2011年07月17日

クラシックカークラブ青森ミーティングinこみせ2011

つゆ焼きそばで有名な黒石市に“こみせ通り”という昭和の空気を残した通りがあります。
そこで青森唯一?のクラシックカーのイベントが実施されるという話。
ここのイベントの見所は締めくくりに参加したクルマ達が
こみせ通りをパレードするというのでもうたまりません。
三沢市から黒石市まで片道100kmぐらいですが、八甲田の山を越えて逝ってきました。

クラシックカークラブ青森ミーティングinこみせ2011

完全ではないものの昭和40年代ぐらいの雰囲気を残すこみせ通りには、
心揺さぶられるかつての日本を彩った名車達が勢ぞろい。
ジャパン、ケンメリ、ハコスカ、S54、S30、S130、B110、サニトラ
初代セドリック、プリンスグロリア、410ブル、510ブル、
TE27、カリーナGT、ヨタ8、コロナマーク2、パブリカ、達磨セリカ、
べレG、コスモスポーツ、N360、エスハチ、エスロク、
そしてスバル360というような名車が勢ぞろいです。

クラシックカークラブ青森ミーティングinこみせ2011

いつ見ても良いですねぇ、トヨタスポーツ800。通称ヨタハチ。
パワーはスズキアルトにも劣りますが、軽量小型で空力に優れたボディで
軽快な走りを実現したという可愛いやつです。
トヨタはFT86とかいうふざけたスポーツカーもどきを作る前に
IQのコンポーネンツを使ってこういう軽量小型のスポーツカーを作るべきです。
それが出来ない限りトヨタは世界一のメーカーを名乗っちゃいけませんねぇ。

クラシックカークラブ青森ミーティングinこみせ2011

こいつはいすゞのべレットGTですが、あまりお目にかからない1800GT。
旧車の中でも我輩がかなり好きな車種です。
R32とかR34が好きな人には理解出来ないでしょうが、
GTRといえばべレットだろ!常識的に考えて!!

クラシックカークラブ青森ミーティングinこみせ2011

この手のイベントでは珍しい三菱車。ギャランΛ(ラムダ)です。
20年ぶりぐらいにこいつにお目にかかりましたよ。
そういえば我輩が子供の頃ってこういう2ドアハードトップのクルマが
普通にファミリーカーとして使われていましたねぇ。
そして昔ってこういう不思議な色のクルマが結構沢山ありましたよねぇ。
最近のクルマは嫁のパンツみたいに白か黒か紺色かグレーしかないので面白くねぇ。

クラシックカークラブ青森ミーティングinこみせ2011

ハコスカ、ケンメリ、ジャパンはこの手のイベントのお約束ですが、
R30は4気筒で中途半端なイメージがあるのか、あまり見かけません。
でも我輩はこの頃の角ばったクルマが好きなんですよねぇ。
ボディサイドの“INTERCOOLER 4VALVE DOHC RS-TURBO”がそそります。
西部警察カラーの赤黒ツートンも痺れます。

クラシックカークラブ青森ミーティングinこみせ2011

通商醜いアヒルの子、シトロエン2CV。
こいつは戦後のフランスで産声を上げ、若干のマイナーチェンジを繰り返しながら
1990年代まで生産されていた代物ですが、年式が新しくても充分クラシックカーですね。
602cc29馬力という動力性能は正直かなり物足りないかもしれませんが、
クルマって本来こういうもので充分だと思うのですがねぇ。
安全性とか快適性とかいう観念がクルマを無駄にでかくしていったんですね。
え、無駄にでかいクルマに乗っているお前が言うなって?

クラシックカークラブ青森ミーティングinこみせ2011

これは・・・ホンダのCB350?因みに展示車両ではありません。
こういうイベントが好きの人はこういうバイクが好き?

