2021年01月22日

そうだ、ロシア軍装備を買おう

前回はロシア連邦軍同志獲得のために迷彩服の説明をしましたが、
服があってもソレに見合った装備がなければ形にならない。
適切なロシア連邦軍装備でサバゲーをするためには適切な装備が必要です。
というわけで前回紹介したロシア連邦軍迷彩服に合わせる正式な装備類を紹介します。

その前に説明したいのがGRAUインデックス(GRAUコードとも言う)というやつ。
GRAUとはロシア連邦軍国防省ロケット・砲兵総局という
ロシア軍に制式採用された兵器や装備類を管理する部署
のことで、
ソコが兵器や装備等に付与した認識番号がGRAUインデックスです。

GRAUインデックスは「6B45」のように表記され、
頭の「6」が兵器及び装備の系統を示し、「B」は兵器や装備の分類、
(Pは小火器、Bは防弾系の装備、SHはベストやテント、手袋などの個人装具らしい)
最後の数字が正式化された順番によって付与された番号になります。

まあソレ以上詳しく知っていてもうんちく以上の役には立ちませんので、
ざっくりと説明すると「6」は個人装備に付与される数字、それだけ覚えといてください。
とりあえず同志諸君が知っていそうな武器類をGRAUインデックスで示すと・・・

6G1・・・RPG7 6G15・・・GP25
6G19 ・・・RPG22 6G21・・・GB30

6P1・・・AKM 6P2・・・RPK
6P4・・・AKMS 6P6・・・PK

6P8・・・RPKS 6P18・・・RPK74
6P19・・・RPKS74

6P20・・・AK74 6P21・・・AKS74
6P26・・・AKS74U

6P29・・・VSS 6P30・・・AS VAL

6P33・・・AN94 6P34・・・AK74M
6P35・・・MP443 6P39・・・RPK74M

6P43・・・AK101 6P44・・・AK102
6P45・・・AK103 6P46・・・AK104
6P47・・・AK105

6P70・・・AK12 6P71・・・AK15

6V1・・・SVD 6V3・・・SVDS
6V10・・・SV98

9K720・・・イスカンダル戦略弾道ミサイルシステム
11A511U・・・ソユーズロケット

とまあ、こんな感じです。
PPSh41やTT1933、AK47やPMが入っていないのは多分、
GRAUインデックスが付与される以前のソ連で使用されていた武器だからでしょう(適当)。
でもマカロフは現役で使っているんだけどなぁ・・・

んでもってこのGRAUインデックスが付与されていない装備品、
例えばPP19 BizonとかPP19-01 Vityazが入っていないのは
ロシア連邦軍が採用していないものであるということになります。
(という事は連邦軍装備を揃える我輩的にPP19-01は買わなくてもいいという事だなw)

ロシア連邦軍の装備はこのGRAUインデックスで呼ばれます。
米軍の小火器や装備が「M◯◯」と呼ばれているのと同じですね。
上記事項を踏まえた上で、ロシア連邦軍の装備について説明します。


さて、ソ連崩壊、ロシア建国して暫くのロシア連邦軍兵士の装備というと、
ソ連時代に使われていた革っぽいコーティングのベルトとサスペンダーに
キャンバス生地のマガジンポーチとグレネードポーチ、そしてスコップと銃剣、
ヘルメットは鉄製のSSh68をそのまま使用しておりました。


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んで持ってこのウサギみたいに「Ураааааааа!」と叫びながら
BMP-2or3に乗り込んで敵陣めがけてとにかく突っ込むんで
装備の近代化なんてあまり考えもしなかったんでしょう。

ソ連→ロシアという急激で異常な国の変化についていけなくて
装備の改良とか変革なんて考える余裕もなかったのもあるかもしれません。

でも21世紀に入る前ぐらいから西側諸国の装備を多く目にして
「いつまでもコレじゃあ埒が明かんし、映えんな」と考えたのでしょうか、
装備システム的なベストみたいなのを採用するようになったようです。

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その第一弾がこの6SH92(6Ш92)ベスト。
時代背景的には第2次チェチェン紛争(1999年~2009年)の中期~後期、
南オセチア紛争(2008年)の頃に使われていたようです。

このタイプは6SH92の基本モデルみたいですが、
マイナーチェンジ版でポーチの形状が違う92-2とか-3とかありますし、
素材が違う6SH92-5なんてぇのもございますし、
迷彩模様もフローラ迷彩だけでなくVSR迷彩のものも存在しますし、
デジタルフローラ迷彩の6SH105とかもあってバリエーションは多彩でコレもうわかんねえな。

