましょう。
Posted by 砥部良軍曹 at 19:44│Comments(5)
│サバゲー道具
この記事へのコメント
ホモに優しいww
でもこんなにUNKOするに優しい設計なのは、旧ソ・露軍ぐらいじゃないです? やはり食うのも大事ですが、出すものも出さないと人間の尊厳に関わりますし、戦闘に集中出来ませんからねw
でもこんなにUNKOするに優しい設計なのは、旧ソ・露軍ぐらいじゃないです? やはり食うのも大事ですが、出すものも出さないと人間の尊厳に関わりますし、戦闘に集中出来ませんからねw
Posted by P職人 at 2021年01月21日 20:05
前から思ってのですが、迷彩服のズボンってなんでジッパーの所がマンドクセェボタン何ですかね…?あれじゃあUNKO所かSIKKOもマンドクセェような…まあ、中には普通のジッパー社会の窓もありますけど…★
それと自分の場合はやっぱり迷彩服着ないとサバゲーって気が何となくしないですね★まあ、今のバリケード戦主体のサバゲーじゃ必要ないかも知れないですけど…★
それと最近はマルチカムもいいですがフィールドによってはウッドランドとタイガーストライブもいいかなと思います★
タイガーストライブ欲しいッス★…でも高い…★
それと自分の場合はやっぱり迷彩服着ないとサバゲーって気が何となくしないですね★まあ、今のバリケード戦主体のサバゲーじゃ必要ないかも知れないですけど…★
それと最近はマルチカムもいいですがフィールドによってはウッドランドとタイガーストライブもいいかなと思います★
タイガーストライブ欲しいッス★…でも高い…★
Posted by ペガサス at 2021年01月23日 16:58
>ピーマン職人殿
我輩的にはこのツナギをケツのデカい
おねーちゃんに着てもらいたいんですがね。
脱がさなくても出来るから。
>ペガサス様
アレはですね、匍匐前進の際にジッパーだと
砂が噛み込んで開けられなくなるのでボタンになっているそうですよ。
タイガーストライプ、今高いですね。
我輩が好きなゴールデンタイガーなんて20000円ぐらい・・・
あ、ロシア軍の迷彩服と然程変わらないのか?
我輩的にはこのツナギをケツのデカい
おねーちゃんに着てもらいたいんですがね。
脱がさなくても出来るから。
>ペガサス様
アレはですね、匍匐前進の際にジッパーだと
砂が噛み込んで開けられなくなるのでボタンになっているそうですよ。
タイガーストライプ、今高いですね。
我輩が好きなゴールデンタイガーなんて20000円ぐらい・・・
あ、ロシア軍の迷彩服と然程変わらないのか?
Posted by 砥部良軍曹 at 2021年01月24日 10:38
ホモに優しい迷彩良いっすね♡
サバゲー始めた頃は必ず着ていた迷彩服、最近は寝起きの格好のままサバゲーしてて、着ることがほとんどなくなりました。
今度一緒にやる時は、砥部良軍曹の背後から迷彩をずらしてアクセスしたいです♡
サバゲー始めた頃は必ず着ていた迷彩服、最近は寝起きの格好のままサバゲーしてて、着ることがほとんどなくなりました。
今度一緒にやる時は、砥部良軍曹の背後から迷彩をずらしてアクセスしたいです♡
Posted by タッキー at 2021年01月26日 13:22
>タッキー様
でも旧ソ連を含む共産主義国家では同性愛は禁止だったんですよね。
そして我輩の菊門も出口オンリーです。
我輩も一時期楽ちんな服装でサバゲーも
悪くないなと思った時期もありましたが、
やはり我輩は迷彩服羽織ったほうが気合が入るから好きですね。
でも旧ソ連を含む共産主義国家では同性愛は禁止だったんですよね。
そして我輩の菊門も出口オンリーです。
我輩も一時期楽ちんな服装でサバゲーも
悪くないなと思った時期もありましたが、
やはり我輩は迷彩服羽織ったほうが気合が入るから好きですね。
Posted by 砥部良軍曹 at 2021年01月29日 18:25