クラシックカークラブ青森ミーティングinこみせ2011

え?これは・・・ロールスロイス・ファントム??
とにかく古いロールスロイスである事と、かなり凄い代物である事しか解りません。
ここのクルマは過去のこのイベントに毎年参加されている常連さんみたいです。
リアシートは優雅なソファーみたいで家の中に置きたくなる逸品。
ある意味芸術品の域に達していると言っても過言ではありません。
余談ですが助手席にカーナビが付いていました。シュールだ。

クラシックカークラブ青森ミーティングinこみせ2011

フェラあり、じゃなくてフェラーリ328GTS。
現代の基準では動力性能的には優れたとはいい難いクルマですが、
(それでも270馬力ぐらいあるし、車重もレガシィB4より軽い)
スタイルに気品、迫力と独特のオーラがありますね。
個人的にはこの頃のフェラーリが一番フェラーリらしくて好きです。

クラシックカークラブ青森ミーティングinこみせ2011

我輩は終始アドレナリンが止まらない状態ですが、子供たちは退屈。
仕方がないので休憩しようとすると空き地で軽トラ市をやっていました。
しかしいうまでもなく気魄と規模は川南のそれには及ばず。
フーセンで何か作ってもらって五月蝿い子供のご機嫌を取ろうとしていたら、
背後からつゆ焼きそばの妖怪、じゃなくて妖精が接近!!

クラシックカークラブ青森ミーティングinこみせ2011

つゆ焼きそばの妖精に変な魔法をかけられたのでつゆ焼きそばを注文したら、
随分つゆのぬるいつゆ焼きそばがやってきました。これで400円。
つゆがぬるいのは外が暑いから良いけれど、味は評価し難い感じ。
また今度ちゃんとした店で食って評価する事にします。

クラシックカークラブ青森ミーティングinこみせ2011

もたもた休憩していたら通りに列をなしていたクルマたちが移動。
時計を見ると2時半、そろそろパレードの時間なのでございます。
すげぇな、ロータスヨーロッパS1じゃねぇか!(JPSで有名な“スペシャル”ではない)

クラシックカークラブ青森ミーティングinこみせ2011

ジャギュアEタイプも優雅なロングノーズを見せ付けながら移動中です。
辺り中に個性的なエキゾーストノートが響き渡ります。
個人的にはコスモスポーツの10A?ロータリーエンジンの音が印象的でした。
クルマ好きにとっては夢の演奏会ですね。

クラシックカークラブ青森ミーティングinこみせ2011

でも往年の名車のエンジン音に聞き惚れているとこの後直ぐにパレードが始まり、
こみせ通りに戻るのが困難な状況になったので
移動は諦めて中途半端な地点で写真撮影を実施します。
初代シルビアが颯爽と我輩の目前をすり抜けていく姿に思わず勃起。

クラシックカークラブ青森ミーティングinこみせ2011

何これ?日産・・・ホーマー?ホーミーじゃねぇの?
4ナンバー車両は我輩の守備範囲外なので解りませんね。
でも子供の頃こういうゆるーい感じのトラック、よく見かけましたね。
荷物を積んでとことこ走る感じが懐かしい・・・

クラシックカークラブ青森ミーティングinこみせ2011

昔はよく見かけたMG-B。イギリスを代表するオープンカー。
この我輩の嫁のように微妙に野暮ったい感じが好き。
でも実車は随分なわがまま娘らしいですがね。

クラシックカークラブ青森ミーティングinこみせ2011

うわーすげぇ、モーリスマイナー1000だ!しかも品川ナンバー。
日本でも有名な“MINI”のお父さん的存在のクルマです。
ひょっとして後ろにぜんまい付いていねぇか?

クラシックカークラブ青森ミーティングinこみせ2011

このイベントに参加しているクルマのナンバーを見ていると秋田ナンバーが随分多い、
じゃなくて3桁ナンバー(青森500とか)が多いんですね。
よーするに昔から大切に乗り継いできたクルマではなく、
残っていた程度のよい旧車をレストアしたものをそれを過去に欲していた人や、
若い人で今のクルマに興味が持てない人が購入しているんでしょうね。
世間では若者がクルマに興味をなくしていると言われますが、
本当は誰もが好きになれるクルマが存在しないだけじゃないでしょうか?