サスペンダーにマガジンポーチその他を括り付けて
残りの装備はベルトに付けるという大味な感じで仕立て上げられた形状は
同時代の欧米諸国の装備と比べると多少古臭く感じますが、
一般的なチョッキ状のベストに比べると風通しがいいのが利点です。

でもサスペンダーの右肩部分についている
ピラピラした物体の存在意義がイマイチよく解らん。
我輩的にはビラビラはあまり出ていないのが好き(意味深)なんで・・・

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背面はバックパックを背負うことを想定しているのか、
何も付属しておらず随分とそっけない作りです。
実際は後ろにスコップのポーチ&折り畳めないスコップを付ける模様。

「なんで(スコップを)持つ必要なんかあるんですか(正論)」と思いはしますが
「近接戦で武器として使用するため」らしいです。マジかよ?
21世紀の今になっても塹壕戦を想定しているというのかロシアは?

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6SH92を展開するとこのようになります。
うん、どう見ても米軍のALICE装備に毛が生えた感じのブツ。
簡易的ベスト?チェストリグって感じの装備ですね。

尚、コイツは独特の形状が故にキレイに折り畳めないので、
サバゲーに持っていく時はデカイ袋に無理やりグシャグシャ押し込めないといけません。

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何か書いていますが「文字が小さくて読めない(渡辺謙)!」
いや、ハズキルーペがどうとかよりもキリル文字解読不能。

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フロント部分はホックで留めますと言うと、なんかブラジャーみたいですね。
そういえば嫁が持っていたフロントホックのブラジャー、何処に行ったんだろ?
(腹と共に胸がデカくなったので装着出来なくなり捨てた模様)

市販のタクティカルベルト以上にコシがしっかりしているベルトは
付け外しがし難いフックで固定するようになっております。

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右胸側にはグレネードポーチ×2、マガジンポーチ(RPK74マガジン収納可能)×1、
そしてグレネードポーチの上の小さいポーチが意味不明?
マガジンポーチやグレネードポーチのフラップはロシア軍お約束の
出っ張りを穴に押し込むスナップボタンとベルクロのハイブリッド固定方式になっております。
この自衛隊ポーチと同じち★ことま★こみたいなボタンがまた、開け閉めし難いんだw

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左胸側にはマガジンポーチ(内側はRPK74マガジン対応、外側は非対応)×2、
そしてマガジンポーチの間には銃剣を収める部分があります。

ロシア連邦軍は未だに銃剣を持ち歩いているようですが、
コレは銃に取り付けて使用する事よりもサバイバルナイフとして使用する為に携行しているそうです。

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このポーチはGP25orGP30グレネードランチャーの弾を収めるポーチ(らしい)。
2つ付属し、ベルトに通して取り付けます。
結構細身なので40mmのモスカートはキツキツでしょう。
でも確かGP25or30のグレネードは40mmだったはずなんだがなぁ?入るんかなぁ?

だがしかし!グロック17orMP443のマガジンは余裕で収まるので、
ハンドガン用マガジンポーチと考えると意外と使えるブツです。


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多分ちょっとした荷物を詰め込む用のバックパック。
ベルトが細く、その上蓋を閉める部分が変な形状で使い難いです。
コスプレサバゲーの時以外はあまり使わなくてもいいかな?

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ベストだけではマガジンが6本しか収められないので、
ベルトに通して使うタイプのRPK74マガジン対応のマガジンポーチが付属します。

そして我輩が仕入れたブツには取扱説明書もご丁寧に付属してました。

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何か書いていますが「文字が小さ(以下略)」
でもセットアップの形状が図で示されているので、
購入時にバラバラだったとしてもコレを参考にして組めます。

6SH92はベルト&サスペンダー式の装備の割には
胸周りや腰回りをしっかり締め上げる事が出来るので、
装備としては意外とよく出来てはいるなというのが我輩の印象です。
でもやはり、後述のベストに比べると一体感はイマイチですね。

フローラ迷彩やVSR迷彩所有者にはマストアイテムである6SH92、
流通数が少なめなので時々ボッタクリ価格で出回っているみたいですが、
我輩みたいに15000円ぐらいで購入できれば買うのも悪くないでしょう。

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6SH92では心許ないと感じたのか次の型の6SH112(6Ш112)では
メッシュのベストになりMOLLEで任意の位置にポーチを取り付けられるようになりました。
素肌の上から着ると、少し淫夢でKBTITな気分になれます。ありがとナス!

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6SH112はクリミア危機・ウクライナ東部紛争(2014年)の時に
ウクライナに入ってきたデジタルフローラ迷彩の謎の武装集団、

(ソレって確実にロシア軍やんというツッコミは無しの方向で)
リトル・グリーンメン(礼儀正しい人々とも呼ばれる)が装備していました。
(写真はその謎の軍団が付けていたというパッチ)

相場価格は新品で30000円以上、中古でも20000円ぐらいですが、
我輩は運良く15000円でほぼフルセットを手にすることが出来ました。
んで、ワクワクしながら届いたダンボールを開けてみると・・・なんか臭い。
しかも砂埃まみれで触るとザラザラするオマケ付きだったので
速攻で風呂場でタワシゴシゴシして洗濯機にぶち込んでやりました。
買ったらくさいorきたねぇ、サープラス品あるあるですね。

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背面は腰部分だけMOLLEになっており、
背中部分は「バックパックで隠れるけん要らんやろうもん!」と考えたのか、
清々しいぐらいにスッカスカです。お陰で背中に熱気が籠もらなくて良いw

でもロシア連邦軍の歩兵は「自動車化狙撃兵」と誤訳されるように、
基本的にBMP-1・2・3のような歩兵戦闘車とかの車両で移動するということで
バックパックは車内に置き去りらしくあまり背負わないらしいんですよね。

腰回りも後ろにはベルトだけという簡素な作りです。
なお、腹回り部分は2本のストラップでつながっており、
ココを調整して身体にフィットさせます。

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フロント部分は胸周りが6SH92と同形状のホックボタン、
腰回りは樹脂バックルで固定します。

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6SH112はベスト、マガジンポーチ×4、グレネードポーチ×6、
ウェストバッグ×1、バックパック(付属してなかった)×1が基本のセットになるようです。


マガジンポーチは全て30連マガジン対応で、
2つ(写真真ん中)にフレアを突っ込めるようになっております。
この「フレア」とは航空機に搭載される赤外線ミサイルを欺瞞するアレではなく、
味方に攻撃地点を教えるために使う発煙筒的なものらしいです。

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付属ポーチの背面は全てMOLLEのPALSに編み込める形状になっており、
ベストにガッチリ固定できるようになっておりますが、
留めの部分がボタンじゃなくてタブ折り返しになっているのが意味不明。

でもこの折込部分がPALSに突っ込みやすいように加工されているコレ、
意外と着脱が容易で、いくら暴れても脱落しません。

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写真でよく見かける6SH112の盛り付け例。
この状態を基本フォームとして腰回りにスコップやらメディカルポーチやら
ホルスターやらGP25or30用のポーチ等のオプションを取り付けるのでしょうね。

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タワシに洗剤つけてゴシゴシこすったら「字が消えて読めない!」
まあキリル文字読めないから特に不具合はないんですがね。

6SH112は後述のベストよりMOLLEが少なく、
ポーチを付ける場所がそこそこ限定されはしますが、
サバゲーで使うにはソコまで不便でもないし、
デジタルフローラ装備の中では比較的入手しやすいです(小並感)。

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6SH112にはデジタルフローラ迷彩だけでなく、フローラ迷彩のものもあるようです。

多分フローラ迷彩とデジタルフローラ迷彩の切り替わり時期に
まだフローラ迷彩を使用している後方部隊用に作られたものでしょうかね?
尚、クリミア危機の時の「礼儀正しい人々」の一部がコレを着用しておりました。

ヤフオクにフルセット28000円送料無料で転がっていたので、衝動買しちゃった。
新品ではないものの状態はよく、バックパックも付属していていい買い物だった。

バックパックはベスト&ヘルメットが収まるサイズ(25〜30リットルぐらい)なので、
装備一式ぶち込んで家に置いとく&サバゲーの時はそのまま持ち出せて便利です。

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同じベストが2つあっても仕方がないので、
当初購入した我輩の6SH112はSVD運用の装備に作り変えました。

SVD用マガジンポーチを4個(全部で10000円!)仕入れ、
ブログ写真撮影用のカメラを収納するユーテリティポーチや
小物を入れるためのグレネードポーチを取り付けて仕上げました。

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そしてコレが6SH116(6Ш116)ベスト。
時代的にはクリミア危機の後(2015年以降)ぐらいでしょうかね?