クラシックカークラブ青森ミーティングinこみせ2011

シボレーカマロぉぉぉぉぉ!しかしナンバーがカリ、もとい仮ナンバー。
あれか、イベントの時だけしか公道を走らないから仮ナンバーなのか?
確かにこの手の大排気量車両は車両税がかなり半端ないので、
コレクションとして所有するだけならそういう方法もありかと思いますね。

クラシックカークラブ青森ミーティングinこみせ2011

昔の空気が残る通りを昔懐かしい名車達が走る。素晴らしい光景ですね。
しかし我輩、のこのこと昼頃に来たので全てのクルマ達を見る事が叶わず、
結果として随分だらしねぇ有様だったのが心残りでなりません。
でも古いクルマって見ていると凄く幸せな気分になります。

そうだ、仕事辞めたら電マ野郎様とスカルガンナー氏と一緒に
旧車に電気モーターとバッテリー載せて電気自動車に改造する事業始めようかな?
クルマは我輩が調達、電気は電マ様に、車両はスカルガンナー氏。最強だ。


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Posted by 砥部良軍曹 at 22:35│Comments(5)サバゲー以外の趣味
この記事へのコメント
R30しびれるねぇ・・・・・・
4気筒のFJ20だったのだろうか?
気になる・・・・・・・

それはそうと、電気自動車へのコンバートは案外事業になるかも知れぬ。
積極的に取り組んでいる団体があるらしく、初代シティやコペンなどを
コンバートしていた。
私としては、オールドMINIなどうってつけだと思うのだが、いかが?
Posted by 電マ at 2011年07月17日 23:02
どれも、昔懐かしい車ばかりやねえ。

ケンメリやジャパン、510や610、このころの会社のクラウンやセドリックはパワステがついてなくてアームパワーで動かしていた覚えがあるョ。

ホンダのCBも懐かしいなぁ。
結婚する前、母ちゃんとバイクにタンデムで糸島にツーリングに行ってた頃を思い出したョ。

あのころはノーヘルでOKだったから、白バイがケツについて走りづらかったりして・・・。

儂は狙われてたからなぁ。
Posted by 骨董屋の親父 at 2011年07月17日 23:27
>>電マ野郎様
そうですよ、あの日産の伝説の迷機w 
スカイラインには相性が良かったけどシルビアには最悪だったFJ20ですよ。

MINIは電気自動車にして楽しみたい逸品ですね。
ついでに電装品も信頼性の高い日本製に換えれば
日常の足に使えるMINIの出来上がり!最高!!

>>骨董屋の親父様
父上の仕事場のクルマと言えば44-44のジャパンが今でも印象的です。

ホンダのCBは昔父上が乗っていたと言ってたような気がしたので、
思わず写真に収めてしまいました。
Posted by 伍長閣下伍長閣下 at 2011年07月18日 14:54
いやいや、FJ20ETに乗ってる先輩がいるのよ。
推定馬力400PSのやつwww

いま、エアコンが壊れて大変らしい・・・・・・・


それはそうと、電気MINI出来たらいいよね。
そもそも、小さいし信頼性もUPしそうな気がする。

 や ら な い か ! !
Posted by 電マ野郎 at 2011年07月18日 20:39
>>電マ野郎様
400PSのFJ20!1気筒当たり100PSですか!!
でもFJ20って弄れば弄るほどパワー炸裂らしいっすね。

我輩も電気自動車のMINIは欲しいっす。
MINIならあの申し訳程度のトランクと燃料タンクをつぶして
その部分を全てバッテリースペースに当てて充電機能をつけ、
電気系統のハーネスやオルタネーターを日本製に換装して
後は軽自動車程度のパワーを発生するモーターさえ載せれば
結構実用的なお買い物車が出来ると思います。

オリジナルよりも信頼性の高い電気MINI、作りたいですねぇ。
や り ま す か ? ?
Posted by 伍長閣下 at 2011年07月19日 21:53
 
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