6SH112と比べると腹回り部分が拡大され、MOLLEが増えております。
コレによってポーチの取り付けの自由度が増しております。

お値段はフルセットで新品が3~40000円ぐらいするようです。
ヤフオクで中古品もなかなか出回らないので、
見つけたときが買い時という貧乏人泣かせの装備です。
我輩はポーチが少ない半端品を20000円ぐらいで購入しました。

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背中部分も拡大され、腹回りを締めるストラップも3本に増えました。
「一人より二人がいいさ、二人より三人がいい」という事ですね(名言)。

腰回りのベルトパッドも拡大されてMOLLEが増えましたので、
ダンプポーチやらマガジンポーチ等、更に装備を盛り盛りに出来ます(迷走)。

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そしてフロントの留め部分は全て樹脂製バックルになり取り付けが容易。
でも取り外しやすくなったかと思いきや、意外と硬くて外しにくいんだなコレがw
我輩的一番の懸念は「被弾したら破壊するかな・・・」。

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付属のポーチ類は6SH112と然程変わり無いみたいなのですが、
我輩が購入したものには背面がヘニャヘニャしたベルトのものが付属していました。
RPK74のマガジンに対応するサイズで、ボタンが西側装備みたいなものになっています。

6sh116からこのタイプのマガジンポーチが主力なのかもしれませんが、
新旧装備がごちゃ混ぜが散見されるロシア軍装備、細かいことは気にしなくていいでしょう。

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もう1セット付属していたのがGP25or30用のグレネードポーチ。
我輩はGP25グレネードランチャーみたいな重量付加物を
鉄製AK74Mに取り付けるような愚行には走らないので、
6SH92みたいにハンドガン用マガジンポーチとして
使えたら嬉しいと思ったんですがポーチ内部の丈が短くて蓋が閉まらねぇの(愕然)。

マカロフとかグロック19のマガジンなら収まりそうですが、
マカロフはマガジンキャパシティが物足りないし、
グロック19はそもそもロシア連邦軍の拳銃じゃない・・・

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6SH116の正しい?盛り付け例。(本当はグレネードポーチを更に2つ追加する)
コレにAK74MまたはAK12を盛り付ければ何処からどう見てもロシア連邦軍です(確信)。

尚、現用装備では6SH117という背面が全てメッシュ&MOLLEになり、
胸のメッシュ部分がポケットになっているもの
が使用されておりますが、
コイツがヤフオクに出ているのをあまり見たことがないor値段高い&金が無いので、
今の所仕入れる予定はございませんのであしからず。

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6Sh117はなかなか入手する機会に恵まれないのですが、
6b46(6Б46)プレートキャリアはヤフオクで0.4パットンで置いていました。
電動ガンのクリンコフを売り払って購入資金を調達して入手しましたよ。
実はコイツが我輩人生初のプレキャリ。

表面は弾倉ポーチを3~4個ぐらい取付可能な広さ。
ミリフォトを見るとマガジンポーチは3個取り付け、
上の方に手榴弾ポーチを2つ取り付けるのが一般的な装いみたいですね。

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ところでプレキャリの背中には何を取り付ければいいんでしょうかね?
大抵背中はバックパックか、何もつけていない写真しか見たことがない。
腰回りにちっさいバッグorスコップポーチぐらいでしょうか?

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前回りはこのように分割構造になってますね。
ココを開けて隙間からサイドプレートを突っ込むようです。

余談ですがこの6b46が安かった理由はダミープレートがなかったから。
そしてプレキャリって鎧みたいなイメージが有りましたが
プレートがないとヘニャヘニャなんですね。

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メインの腹を護るプレートはココから入れるようです。
でもサバゲー的にはココにアイスノンor保冷剤入れたり、
ホッカイロ入れるのが正しい使い方みたいですねぇ?

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内側はこの様になっていて本来なら波打ったパッドみたいなのを
ベルクロで取り付けて密着感を緩和するみたいなんですが、
安く仕入れたロシアンプレキャリ、そ~言うものはありません。

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テヒンコムのタグは付いておりますが「6b46」の記載はないですね。
という事はコイツは官給品ではないんでしょうか?それともレプリカなんでしょうか?
それとも民生品?え?一般にこういうの販売する必要性が不明なんですけど?

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太さ調整は肩や後ろ、サイドのベルトで調整するみたいなんですが、
この手の実?装備品お約束?一番狭く縮めて我輩の腹回りにピッタリというwww
まあ、以下に説明するボディアーマーの上から着ることを想定すると
このガバガバな作りは理解できんでもないですがサバゲーでは使いづらいですね。

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とりあえず我輩的に使いやすくセットアップしてみました。
マガジンポーチは本来ならば3つなんでしょうが、4つある方が見栄えがいい(確信)。
多分滅多に使わないだろうと思ってサイドにグレラン用ポーチを付けましたが、
その後サイド部分には中型拳銃が収まるホルスターとハンドガンマグポーチを取り付けました。


さて、前回我輩のロシア連邦軍装備の説明の時に申しましたように、
これら上記装備の下に6B13(フローラ迷彩)または6B23ボディアーマー(デジタルフローラ迷彩)、
6B45ボディアーマー(デジタルフローラ迷彩)を羽織るのが正式なのですが、
この1年の2/3の昼間が夏と言われているクソ暑い宮崎で
ボディアーマーなんか着る機会があるのは12~2月の間だけですし、
そんな出番がないものに1パットン近い金を掛ける余裕も我輩にはない!だから買わない!

ま、ロシア連邦軍装備指摘おじさんが九州に存在するとしたら、
多分ソレは我輩ぐらいでしょうから細かいことは気にしないことにします。


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でも前回も申しましたように、軍装コスにはヘルメットが外せません。
6SH92を使用する場合はソ連軍のSSh68ヘルメットで充分です。
コレにフローラ迷彩のカバーを被せて使用している例もあります。
但し、デジタルフローラ迷彩に変わってからは使われていないようなのでご注意。

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2022.12.6 追記
と思ったらウクライナ侵攻で新たに増員で徴兵されたロシア連邦軍兵士は
この旧態依然としたSSh68テッパチ!を支給されちゃっているんですね。
まあそれ以上にその旧態依然とした木製ストックのボルトアクションライフルは何よ?
ソ連時代の頭陀袋みたいなリュックにツッコミを入れる気力も失せますわwww

なお、「後頭部のハゲの侵攻を防ぎたいから蒸れるヘルメットは無理!」という方は
申し訳ありませんがベレー帽で済ませられる特殊部隊系コスにしましょう。

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フローラ迷彩の時代になるとロシアもようやく鉄パチから脱却を決意し、
弾が抜けにくいケブラーネルメットを支給するようになりました。
コレは6B7という、初期のケブラーヘルメットです。
迷彩カバーではなく、直接塗装というのがロシアらしい雑さで好き。
チェチェン紛争後期や南オセチア紛争の時はこのヘルメットを使用していた模様。

レプリカも実物もあまり見かけませんが、時々ロシアの業者が出しているようです。
我輩のレプリカは7000円程度で入手しましたが
旧装備故に現存数が少ないので本物はその倍以上でしょうね。

尚、6B7ヘルメットの改良型で6B7-1、6B7-1Mというものもあります。
そっちは迷彩カバーを被せて使うタイプになっております。
お値段はレプリカで20000円前後ぐらい、本物は30000円ぐらい(あまり出回らない)です。

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その後仕様変更があり、写真の6B27というヘルメットになります。
レプリカならカバー付きで0.2パットン(10000円ぐらい)で購入できます(適当)。
本物は・・・さんまんえんぐらいするみたいですよ?
コイツは本当に普通に絵に書いたような軍用ヘルメットですね。
見た目的にコレと言って取り柄も無し。

しかもコイツ、レプリカofレプリカって作りでスッカスカに薄い&軽いんです。
サバゲーでは軽いほうが使いやすいですし、バカと神輿は軽いほうがいいんですが、
昔の安物フリッツヘルメットのような薄さでいちまんえんはぼったくりだよな!

余談ですが6B28というヘルメットもありますが、
そちらは空挺用のヘルメットで全体的に縁が少し丸くなっています。
スペツナズをするならこちらがマストですが一般兵は使用していないのでご注意。

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そして最新型のヘルメットは6Б47(6B47)という
暗視装置取り付けマウントやサイドレールが付いたものになります。
でもロシア連邦軍兵士が暗視スコープ付けているの見た事が無い。

コイツもレプリカなのに0.3パットンぐらいすんですが、本物は倍以上のお値段。
でも6b50ゴーグルもセットで付いてきたんで良しとしよう!

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レプリカとは言え上記の6b27と比べると厚みと重みが違います。
でもレプリカなんで内部のハンモックや顎紐の作りが違うみたいなんですが、気にしたら負け。
顎紐のホックを止めにくいのは元々そーいうもんなのかな?

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銃剣はフィールドによっては携行も禁止の場所があるので、
別に買わなくてもいいコスプレ道具なんですがサラッとだけ紹介しときます。

ロシア連邦軍で現在使用されている銃剣は6KH6というものですが、
我輩が実物で所有しているのは6KH4というソ連時代のAK74用の銃剣(1番上)です。
刀身が切断されて鞘に収めることが出来ないので、
中身は昔アリイから販売されていたAK74用銃剣をブチ込んでおります。

その下のゴム製銃剣は上が6KH4、下がロシア時代から出回るようになった6KH5。
ゴム製6KH4または6KH5の方は刃が分厚くて鞘に収まらないので、
むき出しのままマガジンポーチのフレア入れるところに突っ込んでいます。

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21世紀にもなって着剣?とお思いの方もおられるでしょうが、
着剣は漢(おとこ)のロマンなんだよ!解ってくれよ!

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6b46プレートキャリアを装着してサバゲーに挑む我輩。
本体購入から1年以上かけてやっと納得のいくセットアップが出来ました。

ロシア軍装備でサバゲーしたいと考えるプレイヤーの大半は
「AK持っているからロシア軍装備でもするか」という
我輩のような軽いノリでロシア軍装備を揃えようとしているでしょう。


とりあえず覚えてほしいのは「フローラは6sh92(改良版含む)まで、6sh112以降はデジフロ」。
そして「6sh112以降のデジフロ装備はどれも遠目から見るとだいたい一緒」。
最後に「ヘルメットは迷彩服と時代にあったものを合わせてください」。
(フローラなら6b7以前のもの、デジフロなら6b7-1以降のもの)

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我輩的見解では最低限、デジタルフローラ迷彩服、ベスト、ヘルメット、
この3種の神器を揃えれば概ねロシア連邦軍兵士っぽく見えるようになります。

ソレに東京マルイAK74MNがあればいい感じになると思います。
(いや別にCYMAでもLCTでもAK74Mがあればいいんですがね)

但し、問題点としてロシア連邦軍装備は大半が実物しか出回っていないので、
なかなかお目当てのものが出てこない、そしてお値段もお高いが故に、
地道に、そして根気強く探さないとフルコンプできないので、
今後ロシア連邦軍の泥沼に浸かる予定がある方はそこら辺の覚悟をしといてください。

なお、我輩は迷彩服、ベスト、ヘルメットを1年で揃えましたが、
実際はまとまった予算or全てが運よく放出されている機会がないと厳しいでしょう。
でもこの記事を参考にしてロシア連邦軍装備プレイヤーが
フィールドにもっと増えてくれんかなと切に願う毎日です。


追記:とは言ってもロシアがウクライナ攻めに行ってる間はロシア連邦軍装備も品薄状態なんだろな。


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Posted by 砥部良軍曹 at 20:30│Comments(3)サバゲー道具
この記事へのコメント
はじめまして奈々氏と申します。

最近になりソ連末期〜ロシア軍初期の装備を
始めた者でして
軍装で質問があるのですが、
ソ連又はロシア軍関係の軍装をする際に
ブーツってどの様なモノが使われることが
多いのでしょうか?
Posted by 奈々氏 at 2023年01月10日 17:44
>奈々氏様
ソ連軍の場合はキルザチーという革製の長靴が基本です。
末期になって革製の編み上げブーツが支給されるようになり、
初期のロシア軍もその無骨なブーツを使用していましたが、
数が少なかったのか中々お目にかかることはありません。

我輩はソ連軍装備の時は東ドイツ軍のジャックブーツ、
ロシア軍装備の時はロシア製の革製の編み上げブーツを使用しております。

官給品のロシア軍ブーツは入手困難なので、
サイドジッパーの無い革製安全靴で代用するのも
一つの手段として検討してみては如何でしょうか?
Posted by 砥部良軍曹 at 2023年01月14日 23:52
> 砥部良軍曹 様

返信が遅くなり申し訳ありませんでした。
ご返信有難う御座いますm(_ _)m
Posted by 奈々氏 at 2023年02月26日 12:28
 
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